JPH0517073Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0517073Y2 JPH0517073Y2 JP5131686U JP5131686U JPH0517073Y2 JP H0517073 Y2 JPH0517073 Y2 JP H0517073Y2 JP 5131686 U JP5131686 U JP 5131686U JP 5131686 U JP5131686 U JP 5131686U JP H0517073 Y2 JPH0517073 Y2 JP H0517073Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- walkway
- storage tanks
- storage tank
- connecting walkway
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 239000000383 hazardous chemical Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、石油類などを貯えるタンクないし貯
槽の間を結ぶための連絡歩廊にする。
槽の間を結ぶための連絡歩廊にする。
[従来の技術]
これ等の貯槽には、点検や保守などの目的で回
廊や歩廊がそれぞれ取付けられ、作業者が効率良
く移動出来る様に、隣接した貯槽の間に固定式や
スライド式の連絡歩廊を設けている。
廊や歩廊がそれぞれ取付けられ、作業者が効率良
く移動出来る様に、隣接した貯槽の間に固定式や
スライド式の連絡歩廊を設けている。
その様な施設の監督官庁である消防庁は、昭和
58年9月の通達で、危険物施設に於ける地震対策
推進の一環として、連絡歩廊による貯槽本体の破
損や付帯設備の損傷等の恐れを指摘して、検討を
求めている。
58年9月の通達で、危険物施設に於ける地震対策
推進の一環として、連絡歩廊による貯槽本体の破
損や付帯設備の損傷等の恐れを指摘して、検討を
求めている。
すなわち、固定式の連絡歩廊の場合、連結され
た貯槽が地震の震動によつて個々に異なる動きを
すると、取付けた歩廊が貯槽本体を破損する可能
性がある。
た貯槽が地震の震動によつて個々に異なる動きを
すると、取付けた歩廊が貯槽本体を破損する可能
性がある。
また、固定式をスライド式に改善したスライド
方式の連絡歩廊の場合にも、貯槽の動きによつて
スライド量が大きくなると、受け架台から外れて
しまう危険性がある。その為チエーン等で吊つて
落下防止する方策も取られているが、連絡歩廊の
重量が大きいので、なお落下の心配が残り、落下
した場合には貯槽の側板の破損や地上の付帯設備
の破損の危険がある。
方式の連絡歩廊の場合にも、貯槽の動きによつて
スライド量が大きくなると、受け架台から外れて
しまう危険性がある。その為チエーン等で吊つて
落下防止する方策も取られているが、連絡歩廊の
重量が大きいので、なお落下の心配が残り、落下
した場合には貯槽の側板の破損や地上の付帯設備
の破損の危険がある。
この通達を受けて、各自治体によつては、連絡
歩廊を撤去して各貯槽毎に昇降設備を受ける等の
指導が行なわれている。
歩廊を撤去して各貯槽毎に昇降設備を受ける等の
指導が行なわれている。
[考案が解決しようとする課題]
しかしながら、施設の使用者にとつて、貯槽間
の連絡歩廊は日常業務の効率上から必要欠くべか
らぬ設備であり、その存続が要望されている。
の連絡歩廊は日常業務の効率上から必要欠くべか
らぬ設備であり、その存続が要望されている。
本考案は、その様な要望に沿つて貯槽本体や付
帯設備を破損する恐れのない完全な連絡歩廊を提
供する事を目的とする。
帯設備を破損する恐れのない完全な連絡歩廊を提
供する事を目的とする。
[課題を解決するための手段]
前記目的の達成の為、本考案の連絡歩廊は、一
端を二つの貯槽のうちの一方の貯槽側へ枢動自在
に取付けて該歩廊を上方へ付勢する装置を設ける
と共に、他端をこれら貯槽の相対的動きに応じて
破断する部材で他方の貯槽側へ固定することを特
徴とする。
端を二つの貯槽のうちの一方の貯槽側へ枢動自在
に取付けて該歩廊を上方へ付勢する装置を設ける
と共に、他端をこれら貯槽の相対的動きに応じて
破断する部材で他方の貯槽側へ固定することを特
徴とする。
[作用並びに効果]
上記の構造によれば、地震等の大きな衝撃を受
けて貯槽間に相対的な動きが生ずると、他端を固
定している部材が破断して、連絡歩廊は付勢装置
によつて上方へ回動し、貯槽間の連結を解除す
る。その結果、各貯槽は独自の動きが可能とな
り、互いに干渉することがなく、連絡歩廊の破
損、落下や貯槽本体の変形・破損を防止する。ま
た、付勢装置の力を適切に設定することによつ
て、連絡歩廊上に人が乗つている際に万一他端を
固定している部材が破断しても、連絡歩廊の上昇
を抑えて安全を確保できる。
けて貯槽間に相対的な動きが生ずると、他端を固
定している部材が破断して、連絡歩廊は付勢装置
によつて上方へ回動し、貯槽間の連結を解除す
る。その結果、各貯槽は独自の動きが可能とな
り、互いに干渉することがなく、連絡歩廊の破
損、落下や貯槽本体の変形・破損を防止する。ま
た、付勢装置の力を適切に設定することによつ
て、連絡歩廊上に人が乗つている際に万一他端を
固定している部材が破断しても、連絡歩廊の上昇
を抑えて安全を確保できる。
この様に、本考案は、従来設備の利便性を損う
ことなく、地震時の貯槽本体や附帯施設の安全を
確保し、しかもこれを簡単で安価な構造で可能と
するものである。
ことなく、地震時の貯槽本体や附帯施設の安全を
確保し、しかもこれを簡単で安価な構造で可能と
するものである。
[実施例]
次に、図面に示した実施例に基づいて、本考を
説明する。
説明する。
第4図は、2つの貯槽の歩廊間に取付けた、本
考案の実施例による連絡歩廊1を示す。この連絡
歩廊1は歩廊部分に手摺を立設したもので、第1
図に図示の様に、その一端を一方の貯槽に設けた
支点へ回動自在に取付け、さらに連絡歩廊を上方
へ付勢する装置、この実施例ではバネ2、を取付
けている。一方連絡歩廊1の他端は、他方の貯槽
側へ特殊ピン3にて固定される。
考案の実施例による連絡歩廊1を示す。この連絡
歩廊1は歩廊部分に手摺を立設したもので、第1
図に図示の様に、その一端を一方の貯槽に設けた
支点へ回動自在に取付け、さらに連絡歩廊を上方
へ付勢する装置、この実施例ではバネ2、を取付
けている。一方連絡歩廊1の他端は、他方の貯槽
側へ特殊ピン3にて固定される。
上記の特殊ピン3とは、貯槽間に相対的な動き
が生ずると最初に破断する様に、第2図に図示の
通りにその一部を細めたボルト状の部材である。
尚、この部材の破断強度は本考案を適用する貯槽
の大きさ等に応じて適宜設定する。
が生ずると最初に破断する様に、第2図に図示の
通りにその一部を細めたボルト状の部材である。
尚、この部材の破断強度は本考案を適用する貯槽
の大きさ等に応じて適宜設定する。
本実施例の連絡歩廊1は、地震等の大きな衝撃
を受けて貯槽間に相対的な動きが生ずると、特殊
ピン3が破断して、第3図に示す様に、バネ2の
力により上昇し、貯槽間の連結を断つて、連絡歩
廊の破断落下や貯槽本体の破損を防止する。
を受けて貯槽間に相対的な動きが生ずると、特殊
ピン3が破断して、第3図に示す様に、バネ2の
力により上昇し、貯槽間の連結を断つて、連絡歩
廊の破断落下や貯槽本体の破損を防止する。
第5図は、本考案の他の実施例による連絡歩廊
を示している。
を示している。
この実施例では、前述の実施例におけるバネ2
に替えて、連絡歩廊を付勢する装置としてその一
端に錘を設けている。本実施例の連絡歩廊でも、
前述の実施例と同様の作用・効果が得られる。
に替えて、連絡歩廊を付勢する装置としてその一
端に錘を設けている。本実施例の連絡歩廊でも、
前述の実施例と同様の作用・効果が得られる。
さらに別の実施例として、連絡歩廊の他端を固
定する為の特殊ピン3に替えて、貯槽間の相対的
な動きに応じて破断する様に強度の低い材質の金
具を使用しても良い。
定する為の特殊ピン3に替えて、貯槽間の相対的
な動きに応じて破断する様に強度の低い材質の金
具を使用しても良い。
第1図は本考案の実施例による連絡歩廊の平面
図、第2図は同連絡歩廊を固定するための特殊ピ
ン取付部の断面図、第3図は同連絡歩廊の作動を
示す側面図、第4図は同連絡歩廊の取付状況を示
す斜視図、第5図は本考案の他の実施例による連
絡歩廊の平面図である。 図中、1は連絡歩廊、2はバネ(付勢する装
置)、3は特殊ピン(破断する部材)。
図、第2図は同連絡歩廊を固定するための特殊ピ
ン取付部の断面図、第3図は同連絡歩廊の作動を
示す側面図、第4図は同連絡歩廊の取付状況を示
す斜視図、第5図は本考案の他の実施例による連
絡歩廊の平面図である。 図中、1は連絡歩廊、2はバネ(付勢する装
置)、3は特殊ピン(破断する部材)。
Claims (1)
- 二つの貯槽間を結ぶための連絡歩廊において、
連絡歩廊の一端を一方の貯槽側へ枢動自在に取付
けて該歩廊を上方へ付勢する装置を設けると共
に、該連絡歩廊の他端をこれら貯槽の相対的動き
に応じて破断する部材で他方の貯槽側へ固定する
ことを特徴とする連絡歩廊。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5131686U JPH0517073Y2 (ja) | 1986-04-05 | 1986-04-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5131686U JPH0517073Y2 (ja) | 1986-04-05 | 1986-04-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163261U JPS62163261U (ja) | 1987-10-16 |
JPH0517073Y2 true JPH0517073Y2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=30875460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5131686U Expired - Lifetime JPH0517073Y2 (ja) | 1986-04-05 | 1986-04-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517073Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-05 JP JP5131686U patent/JPH0517073Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62163261U (ja) | 1987-10-16 |
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