JPH05114815A - 複数衛星受信アンテナ - Google Patents
複数衛星受信アンテナInfo
- Publication number
- JPH05114815A JPH05114815A JP3272822A JP27282291A JPH05114815A JP H05114815 A JPH05114815 A JP H05114815A JP 3272822 A JP3272822 A JP 3272822A JP 27282291 A JP27282291 A JP 27282291A JP H05114815 A JPH05114815 A JP H05114815A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- primary radiator
- satellite
- satellite radio
- satellites
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
- H01Q3/12—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using mechanical relative movement between primary active elements and secondary devices of antennas or antenna systems
- H01Q3/16—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using mechanical relative movement between primary active elements and secondary devices of antennas or antenna systems for varying relative position of primary active element and a reflecting device
- H01Q3/18—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system using mechanical relative movement between primary active elements and secondary devices of antennas or antenna systems for varying relative position of primary active element and a reflecting device wherein the primary active element is movable and the reflecting device is fixed
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q19/00—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
- H01Q19/10—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces
- H01Q19/12—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces wherein the surfaces are concave
- H01Q19/13—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces wherein the surfaces are concave the primary radiating source being a single radiating element, e.g. a dipole, a slot, a waveguide termination
- H01Q19/132—Horn reflector antennas; Off-set feeding
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、複数の放送衛星からの衛星電波を受
信する際に使用される複数衛星受信アンテナにおいて、
衛星個数分の主反射鏡や一次放射器を必要とすることな
く、設置スペースの増大や大幅なコスト高を招かずに、
複数衛星からの衛星電波を受信することを目的とする。 【構成】主反射鏡2の反射方向前面に、該反射鏡2の径
方向に平行にした放射器可動用レール5を設け、このレ
ール5に一次放射器3を取付けて、ステッピングモータ
4により反射鏡2に対し平行移動させ、衛星A,B方向
への受信ビームの選択的偏向を図るよう構成する。
信する際に使用される複数衛星受信アンテナにおいて、
衛星個数分の主反射鏡や一次放射器を必要とすることな
く、設置スペースの増大や大幅なコスト高を招かずに、
複数衛星からの衛星電波を受信することを目的とする。 【構成】主反射鏡2の反射方向前面に、該反射鏡2の径
方向に平行にした放射器可動用レール5を設け、このレ
ール5に一次放射器3を取付けて、ステッピングモータ
4により反射鏡2に対し平行移動させ、衛星A,B方向
への受信ビームの選択的偏向を図るよう構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の放送衛星からの
衛星電波を受信する際に使用される複数衛星受信アンテ
ナに関する。
衛星電波を受信する際に使用される複数衛星受信アンテ
ナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の衛星受信アンテナにおいて、複数
の衛星から得られる衛星電波を受信するには、複数の衛
星それぞれに対して専用のアンテナを設置するか、また
は、1つの主反射鏡に対向してそれぞれビーム入射位置
を異ならせた複数個の一次放射器を取付け、マルチビー
ムアンテナとしている。
の衛星から得られる衛星電波を受信するには、複数の衛
星それぞれに対して専用のアンテナを設置するか、また
は、1つの主反射鏡に対向してそれぞれビーム入射位置
を異ならせた複数個の一次放射器を取付け、マルチビー
ムアンテナとしている。
【0003】この場合、何れにしても受信対象となる衛
星個数分の一次放射器と、これに付随するコンバータ及
び配線が必要になり、設置スペースの増大やコスト高を
招く問題がある。
星個数分の一次放射器と、これに付随するコンバータ及
び配線が必要になり、設置スペースの増大やコスト高を
招く問題がある。
【0004】一方、衛星個数分の主反射鏡あるいは一次
放射器が不要なアンテナとして、主反射鏡をアクチュエ
ータにより可動させ、その衛星電波の入射角を可変する
衛星受信用可動アンテナが考えられている。
放射器が不要なアンテナとして、主反射鏡をアクチュエ
ータにより可動させ、その衛星電波の入射角を可変する
衛星受信用可動アンテナが考えられている。
【0005】しかしながら、上記アクチュエータを用い
た反射鏡可動部は大型になり、上記同様アンテナ設置ス
ペースの増大と共に、運用面においてもコスト高を招く
問題がある。
た反射鏡可動部は大型になり、上記同様アンテナ設置ス
ペースの増大と共に、運用面においてもコスト高を招く
問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上記従来
構成の衛星受信アンテナでは、何れの場合でも、設置ス
ペースの増大やコスト高を招かずに、複数衛星からの衛
星電波を受信することができない。
構成の衛星受信アンテナでは、何れの場合でも、設置ス
ペースの増大やコスト高を招かずに、複数衛星からの衛
星電波を受信することができない。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
衛星個数分の主反射鏡や一次放射器を必要とすることな
く、設置スペースの増大や大幅なコスト高を招かずに、
複数衛星からの衛星電波を受信することが可能になる複
数衛星受信アンテナを提供することを目的とする。
衛星個数分の主反射鏡や一次放射器を必要とすることな
く、設置スペースの増大や大幅なコスト高を招かずに、
複数衛星からの衛星電波を受信することが可能になる複
数衛星受信アンテナを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る複数衛星受信アンテナは、衛星電波を反射集束させる
主反射鏡と、この主反射鏡の反射方向前面に配置され該
主反射鏡により反射された衛星電波を受信する一次放射
器と、この一次放射器を上記衛星電波の到来方向に応じ
て上記主反射鏡の径方向に平行に移動させる移動手段と
を備えて構成したものである。
る複数衛星受信アンテナは、衛星電波を反射集束させる
主反射鏡と、この主反射鏡の反射方向前面に配置され該
主反射鏡により反射された衛星電波を受信する一次放射
器と、この一次放射器を上記衛星電波の到来方向に応じ
て上記主反射鏡の径方向に平行に移動させる移動手段と
を備えて構成したものである。
【0009】
【作用】つまり、上記一次放射器を主反射鏡の焦点より
移動させると、アンテナ開口角と焦点距離とにより主ビ
ームの偏向角が定まることを利用したもので、上記一次
放射器を主反射鏡の径方向に対応して平行移動させるこ
とで、衛星受信ビーム角が偏向され、複数衛星からの衛
星電波が選択的に受信される。
移動させると、アンテナ開口角と焦点距離とにより主ビ
ームの偏向角が定まることを利用したもので、上記一次
放射器を主反射鏡の径方向に対応して平行移動させるこ
とで、衛星受信ビーム角が偏向され、複数衛星からの衛
星電波が選択的に受信される。
【0010】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は複数衛星受信アンテナの全体構成を示す
図である。図2は複数衛星受信アンテナの放射器可動部
の構成を示す図である。
明する。図1は複数衛星受信アンテナの全体構成を示す
図である。図2は複数衛星受信アンテナの放射器可動部
の構成を示す図である。
【0011】上記図1及び図2おいて、A,Bはそれぞ
れ異なる位置に存在する放送衛星、1はアンテナ、2は
主反射鏡、3は一次放射器、4はステッピングモータ、
5は放射器可動用レール、6はコンバータ、7は支柱、
8は衛星チューナ、9はモニタ、10はモータ制御線、
11は受信信号線、12は可動用レールギア、13は高
トルクギアボックス、14はレール角度可変用ボルト、
18はステーである。主反射鏡2は、衛星A,Bからの
衛星電波を反射集束させるもので、この主反射鏡2の反
射方向前面には、一次放射器3が配設される。
れ異なる位置に存在する放送衛星、1はアンテナ、2は
主反射鏡、3は一次放射器、4はステッピングモータ、
5は放射器可動用レール、6はコンバータ、7は支柱、
8は衛星チューナ、9はモニタ、10はモータ制御線、
11は受信信号線、12は可動用レールギア、13は高
トルクギアボックス、14はレール角度可変用ボルト、
18はステーである。主反射鏡2は、衛星A,Bからの
衛星電波を反射集束させるもので、この主反射鏡2の反
射方向前面には、一次放射器3が配設される。
【0012】この一次放射器3は、主反射鏡2により反
射集束された衛星電波を受信するもので、この一次放射
器3は、中間周波変換,増幅回路を備えたコンバータ6
に一体化して設けられる。
射集束された衛星電波を受信するもので、この一次放射
器3は、中間周波変換,増幅回路を備えたコンバータ6
に一体化して設けられる。
【0013】一方、上記主反射鏡2の反射方向前面に
は、該主反射鏡2の径方向に平行にした放射器可動レー
ル5が、ステー18を介して設けられ、上記一次放射器
3は、この放射器可動レール5に形成された可動用レー
ルギア12に高トルクギアボックス13のギアを噛合さ
せて、該放射器可動レール5上をスライド自在にして設
けられる。
は、該主反射鏡2の径方向に平行にした放射器可動レー
ル5が、ステー18を介して設けられ、上記一次放射器
3は、この放射器可動レール5に形成された可動用レー
ルギア12に高トルクギアボックス13のギアを噛合さ
せて、該放射器可動レール5上をスライド自在にして設
けられる。
【0014】ここで、上記高トルクギアボックス13
は、ステッピングモータ4により駆動されることで放射
器可動レール5上をスライド動作し、一次放射器3は矢
印a及びbで示すように主反射鏡2の径方向に対応して
平行移動するようになる。
は、ステッピングモータ4により駆動されることで放射
器可動レール5上をスライド動作し、一次放射器3は矢
印a及びbで示すように主反射鏡2の径方向に対応して
平行移動するようになる。
【0015】また、衛星チューナ8は、衛星放送同調器
を備え、一次放射器3及びコンバータ6を介して受信信
号線11に得られた衛星受信信号に基づき、所望の衛星
チャンネルに同調を図るチャンネル同調機能を有すると
共に、上記ステッピングモータ4を駆動させるための制
御用パルス信号をモータ制御線10を介して出力する放
射器移動制御機能を有するもので、この場合、ステッピ
ングモータ4に対する制御用パルス信号は、受信対象衛
星A及びBそれぞれの電波到来方向の差に応じて一次放
射器3に対する主反射鏡2のビーム偏向角が可変設定さ
れるよう出力される。
を備え、一次放射器3及びコンバータ6を介して受信信
号線11に得られた衛星受信信号に基づき、所望の衛星
チャンネルに同調を図るチャンネル同調機能を有すると
共に、上記ステッピングモータ4を駆動させるための制
御用パルス信号をモータ制御線10を介して出力する放
射器移動制御機能を有するもので、この場合、ステッピ
ングモータ4に対する制御用パルス信号は、受信対象衛
星A及びBそれぞれの電波到来方向の差に応じて一次放
射器3に対する主反射鏡2のビーム偏向角が可変設定さ
れるよう出力される。
【0016】つまり、ステッピングモータ4に対する制
御用パルス信号の1パルスに応じた一次放射器3のスラ
イド移動距離が、主反射鏡2に対する衛星電波の入射角
度変化量に予め対応付けされるもので、これにより、制
御用パルス信号の発生パルス数は、衛星A及びBの方向
差に応じた所定値に設定される。そして、上記衛星チュ
ーナ8により選択的に受信された衛星受信信号はモニタ
9に供給され、画像及び音声情報として出力される。
御用パルス信号の1パルスに応じた一次放射器3のスラ
イド移動距離が、主反射鏡2に対する衛星電波の入射角
度変化量に予め対応付けされるもので、これにより、制
御用パルス信号の発生パルス数は、衛星A及びBの方向
差に応じた所定値に設定される。そして、上記衛星チュ
ーナ8により選択的に受信された衛星受信信号はモニタ
9に供給され、画像及び音声情報として出力される。
【0017】一方、上記のようにして、一次放射器3を
主反射鏡2に対し平行移動させることで受信ビーム角の
偏向を行なう場合、受信対象衛星A及びBの相互間角度
とこのアンテナ1における主ビームの鋭さとの関係によ
り、衛星間信号のクロストークが問題となるが、30波
長程度のサイズを有する主反射鏡2であれば衛星離間角
度4°で25dB程度の確保が理論計算により得られるた
め、例えば主反射鏡2のサイズ750mmφ,周波数1
2.5GHz,受信対象衛星間角度4°であれば、各衛星
A,Bからの衛星電波を問題なく受信することができ
る。
主反射鏡2に対し平行移動させることで受信ビーム角の
偏向を行なう場合、受信対象衛星A及びBの相互間角度
とこのアンテナ1における主ビームの鋭さとの関係によ
り、衛星間信号のクロストークが問題となるが、30波
長程度のサイズを有する主反射鏡2であれば衛星離間角
度4°で25dB程度の確保が理論計算により得られるた
め、例えば主反射鏡2のサイズ750mmφ,周波数1
2.5GHz,受信対象衛星間角度4°であれば、各衛星
A,Bからの衛星電波を問題なく受信することができ
る。
【0018】なお、上記主反射鏡2等の1焦点反射鏡の
場合、主ビームはその偏位量に応じて変形し、利得が著
しく低下することで衛星間クロストークが悪化するた
め、上記ビーム偏位量については5波長程度が限界と考
えられ、周波数12.5GHzの場合、偏位量限界120
mm程度となる。
場合、主ビームはその偏位量に応じて変形し、利得が著
しく低下することで衛星間クロストークが悪化するた
め、上記ビーム偏位量については5波長程度が限界と考
えられ、周波数12.5GHzの場合、偏位量限界120
mm程度となる。
【0019】また、受信地域により、衛星A,Bの地上
に対する角度が変化するが、レール角度可変用ボルト1
4を緩めて放射器可動レール5の配置確度を変化させる
ことにより、主反射鏡2に対する一次放射器3のスライ
ド角度も変化し、如何なる地域でも問題なく受信するこ
とができる。
に対する角度が変化するが、レール角度可変用ボルト1
4を緩めて放射器可動レール5の配置確度を変化させる
ことにより、主反射鏡2に対する一次放射器3のスライ
ド角度も変化し、如何なる地域でも問題なく受信するこ
とができる。
【0020】したがって、上記構成の複数衛星受信アン
テナによれば、主反射鏡2の反射方向前面に、該反射鏡
2の径方向に平行にした放射器可動用レール5を設け、
このレール5に一次放射器3を取付けて、ステッピング
モータ4により反射鏡2に対し平行移動させ、受信ビー
ムの偏向を図るよう構成したので、それぞれ1つの主反
射鏡2,一次放射器3,コンバータ6、そして、1本の
モータ制御線10,受信信号線11からなる1セットの
アンテナ装置のみにより、複数衛星からの衛星電波を選
択的に受信することができ、アンテナ設置スペースを増
大させることなく、しかも、低コストにて複数衛星の受
信を行なうことができる。図3は本発明の第2実施例に
係わる複数衛星受信アンテナの全体構成を示す図であ
る。図4は本発明の第2実施例に係わる複数衛星受信ア
ンテナの放射器可動部の構成を示す図である。
テナによれば、主反射鏡2の反射方向前面に、該反射鏡
2の径方向に平行にした放射器可動用レール5を設け、
このレール5に一次放射器3を取付けて、ステッピング
モータ4により反射鏡2に対し平行移動させ、受信ビー
ムの偏向を図るよう構成したので、それぞれ1つの主反
射鏡2,一次放射器3,コンバータ6、そして、1本の
モータ制御線10,受信信号線11からなる1セットの
アンテナ装置のみにより、複数衛星からの衛星電波を選
択的に受信することができ、アンテナ設置スペースを増
大させることなく、しかも、低コストにて複数衛星の受
信を行なうことができる。図3は本発明の第2実施例に
係わる複数衛星受信アンテナの全体構成を示す図であ
る。図4は本発明の第2実施例に係わる複数衛星受信ア
ンテナの放射器可動部の構成を示す図である。
【0021】上記図3及び図4に示す複数衛星受信アン
テナにおいて、前記図1及び図2における複数衛星受信
アンテナと同一の構成部分については同一の符号を付し
てその説明を省略する。
テナにおいて、前記図1及び図2における複数衛星受信
アンテナと同一の構成部分については同一の符号を付し
てその説明を省略する。
【0022】すなわち、図3及び図4において、13a
はステッピングモータ4により駆動される駆動ギア、1
5は駆動ギア13aにより駆動される駆動ベルト17の
ベルトガイド、16は駆動ベルト17に取付けられた放
射器3及びコンバータ6を可動用レール5の可動用レー
ルギア12に沿ってスライド自在に支持する放射器ガイ
ドである。
はステッピングモータ4により駆動される駆動ギア、1
5は駆動ギア13aにより駆動される駆動ベルト17の
ベルトガイド、16は駆動ベルト17に取付けられた放
射器3及びコンバータ6を可動用レール5の可動用レー
ルギア12に沿ってスライド自在に支持する放射器ガイ
ドである。
【0023】つまり、この第2実施例における複数衛星
受信アンテナにおいても、衛星チューナ8からモータ制
御線10を介してステッピングモータ4に供給される制
御用パルス信号に基づき、駆動ギア13aが所定量ずつ
回転して駆動ベルト17が駆動され、この駆動ベルト1
7に取付けられた一次放射器3及びコンバータ6が可動
用レール5上を規定量ずつスライドすることになり、主
反射鏡2に対し一次放射器3を平行移動させることで受
信ビーム角を偏向させ、異なる衛星A,Bからの衛星電
波を選択的に受信することが可能になる。
受信アンテナにおいても、衛星チューナ8からモータ制
御線10を介してステッピングモータ4に供給される制
御用パルス信号に基づき、駆動ギア13aが所定量ずつ
回転して駆動ベルト17が駆動され、この駆動ベルト1
7に取付けられた一次放射器3及びコンバータ6が可動
用レール5上を規定量ずつスライドすることになり、主
反射鏡2に対し一次放射器3を平行移動させることで受
信ビーム角を偏向させ、異なる衛星A,Bからの衛星電
波を選択的に受信することが可能になる。
【0024】尚、上記各実施例では、一次放射器3を主
反射鏡2に対し平行移動させるのに、ステッピングモー
タ4を動力源とする可動用レール5に伴う移動機構を構
成したが、この一次放射器3の移動手段としては、例え
ばソレノイドを動力源としたり、その他、回動メカを構
成したり、あるいは手動により行なうものであってもよ
い。
反射鏡2に対し平行移動させるのに、ステッピングモー
タ4を動力源とする可動用レール5に伴う移動機構を構
成したが、この一次放射器3の移動手段としては、例え
ばソレノイドを動力源としたり、その他、回動メカを構
成したり、あるいは手動により行なうものであってもよ
い。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、衛星電波
を反射集束させる主反射鏡と、この主反射鏡の反射方向
前面に配置され該主反射鏡により反射された衛星電波を
受信する一次放射器と、この一次放射器を上記衛星電波
の到来方向に応じて上記主反射鏡の径方向に平行に移動
させる移動手段とを備え、上記一次放射器に対する上記
主反射鏡の衛星受信ビーム角を偏向させるよう構成した
ので、衛星個数分の主反射鏡や一次放射器を必要とする
ことなく、設置スペースの増大や大幅なコスト高を招か
ずに、複数衛星からの衛星電波を受信することが可能に
なる。
を反射集束させる主反射鏡と、この主反射鏡の反射方向
前面に配置され該主反射鏡により反射された衛星電波を
受信する一次放射器と、この一次放射器を上記衛星電波
の到来方向に応じて上記主反射鏡の径方向に平行に移動
させる移動手段とを備え、上記一次放射器に対する上記
主反射鏡の衛星受信ビーム角を偏向させるよう構成した
ので、衛星個数分の主反射鏡や一次放射器を必要とする
ことなく、設置スペースの増大や大幅なコスト高を招か
ずに、複数衛星からの衛星電波を受信することが可能に
なる。
【図1】本発明の一実施例に係わる複数衛星受信アンテ
ナの全体構成を示す図。
ナの全体構成を示す図。
【図2】上記複数衛星受信アンテナの放射器可動部の構
成を示す図。
成を示す図。
【図3】本発明の第2実施例に係わる複数衛星受信アン
テナの全体構成を示す図。
テナの全体構成を示す図。
【図4】本発明の第2実施例に係わる複数衛星受信アン
テナの放射器可動部の構成を示す図。
テナの放射器可動部の構成を示す図。
A,B…放送衛星、1…アンテナ、2…主反射鏡、3…
一次放射器、4…ステッピングモータ、5…放射器可動
用レール、6…コンバータ、7…支柱、8…衛星チュー
ナ、9…モニタ、10…モータ制御線、11…受信信号
線、12…可動用レールギア、13…高トルクギアボッ
クス、13a…駆動ギア、14…レール角度可変用ボル
ト、15…ベルトガイド、16…放射器ガイド、17…
駆動ベルト、18…ステー。
一次放射器、4…ステッピングモータ、5…放射器可動
用レール、6…コンバータ、7…支柱、8…衛星チュー
ナ、9…モニタ、10…モータ制御線、11…受信信号
線、12…可動用レールギア、13…高トルクギアボッ
クス、13a…駆動ギア、14…レール角度可変用ボル
ト、15…ベルトガイド、16…放射器ガイド、17…
駆動ベルト、18…ステー。
Claims (1)
- 【請求項1】 衛星電波を反射集束させる主反射鏡と、 この主反射鏡の反射方向前面に配置され該主反射鏡によ
り反射された衛星電波を受信する一次放射器と、 この一次放射器を上記衛星電波の到来方向に応じて上記
主反射鏡の径方向に平行に移動させる移動手段とを具備
し、 上記一次放射器に対する上記主反射鏡の衛星受信ビーム
角を偏向させることを特徴とする複数衛星受信アンテ
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3272822A JPH05114815A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 複数衛星受信アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3272822A JPH05114815A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 複数衛星受信アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05114815A true JPH05114815A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17519247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3272822A Pending JPH05114815A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 複数衛星受信アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05114815A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0722837A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-24 | Nec Corp | 衛星受信用アンテナ |
EP0655796A1 (en) * | 1993-11-30 | 1995-05-31 | ROLTRA MORSE S.p.A. | Linear actuator |
WO2009050416A2 (en) * | 2007-10-16 | 2009-04-23 | Global View Systems Ltd | Mount structure for transmitter/receiver devices |
CN103066389A (zh) * | 2012-12-29 | 2013-04-24 | 南京理工大学常熟研究院有限公司 | 地面移动接收驱动装置及抗干扰系统和方法 |
WO2016200454A3 (en) * | 2015-03-20 | 2017-01-19 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for satellite user terminal antenna pointing |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0236206B2 (ja) * | 1980-11-19 | 1990-08-16 | Kanzaki Kokyu Koki Seisakusho Kk | |
JP3105014B2 (ja) * | 1991-03-29 | 2000-10-30 | 三洋電機株式会社 | 超伝導薄膜の製造方法 |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP3272822A patent/JPH05114815A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0236206B2 (ja) * | 1980-11-19 | 1990-08-16 | Kanzaki Kokyu Koki Seisakusho Kk | |
JP3105014B2 (ja) * | 1991-03-29 | 2000-10-30 | 三洋電機株式会社 | 超伝導薄膜の製造方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0722837A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-24 | Nec Corp | 衛星受信用アンテナ |
EP0655796A1 (en) * | 1993-11-30 | 1995-05-31 | ROLTRA MORSE S.p.A. | Linear actuator |
WO2009050416A2 (en) * | 2007-10-16 | 2009-04-23 | Global View Systems Ltd | Mount structure for transmitter/receiver devices |
WO2009050416A3 (en) * | 2007-10-16 | 2009-07-02 | Global View Systems Ltd | Mount structure for transmitter/receiver devices |
CN103066389A (zh) * | 2012-12-29 | 2013-04-24 | 南京理工大学常熟研究院有限公司 | 地面移动接收驱动装置及抗干扰系统和方法 |
WO2016200454A3 (en) * | 2015-03-20 | 2017-01-19 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for satellite user terminal antenna pointing |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0690315B1 (en) | RF sensor and radar for automotive speed and collision avoidance applications | |
US6259415B1 (en) | Minimum protrusion mechanically beam steered aircraft array antenna systems | |
US3305867A (en) | Antenna array system | |
US6535177B1 (en) | Method and a device for pointing and positioning a multisatellite antenna | |
US4062018A (en) | Scanning antenna with moveable beam waveguide feed and defocusing adjustment | |
JP2002516502A (ja) | マルチビーム衛星通信アンテナ | |
USRE43498E1 (en) | Adaptive reflector antenna and method of implementing the same | |
JPH01276803A (ja) | 電子走査アンテナ | |
KR100561630B1 (ko) | 성형 반사판을 이용한 삼중 대역 하이브리드 안테나 | |
US6150991A (en) | Electronically scanned cassegrain antenna with full aperture secondary/radome | |
JP3473033B2 (ja) | 衛星受信用マルチビームアンテナ | |
JPH05114815A (ja) | 複数衛星受信アンテナ | |
US6175326B1 (en) | Moving receive beam method and apparatus for synthetic aperture radar | |
US4766438A (en) | Three dimensional feed through lens with hemispherical coverage | |
GB2205996A (en) | Microwave lens and array antenna | |
US6441794B1 (en) | Dual function subreflector for communication satellite antenna | |
US4253100A (en) | Inverse cassegrain antenna for multiple function radar | |
US4595929A (en) | Scheme for aberration correction in scanning or multiple beam confocal antenna system | |
US4544925A (en) | Assembly of main and auxiliary electronic scanning antennas and radar incorporating such an assembly | |
US4479129A (en) | Directive antenna system employing a paraboloidal main dish and ellipsoidal subdish | |
US3836929A (en) | Low angle radio direction finding | |
US4316195A (en) | Rotating dual frequency range antenna system | |
WO2019170541A1 (en) | Extreme scanning focal-plane arrays using a double-reflector concept with uniform array illumination | |
US6246375B1 (en) | Antenna device and transmit-receive unit using the same | |
KR100767872B1 (ko) | 안테나 시스템 |