JPH05160768A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JPH05160768A
JPH05160768A JP3325615A JP32561591A JPH05160768A JP H05160768 A JPH05160768 A JP H05160768A JP 3325615 A JP3325615 A JP 3325615A JP 32561591 A JP32561591 A JP 32561591A JP H05160768 A JPH05160768 A JP H05160768A
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JP
Japan
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output
reference voltage
power
power amplifier
mobile phone
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Pending
Application number
JP3325615A
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English (en)
Inventor
Kazuki Hoshino
一樹 星野
Tetsuaki Nakanishi
徹明 中西
Koichi Kunitomo
浩一 国友
Yoshiyasu Hiroi
吉保 広井
Eiji Omori
英二 大森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話機を電力増幅ブースタに接続して自
動車電話機と同一規格の多段切替の送信を行うようにす
る際、電力増幅ブースタの電力増幅器を好適な状態で動
作させるようにした携帯電話装置を提供する。 【構成】 電力増幅ブースタB側では、基準電圧発生器
24で基地局からの送信出力の指示レベルに適合する基
準電圧を発生する。電圧比較器26で基準電圧と電力増
幅器17の検波出力とを比較し、電力増幅器17を制御
する。携帯電話機A側では、基準電圧発生器10で電力
増幅ブースタ接続動作に切替えた基準電圧を発生する。
電圧比較器12で基準電圧と電力増幅器3の検波出力と
を比較し、電力増幅器17を制御し、電力増幅ブースタ
Bとの最大出力差、若しくは電力増幅器17の増幅利得
だけ下がる出力で電力増幅器17を励振させ、最適に動
作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機(小型無線
機)を電力増幅ブースタに接続し、自動車電話機と同一
規格の多段切替の送信を行うことができるようにした携
帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の携帯電話装置を示す概略構
成図である。
【0003】図3において、Aは携帯電話機、Bは電力
増幅ブースタである。携帯電話機Aについて説明する
と、101は全体を制御する制御装置、102は送信機
の前段部であり、基地局からの指示、または制御装置1
01独自の判断で多チャネル切替され、その一つを送出
し、接続のためのデータ信号、通話のための音声信号、
その他の信号により変調される。103は送信機前段部
102の出力により励振され、増幅出力を送出する電力
増幅器、104はアンテナ切替器、105はアンテナ、
106は電力増幅器103を制御する電力制御器であ
り、端子107により充電式電池(図示省略)に接続さ
れている。108は送信出力の進行波成分の一部を抽出
する方向性結合器、109は方向性結合器108で抽出
された進行波成分を検波する検波器、110は基準電圧
発生器であり、送信出力制御信号111により指示され
た基準電圧を発生し、接続情報信号112により発生レ
ベルが変更される。113は電圧比較器であり、検波器
109から送出される検波出力と、基準電圧発生器11
0から送出される基準電圧とを比較し、その結果をもと
に電力制御器106を駆動する。114は送信出力の出
力端子、115は送信出力制御信号111の出力端子、
116は接続情報信号112の入力端子である。
【0004】電力増幅ブースタBについて説明すると、
117は電力増幅器であり、入力端子118により携帯
電話機Aの出力端子114に接続され、携帯電話機Aか
らの出力により励振され、増幅出力を送出する。119
はアンテナ、120は電力増幅器117を制御する電力
制御器であり、端子121により自動車のバッテリ(図
示省略)に接続されている。122は送信出力の進行波
成分の一部を抽出する方向性結合器、123は方向性結
合器122で抽出された進行波成分を検波する検波器、
124は基準電圧発生器であり、入力端子125により
携帯電話機Aの出力端子115に接続され、送信出力制
御信号111により指示された基準電圧を発生する。1
26は電圧比較器であり、検波器123から送出される
検波出力と、基準電圧発生器124から送出される基準
電圧とを比較し、その結果をもとに電力制御器120を
駆動する。127は入力端子128により携帯電話機A
の出力端子116に接続されるアースである。
【0005】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。まず、携帯電話機Aを単独で使用する動
作について説明する。
【0006】電力増幅器103は送信機の前段部102
の出力により励振され、増幅出力を方向性結合器10
8、アンテナ切替器104を介してアンテナ105へ送
出する。これによりアンテナ105から送信する。この
間、方向性結合器108により電力増幅器103の増幅
出力から進行波成分の一部を抽出し、検波器109によ
り検波して電圧比較器113へ送出する。一方、基地局
から送出された送信出力制御信号111は、制御装置1
01により基準電圧発生器110へ送出される。基準電
圧発生器110では送信出力制御信号111に相当する
基準電圧を発生し、電圧比較器113へ送出する。電圧
比較器113では基準電圧と検波出力とを比較し、その
差電圧を電力制御器106へ送出する。電力制御器10
6は電圧比較器113に入力する検波出力が基準電圧と
平衡するように電力増幅器103の供給電圧を制御す
る。
【0007】次に、携帯電話機Aを電力増幅ブースタB
に接続して使用する動作について説明する。
【0008】電力増幅ブースタBを動作させる電力は、
携帯電話機Aの送信機が動作するときに供給される。電
力増幅ブースタBのアース127が出力端子128によ
り携帯電話機Aの入力端子116に接続されると、制御
装置101に接続情報信号112が入力される。制御装
置101はこの接続情報信号112を基準電圧発生器1
10へ送出させ、基準電圧発生器110の発生レベルを
あらかじめ定められた一定レベルに変更すると共に、ア
ンテナ切替器104を出力端子114側、すなわち、電
力増幅ブースタB側へ切替える。これに伴い、電力増幅
ブースタBの電力増幅器117は出力端子114と入力
端子118を介して携帯電話機Aの出力により励振さ
れ、増幅出力を方向性結合器122を介してアンテナ1
19へ送出する。これによりアンテナ119から送信す
る。この間、方向性結合器108、122により電力増
幅器103、117の増幅出力から進行波成分の一部を
抽出し、検波器109、123により検波して電圧比較
器113、126へ送出する。一方、基地局から送出さ
れた送信出力制御信号111は、制御装置101により
電力増幅ブースタ接続動作に切替えられた基準電圧発生
器110へ送出されると共に、出力端子115、入力端
子125を介して基準電圧発生器124へ送出される。
携帯電話機A側では、上記と同様の動作により電力増幅
器103が制御される。一方、電力増幅ブースタB側で
は、基準電圧発生器124により送信出力制御信号11
1に相当する基準電圧を発生し、電圧比較器126へ送
出する。電圧比較器126では基準電圧と検波出力とを
比較し、その差電圧を電力制御器120へ送出する。電
力制御器120は電圧比較器126に入力する検波出力
と基準電圧が平衡するように電力増幅器117の供給電
圧を制御する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例の構成では、基地局から指示する送信出力
の最高出力と最低出力との差が30dB(1/100
0)である。このため、最高出力を得るための励振電力
に対して最低出力の関係が−20dB(1/100)と
なり、電力増幅ブースタBの電力増幅器117を減衰器
として動作させるという技術上の問題があった。
【0010】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、携帯電話機を電力増幅ブースタに接続して自動
車電話機と同一規格の多段切替の送信を行うようにする
際、電力増幅ブースタの電力増幅器を好適な状態で動作
させることができ、したがって、系全体の電力効率を向
上させることができると共に、各部を正常に動作させる
ことができるようにした携帯電話装置を提供することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、携帯電話機が、送信機前段部の出力によ
り励振される電力増幅器、送信出力制御信号の指示によ
り基準電圧を発生する基準電圧発生器、これら電力増幅
器の出力の検波出力および基準電圧を比較する電圧比較
器、この電圧比較器の出力をもとに上記電力増幅器を制
御する電力制御器を備え、電力増幅ブースタが、上記携
帯電話機の出力により励振される電力増幅器、送信出力
制御信号の指示に対応する基準電圧を発生する基準電圧
発生器、これら電力増幅器の出力の検波出力および基準
電圧を比較する電圧比較器、この電圧比較器の出力をも
とに上記携帯電話機の出力により励振される電力増幅器
を制御する電力制御器を備え、上記携帯電話機を上記電
力増幅ブースタと接続する際、上記携帯電話機の出力が
上記電力増幅ブースタとの最大出力差、若しくは電力増
幅ブースタの送信出力の低下に伴うその電力増幅器の電
力増幅利得だけ下がるように構成されたものである。
【0012】
【作用】したがって、本発明によれば、携帯電話機を単
独で使用する場合には、携帯電話機の電力増幅器の検波
出力と基準電圧との比較により出力の自動制御を行う。
また、携帯電話機を電力増幅ブースタに接続して使用す
る場合には、電力増幅ブースタ側では電力増幅器の検波
出力との比較に用いる基準電圧を指示された送信出力に
対応させて所定の送信出力となるように電力増幅器を制
御し、携帯電話機側では、その励振出力が電力増幅ブー
スタとの最大出力差、若しくは電力増幅ブースタの送信
出力の低下に伴うその電力増幅器の電力増幅利得だけ下
がり、最適出力となるように制御し、電力増幅ブースタ
の電力増幅器を最適な状態で動作させることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例における携帯電話
装置を示す概略構成図である。図1において、Aは携帯
電話機、Bは小電力送信の無線出力を基地局からの指示
により多段に切替えて送信するための電力増幅ブースタ
である。携帯電話機Aについて説明すると、1は全体を
制御する制御装置(CPU)、2は送信機の前段部であ
り、基地局からの指示、または制御装置1独自の判断で
多チャネル切替され、その一つを送出し、接続のための
データ信号、通話のための音声信号、その他の信号によ
り変調される。3は送信機前段部2の出力により励振さ
れ、増幅出力を送出する電力増幅器、4はアンテナ切替
器、5はアンテナ、6は電力増幅器3を制御する電力制
御器であり、端子7により充電式電池(図示省略)に接
続されている。8は送信出力の進行波成分の一部を抽出
する方向性結合器、9は方向性結合器8で抽出された進
行波成分を検波する検波器、10は基準電圧発生器であ
り、送信出力制御信号(a、b、c)11の指示によ
り、例えば、8段階の基準電圧を発生する。12は電圧
比較器であり、検波器9から送出される検波出力と、基
準電圧発生器10から送出される基準電圧とを比較し、
その結果をもとに電力制御器6を駆動する。13は送信
出力の出力端子、14は送信出力制御信号11の出力端
子、15は接続情報信号16の入力端子である。
【0015】電力増幅ブースタBについて説明すると、
17は電力増幅器であり、入力端子18により携帯電話
機Aの出力端子13に接続され、携帯電話機Aからの出
力により励振され、増幅出力を送出する。この電力増幅
器19の最大出力は、携帯電話機Aの最大出力よりも大
きくなるように設定されている。19は自動車アンテ
ナ、20は電力増幅器17を制御する電力制御器であ
り、端子21により自動車のバッテリ(図示省略)に接
続されている。22は送信出力の進行波成分の一部を抽
出する方向性結合器、23は方向性結合器22で抽出さ
れた進行波成分を検波する検波器、24は基準電圧発生
器であり、入力端子25により携帯電話機Aの出力端子
14に接続され、送信出力制御信号11により指示され
たレベルに対応する基準電圧を発生する。26は電圧比
較器であり、検波器23から送出される検波出力と、基
準電圧発生器24から送出される基準電圧とを比較し、
その結果をもとに電力制御器20を駆動する。27は出
力端子28により携帯電話機Aの入力端子15に接続さ
れるアースである。
【0016】そして、上記携帯電話機Aの基準電圧発生
器10は、電力増幅ブースタBとの接続時の接続情報信
号16により制御装置1から基準電圧が制御され、電力
増幅器3の出力が電力増幅ブースタBとの最大出力差と
なり、若しくは電力増幅ブースタBの送信出力の低下に
伴い、電力増幅ブースタBの電力増幅器17の電力増幅
利得だけ下がるように多段階に切替え制御し得るように
構成されている。
【0017】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。まず、携帯電話機Aを単独で使用する動
作について説明する。
【0018】携帯電話機Aの単独動作時にはアンテナ切
替器4が点線で示すようにアンテナ5側へ切替えられて
いる。そして、電力増幅器3が送信機の前段部2の出力
により励振され、増幅出力を方向性結合器8、アンテナ
切替器4を介してアンテナ5へ送出する。これによりア
ンテナ5から送信する。この間、方向性結合器8により
電力増幅器3の増幅出力から進行波成分の一部を抽出
し、検波器9により検波し、電圧比較器12へ送出す
る。一方、基地局から送出された送信出力制御信号11
は、制御装置1により基準電圧発生器10へ送出され
る。基準電圧発生器10では送信出力制御信号11の指
示レベルに相当する基準電圧を発生し、電圧比較器12
へ送出する。電圧比較器12では基準電圧と検波出力と
を比較し、その差電圧を電力制御器6へ送出する。電力
制御器6は電圧比較器12に入力する検波出力が基準電
圧と平衡するように電力増幅器3の供給電圧を増大、若
しくは減少するように制御する。携帯電話機Aを単独で
使用する際には、制御装置1により基地局に通知してい
るので、基地局から自動車電話機の最大出力を指示され
ることはなく、したがって、規定の出力で送信すること
ができる。
【0019】次に、携帯電話機Aを電力増幅ブースタB
に接続して使用する動作について説明する。
【0020】電力増幅ブースタBを動作させる電力は、
携帯電話機Aの送信機が動作するときに供給される。電
力増幅ブースタBのアース27が出力端子28により携
帯電話機Aの入力端子15に接続されると、制御装置1
に接続情報信号16が入力される。制御装置1はこれに
よりアンテナ切替器4を実線で示すように出力端子13
側、すなわち、電力増幅ブースタB側へ切替えると共
に、基準電圧発生器10の送信出力制御信号11に対す
る基準信号の発生レベルを電力増幅ブースタ接続動作に
切替える。すなわち、電力増幅ブースタBの最大出力の
とき、携帯電話機Aの出力が最大レベルとなり、電力増
幅ブースタBの送信出力の低下に伴い、携帯電話機Aの
出力が電力増幅ブースタBの電力増幅器17の電力増幅
利得に対応して下がるように制御し得る基準信号を発生
させる。また、制御装置1は基地局に対し、携帯電話機
から自動車電話機出力(例えば、3W)が可能な状態に
切替えられたことを通知して通話に対して自動車電話機
の動作をさせる(なお、制御装置1は携帯電話機Aを単
独で動作させるときのみ基地局に通知し、携帯電話機A
を電力増幅ブースタBに接続して使用するときには、基
地局に通知することなく、基地局から自動車電話機の動
作をさせるようにしてもよい。)。これに伴い、電力増
幅器17は切替器4、出力端子13および入力端子18
を介して携帯電話機Aの出力により励振され、増幅出力
を方向性結合器22を介してアンテナ19へ送出する。
これによりアンテナ19から送信する。この間、方向性
結合器8、22により電力増幅器3、17の増幅出力か
ら進行波成分の一部を抽出し、検波器9、23により検
波し、電圧比較器12、26へ送出する。一方、基地局
から送信出力制御信号11が送出されると、携帯電話機
Aの制御装置1はこの送信出力制御信号11を上記のよ
うに自身の電力増幅ブースタ接続動作に切替えられた基
準電圧発生器10へ送出すると共に、出力端子14、入
力端子25を介して電力増幅ブースタBの基準電圧発生
器24へ送出する。電力増幅ブースタB側では、基準電
圧発生器24により送信出力制御信号11の指示レベル
に相当する基準電圧を発生し、電圧比較器26へ送出す
る。電圧比較器26では基準電圧と検波器23からの検
波出力とを比較し、その差電圧を電力制御器20へ送出
する。電力制御器20は電圧比較器26に入力する検波
出力が基準電圧と平衡するように電力増幅器17の供給
電圧を制御する。一方、携帯電話機A側では、上記のよ
うに基準電圧発生器10により電力増幅ブースタBの最
大出力のとき、最大レベルとなり、電力増幅ブースタB
の送信出力の低下に伴い、電力増幅ブースタBの電力増
幅器17の電力増幅利得に対応して下がる基準電圧を発
生し、電圧比較器12へ送出する。電圧比較器12では
基準電圧と検波器9からの検波出力とを比較し、電力制
御器6により電力増幅器3を制御する。このとき、上記
のように基準電圧発生器10は、携帯電話機Aの励振出
力が電力増幅ブースタBとの最大出力差となり、若しく
は電力増幅ブースタBの送信出力の低下に伴い、電力増
幅ブースタBの電力増幅器17の電力増幅利得だけ下が
るように携帯電話機Aの通常の動作範囲で制御されてい
るので、電力増幅ブースタBの電力増幅器17を最適な
状態で動作させることができる。そして、規定の出力で
送信することができる。
【0021】図2は携帯電話機Aにおける送信出力制御
信号11と送信出力の関係および電力増幅ブースタBに
おける送信出力制御信号11と送信出力と励振出力の関
係の一例を示している。例えば、電力増幅ブースタBの
電力増幅器17の電力増幅利得が7dBであるとし、送
信の出力Pbが3Wの指示を受けたとき、携帯電話機A
側の励振出力Pdを0.6Wとする。電力増幅ブースタ
Bの送信出力Pbが0.48Wの指示を受けたとき、励
振出力Pdを0.1W以下とする。電力増幅ブースタB
の送信出力Pbが6ランク下の12.3mW以下の数ラ
ンクでは携帯電話機Aの励振電力Pdを6mW以下の一
定の最低レベルとする。このように携帯電話機Aの励振
出力Pdが通常の多段階の出力Paより低く、電力増幅
ブースタBの電力増幅器17と携帯電話機Aとの関係が
最適となるように設定される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、携
帯電話機を単独で使用する場合には、携帯電話機の電力
増幅器の検波出力と基準電圧との比較により出力の自動
制御を行う。また、携帯電話機を電力増幅ブースタに接
続して使用する場合には、電力増幅ブースタ側では、そ
の励振出力が電力増幅ブースタとの最大出力差、若しく
は電力増幅ブースタの送信出力の低下に伴うその電力増
幅器の電力増幅利得だけ下がり、最適出力となるように
制御し、電力増幅ブースタの電力増幅器を最適な状態で
動作させることができる。したがって、系全体の電力効
率を向上させることができると共に、各部を正常に動作
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における携帯電話装置を示す
概略構成図
【図2】同携帯電話装置における送信出力制御信号に対
する携帯電話機の送信出力と電力増幅ブースタの送信出
力および励振出力の一例を示す説明図
【図3】従来の携帯電話装置を示す概略構成図
【符号の説明】
1 制御装置 2 送信機の前段部 3 電力増幅器 6 電力制御器 8 方向性結合器 9 検波器 10 基準電圧発生器 11 送信出力制御信号 12 電圧比較器 16 接続情報信号 17 電力増幅器 20 電力制御器 22 方向性結合器 23 検波器 24 基準電圧発生器 26 電圧比較器 A 携帯電話機 B 電力増幅ブースタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広井 吉保 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 大森 英二 東京都保谷市本町三丁目17番4号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機が、送信機前段部の出力によ
    り励振される電力増幅器、送信出力制御信号の指示によ
    り基準電圧を発生する基準電圧発生器、これら電力増幅
    器の出力の検波出力および基準電圧を比較する電圧比較
    器、この電圧比較器の出力をもとに上記電力増幅器を制
    御する電力制御器を備え、電力増幅ブースタが、上記携
    帯電話機の出力により励振される電力増幅器、送信出力
    制御信号の指示に対応する基準電圧を発生する基準電圧
    発生器、これら電力増幅器の出力の検波出力および基準
    電圧を比較する電圧比較器、この電圧比較器の出力をも
    とに上記携帯電話機の出力により励振される電力増幅器
    を制御する電力制御器を備え、上記携帯電話機を上記電
    力増幅ブースタと接続する際、上記携帯電話機の出力が
    上記電力増幅ブースタとの最大出力差、若しくは電力増
    幅ブースタの送信出力の低下に伴うその電力増幅器の電
    力増幅利得だけ下がるように構成された携帯電話装置。
JP3325615A 1991-12-10 1991-12-10 携帯電話装置 Pending JPH05160768A (ja)

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