JPH0512369B2 - - Google Patents

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JPH0512369B2
JPH0512369B2 JP61091496A JP9149686A JPH0512369B2 JP H0512369 B2 JPH0512369 B2 JP H0512369B2 JP 61091496 A JP61091496 A JP 61091496A JP 9149686 A JP9149686 A JP 9149686A JP H0512369 B2 JPH0512369 B2 JP H0512369B2
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JP
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resin
acid
resins
alkyd
branched
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JP61091496A
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Koichi Tsutsui
Tasaburo Ueno
Shoji Ikeda
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

産業上の利用分野 本発明は低粘度でアルキド樹脂、ポリエステル
樹脂およびこれら樹脂以外の樹脂との相溶性に優
れ、且つ各種顔料の分散用樹脂としても優れた効
果を有する分岐型樹脂に関する。 従来の技術 昨今の低公害、省エネルギー化の社会ニーズに
従えば塗料中に含まれる溶剤量は極力少ないこと
が好ましく、従つて同一不揮発分では粘度の低い
樹脂の開発が必要であつた。このため、低分子量
化が容易なアルキド樹脂、ポリエステル樹脂がハ
イノンボラ用樹脂として一般に用いられている。
しかしながらこれら樹脂の粘度を低下させる方法
としては従来樹脂自体の分子量を低下させるか、
または溶解性の良好な原料を配合せしめる等の方
法が一般的であつたが、前者の方法では、これら
樹脂の耐候性、耐薬品性等の耐久性が低下する欠
点があつた。一方、後者の方法では溶解性の良好
な原材料を使用するため、耐溶剤性が低下したり
また、機械的強度が低下する欠点があつた。 本発明者らはかかる従来の技術が樹脂の三次元
的構造因子を考慮していないことに着目し、通常
塗料用として用いられている樹脂組成で、且つ分
子量を極端に低下させないで樹脂粘度を低下させ
る方法について鋭意検討し、本発明に至つたもの
である。 本発明での新規なアルキドまたはポリエステル
樹脂は、2個以上のグリシジル基を有する多官能
エポキシ化合物を核物質として用い、かかる核物
質であるエポキシ化合物のグリシジル基と、カル
ボキシル基を有するアルキドまたはポリエステル
プレポリマーとを、付加反応せしめることにより
エポキシ化合物を核とする放射形の構造を与える
ことができる。従つてかかる新規なアルキドまた
はポリエステル樹脂にあつては核物質となる多官
能性エポキシ化合物の溶解性および樹脂分子の放
射形の構造によつて、低粘化が達成できるものと
考えられる。 一方、塗料工業においては1種の樹脂のみを用
いて塗料を調合することは少なく、通常可塑剤、
架橋剤、改質剤として各種の樹脂を混合して使用
に供する。この場合、樹脂同士が良好な相溶性を
有しておれば、目的とする低粘度、顔料分散性の
改良が達成し得るが、相溶性が不良の場合は必ず
しも意図した結果がえられない場合がある。 発明が解決しようとする問題点 従つて、使用せられる樹脂種にかかわらず、優
れた相溶性を有し、そのために混合状態でも低粘
度を維持し、良好な顔料分散性を有し、低粘度で
あるため高不揮発分塗料で、且つ塗装作業性、塗
膜性能上優れたのが得られるならば業界に益する
ところ極めて大であり、かかる塗料用樹脂を提供
することが本発明の主目的である。 本発明者等は各種の樹脂との相溶性を改良する
手段として、樹脂分子中に相溶性に問題を生じる
樹脂分子を一部導入し、新しく分子を構成するこ
とによつて相溶性が改良される事実に基づき本発
明を完成した。 問題点を解決するための手段 本発明目的は、 式 で表される多官能性エポキシ化合物と 式 X−COOH (Xはアルキドまたはポリエステルプレポリマ
ー鎖)で表されるカルボキシル基を有するアルキ
ドまたはポリエステルプレポリマーと Y−COOH (Yはアクリル樹脂以外の樹脂残基でXであつ
てもよい。)で表されるカルボキシル基を有する
アクリル樹脂以外の少なくとも1種以のプレポリ
マーを反応せしめることにより得られる 式 で表される分岐型樹脂により達成せられる。本発
明の分岐型樹脂に於いては樹脂成分Yが導入され
ることにより、Xとは相溶しないがYと相溶する
各種樹脂との相溶性が改良される。さらにかかる
樹脂の顔料分散性、塗料、塗装、塗膜性能を改良
する目的で、上記分岐型樹脂に電子受容基およ
び/または、電子供与基を担持せしめることもで
きる。 上記分岐型樹脂の製造方法を詳細に説明すると
X−COOHで示されるカルボキシル基含有ポリ
エステルプレポリマーは、 (1) オキシカルボン酸を縮合することにより末端
にカルボキシル基を保持せしめて得るか、又は (2) 多基カルボン酸と多価アルコールの縮合で得
られる。 上記(1)の場合に使用に供せられるオキシカルボ
ン酸としてm−ヒドロキシ安息香酸、2ヒドロキ
シシクロヘキサンカルボン酸、2ヒドロキシ−m
−トルイル酸、3ヒドロキシ−O−トルイル酸、
6ヒドロキシ−m−トルイル酸、2ヒドロキシ−
1−ナフトエ酸、Oヒドロキシフエニル酢酸、m
−ヒドロキシフエニル酢酸、p−ヒドロキシフエ
ニル酢酸、3ヒドロキシ−3−フエニルプロピオ
ン酸、3−(O−ヒドロキシフエニル)プロピオ
ン酸、乳酸、2ヒドロキシ酪酸、ベンジル酸、マ
ンデル酸、12ヒドロキシステアリン酸等が挙げら
れる。 一方、上記の場合は、多価カルボン酸としては
芳香族カルボン酸、脂環族カルボン酸、脂肪族カ
ルボン酸および部分飽和脂環族カルボン酸等が用
いられる。かかる芳香族カルボン酸としては、無
水フタル酸、テトラヒドロイソフタル酸、テレフ
タル酸、無水トリメリツト酸、無水ピロメリツト
酸等が用いられ、また、モノカルボン酸の安息香
酸、p−t−ブチル安息香酸なども分子量調整剤
として使用せられる。脂環族カルボン酸としては
例えば、1,1−シクロヘキサンジカルボン酸、
ヘキサヒドロ(無水)フタル酸、1,3−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸、メチルヘキサヒドロ(無水)フタ
ル酸、ヘキサヒドロトリメリツト酸およびその酸
無水物が挙げられる。さらに上記の飽和脂環族多
塩基酸のジメチルエステル等もエステル交換反応
により使用せられる。さらに脂肪族カルボン酸あ
るいは部分飽和脂環族カルボン酸としては、コハ
ク酸(およびその酸無水物)、アジピン酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、テトラクロロ無水フタル酸、無水ヘツト酸、
無水ハイミツク酸、無水マレイン酸、フマール酸
イタコン酸、メチルシクロヘキセントリカルボン
酸無水物等が使用可能である。 一方、多価アルコール成分としては従来からポ
リエステルの形成に使用されているが利用でき、
例えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチ
レングリコール、2,3−ブチレングリコール、
1,4−ブチレングリコール、1,6−ヘキサン
ジオール、1,5−ペンタンジオール、2,5−
ヘキサンジオール、トリメチロールエタン、トリ
メチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリス
リトール、ジグリセリン、ソルビトール、1,4
−シクロヘキサンジメタノール等が挙げられる。 かかるポリエステル樹脂の合成には通常使用せ
られる縮合反応法が用いられる。 さらに、アルキド樹脂としては上記ポリエステ
ル樹脂の合成に際して用いられる原料にさらに油
脂成分を加え、エステル交換反応、縮合反応等に
より得ることができる。かかる油脂成分としては
脂肪酸、例えば大豆油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸、
トール油脂肪酸、やし油脂肪酸、綿実油脂肪酸な
ど、あるいは植物油、例えば大豆油、ヒマシ油、
トール油、やし油、綿実油、亜麻仁油等が用いら
れる。 上記カルボキシル基を有するポリエステルまた
はアルキドプレポリマーX−COOHでの樹脂に
含まれるカルボキシル基量は数平均分子量で計算
しての1分子当たり平均0.1モル〜1.5モル、好ま
しくは0.2モル〜1.2モルである。カルボキシル基
量が1.5モルを越すと分岐型樹脂の粘度が増加し、
また0.1モル未満では十分な分岐型構造をとりえ
ない等、本発明の目的を達成し得ない。 上記の如く合成されたカルボキシル基を有する
アルキドまたはポリエステルプレポリマーが、本
発明の目的アルキドまたはポリエステル樹脂の耐
候性、耐薬品性等の耐久性および耐溶剤性、機械
的強度を損なうことなく、低粘度を維持するため
には、アルキドまたはポリエステルプレポリマー
の重量平均分子量(ゲルパーミエーシヨンクロマ
トグラフイー測定、ポリスチレン換算)500〜
50000、またガラス転移温度−20〜100℃であるこ
とが好ましい。 一方、上記のプレポリマーY−COOHとして
はカルボキシル基を含むアルキドまたはポリエス
テル樹脂、フツ素樹脂、シリコーン系樹脂等が挙
げられる。また、ポリエーテル樹脂やポリウレタ
ン樹脂、エポキシ樹脂等のポリヒドロキシ樹脂で
はかかるヒドロキシル基を酸無水物、例えば無水
酢酸、無水コハク酸、無水フタル酸、無水マレイ
ン酸、テトラハイドロ無水フタル酸、ヘキサハイ
ドロ無水フタル酸の少なくとも1種以上を通常の
方法で付加し、樹脂中にカルボキシル基を含ませ
て使用に供することができる。 上記ポリエーテル樹脂はポリヒドロキシ化合物
例えばエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプ
ロパン、ソルビートル、ペンタエリスリトール、
蔗糖、澱粉等の開始剤を用いプロピレンオキサイ
ド等を重合させて得られる樹脂である。 ポリウレタン樹脂はポリヒドロキシ樹脂、例え
ばヒドロキシル基を有するオイルフリーポリエス
テル樹脂、長油又は短油アルキド樹脂、アクリル
樹脂あるいはポリエーテル樹脂とイソシアナート
化合物とを付加反応せしめて得られる。 エポキシ樹脂は一般にフエノール化合物とエピ
クロルヒドリン、多価アルコールとエピクロルヒ
ドリンまたは有機酸とエピクロルヒドリンとの反
応により得ることができる。 上記カルボキシル基を有するプレポリマー、 Y−COOH での樹脂に含まれるカルボキシル基量は数平均分
子量で計算しての1分子当たり平均0.1モル〜1.5
モル好ましくは、0.2モル〜1.2モルである。カル
ボキシル基量が1.5モルを越すと分岐型樹脂の粘
度が増加し、又0.1モル未満では十分な分岐型構
造をとりえない等本発明の目的を達成しえない。 かかる条件で合成されたカルボキシル基を含有
するアルキドまたはポリエステルプレポリマー、 X−COOH およびカルボキシル基を含有するアクリル樹脂以
外の樹脂、 Y−COOH は2個以上のグリシジル基を有する多官能性エポ
キシ化合物のグルシジル基と付加反応せしめるこ
とにより本発明の目的である低粘度で且つ相溶性
の良好な分岐型樹脂を合成することができる。 上記多官能性エポキシ化合物としては2個以上
グリシジル基を有する物質で、これらの化合物は
飽和又は不飽和の脂肪族、脂環族、芳香族又は複
素環式の化合物であつてよく、また塩素、ヒドロ
キシル基、エーテル基等の置換分で置換されてい
てもよく、そしてそれらの化合物は単量体または
重合体であつてもよい。 本発明の多官能性エポキシ化合物には不飽和一
価アルコール類を多価脂肪族酸類とのエポキシド
化エステル類、例えばアジピン酸ジ(2,3−エ
ポキシヘキシル)、シユー酸ジ(2,3−エポキ
シブチル)、こはく酸ジ(2,3−エポキシヘキ
シル)、フタル酸ジ(2,3−エポキシブチル)
等やグリシジル基含有の窒素化合物、例えばジグ
リシジルアニリン、ジおよびトリグリシジルアミ
ン等を含む。 本発明の新規なアルキド又はポリエステル樹脂
の製造に使用するに特に好ましい多官能性エポキ
シ化合物は、グリシジルエーテル類であり、特に
多価フエノール類および多価アルコール類のグリ
シジルエーテル類である。多価フエノール類およ
び多価アルコール類のグリシジルエーテル類はア
ルカリの存在下にエピロクロルヒドリンを所望の
多価フエノール類または多価アルコール類と反応
させることによつて得られる。例えばビスフエノ
ールAのジグリシジルエーテル、レゾルシノール
のジグリシジルエーテル、フロログルシノールの
トリグリシジルエーテル、トリヒドロキシジビフ
エニルのトリグリシジルエーテル、フエノール・
ホルムアルデヒド・ノボラツクのポリグリシジル
エーテル、O−クレゾールホルムアルデヒド・ノ
ボラツクのポリグリシジルエーテル等のおよびブ
タンジオールのジグリシジルエーテル、ポリプロ
ピレングリコールのジグリシジルエーテル、ネオ
ペンチルグリコールのジグリシジルエーテル、グ
リセリンのトリグリシジルエーテル、トリメチロ
ールプロパンのトリグリシジルエーテル、ペンタ
エリスリトールのテトラグリシジルエーテル、ソ
ルビトールのポリグリシジルエーテル等、またそ
の他の多官能性エポキシ化合物としては、芳香族
ジカルボン酸からのエポキシ化合物として、イソ
フタル酸ジグリシジル、フタル酸ジグリシジル、
リノール二量体酸のジグリシジルエステルおよび
イソシアヌール酸トリグリシジル、テトラフエニ
ロールエタンエポキシ等も含まれる。 上記2個以上のグリシジル基を有する多官能性
エポキシ化合物とカルボキシル基含有プレポリマ
ーおよび樹脂との反応は、多官能性エポキシ化合
物のグリシジル基のモル数とカルボキシル基含有
プレポリマーおよび樹脂のカルボキシル基のモル
数とを1:0.6〜1:1.4の範囲で好ましくは1:
0.8〜1:1.2の範囲で、一方カルボキシル基含有
プレポリマーとアクリル樹脂以外のカルボキシル
基含有樹脂との配合比率は、前者の99〜10wt%
に対し、後者の1〜90wt%で必要に応じてグリ
シジル基またはカルボキシル基と反応しない溶剤
を加えて反応温度80〜180℃好ましくは100〜160
℃で、未反応カルボキシル基の酸価で測定しての
反応率が80%以上まで行う。 上記グリシジル基とカルボキシル基との反応に
は、必要に応じて反応触媒として、例えば塩基触
媒を使用することができる。塩基触媒としては、
例えばピリジン、イソキノリン、キノリン、N,
N−ジメチルシクロヘキシルアミン、α−ピコリ
ントリ−n−ブチルアミン、トリエチルアミン、
N−エチルモルホリン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N−(β−ヒドロキシエチル)アミン、N−
エチル−3,5−ジメチルモルホリンおよびココ
ナツツ油等から誘導されたジメチルココナツツア
ミン等の有機アミンあるいはカセイソーダ、カセ
イカリ等の無機アルカリが使用に供される。 かかる手法により得られた分岐型樹脂は、各種
樹脂との相溶性が改良されており、且つ樹脂自体
の粘度が低く、高不揮発分塗料で、且つ塗装作業
性、塗膜性能上優れたものが得られる。 しかしながら塗料に使用せられる顔料は表面特
質が一様でないため、上記分岐型樹脂では顔料に
よつては必ずしも良好な分散性能を示すとは限ら
ない場合がある。 本発明者らは顔料表面特質が、酸・塩基の概念
によつて区分される事実に基づき、上記分岐型樹
脂を使用する顔料表面特質に従つて酸性および/
または塩基性に変性することにより、樹脂自体が
有する低粘度特性および良相溶性が加味されて通
常のアクリル樹脂を変成した場合に比較し各種顔
料の分散性能、特に分散速度、分散ペーストの粘
度、降伏値、経時安定性、塗料状態での混色安定
性、さらには塗装に際しての不揮発分含有量、塗
装作業性および塗膜としての色調、光沢、鮮映性
等において優れた特質を有することを見出した。 かかる優れた分散、塗料、塗装、塗膜性能を有
する顔料分散用分岐型樹脂にあつて (1) 電子受容基有する分岐型樹脂は、活性水素を
保持する分岐型樹脂に酸無水物および/または
サルトン化合物を反応せしめることにより遊離
の電子受容基を分子内に担持せしめられる。一
方、 (2) 電子供与基を有する分岐型樹脂は、 (a) カルボキシル基含有アルキド又はポリエス
テルプレポリマーの合成に際して、塩基性化
合物を縮合又は付加反応せしめ、かかる塩基
を保持するプレポリマーを用いて、分岐型樹
脂を合成することによつて得られる。さらに
は、 (b) 分岐型樹脂に含まれる活性水素および必要
に応じて導入された活性アルコキシ基と活性
アルコキシ基および/または活性水素を有す
る塩基性低分子量化合物および/または塩基
性樹脂とを反応せしめることによつて得られ
る。さらには、 (3) 電子供与基および電子受容基を有する両性分
岐型樹脂は、上記(1)および(2)の(a)または(2)の(b)
との組合せにより容易に得ることができる。 尚、本願明細書において使用せる「活性水素」
なる語は1級、2級および3級ヒドロキシル基、
アミド結合、ウレタン結合、カルボキシル基など
に含まれる酸素、硫黄、窒素などに結合している
反応性の大なる水素原子を意味し、「活性アルコ
キシ基」なる語は活性メチロールの末端水素原子
をアルキル置換した基の如く反応性の大なるアル
コキシ基を意し、「活性水素と反応する官能基」
なる語は1級、2級および3級ヒドロキシル基、
イソシアナート基、グリシジル基等活性水素と容
易に反応する基を意味し、「活性アルコキシと反
応する官能基」なる語は1級、2級および3級ヒ
ドロキシル基等活性アルコキシ基と容易に反応す
る基を意味し、また「電子受容基」なる語はカル
ボキシル基、スルホン基、ニトロ基等、分子内で
水素を標準とした時他から電子を吸引する傾向に
ある基を、「電子供与基」なる語は非共有電子体
をもつ−N¨−を有するため、ハロゲン、アルキル
等分子内で水素を標準とした時他に電子を与える
傾向にある基を「塩基性樹脂」なる語は通常塗料
分野で用いられる尿素系樹脂、メラミン樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリウレタン樹脂等塩基性基を有
する樹脂を、また「塩基性低分子量化合物」なる
語は塩基性樹脂のプレポリマーあるいはモノマー
として用いられるヒドロキシルアミン化合物(例
えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、アミノペンタノル、アミノベンジルアルコー
ル、2−ジメチルアミノエタノール等)、アミノ
酸(例えば3−ジメチルアミノ安息香酸、2−ア
ミノ−イソ酪酸、4−アミノ−n−酪酸等)など
を意味する。 本願での、 (A) 電子受容基を有する分岐型樹脂 (B) 電子供与基を有する分岐型樹脂および、 (C) 電子受容基および電子供与基を有する両性分
岐型樹脂の製造法を詳細に説明する。 (A)電子受容基を有する分岐型樹脂の合成にあつ
ては、上記のカルボキシル基を有するアルキドま
たはポリエステルプレポリマーおよびカルボキシ
ル基を有するアクリル樹脂以外の樹脂の合成に際
して、活性水素基含有化合物を用いてアルキドま
たはポリエステルプレポリマーおよびその他の樹
脂中に活性水素を保持せしめても良いし、また活
性水素基を保持しないアルキドまたはポリエステ
ルプレポリマーおよびアクリル樹脂以外の樹脂を
用いても構わない。 これらカルボキシル基を有するアルキドまたは
ポリエステルプレポリマーおよびカルボキシル基
を有するアクリル樹脂以外の樹脂と多官能性エポ
キシ化合物との反応で得られた分岐型樹脂は 式 で示され、分子内に2級のヒドロキシル基を保持
し、活性水素基として活用することができる。 かかる手法で得られた活性水素基を保持する分
岐型樹脂に電子受容基を担持せしめるためには、
活性水素と反応して遊離の酸性基を生成する化合
物であればいかなる物質でも使用できるが、代表
的には、例えば活性水素基と反応してカルボキシ
ル基を生成する化合物、酸無水物、例えば無水酢
酸、無水コハク酸、無水フタル酸、無水マレイン
酸、テトラハイドロ無水フタル酸、ヘキサハイド
ロ無水フタル酸、無水トリメリツト酸等、さらに
は活性水素基と反応してスルホン酸基を生成する
化合物、脂肪酸サルトン、例えば1,3−プロパ
ンサルトン、1,3−ブタンサルトン、2,4−
ブタンサルトン、1,4−ブタンサルトン、1,
3−オクタンサルトン、2,3−デカンサルトン
等、あるいは無水の無機酸、例えばメタリン酸の
如きを用いることも可能である。 かかるサルトン化合物の付加反応にあつては分
岐型樹脂と脂肪酸サルトンからなる溶液を60〜
150℃の反応温度で2時間〜10時間反応せしめる
ことによりサルトン変性分岐型樹脂を合成するこ
とができる。かかるサルトン変性分岐型樹脂の合
成に際して、サルトンを付加させる場合のサルト
ンの使用量は分型樹脂の固形分重量比で0.01〜6
重量%、好ましくは0.02〜4重量%の範囲にあ
る。使用量が6重量%を越えるとポリマーの溶融
粘度が高くなり、ポリマーの製造が困難である。 一方、(B)の電子供与基を有する分岐型樹脂の合
成にあつてはカルボキシル基を有するアルキドま
たはポリエステルプレポリマーの合成に際して、
記の塩基性低分子量化合物、ヒドロキシルアミン
化合物、例えばモノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、アミノペンタノール、アミノベンジ
ルアルコール、2−ジメチルアミノエタノール等
やアミノ酸、例えば3−ジメチルアミノ安息香
酸、2−アミノ酪酸、4−アミノ−n−酪酸等を
反応せしめ、かかるプレポリマーを用いて分岐型
樹脂を合成することによつて、分子内に電子供与
基を担持せしめることができる。 または、カルボキシル基を有するアルキドまた
はポリエステルプレポリマーおよびカルボキシル
基を有するアクリル樹脂以外の樹脂の合成に際し
て、活性アルコキシ基含有化合物および/または
必要に応じて活性水素基含有化合物を反応せしめ
かかるプレポリマーおよびその他の樹脂を用いて
合成された分岐型樹脂に活性水素および必要に応
じて導入された活性アルコキシ基を担持せしめ、
かかる手法により得られた分岐型樹脂に低分子量
塩基性化合物および/または塩基性樹脂を反応せ
しめることにより、電子供与基を有する分岐型樹
脂を合成することができる。 尚、活性水素基を担持する分岐型樹脂に多価イ
ソシアナート化合物あるいはグリシジル化合物を
遊離のイソシアナート基あるいはグリシジル基が
残存するように配合し反応させて、塩基性樹脂お
よび/または塩基性低分子量化合物中の活性水素
と反応しうる分岐型樹脂とすることもできる。 上記塩基性樹脂としては、塗料分野で通常使用
される尿素樹脂、メラミン樹脂、ポリアミド樹脂
ポリウレタン樹脂等が用いられる。 尿素樹脂、メラミン樹脂は尿素またはメラミン
にホルムアルデヒドを縮合させて得られ、また必
要に応じてアルコール類(例えばメチルアルコー
ル、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブ
チルアルコール等)を樹脂の製造原料の一部とし
て用い、アルキル化メチロール尿素樹脂またはア
ルキル化メチロールメラミン樹脂として使用する
こともできる。 ポリアミド樹脂は脂肪族ジアミンと二塩基酸の
縮合反応、あるいは環状ラクタムの尿素縮合反応
等により得られ、脂肪族ジアミンとして例えば、
1,2エタンジアミン、N,N−ジメチル−1,
2−エタンジアミン、1,6−ヘキサンジアミン
等が、また二塩基酸としてコハク酸、アジピン酸
セバシン酸等が適宜選択される。 環状ラクタムとして例えばα−ピロリドン、δ
−カプロラクタム、ω−カプリルラクタム等が使
用せられる。 かかる塩基性樹脂は記製造過程において電子供
与基と共に、活性水素あるいは活性性アルコキシ
基が導入され(A)の酸性樹脂中の官能基と付加ある
いは縮合反応させることができる。 上記(A)電子受容基を有する分岐型樹脂および(B)
電子供与基を有する分岐型樹脂の合成において用
いられる手法を組合わせることによつて(C)電子受
容基および電子供与基を有する分岐型樹脂を合成
することができる。 かくして得られた(A)(B)および(C)の分岐型樹脂
は、通常の樹脂に同様な手法で電子受容基およ
び/または電子供与基を担持せしめた場合に比較
し、同一分子量では粘度が低くなる特徴を有す
る。また、顔料表面特質に従い、(A)(B)および(C)の
分岐型樹脂を適宜使い分けることにより、通常の
樹脂を変成した場合に比較し、分散、塗料、塗
装、塗膜性能に優れた効果を発揮する。 しかしながら塗料工業においては、極めて多種
の無機顔料ならびに有機顔料が用いられており、
その表面特質も非常に異なつている。顔料を酸、
塩基概念でとらえてもその酸性、塩基性度は大巾
に異なる。従つて分散用樹脂における酸性、塩基
性の度合いについても種々の顔料について最適な
ものを求めるとすれば顔料毎に変わることが当然
に予想される。そこで本発明者らは、今日広く実
用されている顔料の多くに対し最大公約数的に良
好な分散性を示す分散用樹脂の酸性度および塩基
性度があり得るのではなかろうかと考え、各種顔
料を実際に上記分散用樹脂に分散させて樹脂の酸
性度、塩基性度と顔料の分散効果の関連性につき
調べた。ただ両性顔料の酸性度および塩基性度と
いつても非水系における簡便な測定法は知られて
いないので、本発明者らは試料の分散用樹脂をア
ニリンに溶かし、水酸化n−テトラブチルアンモ
ニウムを滴定試薬とし非水電位差滴定法で定量
し、中和に必要な試薬のモル数から樹脂の酸性度
を決定し、また試料の酢酸溶液を用い過塩素酸を
滴定試薬として非水電位差滴定で定量し、中和に
必要な試薬のモル数から塩基性度を決める、非水
系での独自の酸性度、塩基性度の測定法を開発
し、それにより樹脂の酸性度、塩基性度を評価し
た。試験の結果、本発明者らは上記両性分散用樹
脂の酸性度が1.0〜1.0×10-2mmol/g.solid、
特に好ましくは0.8〜2.0×10-2mmol/g.solid
の範囲にあり、塩基性度が1.0〜5×10-2mmol/
g.solid、特に好ましくは1.0〜1×10-2mmol/
g.solidの範囲内にあるときに、塗料用の各種
無機ならびに有機顔料に対し良好な分散性を示す
ことを経験的に知り得た。従つて本発明の好まし
い具体例においては本願明細書記載の試験法で上
記範囲内の酸性度と塩基性度を示す樹脂が好まし
く用いられる。 本発明者らは研究の結果、上記(A)分岐型樹脂中
の活性水素基と(B)酸無水物および/またはサルト
ン化合物の反応における配合比率が樹脂の固型分
で(A)99.9〜50%に対し、(B)0.1〜50%、最も好ま
しくは(A)99.9〜70%に対し、(B)0.1〜30%であり、
さらに上記の活性水素基および必要に応じて導入
された活性アルコキシ基を担持した(A)分岐型樹脂
と(B)低分子量塩基性化合物および/または(B)塩基
性樹脂との反応における配合比率が樹脂の固型分
で(A)99.9〜50%に対し、(B)0.1〜50%、最も好ま
しくは(A)99.9〜70%に対し、(B)0.1〜30%であり、
一方上記の分岐型樹脂と(B)塩基性樹脂の反応にお
ける配合の重量比率が樹脂の固型分で(A)99.5〜40
%対し、(B)0.5〜60%、最も好ましくは、(A)99.5
〜60%と(B)0.5〜60%であり、得られた分散用樹
脂の分子量がゲルパーミエーシヨンクロマトグラ
フイで測定し、ポリスチレン換算で2000〜
200000、好ましくは4000〜100000でありガラス転
移温度が−20〜100℃、好ましくは−10〜80℃で
ある場合に最良の結果を与えることも見出した。
従つて本発明の最も好ましい具体例においては、
前記の分散用樹脂の酸性、塩基性度以外に上記各
種パラメーターを満足する樹脂が顔料の分散に使
用せられる。 本発明の塗料組成物は本願明細書に規定した分
散用樹脂を用い、各種顔料を分散せしめて得られ
る。この場合顔料としては塗料で通常使用されて
いる各種の無機ならびに有機顔料が用いられ、無
機顔料としては例えばカーボンブラツク、亜鉛華
酸化チタン、アンチモン白、鉄黒、ベンガラ、鉛
丹、カドミウムイエロー、硫化亜鉛、リトポン、
硫酸バリウム、硫酸鉛、炭酸バリウム、鉛白、ア
ルミナホワイト等が、また、有機顔料としてはア
ゾ系、ポリ縮合アゾ系、メタルコンプレツクスア
ゾ系、ベンズイミダゾロン系、フタロシアニン系
(ブルー、グリーン)、チオインジゴ系、アンスラ
キノン系、フラバンスロン系、インダンスレン
系、アンスラピリジン系、ピランスロン系、イソ
インドリノン系、ペリレン系、ペリノン系および
キナクリドン系の各種顔料が有利に用いられる。 上記分散用樹脂と顔料の配合比率は、塗料化に
際してはさらに樹脂あるいは溶剤で稀釈するので
何ら臨界的でなく任意に選択され得るが、分散ベ
ースの製造経済性、分散効率などを考慮し、通常
樹脂(固型分)10〜90重量%と、顔料90〜10重量
%の割合で、また好ましくは樹脂(固型分)30〜
70重量%と顔料70〜30重量%の割合で用いられ
る。 本発明の塗料組成物は、上記の電子受容基およ
び/または電子供与基を担持せしめた分散用樹脂
と必要に応じて、その他の樹脂、例えば本発明以
外のアクリル樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリエーテル樹脂、硝酸繊維素、ウレタン
樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹
脂、塩化ビニル樹脂、フエノール樹脂、メラミン
樹脂、グアナミン樹脂、尿素樹脂、エポキシ樹脂
等の1種または2種以上と、上記の顔料の1種あ
るいは2種以を混合し、必要に応じて塗料工業に
おいて通常使用される溶剤、例えばトルエン、キ
シレン、ソルベツソ100、ソルベツソ150等の炭化
水素溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
系溶剤、MEK、MIBK等のケトン系溶剤1種あ
るいは2種以上を加え、通常の分散機、例えばロ
ールミル分散機、ボールミル分散機、サンドグラ
インドミル分散機、プラネタリーミキサー、ハイ
スピードデイスパー分散機等を用いて製造され
る。 かくして得られる塗料組成物は極めて良好な顔
料分散性を示し、貯蔵時の安定性においても、ま
た各種樹脂および溶剤との相溶性においても優れ
ており、塗料組成物として極めて有用である。 以下、実施例により本発明を説明する。特にこ
とわりなき限り部および%は重量による。 合成例 1 カルボキシル基含有ポリエステル樹脂2種の相
溶性を改良した分岐型樹脂 冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌羽根をそな
えた反応容器に社内ポリエステル樹脂A(Mn=
2600、Mw=45000、酸価15.7mgKOH/g固型
分、OH価38mgKOH/g固型分、加熱残分60%)
299部およびこの樹脂と相溶せず、混合系で白濁
となる社内ポリエステル樹脂B(Mn=4000、Mw
=60000、酸価8mgKOH/g固型分、OH価40mg
KOH/g固型分、加熱残分60%)769部を仕込
む。そしてさらにデナコールEX−411(長瀬化成
工業社製)0.06部およびフアーミンDMC(花王社
製)0.01部の溶液を仕込み、窒素雰囲気下130℃
にて9時間保持し、付加反応を完了した。こうし
てできた樹脂Cの特数を第3表に示す。 合成例 2 酸付加分岐型ポリエステル樹脂 冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌羽根を備え
た反応容器に合成例1の方法で合成した分岐型ポ
リエステル樹脂C500部、無水フタル酸4.2部の溶
液をコルベンに仕込み、130℃に昇温する。昇温
後1時間130℃に保持し付加反応を完了し、冷却
して酸付加分岐型ポリエステル樹脂Dを得た。こ
うしてできた樹脂Dの特数を第3表に示す。 合成例 3 酸/塩基付加分岐型ポリエステル樹脂 冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌羽根を備え
た反応容器に合成例2の方法で合成した酸付加分
岐型樹脂D500部、U−20SE60(三井東圧社製)
21部をコルベンに仕込み、粘度が気泡粘度計で2
段階上回るまで110℃で反応させ、酸/塩基付加
分岐型ポリエステル樹脂Eを得た。こうしてでき
た樹脂Eの特数を第3表に示す。 実施例 1 脱水装置、冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌
羽根を備えた反応容器にトルエン188部、12−ヒ
ドロキシステアリン酸1062部およびメタンスルホ
ン酸2部を加え、反応温度148℃で2時間30分維
持し、酸価46.5で反応を終了した。得られた樹脂
は褐色で粘稠な液体であつた。樹脂をMCと称
す。 この樹脂をグリシジル基を有す多官能性エポキ
シ化合物ELM120(3官能性エポキシ化合物住友
化学工業社製)およびELM434(4官能性エポキ
シ化合物、住友化学工業社製)と第1表の配合で
混合し、反応温度140℃で7時間付加反応を行つ
た。得られた性質を第2表に示す。 実施例 2 社内ポリエステル樹脂A,Bおよび合成例1で
得た分岐型ポリエステル樹脂Cの相溶性を確認す
るために、各2種類の樹脂をよく混合させた溶液
を透明のガラス板に7milのフイルムアプリケー
ター(太佑機械(株)社製)を使つて樹脂膜を調製し
た。そしてジエツトオーブンによつて140℃で1
時間乾燥した後、常温に冷却した時の混合樹脂膜
を評価した。その結果を第4表に示す。 実施例 3 酸/塩基付加分岐型ポリエステル樹脂 合成例1,2および3で得られた分岐型ポリエ
ステル樹脂C,D,Eを用い第5表の分散配合に
よりペイントシエーカー(レツドデビル社製)で
ガラスビースを媒体として分散した。得られた分
散品の60゜鏡面光沢を村上式光沢計GM−26D型で
測定し、またペースト粘度をコーンプレート型粘
度計(E型粘度計、東京計器(株))で測定し第5表
の結果を得た。 第5表より、酸付加および酸/塩基付加樹脂を
用いることにより分散ペーストの粘度が低下し、
60゜鏡面光沢も向上され、良好な粘性を示してい
ることが観察される。
INDUSTRIAL APPLICATION FIELD The present invention relates to a branched resin that has low viscosity and excellent compatibility with alkyd resins, polyester resins, and resins other than these resins, and also has excellent effects as a resin for dispersing various pigments. Prior Art In accordance with the recent social needs for low pollution and energy saving, it is preferable that the amount of solvent contained in paints be as small as possible, and it has therefore been necessary to develop resins with low viscosity for the same non-volatile content. For this reason, alkyd resins and polyester resins, which can easily be reduced in molecular weight, are generally used as resins for high non-volatile resins.
However, conventional methods for reducing the viscosity of these resins include reducing the molecular weight of the resin itself,
Alternatively, a common method has been to blend raw materials with good solubility, but the former method has the disadvantage that durability such as weather resistance and chemical resistance of these resins is reduced. On the other hand, since the latter method uses raw materials with good solubility, it has the drawbacks of reduced solvent resistance and reduced mechanical strength. The present inventors focused on the fact that such conventional techniques do not take into account the three-dimensional structural factors of resins, and developed a method for reducing resin viscosity using resin compositions commonly used for paints and without significantly lowering the molecular weight. The present invention has been developed after intensive research into methods for reducing this. The novel alkyd or polyester resin of the present invention uses a polyfunctional epoxy compound having two or more glycidyl groups as a core material, and combines the glycidyl group of the epoxy compound as the core material with the alkyd or polyester resin having a carboxyl group. By carrying out an addition reaction with a polymer, a radial structure having an epoxy compound as a core can be provided. It is therefore believed that low viscosity can be achieved in such novel alkyd or polyester resins due to the solubility of the polyfunctional epoxy compound serving as the core material and the radial structure of the resin molecules. On the other hand, in the paint industry, paints are rarely formulated using only one type of resin, and usually plasticizers,
Various resins are mixed and used as crosslinking agents and modifiers. In this case, if the resins have good compatibility with each other, the desired low viscosity and improved pigment dispersibility can be achieved, but if the compatibility is poor, the intended results may not necessarily be obtained. There is. Problems to be Solved by the Invention Therefore, regardless of the type of resin used, it has excellent compatibility, maintains a low viscosity even in a mixed state, has good pigment dispersibility, and has a low viscosity. Therefore, it would be of great benefit to the industry if a high non-volatile paint with excellent coating workability and film performance could be obtained, and the main purpose of the present invention is to provide such a paint resin. It is. As a means of improving compatibility with various resins, the present inventors introduced some resin molecules that cause compatibility problems into resin molecules, and by configuring new molecules, the compatibility was improved. The present invention was completed based on this fact. Means for Solving the Problems The purpose of the present invention is to A polyfunctional epoxy compound represented by the formula A group obtained by reacting at least one prepolymer other than an acrylic resin having a carboxyl group represented by the formula This can be achieved using a branched resin represented by By introducing the resin component Y into the branched resin of the present invention, the compatibility with various resins that are incompatible with X but compatible with Y is improved. Further, for the purpose of improving the pigment dispersibility, paint, painting, and coating performance of such resins, the branched resins may be made to carry an electron-accepting group and/or an electron-donating group. To explain in detail the method for producing the above-mentioned branched resin, the carboxyl group-containing polyester prepolymer represented by 2) Obtained by condensation of polycarboxylic acid and polyhydric alcohol. The oxycarboxylic acids that can be used in the case of (1) above include m-hydroxybenzoic acid, 2-hydroxycyclohexanecarboxylic acid, 2-hydroxy-m-
-toluic acid, 3hydroxy-O-toluic acid,
6-hydroxy-m-toluic acid, 2-hydroxy-
1-naphthoic acid, O-hydroxyphenylacetic acid, m
-Hydroxyphenylacetic acid, p-hydroxyphenylacetic acid, 3-hydroxy-3-phenylpropionic acid, 3-(O-hydroxyphenyl)propionic acid, lactic acid, 2-hydroxybutyric acid, benzylic acid, mandelic acid, 12-hydroxystearin Examples include acids. On the other hand, in the above case, aromatic carboxylic acids, alicyclic carboxylic acids, aliphatic carboxylic acids, partially saturated alicyclic carboxylic acids, and the like are used as the polycarboxylic acids. As such aromatic carboxylic acids, phthalic anhydride, tetrahydroisophthalic acid, terephthalic acid, trimellitic anhydride, pyromellitic anhydride, etc. are used, and monocarboxylic acids such as benzoic acid and pt-butylbenzoic acid are also used depending on the molecular weight. Used as a conditioning agent. Examples of alicyclic carboxylic acids include 1,1-cyclohexanedicarboxylic acid,
Examples thereof include hexahydrophthalic acid (anhydride), 1,3-cyclohexanedicarboxylic acid, 1,4-cyclohexanedicarboxylic acid, methylhexahydrophthalic acid (anhydride), hexahydrotrimellitic acid and acid anhydrides thereof. Furthermore, dimethyl ester of the above-mentioned saturated alicyclic polybasic acid and the like can also be used by transesterification. Furthermore, aliphatic carboxylic acids or partially saturated alicyclic carboxylic acids include succinic acid (and its acid anhydrides), adipic acid, azelaic acid, sebacic acid, tetrahydrophthalic anhydride, tetrachlorophthalic anhydride, hectic anhydride,
Hymic anhydride, maleic anhydride, fumaric itaconic acid, methylcyclohexcentric carboxylic anhydride, etc. can be used. On the other hand, the polyhydric alcohol component, which has traditionally been used to form polyester, can be used.
For example, ethylene glycol, diethylene glycol, 1,2-butylene glycol, 1,3-butylene glycol, 2,3-butylene glycol,
1,4-butylene glycol, 1,6-hexanediol, 1,5-pentanediol, 2,5-
Hexanediol, trimethylolethane, trimethylolpropane, glycerin, pentaerythritol, diglycerin, sorbitol, 1,4
-cyclohexanedimethanol and the like. A commonly used condensation reaction method is used to synthesize such polyester resins. Furthermore, the alkyd resin can be obtained by adding an oil or fat component to the raw materials used in the synthesis of the polyester resin and performing transesterification, condensation reaction, or the like. Such oil and fat components include fatty acids such as soybean oil fatty acids, castor oil fatty acids,
Tall oil fatty acids, coconut oil fatty acids, cottonseed oil fatty acids, etc., or vegetable oils such as soybean oil, castor oil, etc.
Tall oil, coconut oil, cottonseed oil, linseed oil, etc. are used. The amount of carboxyl groups contained in the resin of the polyester or alkyd prepolymer X-COOH having carboxyl groups is on average 0.1 mol to 1.5 mol per molecule, preferably 0.2 mol to 1.2 mol, calculated based on the number average molecular weight. . When the amount of carboxyl groups exceeds 1.5 mol, the viscosity of the branched resin increases,
Moreover, if it is less than 0.1 mole, a sufficient branched structure cannot be obtained, and the object of the present invention cannot be achieved. The alkyd or polyester prepolymer having a carboxyl group synthesized as described above can be used without impairing the durability such as weather resistance, chemical resistance, solvent resistance, and mechanical strength of the alkyd or polyester resin that is the object of the present invention. In order to maintain the viscosity, the weight average molecular weight of the alkyd or polyester prepolymer (measured by gel permeation chromatography, converted to polystyrene) is 500~
50,000, and preferably has a glass transition temperature of -20 to 100°C. On the other hand, examples of the prepolymer Y-COOH include carboxyl group-containing alkyd or polyester resins, fluororesins, silicone resins, and the like. In addition, in polyhydroxy resins such as polyether resins, polyurethane resins, and epoxy resins, such hydroxyl groups are converted to acid anhydrides, such as acetic anhydride, succinic anhydride, phthalic anhydride, maleic anhydride, tetrahydrophthalic anhydride, and hexahydroanhydride. At least one type of phthalic acid can be added by a conventional method to make the resin contain a carboxyl group, and then the resin can be used. The above polyether resin is a polyhydroxy compound such as ethylene glycol, propylene glycol, neopentyl glycol, trimethylolpropane, sorbitol, pentaerythritol,
It is a resin obtained by polymerizing propylene oxide or the like using an initiator such as sucrose or starch. Polyurethane resins are obtained by addition-reacting polyhydroxy resins, such as oil-free polyester resins having hydroxyl groups, long oil or short oil alkyd resins, acrylic resins or polyether resins, and isocyanate compounds. Epoxy resins can generally be obtained by reacting a phenolic compound and epichlorohydrin, a polyhydric alcohol and epichlorohydrin, or an organic acid and epichlorohydrin. The amount of carboxyl groups contained in the resin of the prepolymer having carboxyl groups, Y-COOH, is 0.1 mol to 1.5 mol per molecule on average, calculated based on the number average molecular weight.
The molar amount is preferably 0.2 mol to 1.2 mol. If the amount of carboxyl groups exceeds 1.5 mol, the viscosity of the branched resin increases, and if it is less than 0.1 mol, a sufficient branched structure cannot be obtained, and the object of the present invention cannot be achieved. Alkyd or polyester prepolymers containing carboxyl groups synthesized under these conditions, X-COOH and resins other than acrylic resins containing carboxyl groups, Y-COOH is a polyfunctional epoxy compound containing two or more glycidyl groups. By carrying out an addition reaction with a glycidyl group, a branched resin having low viscosity and good compatibility, which is the object of the present invention, can be synthesized. The above-mentioned polyfunctional epoxy compound is a substance having two or more glycidyl groups, and these compounds may be saturated or unsaturated aliphatic, alicyclic, aromatic or heterocyclic compounds, and chlorine, They may be substituted with substituents such as hydroxyl groups and ether groups, and these compounds may be monomers or polymers. The polyfunctional epoxy compounds of the present invention include epoxidized esters of unsaturated monohydric alcohols with polyvalent aliphatic acids, such as di(2,3-epoxyhexyl adipate) and di(2,3-epoxyhexyl oxalate). epoxybutyl), di(2,3-epoxyhexyl) succinate, di(2,3-epoxybutyl) phthalate
and glycidyl group-containing nitrogen compounds such as diglycidylaniline, di- and triglycidylamine, etc. Particularly preferred polyfunctional epoxy compounds for use in the preparation of the novel alkyd or polyester resins of the invention are glycidyl ethers, especially glycidyl ethers of polyhydric phenols and polyhydric alcohols. Glycidyl ethers of polyhydric phenols and polyhydric alcohols can be obtained by reacting epirochlorohydrin with desired polyhydric phenols or polyhydric alcohols in the presence of an alkali. For example, diglycidyl ether of bisphenol A, diglycidyl ether of resorcinol, triglycidyl ether of phloroglucinol, triglycidyl ether of trihydroxydibiphenyl, phenol.
Polyglycidyl ether of formaldehyde novolac, polyglycidyl ether of O-cresol formaldehyde novolac, diglycidyl ether of butanediol, diglycidyl ether of polypropylene glycol, diglycidyl ether of neopentyl glycol, triglycidyl ether of glycerin, Triglycidyl ether of methylolpropane, tetraglycidyl ether of pentaerythritol, polyglycidyl ether of sorbitol, etc. Other polyfunctional epoxy compounds include epoxy compounds derived from aromatic dicarboxylic acids such as diglycidyl isophthalate, diglycidyl phthalate,
Also included are diglycidyl esters of linoleic dimer acid and triglycidyl isocyanurate, tetraphenylolethane epoxy, and the like. The reaction between the polyfunctional epoxy compound having two or more glycidyl groups and the carboxyl group-containing prepolymer and resin is based on the number of moles of glycidyl groups in the polyfunctional epoxy compound and the carboxyl group in the carboxyl group-containing prepolymer and resin. The number of moles is in the range of 1:0.6 to 1:1.4, preferably 1:
The ratio of the carboxyl group-containing prepolymer to the carboxyl group-containing resin other than the acrylic resin is 99 to 10 wt% of the former.
to 1 to 90 wt% of the latter, if necessary, add a solvent that does not react with glycidyl or carboxyl groups, and adjust the reaction temperature to 80 to 180°C, preferably 100 to 160°C.
C. until the reaction rate as measured by the acid value of unreacted carboxyl groups is 80% or more. For the reaction between the glycidyl group and the carboxyl group, for example, a base catalyst can be used as a reaction catalyst, if necessary. As a base catalyst,
For example, pyridine, isoquinoline, quinoline, N,
N-dimethylcyclohexylamine, α-picoline tri-n-butylamine, triethylamine,
N-ethylmorpholine, N,N-dimethylaniline, N-(β-hydroxyethyl)amine, N-
Organic amines such as ethyl-3,5-dimethylmorpholine and dimethyl coconut amine derived from coconut oil, etc., or inorganic alkalis such as caustic soda and caustic potash are used. The branched resin obtained by this method has improved compatibility with various resins, has a low viscosity of the resin itself, is a high non-volatile paint, and has excellent coating workability and film performance. can get. However, since pigments used in paints do not have uniform surface properties, the branched resins described above may not always exhibit good dispersion performance depending on the pigment. Based on the fact that the surface properties of pigments are classified based on the concepts of acids and bases, the present inventors have determined that the surface properties of pigments using the above-mentioned branched resin are acidic and/or based on the surface properties of pigments.
Or, by modifying it to basicity, the low viscosity property and good compatibility of the resin itself are taken into consideration, which improves the dispersion performance of various pigments, especially the dispersion speed, viscosity of the dispersion paste, and yield, compared to when ordinary acrylic resin is modified. It was discovered that it has excellent properties in terms of value, stability over time, stability of mixed colors in the paint state, non-volatile content during painting, workability of painting, color tone as a paint film, gloss, sharpness, etc. . Regarding branched resins for pigment dispersion having such excellent dispersion, paint, painting, and coating performance, (1) branched resins having electron-accepting groups contain acid anhydrides and/or By reacting with a sultone compound, a free electron-accepting group can be supported within the molecule. On the other hand, (2) a branched resin having an electron-donating group is produced by (a) condensing or adding a basic compound during the synthesis of a carboxyl group-containing alkyd or polyester prepolymer, and using a prepolymer that retains such a base; , can be obtained by synthesizing a branched resin. Furthermore, (b) reacting active hydrogen contained in the branched resin and an optionally introduced active alkoxy group with a basic low molecular weight compound and/or basic resin having an active alkoxy group and/or active hydrogen; Obtained by forcing. Furthermore, (3) the amphoteric branched resin having an electron-donating group and an electron-accepting group is
can be easily obtained in combination with In addition, "active hydrogen" used in this specification
The term refers to primary, secondary and tertiary hydroxyl groups,
It refers to a highly reactive hydrogen atom bonded to oxygen, sulfur, nitrogen, etc. contained in an amide bond, urethane bond, carboxyl group, etc. The term "active alkoxy group" refers to a highly reactive hydrogen atom bonded to oxygen, sulfur, nitrogen, etc. contained in an amide bond, urethane bond, carboxyl group, etc. "Functional group that reacts with active hydrogen" refers to highly reactive alkoxy groups such as substituted groups.
The term refers to primary, secondary and tertiary hydroxyl groups,
It refers to groups that easily react with active hydrogen, such as isocyanate groups and glycidyl groups, and the term "functional groups that react with active alkoxy" refers to groups that easily react with active alkoxy groups, such as primary, secondary, and tertiary hydroxyl groups. The term "electron-accepting group" refers to groups such as carboxyl, sulfone, and nitro groups that tend to withdraw electrons from others when hydrogen is used as the standard in the molecule. Because the term ``basic resin'' has -N¨- which has a lone electron, the term ``basic resin'' refers to groups that tend to donate electrons to others when hydrogen is the standard in the molecule, such as halogen and alkyl. The term ``basic low molecular weight compound'' refers to hydroxylamine compounds used as prepolymers or monomers of basic resins. (e.g. monoethanolamine, diethanolamine, aminopentanol, aminobenzyl alcohol, 2-dimethylaminoethanol, etc.), amino acids (e.g. 3-dimethylaminobenzoic acid, 2-amino-isobutyric acid, 4-amino-n-butyric acid, etc.) etc. In this application, (A) a branched resin having an electron accepting group, (B) a branched resin having an electron donating group, and (C) an amphoteric branched resin having an electron accepting group and an electron donating group are described in detail. explain. (A) When synthesizing a branched resin having an electron-accepting group, an active hydrogen group-containing compound is used to synthesize a resin other than the above-mentioned alkyd or polyester prepolymer having a carboxyl group and an acrylic resin having a carboxyl group. Active hydrogen may be retained in alkyd or polyester prepolymers and other resins, or resins other than alkyd or polyester prepolymers and acrylic resins that do not retain active hydrogen groups may be used. The branched resin obtained by reacting a polyfunctional epoxy compound with a resin other than an alkyd or polyester prepolymer having a carboxyl group and an acrylic resin having a carboxyl group has the formula: It holds a secondary hydroxyl group within the molecule and can be used as an active hydrogen group. In order to support an electron-accepting group on the branched resin that retains active hydrogen groups obtained by this method,
Any compound that reacts with active hydrogen to produce a free acidic group can be used, but typically compounds that react with active hydrogen to produce carboxyl groups, acid anhydrides, e.g. Acetic acid, succinic anhydride, phthalic anhydride, maleic anhydride, tetrahydrophthalic anhydride, hexahydrophthalic anhydride, trimellitic anhydride, etc., as well as compounds that react with active hydrogen groups to produce sulfonic acid groups, fatty acid sultones , such as 1,3-propanesultone, 1,3-butanesultone, 2,4-
Butanesultone, 1,4-butanesultone, 1,
It is also possible to use 3-octane sultone, 2,3-decane sultone, etc., or anhydrous inorganic acids such as metaphosphoric acid. In the addition reaction of such sultone compounds, a solution consisting of a branched resin and a fatty acid sultone is
A saltone-modified branched resin can be synthesized by reacting at a reaction temperature of 150°C for 2 to 10 hours. In the synthesis of such sultone-modified branched resin, the amount of sultone used when adding sultone is 0.01 to 6 in terms of solid content weight ratio of the branched resin.
% by weight, preferably in the range 0.02-4% by weight. If the amount used exceeds 6% by weight, the melt viscosity of the polymer increases, making it difficult to manufacture the polymer. On the other hand, in the synthesis of a branched resin having an electron-donating group (B), when synthesizing an alkyd or polyester prepolymer having a carboxyl group,
The following basic low molecular weight compounds, hydroxylamine compounds such as monoethanolamine, diethanolamine, aminopentanol, aminobenzyl alcohol, 2-dimethylaminoethanol, etc., and amino acids such as 3-dimethylaminobenzoic acid, 2-aminobutyric acid, 4-aminobutyric acid, etc. By reacting -amino-n-butyric acid or the like and synthesizing a branched resin using such a prepolymer, an electron donating group can be supported within the molecule. Alternatively, when synthesizing an alkyd or polyester prepolymer having a carboxyl group and a resin other than an acrylic resin having a carboxyl group, an active alkoxy group-containing compound and/or an active hydrogen group-containing compound as necessary are reacted with such a prepolymer and others. The branched resin synthesized using the resin is loaded with active hydrogen and an active alkoxy group introduced as necessary,
By reacting the branched resin obtained by this method with a low molecular weight basic compound and/or a basic resin, a branched resin having an electron donating group can be synthesized. In addition, a polyvalent isocyanate compound or a glycidyl compound is blended and reacted with a branched resin carrying an active hydrogen group so that free isocyanate groups or glycidyl groups remain, and a basic resin and/or a basic low molecular weight It can also be a branched resin that can react with active hydrogen in the compound. As the basic resin, urea resins, melamine resins, polyamide resins, polyurethane resins, etc., which are commonly used in the paint field, are used. Urea resins and melamine resins are obtained by condensing formaldehyde with urea or melamine, and alcohols (e.g. methyl alcohol, ethyl alcohol, propyl alcohol, butyl alcohol, etc.) are used as part of the raw materials for resin production, if necessary. , alkylated methylol urea resins or alkylated methylol melamine resins. Polyamide resin is obtained by a condensation reaction of an aliphatic diamine and a dibasic acid, or a urea condensation reaction of a cyclic lactam.
1,2 ethanediamine, N,N-dimethyl-1,
2-ethanediamine, 1,6-hexanediamine, etc., and dibasic acids such as succinic acid, adipic acid, and sebacic acid are appropriately selected. Examples of cyclic lactams include α-pyrrolidone, δ
-Caprolactam, ω-capryllactam, etc. are used. Such a basic resin can be introduced with an electron-donating group and an active hydrogen or active alkoxy group during the production process, and can undergo an addition or condensation reaction with the functional group in the acidic resin (A). The above (A) branched resin having an electron accepting group and (B)
(C) A branched resin having an electron accepting group and an electron donating group can be synthesized by combining the techniques used in the synthesis of a branched resin having an electron donating group. The branched resins (A), (B), and (C) obtained in this way have lower viscosity at the same molecular weight than when ordinary resins are loaded with electron-accepting groups and/or electron-donating groups using the same method. It has the characteristic that it becomes low. In addition, by appropriately using branched resins (A), (B), and (C) according to the pigment surface characteristics, we have achieved superior dispersion, paint, coating, and coating performance compared to when ordinary resins are modified. be effective. However, in the paint industry, a wide variety of inorganic and organic pigments are used.
Their surface characteristics are also very different. Pigment with acid,
Even when considered as a base, their acidity and basicity vary widely. Therefore, it is naturally expected that the degree of acidity and basicity in the dispersing resin will vary from pigment to pigment if the optimum one is sought for each pigment. Therefore, the present inventors thought that it might be possible for the acidity and basicity of the dispersion resin to exhibit good dispersibility in terms of the greatest common denominator for many of the pigments that are widely used today. was actually dispersed in the above-mentioned dispersing resin, and the relationship between the acidity and basicity of the resin and the dispersion effect of the pigment was investigated. However, since there is no known simple method for measuring the acidity and basicity of amphoteric pigments in a non-aqueous system, the present inventors dissolved the sample dispersion resin in aniline and used n-tetrabutylammonium hydroxide. The acidity of the resin is determined by the number of moles of the reagent required for neutralization, and the acidity of the resin is determined by non-aqueous potentiometric titration using perchloric acid as a titration reagent using the acetic acid solution of the sample. We have developed a unique method for measuring acidity and basicity in a non-aqueous system that determines basicity from the number of moles of reagent required for neutralization, and thereby evaluate the acidity and basicity of resins. did. As a result of the test, the present inventors found that the acidity of the amphoteric dispersion resin was 1.0 to 1.0×10 −2 mmol/g. solid,
Particularly preferably 0.8 to 2.0×10 −2 mmol/g. solid
The basicity is in the range of 1.0 to 5×10 -2 mmol/
g. solid, particularly preferably 1.0 to 1×10 -2 mmol/
g. It has been learned from experience that when the pigment is within the solid range, it exhibits good dispersibility for various inorganic and organic pigments for paints. Therefore, in preferred embodiments of the present invention, resins exhibiting acidity and basicity within the above ranges in the test method described herein are preferably used. As a result of our research, the present inventors have found that the blending ratio in the reaction between the active hydrogen groups in the branched resin (A) and the acid anhydride and/or sultone compound (B) is 99.9 to 99.9% based on the solid content of the resin. (B) 0.1 to 50% to 50%, most preferably (B) 0.1 to 30% to (A) 99.9 to 70%;
Further, the blending ratio in the reaction between (A) branched resin carrying the above active hydrogen group and optionally introduced active alkoxy group, and (B) low molecular weight basic compound and/or (B) basic resin. is the solid content of the resin (A) 99.9-50%, (B) 0.1-50%, most preferably (A) 99.9-70%, (B) 0.1-30%,
On the other hand, the weight ratio of the mixture in the reaction between the above branched resin and (B) basic resin is 99.5 to 40 in terms of the solid content of the resin (A).
% of (B) 0.5-60%, most preferably (A) 99.5
~60% and (B) 0.5~60%, and the molecular weight of the resulting dispersion resin measured by gel permeation chromatography was 2000~2000 in terms of polystyrene.
200,000, preferably from 4,000 to 100,000 and a glass transition temperature of -20 to 100°C, preferably -10 to 80°C, has also been found to give the best results.
Therefore, in the most preferred embodiment of the invention,
In addition to the acidity and basicity of the dispersing resin, a resin that satisfies the above various parameters is used for dispersing the pigment. The coating composition of the present invention is obtained by dispersing various pigments using the dispersing resin specified in the specification of the present application. In this case, various inorganic and organic pigments commonly used in paints are used as pigments, such as carbon black, zinc oxide titanium oxide, antimony white, iron black, red iron oxide, red lead, cadmium yellow, and sulfide. zinc, lithopone,
Barium sulfate, lead sulfate, barium carbonate, lead white, alumina white, etc., and organic pigments include azo, polycondensed azo, metal complex azo, benzimidazolone, phthalocyanine (blue, green), Various pigments of the thioindigo, anthraquinone, flavanthrone, indanthrene, anthrapyridine, pyranthrone, isoindolinone, perylene, perinone and quinacridone types are advantageously used. The blending ratio of the above-mentioned dispersing resin and pigment is not critical and can be selected arbitrarily since it is further diluted with resin or solvent when making a paint, but it is usually The ratio of resin (solid content) 10 to 90% by weight and pigment 90 to 10% by weight, preferably resin (solid content) 30 to 90% by weight.
It is used in a proportion of 70% by weight and 70-30% by weight of pigment. The coating composition of the present invention comprises a dispersing resin carrying the above-mentioned electron-accepting group and/or electron-donating group, and, if necessary, other resins such as acrylic resins, alkyd resins, polyester resins other than those of the present invention, One or more of polyether resin, cellulose nitrate, urethane resin, vinyl acetate resin, polyvinyl alcohol resin, vinyl chloride resin, phenol resin, melamine resin, guanamine resin, urea resin, epoxy resin, etc., and the above pigments. Solvents commonly used in the paint industry, such as hydrocarbon solvents such as toluene, xylene, Solbetsuso 100 and Solbetsuso 150, and ester solvents such as ethyl acetate and butyl acetate, if necessary. Add one or more ketone solvents such as , MEK, MIBK, etc., and use a regular dispersion machine such as a roll mill dispersion machine, ball mill dispersion machine, sand grind mill dispersion machine, planetary mixer, high speed disper dispersion machine, etc. manufactured using The coating composition thus obtained exhibits extremely good pigment dispersibility and is excellent in stability during storage and compatibility with various resins and solvents, making it extremely useful as a coating composition. The present invention will be explained below with reference to Examples. Parts and percentages are by weight unless otherwise specified. Synthesis Example 1 Branched resin with improved compatibility of two carboxyl group-containing polyester resins In-house polyester resin A (Mn=
2600, Mw=45000, acid value 15.7mgKOH/g solid content, OH value 38mgKOH/g solid content, heating residue 60%)
299 parts and in-house polyester resin B (Mn=4000, Mw
=60000, acid value 8mgKOH/g solid content, OH value 40mg
Pour 769 parts of KOH/g solid content, heating residue 60%). Then, a solution of 0.06 part of Denacol EX-411 (manufactured by Nagase Chemical Industries, Ltd.) and 0.01 part of Furmin DMC (manufactured by Kao Corporation) was added, and the temperature was heated to 130°C under a nitrogen atmosphere.
The addition reaction was completed by holding for 9 hours. Table 3 shows the characteristics of the resin C thus produced. Synthesis Example 2 Acid-added branched polyester resin A solution of 500 parts of branched polyester resin C synthesized by the method of Synthesis Example 1 and 4.2 parts of phthalic anhydride was placed in a reaction vessel equipped with a cooling tube, nitrogen introduction tube, thermometer, and stirring blade. Pour into a kolben and raise the temperature to 130℃. After the temperature was raised, the temperature was maintained at 130° C. for 1 hour to complete the addition reaction, and the mixture was cooled to obtain an acid addition branched polyester resin D. Table 3 shows the characteristics of resin D thus produced. Synthesis Example 3 Acid/Base Addition Branched Polyester Resin 500 parts of the acid addition branched resin D synthesized by the method of Synthesis Example 2, U-20SE60 (Mitsui (manufactured by Toatsusha)
Pour 21 parts into a Kolben, and the viscosity is 2 with a bubble viscometer.
The reaction was carried out at 110° C. until the reaction temperature exceeded the stage, and acid/base addition branched polyester resin E was obtained. Table 3 shows the characteristics of the resin E thus produced. Example 1 188 parts of toluene, 1062 parts of 12-hydroxystearic acid, and 2 parts of methanesulfonic acid were added to a reaction vessel equipped with a dehydrator, a cooling tube, a nitrogen introduction tube, a thermometer, and a stirring blade, and 2 parts of methanesulfonic acid were added at a reaction temperature of 148°C. The reaction was maintained for 30 minutes and the reaction was completed at an acid value of 46.5. The resulting resin was a brown viscous liquid. The resin is called MC. This resin was mixed with glycidyl group-containing polyfunctional epoxy compounds ELM120 (trifunctional epoxy compound manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd.) and ELM434 (tetrafunctional epoxy compound manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd.) in the proportions shown in Table 1. The addition reaction was carried out at a reaction temperature of 140°C for 7 hours. The properties obtained are shown in Table 2. Example 2 In order to confirm the compatibility of the in-house polyester resins A and B and the branched polyester resin C obtained in Synthesis Example 1, a 7 mil film was coated on a transparent glass plate with a well-mixed solution of each two types of resin. A resin film was prepared using an applicator (manufactured by Taiyu Kikai Co., Ltd.). and heated to 140℃ in a jet oven.
After drying for a period of time, the mixed resin film was evaluated when it was cooled to room temperature. The results are shown in Table 4. Example 3 Acid/base addition branched polyester resin Using the branched polyester resins C, D, and E obtained in Synthesis Examples 1, 2, and 3, glass was prepared using a paint sheaker (manufactured by Red Devil Co., Ltd.) according to the dispersion blending shown in Table 5. It was dispersed using beads as a medium. The 60° specular gloss of the obtained dispersion was measured using a Murakami gloss meter GM-26D model, and the paste viscosity was measured using a cone-plate viscometer (E-type viscometer, Tokyo Keiki Co., Ltd.). The results were obtained. From Table 5, the viscosity of the dispersion paste is reduced by using acid-added and acid/base-added resins,
It is observed that the 60° specular gloss is also improved and exhibits good viscosity.

【表】【table】

【表】 粘度はガードナー粘度管で比較した。 第2表の様に分岐度を増加させることで、高分
子量化にも拘らず粘度は変化しなかつた。
[Table] Viscosity was compared using a Gardner viscosity tube. As shown in Table 2, by increasing the degree of branching, the viscosity did not change despite the increase in molecular weight.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 式 (式中Rはn+m価の脂肪族、脂環族、芳香族
あるいは環式炭化水素残基;Xはアルキドまたは
ポリエステルプレポリマー鎖、Yはアクリル樹脂
以外の樹脂プレポリマー鎖でXであつてもよい;
n+mは2〜6の実数)で表される重量平均分子
量(ゲルパーミエーシヨンクロマトグラフイー測
定、ポリスチレン換算)1000〜200000ガラス転移
温度−20〜100℃の分岐型樹脂。 2 アルキドまたはポリエステルプレポリマー
が、重量平均分子量500〜50000でガラス転移温度
−20〜100℃のものである特許請求の範囲第1項
記載の樹脂。 3 式 (式中Rは脂肪族、脂環族、芳香族あるいは複
素環式炭化水素残基、n′は2〜6の実数)で表さ
れる多官能性エポキシ化合物と 式 X−COOH (式中Xは重量平均分子量500〜50000、ガラス
転移温度−20〜100℃のアルキドまたはポリエス
テルプレポリマー鎖)で表されるカルボキシル基
を有するアルキドまたはポリエステルプレポリマ
ーとY−COOHで表されるカルボキシル基を有
するアクリル樹脂以外の樹脂プレポリマー鎖(Y
はアクリル樹脂以外の樹脂プレポリマー鎖でXで
あつてもよい。)を反応せしめることを特徴とす
る 式 (式中R、XおよびYは各々前述の通り;n+
mは2〜6の実数)で表される分岐型樹脂の製造
法。 4 Y−COOHで表される樹脂がポリエステル
樹脂、アルキド樹脂である特許請求の範囲第3項
記載の方法。 5 多官能性エポキシ化合物がネオペンチルグリ
コールジグリシジルエーテル、トリメチロールプ
ロパントリグリシジルエーテル、ペンタエリスリ
トールテトラグリシジルエーテル、ソルビトール
ポリグリシジルエーテルから選ばれる特許請求の
範囲第3項記載の方法。
[Claims] 1 formula (In the formula, R is an n+m aliphatic, alicyclic, aromatic or cyclic hydrocarbon residue; X is an alkyd or polyester prepolymer chain; Y is a resin prepolymer chain other than acrylic resin; good;
A branched resin having a weight average molecular weight (measured by gel permeation chromatography, polystyrene equivalent) of 1000 to 200000 and a glass transition temperature of -20 to 100°C (n+m is a real number from 2 to 6). 2. The resin according to claim 1, wherein the alkyd or polyester prepolymer has a weight average molecular weight of 500 to 50,000 and a glass transition temperature of -20 to 100°C. 3 formulas (wherein R is an aliphatic, alicyclic, aromatic or heterocyclic hydrocarbon residue, n' is a real number from 2 to 6) and a polyfunctional epoxy compound represented by the formula X-COOH (wherein is an alkyd or polyester prepolymer having a carboxyl group (alkyd or polyester prepolymer chain) with a weight average molecular weight of 500 to 50,000 and a glass transition temperature of -20 to 100°C, and an acrylic having a carboxyl group represented by Y-COOH. Resin prepolymer chains other than resin (Y
may be a resin prepolymer chain other than acrylic resin and may be X. ) is characterized by the reaction of (In the formula, R, X and Y are each as described above; n+
m is a real number from 2 to 6). 4. The method according to claim 3, wherein the resin represented by Y-COOH is a polyester resin or an alkyd resin. 5. The method according to claim 3, wherein the polyfunctional epoxy compound is selected from neopentyl glycol diglycidyl ether, trimethylolpropane triglycidyl ether, pentaerythritol tetraglycidyl ether, and sorbitol polyglycidyl ether.
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