JPH0511218B2 - - Google Patents

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JPH0511218B2
JPH0511218B2 JP20893485A JP20893485A JPH0511218B2 JP H0511218 B2 JPH0511218 B2 JP H0511218B2 JP 20893485 A JP20893485 A JP 20893485A JP 20893485 A JP20893485 A JP 20893485A JP H0511218 B2 JPH0511218 B2 JP H0511218B2
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air passage
inner air
passage forming
floor
roof
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MYOJO GAKUEN
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、風車装置、さらに詳しくは、風力利
用動力発生装置に関する。
〔従来技術〕
従来、風車装置としては各種の型式のものが開
発されているが、これらの装置では風車を鉄塔等
の上に取り付けた型式のものが多い。このような
風車装置は、暴風などの際の強風、突風、乱流等
から風車を保護するための対策ならびに保守、点
検が相当に困難であるという欠点がある。
上記のような従来の風車装置の欠点を解消した
と思われるものに第4図に示すような風車装置が
ある(米国特許第4164382号参照)。
同図において、40は円環体状外側風路形成構
体であつて、外側に向つて下方に傾斜した截頭円
錐状の表面をもつた円環状の固定床41と外側に
向つて上方に傾斜した截頭円錐状の裏面をもつた
円環状の屋根42と、前記床41及び屋根42の
間に等間隔で垂直かつ放射状に設けられた複数の
固定案内壁43とからなり、前記床41と屋根4
2と固定案内壁43とによつて、複数の外側風路
44が放射状に形成されている。
45は内側風路形成構体であつて、前記円環体
状外側風路形成構体部40の内周部に形成されて
いる円筒状空間46内に平行な上下面47a,4
7bと円筒状外周面48を有し、前記外側風路形
成構体40の軸の周りに回動可能にベアリング4
9を介して前記円筒状空間46内に前記外側風路
形成構体40の固定床41の一部によつて保持さ
れ、かつその内部に内側風路50が形成されてい
る。この内側風路50は前記外側風路形成構体4
0の形成する外側風路44の風上側及び風下側の
複数個とつながる風路入口51と風路出口52を
有し、該入口51と出口52を結ぶ内側風路50
の中間部に該入口51と出口52の面積より小さ
い断面積を有する円形の垂直風路部53が形成さ
れ、該入口51からほぼ水平に風路44内に入つ
た風は下方から垂直に上昇して該垂直風路部53
を通り、該垂直風路部53の上方でほぼ水平方向
に曲げられ、該風路出口52から出て行くように
なつている。
前記内側風路形成構体45内の内側風路50の
垂直風路部53内には、前記内側風路形成構体4
5と外側風路形成構体40の中心を下方に突き抜
け、該内、外側風路形成構体の軸と一致する垂直
回転軸54を有し、かつ水平面内で回転する風車
55が配置され、該垂直回転軸54の下端には発
電機等の動力装置56が連結され、さらに、前記
内側風路形成構体45の下方の前記外側風路形成
構体40の内周部内に該内側風路形成構体45を
風向方向に向けるための風向機構57が設けられ
ている。
上記米国特許に示されている風車装置は、以上
のように構成されているので、以下のような欠点
がある。すなわち、前記内側風路形成構体45の
内側風路50における垂直風路部53の断面積は
風路入口51と風路出口52の面積に比べて小さ
くしぼられている。風路をしぼれば風速は速くな
るが、風路抵抗は風速の2〜3乗に比例して増加
する。さらに、内側風路50は風路入口51から
風路出口52に向つて水平→垂直→水平方向へと
2度直角に曲げられているので、このためにも風
路抵抗が大きくなる。このように、内側風路50
の風路抵抗が大きくなると、前記外側風路形成構
体40の風上側の外側風路44の入口に来た風の
一部は該外側風路入口からその内部に流入せず、
前記外側風路形成構体40の外周部をまわつて下
流に流れ去り、その分だけ風上側外側風路44に
流入する風量が減少する。風車の回転運動エネル
ギは、風車の径に比例すると共に流入風量と風車
の能率の積によつて決められるが、上記のように
風路への流入風量の減少と風路抵抗の増大と風車
径の小さいこととによつて風力の利用効率が悪く
なる欠点がある。また、前記内側風路形成構体4
5は上記のような構成となつているので、構造が
複雑であり、製造上それだけ高価なものとなると
いう欠点もある。
本願発明者は、先に上記従来技術の欠点をなく
した第5図に示すような風車装置を提案した(特
開昭56−64169号公報参照)。ここで図Aは図Bの
B−B断面を一部断面で示した側面図、図Bは図
AのA−A断面を一部断面で示した平面図であ
る。
図において、60は円環体状外側風路形成構体
であり、円環状の第1の床61と円環状の第1の
屋根62と該第1の床及び第1の屋根の間に等間
隔で垂直かつ放射状に配置された複数の外側風路
形成用固定案内壁63とからなり、該第1の床6
1と第1の屋根62と固定案内壁54とによつて
外側風路64が形成されている。
65は前記円環体状外側風路形成構体66の内
周部内に形成されている円筒状空間66内に回動
可能に設けられた内側風路形成構体であり、円板
状の第2の床67と第2の屋根68と両者の間を
連結する一対の内側風路形成壁柱69とからな
る。内側風路形成壁柱69は第2の床67と第2
の屋根68の直径を含む垂直面に対して対称にそ
の前後端が該床と屋根の円周部にあるように配置
され、外側風路64を遮断するように円周上にあ
る外側風路遮断壁691と内側風路70を形成す
るように円内にある内側風路形成壁692とから
なる。711は風路入口、712は風路出口であ
る。72,73はそれぞれ外側風路形成構体60
の第1の床61と第1の屋根62の内周部を塞ぐ
円形の第1の支持床および第1の支持屋根であ
り、中心にそれぞれ軸受74および75を有す
る。76,77はそれぞれ第2の床67および第
2の屋根68の回転軸であり、それぞれ第1の支
持床72の軸受74および第1の支持屋根73の
軸受75に回動可能に嵌合し、また、軸受77は
軸受75中心を貫通する回動軸78を有し、回動
軸78には風向翼79が取り付けられている。
内側風路形成構体65の一対の内側風路形成壁
柱69の間に水平回転軸を有する風車80をもつ
風車発電機81が整流翼柱82,83,84,8
5によつて支持されている。
この風車装置は、以上のように構成されている
ので、外側風路64によつて収歛されて内側風路
入口711から内側風路70に流入した風は風車
80を駆動した後、内側風路出口712から外側
風路64を経て外側風路形成構体60の外部へと
流れるが、内側風路入口711から入り、風車8
0に当つた風は風車80を駆動するために減速さ
れ、風車80の後方の内側風路部分に滞流ないし
は乱流を生じ易く、その結果として、外側風路6
4内に流入すべき風の一部が該風路内に流入せ
ず、外側風路形成構体60の外周部を回つて風下
に流され、それだけ風車80の効率を低下させて
いた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点
をなくし、風力利用効率がより高く、構造も比較
的簡単な風車装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、先に引用した特開昭56−64169号公
報に記載された風車装置の改良に関するものであ
る。この風車装置は先に述べたように、水平に配
置された円環状の第1の床と第2の屋根との間に
鉛直かつ放射状に複数の固定案内壁が配設され、
該第1の床と第1の屋根と固定案内壁の間に外側
風路が形成されている円環体状外側風路形成構体
の内周部内に、円板状の第2の床と第2の屋根と
の間に該円板の円周上の2点間を該円板の内側で
結ぶ内側風路形成壁と該円板の円周上で結ぶ外側
風路遮断壁とからなる一対の内側風路形壁柱が配
設された内側風路形成構体を回動自在に設け、該
一対の内側風路形成壁柱の間に形成された一つの
内側風路内の中間に風車を配設したものである。
この場合、風車を通過する風の流れは、該風車の
抵抗のために、滞り或は乱れて、該風車の後方に
渦流等を生じ易く、この滞流が前記外側風路形成
構体の風上側の外側風路内への風の流入を妨げ、
該外側風路形成構体内に流入しようとする風の一
部は該外側風路形成構体の外周を囲つて風下に流
れ、該外側風路形成構体内を通り、前記内側風路
形成構体の内側風路内へ流入する風量がその分だ
け減少し、風車の効率を低下させるきらいがあつ
た。
本発明は、上記のような風車装置の内側風路形
成構体における内側風路の構成に改良を加え、上
記のような欠点をなくすようにしたものである。
すなわち、本発明における外側風路形成構体は、
上記特開昭56−64169号公報記載の風車装置と同
様なものとし、内側風路形成構体は、円板状の第
2の床と第2の屋根との間に該円板の円周上に風
路入口、該円板内の中間に風路出口を有し、該風
路出口を出た近辺に風車が配設された第1の内側
風路と該第1の内側風路の風路入口両側に風路入
口、該第1の内側風路の風路出口を出た近辺で内
側に曲げられた後に該第1の内側風路の風下側に
延びて前記円板の円周上に風路出口を有する第2
の内側風路をもつた二重風路構造のものとし、前
記第2の内側風路を出た風の流れを前記第1の内
側風路を出た風の流れに合流させ、前記風車の後
方に生ずる風の流れの滞りを前記第2の内側風路
から流入する風の流れによつて速やかに後方に排
出し、それによつて前記第1の内側風路内の風速
を高め、前記風車の回転効率を高めるようにした
ものである。
〔発明の実施例〕
以下に本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。
実施例 1 第1図は本発明の風車装置の一実施例を示す図
で、図Aは図BのB−B断面を一部断面図で示し
た平面図、図Bは図AのA−A断面を一部断面図
で示した側面図である。
図において、1は円環体状の外側風路形成構体
であり、所定の間隔を置いて水平に配置され、か
つ所定の内外径をもつた円環状の第1の床2と第
1の屋根3と、該両者の間に等間隔で放射状かつ
鉛直に配置、固定された複数の外側風路形成用固
定案内壁4とからなり、前記第1の床2と第2の
屋根3と固定案内壁4とによつて外側風路5が形
成されている。ここで、前記複数の放射状固定案
内壁4の互いに隣接する2個の壁の作る中心角は
2゜〜20゜の範囲にあることが好ましい。
6は前記円環状外側風路形成構体1の内周部内
に形成されている円筒状空間7内に回動可能に設
けられた内側風路形成構体であり、前記第1の床
2と第1の屋根3の間隔と同一間隔で水平に配置
された円板状の第2の床8と第2の屋根9と、該
第2の床8と第2の屋根9との間を連結し、第1
の内側風路10を形成するための一対の第1の内
側風路形成壁11と該第1の内側風路10の外側
に近接して一対の第2の内側風路12を形成する
ための一対の内側風路形成壁柱13とからなる。
該一対の第1の内側風路形成壁11と内側風路形
成壁柱13とは前記円筒状空間7の中心軸を含む
垂直2等分面に対して対称な所定位置に鉛直に設
けられている。
そして、前記第1の内側風路形成壁11は前記
第2の床8と第2の屋根9との間に形成されてい
る円筒状の内側風路形成空間の外周上にあり、前
記第1の内側風路10の風路入口側となる鉛直端
縁部と該内側風路形成空間内の中間にあり、かつ
該第1の内側風路10の風路出口側となる端縁部
との間を結び、かつ互に対向な方向に凸な弧状断
面を有する壁であり、一対の該第1の内側風路形
成壁11と前記第2の床8と第2の屋根9とに囲
まれた空間によつて前記円筒状内側風路形成空間
の外周に風路入口、中間に該風路入口より狭い風
路出口を有する第1の風路10が形成されてい
る。
また、前記内側風路形成壁柱13は前記第1の
内側風路形成壁11の風路入口側端縁部から外側
に所定距離だけ離れた前記円筒状内側風路形成空
間の外周上に風路入口側となる鉛直端縁部を、該
第1の風路形成壁11の風路出口より風下側の該
円筒状内側風路形成空間の外周上に風路出口側と
なる鉛直端縁部を有し、該風路入口側端縁部と風
路出口側端縁部との間を前記円筒状内側風路形成
空間の外周上で結ぶ外側風路遮断壁131と該内
側風路形成空間の内側で結び、かつ互に対向する
方向に凸な弧状断面を有する二つの壁が前記第1
の内側風路10の風路出口を出た近辺で凹部を有
するようにして接続された断面形状を有する第2
の内側風路形成壁132とからなり、前記第2の
床8と第2の屋根9と前記第1の内側風路形成壁
11と該第1の内側風路形成壁11の外側に位置
する前記第2の内側風路形成壁132とによつて
囲まれた空間によつて第2の内側風路12が形成
されており、該第2の内側風路12を通過した風
の流れは前記第1の内側風路10の風路出口を出
た近辺で該第1の内側風路10方向に偏向されて
該第1の内側風路を通過した風の流れと合流させ
た後、前記第2の内側風路形成壁132の後端部
に形成されている風路出口から外側風路7へと流
れるようになつている。
14は前記第1の内側風路形成壁11によつて
形成された前記第1の内側風路10の風路出口を
出た近辺に配設され、該第1の内側風路10の中
心方向を向いた水平回転軸を有する風車15を有
し、発電機(図示せず)を内蔵する風車発電機、
16,17は該風車発電機14を前記第2の床8
と第2の屋根9との間に支持するための翼柱、1
8は前記第2の床8の中心に設けた回転軸、19
は前記第2の屋根9の中心に設けた回転軸であ
る。
20は前記円環状の第1の床8の内周部内に、
これと一体に設けられた円板状の第1の床で、そ
の中心に前記第2の床8の回転軸18を支持する
軸受21を有する。22は前記円環状の第1の屋
根3の内周部内に、これと一体に設けられた円板
状の第1の屋根で、その中心に前記第2の屋根9
の回転軸19を支持する軸受23を有する。した
がつて、前記軸受21,23と回転軸18,19
によつて、前記内側風路形成構体6は前記円環体
状外側風路形成構体1の内周部内形成されている
円筒状空間7内で回動することができる。
24は前記第2の屋根9の中心に設けた回転軸
19を前記円板状の第1の屋根9の中心に設けた
軸受23を貫通させて外方に延ばした部分に取り
付けられ、風車15の回転軸と同一方向をもつた
該風車15を風上方向に向けるための風向翼であ
る。25は前記第2の床8の底面部に取り付けら
れ、前記風車発電機14の出力を前記内側風路形
成構体6の外部に取り出すための摺動導電端子、
26は前記円板状の第1の床20の上面に設けら
れた円形溝27内に前記摺動導電端子25と接触
するように埋め込まれた円形の取出し電極であ
る。
ここで、前記第1の内側風路10の風路入口を
規制する第1の内側風路形成壁11の風路入口側
端縁部は中心角で40゜〜60゜の範囲にあることが好
ましく、前記第2の内側風路の風路入口側端縁部
は中心角で60゜〜80゜の範囲にあることが好まし
い。
本実施例の風車装置は、以上説明したように、
内側風路を二重構造とすることによつて、風車の
後方に生ずる風の滞流を効果的に防ぐことができ
るので、前記第1の内側風路への風の流入量を減
少させることが少なく、流入風力を効率よく、風
車の回転力に変換することができる。
実施例 2 第2図は本発明の風車装置の他の実施例を示す
図で、図Aは図BのB−B断面を一部断面で示し
た平面図、図Bは図AのA−A断面を一部断面で
示した側面図である。同図において、第1図と対
応する部分は同一符号で示す。
第2図において、第1図と異なるところは、内
側風路形成構体6を外側風路形成構体1の内周部
に形成されている円筒状空間7内に回動可能にす
るために、第1図の回転軸18,19と軸受2
1,23を除き、内側風路形成構体6の第2の床
8と円板状の第1の床20との間にボールベアリ
ング28を配設すると共に第1図の円板状の第1
の屋根22を除き、内側風路形成構体6の第2の
屋根9の上面が外部に露出するようにし、該第2
の屋根9の上に風向翼24を取り付けるようにし
たことである。他の部分は第1図のものとほぼ同
様である。
以上述べたように本実施例の風車装置は内側風
路形成構体の回動機構が実施例1のものとやや異
なるだけで、他の部分の構成はほとんど変らない
ので、実施例1のものと同様な効果がある。
実施例 3 第3図は本発明の風車装置のさらに他の実施例
を示す図で、図Aは図BのB−B断面を一部断面
で示した平面図、図Bは図AのA−A断面を一部
断面で示した側面図である。
第3図において、第2図と異なるところは、風
車15と直結する発電機を除き、風車15の回転
力を歯車機構29,30を介して内側風路形成構
体6の第2の床8を経て円板状の第1の床20の
下面に設けた室31内に配置した発電機32に伝
達するようにした点である。
本実施例においても、実施例1および実施例2
と同様な効果が得られることは明らかである。
なお、以上の実施例では、外側風路形成構体の
第1の床と第2の屋根との間隔は一定のものとし
たが、これを外側ほど大きくなるようにしてもよ
い。
〔発明の効果〕 以上説明したところから明らかなように、本発
明の風車装置は、従来のものに比べ、風力利用効
率が高く、かつ構造も簡単であるという特徴があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の風車装置の実施例を
示す図、第4図および第5図は従来の風車装置の
説明図である。 図において、1は円環体状の外側風路形成構
体、2は円環状の第1の床、3は円環状の第1の
屋根、4は固定案内壁、5は外側風路、6は内側
風路形成構体、7は円筒状空間、8は円板状の第
2の床、9は円板状の第2の床、10は第1の内
側風路、11は第1の内側風路形成壁、12は第
2の内側風路、13は内側風路形成壁柱、131
は外側風路遮断壁、132は第2の内側風路形成
壁、14は風車発電機、15は風車、16と17
は翼柱、18と19は回転軸、20は円板状の第
1の床、21は軸受、22は円板状の第1の屋
根、23は軸受、24は風向翼、25は摺動導電
端子、26は円形の取出し電極、28はボールベ
アリング、29と30は歯車機構、32はモー
タ、40は外側風路形成構体、41は円環状の固
定床、42は円環状の屋根、43は固定案内壁、
44は外側風路、45は内側風路形成構体、50
は内側風路、51は風路入口、52は風路出口、
53は垂直風路部、54は垂直回転軸、55は風
車、56は動力装置、57は風向指向機構、60
は円環体状外側風路形成構体、61は円環状の第
1の床、62は円環状の第2の屋根、63は固定
案内壁、64は外側風路、65は内側風路形成構
体、67は円板状の第2の床、68は円板状の第
2の屋根、69は内側風路形成壁柱、691は外
側風路遮断壁、692は内側風路形成壁、70は
内側風路、72は円形の第1の支持床、73は円
形の第1の支持屋根、79は風向翼、80は風車
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の間隔を置いて水平に配置され、かつ所
    定の内径と外径を有する円環状の第1の床と第1
    の屋根と該第1の床と第1の屋根との間に鉛直か
    つ放射状に配設された所定数の固定案内壁とを有
    し、該第1の床と第1の屋根と互いに対向する一
    対の該固定案壁によつて囲まれた空間により外側
    風路が形成されている円環体の外側風路形成構体
    と、該外側風路形成構体の内周部に形成されてい
    る円筒状空間内に該円筒状空間の外径より僅かに
    小さい所定の直径を有し、前記第1の床と第1の
    屋根との間隔と同一間隔で水平に配置され、かつ
    前記円筒状空間の中心軸と中心が一致する円板状
    の第2の床と第2の屋根と該第2の床と第2の屋
    根との間に前記円筒状空間の中心軸を含む面に対
    して対称に配設された一対の第1内側風路形成壁
    と該第1の内側風路形成壁の外側に配置された一
    対の内側風路形成壁柱とを有し、前記第1の内側
    風路形成壁は前記第2の床と第2の屋根との間に
    形成されている円筒状の内側風路形成空間の外周
    面上の所定位置にある風路入口側となる鉛直端縁
    部と該内側風路形成空間内の所定位置にある風路
    出口側となる鉛直端縁部との間を結び、かつ互に
    対向する方向に凸な所定の弧状水平断面を有する
    ものであり、前記第2の床と第2の屋根と一対の
    前記第1の内側風路形成壁によつて囲まれた空間
    により前記内側風路形成空間の外周に風路入口、
    該内側風路形成空間の内部中間に該風路入口より
    狭い風路出口を有する第1の内側風路が形成され
    ており、さらに前記内側風路形成壁柱は前記第1
    の内側風路形成壁の風路入口側端縁部から外側に
    所定の距離だけ離れた前記内側風路形成空間の外
    周上の所定位置にある風路入口側となる鉛直端縁
    部と前記第1の内側風路形成壁の風路出口側鉛直
    端縁部より風下側の前記内側風路形成空間の外周
    上の所定位置にある風路出口側となる鉛直端縁部
    との間を該内側風路形成空間の外周上で結んだ外
    側風路遮断壁と該内側風路形成空間の内側で互に
    対向する方向に凸な所定の弧状水平断面を有する
    二つの壁が前記第1の内側風路の出口を出た近辺
    で凹部をもつように接続された構造を有する第2
    の内側風路形成壁とからなり、前記第2の床と第
    2の屋根と一方の前記第1の内側風路形成壁と該
    第1の内側風路形成壁に近い側の前記第2の内側
    風路形成壁とによつて囲まれた空間により第2の
    内側風路が形成されており、該第2の内側風路を
    通過した風の流れは前記第1の内側風路の風路出
    口を出た近辺で該第1の内側風路方向に偏向され
    て該第1の内側風路を通過した風の流れと合流す
    るようになつている内側風路形成構体と、該内側
    風路形成構体内に形成されている前記第1の内側
    風路の風路入口の中心を通る水平軸の周りに回転
    できるように該第1の内側風路出口を出た近辺に
    配設された風車と、前記内側風路形成構体を前記
    外側風路形成構体の内周部に形成されている前記
    円筒状空間内で該円筒状空間と同軸に回動可能に
    する手段と、前記内側風路形成構体内に形成され
    ている前記第1の内側風路の風路入口が風上方向
    に向くように該内側風路形成構体を回動させる風
    向指向手段と、前記風車の回転力を他の動力に変
    換する手段とを含むことを特徴とする風車装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の風車装置におい
    て、前記第1の内側風路形成壁の風路入口側鉛直
    端縁部は中心角で40〜60゜の範囲にあり、前記内
    側風路形成壁柱の風路入口側鉛直端縁部は中心角
    で60〜80゜の範囲にあることを特徴とする風車装
    置。
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