JPH05126659A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JPH05126659A
JPH05126659A JP28642491A JP28642491A JPH05126659A JP H05126659 A JPH05126659 A JP H05126659A JP 28642491 A JP28642491 A JP 28642491A JP 28642491 A JP28642491 A JP 28642491A JP H05126659 A JPH05126659 A JP H05126659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
bourdon tube
measured
pressure
pressure sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP28642491A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kawasaki
誠 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH05126659A publication Critical patent/JPH05126659A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定点で電力を必要とせず、測定情報を電気
信号に変換することなく遠隔地に伝えることができる圧
力センサを提供する。 【構成】 内圧の被測定体に接続されるC型ブルドン管
3と、そのC型ブルドン管3の先端部3aの変位方向A
に対し直交方向に張設された光ファイバ4と、その光フ
ァイバ4の両側にこれを挟むようにして配設され、その
一方が上記ブルドン管3の先端部3aに、他方が上記被
測定体に対して固定された雌雄一対のファイバ変形手段
5a,5bとを備えていることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバとC型ブル
ドン管とを用いた圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧力を測定するためのセンサとしては、
歪みゲ−ジ式圧力センサやブルドン管式圧力センサが従
来一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、歪みゲ−ジ式
圧力センサは、圧力を電気信号としてある程度遠いとこ
ろまで送ることができるが、電力がないと動作しない。
また、ブルドン管式圧力センサは、測定点において電力
なしで圧力を測定・表示できるが、その測定情報を遠い
ところに送るには変換器や電線などの信号伝達手段が別
途必要となる。
【0004】本発明は上記課題を解消すべく創案された
ものであり、その目的は測定点で電力を必要とせず、し
かも測定情報を電気信号に変換することなく遠隔地に伝
えることができる圧力センサを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の圧力センサは、ボンベ等、内圧の被測定体
に接続されるC型ブルドン管と、そのC型ブルドン管の
先端部の変位方向に対し直交方向に張設された光ファイ
バと、その光ファイバの両側にこれを挟むようにして配
設され、その一方が上記ブルドン管の先端部に、他方が
上記被測定体に対して固定された雌雄一対のファイバ変
形手段とを備えて構成される。
【0006】
【作用】C型ブルドン管は、断面が楕円形または扁平形
の管で、管は半円形に曲げられており、一方の先端は密
閉され、他方の端は開放されている。この開放端を被測
定体に接続しC型ブルドン管内と被測定体内とを相互に
連通させると、C型ブルドン管は被測定体の内圧の変化
に比例して変形することになる。すなわち、被測定体の
内圧が高くなると、管の断面は円形に近づこうとふくら
み、このため曲げられた管は直線に近づこうと変形し、
内圧が低くなると管は元の形に戻ろうとする。そして、
管の弾性力と内圧の両者がつりあったところで変形が停
止する。この変形によるブルドン管先端の変位量は管内
の圧力変化、すなわち被測定体の内圧の変化にほぼ比例
する。ファイバ変形手段は、その一方はブルドン管の先
端部に固定されているのでこれが被測定体の内圧変化に
比例して変位し、他方は定位置に固定されているので、
被測定体の内圧変化に比例して両者間の距離が変化し、
光ファイバに対し被測定体の内圧変化に応じた変形を与
える。したがって、この光ファイバの変形による伝送損
失等を検出すれば被測定体の内圧を知ることができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。
【0008】図1に示すように圧力センサ1は、C型ブ
ルドン管3の開放端3bを箱型の接続金具2に接続し、
管3の先端部3aに雄治具5aを、接続金具2のブルド
ン管接続部の反対側に固定された支持金具6の先端部に
雌治具5bを、両治具5a,5bの嵌合面が上下に向き
合うように固定してなる圧力感知装置9と、ボンベ等、
内圧の被測定体が設置されている地点と観測者のいる遠
く離れた地点との間に張設された一本の光ファイバ4と
で構成されている。雄治具5aの凸部7並びに雌治具5
bの凹部8は、治具の長手方向に沿った滑らかな曲面形
状に形成されている。圧力感知装置7を被測定体に取付
けていないとき、雄治具5aと雌治具5bは完全に嵌り
合って閉じているが、接続金具2を被測定体に接続する
とその被測定体内の圧力でブルドン管3が変形し雄治具
5aが雌治具5bから離れるので、その状態で光ファイ
バ4を両治具5a,5b間に通す。ただしこのとき光フ
ァイバ4は、治具5a,5b間を長手方向に横切り、且
つ雌治具5bに軽く接触した状態にしておく。
【0009】被測定体の内圧が十分高く保たれていると
きには、ブルドン管3の変形によって雄治具5aが光フ
ァイバ4の張設位置よりも上方に移動しているので、光
ファイバ4に曲げは与えられない。しかし何等かの状況
により被測定体の内圧が低下するとその低下分だけブル
ドン管1が当初の形に戻ろうとするので、雄治具5aが
下方に移動して雌治具5bと嵌り合おうとし、これによ
って両治具5a,5b間の光ファイバ4に内圧低下に比
例した曲げが与えられる。したがって、その曲げによる
光ファイバ4の伝送損失の増加をOTDR装置などを用
いて検出することにより、測定点において電力を全く必
要とせず、遠隔地において被測定体の内圧状態を知るこ
とができる。圧力センサ1を構成する光ファイバ4とし
て、既設光ファイバケ−ブルの空き光ファイバ、予備光
ファイバを有効利用してもよい。
【0010】図2に、上記圧力センサ1を用いた遠隔測
定システムの構成例を示す。このシステムは、OTDR
装置13に接続された光ファイバ4の要所要所に上記圧
力感知装置9を配設して成る。OTDR装置13の出力
波形は、例えば図3のようになる。点線11は各測定点
において被測定体の圧力低下がないときの波形、実線1
2は各測定点において圧力低下が発生しているときの波
形である。実線12の段差は、各測定点における圧力低
下量に対応している。このように、複数のポイントの圧
力変化を1本の光ファイバ4で知ることができる。な
お、ピーク波形14は光ファイバ4の端面反射によるも
のである。
【0011】以上の説明では、圧力センサ1は光ファイ
バ4の伝送損失の増加により被測定体の内圧の降下を測
ることができるよう構成されているが、光ファイバ4に
曲げを与えるための治具5a,5bの使い方により、内
圧の増大で損失増加を起こすようにすることも可能であ
る。また、光ファイバ4の伝送損失が増加した状態を初
期値とし、損失の減少により内圧変化を知るような使い
方もできる。測定点が一点の場合は、光ファイバ4の一
端に光源を設け、他端に伝送される光の強度変化を検出
するようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上要するに本発明の圧力センサは、圧
力感知手段としてブルドン管を用い、測定情報の伝達手
段として光ファイバを用いた簡単な構成により、測定点
で電力を必要とせず、しかも測定情報を電気信号に変換
することなく遠隔地に伝えることができるという優れた
効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧力センサの一実施例を示す斜視
図である。
【図2】本発明に係る圧力センサを用いた遠隔測定シス
テムの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のシステムによる測定結果を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 圧力センサ 3 C型ブルドン管 3a 先端部 4 光ファイバ 5a 雄治具(ファイバ変形手段) 5b 雌治具(ファイバ変形手段) A 変位方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内圧の被測定体に接続されるC型ブルド
    ン管と、そのC型ブルドン管の先端部の変位方向に対し
    直交方向に張設された光ファイバと、その光ファイバの
    両側にこれを挟むようにして配設され、その一方が上記
    ブルドン管の先端部に、他方が上記被測定体に対して固
    定された雌雄一対のファイバ変形手段とを備えているこ
    とを特徴とする圧力センサ。
JP28642491A 1991-10-31 1991-10-31 圧力センサ Pending JPH05126659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28642491A JPH05126659A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 圧力センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28642491A JPH05126659A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 圧力センサ

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JPH05126659A true JPH05126659A (ja) 1993-05-21

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ID=17704213

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JP28642491A Pending JPH05126659A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 圧力センサ

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