JPH0514116B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514116B2 JPH0514116B2 JP60119902A JP11990285A JPH0514116B2 JP H0514116 B2 JPH0514116 B2 JP H0514116B2 JP 60119902 A JP60119902 A JP 60119902A JP 11990285 A JP11990285 A JP 11990285A JP H0514116 B2 JPH0514116 B2 JP H0514116B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- flange
- blade
- pump
- circumference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 235000002597 Solanum melongena Nutrition 0.000 claims 1
- 244000061458 Solanum melongena Species 0.000 claims 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 8
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 5
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 2
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 238000004065 wastewater treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、１個又はそれ以上の真直ぐな又は湾
曲した羽根を半径方向に配置した、ポンプ特に渦
ポンプの羽根車に関するものである。
曲した羽根を半径方向に配置した、ポンプ特に渦
ポンプの羽根車に関するものである。
汚水汲み出しのためには渦ポンプは閉塞傾向、
耐久性、運転の安定性及び製造コスト上最も有利
なポンプ型式であることが証明されている。また
渦ポンプは沈泥やパルプを汲み出すために、大き
な磨耗を生じる用途、例えば砂がポンプに入る場
所での使用のために良く使われる。渦ポンプの特
徴は羽根車とポンプハウジングの間に羽根のない
広いスペースをもち、このスペース幅がポンプの
流量に対応するという点にある。また、渦ポンプ
に使う羽根車の羽根は流れ通路を横切る前縁をも
たない。かかる前縁には長い繊維構造の固体物質
がからまることがあつた。上記の如き従来の渦ポ
ンプの欠点はポンプ効率が低く、揚程曲線（ポン
プ特性曲線の１つ）が低い点にある。これは、有
害な流れが羽根の縁を越えて流れることに因る。
この有害な流れは羽根の上下の圧力差に起因して
起こるものである。
耐久性、運転の安定性及び製造コスト上最も有利
なポンプ型式であることが証明されている。また
渦ポンプは沈泥やパルプを汲み出すために、大き
な磨耗を生じる用途、例えば砂がポンプに入る場
所での使用のために良く使われる。渦ポンプの特
徴は羽根車とポンプハウジングの間に羽根のない
広いスペースをもち、このスペース幅がポンプの
流量に対応するという点にある。また、渦ポンプ
に使う羽根車の羽根は流れ通路を横切る前縁をも
たない。かかる前縁には長い繊維構造の固体物質
がからまることがあつた。上記の如き従来の渦ポ
ンプの欠点はポンプ効率が低く、揚程曲線（ポン
プ特性曲線の１つ）が低い点にある。これは、有
害な流れが羽根の縁を越えて流れることに因る。
この有害な流れは羽根の上下の圧力差に起因して
起こるものである。
本発明の目的は、ポンプ効率と揚程曲線を実質
的に改善した渦ポンプを提供することにある。
的に改善した渦ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の渦ポンプ羽
根車は羽根の縁が羽根面に対して実質的に直角を
なすフランジをもつ点に特徴を有する。
根車は羽根の縁が羽根面に対して実質的に直角を
なすフランジをもつ点に特徴を有する。
本発明はかかる構成により、羽根の縁を越えて
流れる不利益な流れを防止してポンプ効率と揚程
を大幅に高め、研磨性物質を含んだ液体を汲み出
す場合には羽根を磨耗させる乱流が羽根縁を越え
て流れるのを防止して、羽根の磨耗を防止し、羽
根の耐久性を向上させ、またフランジの存在によ
つてポンプを流れる液体の流れが極めて穏やかに
なり、そのため汚泥中の薄片が汲み出し中に粉砕
されることが防止される等の効果を有する。
流れる不利益な流れを防止してポンプ効率と揚程
を大幅に高め、研磨性物質を含んだ液体を汲み出
す場合には羽根を磨耗させる乱流が羽根縁を越え
て流れるのを防止して、羽根の磨耗を防止し、羽
根の耐久性を向上させ、またフランジの存在によ
つてポンプを流れる液体の流れが極めて穏やかに
なり、そのため汚泥中の薄片が汲み出し中に粉砕
されることが防止される等の効果を有する。
本発明の好適実施例はフランジとこれに隣接し
た羽根間の距離が羽根車の円周に向かうにつれて
増大する点に特徴を有する。このため固体物質が
このスペース内に詰まることが確実になくなる。
た羽根間の距離が羽根車の円周に向かうにつれて
増大する点に特徴を有する。このため固体物質が
このスペース内に詰まることが確実になくなる。
羽根縁を越える乱流を前記フランジが防止する
ため、本発明の羽根車の耐久性は改善される。研
磨性物質を含んだ液体を汲み出すときにはこの乱
流が羽根を磨耗させる。フランジの存在に依つて
ポンプを通る液体の流れは極めて“おだやか”な
ものとなる。汚泥中の薄片（flakes）は汲し出し
中に粉砕されてはいけないので、ポンプを汚水浄
化プラントで活性汚泥を汲み出すために使うとき
には上記のことは重要なことである。流れが極め
ておだやかであるのは、羽根縁を越える乱流が無
いことに因る。この乱流によつて汚泥薄片は粉砕
されるのである。
ため、本発明の羽根車の耐久性は改善される。研
磨性物質を含んだ液体を汲み出すときにはこの乱
流が羽根を磨耗させる。フランジの存在に依つて
ポンプを通る液体の流れは極めて“おだやか”な
ものとなる。汚泥中の薄片（flakes）は汲し出し
中に粉砕されてはいけないので、ポンプを汚水浄
化プラントで活性汚泥を汲み出すために使うとき
には上記のことは重要なことである。流れが極め
ておだやかであるのは、羽根縁を越える乱流が無
いことに因る。この乱流によつて汚泥薄片は粉砕
されるのである。
以下、図示の実施例に基づき本発明を詳述す
る。
る。
第１図は本発明の渦ポンプの断面図である。低
圧で生ずる吸引力によつて引かれて、汲み出し液
体は開口１から入り、開口３を経て羽根車２によ
り吐出される。本発明によれば羽根５の縁はフラ
ンジ４をもち、これは液体がこの羽根縁を越えて
流れるのを防止する。
圧で生ずる吸引力によつて引かれて、汲み出し液
体は開口１から入り、開口３を経て羽根車２によ
り吐出される。本発明によれば羽根５の縁はフラ
ンジ４をもち、これは液体がこの羽根縁を越えて
流れるのを防止する。
第２，３図に示す如くフランジ４は羽根縁の後
側に置く。このフランジは羽根に対して直角に配
置するのが好適である。第４，５図では、フラン
ジは羽根の前側にあるが、第６，７図では一部が
前側に、一部が後側にある。羽根車に対するフラ
ンジの位置は夫々の場合の条件に従つて決める。
側に置く。このフランジは羽根に対して直角に配
置するのが好適である。第４，５図では、フラン
ジは羽根の前側にあるが、第６，７図では一部が
前側に、一部が後側にある。羽根車に対するフラ
ンジの位置は夫々の場合の条件に従つて決める。
本発明のフランジを使用すればポンプの効率と
揚程を43％も改善することが試験の結果認められ
た。
揚程を43％も改善することが試験の結果認められ
た。
第２，４，６図に示す如く、フランジ４から次
の羽根までの距離Ａは羽根車１の円周に向かうに
つれて増大する。このため汚水等に含まれた固体
物質が羽根間にくつ付くことは防止される。フラ
ンジの幅は羽根に沿つて円周７に向かうにつれて
増大する。フランジの内縁６は羽根車の円周まで
渦巻形に延在する。
の羽根までの距離Ａは羽根車１の円周に向かうに
つれて増大する。このため汚水等に含まれた固体
物質が羽根間にくつ付くことは防止される。フラ
ンジの幅は羽根に沿つて円周７に向かうにつれて
増大する。フランジの内縁６は羽根車の円周まで
渦巻形に延在する。
フランジ４の最大高さ対羽根車の外直径の比
（Bnax／d2）は0.03〜0.20間、最も有利には0.07〜
0.14間の値である。
（Bnax／d2）は0.03〜0.20間、最も有利には0.07〜
0.14間の値である。
本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、請求の範囲内で種々の変更が可能であるのは
勿論のことである。
く、請求の範囲内で種々の変更が可能であるのは
勿論のことである。
第１図は本発明の羽根車の羽根をもつ渦ポンプ
の断面図、第２図はフランジを羽根の後側に置い
た本発明の渦ポンプ羽根車の好適実施例を示す
図、第３図は線−上でとつた第２図の羽根車
の断面図、第４図はフランジを羽根の前側に置い
た本発明の渦ポンプ羽根車の好適実施例を示す
図、第５図は線−上でとつた羽根車の断面
図、第６図はフランジの一部を羽根の前側で、一
部をその後側に置いた、本発明の渦ポンプ羽根車
の第３の実施例を示す図、第７図は線−上で
とつた羽根車の断面図である。 １，３…開口、２…羽根車、４…フランジ、５
…羽根、６…フランジ内縁、７…羽根車の円周。
の断面図、第２図はフランジを羽根の後側に置い
た本発明の渦ポンプ羽根車の好適実施例を示す
図、第３図は線−上でとつた第２図の羽根車
の断面図、第４図はフランジを羽根の前側に置い
た本発明の渦ポンプ羽根車の好適実施例を示す
図、第５図は線−上でとつた羽根車の断面
図、第６図はフランジの一部を羽根の前側で、一
部をその後側に置いた、本発明の渦ポンプ羽根車
の第３の実施例を示す図、第７図は線−上で
とつた羽根車の断面図である。 １，３…開口、２…羽根車、４…フランジ、５
…羽根、６…フランジ内縁、７…羽根車の円周。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ １個以上の真直ぐな又は湾曲した羽根５を半
径方向に配置した、ポンプ特に渦ポンプの羽根車
２において、羽根５の縁が羽根面に対して実質的
に直角をなすフランジ４を具えたことを特徴する
羽根車。 ２ 特許請求の範囲第１項記載の羽根車におい
て、前記フランジ４は羽根５の前側に置くことを
特徴する羽根車。 ３ 特許請求の範囲第１項記載の羽根車におい
て、前記フランジ４は羽根５の後側に置くことを
特徴する羽根車。 ４ 特許請求の範囲第１項記載の羽根車におい
て、前記フランジ４は一部を羽根５の前側に、一
部をその後側に置くことを特徴する羽根車。 ５ 特許請求の範囲第１項乃至第４項の何れか１
項に記載の羽根車において、フランジ４とこれに
隣接した羽根間の距離(A)は羽根車の円周に向かう
につれて増大することを特徴する羽根車。 ６ 特許請求の範囲第１項乃至第５項の何れか１
項に記載の羽根車において、フランジ４の幅(B)は
羽根に沿つて羽根車の円周に向かうにつれて増大
することを特徴する羽根車。 ７ 特許請請求の範囲第１項乃至第６項の何れか
１項に記載の羽根車において、フランジ４の最大
高さ対羽根車の外直径の比（Bnax／d2 ）は0.03〜
0.20間、最も有利には0.07〜0.14間の値であるこ
とを特徴する羽根車。 ９ 特許請求の範囲第１項乃至第７項の何れか１
項に記載の羽根車において、フランジ４の内縁６
は羽根車の円周７まで渦巻形をなして延在するこ
とを特徴する羽根車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11990285A JPS61279798A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | ポンプの羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11990285A JPS61279798A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | ポンプの羽根車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61279798A JPS61279798A (ja) | 1986-12-10 |
| JPH0514116B2 true JPH0514116B2 (ja) | 1993-02-24 |
Family
ID=14773043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11990285A Granted JPS61279798A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | ポンプの羽根車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61279798A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5216005A (en) * | 1975-07-28 | 1977-02-07 | Baltimore Aircoil Co Inc | Diffuserrtype pumps |
| JPS5730468U (ja) * | 1980-07-29 | 1982-02-17 |
-
1985
- 1985-06-04 JP JP11990285A patent/JPS61279798A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5216005A (en) * | 1975-07-28 | 1977-02-07 | Baltimore Aircoil Co Inc | Diffuserrtype pumps |
| JPS5730468U (ja) * | 1980-07-29 | 1982-02-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61279798A (ja) | 1986-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |