JPH0512057Y2 - - Google Patents

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JPH0512057Y2
JPH0512057Y2 JP1985118493U JP11849385U JPH0512057Y2 JP H0512057 Y2 JPH0512057 Y2 JP H0512057Y2 JP 1985118493 U JP1985118493 U JP 1985118493U JP 11849385 U JP11849385 U JP 11849385U JP H0512057 Y2 JPH0512057 Y2 JP H0512057Y2
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JP
Japan
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platen
print head
sliding body
guide shaft
carriage
Prior art date
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JP1985118493U
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JPS6228550U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、プラテンと、そのプラテンとほぼ
平行に延びるガイド軸と、そのガイド軸上に摺動
可能に設けられかつ印字ヘツドを前記プラテンと
対向するように支持するキヤリツジとを備えたプ
リンタのキヤリツジ装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種のプリンタにおいては、例えば第
3図に示すように印字ヘツド30を支持するキヤ
リツジ31は精密アルミ鋳造により形成され、そ
のキヤリツジ31の一部には、ガイド軸34が挿
通される挿通孔35が貫設されていた。又、キヤ
リツジ31の上面にはこれと別体の紙押え32が
ねじ33により締付固定されていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この従来のキヤリツジにおいては、
鋳造成形後における前記挿通孔35の内面の仕上
がり精度が低いため、同部分に再度リーマー加工
等を施さなければならず、製造に手間を要してコ
ストが高くなるという問題点があつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は、前記のような問題点を解決するた
めに、キヤリツジは、前記ガイド軸に挿通される
挿通孔を有する合成樹脂製の摺動部体と、前記摺
動部体とは別体に設けられ、前記印字ヘツドを支
持する金属製のヘツド支持部体とを備え、前記摺
動部体と印字ヘツドとの間には、印字ヘツドを前
記プラテンに対し位置決めするための位置決め部
材を設けたものである。
(作用) 従つて、この考案のキヤリツジ装置において
は、摺動部体9が合成樹脂製であるため挿通孔1
5の加工を簡単かつ高精度で行うことができると
ともに、金属製のヘツド支持部体8により印字ヘ
ツド4に発生する熱の放熱効率を高めることがで
きる。また、ガイド軸に直接支持される摺動部体
により印字ヘツドが位置決めされるので、摺動部
体とヘツド支持部体とを別部材にしたにも拘わら
ず印字ヘツドの高度な位置決めがなされる。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明する。
第1図に示すように、プリンタの外箱(図示し
ない)内にはプラテン2が回転駆動可能に支持さ
れるとともに、そのプラテン2の前方(同図の左
方)にはガイド軸3がプラテン2と平行に延びる
ように設けられている。このガイド軸3にはプラ
テン2と対向する印字ヘツド4を装備したキヤリ
ツジ5が後方(第1図の右方)の挿通孔15にて
摺動可能に支持されている。キヤリツジ5の前端
は内部フレーム1の前面に固着したガイドレール
6によつて移動案内される。なお、第1図におい
て10はキヤリツジ5に対し印字ヘツド4を着脱
可能に取付けるための取付金具、7はプラテン2
の下側面に沿つて延びるように内部フレーム1に
一体形成された用紙案内部である。
前記キヤリツジ5は印字ヘツド4を支持する精
密アルミニウム鋳造製のヘツド支持部体8と、前
記挿通孔15が形成されたポリ・オキシ・メチレ
ン樹脂等の合成樹脂製の摺動部体9とからなる。
両者8,9は、挿通孔15よりも下方へ互いに平
行に垂下する垂下部8a,9aを有する。また、
摺動部体9は挿通孔15の上方における前側に上
方へ突出する凸部14bを、ヘツド支持部体8
は、その凸部14bに対応して後端に下方へ開放
した凹部14aをそれぞれ有する。そして両者
は、前記凸部14bと凹部14aとを嵌合させる
とともに両垂下部8a,9aを重ねてねじ13に
より一体的に組付けられている。ヘツド支持部体
8の左右両側外面には複数条の冷却用フイン11
が突設されている。
一方、第1,2図に示すように前記摺動部体9
の上側部分には、前記プラテン2の前面と対向す
る合成樹脂製の紙押え12が一体形成され、その
中央部にはヘツド露出孔21が透設されている。
又、ヘツド露出孔21と対応する位置において摺
動部体9には左右一対のリボンガイド19が一体
形成されている。さらに、前記挿通孔15が両端
においてのみガイド軸3と接触するように、ガイ
ド軸3の軸線方向における摺動部体9の中央部分
には切除孔16が挿通孔15に沿つて延びるよう
に切り欠き形成されている。なお、前記両リボン
ガイド19の基部間において摺動部体9には嵌合
突起17が形成されていて、その嵌合突起17と
前記印字ヘツド4のノーズ部20下面に設けられ
た嵌合溝18との嵌合により、キヤリツジ5に対
する印字ヘツド4の前後方向の位置決めがなされ
ている。前記嵌合突起17と嵌合溝18とにより
位置決め部材17,18が構成されている。な
お、第2ず示す13aは前記ねじ13が螺合する
ねじ孔である。
従つて、以上のように構成されたこの実施例の
キヤリツジ装置においては、前記摺動部体9に紙
押え12及びリボンガイド19が合成樹脂により
一体形成されているので製造及び組付けが簡単で
ある。
また、通常はプラテン2とガイド軸3とは高度
に位置決めがなされている。また、この実施例に
おいては、ガイド軸3に直接支持される摺動部体
9により印字ヘツド4のノーズ部20が位置決め
されるので、摺動部体9とヘツド支持部体8とを
別部材にしたにも拘わらず印字ヘツド4をガイド
軸3に対して高度に位置決めすることができる。
従つて、印字ヘツド4とプラテン2とが高度に位
置決めされる。さらに、特に印字ヘツド4のノー
ズ部20を支持するようにしたので、印字ヘツド
4による印字時のガタつきをも防止することがで
きる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなくこの考案の主旨を逸脱しない範囲で各部
の構成、形状を任意に変更して具体化することも
可能である。
考案の効果 以上詳述したようにこの考案によれば、摺動部
体が合成樹脂製であるため挿通孔の加工を簡単か
つ高精度で行うことができるとともに、金属製の
ヘツド支持部体により印字ヘツドに発生する熱の
放熱効率を高めることができ、また、ガイド軸に
直接支持される摺動部体により印字ヘツドが位置
決めされるので、摺動部体とヘツド支持部体とを
別部材にしたにも拘わらず印字ヘツドを高度に位
置決めすることができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例を示す
プリンタの部分側断面図、第2図は摺動部体をプ
ラテン側から見た正面図、第3図は従来のキヤリ
ツジ装置を示す側面図である。 図において2はプラテン、3はガイド軸、4は
印字ヘツド、5はキヤリツジ、8はヘツド支持部
体、9は摺動部体、15は挿通孔、17は位置決
め部材としての嵌合突起、18は位置決め部材と
しての嵌合溝である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 プラテン2と、そのプラテン2とほぼ平行に
    延びるガイド軸3と、そのガイド軸3上に摺動
    可能に設けられかつ印字ヘツド4を前記プラテ
    ン2と対向するように支持するキヤリツジ5と
    を備えたプリンタにおいて、 前記キヤリツジ5は、前記カイド軸3に挿通
    される挿通孔15を有する合成樹脂製の摺動部
    体9と、前記摺動部体9とは別体に設けられ、
    前記印字ヘツド4を支持する金属製のヘツド支
    持部体8とを備え、 前記摺動部体9と印字ヘツド4との間には、
    印字ヘツド4を前記プラテン2に対し位置決め
    するための位置決め部材17,18を設けたこ
    とを特徴とするプリンタのキヤリツジ装置。 2 前記摺動部体9には前記プラテン2と対向す
    る合成樹脂製の紙押え12が一体形成されてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のプリン
    タのキヤリツジ装置。
JP1985118493U 1985-08-01 1985-08-01 Expired - Lifetime JPH0512057Y2 (ja)

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JPS6228550U JPS6228550U (ja) 1987-02-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739750B2 (ja) * 1975-06-19 1982-08-23
JPS60104374A (ja) * 1983-11-11 1985-06-08 Tokyo Electric Co Ltd 印字装置のキヤリア構造

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JPS6313029Y2 (ja) * 1980-08-14 1988-04-13

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JPS6228550U (ja) 1987-02-20

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