JPH051262Y2 - - Google Patents

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JPH051262Y2
JPH051262Y2 JP1986143218U JP14321886U JPH051262Y2 JP H051262 Y2 JPH051262 Y2 JP H051262Y2 JP 1986143218 U JP1986143218 U JP 1986143218U JP 14321886 U JP14321886 U JP 14321886U JP H051262 Y2 JPH051262 Y2 JP H051262Y2
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JP
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fishing
rod
hook
tape
rods
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は釣り用継ぎ竿に係り、特に、複数本で
構成されている継ぎ竿を分解した後容易に結束す
ることが出来る釣り用継ぎ竿に関する。
(従来の技術とその問題点) 釣竿には従来から多種のものがあるが、代表的
なものとして「一本竿」又は「通し竿」と呼ばれ
るものが原点である。これは山野で採れる天然竹
を、ほとんどその侭使用したもので、竹特有の弾
力が生かされ、バランスのとれた軽い持ち味と微
妙な感触は人工のものでは味わえぬものである。
然し長所の反面、長尺故の収納・携帯の不便さ
は短所にもなる。近来はこの短所を補う為に一本
竿を何分割にもし、必要な時に継ぎ、不必要な時
には、短く分解して仕舞い収納・携帯を容易にし
た便利な継ぎ竿が釣り竿の主流となつている。
この継ぎ竿の構造は長い一本竿を携帯し易い寸
法の複数本にほぼ等分に切断しそれ等の切り口を
入子式に加工して段継ぎ可能とし、且、分解・再
組立てをも容易にしたもので、その手軽さから今
や釣り竿のほとんどが継ぎ竿と言つても過言では
ない。
然し、短くなつて携帯便利と謳つているのとは
裏腹に今度は分解しバラバラにした手元竿や継ぎ
穂を簡単に仕舞つて収納する方法は案外なおざり
にされてきた。その結果現在に至るも仕舞う方法
の決め手がない侭に、無造作に長尺の袋に入れら
れたり、紐やゴムバンドで絡められたりの様な極
めてありきたりの旧態依然の新味に欠けるもので
あつた。これは近来の釣り具全般の著しい発達に
較べると全く取り残された感のする進歩のない処
遇ではなかろうか。
本考案の説明に入る前に、先ず、従来の釣り用
継ぎ竿の一例を第1図、第2図及び第3図により
説明する。第1図は組み立てられ、使用状態にあ
る2本継ぎ竿の例を示す斜視図である。手元竿1
と穂先2は互いに入子式段継ぎ部3において継が
れている。釣糸を巻いたリール4は、手元竿1の
基部に取り付けられており、リール4から延びた
釣糸5は、複数個の糸通し6,6,6……を貫通
して穂先2の先端部糸通し6aより更に延伸し先
端に、天秤・錘・ハリス・ハリ等で構成された仕
掛7が結ばれており、これ等の符号1から7まで
の一連の構成によつて釣具一式がなり立つてい
る。第2図は第1図の釣具一式を分解する一段階
として穂先2を手元竿1より引き抜いた時の斜視
図である。第3図は完全に分解し終り、2本を束
ねて紐19を使い、絡げて仕舞い込もうとする状
態の斜視図である。紐で巻いたり・解いたり袋か
らの出し入れ等するのは手間と暇がかかり面倒で
ある。継ぎ竿の分解や組立ては、釣りの始業、終
業に限らず、釣場の移動時にも必づせねばならぬ
必須作業故に何回も行なわれるとなると釣り人に
とり、面倒以上の煩雑な労働にもなつてくる。上
記の引用例は2本継ぎ竿であるが、もし3本4本
の継ぎ竿になつたら、その煩雑さはより以上に増
加する。
本考案は以上説明した如く、釣り用継ぎ竿を分
解してバラバラにした折り遭遇する煩雑な面倒臭
さを結束手段の考案によつて解決し継ぎ竿の離合
集散を極めて容易にし、釣り人の不便解消・能率
向上に寄与することを目的とする。
(課題を解決する為の手段と作用) 本考案は従来、分解した後無造作に束ねられて
長尺の袋に入れられたり、紐やゴムバンドで束ね
られる以外には特別の手段がなかつたバラバラの
手元竿や継ぎ穂同士を、各々の対称部位に巻着固
定した「面フアスナー」の互いに付着しあう特性
を生かし、束ねたと同時にほとんど瞬間的に結束
させてしまおうとするものである。「面フアスナ
ー」はナイロン製の目のあらい罠と鉤で構成され
ており罠を張り付けたテープを「ループテープ」
鉤を張り付けたテープを「フツクテープ」と称し
日本では「マジツクテープ」(MAGIC
TAPE)とも呼ばれる「日本ベルクロ社製」の登
録商標商品である。此の「面フアスナー」は接触
させると、互いに強く付着しあう性質があり、そ
の反面、引つ張れば簡単に引き剥すことも出来、
その便利さが買われてボタンやスライドフアスナ
ーの代わりに用いられることが多い。
本考案における「面フアスナー」の利用は、継
ぎ竿を仕舞い込む時、手元竿の周囲に継ぎ穂を並
列して束ね相互を密着させれば各々の「面フアス
ナー」が付着しあつて結束する簡便さにあるのみ
ならず、結束を解き、再使用のために再組立てす
る作業も、お互いを引き剥がしてから継ぐだけで
良い簡便さにもあるという一挙両得の効を奏する
ものである。
(考案の実施例) 以下本考案の実施例を第4図と第5図によつて
て説明する。なお、前述した従来のものと同一な
いしは相当する構成には図面中に同一の符号を付
し、その説明は省略する。
第4図は「面フアスナー」を手元竿1と継ぎ穂
2に巻着固定した部分を拡大した実施例を斜視図
で示したものである。
第4図の実施例には手元竿1に「面フアスナー
の罠」となるループテープ9を巻着固定し、継ぎ
穂2には「面フアスナーの鉤」となるフツクテー
プ10を巻着固定した。然しこれらのループテー
プ9とフツクテープ10の巻着固定位置は必ずし
も此のとうりでなくてはならないと言うルールは
なく此の反対でも効果を阻害される事はない。要
はループテープとフツクテープの対の組み合わせ
による付着作用にあるからである。
第5図は、3本継ぎの釣り用継ぎ竿を分解して
本考案で結束させた一実施例の斜視図である。
第5図中、手元竿1にはその両端付近の周辺部
2箇所にリング状にループテープ9が巻着固定さ
れている。又、継ぎ穂2と継ぎ穂2aの各々に
は、手元竿とほぼ同一の対称部位に、前記と同一
手法でリング状にフツクテープ10,10aを巻
着固定させた。此のような構成の実施例によれ
ば、手元竿1の周囲に継ぎ穂2,2aを並列に集
合し束ね各々の継ぎ穂を手元竿の方向に向かつて
軽く圧迫するだけで「面フアスナー」同士が離れ
なくなり結果として結束が容易におこなはれる。
以上の実施例では所謂3本継竿の例を引用した
が何本継ぎの継竿でも同様の仕組みで継竿を完全
に結束して仕舞い込むことが可能となる。
(考案の効果) 従来釣り用継ぎ竿は分解して収納・携帯する時
長尺の袋に入れるか、若しくは束ねた後、第3図
の如く、紐19等で、ぐるぐる巻きする以外に、
仕舞い込む決め手になる手段がなかつた。袋に入
れるのも、紐で絡げるのも、いずれも面倒で煩雑
な作業が伴い不便この上もなかつた。特に足場の
悪い岩礁などの釣り場や、荒海の釣り舟上での釣
り支度時や海、川によらず釣り場移動時や、釣り
終了時に竿を仕舞い込む際など余計な時間がかか
り無駄が多く長年多くの釣り人が不便をかこつて
きた。中には間接的ではあるが、これが事故に結
び付いた事すらあり、いまや、簡単な収納方法に
ついて考えねばならない時期に来ていると思うの
はこの私でだけであろうか。その事故とは、人間
生来の横着がたたつて最近流行のカーボン竿を長
く継いだ侭釣場移動した為に、途中の電線に触れ
て、カーボンが良導体なるが故に感電死した例で
ある。
本考案は斯かる不便を解消し容易に竿を束ねて
仕舞い込むことが出来る利点と、仕舞い込んだ状
態から再び使用可能な状態に速やかに復元出来る
利点を兼ね備えた一挙両得の効を奏する釣り用継
ぎ竿を釣り人に提供するものであると同時に、又
釣具製造業者、販売店等の為にも全く新しい発想
の結束法を提供し商品包装、輸送、陳列展示の上
にも思わぬ波及効果を提供するものである。
なお、本考案は前述した実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて種々の変更が可能であ
る。
又、構造が簡単なので、既存の釣り用継ぎ竿に
「面フアスナー」を巻着固定するだけで、誰にで
も廉価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案に係る釣り用
継ぎ竿の従来の1実施例説明図。第4図は「面フ
アスナー」を巻着固定した部分の拡大説明図。第
5図は本考案の1実施例を示す概略斜視図。 1……手元竿、2,2a……継ぎ穂、3……入
子式段継ぎ部、4……リール、5……釣糸、6…
…糸通し、6a……先端部糸通し、7……仕掛
け、9……ループテープ、10……フツクテー
プ、10a……フツクテープ、19……紐。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 釣り用継ぎ竿において、手元竿の両端部付近の
    外周部に「面フアスナー」のループテープ或はフ
    ツクテープのいずれか一方を巻着固定し、並列す
    る継ぎ穂の手元竿との対称部位には前記の手元竿
    に巻着固定した「面フアスナー」と対をなすフツ
    クテープ或はループテープを巻着固定して成る
    「面フアスナー」の付着作用を利用し結束を容易
    にした釣り用継ぎ竿。
JP1986143218U 1986-09-18 1986-09-18 Expired - Lifetime JPH051262Y2 (ja)

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JP1986143218U JPH051262Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

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JP1986143218U JPH051262Y2 (ja) 1986-09-18 1986-09-18

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Publication Number Publication Date
JPS6348465U JPS6348465U (ja) 1988-04-01
JPH051262Y2 true JPH051262Y2 (ja) 1993-01-13

Family

ID=31052691

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0359283U (ja) * 1989-10-14 1991-06-11
JP4627010B2 (ja) * 2005-06-15 2011-02-09 株式会社シマノ 釣り竿

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JPS4835637U (ja) * 1971-08-31 1973-04-27

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JPS6348465U (ja) 1988-04-01

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