JPH0512034U - ペンチカツター - Google Patents

ペンチカツター

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Publication number
JPH0512034U
JPH0512034U JP8663791U JP8663791U JPH0512034U JP H0512034 U JPH0512034 U JP H0512034U JP 8663791 U JP8663791 U JP 8663791U JP 8663791 U JP8663791 U JP 8663791U JP H0512034 U JPH0512034 U JP H0512034U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutter
handle
back side
pliers
Prior art date
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Pending
Application number
JP8663791U
Other languages
English (en)
Inventor
文映 杉山
Original Assignee
文映 杉山
坂井 勇平
加藤 辰雄
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 文映 杉山, 坂井 勇平, 加藤 辰雄 filed Critical 文映 杉山
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Publication of JPH0512034U publication Critical patent/JPH0512034U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯に便利で且つ多目的を一つで行え、工具
を探したり取り換えたりする煩わしさと時間を節約す
る。 【構成】 刃体3,5と把手4,6からなるカッター本
体2,7の刃体3,5を支軸にて回動自在とし、弾性体
13にて刃体3,5を開閉可能としてなるカッターにお
いて、刃体3,5一方の先端を鋭突状とし、かぎ状の係
止体9を把手上部背側に鋭角に突設し、フランジ10a
をかぎ状とした槌頭10を一方の刃体3,5・下部背側
付近に突設し、押刃11aを設けた挾持板11b一対か
らなるペンチ頭11を刃体3,5の刃部3a,5a元端
部に突設し、凹部12aと凸部12bからなる圧着体1
2を把手4,6上部の刃体3,5内側に設けたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建築現場における電気工事等の作業に用いるペンチカッターに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
建築現場において電気工事等を行うには、内外装が或る程度進んだ状態で行う ため、作業も他を傷めないよう且つ早く奇麗に行う必要があるため、種々の工具 類を持ちその一部を携帯しながら作業を進めているのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように工具類を携帯して作業を行っていても、工具類が重く又、その都度 必要な工具を取り換えたり或いは探したりしなくてはならず、面倒で作業能率の 低下させる原因となったりして作業上非常に不都合を感じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような不都合を解消し、携帯に便利で且つ多目的を一つで行なえ るようにし、取り換えや探したりする煩わしさと同時に時間を除却節約した工事 用カッターを提供せんとするものである。
【0005】 即ち、刃体と把手とからなるカッター本体の刃体を支軸にて回動着脱自在に設 け且つ、把手間に弾性体を設けて把手及び刃体を常に開くようにし止環にて把手 を係止自在としてなるカッターにおいて、刃体一方の先端を鋭突状とし、かぎ状 に折曲げた適長さの係止体を一方の把手上部背側に把手外側線に対して少なくと も鋭角となるよう突設し、適巾でフランジをかぎ状とした槌頭を刃体の下部背側 或いは係止体より上部の把手背側任意位置にフランジが背側に沿って突出するよ う設け、押刃を設けた挾持板一対からなるペンチ頭を、刃体の下部内側適位置或 いは刃体の刃部元端部の同一側に突設し、凹部と凸部複数箇を嵌合にて組合せた 圧着体を把手上部の刃体内側に設けたものである。
【0006】 使用するには、止環をはずし把手をもって動かせば従来の鋏と同じように刃体 にて板物等の切断が出来、鋭突状による突差しも係止体の鋭角によって刃先の方 へ手が滑らずに完全に止まるため確実に行え、電線の曲り癖などは槌頭に当て適 方向の引張を数回繰り返して直す。 又、フランジをハンマ代わりに用いて打つことが出来、ナットの締緩や電線の 挾持や捩りにはペンチ頭にて挾んで行い、電線スリーブの圧着を圧着体にて行う 。
【0007】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面について説明する。 図中1はカッター全体を示し、2は刃体3と把手4とからなる右カッター本体 であって、刃体5と把手6とからなる左カッター本体7の刃体5と前記刃体3を 支軸8にて回動着脱自在に設け刃体3、5一方の先端を鋭突状としている。 9はかぎ状に折曲げた適長さの係止体であって、把手4の上部背側に少なくと も把手4の外側線に対して鋭角Qとなるよう突設している。
【0008】 10は適巾を折曲げてフランジ10aをかぎ状とした槌頭であって、刃体3の 下部背側或いは、係止体9より上部の把手4背側の任意位置にフランジ10aが 背側に沿って突出するよう設けている。 11は平板で一面に山形の押刃11aを平行に設けた挾持板11b一対からな るペンチであって、刃体3の下部内側適位置或いは刃体3の刃部3a及び刃体5 の刃部5aの元端部の同一側に、押刃11aを内側にして対応させそれぞれ突設 している。
【0009】 12は凹部12aと凸部12b複数箇を嵌合させてなる圧着体であって、把手 4、6の上部の刃体3、5内側に設けている。 13は弾性体であって、把手4、6間に設け把手4、6が常に開くようにして いる。 14は止環であって、把手6先端に設け把手4先端に設けた凹溝15に嵌合自 在としている。 16は適大きさの凹体であって、刃体5の元端任意位置に設けている。
【0010】 電気工事等にて使用するには、収納ケース17よりカッター1を取り出して凹 溝15より止環14をはずすと、弾性体13の伸縮力によって支軸8を支点とし て刃体3、5が開く。 切断するには、把手4、6を持って動かせば従来の鋏と同じように刃体3、5 にて切断出来又、突差して穴を明けるか支持点とする場合には、係止体9のQに よって把っている手が完全に止まり滑り出ることなく確実に把持し刃体3を材料 等に突差すことが出来る。
【0011】 又、使用中のVA電線が曲がって癖がある場合には、その癖の部分を槌頭10 に当て適方向に引張って直して行く。そしてカッターを用いての工事作業中にハ ンマーが必要となって叩きたい場合には、槌頭10をハンマーの代わりとして用 いる。 更に、作業中ペンチが必要な場合ペンチ頭11を用いて挾持板11bの押刃1 1a間で挾んでナットの締付や電線Sスリーブを捩ったりする。電線スリーブを 圧着するには圧着体12を用い凹部12aと凸部12b間で圧着を行う。 電線を切断するには凹体16に電線を嵌合して刃体3にて切断する。穴明や突 差すには刃体鋭突状を用いて行う。
【0012】 このように電気工事中の作業に応じて使用し作業を進行させて行き不使用とな った場合には、弾性体13の伸縮力に打勝って把手4,6を押し止環14を凹溝 15に引掛けて刃体3,5を閉じ刃先用サック18をはめ、収納ケース17に入 れて収納する。この時係止体9が収納ケース17端縁に引掛けるようにしておく ことにより刃体3,5が刃先用サック18を介して収納ケース17に当たらない ようにし刃先による危険を防止している。
【0013】
【考案の効果】
上述の如く本考案は、鉄の操作要領で切込切断が出来ると共に、係止体の取付 角度が鋭角Qのため手が滑り出ることなく完全に止まり突き差しを容易とし、電 線の癖直しや捩りや切断或いはナット等の締付やハンマーとして多目的に用いる ことが出来、電気工事作業中において道具を探したり取り換えたりする煩わしさ もなく且つ、そのための時間を節約出来、作業能率を向上させることが出来る等 多くの特長を有し実用上非常に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の正面図である。
【図2】本考案実施例の開いた状態図である。
【図3】本考案実施例のハンマーとしの使用状態図であ
る。
【図4】本考案実施例の電線の癖直しとしての使用状態
図である。
【符号の説明】 1 カッター 2 右カッター本体 3 刃体 3a 刃部 4 把手 5 刃体 5a 刃部 6 把手 7 左カッター本体 8 支軸 9 係止体 10 槌頭 10a フランジ 11 ペンチ頭 11a 押刃 11b 挾持板 12 圧着体 12a 凹部 12b 凸部 13 弾性体 14 止環 15 凹溝 16 凹体 17 収納ケース 18 刃先用サック

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃体と把手からなるカッター本体の刃体
    を支軸にて回動着脱自在に設け、且つ把手間に弾性体を
    設けてなるカッターにおいて、適巾で折曲にてフランジ
    をかぎ状としてなる槌頭を一方の刃体の下部背側或いは
    把手上部背側の任意位置にフランジが背側に沿って突出
    するよう設けたことを特徴とするペンチカッター。
  2. 【請求項2】 押刃を設けた挾持板一対からなるペンチ
    頭を、刃体の同一側の適位置に突設した請求項1記載の
    ペンチカッター。
  3. 【請求項3】 凹部と凸部複数箇を嵌合にて組合せてな
    る圧着体を把手上部の刃体内側に設けた請求項1記載の
    ペンチカッター。
  4. 【請求項4】 刃体一方の先端を鋭突状とし、かぎ状に
    折曲げた係止体を一方の把手上部背側に把手外側線に対
    して鋭角となるよう突設した請求項1記載のペンチカッ
    ター。
JP8663791U 1991-07-26 1991-07-26 ペンチカツター Pending JPH0512034U (ja)

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JP8663791U JPH0512034U (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ペンチカツター

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JP8663791U JPH0512034U (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ペンチカツター

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JPH0512034U true JPH0512034U (ja) 1993-02-19

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ID=13892538

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JP8663791U Pending JPH0512034U (ja) 1991-07-26 1991-07-26 ペンチカツター

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