JPH05134359A - 露出状態印を有するフイルムカセツト - Google Patents

露出状態印を有するフイルムカセツト

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JPH05134359A
JPH05134359A JP2521192A JP2521192A JPH05134359A JP H05134359 A JPH05134359 A JP H05134359A JP 2521192 A JP2521192 A JP 2521192A JP 2521192 A JP2521192 A JP 2521192A JP H05134359 A JPH05134359 A JP H05134359A
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JP
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film
film cassette
exposed
filmstrip
unexposed
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Application number
JP2521192A
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English (en)
Inventor
Daniel M Pagano
ダニエル・マイケル・パガノ
Jeffrey Richard Stoneham
ジエフリー・リチヤード・ストーンハム
A Renard Bruce
ブルース・アダムス・レナード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 露出状態を表示できるフィルムカセットを提
供する。 【構成】 フィルムカセット(1)は回転して回りに巻
かれたフィルムストリップ(F)を光り遮蔽シェルの外
側に押すように支持されたフィルムスプール(5)を備
え、インジケータ(101)及びそれぞれの印はフィル
ムストリップが少なくとも未露出か露出済みかを示す互
いに回転してインジケータ及び印のいずれか一つが互い
に反対に配置されてフィルムストリップが未露出か露出
されているかを視覚的に示す。本発明によれば、印はフ
ィルムカセットの個々の像を備えそれぞれフィルムスト
リップが未露出か露出済みを図的に示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全体的に写真の分野に関
し、特に、カセットシェル内のフィルムスプールの巻き
ほどきすなわち反巻き取り回転に応答して非突出フィル
ムリーダをカセットシェルの外に自動的に送ることので
きるフィルムカセットに関する。更に詳細には、本発明
は、写真撮影者にフィルムスプールに巻かれたフィルム
ストリップが未露出であるか、部分的に露出されている
か又は実質的に露出されているかを示すための状態イン
ジケータと、インジケータをそれぞれの露出状態位置に
固定するためのロック装置とを有するフィルムカセット
に関する。
【0002】
【従来の技術】イーストマン・コダック社及び富士フィ
ルム株式会社によって製造されるような通常の35ミリ
フィルム製造者のカセットにおいて、フィルムストリッ
プは円筒状のシェル内に回転可能に支持されたフランジ
付きスプールに巻かれている。一般にフィルムリーダと
呼ばれているほぼ5.9mm(7/3インチ)の長さの
フィルムストリップの先端すなわち最前部は、通常カセ
ットシェルの光り侵入防止スリットすなわち口から突出
している。スプールの一端はシェルから突出している短
い軸方向延長部を有し、手によりスプールを回転できる
ようにしている。もしスプールが最初反巻き取り方向に
回転されると、シェル内のフィルムロールは、フィルム
ストリップの内端がスプールに取り付けられかつスリッ
トから突出している露光したリーダ部分が静止状態を保
とうとするため、半径方向に膨張しようとする。フィル
ムロールは、そのロールの最外側の巻部とシェルの湾曲
した内壁との間で互いに滑りがなくなるまで、半径方向
に膨張できる。一度この滑らなくなる関係が発生する
と、フィルムロールとシェルとの間で接着作用が発生
し、これによりスプールが反巻き取り方向に更に回転す
るのが阻止される。したがって、反巻き取り方向へのス
プールの回転でフィルムストリップをシェルの外に進め
ることはできなくなり、典型的な35ミリカメラにおい
てはフィルムストリップをシェルの外に引き出すために
突出しているリーダ部分と係合することが必要でる。
【0003】通常のフィルムカセットと違って、フィル
ムスプールを反巻き取り方向に回転することによってフ
ィルムリーダをカセットシェルの外に自動的に進めるよ
うに動作可能な35ミリフィルムカセットが提案されて
きた。フィルムリーダは通常非突出である、すなわちフ
ィルムリーダは完全にカセットシェル内に配置されてい
る。特に、1984年1月3日に許可された米国特許第
4,423,943号においてフィルムカセットが示さ
れ、そのフィルムカセットにおいて、フィルムスプール
に巻かれたフィルムロールの最外側の巻き部がスプール
の二つの軸方向に隔てられたフランジのそれぞれの円周
方向リップによって半径方向に抑制され、最外側の巻き
部がカセットシェルの湾曲した内壁に接触するのを防止
される。フィルムストリップの後端はフィルムスプール
に固定され、フィルムストリップの前端すなわち先導端
はわずかに意図的に傾斜されて先導端が円周方向リップ
の間から自由に伸びかつシェルの壁に接するのを許容す
る。フィルムスプールの最初の反巻き取り回転中、フィ
ルムストリップの先導端はカセットシェルの外に出るた
めに非光り遮蔽のフィルム通路に進んでそこを通過す
る。その結果、フィルムストリップをカセットシェルの
外に進めるためにはフィルムスプールを巻き戻し方向に
回転しさえすればよい。しかしながら、米国特許第4,
423,943号によれば、フィルムカセットは非突出
型リーダがカセットシェルの外に出された後でのみカメ
ラ内に装填され得る。この特許において、人はフィルム
リーダを手で掴めるまでフィルムスプールをカセットシ
ェルに関して手で回転し、カメラのフィルム進め装置に
取り付けることを支持している。したがって、カメラは
フィルムリーダをカセットシェルから出すようにフィル
ムスプールを回転するようには使用できない。
【0004】更に最近では、1989年5月30日に許
可された米国特許第4,834,306号、1989年
6月11日に許可された米国特許第4,846,418
号、1989年6月18日に許可された米国特許第4,
848,693号、1989年10月24日に許可され
た米国特許第4,875,638号、1989年12月
12日に許可された米国特許第4,887,110号、
1990年1月16日に許可された米国特許第4,89
4,673号、1990年2月13日に許可された米国
特許第4,899,948号及び1990年8月7日に
許可された米国特許第4,947,197号において、
フィルムスプールの反巻き取り方向への回転に応答して
非突出型リーダがカセットシェルの外に自動的に進めら
れる他のフィルムカセットが示されている。しかしなが
ら、これらの特許において、米国特許第4,423,9
43号に比較してフィルムリーダを押し出すためにフィ
ルムスプールを手で回転することは何も開示していな
い。
【0005】普通の35ミリフィルム製造者のカセット
において、フィルムストリップが完全に露出された後、
フィルムスプールは巻き取り方向に回転されてフィルム
リーダをカセットシェル内に巻き戻す。フィルムスプー
ルが巻きほどきすなわち反巻き取り方向に回転されると
きフィルムロールとシェルとの間で発生する固着作用に
よってフィルムリーダはカセットシェルの外に進められ
ないので、上記の事実は通常フィルムストリップが完全
に又は部分的に露出されたという表示として作用する。
逆に、米国特許第4,423,943号、第4,83
4,306号、第4,846,418号、第4,84
8,693号、第4,875,638号、第4,88
7,110号、第4,894,673号、第4,89
9,948号及び第4,947,197号に示されたフ
ィルムカセットにおいて、フィルムリーダはフィルムス
プールを反巻き取り方向に回転することによってカセッ
トシェルの外に自動的に進められる。これは、フィルム
ストリップが露出されていないか、完全に露出されたか
又は部分的にのみ露出されたかに関係なく、行われる。
これらの特許に示されたフィルムカセットの幾つかはフ
ィルムストリップの露出状態についての表示を提供して
おらず、他の特許は露出状態の表示を提供している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は35ミリフィ
ルムカセットにおいて好ましく実施されるように示され
ている。この形式のフィルムカセットの特徴は一般に知
られているので、以下の開示は、開示された実施例の部
分を形成しかつその実施例と直接関係する要素を示す。
しかしながら、特に示されていない他の要素は当業者が
知り得る種々の形を取り得る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、フ
ィルムスプールが光り遮蔽シェル内で回転するように支
持されていて前記スプールに巻かれたスプールストリッ
プを前記シェルの外部に押すようになっており、インジ
ケータ及びフィルムストリップが少なくとも未露出か露
出済みかを表示するそれぞれの印が互いに相対的に移動
するように支持されて、前記インジケータ及び印のいず
れか一つが互いに反対に位置決めされてフィルムストリ
ップが未露出か露出済みかを視覚的に示すフィルムカセ
ットにおいて、前記印が、前記フィルムストリップが未
露出及び露出済みであることのそれぞれの図的表示を有
する、前記フィルムカセットの個々の像を備えて構成さ
れている。印は、好ましくは、フィルムストリップが部
分的にのみ露出されているという図的表示を有するフィ
ルムカセットの他のイメージを含む。
【0008】本願の他の発明は、フィルム露出状態イン
ジケータ及びフィルムカセット内のフィルムストリップ
が未露出であること、部分的にのみ露出されていること
及び完全に露出されていることを表示するそれぞれの印
が、互いに相対的に移動するように支持されて、前記イ
ンジケータ及び印のいずれか一つが互いに反対に位置決
めされてフィルムストリップが未露出か、部分的にのみ
露出されているか又は完全に露出されているかを視覚的
に示すフィルムカセットにおいて、前記印が前記フィル
ムカセットのそれぞれの像を備え、その像の二つは前記
フィルムストリップが未露出であること及び完全に露出
されていることを示すようにそれぞれの色彩が設けら
れ、他の像はフィルムストリップが部分的に露出されか
つ部分的に未露出であることを示すように前記色彩の組
み合わせが設けられて構成されている。
【0009】
【作用】上記構成において、フィルムカセット内のフィ
ルムストリップの露出状態すなわちフィルムストリップ
が未露出であるか、部分的に露出されているか、或いは
完全に露出されているかが、フィルム露出状態インジケ
ータによって表示される。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
説明する。図1、図2及び図12は改良された35ミリ
フィルムカセット1を示し、そのフィルムカセットは、
光り遮蔽性のカセットシェル3と、フィルムカセット内
でフィルム反巻き取り方向U及びフィルム巻き取り方向
Wに軸線Xの回りで回転可能なフィルムスプール5とを
備えている。カセットシェル3は二つのシェル半片7及
び9を備え、そのシェル半片はそれぞれの溝付きで段付
きの縁部11及び13に沿って合わされている。合わさ
れた半片7及び9は、スプールコアすなわちハブ23の
比較的短い端部部品19及び長い反対側の開口端部品2
1のための上及び下の整合された円形の開口15及び1
7を限定し、かつそれらの半片はカセットシェル3の外
部への狭い相対的に真っすぐなフィルム通路25を限定
する。スプールコア23の短い端部部品19及び長い開
口端部品21は、それぞれ環状の周辺溝27を備え、そ
の周辺溝はフィルムスプール5をフィルム巻き戻し方向
U及びフィルム巻き取り方向Wに軸線Xの回りで回転す
るように支持するためにカセットシェル3内のそれぞれ
の開口15及び17の対応する縁部分29と合う。公知
の黒のベルベット又はプラシ天31がフィルム通路25
の内部に取り付けられて、周囲の光がフィルム通路に入
るのを防止している。
【0011】35ミリフィルムストリップFのロール3
3はスプールコア23の回りに巻かれて連続するフィル
ムの巻き部を形成する。図2及び図3に示されるよう
に、フィルムロール33は先導端すなわち先端37を有
するフィルムリーダ35を含む最外側の巻き部を備え、
かつ最外側の巻き部の後に巻かれた次の内側の巻き部3
9を備えている。フィルムロール33の最内側の巻き部
40内側端すなわち後端は図示しない公知の取り付け手
段を使用してスプールコア23に固定されている。図1
3参照。
【0012】一対の上及び下の同一で非常に薄く可撓性
のフィルム抑制フランジ41及び43が、図1、図2、
図8、図12、及び図13に示されるように、スプール
コア23に沿って同軸に隔てられている。二つのフラン
ジ41及び43はそれぞれの一体のディスク45及び4
7と、それぞれの一体の環状リップすなわちスカート4
9及び51とを備え、そのスカートはディスクから円周
方向に伸びている。二つのディスク45及び47はフィ
ルムロール33のほぼ平らな両側を被い、その両側はフ
ィルムロールの各連続する巻き部の対応する両長手方向
の縁53及び55によって限定され、それらのディスク
は中央穴56を有し、その中央穴を通してスプールコア
23が同軸に伸びていてそのスプールコアがフランジ4
1及び43に関して回転するのを許容する。図12及び
図13参照。そのディスク45及び47においてフラン
ジ41及び43を支持するためにそれぞれの周囲の隙間
57がスプールコア23に設けられ、フランジが軸線X
の回りで独立に回転するのを許容している。二つの隙間
57はスプールコア23に沿って互いに十分に隔てられ
ていて、ディスク45及び47のそれぞれの内面45’
及び47’がフィルムロール33の各連続する巻き部の
長手方向縁53及び55から僅かに隔てられるようにし
ている。図13参照。
【0013】環状のリップ49及び51はリーダの長手
方向縁53及び55の半径方向外側でフィルムロール3
3のフィルムリーダ(最外側の巻き部)35に重なって
リーダを半径方向に閉じ込め、それによってリーダが半
径方向に広がり或いは時計回りに撥ねてカセットシェル
3の曲がった内側壁48と実質的に接触する。リップ受
けノッチ59がフィルムリーダの先導端37に比較的接
近してその長手方向縁55に沿って、フィルムリーダ
(最外側の巻き部)35に切られていて、環状リップ5
1の周辺部51’を受ける。これにより、先導端37と
ノッチ59とを接続しているフィルムリーダ(最外側の
巻き部)35の比較的短い縁部分61が環のリップ51
と半径方向外側で重なり合い、それによって先導端をフ
ィルムロール33の次の内側の巻き部39から距離Dで
隔てている。図4、図8及び図9を参照。先導端37
は、フィルムリーダ(最外側の巻き部)35の長手方向
縁53からリーダの他の長手方向縁まで傾斜された前縁
63を備えていて、リーダの最先端すなわちタブ65を
形成し、そのタブは縁部分61と同様に環状リップ51
と半径方向外側で重なり合う。図1、図2、図8及び図
9を参照。
【0014】二つのフランジ41及び43は複数の同心
の円弧状のスロット66を有し、そのスロットはフィル
ム巻き戻し方向U及びフィルム巻き取り方向Wに長手方
向に伸びるようにそれぞれのディスク45及び47に切
り込まれている。スプールコア23の短い端部部品19
及び長い開口端部品21に配置されたそれぞれのフック
状の部材67の形をした係合手段は、スプールコアがフ
ランジに関してスロットに沿って反巻き取り方向Uに回
転するのに応答してスロットに沿って移動してフランジ
41及び43と係合するように、かつスプールコアがフ
ランジに関して巻き取り方向Wに回転するのに応答して
スロットに沿って移動してフランジと離脱するように、
同心のスロット66内に配置されている。図12及び図
13を参照。好ましくは、フック状の部材67の各々は
端面67’を備え、その端面は、スプールコア23がフ
ランジ41及び43に関して巻き取り方向Wに回転する
のに応答して同心スロット66の一つ緩やかに出るよう
に傾斜が付けられ、可能な場合として、スプールコアは
フランジに関して巻き取り方向に十分に回転されてフッ
ク状の部材をスロットの外に戻す。
【0015】カセット半片7の内側壁58から突出する
フィルムストリッパガイド68はフィルム通路25への
内側入口のすぐ内側に配置され、フィルムリーダ(最外
側巻き部)35の先導端37と次に内側の巻き部39と
の間にリーダのタブすなわち最先端65に接近して受け
られ、スプールコア23が反巻き取り方向Uに回転する
のに応答して先導端を取り上げてその先導端をフィルム
通路に案内する。図1及び図4ないし図7を参照。先導
端37は、次の内側の巻き部39から半径方向距離Dだ
け隔てられているので、ストリッパガイドと次の内側の
巻き部39との間よりもむしろストリッパガイド68上
をかつフィルム通路25内に進められる。したがって、
図4に示されるように、先導端37は次の内側の巻き部
39からの間隔Dのためにストリッパガイド68の範囲
内に配置される。
【0016】スプールコア23の巻き戻し方向Uへの回
転に応答してフィルムリーダ(最外側巻き部)35の先
導端37がストリッパガイド68上を進められると、リ
ーダの長手方向縁53及び55は二つのフランジ41及
び43のそれぞれの円弧状部分を互いに離れる方向に、
すなわち更に離れる方向に緩やかに撓み始め、最初にノ
ッチ59をリップ部分51’から離し、それからリーダ
の続く長手方向の部分をフランジとカセットシェル3の
外側への出口との間から巻きほどく(uncoil)。
図10及び図11を参照。フランジ41及び43の撓み
は、フィルムの長手方向縁53と55との間のフィルム
の幅WFが環状のリップ49と51との間の軸方向間隔
Sより僅かに大きいので、発生する。更に、フィルム
ロール33の続く巻き部は、フランジ41及び43が撓
むのに対する抵抗よりも大きな横方向に弓状に曲がるの
に対する抵抗を有している。二対の平らな湾曲した支持
部材69はそれぞれのカセット半片7及び9の内側壁5
8から突出して、フランジ41及び43が互いに離れる
方向に撓んだとき二つのディスク45及び47の続く円
弧状部分に対して平らに載り、支持部材から隔てられた
これらのフランジ部分が更に離れる方向に撓むのを許容
する。図1、図2及び図4を参照。支持部材69はフィ
ルム通路から比較的遠くに配置される。したがって、リ
ーダ35は通路25に比較的接近してフランジ41と4
3との間から巻きほどかれ得る。
【0017】フィルム平坦化リブ71はフィルム通路2
5及びストリッパガイド68への内側入口の近くでカセ
ット半片9の内側壁から突出し、先導端37で始まるフ
ィルムリーダ35の連続する長手方向部分をその部分が
フランジ41及び43から供給されるときほぼ幅方向で
支持し、先導端が通路内に移動するのを容易にする。図
7を参照。フィルム通路内の光り遮断プラシ天31は通
路の長手方向中心線Lを僅かに越えて通路に沿って上昇
されている。フィルム平坦化リブ71は、中心線でほぼ
平坦なフィルムリーダ35の連続する部分を支持するた
めに、図4に示されるように、ほとんど中心線Lまで突
出している。好ましくは、フィルム平坦化リブ71のフ
ィルム支持先端すなわち長手方向縁は中心線Lより約
0.13mmないし0.67mm(0.005ないし
0.030インチ)隔てられている。
【0018】二つのほぼ平行な曲がったフィルム支持リ
ブ75及び76はカセット半片7の内側壁58から突出
してフィルム平坦化リブ71から同じ壁から突出する一
対の支持部材69間の途中まで長手方向(フィルムの)
に伸びる。図1、図3及び図4を参照。フィルム支持リ
ブ75及び76は全体位置で長手方向に伸長し、リーダ
がフランジを互いに離れる方向に撓ませたとき、その位
置でフィルムリーダ(最先端巻き部)35はフランジ4
1及び43の隔離(confinement)を逃れ
る。フィルム支持リブ75及び76は、リーダが環状の
リップ49及び51内に閉じ込められたたとき、図3に
示されるようにフィルムリーダ35から僅かに隔てられ
るように位置決めされている。他のフィルム支持リブ7
7はカセット半片7の内側壁58からストリッパガイド
68と反対に突出している。他のリブ77は最初の二つ
のリブ75及び76とほぼ平行でかつそれより短い。三
つのリブ75ないし77の全ては平坦化リブ71に垂直
に長手方向に伸びかつそのリブ71と隣接する。図1を
参照。
【0019】スプールコア23が最初にフィルム反巻き
取り方向Uに回転されたとき、二つのフランジ41及び
43は瞬間的に静止しようとしかつフィルムロール33
はその内端がスプールコアに固定されているので半径方
向に広がり或いは時計回り方向に撥ね、フィルムリーダ
(最先端巻き部)35をフランジの環状リップ49及び
51にしかりと押し付ける。しかしながら、フィルムロ
ール33が、米国特許第4,834,306号及び第
4,848,693号におけるように、フィルムリーダ
(最先端巻き部)35と環状リップ49及び51との間
で非滑り関係が起こる程度に広がる前に、フック状の部
材67がそれぞれのスロット66に沿って移動して二つ
のフランジ41及び43と係合してフランジをスプール
コアに固定する。それからスプールコア23が更に回転
すると、フランジ41及び43が同時に回転する。その
結果、フィルムリーダ(最先端巻き部)35の先導端3
7が短いリブ77及びストリッパガイド68上を進めら
れ、フランジ41及び43の続く円弧状部分を図11に
示されるように互いに離す方向に撓ませる。この最初の
ことによりノッチ59がリップ部分51’から隔てられ
かつそれからフィルムリーダ35の続く長手方向部分が
はフランジの間からカセットシェル3の外側に出る。ス
トリッパガイド68がその最先端65近くで最初にフィ
ルムリーダ35の先導端37を取り上げるので、先導端
の前縁63は図6に示されるようにフィルム平坦化リブ
71に抗して移動する。
【0020】フィルムリーダ35がフィルム通路25を
通してカセットシェル3の外に押されると、通路はプラ
シ天材料31によりリーダの外側方向への移動にごく僅
かな抵抗を示すかもしれない。この抵抗によりフィルム
リーダ35はフランジ41及び43を互いに離れる方向
に更に撓ませ、フランジリーダの多くがフランジの間か
ら長手方向に巻きほどかれる。もし二つのリブ75及び
76がシェル半片9から省略されると、フィルムリーダ
35はシェル半片の内側壁58に向かって巻きほどかれ
る。その結果、スプールコア23をフィルム反巻き取り
方向Uに回転するのに大きなトルクが要求される。しか
しながら、二つのリブ75及び76はフィルムリーダ3
5がフランジ41と43との間から巻きほぐされる程度
を厳しく制限する。
【0021】ある長さのフィルムストリップFがカセッ
トシェル3から進められた後にもしスプールコア23が
フィルム巻き取り方向Wに回転されると、フック状の部
材67がそれぞれのスロット66に沿って移動してフラ
ンジと離脱するので、スプールコアは二つのフランジ4
1及び43に関して自由に回転できる。これにより、フ
ランジ41及び43は、スプールコア23がその方向に
回転されるよりもゆっくりと巻き取り方向Wに独立して
回転される。フック状の部材67の各々は、スロット6
6の一つのから外れかつスプールコアの巻き取り方向W
への連続する回転中に次のスロット内に戻る。同時に、
フィルムストリップFはフランジ41と43との間でス
プールコア23上に巻き戻される。
【0022】図1、図12及び図14はスプールコア2
3の長い開口端部品21と一体に形成されたフィルム露
出状態インジケータ/ロックアウト手段101を示す。
フィルムストリップFが露出されていないことすなわち
利用可能なフィルムのフレームが全て露出されていない
こと、単に部分的に露出されたこと、及び実質的に露出
されたことすなわちフィルムのフレームの全てが露出さ
れたことを示すそれぞれの印81、82及び83は、カ
セット半片9に接着されたラベル103に印刷される。
図14、図15、図16及び図17並びに図21ないし
図23を参照。図21の印81はフィルムカセット1の
輪郭84を有し、その輪郭は「緑色」で完全に塗り潰さ
れてフィルムストリップFが露出されていないという図
的表示を与える。好ましくは、三角形の輪郭85は「黄
色」で塗り潰されポインタ(pointer)として機
能する。フィルムカセット1の輪郭を囲む領域及び三角
形の輪郭85は「黒色」が塗られている。
【0023】図22の印82はフィルムカセット1の輪
郭84を備えるが、図21の印84に比較して輪郭は二
分の一が「緑色」で塗られかつ二分の一が「黒色」で塗
られてフィルムストリップFが部分的に露出されかつ部
分的に露出されていないことの図的表示を与える。図2
1と同様に、図22は「黄色」で塗られた三角形及び
「黒色」でく塗られた周囲の領域を備えている。図23
の印83はフィルムカセット1の輪郭86を備え、その
輪郭は「赤色」で塗られかつ完全に「黒色」で塗られ、
フィルムストリップFが実質的に露出されたことの図的
表示を与える。図21と同様に、図23は「黄色」で塗
られた三角形の輪郭85と「黒色」で塗られた周囲の領
域を有する。
【0024】印81ないし83の一つの変形例は図24
ないし図26に示されている。図24は図21と同じで
あり、印81を示す。図25において、印82’はフィ
ルムカセット1の輪郭84を示すが、図24の印81と
比較してその輪郭は二分の一が「緑色」で塗られかつ二
分の一が「赤色」で塗られ、フィルムストリップFが部
分的に露出されかつ部分的に露出されていないという図
的表示を与える。図24と同様に、図25は「黄色」で
塗られた三角形の輪郭85及び「黒色」で塗られた周囲
の領域を有する。図26において、印83’はフィルム
カセット1の輪郭84を備えるが、図24の印81に比
較してその輪郭は完全に「赤色」で塗られ、フィルムス
トリップFが完全に露出されたという図的表示を与え
る。図24と同様に、図25は「黄色」で塗られた三角
形の輪郭85及び「黒色」で塗られた周囲の領域を有す
る。
【0025】印81ないし83の更に別の変形例が図2
7ないし図29に示されている。図27は図21及び図
24と同じであり、印81を備えている。図28におい
て、印82’はフィルムカセット1の輪郭84を備る
が、図27の印81に比較してその輪郭は「黄色」及び
「赤色」で交互に塗られた層又はストリップで完全に埋
め尽くされていて、フィルムストリップFが部分的に露
出されかつ部分的に露出されていないことの図的表示を
与える。図27と同様に、図28は「黄色」で塗られた
三角形の輪郭85及び「黒色」で塗られた周囲の領域を
有する。図29は図26と同じであるが、印83’に
「X」が付加され、フィルムストリップFが実質的に露
出されたという図的表示を更に明確にする。
【0026】カセットシェル3の一部を含む端蓋105
はインジケータ/ロックアウト手段101を被う。端蓋
105は三つの印81ないし83と整合されるそれぞれ
の円周方向のインジケータ窓107、108及び109
を有しかつ一対の別個のロックアウト窓111及び11
3を有する。三つのインジケータ窓107、108及び
109は端蓋105の円弧状の横部分115及び116
を介して隔てられ、かつ二つのロックアウト窓111及
び113は端蓋の円弧状の横部分117を介して隔てら
れている。インジケータ/ロックアウト手段101は周
囲の円弧状のインジケータリブ119、周囲の円弧状の
ロックアウトリブ121及びインジケータリブとロック
アウトリブとの間で伸びる周囲の円弧状の切り抜き12
3を備える。インジケータリブ119は好ましくは端蓋
105の色と異なる赤のような色が塗られている。
【0027】インジケータ/ロックアウト手段101が
図14、図17及び図18に示されるように端蓋105
に関して回転方向に向けられると、その手段は露出され
ていない/非ロックアウト位置にあり、その位置におい
て、インジケータリブ119はインジケータ窓107の
位置にあってフィルムストリップFが露出されていない
ことを表示しかつ切り抜き123がロックアウト窓11
1及び113にあってロックアウト窓に隣接してカセッ
ト半片7に形成されたそれぞれのカム面すなわち傾斜面
125及び127を被わない。インジケータ/ロックア
ウト手段101が図15に示されるように端蓋105に
関して回転方向に向けられると、その手段は部分的に露
出された/単一のロックアウト位置にあり、その位置に
おいて、インジケータリブ119はインジケータ窓10
8の位置にあってフィルムストリップFが部分的に露出
されたことを示し、ロックアウトリブ121はロックア
ウト窓113の位置にあってカム面127を被い、かつ
切り抜き123はロックアウト窓111の位置にあって
カム面125を被わずかつインジケータ窓107の位置
にある。インジケータ/ロックアウト手段101が図1
6に示されるように端蓋105に関して回転方向に向け
られると、その手段は完全に露出された/二重ロックア
ウト位置にあり、その位置において、インジケータリブ
119はインジケータ窓119の位置にあってフィルム
ストリップFが実質的に露出されたことを示し、ロック
アウトリブ121がロックアウト窓111及び113の
位置にあってカム面125及び127を被わずかつ切り
抜き123がインジケータ窓107及び108の位置に
ある。
【0028】端蓋105は、スプールコア23の長い開
口端部品21と整合される中央開口129と半径方向ス
ロット131とを備え、そのスロット131内におい
て、係止部材133は、長い開口端部品に形成された三
つの半径方向ノッチすなわち戻り止め135、137及
び139のいずれか一つと係合するための位置と、ノッ
チから隔てられそれによって長い開口端部品と係合しな
い(離脱する)非係止位置との間で両方向に移動するよ
うに支持される。インジケータ/ロックアウト手段10
1が図14に示されるように露出されていない/非ロッ
クアウト位置にあると、係止部材133は半径方向ノッ
チ135において長い開口端部品21と係合する。イン
ジケータ/ロックアウト手段101が図15に示される
ように部分的に露出された/単一ロックアウト位置にあ
ると、係止部材133は半径方向ノッチ137において
長い開口端部品21と係合する。インジケータ/ロック
アウト手段101が図15に示されるように完全に露出
された/二重ロックアウト位置にあると、係止部材13
3は半径方向ノッチ139において長い開口端部品21
と係合する。したがって、スプールコア23は露出され
ていない位置、部分的に露出された位置及び完全に露出
された位置のいずれか一つにおいてインジケータ/ロッ
クアウト手段101により回転方向で停止される。
【0029】端蓋105の半径方向スロット131は一
対の反対の内側開口141と外側開口143とを備え、
その第1の開口すなわち内側開口141はカセットシェ
ル3の内側に開口しかつ第2の開口すなわち外側開口1
41はカセットシェル3の外側に開口する。係止部材1
33は一対の両端部145及び147を備え、第1の端
部145は係止部材が係止位置にあるとき三つの半径方
向戻り止め135、137及び139のいずれか一つと
係合するように第1の開口141から突出し、かつ第2
の端部147は係止部材が非係止位置にあるとき第2の
開口143から突出してその第2の端部が更に半径方向
スロット131内に押されて係止部材を係止位置に動か
す。半径方向スロット131及び係止部材133は、係
止部材が係止位置にあるとき一つの端部145のみが内
側開口141から突出しかつ係止部材が非係止位置にあ
るとき他の端部147のみが外側開口143から突出す
るように、相対的に寸法が決められている。
【0030】係止部材が係止位置及び非係止位置にある
とき端蓋及び係止部材を互いに固定して二つの位置間で
の係止部材の移動を阻止するための協働手段すなわち安
全手段が端蓋105の半径方向スロット131及び係止
部材133上に形成され、その安全手段は係止部材が係
止位置及び非係止位置にあるとき解放して係止部材が二
つの位置間で移動できるようにしている。特に、端蓋1
05の第1の対のリセス149、151及び第2の対の
リセス153、155は半径方向のスロット131に開
口し、かつ係止部材の一対の弾性で可撓性のタブ15
7、159は、係止部材が係止位置にあるとき第1の対
のリセス内に移動するようにかつ係止部材が非係止位置
にあるとき第2の対のリセス内に移動するように、通常
すなわち本来的に偏倚されている。第1の対のリセス1
49、151及び第2の対のリセス153、155はそ
れぞれ傾斜した縁161を備え、その縁161は、係止
部材が係止位置及び非係止位置から外れるのに応答し
て、タブ157、159をそれぞれのリセスの外に、す
なわち互いに向かい合う方向に撓ませえるカム縁として
動作する。図14及び図15を参照。係止部材133の
中央開口163はタブ157、159が互いに向かい合
う方向に撓むのを容易にする空所を与える。中央開口1
63は、係止部材133が係止位置にあるとき端蓋10
5のアクセス開口165の下に配置され、係止部材が中
央開口におけるアクセス開口を通して係合して係合され
てその係止部材が非係止位置に動くのを許容している。
図1及び図17を参照。
【0031】フィルム情報ディスク167がスプールコ
ア23の短い端部部品19に同軸に固定されている。図
1、図2及び図12を参照。情報ディスク167はバー
コード169を含む光学的に読み取り可能な情報の環状
の配列を備え、そのバーコードは基本的に、一連の半径
方向に並べられた光り反射性ビット及び非反射性ビット
から成る。バーコードの詳細及びバーコードとインジケ
ータ/ロックアウト手段101との関係は同じ譲り受け
人による1990年7月31日に出願された米国特許第
07/569,921号に示されている。
【0032】フィルムカセット1のインジケータ/ロッ
クアウト手段101と共に使用するためのカメラ装置2
01が図17に示されている。カメラ装置201は装填
室205を有するカメラ本体部分203を備え、その装
填室はその中にフィルムカセット1を縦方向に受けるた
めの入口開口207を有する。通常のスピンドル208
が装填室205の底内に伸びて端蓋105の中央開口1
29内に受けられ、スプールコア23と係合してそれを
回転するように支持する。カムピン209が装填室20
5の底に配置され、そのカムピンは端蓋105のアクセ
ス開口163を介して中央開口163内に受け入れら
れ、係止部材を図18に示される係止位置から図19に
示される非係止位置に自動的に移動する。したがって、
インジケータ/ロックアウト手段101(及びスプール
コア23)は図14に示される露出されていない位置か
ら図15に示される部分的に露出されている位置まで及
び部分的に露出されている位置から図16に示される完
全に露出されている位置まで巻き取り方向Wに回転され
得る。
【0033】装填室205に開口するスロット213内
に配置された検知/阻止部材211は、その検知/阻止
部材のフック状端部219が装填室内に突出するまで支
持ピン217の回りで図17において時計回り方向に枢
動するように、螺旋圧縮ばね215によって偏倚されて
いる。この正常の位置において、検知/阻止部材211
は、フック状端部219を切り抜き123がロックアウ
ト窓111の位置にあるときカセット半片7のカム面1
25とかつロックアウトリブ121がロックアウト窓の
位置にあるときそのロックアウトリブと接触させるよう
位置決めするように、配置される。図18ないし図20
を参照。もしフィルムカセット1が装填室205に最初
装填され、インジケータ/ロックアウト手段101が図
14及び図15に示されるように露出されていない位置
又は部分的に露出された位置にあると、カム面125は
ロックアウトリブ121によって被われず、検知/阻止
部材211のフック状端部219と接触して検知/阻止
部材をカム面の通路から外れるようにカム駆動又は枢動
し、フィルムカセットが装填室内に更に挿入されるのを
許容する。図18及び図19を参照。しかしながら、も
しフィルムカセット1が装填室205内に最初に挿入さ
れてインジケータ/ロックアウト手段101が図16に
示されるように完全に露出された位置にあると、ロック
アウトリブ121はカム面125を被いかつ検知/阻止
部材211のフック状端部219によって捕らえられ、
フィルムカセットが更に装填室内に挿入されるのを阻止
する。図20を参照。したがって、検知/阻止部材21
1を有するカメラ装置は新しい露出されていないフィル
ム又は部分的に露出されたフィルムを有するフィルムカ
セット1を受けるようになっている。
【0034】検知/阻止部材211の別の実施例は図1
7に示されている。この実施例において、参照番号21
1’、213’及び219’は参照番号211、213
及び219に対応する。もしフィルムカセット1が最初
装填室205内に挿入されてインジケータ/ロックアウ
ト手段101が図14に示されるように露出されていな
い位置にあると、カセット半片7のカム面127はロッ
クアウトリブ121で被われずかつ検知/阻止部材21
1’のフック状端部219’と接触して検知/阻止部材
をカム面の通路から外れるようにカム駆動又は枢動さ
せ、フィルムカセットが装填室内に更に挿入されるのを
許容する。しかしながら、もしフィルムカセット1が装
填室205内に最初に挿入されてインジケータ/ロック
アウト手段101が図15及び図16に示されるように
部分的に露出された位置又は完全に露出された位置にあ
ると、ロックアウトリブ121はカム面127を被いか
つ検知/阻止部材211’のフック状端部219’によ
って捕らえられ、フィルムカセットが更に装填室内に挿
入されるのを阻止する。したがって、検知/阻止部材2
11’を有するカメラ装置は新しい露出されていないフ
ィルムのみを有するフィルムカセット1を受けるように
なっている。
【0035】図17及び図19に示されるように、カム
ピン209の近くで装填室205の内側に接続された板
ばね221は、フィルムカセット1が最初装填室から引
き出されるとき係止部材133の端部を押すようにされ
ている。板ばね221は、スプールコア23がスピンド
ルから離される前に係止部材133を係止位置から非係
止位置に動かす。
【0036】本発明は好ましい実施例を参照して記載さ
れた。しかしながら、当該分野の通常の技術の範囲内で
発明の範囲から逸脱することなく種々の変更改良が可能
である。
【0037】
【発明の効果】本発明は露出状態を示す印を有するフィ
ルムカセットに関する上記の問題を解決し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例によるフィルムカセッ
トの展開斜視図である。
【図2】フィルムスプールの回りに巻かれたフィルムロ
ール示すためにカセットシェルを説明するフィルムカセ
ットの立面図である。
【図3】一部を断面で示す図2と同様の立面図である。
【図4】カセットシェル、フィルムロール及びフィルム
スプールの一部を断面で示す端面図でああってフィルム
ロールが最初にフィルムスプールに蓄えられる方法を示
す図である。
【図5】図4と同様の図であってフィルムロールがフィ
ルムスプールから巻きほどかれる方法を示す図である。
【図6】図4と同様の図であってフィルムロールがフィ
ルムスプールから巻きほどかれる方法を示す図である。
【図7】図4と同様の図であってフィルムロールがフィ
ルムスプールから巻きほどかれる方法を示す図である。
【図8】フィルムロール及びフィルムスプールの立面図
であって、フィルムロールがフィルムスプールに最初か
ら蓄えられる方法を説明する立面図である。
【図9】フィルムロール及びフィルムスプールの立面図
であって、フィルムロールがフィルムスプールに最初か
ら蓄えられる方法を説明する立面図である。
【図10】図8及び図9と同様の立面図であって、フィ
ルムロールがフィルムスプールから巻きほどかれる方法
を説明する立面図である。
【図11】図8及び図9と同様の立面図であって、フィ
ルムロールがフィルムスプールから巻きほどかれる方法
を説明する立面図である。
【図12】フィルムロールのないフィルムスプールの展
開図である。
【図13】フィルムロール及びフィルムスプールの一部
を断面で示す立面図であって、スプールの一対のフィル
ム閉じ込めフランジがスプールと同時に回転するように
スプールに固定される方法を説明する立面図である。
【図14】14Aはフィルムカセットの端面図であっ
て、露出されていない位置にあるフィルム露出状態イン
ジケータを説明する図であり、14Bは14Aの詳細の
図である。
【図15】図14Aと同様の図であって、部分的に露出
された及び完全に露出された位置に動かされた状態イン
ジケータを説明する図である。
【図16】図14Aと同様の図であって、部分的に露出
された及び完全に露出された位置に動かされた状態イン
ジケータを説明する図である。
【図17】状態インジケータが部分的に露出された及び
完全に露出された位置又は単に完全に露出された位置に
あるときにカセットの装填室内への装填を阻止するため
に状態インジケータと協働するそれぞれの検知/阻止部
材を備えたカメラ装置とフィルムカセットの斜視図であ
る。
【図18】状態インジケータが露出されていない位置に
あるときの検知/阻止部材と状態インジケータとの相互
作用を説明する一部を断面で示す概略図である。
【図19】状態インジケータが露出されていない位置に
あるときの検知/阻止部材と状態インジケータとの相互
作用を説明する一部を断面で示す概略図である。
【図20】図19と同様の概略図であって、状態インジ
ケータが完全に露出された位置にあるときの検知/阻止
部材と状態インジケータとの相互作用を説明する一部を
断面で示す概略図である。
【図21】フィルムロールが露出されていない状態を示
すための印の詳細図である。
【図22】フィルムロールが部分的に露出されてた状態
を示すための印の詳細図である。
【図23】フィルムロールが完全に露出されてた状態を
示すための印の詳細図である。
【図24】図21と同様の目的のための別の印の詳細図
である。
【図25】図22と同様の目的のための別の印の詳細図
である。
【図26】図23と同様の目的のための別の印の詳細図
である。
【図27】図21と同様の目的のための別の印の詳細図
である。
【図28】図22と同様の目的のための別の印の詳細図
である。
【図29】図23と同様の目的のための別の印の詳細図
である。
【符号の説明】
1 フィルムカセット 3 光り遮蔽性シ
ェル 5 フィルムスプール 81、82、83
印 84、86 個々の像 84 像 84、86 輪郭 101 インジケ
ータ/ロックアウト手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルース・アダムス・レナード アメリカ合衆国ニユーヨーク州14472,ホ ネオイ・フオールズ,パートリツジ・ヒル 77

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムスプールが光り遮蔽シェル内で
    回転するように支持されていて前記スプールに巻かれた
    スプールストリップを前記シェルの外部に押すようにな
    っており、インジケータ及びフィルムストリップが少な
    くとも未露出か露出されているかを表示するそれぞれの
    印が互いに相対的に移動するように支持されて、前記イ
    ンジケータ及び印のいずれか一つが互いに反対に位置決
    めされてフィルムストリップが未露出か露出されている
    かを視覚的に示すフィルムカセットにおいて、 前記印が、前記フィルムストリップが未露出であるとい
    う及び露出されているというそれぞれの図的表示を有す
    る、前記フィルムカセットの個々の像を備えることを特
    徴とするフィルムカセット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフィルムカセットにお
    いて、前記印は前記フィルムストリップが単に部分的に
    露出されているという図的表示を有する、前記フィルム
    カセットの別の像を備えるフィルムカセット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のフィルムカセットにお
    いて、前記フィルムカセットの前記像が前記フィルムカ
    セットのそれぞれの輪郭を備え、フィルムストリップが
    未露出であるという前記図的表示及びフィルムストリッ
    プが露出されているという前記図的表示が異なる色彩を
    有し、前記フィルムストリップが部分的にのみ露出され
    ているという図的表示が前記色彩の組み合わせを有して
    いるフィルムカセット。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のフィルムカセットにお
    いて、フィルムカセットの前記像が前記フィルムカセッ
    トのそれぞれの輪郭を有するフィルムカセット。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のフィルムカセットにお
    いて、前記フィルムストリップが未露出であるという前
    記図的表示及び前記フィルムストリップが露出されてい
    るという図的表示が異なる色彩を有するフィルムカセッ
    ト。
  6. 【請求項6】 フィルム露出状態インジケータ及びフィ
    ルムカセット内のフィルムストリップが未露出であるこ
    と、部分的にのみ露出されていること及び完全に露出さ
    れていることを表示するそれぞれの印が、互いに相対的
    に移動するように支持されて、前記インジケータ及び印
    のいずれか一つが互いに反対に位置決めされてフィルム
    ストリップが未露出か、部分的にのみ露出されているか
    又は完全に露出されているかを視覚的に示すフィルムカ
    セットにおいて、 前記印が前記フィルムカセットのそれぞれの像を備え、
    その像の二つは前記フィルムストリップが未露出である
    こと及び完全に露出されていることを示すようにそれぞ
    れの色彩が付けられ、他の像はフィルムストリップが部
    分的に露出されかつ部分的に未露出であることを示すよ
    うに前記色彩の組み合わせが付けられていることを特徴
    とするフィルムカセット。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のフィルムカセットにお
    いて、前記フィルムストリップが未露出であることを示
    す前記色彩が緑であり、前記フィルムストリップが完全
    に露出されていることを示す前記色彩が赤であるフィル
    ムカセット。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載のフィルムカセッ
    トにおいて、フィルムカセットの像がそのフィルムカセ
    ットのそれぞれの輪郭を備え、前記色彩がフィルムカセ
    ットの前記輪郭内に配置されているフィルムカセット。
  9. 【請求項9】 フィルム露出状態インジケータ及びフィ
    ルムカセット内のフィルムストリップが少なくとも未露
    出か露出されているかを表示するそれぞれの印が互いに
    相対的に移動するように支持されて、前記インジケータ
    及び印のいずれか一つが互いに反対に位置決めされてフ
    ィルムストリップが未露出か露出されているかを視覚的
    に示すフィルムカセットにおいて、 前記印が前記フィルムカセットのそれぞれの輪郭を備
    え、その輪郭の一つは前記フィルムストリップが露出さ
    れていることを示すように「X」の陰影を含みかつ他の
    輪郭はフィルムストリップが未露出であることを示すよ
    うに「X」の陰影を含まないことを特徴とするフィルム
    カセット。
  10. 【請求項10】 フィルム露出状態インジケータ及びフ
    ィルムカセット内のフィルムストリップが少なくとも未
    露出か露出されているかを表示するそれぞれの印が互い
    に相対的に移動するように支持されて、前記インディケ
    ータ及び印のいずれか一つが互いに反対に位置決めされ
    てフィルムストリップが未露出か露出されているかを視
    覚的に示すフィルムカセットにおいて、 前記印が前記フィルムカセットのそれぞれの輪郭を備
    え、その輪郭の一つは前記フィルムストリップが露出さ
    れていることを示すように単一の色彩を含みかつ他の輪
    郭はフィルムストリップが未露出であることを示すよう
    に異なる色彩を含むことを特徴とするフィルムカセッ
    ト。
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