JPH05176913A - 最大酸素摂取量推定方法及びその装置 - Google Patents

最大酸素摂取量推定方法及びその装置

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JPH05176913A
JPH05176913A JP3359535A JP35953591A JPH05176913A JP H05176913 A JPH05176913 A JP H05176913A JP 3359535 A JP3359535 A JP 3359535A JP 35953591 A JP35953591 A JP 35953591A JP H05176913 A JPH05176913 A JP H05176913A
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検者に運動負荷を与えずに、かつ、可及的
に安価な機器を用い、専門家を要することなく、短時間
に、従来の自転車エルゴメータやトレッドミルを用いる
間接法と劣らない精度で最大酸素摂取量の推定が可能な
最大酸素摂取量推定方法及び推定装置を提供する。 【構成】 可及的広範囲の年齢の健康な多数の被検者の
身長と、肺活量、1秒量もしくは1秒率又はMVVを測
定し、その統計解析により得られる方程式、 z=ax+by+c (但し、zは最大酸素摂取量{Vo2 max(ml/k
g)}、xは身長、yは肺活量、1秒量もしくは1秒率
又はMVV、a,b,cは係数)を用い、個別の被検者
について、呼吸気流量計により肺活量、1秒量もしくは
1秒率又はMVVを測定し、その測定値と、その被検者
の身長値とを、前記演算装置に入力して、上記方程式を
演算させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最大酸素摂取量推定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】最大酸素摂取量は、呼吸・循環器系機能
の指標として広く認められ、また、個人に適した有酸素
運動の強度を決定する運動能力資料として用いられてい
る。従って、最大酸素摂取量は、健康度の指標、病気の
予知、早期発見の手掛かりとして有用である。
【0003】従来、最大酸素摂取量の測定には、被検者
をエグゾースト(EXHAUST )近くまで追い込んで、最大
負荷時の呼気ガスの分析を行うことによって実測する直
接法があるが、全ての被検者に対して同一の最大負荷条
件を保証することが困難であるので、一般的には、自転
車エルゴメータやトレッドミルを使う最大下負荷におけ
る心拍数と仕事率から最大酸素摂取量を推定する方法
か、同じく最大下負荷における呼気ガスを分析して最大
酸素摂取量を推定する方法のサブマクスマルな間接法が
良く用いられている。
【0004】
【解決しようとする技術課題】しかしながら、自転車エ
ルゴメータやトレッドミルを使って呼気ガス分析又は心
電図作成をする間接法は、使用される機器の値段が高
く、運転コストがかかり、また、一人当たりの測定に1
5〜20分程度の時間がかかり、しかも、熟練した専門
家の監視や医師の立会を必要とするので、集団の測定に
長時間を要して実用に適しないという問題がある。
【0005】また、自転車エルゴメータは、大腿四頭筋
の局部疲労、疼通、サドルの不快感があり、特に自転車
に不慣れな人は、運動時間が長引くと耐えられなくな
る。
【0006】また、トレッドミルによる測定では、ベル
トの移動に不慣れなことと、高齢者や疾患者の安全性の
面において、多くの欠点がある。例えば、一般対象の場
合は、特に運動性ストレスを引き起こし易い。また、被
検者の不安によって心拍数と呼吸数は増加し、データを
解析する場合に、問題を生じることが多い。時には、不
安感を持つ被検者では、不安感を全く持たない被検者に
比べ、心電図のST低下も起りやすいといわれている。
【0007】本発明は、上記従来の間接法の諸欠点に鑑
みてなされたものであり、被検者に運動負荷をかけずに
簡便に最大酸素摂取量の推定が可能な最大酸素摂取量推
定方法を提供することを目的とする。また、可及的に安
価な機器を用い、専門家を要することなく、短時間に、
かつ、被検者に過度な負荷や不安感を与えずに、従来の
自転車エルゴメータやトレッドミルを用いる間接法と劣
らない精度で最大酸素摂取量の推定が可能な最大酸素摂
取量推定装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る最大酸素摂取量推定方法は、可及的広
範囲の年齢の健康な多数人の身長と、肺活量、1秒量も
しくは1秒率及び/又はMVVを測定し、その統計解析
により得られる方程式 z=ax+by+c 但し、zは最大酸素摂取量{Vo2 max(ml/k
g)}、xは身長、yは肺活量、1秒量もしくは1秒率
又はMVV、a,b,cは係数、を演算装置の記憶部に
記憶し、個別の被検者について、呼吸気流量計により肺
活量、1秒量もしくは1秒率又はMVVを測定し、その
測定値と、その被検者の身長値とを、前記演算装置に入
力して、上記方程式を演算させることを特徴としてい
る。
【0009】また、本発明に係る最大酸素摂取量推定装
置は、呼吸気流量計と、入力部、記憶部、処理部、出力
部を有する演算装置とからなり、前記呼吸気流量計は、
肺活量、1秒量もしくは1秒率又はMVVを測定するも
のであり、前記入力部は、少なくとも、身長の値を入力
するものであり、前記記憶部は、次の方程式、 z=ax+by+c 但し、zは最大酸素摂取量の推定値、xは身長、yは肺
活量、1秒量もしくは1秒率又はMVV、a,b,cは
係数、を記憶するものであり、前記処理部は、前記入力
部から入力された身長の値と、前記呼吸気流量計の測定
値を前記xとyにそれぞれ代入して前記方程式を演算し
て、最大酸素摂取量の推定値を算出するものであり、前
記出力部は、前記処理部が算出した推定値を表示し、及
び/又はプリントするものであることを特徴としてい
る。
【0010】さらに、呼吸気流量計と、入力部、記憶
部、処理部及び出力部を有する演算装置とからなり、前
記入力部は、少なくとも身長の値と性別の識別信号を入
力するものであり、前記記憶部は、重回帰方程式 1.0347x+0.01615y+152……(1) 0.9419x+0.01732y+131……(2) 但し、xは身長、yは肺活量、を記憶するものであり、
前記処理部は、前記入力部から入力された性別が男性で
ある場合は(1)式を、女性である場合は(2)式をそ
れぞれ前記記憶部から呼び出し、前記入力部から入力さ
れた身長の値と、前記呼吸気流量計から入力された測定
値をそれぞれ前記(1)又は(2)式のxとyに代入し
て演算して、最大酸素摂取量の推定値を算出するもので
あり、前記出力部は、前記処理部が算出した推定値を表
示し、及び/又はプリントするものであることを特徴と
している。
【0011】
【作用】呼吸気流量計により、従来の方法で肺活量、1
秒量もしくは1秒率(以下、代表的に肺活量という場合
がある。)又はMVV(単位時間当りの最大換気量)を
測定する。測定値は演算装置の記憶部に記憶される。肺
活量測定の前又は後に、入力部より当該被検者の身長値
と性別を入力すると、記憶部に記憶される。そして、測
定を開始させると、入力された身長値をxとし、肺活量
をyとして、式 z=ax+by+c を演算する。
【0012】変量yが肺活量の場合は、上記式の係数
a,b及びcは、被検者が男性の場合は、上記(1)式
が、女性の場合は、上記(2)式が用いられる。
【0013】変量yが1秒量又は1秒率又はMVVの場
合は、変量が肺活量の場合と同様に、可及的広範囲の年
齢の健康な多数者の身長と、1秒量もしくは1秒率及び
/又はMVVを測定し、その相関の統計解析により得ら
れる係数が用いられる。
【0014】出力部は、その演算結果である最大酸素摂
取量の推定値を出力部のモニタ又はプリンタに出力す
る。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。図1は、本実施例に係る最大酸素摂取量
推定装置の構成を示すブロック図、図2は、入力部の表
面の配置の一例を示す平面図である。
【0016】入力部1に設けた電源スイッチ11をON
すると、この最大酸素摂取量推定装置が初期化されて、
使用可能な状態となる。入力部1には、被検者番号を入
力するためのディジタルスイッチ12、男女性別を選択
的に入力するための選択スイッチ13、年齢を入力する
ためのディジタルスイッチ14、身長を入力するための
ディジタルスイッチ15、測定を開始させるためのスタ
ートスイッチ16、プリントを開始させるためのスター
トスイッチ17及び一人分の測定を終了した後、次の人
の測定を開始する前に、クリアさせるためのスイッチ1
8が設けてある。
【0017】入力部1は、インタフェース2を介して、
マイクロコンピュータで構成された制御部3に接続され
ており、入力部の各スイッチから入力される被検者番
号、性別、年齢、身長のデータが、制御部3の処理部
(CPU)31により記憶部(RAM)32に格納され
るようになっている。
【0018】また、制御部3には、呼吸気流量計4も、
インタフェース2を介して接続されており、呼吸気流量
計の測定値がその制御部により、記憶部32に格納され
るようになっている。
【0019】制御部3は、もう一つの記憶部(ROM)
33に、システムプログラムと、方程式 z=ax+by+c 但し、zは最大酸素摂取量{Vo2 max(ml/k
g)}、xは身長、yは肺活量、1秒量もしくは1秒率
又はMVV、a,b,cは係数、を記憶している。
【0020】上記重回帰方程式は、次のようにして作成
されたものである。すなわち、事前に既往症についての
問診、12誘導の心電図などの医学的検査を実施し、異
常のなかった年齢6才から70才までの男性265名
と、女性165名を被検者とし、身長と肺活量を測定し
た。さらに、自転車エルゴメータを使った疲憊限界性テ
ストにより最大酸素摂取量を測定し、身長と肺活量との
相関を研究したところ、最大酸素摂取量と身長及び肺活
量との間に有意な相関があることが判明した。
【0021】最大酸素摂取量は、体格の大小に左右され
るものである。しかし、体格の大小の測定は容易でな
く、個人によるバラツキが避けられない。そこで、本発
明者は、測定が容易で、測定精度に信頼性がある身長の
大小に着目し、身長の大小を考慮した回帰分析を行った
ところ、体格の大小による影響をある程度除くことがで
きた。すなわち、本発明では、重回帰分析を応用するこ
とにより、誤差を小さくすることに成功した。こうし
て、本発明は、可及的に広範囲の年齢の男女の身長と、
肺活量と、疲憊限界性テストによる最大酸素摂取量の測
定値とを用いて統計解析により上記方程式を得、これを
用いて、肺活量と身長に基づいて最大酸素摂取量を算出
するようにしたものである。
【0022】また、回帰による推定を考える場合、肺活
量のみを独立変数とするよりも、身長を加えた2変量を
同時に独立変数とする重回帰方程式を用いるほうが、よ
り正確な推定が可能である。身長に代えて、体脂肪量、
体脂肪率又は除脂肪体重のいずれか一つを用いてもよ
い。上記方程式の係数a,b及び補正値cは、変量に肺
活量を用いる場合は、被検者が男性の場合は、a=1.
0347、b=0.01615、c=152であり、女
性の場合は、a=0.9419、b=0.01732、
c=131である。
【0023】さらに、制御部3には、インタフェース5
を介して測定値などを表示するためのモニタ6とプリン
タ7が接続されている。
【0024】上記の構成により、入力部1から現在の被
検者に関する被検者番号、性別、年齢、身長などの必要
データを制御部3に入力した後、その被検者の肺活量を
呼吸気流量計4により測定して、その測定値を制御部3
に入力し、スタートスイッチ16を押すと、制御部3の
処理部31は、次の動作を開始する。
【0025】まず、入力された性別データが男か女かを
判定し、被検者が男性ならば、記憶部33に記憶されて
いる重回帰方程式の内、男性に適用される重回帰方程式 z=0.9419x+0.01615y+152 を呼び出し、また、被検者が女性の場合は、女性に適用
される重回帰方程式 z=1.0347x+0.01732y+131 を呼び出す。
【0026】次に、呼び出した上記重回帰方程式のxと
yに、記憶部(RAM)32に記憶されている身長の値
と、肺活量測定値を代入して、演算処理させる。この演
算結果が、最大酸素摂取量の推定値となる。
【0027】上記の身長と肺活量の2変量を独立変数と
する重回帰方程式を用いて行う本発明による最大酸素摂
取量の推定値の重相関係数は、性別により上記2種類の
重回帰方程式を用いることにより、図3に示すように、
男性R=0.8656、図4に示すように、女性はR=
0.6605である。
【0028】運動実施による最大能力からの推定による
既知の最大酸素摂取量推定法である、12分間走の成績
と最大酸素摂取量の相関が0.87であるから、本発明
による方法では、被検者が男性の場合、これに近い推定
値が得られたことになり、本推定方法の妥当性が確認さ
れよう。
【0029】図5は、同一被検者に対する自転車エルゴ
メータを用いる従来方法による実測値と、本発明方法に
より肺活量と身長を用いる体重当たり最大酸素摂取量の
推定値との比較表である。
【0030】上記実施例では、呼吸気流量計4が変量と
して肺活量のみを測定する場合の例であるが、変量とし
て、1秒量{呼出開始(吸入開始)から1秒間の肺活
量}又は1秒率(1秒量/肺活量)を用いることができ
る。これらの変量と最大酸素摂取量の間にも一定の相関
があることが認められ、肺活量の場合と同様に、これら
の変量と、多数の被検者の年齢範囲、性別とに基づい
て、統計解析手法により一定の方程式が得られ、その方
程式に1秒量又は1秒率と身長とを代入して、最大酸素
摂取量の推定値を得ることが可能である。
【0031】さらに、MVV(Maximum Voluntary Vent
ilation )又はMBC(Maximum Breathing Capacity)
は、6〜12秒間、随意的に最大努力呼吸を連続して、
その間の換気量を計測し、これを単位時間当たりの換気
量に換算する。肺活量のみを用いる場合は、図5から明
らかなように、52ml/kgを越える範囲では、酸素
摂取量が特別に多い人や、特別に少ない人がいる場合が
あり、多少のバラツキが見られるが、MVVを用いる方
法では、一定時間の筋肉疲労を伴うので、図5のバラツ
キのある辺りも正確に推定できる利点がある。
【0032】従って、呼吸気流量計4は、肺活量(1秒
量又は1秒率)の測定と、MVVの測定の2種類の測定
を行う機能を有し、選択スイッチを操作することによ
り、任意の希望の測定を行うことができるものを用いる
ことが有効である。
【0033】上記の実施例では、入力部からの各項目デ
ータの入力のために、各項目に対応するスイッチを入力
部に設けた例が図示されたが、データ入力方法は、もち
ろん、これに限定されるものではない。例えば、ROM
に格納したプログラムによって、CPUがモニタ6に入
力すべき項目を順次表示して誘導しながら、共通の置数
キー又はキーボードを用いて入力することもできる。
【0034】さらに、被検者の身長を入力部1から入力
したが、これに限らず、図1に点線で示すように、ディ
ジタル身長計8をインタフェースを介して制御部3に接
続し、被検者が身長計により測定すると同時に、その測
定値が取り込まれて、演算処理に利用されるように構成
することもできる。
【0035】このように、身長計を用いる場合は、入力
ミスが防止されるので、より正確な推定が可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明は、肺活量と身長を用い、統計解
析手法により得られた方程式を演算することにより、最
大酸素摂取量を推定するので、次のような、長所を有す
る。 (a)呼吸気流量計による肺活量、1秒量もしくは1秒
率、あるいはMVVを用いるだけであるから、被検者に
運動負荷を与えずに、簡便に最大酸素摂取量を推定する
ことができる。そして、運動負荷による従来の測定方法
に比べ、測定所要時間が短い。 (b)推定に必要な機器は、呼吸気流量計と、普及して
いる入力部、制御部、出力部を有するマイクロコンピュ
ータで済むので、安価な装置を用いて、低コストで推定
値を得ることができる。 (c)被検者の肺活量を測定し、少なくとも身長を入力
又は測定するだけで済むので、熟練した専門家でなくて
も、簡便に測定できる。 (d)肺活量と身長の測定だけで済むため、被検者に不
安感を与えるなどのストレスをかけないので、高血圧者
や循環器系に問題がある人にも危険性がなく、高齢者や
疾患者の安全性の面にも問題がない。 (e)小型化が可能であるので、設置スペースにも困ら
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】入力部の一例を示す平面図である。
【図3】本実施例による女性の場合の観測値と理論値と
の相関を示すグラフである。
【図4】本実施例による男性の場合の観測値と理論値と
の相関を示すグラフである。
【図5】自転車エルゴメータによる実測値と本実施例の
肺活量による推定値とを比較するグラフである
【符号の説明】
1 入力部 3 制御部 31 処理部 32,33 記憶部 4 呼吸気流量計 6,7 出力部 8 身長計
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 最大酸素摂取量推定方法及びその装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)可及的広範囲の年齢の健康な多数人
    の身長と、肺活量、1秒量もしくは1秒率及び/又はM
    VVとを測定し、その統計解析手法により得られる方程
    式 z=ax+by+c 但し、zは最大酸素摂取量{Vo2 max(ml/k
    g)}、 xは身長、 yは肺活量、1秒量もしくは1秒率又はMVV、 a,b,cは係数、 を演算装置の記憶部に記憶し、(ハ)個別の被検者につ
    いて、呼吸気流量計により肺活量、1秒量もしくは1秒
    率又はMVVを測定し、その測定値と、その被検者の身
    長値とを、前記演算装置に入力して、上記方程式を演算
    させることを特徴とする、最大酸素摂取量の推定方法。
  2. 【請求項2】(イ)呼吸気流量計と、入力部、記憶部、
    処理部、出力部を有する演算装置とからなり、(ロ)前
    記呼吸気流量計は、肺活量、1秒量もしくは1秒率及び
    /又はMVVを測定するものであり、(ハ)前記入力部
    は、少なくとも、身長の値を入力するものであり、
    (ハ)前記記憶部は、次の方程式を記憶するものであ
    り、 z=ax+by+c 但し、zは最大酸素摂取量の推定値、 xは身長、 yは肺活量、1秒量もしくは1秒率又はMVV、 a,b,cは係数、 (ニ)前記処理部は、前記入力部から入力された身長の
    値と、前記呼吸気流量計の測定値を前記xとyにそれぞ
    れ代入して前記方程式を演算して、最大酸素摂取量の推
    定値を算出するものであり、(ホ)前記出力部は、前記
    処理部が算出した推定値を表示し、及び/又はプリント
    するものであることを特徴とする最大酸素摂取量推定装
    置。
  3. 【請求項3】(イ)呼吸気流量計と、入力部、記憶部、
    処理部及び出力部を有する演算装置とからなり、(ロ)
    前記入力部は、少なくとも身長の値と性別の識別信号を
    入力するものであり、(ハ)前記記憶部は、重回帰方程
    式 1.0347x+0.01615y+152……(1) 0.9419x+0.01732y+131……(2) 但し、xは身長、 yは肺活量、 を記憶するものであり、(ニ)前記処理部は、前記入力
    部から入力された性別が男性である場合は(1)式を、
    女性である場合は(2)式をそれぞれ前記記憶部から呼
    び出し、前記入力部から入力された身長の値と、前記呼
    吸気流量計から入力された測定値をそれぞれ前記(1)
    又は(2)式のxとyに代入して演算して、最大酸素摂
    取量の推定値を算出するものであり、(ホ)前記出力部
    は、前記処理部が算出した推定値を表示し、及び/又は
    プリントするものであることを特徴とする最大酸素摂取
    量推定装置。
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