JPH0518090B2 - - Google Patents

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JPH0518090B2
JPH0518090B2 JP59155767A JP15576784A JPH0518090B2 JP H0518090 B2 JPH0518090 B2 JP H0518090B2 JP 59155767 A JP59155767 A JP 59155767A JP 15576784 A JP15576784 A JP 15576784A JP H0518090 B2 JPH0518090 B2 JP H0518090B2
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unsubstituted
silver halide
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Masaharu Toriuchi
Yoshio Inagaki
Junji Myata
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH0518090B2 publication Critical patent/JPH0518090B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/061Hydrazine compounds

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

(産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料とその製造
方法に関するものであり、特に疎水性のヒドラジ
ン化合物を安定に分散含有するハロゲン化銀写真
感光材料とその製造方法に関するものである。 (従来技術) 種々の目的でヒドラジン化合物をハロゲン化銀
乳剤層に存在させることは、例えばMees著
「The Theory of the Pho−tographic Process」
第3版、(1966)281頁、リサーチ デイスクロー
ジヤー誌23510(1983)、米国特許第4224401号、同
4243739号、同4272614号、同4323643号、同
4385108号、同4268969号等などで知られている。
即ち、ヒドラジン化合物は内部潜像型のハロゲン
化銀と組み合わせて直接ポジ像を形成するために
使用されることもあれば、これとは別に表面潜像
型のハロゲン化銀と組み合わされて高感度で超硬
調なネガ像を形成するのに使用されることもあ
る。 このような種々の目的でハロゲン化銀感光材料
にヒドラジン化合物を使用する場合、ヒドラジン
化合物が現像液中に溶出して液の汚染を引き起こ
したり、近傍の乳剤層のハロゲン化銀に悪作用を
及ぼしたりしないように、耐拡散化即ち水不溶化
されたヒドラジン化合物を使用することが望まし
い。 ところが、このように水不溶化された疎水性ヒ
ドラジン化合物を親水性のハロゲン化銀乳剤中に
安定に分散することは容易ではない。 従来、疎水性の写真添加剤をハロゲン化銀乳剤
中に分散させる方法として、メタノールなどの水
混和性有機溶剤に溶解し必要に応じて界面活性剤
を併用して乳剤に添加する方法、ジブチルフタレ
ートやトリクレジルホスフエートなどの高沸点有
機溶剤に溶解し必要に応じて界面活性剤を併用し
て親水性コロイドに撹拌分散してこの乳化物を乳
剤と混合する方法、あるいは特公昭58−35214号
等に記載されているようにローダブルポリマーラ
テツクスに含浸させて乳剤と混合する方法などが
知られている。 しかしながら、疎水性のヒドラジン化合物を水
混和性有機溶剤に溶解してハロゲン化銀乳剤に添
加すると、添加から塗布までの間に塗布液中でヒ
ドラジン化合物が凝集し結晶化して(界面活性剤
を多量用いてもこの結晶化は防止できない)、ハ
ロゲン化銀粒子に対して目的の作用を示さなくな
つてしまう。 また高沸点有機溶剤を使用する方法やローダブ
ルポリマーラテツクスを使用する方法は、カラー
写真における色素形成カプラーや混色防止剤など
のように、処理中に発生する拡散性の活性種(発
色現像主薬の酸化体)と反応してその使命を果た
す物質の分散には有効であるが、ヒドラジン化合
物のように非拡散性のハロゲン化銀粒子と直接相
互反応しなければならない物質の分散には不都合
な点がある。即ち、疎水性のヒドラジン化合物が
安定に分散し得る量の分散剤(高沸点有機溶剤、
ポリマーラテツクス等)を用いると、ヒドラジン
化合物がこれら分散剤の中に包み込まれてしまい
ハロゲン化銀粒子と直接相互反応することが出来
なくなつてしまうという問題がある。 (発明の目的) 従つて、本発明の目的は第一に疎水性ヒドラジ
ン化合物をその使用目的が充分に果たされるよう
に安定に分散含有するハロゲン化銀写真感光材料
を提供することにあり、第二に疎水性ヒドラジン
化合物をその使用目的が充分に果たされるように
安定にハロゲン化銀乳剤中に分散する方法を提供
することにある。 (発明の構成) 本発明の目的は下記(1)及び(2)により達成され
た。 (1) 実質的に水に不溶性で25℃以上の融点を持つ
下記一般式()で表わされるヒドラジン化合
物と該ヒドラジン化合物と混合したときにその
融点を低下させる作用を持つ実質的に水に不溶
性で分子量1000以下の下記一般式()で表わ
される有機化合物との混合物を含有する少なく
とも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有する
ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 (2) 実質的に水に不溶性で25℃以上の融点を持つ
下記一般式()で表わされるヒドラジン化合
物と該ヒドラジン化合物と混合したときにその
融点を低下させる作用を持つ実質的に水に不溶
性で分子量1000以下の下記一般式()で表わ
される有機化合物とともに感光性ハロゲン化銀
乳剤塗布液に添加し、塗布することを特徴とす
るハロゲン化銀写真感光材料の製造方法。 一般式() R1−G1−NHNH−G2−R2 式中、R1は炭素数8〜70のアルカンアミド基
を表わし、R2は水素原子、置換若しくは無置換
のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基
または置換若しくは無置換のアリールオキシ基を
表わし、G1は置換若しくは無置換のフエニレン
基を表し、G2はカルボニル基、スルホニル基、
スルホキシ基、ホスホリル基またはN置換若しく
は無置換のイミノメチレン基を表わす。 一般式() Z1−Q 式中、Z1は炭素数8〜20のアルキル置換フエノ
キシアルカンアミドを表し、Qは水素原子、炭素
数20以下の置換若しくは無置換のアルキル基また
は炭素数20以下の置換若しくは無置換のフエニル
基を表す。但し、Z1及びQは置換基としてヒドラ
ジノ基を有する事はない。 本発明において、実質的に水で不溶性であると
は、0℃ないし100℃でPH5ないし8の条件の水
に対する溶解度が0.01重量%以下であることを意
味する。 R1として最も好ましいものはアルキル置換フ
エノキシアルカンアミド基である。 一般式()のG1としてはパラフエニレン基
が好ましい。G1のフエニレン基はR1以外の置換
基を有していてもよい。但し、R1および他の置
換基のハメツトのシグマ値の代数的総和が+0.3
以下、特に0以下であるように置換基が選択され
ることが好ましい。 一般式()においてR2の表すアルキル基と
しては、好ましくは炭素数10以下のアルキル基で
あつて、ハロゲン原子、シアノ基、アルコキシ
基、フエニル基などの置換基を有していてもよ
い。 一般式()において、R2で表される基のう
ち置換されてもよいアリール基は単環または2環
のアリール基で、例えばベンゼン環を含むもので
ある。このアリール基は、例えばハロゲン原子、
アルキル基、シアノ基などで置換されていてもよ
い。 一般式()のR2で表される基のうち置換さ
れてもよいアルコキシ基としては炭素数12以下の
アルコキシ基であつて、ハロゲン原子、アリール
基などで置換されていてもよい。 一般式()においてR2で表される基のうち
置換されてもよいアリールオキシ基としては単環
のものが好ましく、また置換基としてはハロゲン
原子などがある。 R2で表される基のうちで好ましいものは、G2
がカルボニル基の場合には水素原子、メチル基、
メトキシ基、エトキシ基、置換または無置換のフ
エニル基であり、特に水素原子が好ましい。 G2がスルホニル基の場合にはR2としてはメチ
ル基、エチル基、フエニル基、4−メチルフエニ
ル基が好ましく、特にメチル基が好適である。 G2がホスホリル基の場合には、R2としてはメ
トキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、フエノキシ
基、フエニル基が好ましく特にフエノキシ基が好
適である。 G2がスルホキシ基の場合、好ましいR2はシア
ノベンジル基、メチルチオベンジル基などであ
り、G2がN−置換または無置換イミノメチレン
基の場合好ましいR2はメチル基、エチル基、置
換または無置換のフエニル基である。 G2としてはカルボニル基が最も好ましい。 一般式()におけるQの置換基としては、ハ
ロゲン原子、アリール基(アルキル基に対して)、
アルキル基(アリール基に対して)、アルコキシ
基、アリーロキシ基の他、などが基げられる。 一般式()で表わされる化合物のうち、後述
する水混和性有機溶剤に対する溶解度が0.1重量
%以上、とくに1重量%以上で、融点が200℃以
下、特に170℃以下のものが好ましい。 本発明において前記の一般式()の化合物と
一般式()の化合物の組合せを決めるにあたつ
ては、それぞれの化合物を構成する炭素原子の差
が6以下のものどうしを組み合せると特に優れた
分散安定性が得られる。 以下に本発明の一般式()の化合物と一般式
()の化合物の具体例および組合せ例を挙げる
が本発明はこれに限定されるものではない。 一般式()で表わされる化合物の具体例 一般式()の化合物と一般式()の化合物
の組合せの例 −2と−1 −3と−1 −4と−2 −5と−3、−4、−5、−6、
−7、−8、−9 −6と−10 −7と−11 −8と−3または−12 本発明で用いられる化合物の多くは公知の化合
物であり、また有機合成技術に習熟した者にとつ
て容易に合成できるものである。 本発明において一般式()で表わされる化合
物は通常銀1モル当り10-6ないし5×10-2モル、
特に10-5ないし2×10-2モルの範囲で用いられ
る。 本発明において、一般式()で表わされる化
合物の使用量にみ特別な制限はないが比較的少量
でよく、通常一般式()の化合物に対して一般
式()の化合物を5〜80重量%特に10〜60重量
%用いることによつてよい結果が得られる。この
量は高沸点有機溶剤を用いて一般式()の化合
物を親水性コロイドに安定に分散するために必要
とされる高沸点有機溶剤の量よりも少なく、その
ため一般式()の化合物の存在によつて一般式
()の化合物とハロゲン化銀粒子との直接的な
相互反応が阻害されることはない。 本発明のハロゲン化銀写真感光材料を製造する
には、(a)実質的に水に不溶性で25℃以上の融点を
持つヒドラジン化合物を(b)前記ヒドラジン化合物
と混合したときにその融点を低下させる作用を持
つ実質的に水に不溶性で分子量1000以下の有機化
合物とともにハロゲン化銀乳剤中に混合し、得ら
れた塗布液を支持体上または支持体上に設けられ
ている他の層の上に公知の塗布手段を適用して塗
布すればよい。 より具体的には、一般式()の化合物と一般
式()の化合物を含む水混和性有機溶剤の溶液
を作り、この溶液をハロゲン化銀乳剤塗布液と混
合する。こうして調製された塗布液は安定であつ
て、一般式()の化合物の凝集や結晶化は発生
しない。 ここで用いられる水混和性有機溶剤としてはメ
タノール、エタノール、プロパノール、イソプロ
ピルアルコール、アセトン、アセトニトリル、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、N−メチルピロリドン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、リン酸トリメチル等
が挙げられ、これらには一般式()の化合物お
よび一般式()の化合物の溶解を妨げない程度
の割合で水が含まれていてもよい。これらの水混
和性有機溶剤のなかでもその沸点が常圧で100℃
以下のもの(メタノール、エタノール、イソプロ
ピルアルコール、アセトンなど)が好ましい。 上記の一般式()の化合物と一般式()の
化合物を水混和性有機溶剤に溶解する際、または
溶解後の溶液をハロゲン化銀乳剤に添加する際に
は、界面活性剤を併用することができる。本発明
によれば一般式()の化合物を用いるために、
従来よりも界面活性剤の使用量を大幅に少なくす
ることができ、多量の界面活性剤を使用すること
による弊害(処理液の汚染や塗布故障の発生な
ど)が未然に防止できる。 本発明に使用するに適した界面活性剤は、カル
ボキシ基、スルホ基、ホスホ基、硫酸エステル
基、リン酸エステル基などの酸性基を含むアニオ
ン界面活性剤であり、その中でも特に8〜14の
HLB値(ここでHLB値とは有機・無機性法によ
るものである。詳しくは辻薦著「乳化・可溶化の
技術」第3版(1979)工業図書(株)発行の第10〜11
頁を参照)を持つものが好ましい。例えば、2−
(N−メチル−N−オレオイルアミノ)エタンス
ルホン酸ナトリウム塩などが挙げられる。 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤にはとく
に限定はなく塩化銀、臭化銀のほかに、混合ハロ
ゲン化銀、例えば塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化
銀等を用いることができる。但し沃臭化銀または
塩沃臭化銀を用いる場合には沃化銀の含有量は5
モル%以下の範囲であることが好ましい。 潜像を主として表面に形成する表面潜像型のハ
ロゲン化銀を用いれば超硬調なネガ画像が得ら
れ、また潜像を主として粒子内部に形成する内部
潜像型のハロゲン化銀を用いれば直接ポジ画像が
得られる。ここで表面潜像型のハロゲン化銀と
は、例えば米国特許第4224401号において定義さ
れているものである。本発明はヒドラジン化合物
の分散状態による影響をより受けやすい表面潜像
型ハロゲン化銀乳剤を用いる超硬調ネガ画像用の
ハロゲン化銀感光材料に対して特に効果がある。 ハロゲン化銀粒子の形態、晶癖、サイズ分布等
には特に限定はないが、超硬調のネガ画像の形成
のためには粒子径0.7μ以下の単分散乳剤が好まし
い。 又、別々に形成した2種以上のハロゲン化銀写
真乳剤を混合してもよい。更に、ハロゲン化銀粒
子の結晶構造は内部まで一様なものであつても、
また内部と外部が異質の層状構造をしたものや、
英国特許635841号、米国特許3622318号に記載さ
れているような、いわゆるコンバージヨン型のも
のであつてもよい。これらの写真乳剤はMees著
「The Theory of the Photographic Process」
第4版、MacMillan社刊(1976年);P.
Grafkides著、「Chimie et Photographi−que」、
Paul Montel社刊(1957年);G.F.Duffin著、
「Photo−graphic Emulsion Chemi−stry」、
The Focal Press刊(1966年);V.L.Zslikman
et al著「Making and Coat−ing Photographic
Emul−sion」、The Focal Press刊(1964年)な
どに記載された方法を用いて調整することができ
る。 ハロゲン化銀粒子形成又は物理熟成の過程にお
いて、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム
塩、イリジウム塩又はその錯塩、ロジウム塩又は
その錯塩、鉄塩又は鉄錯塩などを共存させてもよ
い。 乳剤は沈澱形成後あるいは物理熟成後に、通常
可溶性塩類を除去されるが、そのための手段とし
ては古くから知られたゼラチンをゲル化させて行
うヌーデル水洗法を用いてもよく、また多価アニ
オンより成る無機塩類、例えば硫酸ナトリウム、
アニオン性界面活性剤、アニオン性ポリマー(例
えばポリスチレンスルホン酸)、あるいはゼラチ
ン誘導体(例えば脂肪族アシル化ゼラチン、芳香
族アシル化ゼラチン、芳香族カルバモイル化ゼラ
チンなど)を利用した沈降法(フロキユレーシヨ
ン)を用いてもよい。可溶性塩類除去の過程は省
略してもよい。 ハロゲン化銀乳剤は、化学増感を行わない、い
わゆる未後熟乳剤(プリミテイブ乳剤)を用いる
こともできるが、通常は化学増感される。化学増
感のためには、前記GlafkidesまたはZelikmanら
の著書、あるいはH.Frie−ser編、「Die
Grundlagender Photographischen Proze−sse
mit Silberhalogeni−den」、Akademische
Verla−gsgesell schaft(1968)に記載の方法を
用いることができる。 すなわち、活性ゼラチンや銀と反応しうる硫黄
を含む化合物(例えばチオ硫酸塩、チオ尿素類、
メルカプト化合物、ローダニン類)を用いる硫黄
増感法、還元性物質(例えば第一すず塩、アミン
類、ヒドラジン誘導体、ホルムアミジンスルフイ
ン酸、シラン化合物)を用いる還元増感法、貴金
属化合物(例えば金化合物の他、白金、イリジウ
ム、パラジウムなどの周期律表第族金属の錯
塩)を用いる貴金属増感法などを単独或いは組み
合わせて実施することができる。 本発明の非感光性上部層、乳剤層又はその他の
構成層に用いられる親水性コロイドバインダーと
しては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、そ
れ以外の親水性コロイドも用いることができる。 例えば、ゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分
子とのグラフトホリマー、アルブミン、カゼイン
などの蛋白質、ヒドロキシエチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、セルロース硫酸エス
テル類などのセルロース誘導体、アルギン酸ソー
ダ、澱粉誘導体などの糖誘導体、ポリビニルアル
コール、ポリビニルアルコール部分アセタール、
ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビ
ニルイミダゾール、ポリビニルピラゾールなどの
単一あるいは共重合体の如き多種の合成親水性高
分子物質を用いることができる。 ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか酸処
理ゼラチンやBull.Soc.Sci.Phot.Japan,No.16、
30頁(1966)に記載されているような酸素処理ゼ
ラチンを用いてもよく又ゼラチンの加水分解物や
酵素分解物も用いることができる。 本発明に用いられる写真乳剤は、メチン色素類
その他によつて分光増感されてもよい。用いられ
る色素には、シアニン色素、メロシアニン色素、
複合シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロ
ポーラーシアニン色素、ヘミシアニン色素、スチ
リル色素およびヘミオキソノール色素が包含され
る。特に有用な色素は、シアニン色素、メロシア
ニン色素、および複合メロシアニン色素に属する
色素である。 これらの増感色素は単独に用いてもよいが、そ
れらの組合せを用いてもよい。増感色素の組合せ
は特に、強色増感の目的でしばしば用いられる。
増感色素とともに、それ自身分光増感作用をもた
ない色素あるいは可視光を実質的に吸収しない物
質であつて、強色増感を示す物質を乳剤中に含ん
でもよい。 本発明の感光材料の乳剤層や中間層に用いるこ
とのできる結合剤または保護コロイドとしては、
ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ以外の
親水性コロイドも用いることができる。 たとえばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分
子とのグラフトホリマー、アルブミン、カゼイン
などの蛋白質;ヒドロキシエチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、セルロース硫酸エス
テル類等の如きセルロース誘導体、アルギン酸ソ
ーダ、澱粉誘導体などの糖誘導体;ポリビニルア
ルコール、ポリビニルアルコール物分アセター
ル、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル
酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポ
リビニルイミダゾール、ポリビニルピラゾール等
の単一あるいは共重合体の如き多種の合成親水性
高分子物質を用いることができる。 ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、酸
処理ゼラチンやBull.Soc.Sci.Phot.Japan,No16、
P30(1966)に記載されたような酸素処理ゼラチ
ンを用いてもよく、また、ゼラチンの加水分解物
や酵素分解物も用いることができる。 本発明に用いられる写真乳剤には、感光材料の
製造工程、保存中あるいは写真処理中のカブリを
防止し、あるいは写真性能を安定化させる目的
で、種々の化合物を含有させることができる。す
なわちアゾール類、例えばベンゾチアゾリウム
塩、ニトロイミダゾール類、ニトロベンズイミダ
ゾール類、クロロベンズイミダゾール類、ブロモ
ベンズイミダゾール類、メルカプトチアゾール
類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプト
ベンズイミダゾール類、メルカプトチアジアゾー
ル類、アミノトリアゾール類、ベンゾトリアゾー
ル類、ニトロベンゾトリアゾール類、メルカプト
テトラゾール類(特に1−フエニル−5−メルカ
プトテトラゾール)など;メルカプトピリミジン
類;メルカプトトリアジン類;たとえばオキサド
リンチオンのようなチオケト化合物;アザインデ
ン類、たとえばトリアザインデン類、テトラアザ
インデン類(特に4−ヒドロキシ置換(1,3,
3a,7)テトラアザインデン類)、ペンタアザイ
ンデン類など;ベンゼンチオスルフオン酸、ベン
ゼンスルフイン酸、ベンゼンスルフオン酸アミド
等のようなカブリ防止剤または安定剤として知ら
れた、多くの化合物を加えることができる。 これらの中で、特に好ましいのはベンゾトリア
ゾール類(例えば5−メチルベンゾトリアゾー
ル)及びニトロインダゾール類(例えば5−ニト
ロインダゾール)である。また、これらの化合物
を処理液に含有させてもよい。 本発明の写真感光材料には、写真乳剤層その他
の親水性コロイド層に無機または有機の硬膜剤を
含有してよい。例えばクロム塩(クロムミヨウバ
ン、酢酸クロムなど)アルデヒド類、(ホルムア
ルデヒド、グリオキサール、グルタールアルデヒ
ドなど)、N−メチロール化合物(ジメチロール
尿素、メチロールジメチルヒダントインなど)、
ジオキサン誘導体(2,3−ジヒドロキシジオキ
サンなど)、活性ビニル化合物(1,3,5−ト
リアクリロイル−ヘキサヒドロ−s−トリアジ
ン、1,3−ビニルスルホニル−2−プロパノー
ルなど)、活性ハロゲン化合物(2,4−ジクロ
ル−6−ヒドロキシ−s−トリアジンなど)、ム
コハロゲン酸類(ムコクロル酸、ムコフエノキシ
クロル酸など)、などを単独または組み合わせて
用いることができる。 本発明を用いて作られる感光材料の写真乳剤層
または他の親水性コロイド層には塗布助剤、帯電
防止、スベリ性改良、乳化分散、接着防止及び写
真特性改良(例えば、現像促進、硬調化、増感)
等種々の目的で、種々の界面活性剤を含んでもよ
い。 例えばサポニン(ステロイド系)、アルキレン
オキサイド誘導体(例えばポリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール/ポリプロピレング
リコール縮合物、ポリエチレングリコールアルキ
ルエーテル類又はポリエチレングリコールアルキ
ルアリールエーテル類、ポリエチレングリコール
エステル類、ポリエチレングリコールソルビタン
エステル類、ポリアルキレングリコールアルキル
アミン又はアミド類、シリコーンのポリエチレン
オキサイド付加物類)、グリシドール誘導体(例
えばアルケニルコハク酸ポリグリセリド、アルキ
ルフエノールポリグリセリド)、多価アルコール
の脂肪酸エステル類、糖のアルキルエステル類な
どの非イオン性界面活性剤;アルキルカルボン酸
塩、アルキルスルフオン酸塩、アルキルベンゼン
スルフオン酸塩、アルキルナフタレンスルフオン
酸塩、アルキル硫酸エステル類、アルキルリン酸
エステル類、N−アシル−N−アルキルタウリン
類、スルホコハク酸エステル類、スルホアルキル
ポリオキシエチレンアルキルフエニルエーテル
類、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル
類などのような、カルボキシ基、スルホ基、ホス
ホ基、硫酸エステル基、リン酸エステル基等の酸
性基を含むアニオン界面活性剤;アミノ酸類、ア
ミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキル硫酸
又はリン酸エステル類、アルキルベタイン類、ア
ミンオキシド類などの両性界面活性剤;アルキル
アミン塩類、脂肪族あるいは芳香族第4級アンモ
ニウム塩類、ピリジニウム、イミダゾリウムなど
の複素環第4級アンモニウム塩類、及び脂肪族又
は複素環を含むホスホニウム又はスルホニウム塩
類などのカチオン界面活性剤を用いることができ
る。 本発明においてポリアルキレンオキサイド類を
用いる場合は特公昭58−9412号公報に記載された
分子量600以上のポリアルキレンオキサイド類が
好ましい。 本発明に用いる写真感光材料には、写真乳剤層
その他の親水性コロイド層に寸度安定性の改良な
どの目的で、水不溶又は難溶性合成ポリマーの分
散物を含むことができる。例えばアルキル(メ
タ)アクリレート、アルコキシアルキル(メタ)
アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリルアミド、ビニルエステル
(例えば酢酸ビニル)、アクリロニトリル、オレフ
イン、スチレンなどの単独もしくは組合せ、又は
これらとアクリル酸、メタクリル酸、α,β−不
飽和ジカルボン酸、ヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレート、スルホアルキル(メタ)アクリレ
ート、スチレンスルホン酸等の組合せを単量体成
分とするポリマーを用いることができる。 本発明のハロゲン化銀乳剤として内部潜像型ハ
ロゲン化銀乳剤を用いた場合、本発明の感光材料
はカラー拡散転写法に用いることもできる。その
場合にはリサーチ・デイスクロージヤー誌17643
(1978、11月)第XX章に記載の種々の添
加剤を使用することができる。 本発明の感光材料の写真処理には、公知のいず
れをも用いることができる。目的に応じ、銀画像
を形成する現像処理(黒白現像処理)、色画像を
形成するカラー現像処理の他、カラー拡散転写用
の現像処理(粘性現像処理)を利用することがで
きる。 本発明は特に表面潜像型のハロゲン化銀粒子と
組み合わせて超硬調のネガ画像を形成するハロゲ
ン化銀感光材料に利用するに適しているが、この
ハロゲン化銀感光材料を用いて超硬調で高感度の
写真特性を得るには、従来の伝染現像液や米国特
許第2419975号に記載されたPH13に近い高アルカ
リ現像液を用いる必要はなく、安定な現像液を用
いることができる。 すなわち、この種のハロゲン化銀感光材料は、
保恒剤としての亜硫酸イオンを0.15モル/l以上
含み、PH9.5〜12.3、特にPH10.5〜12.3の現像液に
よつて充分に超硬調のネガ画像を得ることができ
る。 使用しうる現像主薬には特別な制限はなく、例
えばジヒドロキシベンゼン類(例えばハイドロキ
ノン)、3−ピラゾリドン類(例えば1−フエニ
ル−3−ピラゾリドン、4,4−ジメチル−1−
フエニル−3−ピラゾリドン)、アミノフエノー
ル類(例えばN−メチル−p−アミノフエノー
ル)などを単独あるいは組み合わせて用いること
ができる。 特に、主現像主薬としてジヒドロキシベンゼン
類を、補助現像主薬として3−ピラゾリドン類ま
たはアミノフエノール類を含む現像液が好まし
い。好ましくはこの現像液においてジヒドロキシ
ベンゼン類は0.05〜0.5モル/l、3−ピラゾリ
ドン類またはアミノフエノール類は0.06モル/l
以下の範囲で併用される。 また、米国特許第4268969号に記載されている
ように、アミン類を用いることによつて現像速度
を増進させて処理時間を短縮することもできる。 現像液にはその他、アルカリ金属の亜硫酸塩、
炭酸塩、ホウ酸塩、及びリン酸塩の如きPH緩衝
剤、臭化物、沃化物、及び有機カブリ防止剤(特
に好ましくはニトロインダゾール類またはベンゾ
トリアゾール類)の如き現像抑制剤ないし、カブ
リ防止剤などを含むことができる。又必要に応じ
て、硬水軟化剤、溶解助剤、色調剤、現像促進
剤、界面活性剤(とくに好ましくは前述のポリア
ルキレンオキサイド類)、消泡剤、硬膜剤、フイ
ルムの銀汚れ防止剤(例えば2−メルカプトベン
ズイミダゾールスルホン酸類)などを含んでもよ
い。 これら添加剤の具体例はリサーチデイスクロー
ジヤー176号の17643などに記載されている。 現像液中に含まれる陽イオンはナトリウムイオ
ンとカリウムイオンであるが、カリウムイオンが
全陽イオンの60モル%以上、特に75モル%を占め
るように添加剤を選択することが現像液の濃縮化
のために有利である。 定着液としては一般に用いられている組成のも
のを用いることができる。定着剤としてはチオ硫
酸塩、チオシアン酸塩のほか、定着剤としての効
果が知られている有機硫黄化合物を用いることが
できる。また定着液には硬膜剤として水溶性アル
ミニウム塩などを含んでも良い。 処理温度は通常18℃から50℃の間に選ばれる
が、18℃より低い温度または50℃をこえる温度と
してもよい。 写真処理には自動現像機を用いるのが好まし
い。本発明では感光材料を自動現像機に入れてか
ら出てくるまでのトータルの処理時間を90秒〜
120秒に設定しても十分に超硬調で高感度のネガ
階調の写真特性が得られる。 以下に実施例を揚げ、本発明を更に詳細に説明
する。 実施例 1 (1) ヒドラジン化合物混合液の調製 A液;0.8gの化合物−4と0.24gの化合物
−3をメタノール40c.c.に溶解した。 B液;0.8gの化合物−5と0.24gの化合物
−3をメタノール40c.c.に溶解した。 C液;0.8gの化合物−5と0.24gの化合物
−4をメタノール40c.c.に溶解した。 D液;0.8gの化合物−5をメタノール40c.c.に
溶解した。 E液;0.8gの化合物−5を酢酸エチル、化合
物−5の2倍重量のN,N−ジエチルラ
ウトアミド及びドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム塩とともにゼラチン水溶液に
高速撹拌下に分散した。 (2) 感光材料試料の調製 平均粒子サイズ0.3μの立方晶単分散沃臭化銀乳
剤(沃化銀含有量2モル%)を調製し、常法によ
り水洗して可溶性塩類を除去した後、チオ硫酸ナ
トリウムとカリウムクロロオーレートを加えて化
学増感を施した。この乳剤はゼラチン/硝酸銀
(重量比)が0.30となる量のゼラチンを含んでい
た。この乳剤に増感色素としてアンヒドロ−5,
5′−ジクロロ−9−エチル−3,3′−ビス−(3
−スルホプロピル)オキサカルボシアニンヒドロ
キサイドナトリウム塩を添加し、ヒドラジン化合
物の60モル%に相当の2−(N−メチル−N−オ
レオイルアミノ)エタンスルホン酸ナトリウム塩
を加え、更に上記のA液ないしF液のいずれかを
ヒドラジン化合物の量が銀/モル当り4.6×10-3
モルとなるように加え、次いでポリエチルアクリ
レートの分散物を加えたあと、直ちにあるいは38
℃で6時間撹拌したのち、硬膜剤として2−ヒド
ロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5−トリア
ジンナトリウム塩を加え、ポリエチレンテレフタ
レートフイルム上に塗布銀量3.6g/m2となるよ
うに塗布した。この時保護層を同時に塗布した。 (3) 評価方法 各試料を光楔下で1秒露光を行うセンシトメト
リーにより感度とガンマを評価した。 処理は下記現像液により38℃、30秒現像したの
ち、停止、定着、水洗、乾燥することで施した。 現像液 ハイドロキノン 40.0g 4,4−ジメチル−1−フエニル−3−ピラゾ
リドン 0.4g 水酸化ナトリウム 13.0g 無水亜硫酸カリウム 90.0g 第三リン酸カリウム 74.0g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 1.0g 臭化カリウム 6.0g 5−メチルベンゾトリアゾール 0.6g 1−ジエチルアミノ−2,3−ジヒドロキシプ
ロパン 17.0g 水を加えて1(水酸化カリウムでPH11.5に合
わせる) 結果を第1表に示した。 第1表から明らかなように、ヒドラジン化合物
を単独で添加した場合(No.4)は添加後の塗布液
の経時により感度とガンマが著しく低下する。ま
たこの欠点は界面活性剤を多量に併用しただけ
(No.5)では解決されず、かえつて添加直後に塗
布した場合も感度やガンマが低下してしまう。更
に安定な分散物を得るに必要な量の高沸点有機溶
剤を用いてヒドラジン化合物のゼラチン分散物を
用いた場合(No.6)には塗布直前に添加したとし
ても不充分な感度とガンマしか得られない。 これに対して本発明の試料(No.1ないしNo.3)
は塗布直前にヒドラジン化合物と一般式()の
化合物の混合液を加えたときも、塗布の6時間以
前に加えたときも共に良好な感度とガンマを示し
ている。即ち本発明によればヒドラジン化合物と
ハロゲン化銀粒子との直接的相互反応を阻害する
ことなく、ヒドラジン化合物の安定な分散を達成
できることがわかる。
(Field of Industrial Application) The present invention relates to a silver halide photographic light-sensitive material and a method for producing the same, and more particularly to a silver halide photographic light-sensitive material containing a stably dispersed hydrophobic hydrazine compound and a method for producing the same. be. (Prior Art) The presence of hydrazine compounds in silver halide emulsion layers for various purposes is described, for example, in "The Theory of the Photographic Process" by Mees.
3rd edition, (1966) 281 pages, Research Disclosure Magazine 23510 (1983), U.S. Patent No. 4224401,
No. 4243739, No. 4272614, No. 4323643, No. 4243739, No. 4272614, No. 4323643, No.
It is known as No. 4385108, No. 4268969, etc.
That is, the hydrazine compound is sometimes used in combination with internal latent image type silver halide to directly form a positive image, and separately in combination with surface latent image type silver halide to form a high-sensitivity image. It is sometimes used to form ultra-high contrast negative images. When hydrazine compounds are used in silver halide light-sensitive materials for these various purposes, the hydrazine compounds may elute into the developer and cause contamination of the solution, or may have an adverse effect on the silver halide in the nearby emulsion layer. It is desirable to use a hydrazine compound that has been made diffusion-resistant, that is, water-insolubilized, in order to prevent this from occurring. However, it is not easy to stably disperse the water-insolubilized hydrophobic hydrazine compound in a hydrophilic silver halide emulsion. Conventionally, as a method for dispersing hydrophobic photographic additives in silver halide emulsions, dibutyl phthalate was dissolved in a water-miscible organic solvent such as methanol and added to the emulsion in combination with a surfactant if necessary. A method of dissolving in a high boiling point organic solvent such as or tricresyl phosphate, stirring and dispersing it in a hydrophilic colloid using a surfactant if necessary, and mixing this emulsion with an emulsion, or Japanese Patent Publication No. 58-35214 A known method is to impregnate a loadable polymer latex and mix it with an emulsion, as described in No. However, when a hydrophobic hydrazine compound is dissolved in a water-miscible organic solvent and added to a silver halide emulsion, the hydrazine compound aggregates and crystallizes in the coating solution between the time of addition and coating. (this crystallization cannot be prevented even if the crystallization is used), the desired effect on silver halide grains will no longer be exhibited. Furthermore, methods using high boiling point organic solvents and methods using loadable polymer latexes are difficult to avoid due to the use of diffusible active species (color developing agents) generated during processing, such as dye-forming couplers and color mixing inhibitors in color photography. Although it is effective for dispersing substances that perform their mission by reacting with oxidized forms of silver halide (oxidized form of There is a point. That is, the amount of dispersant (high-boiling organic solvent,
If a polymer latex or the like is used, there is a problem in that the hydrazine compound is encapsulated in these dispersants and cannot directly interact with the silver halide grains. (Object of the Invention) Therefore, the first object of the present invention is to provide a silver halide photographic material containing a hydrophobic hydrazine compound stably dispersed so that its purpose of use can be fully achieved. The second object is to provide a method for stably dispersing a hydrophobic hydrazine compound in a silver halide emulsion so that its purpose of use can be fully achieved. (Structure of the Invention) The objects of the present invention have been achieved by the following (1) and (2). (1) A hydrazine compound represented by the following general formula () that is substantially insoluble in water and has a melting point of 25°C or higher, and a hydrazine compound that is substantially insoluble in water and has the effect of lowering the melting point when mixed with the hydrazine compound. 1. A silver halide photographic light-sensitive material, comprising at least one light-sensitive silver halide emulsion layer containing a mixture with an organic compound represented by the following general formula () having a molecular weight of 1000 or less. (2) A hydrazine compound represented by the following general formula () that is substantially insoluble in water and has a melting point of 25°C or higher, and a substantially water-insoluble compound that has the effect of lowering the melting point when mixed with the hydrazine compound. 1. A method for producing a silver halide photographic material, which comprises adding an organic compound represented by the following general formula () having a molecular weight of 1000 or less to a light-sensitive silver halide emulsion coating solution and coating. General formula () R 1 -G 1 -NHNH-G 2 -R 2 In the formula, R 1 represents an alkanamide group having 8 to 70 carbon atoms, and R 2 represents a hydrogen atom, a substituted or unsubstituted alkyl group, or a substituted or represents an unsubstituted aryl group or a substituted or unsubstituted aryloxy group, G 1 represents a substituted or unsubstituted phenylene group, G 2 represents a carbonyl group, a sulfonyl group,
Represents a sulfoxy group, phosphoryl group, or N-substituted or unsubstituted iminomethylene group. General formula () Z 1 -Q In the formula, Z 1 represents an alkyl-substituted phenoxyalkanamide having 8 to 20 carbon atoms, and Q is a hydrogen atom, a substituted or unsubstituted alkyl group having 20 or less carbon atoms, or a carbon number Represents a substituted or unsubstituted phenyl group of 20 or less. However, Z 1 and Q do not have a hydrazino group as a substituent. In the present invention, "substantially insoluble in water" means that the solubility in water at 0° C. to 100° C. and pH 5 to 8 is 0.01% by weight or less. The most preferred R 1 is an alkyl-substituted phenoxyalkanamide group. G 1 in the general formula () is preferably a paraphenylene group. The phenylene group of G 1 may have a substituent other than R 1 . However, the algebraic sum of the sigma values of R 1 and other substituents is +0.3
Hereinafter, it is particularly preferable that the substituent group is selected to be 0 or less. The alkyl group represented by R 2 in the general formula () is preferably an alkyl group having 10 or less carbon atoms, and may have a substituent such as a halogen atom, a cyano group, an alkoxy group, or a phenyl group. In the general formula (), the optionally substituted aryl group among the groups represented by R 2 is a monocyclic or bicyclic aryl group, and includes, for example, a benzene ring. This aryl group is, for example, a halogen atom,
It may be substituted with an alkyl group, a cyano group, etc. Among the groups represented by R 2 in the general formula (), the optionally substituted alkoxy group is an alkoxy group having 12 or less carbon atoms, and may be substituted with a halogen atom, an aryl group, or the like. Among the groups represented by R 2 in the general formula (), the optionally substituted aryloxy group is preferably a monocyclic one, and examples of the substituent include a halogen atom. Among the groups represented by R 2 , preferred are G 2
is a carbonyl group, a hydrogen atom, a methyl group,
A methoxy group, an ethoxy group, a substituted or unsubstituted phenyl group, and a hydrogen atom is particularly preferred. When G2 is a sulfonyl group, R2 is preferably a methyl group, an ethyl group, a phenyl group, or a 4-methylphenyl group, with a methyl group being particularly preferred. When G 2 is a phosphoryl group, R 2 is preferably a methoxy group, an ethoxy group, a butoxy group, a phenoxy group, or a phenyl group, and a phenoxy group is particularly preferred. When G 2 is a sulfoxy group, R 2 is preferably a cyanobenzyl group or a methylthiobenzyl group, and when G 2 is an N-substituted or unsubstituted iminomethylene group, R 2 is preferably a methyl group, an ethyl group, or a substituted or unsubstituted iminomethylene group. It is a substituted phenyl group. Most preferably, G 2 is a carbonyl group. Substituents for Q in general formula () include halogen atoms, aryl groups (for alkyl groups),
Examples include alkyl groups (relative to aryl groups), alkoxy groups, aryloxy groups, and the like. Among the compounds represented by the general formula (), those having a solubility in a water-miscible organic solvent described below of 0.1% by weight or more, particularly 1% by weight or more, and a melting point of 200°C or less, particularly 170°C or less are preferred. In the present invention, when determining the combination of the compound of general formula () and the compound of general formula (), it is particularly advantageous to combine compounds in which the difference in carbon atoms in each compound is 6 or less. This provides excellent dispersion stability. Specific examples and combinations of the compound of the general formula () and the compound of the general formula () of the present invention are listed below, but the present invention is not limited thereto. Specific examples of compounds represented by general formula () Examples of combinations of compounds of general formula () and compounds of general formula () -2 and -1 -3 and -1 -4 and -2 -5 and -3, -4, -5, -6,
-7, -8, -9 -6 and -10 -7 and -11 -8 and -3 or -12 Many of the compounds used in the present invention are known compounds, and those skilled in organic synthesis techniques can It can be easily synthesized. In the present invention, the compound represented by the general formula () is usually 10 -6 to 5 x 10 -2 mol per mol of silver,
In particular, it is used in a range of 10 -5 to 2×10 -2 mol. In the present invention, the amount of the compound represented by the general formula () to be used is not particularly limited, but it may be a relatively small amount, and usually the amount of the compound represented by the general formula () is 5 to 80% by weight relative to the compound of the general formula (). %, especially from 10 to 60% by weight, good results are obtained. This amount is less than the amount of high-boiling organic solvent required to stably disperse the compound of general formula () in a hydrophilic colloid using a high-boiling organic solvent, and therefore the presence of the compound of general formula () does not inhibit the direct interaction between the compound of general formula () and silver halide grains. In order to produce the silver halide photographic light-sensitive material of the present invention, (a) a hydrazine compound that is substantially insoluble in water and has a melting point of 25°C or higher is mixed with (b) the hydrazine compound to reduce its melting point. It is mixed into a silver halide emulsion together with an organic compound that is substantially insoluble in water and has a molecular weight of 1000 or less, and the resulting coating solution is applied onto the support or other layers provided on the support. The coating may be applied using a known coating means. More specifically, a solution of the compound of general formula () and a water-miscible organic solvent containing the compound of general formula () is prepared, and this solution is mixed with a silver halide emulsion coating solution. The coating liquid thus prepared is stable, and the compound of general formula () does not aggregate or crystallize. The water-miscible organic solvents used here include methanol, ethanol, propanol, isopropyl alcohol, acetone, acetonitrile,
Examples include N,N-dimethylformamide, N,N-dimethylacetamide, N-methylpyrrolidone, tetrahydrofuran, dioxane, trimethyl phosphate, etc., which can dissolve the compound of general formula () and the compound of general formula (). Water may be contained in a proportion that does not interfere with the composition. Among these water-miscible organic solvents, its boiling point is 100℃ at normal pressure.
The following (methanol, ethanol, isopropyl alcohol, acetone, etc.) are preferred. When dissolving the compound of general formula () and the compound of general formula () above in a water-miscible organic solvent, or when adding the dissolved solution to a silver halide emulsion, a surfactant may be used in combination. I can do it. According to the invention, in order to use a compound of general formula (),
The amount of surfactant used can be significantly reduced compared to conventional methods, and the negative effects (such as contamination of the processing liquid and occurrence of coating failures) caused by using a large amount of surfactant can be prevented. Surfactants suitable for use in the present invention are anionic surfactants containing acidic groups such as carboxy groups, sulfo groups, phospho groups, sulfate ester groups, and phosphate ester groups, among which 8 to 14 in particular.
HLB value (Here, HLB value is determined by the organic/inorganic method. For details, see Tsuji Kono's "Emulsification/Solubilization Techniques" 3rd edition (1979) No. 10-11 published by Kogyo Tosho Co., Ltd.
(see page) is preferred. For example, 2-
Examples include (N-methyl-N-oleoylamino)ethanesulfonic acid sodium salt. The silver halide emulsion used in the present invention is not particularly limited, and in addition to silver chloride and silver bromide, mixed silver halides such as silver chlorobromide, silver iodobromide, silver chloroiodobromide, etc. may be used. I can do it. However, when silver iodobromide or silver chloroiodobromide is used, the content of silver iodide is 5
The range is preferably mol % or less. If surface latent image type silver halide is used, which forms a latent image mainly on the surface, an ultra-high contrast negative image can be obtained, while if internal latent image type silver halide, which forms a latent image mainly inside the grain, is used, it can be directly imaged. A positive image is obtained. Here, the surface latent image type silver halide is defined, for example, in US Pat. No. 4,224,401. The present invention is particularly effective for silver halide photosensitive materials for ultra-high contrast negative images that use surface latent image type silver halide emulsions which are more susceptible to the dispersion state of the hydrazine compound. Although there are no particular limitations on the morphology, crystal habit, size distribution, etc. of the silver halide grains, a monodisperse emulsion with a grain size of 0.7 μm or less is preferred for forming ultra-high contrast negative images. Alternatively, two or more types of silver halide photographic emulsions formed separately may be mixed. Furthermore, even if the crystal structure of silver halide grains is uniform inside,
Also, those with a layered structure with different interior and exterior,
It may be of a so-called convergence type as described in British Patent No. 635,841 and US Pat. No. 3,622,318. These photographic emulsions are from ``The Theory of the Photographic Process'' by Mees.
4th edition, published by MacMillan (1976); P.
“Chimie et Photographi−que” by Grafkides,
Published by Paul Montel (1957); written by GFDuffin,
"Photo-graphic Emulsion Chemistry",
Published by The Focal Press (1966); VLZslikman
“Making and Coat−ing Photographic” by et al.
It can be adjusted using the method described in "Emul-sion", published by The Focal Press (1964). In the process of silver halide grain formation or physical ripening, cadmium salts, zinc salts, lead salts, thallium salts, iridium salts or complex salts thereof, rhodium salts or complex salts thereof, iron salts or iron complex salts, etc. may be present. After the emulsion is precipitated or physically ripened, soluble salts are usually removed. For this purpose, the long-known Nudel water washing method, which involves gelatinization, may be used. Inorganic salts such as sodium sulfate,
Precipitation methods using anionic surfactants, anionic polymers (e.g. polystyrene sulfonic acid), or gelatin derivatives (e.g. aliphatic acylated gelatin, aromatic acylated gelatin, aromatic carbamoylated gelatin, etc.) ) may be used. The process of removing soluble salts may be omitted. Although a so-called immature emulsion (primitive emulsion) which is not chemically sensitized may be used as the silver halide emulsion, it is usually chemically sensitized. For chemical sensitization, the above-mentioned book by Glafkides or Zelikman et al., or "Die
Grundlagender Photographischen Proze−sse
mit Silberhalogeni−den”, Akademische
The method described in Verla-GSGESELL SCHAFT (1968) can be used. That is, sulfur-containing compounds that can react with activated gelatin and silver (e.g. thiosulfates, thioureas,
mercapto compounds, rhodanines), reduction sensitization methods using reducing substances (e.g. stannous salts, amines, hydrazine derivatives, formamidine sulfinic acid, silane compounds), noble metal compounds (e.g. gold In addition to compounds, a noble metal sensitization method using complex salts of group metals of the periodic table, such as platinum, iridium, and palladium, can be carried out alone or in combination. As the hydrophilic colloid binder used in the non-photosensitive upper layer, emulsion layer or other constituent layers of the present invention, it is advantageous to use gelatin, but other hydrophilic colloids can also be used. For example, gelatin derivatives, graft polymers of gelatin and other polymers, proteins such as albumin and casein, cellulose derivatives such as hydroxyethyl cellulose, carboxymethyl cellulose, and cellulose sulfate esters, sugar derivatives such as sodium alginate and starch derivatives, and polyvinyl Alcohol, polyvinyl alcohol partial acetal,
Poly-N-vinylpyrrolidone, polyacrylic acid,
A wide variety of synthetic hydrophilic polymeric materials can be used, such as single or copolymers of polymethacrylic acid, polyacrylamide, polyvinylimidazole, polyvinylpyrazole, and the like. In addition to lime-processed gelatin, acid-processed gelatin, Bull.Soc.Sci.Phot.Japan, No. 16,
Oxygen-treated gelatin such as that described on page 30 (1966) may be used, and gelatin hydrolysates and enzymatically decomposed products may also be used. The photographic emulsions used in the present invention may be spectrally sensitized with methine dyes and others. The pigments used include cyanine pigments, merocyanine pigments,
Included are complex cyanine dyes, complex merocyanine dyes, holopolar cyanine dyes, hemicyanine dyes, styryl dyes and hemioxonol dyes. Particularly useful dyes are those belonging to the cyanine dyes, merocyanine dyes, and complex merocyanine dyes. These sensitizing dyes may be used alone or in combination. Combinations of sensitizing dyes are often used, especially for the purpose of supersensitization.
Along with the sensitizing dye, the emulsion may contain a dye that itself does not have a spectral sensitizing effect or a substance that does not substantially absorb visible light and exhibits supersensitization. Binders or protective colloids that can be used in the emulsion layer or intermediate layer of the light-sensitive material of the present invention include:
Although gelatin is advantageously used, other hydrophilic colloids can also be used. For example, gelatin derivatives, graft polymers of gelatin and other polymers, proteins such as albumin and casein; cellulose derivatives such as hydroxyethyl cellulose, carboxymethyl cellulose, and cellulose sulfate esters; sugar derivatives such as sodium alginate and starch derivatives; polyvinyl Various synthetic hydrophilic polymeric substances such as single or copolymers of alcohol, polyvinyl alcohol acetal, poly-N-vinylpyrrolidone, polyacrylic acid, polymethacrylic acid, polyacrylamide, polyvinylimidazole, polyvinylpyrazole, etc. Can be used. In addition to lime-processed gelatin, acid-processed gelatin, Bull.Soc.Sci.Phot.Japan, No. 16,
Oxygen-treated gelatin as described in P30 (1966) may be used, and gelatin hydrolysates and enzymatically decomposed products may also be used. The photographic emulsion used in the present invention can contain various compounds for the purpose of preventing fog during the manufacturing process, storage, or photographic processing of the light-sensitive material, or for stabilizing photographic performance. Namely, azoles such as benzothiazolium salts, nitroimidazoles, nitrobenzimidazoles, chlorobenzimidazoles, bromobenzimidazoles, mercaptothiazoles, mercaptobenzothiazoles, mercaptobenzimidazoles, mercaptothiadiazoles, aminotriazoles. such as benzotriazoles, nitrobenzotriazoles, mercaptotetrazoles (especially 1-phenyl-5-mercaptotetrazole); mercaptopyrimidines; mercaptotriazines; Zaindenes, tetraazaindenes (especially 4-hydroxy substituted (1,3,
3a, 7) tetraazaindenes), pentaazaindenes, etc.; many compounds known as antifoggants or stabilizers such as benzenethiosulfonic acid, benzenesulfonic acid, benzenesulfonic acid amide, etc. can be added. Among these, particularly preferred are benzotriazoles (eg, 5-methylbenzotriazole) and nitroindazoles (eg, 5-nitroindazole). Further, these compounds may be included in the treatment liquid. The photographic material of the present invention may contain an inorganic or organic hardener in the photographic emulsion layer or other hydrophilic colloid layer. For example, chromium salts (chromium alum, chromium acetate, etc.), aldehydes (formaldehyde, glyoxal, glutaraldehyde, etc.), N-methylol compounds (dimethylol urea, methylol dimethylhydantoin, etc.),
Dioxane derivatives (2,3-dihydroxydioxane, etc.), active vinyl compounds (1,3,5-triacryloyl-hexahydro-s-triazine, 1,3-vinylsulfonyl-2-propanol, etc.), active halogen compounds (2,3-dihydroxydioxane, etc.), (4-dichloro-6-hydroxy-s-triazine, etc.), mucohalogen acids (mucochloric acid, mucophenoxychloroic acid, etc.), and the like can be used alone or in combination. The photographic emulsion layer or other hydrophilic colloid layer of the light-sensitive material produced using the present invention contains coating aids, antistatic properties, smoothness improvement, emulsification dispersion, adhesion prevention, and improvement of photographic properties (e.g., development acceleration, high contrast , sensitization)
Various surfactants may be included for various purposes. For example, saponins (steroids), alkylene oxide derivatives (e.g. polyethylene glycol, polyethylene glycol/polypropylene glycol condensates, polyethylene glycol alkyl ethers or polyethylene glycol alkyl aryl ethers, polyethylene glycol esters, polyethylene glycol sorbitan esters, polyalkylene glycols Nonionic interfaces such as alkylamines or amides, polyethylene oxide adducts of silicone), glycidol derivatives (e.g. alkenylsuccinic acid polyglycerides, alkylphenol polyglycerides), fatty acid esters of polyhydric alcohols, alkyl esters of sugars, etc. Activator: Alkyl carboxylate, alkyl sulfonate, alkylbenzene sulfonate, alkylnaphthalene sulfonate, alkyl sulfate, alkyl phosphate, N-acyl-N-alkyl taurine, sulfosuccinic acid Contains acidic groups such as carboxy groups, sulfo groups, phospho groups, sulfate ester groups, phosphate ester groups, etc., such as esters, sulfoalkyl polyoxyethylene alkyl phenyl ethers, polyoxyethylene alkyl phosphate esters, etc. Anionic surfactants; amphoteric surfactants such as amino acids, aminoalkyl sulfonic acids, aminoalkyl sulfates or phosphates, alkyl betaines, amine oxides; alkylamine salts, aliphatic or aromatic quaternary ammonium salts Cationic surfactants such as heterocyclic quaternary ammonium salts such as , pyridinium, imidazolium, and phosphonium or sulfonium salts containing aliphatic or heterocycles can be used. When polyalkylene oxides are used in the present invention, polyalkylene oxides having a molecular weight of 600 or more described in Japanese Patent Publication No. 58-9412 are preferred. The photographic light-sensitive material used in the present invention may contain a dispersion of a water-insoluble or sparingly soluble synthetic polymer in the photographic emulsion layer or other hydrophilic colloid layer for the purpose of improving dimensional stability. For example, alkyl (meth)acrylate, alkoxyalkyl (meth)
Acrylate, glycidyl (meth)acrylate, (meth)acrylamide, vinyl ester (e.g. vinyl acetate), acrylonitrile, olefin, styrene, etc. alone or in combination, or together with acrylic acid, methacrylic acid, α,β-unsaturated dicarboxylic acid, Hydroxyalkyl (meth)
Polymers containing a combination of acrylate, sulfoalkyl (meth)acrylate, styrene sulfonic acid, etc. as monomer components can be used. When an internal latent image type silver halide emulsion is used as the silver halide emulsion of the present invention, the light-sensitive material of the present invention can also be used in a color diffusion transfer method. In that case, Research Disclosure Magazine 17643
(1978, November) various additives described in Chapter XX can be used. Any known method can be used for the photographic processing of the light-sensitive material of the present invention. Depending on the purpose, development processing for forming a silver image (black and white development processing), color development processing for forming a color image, and development processing for color diffusion transfer (viscous development processing) can be used. The present invention is particularly suitable for use in silver halide photosensitive materials that form ultra-high contrast negative images in combination with surface latent image type silver halide grains. In order to obtain high-speed photographic properties, it is not necessary to use a conventional infectious developer or a highly alkaline developer with a pH close to 13 described in US Pat. No. 2,419,975, and a stable developer can be used. In other words, this type of silver halide photosensitive material is
By using a developing solution containing 0.15 mol/l or more of sulfite ion as a preservative and having a pH of 9.5 to 12.3, particularly 10.5 to 12.3, a sufficiently high contrast negative image can be obtained. There are no particular restrictions on the developing agents that can be used, such as dihydroxybenzenes (e.g. hydroquinone), 3-pyrazolidones (e.g. 1-phenyl-3-pyrazolidone, 4,4-dimethyl-1-
phenyl-3-pyrazolidone), aminophenols (for example, N-methyl-p-aminophenol), etc. can be used alone or in combination. In particular, a developing solution containing dihydroxybenzenes as a main developing agent and 3-pyrazolidones or aminophenols as an auxiliary developing agent is preferred. Preferably, in this developer, dihydroxybenzenes are contained in an amount of 0.05 to 0.5 mol/l, and 3-pyrazolidones or aminophenols are contained in an amount of 0.06 mol/l.
Used in combination within the following ranges. Amines can also be used to increase development speed and reduce processing time, as described in US Pat. No. 4,268,969. The developer also contains alkali metal sulfites,
PH buffering agents such as carbonates, borates, and phosphates, development inhibitors or antifoggants such as bromides, iodides, and organic antifoggants (particularly preferably nitroindazoles or benzotriazoles), etc. can include. If necessary, water softeners, solubilizers, color toning agents, development accelerators, surfactants (especially preferably the aforementioned polyalkylene oxides), antifoaming agents, hardeners, and film silver stain preventive agents may be added. (for example, 2-mercaptobenzimidazole sulfonic acids). Specific examples of these additives are described in Research Disclosure No. 176, No. 17643. The cations contained in the developer are sodium ions and potassium ions, but it is important to select additives so that potassium ions account for 60 mol% or more, especially 75 mol%, of the total cations to concentrate the developer. advantageous for. As the fixer, one having a commonly used composition can be used. As the fixing agent, in addition to thiosulfates and thiocyanates, organic sulfur compounds known to be effective as fixing agents can be used. The fixing solution may also contain a water-soluble aluminum salt or the like as a hardening agent. The treatment temperature is usually selected between 18°C and 50°C, but it may also be lower than 18°C or above 50°C. It is preferable to use an automatic processor for photographic processing. In the present invention, the total processing time from the time the photosensitive material is put into the automatic processor until it comes out is 90 seconds or more.
Even when set to 120 seconds, you can still obtain ultra-high contrast and high-sensitivity negative tone photographic characteristics. The present invention will be explained in more detail with reference to Examples below. Example 1 (1) Preparation of hydrazine compound mixture Solution A: 0.8 g of compound-4 and 0.24 g of compound-3 were dissolved in 40 c.c. of methanol. Solution B: 0.8 g of compound-5 and 0.24 g of compound-3 were dissolved in 40 c.c. of methanol. Solution C: 0.8 g of compound-5 and 0.24 g of compound-4 were dissolved in 40 c.c. of methanol. Solution D: 0.8 g of compound-5 was dissolved in 40 c.c. of methanol. Solution E: 0.8 g of Compound-5 was dispersed in an aqueous gelatin solution with ethyl acetate, N,N-diethyllautamide in an amount twice the weight of Compound-5, and sodium dodecylbenzenesulfonate under high-speed stirring. (2) Preparation of photosensitive material sample A cubic monodisperse silver iodobromide emulsion (silver iodide content 2 mol %) with an average grain size of 0.3 μm was prepared, and after washing with water in a conventional manner to remove soluble salts, Chemical sensitization was performed by adding sodium thiosulfate and potassium chloroaurate. This emulsion contained gelatin in an amount such that the gelatin/silver nitrate (weight ratio) was 0.30. Anhydro-5 was added to this emulsion as a sensitizing dye.
5'-dichloro-9-ethyl-3,3'-bis-(3
- Add sulfopropyl)oxacarbocyanine hydroxide sodium salt, add 2-(N-methyl-N-oleoylamino)ethanesulfonic acid sodium salt corresponding to 60 mol% of the hydrazine compound, and then add the above solution A. or F solution, the amount of hydrazine compound is 4.6×10 -3 per silver/mol.
immediately or after adding the dispersion of polyethyl acrylate.
After stirring at ℃ for 6 hours, 2-hydroxy-4,6-dichloro-1,3,5-triazine sodium salt was added as a hardening agent so that the amount of silver coated on the polyethylene terephthalate film was 3.6 g/m 2 . It was applied to. At this time, a protective layer was applied at the same time. (3) Evaluation method The sensitivity and gamma were evaluated by sensitometry in which each sample was exposed for 1 second under a light wedge. The processing was performed by developing with the following developer at 38° C. for 30 seconds, stopping, fixing, washing with water, and drying. Developer Hydroquinone 40.0g 4,4-dimethyl-1-phenyl-3-pyrazolidone 0.4g Sodium hydroxide 13.0g Anhydrous potassium sulfite 90.0g Tertiary potassium phosphate 74.0g Disodium ethylenediaminetetraacetate 1.0g Potassium bromide 6.0g 5 -Methylbenzotriazole 0.6g 1-diethylamino-2,3-dihydroxypropane 17.0g Water was added (adjusted to pH 11.5 with potassium hydroxide) The results are shown in Table 1. As is clear from Table 1, when the hydrazine compound was added alone (No. 4), the sensitivity and gamma significantly decreased as the coating solution aged after addition. Moreover, this drawback cannot be solved by simply using a large amount of surfactant (No. 5); on the contrary, if the coating is applied immediately after addition, the sensitivity and gamma will decrease. Furthermore, when a gelatin dispersion of a hydrazine compound is used with the amount of high-boiling organic solvent necessary to obtain a stable dispersion (No. 6), even if it is added just before coating, the sensitivity and gamma are insufficient. I can't get it. In contrast, samples of the present invention (No. 1 to No. 3)
shows good sensitivity and gamma both when the mixture of the hydrazine compound and the compound of formula () is added immediately before coating, and when it is added 6 hours before coating. That is, it can be seen that according to the present invention, stable dispersion of the hydrazine compound can be achieved without inhibiting the direct interaction between the hydrazine compound and silver halide grains.

【表】 実施例 2 (1) ヒドラジン化合物の混合液の調製 G液;実施例1のA液のメタノールをイソプロピ
ルアルコールに変える以外はA液と同じ。 H液;実施例1のB液のメタノールをエタノール
に変える以外はB液と同じ。 I液;実施例1のC液のメタノールをエタノール
に変え、かつ更に2−(N−オレオイル−
N−メチルアミノ)エタンスルホン酸ナト
リウム塩0.8gを加えた以外はC液と同じ。 J液;実施例1のD液と同じ。 K液;1−ホルミル−2−(4−メチルフエニル)
ヒドラジン0.26gをメタノール40c.c.に溶解
した。 (2) 感光材料試料の調製 実施例1と同じ乳剤に実施例1と同様に増感色
素と界面活性剤を添加したのち、前記のG,H,
J液のいずれかを、ヒドラジン化合物が銀1モル
当り4.6×10-3モルとなる量を加えた。 また実施例1と同じ乳剤に実施例1と同じ増感
色素を添加したのち、前記I,K液のいずれかを
ヒドラジン化合物が銀1モル当り4.6×10-3モル
となる量を加えた。 これらの乳剤に実施例1と同様にポリエチルア
クリレートの分散物を加えた後、実施例1と同様
に硬膜剤を添加して塗布し、現像処理した。 結果を第2表に示した。 第2表に示されるように本発明によれば、塗布
液の経時に伴う感度とガンマの低下がほとんどな
くなることがわかる。また、本発明の(b)成分を用
いる限り、界面活性剤は(a)成分と(b)成分の水混和
性有機溶剤の溶液に加えても、乳剤に加えてもよ
いことがわかる。 No.13は非疎水性ヒドラジン化合物を用いた例で
あるが、非疎水性の化合物の場合は本発明におい
て課題としたような問題が生じないことがわかる
(但し、この場合には処理の汚染等の他の問題が
ある。)
[Table] Example 2 (1) Preparation of a mixed solution of hydrazine compounds Solution G: Same as Solution A in Example 1 except that methanol was replaced with isopropyl alcohol. Solution H: Same as Solution B in Example 1 except that methanol was changed to ethanol. Solution I; methanol in Solution C of Example 1 was changed to ethanol, and further 2-(N-oleoyl-
Same as Solution C except that 0.8 g of N-methylamino)ethanesulfonic acid sodium salt was added. Solution J: Same as Solution D in Example 1. K solution; 1-formyl-2-(4-methylphenyl)
0.26 g of hydrazine was dissolved in 40 c.c. of methanol. (2) Preparation of light-sensitive material sample After adding the sensitizing dye and surfactant to the same emulsion as in Example 1, the above G, H,
One of the J solutions was added in an amount such that the hydrazine compound was 4.6×10 −3 mol per mol of silver. Further, the same sensitizing dye as in Example 1 was added to the same emulsion as in Example 1, and then either of the above-mentioned solutions I and K was added in an amount such that the hydrazine compound was 4.6×10 -3 mol per mol of silver. A dispersion of polyethyl acrylate was added to these emulsions in the same manner as in Example 1, and then a hardening agent was added and coated in the same manner as in Example 1, followed by development. The results are shown in Table 2. As shown in Table 2, according to the present invention, there is almost no decrease in sensitivity and gamma due to aging of the coating liquid. It is also understood that as long as component (b) of the present invention is used, the surfactant may be added to the solution of components (a) and (b) in a water-miscible organic solvent or to the emulsion. No. 13 is an example using a non-hydrophobic hydrazine compound, but it can be seen that the problem that was addressed in the present invention does not occur in the case of a non-hydrophobic compound (However, in this case, contamination of the processing There are other problems such as

【表】 実施例 3 実施例1におけるA液ないしE液の代りに下記
のM液ないしR液を用い、実施例1と同様に評価
した。結果を第3表に示す。 ヒドラジン化合物混合液の調製 M液:0.8gの化合物−4と0.24gのトリクレ
ジルホスフエートをメタノール40c.c.に溶解
した。 N液:0.8gの化合物−4と0.24gのジブチル
フタレートをメタノール40c.c.に溶解した。 O液:0.8gの化合物−4と0.24gのN,N−
ジエチルラウロアミドをメタノール40c.c.に
溶解した。 P液:0.8gの化合物−4と0.24gの1−オク
タノールをメタノール40c.c.に溶解した。 Q液:0.8gの化合物−4と0.24gのエチレン
グリコールモノブチルエーテルをメタノー
ル40c.c.に溶解した。 R液:0.8gの化合物−4と0.24gのベンジル
ベンゾエートを40c.c.のメタノールに溶解し
た。 第3表の結果から、本発明の一般式()で表
わされる化合物の代りに、写真用カプラー等の疎
水性有機化合物を親水性コロイド中に分散せしめ
る際に用いられる典型的な高沸点オイルを用いて
も、一般式()のヒドラジン化合物を安定に分
散できないことがわかる。本発明の一般式()
で表わされる特定の構造を有する化合物が、一般
式()のヒドラジン化合物の安定な分散に有用
であることがわかる。
[Table] Example 3 The following liquids M to R were used in place of liquids A to E in Example 1, and evaluation was conducted in the same manner as in Example 1. The results are shown in Table 3. Preparation of hydrazine compound mixture Solution M: 0.8 g of compound-4 and 0.24 g of tricresyl phosphate were dissolved in 40 c.c. of methanol. N solution: 0.8 g of compound-4 and 0.24 g of dibutyl phthalate were dissolved in 40 c.c. of methanol. O liquid: 0.8g of compound-4 and 0.24g of N,N-
Diethyl lauramide was dissolved in 40 c.c. of methanol. Solution P: 0.8 g of compound-4 and 0.24 g of 1-octanol were dissolved in 40 c.c. of methanol. Q solution: 0.8 g of compound-4 and 0.24 g of ethylene glycol monobutyl ether were dissolved in 40 c.c. of methanol. R solution: 0.8 g of compound-4 and 0.24 g of benzyl benzoate were dissolved in 40 c.c. of methanol. From the results in Table 3, it can be seen that instead of the compound represented by the general formula () of the present invention, a typical high boiling point oil used when dispersing a hydrophobic organic compound such as a photographic coupler in a hydrophilic colloid is used. It can be seen that even if the hydrazine compound of general formula () is used, the hydrazine compound of general formula () cannot be stably dispersed. General formula of the present invention ()
It can be seen that a compound having a specific structure represented by is useful for stable dispersion of the hydrazine compound of general formula ().

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 実質的に水に不溶性で25℃以上の融点を持つ
下記一般式()で表わされるヒドラジン化合物
と該ヒドラジン化合物と混合したときにその融点
を低下させる作用を持つ実質的に水に不溶性で分
子量1000以下の下記一般式()で表わされる有
機化合物との混合物を含有する少なくとも1層の
感光性ハロゲン化銀乳剤層を有することを特徴と
するハロゲン化銀写真感光材料。 一般式() R1−G1−NHNH−G2−R2 式中、R1は炭素数8〜70のアルカンアミド基
を表わし、R2は水素原子、置換若しくは無置換
のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基
または置換若しくは無置換のアリールオキシ基を
表わし、G1は置換若しくは無置換のフエニレン
基を表し、G2はカルボニル基、スルホニル基、
スルホキシ基、ホスホリル基またはN置換若しく
は無置換のイミノメチレン基を表わす。 一般式() Z1−Q 式中、Z1は炭素数8〜20のアルキル置換フエノ
キシアルカンアミドを表し、Qは水素原子、炭素
数20以下の置換若しくは無置換のアルキル基また
は炭素数20以下の置換若しくは無置換のフエニル
基を表す。但し、Z1及びQは置換基としてヒドラ
ジノ基を有することはない。 2 実質的に水に不溶性で25℃以上の融点を持つ
下記一般式()で表わされるヒドラジン化合物
と該ヒドラジン化合物と混合したときにその融点
を低下させる作用を持つ実質的に水に不溶性で分
子量1000以下の下記一般式()で表わされる有
機化合物とともに感光性ハロゲン化銀乳剤塗布液
に添加し、塗布することを特徴とするハロゲン化
銀写真感光材料の製造方法。 一般式() R1−G1−NHNH−G2−R2 式中、R1は炭素数8〜70のアルカンアミド基
を表わし、R2は水素原子、置換若しくは無置換
のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基
または置換若しくは無置換のアリールオキシ基を
表わし、G1は置換若しくは無置換のフエニレン
基を表し、G2はカルボニル基、スルホニル基、
スルホキシ基、ホスホリル基またはN置換若しく
は無置換のイミノメチレン基を表わす。 一般式() Z1−Q 式中、Z1は炭素数8〜20のアルキル置換フエノ
キシアルカンアミドを表し、Qは水素原子、炭素
数20以下の置換若しくは無置換のアルキル基また
は炭素数20以下の置換若しくは無置換のフエニル
基を表す。但し、Z1及びQは置換基としてヒドラ
ジノ基を有することはない。
[Claims] 1. A hydrazine compound represented by the following general formula () that is substantially insoluble in water and has a melting point of 25°C or higher, and a substantially hydrazine compound that has the effect of lowering the melting point when mixed with the hydrazine compound. 1. A silver halide photographic material comprising at least one light-sensitive silver halide emulsion layer containing a mixture of water and an organic compound represented by the following general formula () having a molecular weight of 1000 or less. General formula () R 1 -G 1 -NHNH-G 2 -R 2 In the formula, R 1 represents an alkanamide group having 8 to 70 carbon atoms, and R 2 represents a hydrogen atom, a substituted or unsubstituted alkyl group, or a substituted or represents an unsubstituted aryl group or a substituted or unsubstituted aryloxy group, G 1 represents a substituted or unsubstituted phenylene group, G 2 represents a carbonyl group, a sulfonyl group,
Represents a sulfoxy group, phosphoryl group, or N-substituted or unsubstituted iminomethylene group. General formula () Z 1 -Q In the formula, Z 1 represents an alkyl-substituted phenoxyalkanamide having 8 to 20 carbon atoms, and Q is a hydrogen atom, a substituted or unsubstituted alkyl group having 20 or less carbon atoms, or a carbon number Represents a substituted or unsubstituted phenyl group of 20 or less. However, Z 1 and Q do not have a hydrazino group as a substituent. 2. A hydrazine compound represented by the following general formula () that is substantially insoluble in water and has a melting point of 25°C or higher, and a molecular weight substance that is substantially insoluble in water and has the effect of lowering the melting point when mixed with the hydrazine compound. 1. A method for producing a silver halide photographic material, which comprises adding an organic compound represented by the following general formula () of 1000 or less to a light-sensitive silver halide emulsion coating solution and coating. General formula () R 1 -G 1 -NHNH-G 2 -R 2 In the formula, R 1 represents an alkanamide group having 8 to 70 carbon atoms, and R 2 represents a hydrogen atom, a substituted or unsubstituted alkyl group, or a substituted or represents an unsubstituted aryl group or a substituted or unsubstituted aryloxy group, G 1 represents a substituted or unsubstituted phenylene group, G 2 represents a carbonyl group, a sulfonyl group,
Represents a sulfoxy group, phosphoryl group, or N-substituted or unsubstituted iminomethylene group. General formula () Z 1 -Q In the formula, Z 1 represents an alkyl-substituted phenoxyalkanamide having 8 to 20 carbon atoms, and Q is a hydrogen atom, a substituted or unsubstituted alkyl group having 20 or less carbon atoms, or a carbon number Represents a substituted or unsubstituted phenyl group of 20 or less. However, Z 1 and Q do not have a hydrazino group as a substituent.
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