JPH0517095Y2 - - Google Patents
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- JPH0517095Y2 JPH0517095Y2 JP1987051519U JP5151987U JPH0517095Y2 JP H0517095 Y2 JPH0517095 Y2 JP H0517095Y2 JP 1987051519 U JP1987051519 U JP 1987051519U JP 5151987 U JP5151987 U JP 5151987U JP H0517095 Y2 JPH0517095 Y2 JP H0517095Y2
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Landscapes
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はスキー結束用具に関し、単に詳述する
と、2枚のスキー板を簡単に結束することができ
ると共に、非使用時にはストツクに取り付けてお
くことが可能なスキー結束用具に関する。
と、2枚のスキー板を簡単に結束することができ
ると共に、非使用時にはストツクに取り付けてお
くことが可能なスキー結束用具に関する。
従来の技術
従来、ゲレンデ等でスキー板を持ち運ぶ場合、
ゴムバンドやプラスチツク製のスキーキヤリヤを
用いて2枚のスキー板を結束することが行なわれ
ている。
ゴムバンドやプラスチツク製のスキーキヤリヤを
用いて2枚のスキー板を結束することが行なわれ
ている。
考案が解決しようとする問題点
しかし、従来の結束用ゴムバンドやスキーキヤ
リヤは、スキーを行う時にはポケツト等に収納し
ておく必要があるため、スキーの邪魔になると共
に、どこに収納したのかわからなくなり易く、ま
た転倒時に紛失することもある。しかも、スキー
板の結束作業が比較的面倒である。
リヤは、スキーを行う時にはポケツト等に収納し
ておく必要があるため、スキーの邪魔になると共
に、どこに収納したのかわからなくなり易く、ま
た転倒時に紛失することもある。しかも、スキー
板の結束作業が比較的面倒である。
また、多くのスキーヤーは、上述したようなこ
とからこれらゴムバンドやスキーキヤリヤをゲレ
ンデでは用いず、2枚のスキー板を結束すること
なく持ち運んでいるのが現状であり、このためば
らけたスキー板で自分が怪我をしたり、他人を傷
つけることがあつた。更に、折角ゴムバンドやス
キーキヤリヤを用いてスキーを運んでも、ゲレン
デ等でこれらを紛失した場合には結局スキー板を
ばらばらの状態で持ち帰らなければならなかつ
た。
とからこれらゴムバンドやスキーキヤリヤをゲレ
ンデでは用いず、2枚のスキー板を結束すること
なく持ち運んでいるのが現状であり、このためば
らけたスキー板で自分が怪我をしたり、他人を傷
つけることがあつた。更に、折角ゴムバンドやス
キーキヤリヤを用いてスキーを運んでも、ゲレン
デ等でこれらを紛失した場合には結局スキー板を
ばらばらの状態で持ち帰らなければならなかつ
た。
本考案は、上記事情に鑑みなされたものであ
り、取り扱いが容易で、このため左右のスキー板
を簡単に結束し得ると共に、非使用時にはストツ
クに取り付けておくことができ、従つてスキーの
邪魔になつたり、紛失することを確実に防止し得
る上、ストツクのウエイトバランスとして用いる
ことも可能なスキー結束用具を提供することを目
的とする。
り、取り扱いが容易で、このため左右のスキー板
を簡単に結束し得ると共に、非使用時にはストツ
クに取り付けておくことができ、従つてスキーの
邪魔になつたり、紛失することを確実に防止し得
る上、ストツクのウエイトバランスとして用いる
ことも可能なスキー結束用具を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段
即ち、本考案は上記目的を達成するため、スキ
ー板の幅とほぼ等しい長さに形成された可撓性を
有する基体の長さ方向両端部に、スキーストツク
の軸部が嵌着し得る中空部を有し、かつ周壁の一
部にスキーストツクの軸部の径よりもやや幅狭の
開口部が設けられた可撓性を有する一対の略リン
グ状挟持体を、互いに対向させてかつ基体と直交
した状態にそれぞれ連設すると共に、この両挟持
体の基体と対向する位置に一対の係止突片を互い
に対向させてそれぞれ突設してなり、上記一対の
挟持体間に互いに重ね合わせた状態の一対のスキ
ー板を挿入して、重ねたスキー板の一面に上記基
体を当接させると共に、他面両側縁部に上記一対
の係止突片をそれぞれ係合させることにより一対
のスキー板を結束し、またスキー板の非結束時に
は、上記両挟持体の中空部にそれぞれ上記開口部
を通してスキーストツクの軸部を嵌入することに
よりスキーストツクに取り付けるように構成した
ことを特徴とするスキー結束用具。
ー板の幅とほぼ等しい長さに形成された可撓性を
有する基体の長さ方向両端部に、スキーストツク
の軸部が嵌着し得る中空部を有し、かつ周壁の一
部にスキーストツクの軸部の径よりもやや幅狭の
開口部が設けられた可撓性を有する一対の略リン
グ状挟持体を、互いに対向させてかつ基体と直交
した状態にそれぞれ連設すると共に、この両挟持
体の基体と対向する位置に一対の係止突片を互い
に対向させてそれぞれ突設してなり、上記一対の
挟持体間に互いに重ね合わせた状態の一対のスキ
ー板を挿入して、重ねたスキー板の一面に上記基
体を当接させると共に、他面両側縁部に上記一対
の係止突片をそれぞれ係合させることにより一対
のスキー板を結束し、またスキー板の非結束時に
は、上記両挟持体の中空部にそれぞれ上記開口部
を通してスキーストツクの軸部を嵌入することに
よりスキーストツクに取り付けるように構成した
ことを特徴とするスキー結束用具。
作 用
本考案結束用具は、上述した構成としたことに
より、重ねたスキー板の所定箇所を両挟持体の間
に挿入するだけで、簡単に左右のスキー板を結束
することができる。また、非使用時には両挟持体
の中空部にストツクの軸部を挿入することによつ
てストツクに取り付けておくことができるもので
ある。
より、重ねたスキー板の所定箇所を両挟持体の間
に挿入するだけで、簡単に左右のスキー板を結束
することができる。また、非使用時には両挟持体
の中空部にストツクの軸部を挿入することによつ
てストツクに取り付けておくことができるもので
ある。
この場合、本考案の結束用具にあつては、互い
に重ね合わせた一対のスキー板の重ね合わせ方向
に対しては基体と係止突片とにより挟持し、また
幅方向に対しては基体により連結された両挟持体
で挟持して、重ねたスキー板の重ね合わせ方向と
幅方向との2方向から挟持するようになつている
ので、不用意にスキー板がばらけるようなことな
く、確実に一対のスキー板を結束することができ
る。
に重ね合わせた一対のスキー板の重ね合わせ方向
に対しては基体と係止突片とにより挟持し、また
幅方向に対しては基体により連結された両挟持体
で挟持して、重ねたスキー板の重ね合わせ方向と
幅方向との2方向から挟持するようになつている
ので、不用意にスキー板がばらけるようなことな
く、確実に一対のスキー板を結束することができ
る。
また、スキーストツクに取り付けた場合には、
一対のリング状挟持体を基体で連結した構成とさ
れ、しかもこの挟持体の中空部にスキーストツク
の軸部を嵌入した状態に取り付けられるので、両
挟持体はスキーストツクの軸部外周面に周方向に
沿つて密着し、かつ基体はスキーストツクの軸部
外周面に軸方向に沿つて密着した状態となる。従
つて、スキーストツクの軸部から大きく突出する
ことなく該軸部に取り付けることができ、このた
めスキーの邪魔になつたり転倒した際にストツク
からはずれて紛失するような不都合を生じること
なく、確実にストツクの軸部に保持することがで
きるものである。
一対のリング状挟持体を基体で連結した構成とさ
れ、しかもこの挟持体の中空部にスキーストツク
の軸部を嵌入した状態に取り付けられるので、両
挟持体はスキーストツクの軸部外周面に周方向に
沿つて密着し、かつ基体はスキーストツクの軸部
外周面に軸方向に沿つて密着した状態となる。従
つて、スキーストツクの軸部から大きく突出する
ことなく該軸部に取り付けることができ、このた
めスキーの邪魔になつたり転倒した際にストツク
からはずれて紛失するような不都合を生じること
なく、確実にストツクの軸部に保持することがで
きるものである。
次に実施例を示し、本考案を具体的に説明する
が、本考案は下記実施例に限定されるものではな
い。
が、本考案は下記実施例に限定されるものではな
い。
実施例 1
第1〜4図は本考案の一実施例を示す。
本実施例のスキー結束用具1において、2はス
キー板の幅とほぼ等しい長さに形成された可撓性
を有する方形板状の基体である。また、3a,3
bはそれぞれ上記基体2の長さ方向両端部に互に
対向状態でかつ基体2と直交させて一体に連設さ
れた可撓性を有する略円形リング状挟持体で、こ
の挟持体3a,3bはそれぞれ内部にスキースト
ツクの軸部外径とほぼ等しい径の円形中空部4
a,4bが穿設され、かつ基体2の上方に存して
スキーストツクの軸部外径よりやや短い間隔(第
4図中Aで示す)の開口部5a,5bが設けられ
たものである。ここで、上記挟持体3a,3bの
周壁先端内縁部には、それぞれ略四角状の押え板
(係止突片)6a,6bが一体に突設されている。
なお、両押え板6a,6b下端と上記基板2上端
との間隔は2枚のスキー板を重ねたときの厚さと
ほぼ等しく形成され、かつ一方の押え板6aは他
方の押え板6bよりやや短く形成されていると共
に、一方の押え板6aの先部は外方に向けて湾曲
している。
キー板の幅とほぼ等しい長さに形成された可撓性
を有する方形板状の基体である。また、3a,3
bはそれぞれ上記基体2の長さ方向両端部に互に
対向状態でかつ基体2と直交させて一体に連設さ
れた可撓性を有する略円形リング状挟持体で、こ
の挟持体3a,3bはそれぞれ内部にスキースト
ツクの軸部外径とほぼ等しい径の円形中空部4
a,4bが穿設され、かつ基体2の上方に存して
スキーストツクの軸部外径よりやや短い間隔(第
4図中Aで示す)の開口部5a,5bが設けられ
たものである。ここで、上記挟持体3a,3bの
周壁先端内縁部には、それぞれ略四角状の押え板
(係止突片)6a,6bが一体に突設されている。
なお、両押え板6a,6b下端と上記基板2上端
との間隔は2枚のスキー板を重ねたときの厚さと
ほぼ等しく形成され、かつ一方の押え板6aは他
方の押え板6bよりやや短く形成されていると共
に、一方の押え板6aの先部は外方に向けて湾曲
している。
実施例 2
第5〜8図は本考案の他の実施例を示すもので
ある。なお、第5〜8図において第1〜4図の結
束用具1と同一構成の部分には同一参照符号を付
してその説明を省略する。
ある。なお、第5〜8図において第1〜4図の結
束用具1と同一構成の部分には同一参照符号を付
してその説明を省略する。
本実施例のスキー用具1においては、基板2は
互に平行配置されたスキー板の幅とほぼ等しい長
さを有する一対の角柱体2a,2bにより構成さ
れている。なお、これら角柱体2a,2bの間隔
はスキーストツクの外径よりやや短く形成されて
いる。そして、両挟持体3a,3bの開口部5
a,5bは両角柱体2a,2a間の空間部に連通
して設けられていると共に、両押え板(係止突
片)6a,6bはこれら開口部5a,5bと対向
する位置に突設されている。なお、本実施例にお
いても開口部5a,5bの間隔(第8図中Aで示
す)はストツクの外径よりやや短く、両押え板6
a,6b下端と基体2の両角柱体2a,2b上端
との間隔は2枚のスキー板を重ねたときの厚さと
ほぼ等しく形成されている。
互に平行配置されたスキー板の幅とほぼ等しい長
さを有する一対の角柱体2a,2bにより構成さ
れている。なお、これら角柱体2a,2bの間隔
はスキーストツクの外径よりやや短く形成されて
いる。そして、両挟持体3a,3bの開口部5
a,5bは両角柱体2a,2a間の空間部に連通
して設けられていると共に、両押え板(係止突
片)6a,6bはこれら開口部5a,5bと対向
する位置に突設されている。なお、本実施例にお
いても開口部5a,5bの間隔(第8図中Aで示
す)はストツクの外径よりやや短く、両押え板6
a,6b下端と基体2の両角柱体2a,2b上端
との間隔は2枚のスキー板を重ねたときの厚さと
ほぼ等しく形成されている。
上記実施例1,2の結束用具1によつて左右の
スキー板を結束する場合、第9図(実施例1)及
び第10図(実施例2)に示すように、結束用具
1の両挟持体3a,3b間に重ねたスキー板7,
7を挿入し、基体2と両押え板6a,6bとでス
キー板7,7を挟むようにして結束するものであ
る。この場合、基体2は可撓性を有するので、基
体2を湾曲させることにより両挟持体3a,3b
の間隔を広げ、他方の押え板6bと基体2との間
にスキー板7,7の幅方向一端部を入れた後、一
方の押え板6aの湾曲部内面をスキー板7,7の
幅方向他端部に当てた状態でスライドさせること
により、容易に両挟持体3a,3b間にスキー板
7,7を挿入して用具1をスキー板7,7に取り
付けることができる。この場合、特に実施例1の
用具1では基体2と押え板6a,6bとの間に開
口部5a,5bが存し、基体2と押え板6a,6
bとの間隔の自由度が大きいため、種々の厚さを
有するスキー板に対して容易に取り付けることが
可能である。
スキー板を結束する場合、第9図(実施例1)及
び第10図(実施例2)に示すように、結束用具
1の両挟持体3a,3b間に重ねたスキー板7,
7を挿入し、基体2と両押え板6a,6bとでス
キー板7,7を挟むようにして結束するものであ
る。この場合、基体2は可撓性を有するので、基
体2を湾曲させることにより両挟持体3a,3b
の間隔を広げ、他方の押え板6bと基体2との間
にスキー板7,7の幅方向一端部を入れた後、一
方の押え板6aの湾曲部内面をスキー板7,7の
幅方向他端部に当てた状態でスライドさせること
により、容易に両挟持体3a,3b間にスキー板
7,7を挿入して用具1をスキー板7,7に取り
付けることができる。この場合、特に実施例1の
用具1では基体2と押え板6a,6bとの間に開
口部5a,5bが存し、基体2と押え板6a,6
bとの間隔の自由度が大きいため、種々の厚さを
有するスキー板に対して容易に取り付けることが
可能である。
ここで、このように重ねたスキー板7,7を上
記実施例1及び2のスキー結束用具1で結束した
状態において、重ねたスキー板7,7は、第9,
10図に示されているように、その重ね合わせ方
向に対しては基体2と押え板(係止突片)6a,
6bとにより挟持され、また幅方向に対しては基
体2で連結された両挟持体3a,3bで挟持され
るので、不用意にばらけることなく、確実に結束
される。
記実施例1及び2のスキー結束用具1で結束した
状態において、重ねたスキー板7,7は、第9,
10図に示されているように、その重ね合わせ方
向に対しては基体2と押え板(係止突片)6a,
6bとにより挟持され、また幅方向に対しては基
体2で連結された両挟持体3a,3bで挟持され
るので、不用意にばらけることなく、確実に結束
される。
また、上記実施例1,2の結束用具1をスキー
ストツクに取り付ける場合、第11図(実施例
1)及び第12図(実施例2)に示すように、両
挟持体3a,3bの中空部4a,4bにそれぞれ
スキーストツク8の軸部を挿入するものである。
ここで、挟持部3a,3bは可撓性を有するた
め、実施例1では両開口部5a,5bを通し、実
施例2では両開口部5a,5b及び両角柱体2
a,2b間を通してストツク8の軸部を中空部4
a,4b内に押し込むことにより、容易に用具1
をストツク8に取り付けることができる。
ストツクに取り付ける場合、第11図(実施例
1)及び第12図(実施例2)に示すように、両
挟持体3a,3bの中空部4a,4bにそれぞれ
スキーストツク8の軸部を挿入するものである。
ここで、挟持部3a,3bは可撓性を有するた
め、実施例1では両開口部5a,5bを通し、実
施例2では両開口部5a,5b及び両角柱体2
a,2b間を通してストツク8の軸部を中空部4
a,4b内に押し込むことにより、容易に用具1
をストツク8に取り付けることができる。
この場合、挟持体3a,3bの中空部4a,4
bは非結束時にストツクに嵌着しておくためのも
ので、従つてこの中空部4a,4bの径はストツ
クの外径と同長かそれより若干小さくすることが
好ましく、そうすることによつて嵌着時には、そ
の撓みに対する反発力でストツクにしつかりと保
持される。例えば、通常ストツクの外径は握り部
(グリツプ)に近接する部分が15mmであり、中央
部に向かつて次第に太くなり、中央部が17mmと最
も太く、中央部から先端部に向かつて細くなつて
いるので中空部4a,4bの径は15〜17mmとする
ことが好ましく、こうすることによりストツクに
用具1をしつかりと取り付けることができる。但
し、この中空部4a,4bの径は構造上、基体2
と押え板6a,6bとの間隔の大きさをある程度
制限するものであり、スキー板の厚さ及び基体2
と押え板6a,6bとの間隔の関係も考慮して決
定すべきものである。
bは非結束時にストツクに嵌着しておくためのも
ので、従つてこの中空部4a,4bの径はストツ
クの外径と同長かそれより若干小さくすることが
好ましく、そうすることによつて嵌着時には、そ
の撓みに対する反発力でストツクにしつかりと保
持される。例えば、通常ストツクの外径は握り部
(グリツプ)に近接する部分が15mmであり、中央
部に向かつて次第に太くなり、中央部が17mmと最
も太く、中央部から先端部に向かつて細くなつて
いるので中空部4a,4bの径は15〜17mmとする
ことが好ましく、こうすることによりストツクに
用具1をしつかりと取り付けることができる。但
し、この中空部4a,4bの径は構造上、基体2
と押え板6a,6bとの間隔の大きさをある程度
制限するものであり、スキー板の厚さ及び基体2
と押え板6a,6bとの間隔の関係も考慮して決
定すべきものである。
ここで、このようにスキーストツクの軸部に取
り付けられたスキー結束用具1は、第11,12
図に示されているように、両挟持体3a,3bが
スキーストツク8の軸部外周面に周方向に沿つて
密着し、かつ基体2がスキーストツク8の軸部外
周面に軸方向に沿つて密着した状態となる。従つ
て、これら結束具1がスキーストツク8の軸部か
ら大きく突出することなく、該軸部に取り付けら
れ、このためスキーの邪魔になつたり、転倒時に
ストツクからはずれて紛失するような不都合を生
じることがなく、確実にストツク8の軸部に保持
される。
り付けられたスキー結束用具1は、第11,12
図に示されているように、両挟持体3a,3bが
スキーストツク8の軸部外周面に周方向に沿つて
密着し、かつ基体2がスキーストツク8の軸部外
周面に軸方向に沿つて密着した状態となる。従つ
て、これら結束具1がスキーストツク8の軸部か
ら大きく突出することなく、該軸部に取り付けら
れ、このためスキーの邪魔になつたり、転倒時に
ストツクからはずれて紛失するような不都合を生
じることがなく、確実にストツク8の軸部に保持
される。
本実施例1,2の用具1で2枚のスキー板を結
束する時は上述したように基体2と押え板6a,
6bとで重ねた2枚のスキー板を挟み込むように
して結束するものであり、従つて結束しようとす
るスキー板の厚さによつてこの基体2と押え板6
a,6bとの間隔は決められるものである。通常
のスキー板の形状は第13図に示すように最も薄
い部分が重ねた時に15mmであり、これは前述した
ストツクの径と一致するため、この部分で結束す
るように基体2の長さを結束部位のスキー板幅
(83mm又は74mm)とし、基体2と押え板6a,6
bとの間隔を15mmとすることが中空部4a,4b
の径との関係上好適である。これら中空部4a,
4bの径、基体2と押え板6a,6bとの間隔、
基体2の長さは、上述したようにそれぞれ15〜17
mm,15mm,83mm又は74mmとするのが一般的である
が、これらは結束しようとするスキー板及びその
スキー板を使つてスキーを行う際に使用するスト
ツクによつて決定されるものであり、特殊なスキ
ー板及びストツクについては適宜それぞれの値を
決定すればよい。
束する時は上述したように基体2と押え板6a,
6bとで重ねた2枚のスキー板を挟み込むように
して結束するものであり、従つて結束しようとす
るスキー板の厚さによつてこの基体2と押え板6
a,6bとの間隔は決められるものである。通常
のスキー板の形状は第13図に示すように最も薄
い部分が重ねた時に15mmであり、これは前述した
ストツクの径と一致するため、この部分で結束す
るように基体2の長さを結束部位のスキー板幅
(83mm又は74mm)とし、基体2と押え板6a,6
bとの間隔を15mmとすることが中空部4a,4b
の径との関係上好適である。これら中空部4a,
4bの径、基体2と押え板6a,6bとの間隔、
基体2の長さは、上述したようにそれぞれ15〜17
mm,15mm,83mm又は74mmとするのが一般的である
が、これらは結束しようとするスキー板及びその
スキー板を使つてスキーを行う際に使用するスト
ツクによつて決定されるものであり、特殊なスキ
ー板及びストツクについては適宜それぞれの値を
決定すればよい。
上記の実施例1及び2のスキー結束用具はスキ
ーを行う場合は、ストツクに固定して携帯するこ
とができ、このため従来のスキー結束用具のよう
に結束に用いない時にポケツト等に収納する必要
がなく、しかもスキーの邪魔になつたり、転倒時
にストツクから外れて紛失するような不都合を生
じることなく、確実にストツクに保持しておくこ
とができる。また、スキー板の結束操作及びスト
ツクへの着脱操作が嵌め込みによるものであるた
め、取り扱いが簡単であり、従つてスキー手袋を
はめたまま容易にスキー板の結束、解除及びスト
ツクへの脱着が行え、しかも重ね合わせたスキー
板をその重ね合わせ方向及び幅方向の2方向から
挟持して確実に結束することができ、またスキー
板長さ方向先端部及び後端部の2ヶ所で結束する
ことにより強固に結束することができる。更に、
スキーウエアのフアツシヨン性を重視する人々に
とつては、ポケツトに従来のゴムバンド等の結束
用具を入れることによるボデイーラインのくずれ
を防ぐことができるなどスキーを楽しく行うため
にも有効に用いられるものである。
ーを行う場合は、ストツクに固定して携帯するこ
とができ、このため従来のスキー結束用具のよう
に結束に用いない時にポケツト等に収納する必要
がなく、しかもスキーの邪魔になつたり、転倒時
にストツクから外れて紛失するような不都合を生
じることなく、確実にストツクに保持しておくこ
とができる。また、スキー板の結束操作及びスト
ツクへの着脱操作が嵌め込みによるものであるた
め、取り扱いが簡単であり、従つてスキー手袋を
はめたまま容易にスキー板の結束、解除及びスト
ツクへの脱着が行え、しかも重ね合わせたスキー
板をその重ね合わせ方向及び幅方向の2方向から
挟持して確実に結束することができ、またスキー
板長さ方向先端部及び後端部の2ヶ所で結束する
ことにより強固に結束することができる。更に、
スキーウエアのフアツシヨン性を重視する人々に
とつては、ポケツトに従来のゴムバンド等の結束
用具を入れることによるボデイーラインのくずれ
を防ぐことができるなどスキーを楽しく行うため
にも有効に用いられるものである。
なお、上記実施例においては挟持部をそれぞれ
押え板(係止突片)を設けた略円形リング状に構
成したが、他の形状としてもよい。また、基体の
形状も上記のものに限られず、その他の構成につ
いても本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変更
して差支えない。
押え板(係止突片)を設けた略円形リング状に構
成したが、他の形状としてもよい。また、基体の
形状も上記のものに限られず、その他の構成につ
いても本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変更
して差支えない。
また、本考案用具を構成する材料に特に制限は
なく、例えば可撓性を有するプラスチツクやカル
プ材(カルシウムインプラスチツク)、金属等を
用いることができる。
なく、例えば可撓性を有するプラスチツクやカル
プ材(カルシウムインプラスチツク)、金属等を
用いることができる。
考案の効果
以上説明したように、本考案に係るスキー結束
用具は、2枚のスキー板を簡単な操作で強固に結
束し得ると共に、非結束時にはストツクに確実に
取り付けておくことができるため、容易に紛失す
ることがなく、スキーの邪魔になることもない。
また、このようにストツクに取り付けることがで
きるので、その取付位置を調節することによつて
ストツクのウエイトバランスとしても使用し得る
ものである。
用具は、2枚のスキー板を簡単な操作で強固に結
束し得ると共に、非結束時にはストツクに確実に
取り付けておくことができるため、容易に紛失す
ることがなく、スキーの邪魔になることもない。
また、このようにストツクに取り付けることがで
きるので、その取付位置を調節することによつて
ストツクのウエイトバランスとしても使用し得る
ものである。
第1図乃至第4図はそれぞれ本考案の一実施例
を示すもので、第1図は斜視図、第2図は正面
図、第3図は平面図、第4図は左側面図、第5図
乃至第8図はそれぞれ本考案の他の実施例を示す
もので、第5図は斜視図、第6図は正面図、第7
図は平面図、第8図は左側面図、第9図は第1〜
4図の結束用具でスキー板を結束した状態を示す
斜視図、第10図は第5〜8図の結束用具でスキ
ー板を結束した状態を示す斜視図、第11図は第
1〜4図の結束用具をストツク取り付けた状態を
示す斜視図、第12図は第5〜8図の結束用具を
ストツクに取り付けた状態を示す斜視図、第13
図は2枚のスキー板を重ね合わせた時の各部の寸
法を示す説明図である。 1……スキー結束用具、2……基体、3a,3
b……挟持体、4a,4b……中空部、5a,5
b……開口部、6a,6b……押え板(係止突
片)、7……スキー板、8……スキーストツク。
を示すもので、第1図は斜視図、第2図は正面
図、第3図は平面図、第4図は左側面図、第5図
乃至第8図はそれぞれ本考案の他の実施例を示す
もので、第5図は斜視図、第6図は正面図、第7
図は平面図、第8図は左側面図、第9図は第1〜
4図の結束用具でスキー板を結束した状態を示す
斜視図、第10図は第5〜8図の結束用具でスキ
ー板を結束した状態を示す斜視図、第11図は第
1〜4図の結束用具をストツク取り付けた状態を
示す斜視図、第12図は第5〜8図の結束用具を
ストツクに取り付けた状態を示す斜視図、第13
図は2枚のスキー板を重ね合わせた時の各部の寸
法を示す説明図である。 1……スキー結束用具、2……基体、3a,3
b……挟持体、4a,4b……中空部、5a,5
b……開口部、6a,6b……押え板(係止突
片)、7……スキー板、8……スキーストツク。
Claims (1)
- スキー板の幅とほぼ等しい長さに形成された可
撓性を有する基体の長さ方向両端部に、スキース
トツクの軸部が嵌着し得る中空部を有し、かつ周
壁の一部にスキーストツクの軸部の径よりもやや
幅狭の開口部が設けられた可撓性を有する一対の
略リング状挟持体を、互いに対向させてかつ基体
と直交した状態にそれぞれ連設すると共に、この
両挟持体の基体と対向する位置に一対の係止突片
を互いに対向させてそれぞれ突設してなり、上記
一対の挟持体間に互いに重ね合わせた状態の一対
のスキー板を挿入して、重ねたスキー板の一面に
上記基体を当接させると共に、他面両側縁部に上
記一対の係止突片をそれぞれ係合させることによ
り一対のスキー板を結束し、またスキー板の非結
束時には、上記両挟持体の中空部にそれぞれ上記
開口部を通してスキーストツクの軸部を嵌入する
ことによりスキーストツクに取り付けるように構
成したことを特徴とするスキー結束用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987051519U JPH0517095Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987051519U JPH0517095Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63158375U JPS63158375U (ja) | 1988-10-17 |
JPH0517095Y2 true JPH0517095Y2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=30875856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987051519U Expired - Lifetime JPH0517095Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517095Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831577U (ja) * | 1981-08-24 | 1983-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用表示パネル |
JPS6017776B2 (ja) * | 1979-11-07 | 1985-05-07 | 電気化学工業株式会社 | γ−クロロ−β−ヒドロキシ酪酸アルキルエステルの製法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017776U (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-06 | 株式会社 マイルド | スキ−用クリツプ |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP1987051519U patent/JPH0517095Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017776B2 (ja) * | 1979-11-07 | 1985-05-07 | 電気化学工業株式会社 | γ−クロロ−β−ヒドロキシ酪酸アルキルエステルの製法 |
JPS5831577U (ja) * | 1981-08-24 | 1983-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用表示パネル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63158375U (ja) | 1988-10-17 |
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