JPH05177005A - 航空機乗組員用の呼吸ガスレギュレータ - Google Patents

航空機乗組員用の呼吸ガスレギュレータ

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JPH05177005A
JPH05177005A JP3341101A JP34110191A JPH05177005A JP H05177005 A JPH05177005 A JP H05177005A JP 3341101 A JP3341101 A JP 3341101A JP 34110191 A JP34110191 A JP 34110191A JP H05177005 A JPH05177005 A JP H05177005A
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JP
Japan
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pressure
breathing
regulator
respiratory
suit
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JP3341101A
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English (en)
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Michael W Harral
マイケル・ウィリアム・ハーラル
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Honeywell Normalair Garrett Holdings Ltd
Honeywell Normalair Garrett Ltd
Original Assignee
Normalair Garrett Holdings Ltd
Normalair Garrett Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B9/00Component parts for respiratory or breathing apparatus
    • A62B9/02Valves

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、液体充填耐Gスーツ(11)を着用す
る航空機乗組員への呼吸ガスの送給量を調整する呼吸ガ
スレギュレータを提供することを目的とする。 【構成】 このレギュレータ(12)は、Gスーツ静水圧を
検出するためのダイアフラム取付型バルブ板(66)を有す
るリレーバルブ手段(15)を備える。呼吸ガスは、空気圧
リンク手段(14)を介してリレーバルブ手段に排出され、
ベント流出口(72)を通して周囲に排出される。所定のG
負荷以上の場合、ベント流出口が閉じられた状態で、空
気圧信号が、空気圧リンク手段内で発生され、バルブ(5
0,51)の端面(53)に作用されて呼吸圧力制御室(31)から
の流出量を制御し、従って、呼吸圧力制御室内の圧力
は、レギュレータ流出口(18)での呼吸ガス圧力を正圧呼
吸に適するように増大される。万一リレーバルブ手段内
への液体の漏れが生じた場合でも、液体はベント流出口
から周囲に流出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機乗組員の呼吸ガ
スレギュレータに関し、特に、液体を満たした航空機乗
組員用耐Gスーツに用いられるレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】現代の高性能航空機設計構造の高度な機
敏性により、航空機に対して低高度及び高高度(例えば
12,000m(40,000ft)を越える高度)において、高い加
速操縦能力が与えられている。この機敏性の利点を得る
ため、航空機を操縦する乗組員は、G誘因意識喪失(G
−loc)状態、そして乗組員室の圧力消失時に高高度に
さらされる状態から保護されなければならない。
【0003】空気中の酸素の部分圧は高度の増大(総圧
減少)と共に減少するので、航空機乗組員に供給される
呼吸ガス中の酸素濃度を乗組員室高度の増大と共に増大
させ、それにより、酸素の部分圧を、酸素が肺組織を通
して拡散し血液中のヘモグロビン又は赤血球に与えられ
得るのに必要な最小値より高い圧力に維持することが必
要である。仮に、12,000mを越える高度で飛行する航空
機において、乗組員室圧力が全体的又は部分的に減じた
場合、乗組員に供給される呼吸ガスの総圧力は、室周囲
圧を越える値まで増大して、肺内に最小臨界酸素圧力を
維持しなければならず、これは正圧呼吸(PPB)と呼
ばれる。
【0004】高高度における正圧呼吸は胸部周囲に圧力
を作用させて、乗組員が呼吸したガスを肺から、その呼
吸マスク内の正圧力に抗して吐き出すことを助けること
により行われる。この要件を満たすため、乗組員は胸部
及び背部に膨張可能な逆圧衣服(「ジャーキン(jerki
n)」)を着用し、これは、呼吸マスクに供給される呼吸
ガスにより膨張されるように連結されるという簡便な方
法で、正圧呼吸中の呼吸マスク内の圧力と同一圧力まで
膨張される。
【0005】高いG負荷の影響に対抗するため、従来、
乗組員は、エンジンの排出ガスのような高圧ガス供給源
から膨張される膨張可能な耐Gずぼんを着用するのが一
般的である。ずぼんは、加速力を検出するために航空機
に配置された単一又は複数の加速度計からの信号に応答
して、或は膨張制御バルブ装置の一部として設けられた
慣性マス(錘)の移動に応答して、膨張される。ずぼん
は、膨張されると、航空機乗組員が受けるG負荷の作用
により強制流動される可能性がある身体の下方末端部へ
の血液の流動を抑制する。
【0006】高いG負荷を受け耐G衣服が加圧されてい
る時間中に正圧呼吸を行うことにより、G−locからの
保護が更に増進されることは分かっている。呼吸圧力の
増大により、心臓レベルでの血液圧はほぼ等しく増大さ
れ、従って脳への血液流量が増大される。
【0007】この従来構成の欠点は、乗組員が操縦開始
前に2つの別々の保護衣服を着用しなければならないこ
とと、各衣服が膨張ガスへの連結装置を備える必要があ
ることにある。
【0008】そこで、航空機乗組員の保護を、足首から
首部まで延びる単一部片からなる液体充填スーツにより
高めることが提案されている。適切な液体は、血液とほ
ぼ等しい密度を有する水のようなものである。このよう
な液体充填スーツを、地上の航空機に座った航空機乗組
員が着用している時、スーツの静水圧は上部領域から徐
々に増大し、足首領域で最高になり、そこでは液体ヘッ
ドは最大になる。操縦時、航空機がその垂直軸(Gz)に
沿って加速するよう操縦される時、それによるG力はス
ーツの静水圧を増大させ、その場合のスーツ内の任意の
位置の静水圧は次式で与えられる。
【0009】
【数1】p=(Ng)ρh 式中、pは静水圧、Nは数、gは重力加速度、ρはスー
ツ中の液体の密度、hは静水圧が計算されるべきスーツ
内の位置の液体ヘッド、である。
【0010】正の加速度の場合、スーツの下部領域の静
水圧の増大量はスーツの上部領域の静水圧の増大量より
大きく、この差が身体の下端部に向かう血液の流れを制
御する作用を有する。同時に、スーツの胸部領域の静水
圧の増大量は、呼吸ガス要求レギュレータにより送給さ
れる呼吸ガスが、Gに関連して予定される圧力(Gによ
る正圧呼吸)で供給される場合、航空機乗組員の肺内の
高い圧力に釣合うようになる。
【0011】空気膨張可能な耐G衣服を着用している
時、呼吸ガス要求レギュレータは、正圧呼吸のための呼
吸ガスを送給するにあたり、耐G衣服内の圧力を表示す
る空気圧信号に応答するように構成される。しかし、こ
の種の空気圧信号は液体充満スーツからは容易に得るこ
とはできず、このようなスーツに利用するのに適する呼
吸ガス要求レギュレータの必要性が存在している。
【0012】この要件を満たすにあたり、液体がスーツ
から漏出した場合に生じるような、液体充填Gスーツの
満足な作動を損なうことがないように注意しなければな
らない。また、呼吸レギュレータの作動は、液体がスー
ツからレギュレータに漏出することにより損なわれては
ならない。電気作動されるセンサはスーツ内の静水圧を
検出するために利用できるが、これは高価であると共に
信頼性が低い。
【0013】呼吸ガスレギュレータと組み合わされた液
体充填Gスーツは、本出願の優先日より後の1991年3月2
1日付けWO-A-9103272号(マクドネル・ダグラス)明細
書に開示されている。この開示例においては、Gスーツ
内の静水圧はダイアフラムにより検出され、このダイア
フラムは、呼吸ガスの流量を調整するバルブ部材に機械
的リンクにより連結されている。Gスーツを着用する航
空機乗組員の呼吸要求によるダイアフラムを横切る圧力
差は、ダイアフラムを移動させ、それによりバルブ部材
が開放される。この構成の欠点は、レギュレータから航
空機乗組員が着用する呼吸マスクまでの供給ライン中
に、ダイアフラムの破損時に液体がGスーツから呼吸マ
スクへ流れることを防止する装置を設けなければならな
いことである。その目的のためにWO-A-9103278号明細書
に開示されている構成では、呼吸ガスの要求にあたり航
空機乗組員に要求される呼吸努力を増大させると共に、
重量を増すハンデを与えている。
【0014】高い高度(即ち、低室内圧力)にさらされ
た場合に、航空機乗組員に供給される呼吸ガスの圧力を
増すことができるよう設計されたWO-A-9103278号明細書
に記載された実施例(当該明細書に添付の図27参照)
は、アネロイドカプセルを含む機構を備え、これは高高
度にさらされて膨張し、ダイアフラムの静水圧の作用に
抗して、閉鎖方向にバルブを偏倚するスプリングを解除
するようになっている。この構成は、G負荷及び高高度
に同時にさらされる場合の保護のために、高い呼吸ガス
圧力を提供するという現行の要件を満たすものではな
い。それは、アネロイドカプセルの膨張の効果が、ダイ
アフラムを介して作用する静水圧に対し、付加的なもの
にすぎないからである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、液体
充填スーツに用いるのに適すると共に、G負荷及び高高
度(低室内圧力)或はその一方にさらされることから航
空機乗組員を保護する、正圧呼吸の要件を満たす航空機
乗組員用の呼吸ガスレギュレータを提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、その
最も広範な形態において、液体充填耐Gスーツ(Gスー
ツ)を着用する航空機乗組員の呼吸要求に応じて呼吸ガ
スの送給量を調整するための呼吸ガスレギュレータを提
供するものであり、このレギュレータは、レギュレータ
流出口における呼吸ガスの圧力を制御する呼吸圧力制御
手段と、前記液体充填耐Gスーツと接続されるようにな
っているGスーツ静水圧検出手段と、検出された増大す
るGスーツ静水圧に応答して空気圧信号を発信する手段
と、空気圧信号を前記呼吸圧力制御手段に適用し、前記
レギュレータ流出口における呼吸ガス圧力を、所定値を
越えるG負荷の存在時に正圧呼吸に適するように増大さ
せる手段とから成る。
【0017】静水圧検出手段は、Gスーツ静水圧を検出
し、静水圧が所定値を越えた時、空気圧信号を発信する
リレーバルブ手段から構成できる。リレーバルブ手段
は、ガス抽気流を周囲に流出するベント手段を閉じ、空
気圧信号を発信する手段を備えることができる。ベント
手段を閉じる手段は、増大する静水圧の作用により、弁
座に対して閉じる方向に移動されるバルブ板とすること
ができる。
【0018】バルブ板は、面の一方で静水圧を検出する
ようにしたダイアフラムに保持される。ダイアフラム及
びバルブ板は、静水圧に対して反対に作用する圧縮スプ
リングのような弾性手段により、弁座から離れる方向に
偏倚されている。
【0019】空気圧信号を呼吸圧力制御手段に適用する
手段は、呼吸圧力制御手段と空気圧信号発信手段との間
に連結される空気圧リンク手段から構成することが好ま
しい。
【0020】リレーバルブ手段はレギュレータの一体部
品として設けることができ、その場合、空気圧リンク手
段はレギュレータ本体部材内の通路手段とすることがで
きる。
【0021】また、リレーバルブ手段は主レギュレータ
に対して別ユニットとして設けることができ、その場
合、空気圧リンク手段は2つのユニット間に連結される
可撓性ホースとすることができる。
【0022】ガス抽気流を空気圧リンク手段に供給する
手段は、レギュレータの呼吸ガス流入口から分岐する通
路手段とすることができる。
【0023】ブリードガスの通路手段を閉じ、それによ
りリレーバルブを非作動状態にし、レギュレータをG負
荷に応答しないようにする手段を設けることができる。
【0024】本発明の一実施態様において、レギュレー
タは、呼吸ガス流入口及び呼吸ガス流出口を有する本体
部材と、流入口から流出口へレギュレータを通る呼吸ガ
スの流量を制御する要求バルブと、流出口と連通する要
求圧力検出室と、レギュレータの周囲の航空機乗組員室
に連通する呼吸圧力制御室と、要求圧力検出室を呼吸圧
力制御室から分割し、要求圧力検出室内で検出される呼
吸要求に応答して要求バルブに連結されるダイアフラム
と、呼吸ガスの抽気流を呼吸圧力制御室に供給する手段
と、呼吸圧力制御室から周囲への呼吸ガスの流量を制御
するバルブ手段と、から構成される。
【0025】制御バルブ手段は、バルブステムに保持さ
れるバルブヘッドを備え、バルブステムのバルブヘッド
と反対側の端面が空気圧リンク手段と連通するようにす
ることが好ましい。バルブステムは、そこを貫通して延
びる穴を備え、空気圧リンク手段からのブリードガスが
呼吸圧力制御室へ流動し、制御圧力室は要求圧力検出室
から分割するダイアフラムの末端移行によりもたらされ
る制御圧力の崩壊時、そこでの圧力の再上昇を助けるよ
うにすることが好ましい。
【0026】航空機乗組員が高高度で高いG負荷及び航
空機周囲圧力の両方にさらされた場合、正圧呼吸のため
に、より高い値が設定されるべきという要件を満たすた
め、アネロイドカプセルがバルブステムにインライン配
置されると共に、負荷部材を介してバルブステムの端面
に作用し、バルブヘッドを移動させるようになってい
る。
【0027】
【実施例】以下、この発明を、添付図面を参照して例示
的に説明することにする。
【0028】図1を参照すると、首領域から足首まで延
びるワンピース型液体充填耐Gスーツ(Gスーツ)11を
着用した航空機乗組員10が示されている。Gスーツ11に
は呼吸ガスレギュレータ12が取り付けられており、この
レギュレータ12は供給源(図示しない)から航空機乗組
員10が着用する呼吸マスク13への呼吸ガスの供給量を調
整する。レギュレータ12は、この実施例では可撓性ホー
ス14からなる空気圧リンク手段により、Gスーツ静水圧
検出手段に連結され、この検出手段はこの実施例では、
スーツ内部に連通されるリレーバルブ手段15により提供
されており、このリレーバルブ手段15は更に、空気圧リ
ンク手段によりレギュレータ12に供給される空気圧信号
を発信する手段を提供している。
【0029】次に図2を参照すると、レギュレータ12
は、呼吸ガス流入口17及び呼吸ガス流出口18が設けられ
た本体16を備えている。呼吸マスク13での要求に応じる
流入口17から流出口18への呼吸ガスの流量は、要求バル
ブ19を備える要求レギュレータ装置により制御され、要
求バルブ19は、本体16の穴23内を摺動するスプール22か
らスピンドル21により支持されたバルブヘッド20を有し
ている。バルブヘッド20は、そこに作用する圧縮スプリ
ング24により、閉位置方向に偏倚される。バルブ19が流
入口17内の酸素濃縮空気の圧力により平衡状態とされる
ように、バルブヘッド20及びスプール22の相対する面は
等しくされている。スプール22はその周面に、ラビリン
スシールの形態で溝25を設けている。スピンドル21が突
出する端面とは反対側のスプール22の端面は円錐形状と
なっており、穴23から突出して、要求圧力検出室27に収
容されると共に一方の端部28を中心として揺動するよう
に構成されているバルブ作動レバー26に接触している。
レバー26の他端部29は、要求圧力検出室27を呼吸圧力制
御室31から仕切るダイアフラム30の中央に当接してい
る。
【0030】要求圧力検出室27は流出口18における圧力
で開放されるように構成されるのに対し、呼吸圧力制御
室31は要求圧力検出室27からダイアフラム30のオリフィ
ス32を通る呼吸ガスの抽気流を受け入れるように構成さ
れている。呼吸圧力制御室31は、通路33、室34及び流出
口35により、航空機乗組員室圧力に開放されるように構
成されている。室34内に配置されると共に詳細は後述さ
れるバルブ手段50,51は、呼吸圧力制御室31から航空機
乗組員室へのガスの流出量を制御し、乗組員室が12,000
mを越える高度にある場合或は高G負荷を受ける場合
に、正圧呼吸を提供するのに適する呼吸圧力制御室内圧
力を達成させる。
【0031】最大圧力リリーフバルブ36は流出口37を介
して、過剰圧力を呼吸圧力制御室31から逃すようになっ
ている。
【0032】呼吸圧力制御室31内の圧力はダイアフラム
38の一側の面に作用され、これはスプリング39と共に、
ダイアフラム38に保持されるバルブヘッド40を所定方向
に偏倚させるように作用し、それにより流出口18のベン
トポート41と航空機乗組員室への二次流出口42との間の
連通が閉じられ、流出口18の呼吸ガスが航空機乗組員室
へ排出される。
【0033】バルブヘッド40は、流出口18の圧力が呼吸
圧力制御室31内よりも所定量だけ高い時に開放するよう
に構成されている。この圧力リリーフバルブ装置を開放
するのに必要な圧力差の代表的な値は、950Pa(3.5in.W
G)である。
【0034】ダイアフラム30は、呼吸圧力制御室31に配
置されたスプリング43により後部が支持されている。こ
のスプリング43はダイアフラム30に作用して、それをレ
バー26に接触するように強制しており、ダイアフラム30
及び要求バルブ19に作用するスプリング24,43の力の平
衡によりダイアフラムを零位置とするように構成されて
おり、その場合、バルブヘッド20はその着座面から十分
に離れて保持され、作動時に流出口18に、例えば375Pa
(1.5in.WG)の正(安全)圧力が維持されるようになっ
ている。レギュレータが使用されない時、スプリング43
の作用を無効化し、バルブヘッド20をスプリング24の作
用下で閉鎖させることにより、酸素濃縮空気の浪費を防
止する手段(図示しない)を設けることができる。
【0035】これまで説明してきたように、主レギュレ
ータ12はEP-A-0,263,677号明細書(ノーマレア−ギャレ
ット)に記載された要求レギュレータに原理的に適合す
ると共に、同様の機能を有している。即ち、呼吸ガスが
流入口17で得られる状態で、要求バルブ19はダイアフラ
ム30の移動に応答し、航空機乗組員10の呼吸を可能にす
る。呼吸サイクル圧力が流出口18に、従って要求圧力検
出室27に存在し、それがダイアフラムにより検出され
る。これは吸入中、図2において下方に移動し、バルブ
19を開移動させ、また、吐出中はダイアフラムを上方に
移動し、バルブ19を閉じさせる。
【0036】室34内に設けられるバルブ手段はバルブヘ
ッド50を備え、バルブヘッド50は室34に配置されると共
に中空ステム51により保持され、この中空ステム51はバ
ルブヘッド50において開放されると共に、本体16の穴52
内を摺動する。ステム51の他端面53には弁座54が設けら
れ、また穴55が端面53を貫通して弁座54と中空ステム51
の内部との間で延びている。アネロイドカプセル57によ
り支持された負荷部材56は穴52内を摺動自在であると共
に、カプセル57の膨張により弁座54を閉じる方向に偏倚
される。アネロイドカプセル57は、ポート59により航空
機乗組員室圧力に開放される室58内に配置される。ステ
ム51の端面53は、空気圧リンクホース14と連結される通
路60に連通している。バルブヘッド50は圧縮スプリング
61により、通路33と室34の流出口35との間に開放連通す
る方向に偏倚される。
【0037】呼吸ガス流入口17からの分岐通路62はオン
オフバルブ63により、通路60に連結される制限通路64に
連結されている。バルブ63が開位置にある場合、呼吸ガ
スの抽気流が、可撓性ホース14からなる空気圧リンク手
段により、リレーバルブ手段15に供給される。
【0038】リレーバルブ手段15は、Gスーツ11の外皮
に連結される側部開放中空本体部材65を備え、従ってG
スーツ11内の静水圧が、ダイアフラムに取り付けられた
バルブ板部材66の一側の面により検出され、またバルブ
板部材66は本体部材65と共働して室67を画定する。室67
は、可撓性ホース14に連結される流入口68により、呼吸
ガスの抽気流を受容する。弁座69が室67の内部に設けら
れ、圧縮スプリング71が本体部材65とバルブ板部材66と
の間に作用し、バルブ板部材66を弁座69から離れる方向
に偏倚し、それにより、室67が本体部材65のベント流出
口72により航空機乗組員室圧力に連通される。
【0039】作動時、流入口17で呼吸ガスが得られる状
態であって、レギュレータ12がこれまで説明したような
機能を果たして、呼吸ガスを航空機乗組員が着用する顔
マスクに送給する状態において、高いG負荷、例えば2
G又はそれを越えるまでの高加速度操縦が予想される場
合、オンオフバルブ63は開位置に置かれる。呼吸ガスの
抽気流は通路62、制限通路64、通路60及び可撓性ホース
14により、リレーバルブ手段15に供給される。例えば2
Gより低い負荷が航空機乗組員に作用する場合、バルブ
部材66は弁座69から離れて保持され、呼吸ガスの抽気流
はベント流出口72により、航空機乗組員室へ排出され
る。航空機がGz軸に沿って、2Gを越えるG負荷をも
たらす操縦で飛行する時、静水圧はGスーツ全体で増大
する。リレーバルブ手段15のダイアフラムに取り付けら
れたバルブ板部材66が、Gスーツ内の一位置における静
水圧(p)を検出するので、その位置における静水圧は
加速度(Ng)に比例する。圧力の増大はN(gのレベ
ル)の関数であり、Gに関連する正圧呼吸のスケジュー
ルを作成するために利用される。
【0040】バルブ板部材66により検出された静水圧増
大量は、圧縮スプリング71の偏倚力に打勝つように作用
し、従って、バルブ板部材66は弁座69を閉じる方向に移
動される。その結果、背圧が可撓性ホース14及び通路60
に発生し、それにより空気圧信号がもたらされ、この信
号はバルブステム51の端面53に作用し、圧縮スプリング
61の偏倚力に打勝ち、従って、ステム51に保持されたバ
ルブヘッド50は、呼吸圧力制御室31から流出口35への流
出量を制限する方向に移動される。これは呼吸圧力制御
室31内の圧力を上昇させ、流出口18及び室27の任意の与
えられた圧力に対し、ダイアフラム30のたわみ量を増大
させる。従って、要求バルブ19は流出口18、ひいては呼
吸マスク13において、増大された圧力を維持しようとす
る。室31内の圧力増大は、リリーフバルブ装置のダイア
フラム38にも及ぼされる。従って、呼吸レギュレータ流
出口内の圧力、従って呼吸マスク内の圧力はスーツ内の
圧力に依存し、2つの圧力間の適切なスケジュールは、
面積及びスプリング負荷の選択により得られる。
【0041】バルブステム51の端面53の穴55は、ガスを
通路60から呼吸圧力制御室31へ流動させて、そこに、ダ
イアフラム30の過度の移行によりもたらされる制御圧力
の崩壊時、圧力を再発生させることを助ける手段を提供
する。
【0042】同様に、乗組員室の高度が12,000mを越え
た場合、アネロイドカプセル57が膨張して、バルブヘッ
ド50を、室31から流出口35への流出量に対する制限を増
大する方向に移動させ、その結果、流出口18における呼
吸ガス圧力が上昇し、12,000mを越える乗組員室高度に
おける飛行中、乗組員に供給される呼吸ガス中の酸素部
分圧力を生理学的に満足できるレベルに維持する。
【0043】12,000mを越える乗組員室高度において高
加速度操縦で飛行される場合、前述のようにGスーツ内
の静水圧は、バルブ板部材66を弁座69に閉じる方向に移
動させる。その結果として可撓性ホース14及び通路60に
おいて増大される圧力により発生される空気圧信号が、
バルブステム51の端面53により検出され、もしG負荷
が、アネロイドカプセル57により設定されたより高い呼
吸ガス圧力を必要とするものである場合は、バルブヘッ
ド50が、室31からの流出量に対する制限をさらに増大す
るように、従って流出口18における呼吸ガス圧力をさら
に増大するように移動される。しかし、乗組員室高度が
2つの要件より高い場合は、端面53に対する圧力は無効
状態になる。従って、空気圧信号及びアネロイドカプセ
ル57が、バルブステム51及びバルブヘッド50と共働し
て、制御室31内の圧力を制御し、それにより流出口18に
おける呼吸ガス圧力は2つの要件の高い方により設定さ
れ、航空機が12,000mを越える高度におけるG負荷まで
上昇する操縦がなされる時、高度及びG負荷の影響から
保護される。
【0044】この発明の呼吸ガスレギュレータは、Gに
関連して正圧呼吸を達成するにあたり、レギュレータを
液体充填スーツに関連させる課題に対する、危険の少な
い解決法を提供している。レギュレータの作動にあたり
何ら電気的機能は要求されず、また可撓性ホースにより
もたらされる空気圧リンクは、液体がGスーツからレギ
ュレータの主本体内に漏れる可能性を最少にしている。
その理由は、ダイアフラム66が破損した場合、液体がベ
ント流出口72を介して周囲に流出できるからである。
【0045】これまで図面を参照して説明してきた実施
例において、レギュレータ12とリレーバルブ手段15との
間の空気圧リンク手段は可撓性ホース14からなり、従っ
て、Gスケジュールに関連する正圧呼吸はレギュレータ
の物理的位置により影響を受けるのではなく、スーツに
取り付けられたリレーバルブによってのみ影響を受け
る。しかし、空気圧リンク手段は他の構成により提供す
ることが可能である。例えば、リレーバルブ手段はレギ
ュレータの一体部品として形成し、流入口68を通路60の
連続体とし、レギュレータがGスーツの正しい位置に取
付けられることを必要とする空気圧リンク手段を形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による液体充填耐Gスーツ及び
呼吸ガスレギュレータを着用した航空機乗組員を示す図
である。
【図2】図1に示されるレギュレータ及び衣服の概略図
である。
【符号の説明】
10 航空機乗組員 11 Gスーツ(液体充填耐Gスーツ) 12 呼吸ガスレギュレータ 14 可撓性ホース(空気圧リンク手段) 15 リレーバルブ手段(Gスーツ静水圧検出手段) 17 レギュレータ流入口 18 レギュレータ流出口 31 呼吸圧力制御室 50 バルブヘッド 52 バルブステム 53 端面 66 バルブ板部材 72 ベント流出口

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体充填耐Gスーツを着用する航空機乗
    組員の呼吸要求に応じて呼吸ガスの送給量を調整するた
    めの呼吸ガスレギュレータであって、レギュレータ流出
    口における呼吸ガスの圧力を制御する呼吸圧力制御手段
    と、前記液体充填耐Gスーツと接続されるようになって
    いるGスーツ静水圧検出手段と、検出された増大するG
    スーツ静水圧に応答して空気圧信号を発信する手段と、
    空気圧信号を前記呼吸圧力制御手段に適用し、前記レギ
    ュレータ流出口における呼吸ガス圧力を、所定値を越え
    るG負荷の存在時に正圧呼吸に適するように増大させる
    手段とから成る、航空機乗組員用の呼吸ガスレギュレー
    タ。
  2. 【請求項2】 Gスーツ静水圧検出手段が、Gスーツの
    静水圧を検出するリレーバルブ手段であって、静水圧が
    所定値を越えて上昇した時に空気圧信号を発信するよう
    になっている前記リレーバルブ手段を備えている、請求
    項1記載の航空機乗組員用の呼吸ガスレギュレータ。
  3. 【請求項3】 リレーバルブ手段が、ガスの抽気流を周
    囲に排出するベント手段と、該ベント手段を閉鎖して空
    気圧信号を発信させる手段とを備えている、請求項2記
    載の航空機乗組員用の呼吸ガスレギュレータ。
  4. 【請求項4】 ベント手段を閉鎖する手段が、ダイアフ
    ラムに取り付けられたバルブ板を備え、該バルブ板は、
    増大する静水圧の作用により、弁座を閉鎖する方向に移
    動するようにされている、請求項3記載の航空機乗組員
    用の呼吸ガスレギュレータ。
  5. 【請求項5】 ダイアフラムに取り付けられたバルブ板
    が、静水圧に抗して作用する弾性手段により、弁座から
    離れる方向に偏倚されている、請求項4記載の航空機乗
    組員用の呼吸ガスレギュレータ。
  6. 【請求項6】 空気圧信号を呼吸圧力制御手段に適用す
    る手段が、呼吸圧力制御手段と空気圧信号発信手段との
    間に連結される空気圧リンク手段を備えている、請求項
    1記載の航空機乗組員用の呼吸ガスレギュレータ。
  7. 【請求項7】 空気圧リンク手段が可撓性ホースを備え
    ている、請求項6記載の航空機乗組員用の呼吸ガスレギ
    ュレータ。
  8. 【請求項8】 空気圧リンク手段にガスの抽気流を供給
    するために、呼吸ガスレギュレータの呼吸ガス流入口か
    ら分岐するガス通路手段を備える、請求項6記載の航空
    機乗組員用の呼吸ガスレギュレータ。
  9. 【請求項9】 ガス通路手段を閉鎖し、リレーバルブ手
    段を非作動状態にし、且つ呼吸ガスレギュレータをG負
    荷に応答しないようにするバルブ手段が設けられた、請
    求項8記載の航空機乗組員用の呼吸ガスレギュレータ。
  10. 【請求項10】 呼吸圧力制御手段が、呼吸ガスが供給
    されて、レギュレータ流出口における呼吸ガス圧力を決
    定する制御圧力を生じさせる呼吸圧力制御室と、前記呼
    吸圧力制御室からの流出量を制御し、呼吸ガス圧力を、
    所定の航空機乗組員室高度を越える状態で正圧呼吸に適
    するよう増大するアネロイド手段と、空気圧信号に応答
    して、前記呼吸圧力制御室からの流出量を制御し、呼吸
    ガス圧力を、所定値を越えるG負荷の存在時に正圧呼吸
    に適するように増大するバルブ手段とを備えており、前
    記アネロイド手段及び空気圧信号が制御バルブ手段と共
    働し、前記所定航空機乗組員室高度を越えるG負荷の存
    在時、呼吸ガス圧力を、高い高度及びG負荷の要件に対
    して保護するのに適するように増大するようにされる、
    請求項1記載の航空機乗組員用の呼吸ガスレギュレー
    タ。
JP3341101A 1990-12-22 1991-12-24 航空機乗組員用の呼吸ガスレギュレータ Pending JPH05177005A (ja)

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