JPH05106622A - 回転輪体における座金回転防止装置 - Google Patents
回転輪体における座金回転防止装置Info
- Publication number
- JPH05106622A JPH05106622A JP26760791A JP26760791A JPH05106622A JP H05106622 A JPH05106622 A JP H05106622A JP 26760791 A JP26760791 A JP 26760791A JP 26760791 A JP26760791 A JP 26760791A JP H05106622 A JPH05106622 A JP H05106622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- shaft
- wheel body
- snap ring
- rotating wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スラスト荷重に耐え、輪体の回転を円滑にす
る。 【構成】 輪体1の両側面からフランジ付のすべり軸受
2を装着する。そして、軸4にC型止メ輪5、座金3、
輪体1を有するすべり軸受2、座金3、C型止メ輪5の
順に挿通してこのC型止メ輪5を軸4に装着する回転輪
体において、該座金3にC型止メ輪5の外周面に当接し
て引掛る突起6を設ける。
る。 【構成】 輪体1の両側面からフランジ付のすべり軸受
2を装着する。そして、軸4にC型止メ輪5、座金3、
輪体1を有するすべり軸受2、座金3、C型止メ輪5の
順に挿通してこのC型止メ輪5を軸4に装着する回転輪
体において、該座金3にC型止メ輪5の外周面に当接し
て引掛る突起6を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばテンションプ
ーリのような回転輪体における座金回転防止装置に関す
る。
ーリのような回転輪体における座金回転防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】輪体のすべり軸受にスラスト座金を当
て、そしてこのスラスト座金の側面に抜け止め防止のた
めのC型止メ輪を設けている。
て、そしてこのスラスト座金の側面に抜け止め防止のた
めのC型止メ輪を設けている。
【0003】
【この発明が解決しようとする問題点】しかしながら、
すべり軸受とスラスト座金が密着した状態で一体的に回
転するためにスラスト座金とC型止メ輪が摺動し、この
スラスト座金又はC型止メ輪のいずれかが摩耗してその
後破損することがある。
すべり軸受とスラスト座金が密着した状態で一体的に回
転するためにスラスト座金とC型止メ輪が摺動し、この
スラスト座金又はC型止メ輪のいずれかが摩耗してその
後破損することがある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明は、スラスト
荷重に耐え得る回転輪体における座金回転防止装置に関
するものであって、つぎの技術的手段を講じた。すなわ
ち、外周面に輪体1を設けたすべり軸受2と座金3とを
軸4に挿通し、C型止メ輪5でこのすべり軸受2及び座
金3を軸4から脱落しないように構成してなる回転輪体
において、該座金3にC型止メ輪5と引っ掛る突起6を
設けた回転輪体における座金回転防止装置とした。
荷重に耐え得る回転輪体における座金回転防止装置に関
するものであって、つぎの技術的手段を講じた。すなわ
ち、外周面に輪体1を設けたすべり軸受2と座金3とを
軸4に挿通し、C型止メ輪5でこのすべり軸受2及び座
金3を軸4から脱落しないように構成してなる回転輪体
において、該座金3にC型止メ輪5と引っ掛る突起6を
設けた回転輪体における座金回転防止装置とした。
【0005】
【作用】外周面に輪体1を設けたすべり軸受2と座金3
とを軸4に挿通すると共に軸4に挿通したC型止メ輪5
を座金3の外側に位置させてこの軸4に装着する。回転
動力を受けた輪体1はすべり軸2と一体に軸上を回転す
る。そして、該すべり軸受2はC型止メ輪5によって軸
4の軸芯方向への移動を規制された座金3で受止され
る。また、座金3の突起6はC型止メ輪5の外周の一部
に引掛るので、座金3は回転しない。
とを軸4に挿通すると共に軸4に挿通したC型止メ輪5
を座金3の外側に位置させてこの軸4に装着する。回転
動力を受けた輪体1はすべり軸2と一体に軸上を回転す
る。そして、該すべり軸受2はC型止メ輪5によって軸
4の軸芯方向への移動を規制された座金3で受止され
る。また、座金3の突起6はC型止メ輪5の外周の一部
に引掛るので、座金3は回転しない。
【0006】
【効果】座金3とC型止メ輪5間の回転による摺動摩擦
を無くし、該座金又はC型止メ輪5の摩耗による損傷を
防止できる。また、すべり軸受2は座金3に対して円滑
に摺動するので、すべり軸受2に設けた輪体1の回転も
スムーズになり伝動効率の向上を図れる。
を無くし、該座金又はC型止メ輪5の摩耗による損傷を
防止できる。また、すべり軸受2は座金3に対して円滑
に摺動するので、すべり軸受2に設けた輪体1の回転も
スムーズになり伝動効率の向上を図れる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。まず、その構成について説明すると、輪体1
は外周面と左右両側面とに各々凹部を設けると共に軸芯
方向に孔を設けている。すべり軸2は樹脂と補強材(例
えば、炭素繊維等)とで形成されており、一方の端部に
フランジ7を設け且つ軸芯方向には軸4に挿通し得る軸
受孔を設けている。
説明する。まず、その構成について説明すると、輪体1
は外周面と左右両側面とに各々凹部を設けると共に軸芯
方向に孔を設けている。すべり軸2は樹脂と補強材(例
えば、炭素繊維等)とで形成されており、一方の端部に
フランジ7を設け且つ軸芯方向には軸4に挿通し得る軸
受孔を設けている。
【0008】座金3はスラスト荷重に耐え得る厚さのス
ラスト座金であって、外径を前記すべり軸受2のフラン
ジ7と略同径で且つ前記軸4に挿通し得る孔を設けてい
る。また、該座金3の側面には後で述べるC型止メ輪5
の外周に引掛る突起6を設けている(実施例ではプレス
加工している)。軸4は外周面の軸芯方向にC型止メ輪
5が嵌入する溝8を複数個有する断面円形の軸である。
なお、該両溝8の間隔は輪体1の孔に設けたすべり軸受
2のフランジ7に当接している両座金3の外側面間より
も若干長く設けている。
ラスト座金であって、外径を前記すべり軸受2のフラン
ジ7と略同径で且つ前記軸4に挿通し得る孔を設けてい
る。また、該座金3の側面には後で述べるC型止メ輪5
の外周に引掛る突起6を設けている(実施例ではプレス
加工している)。軸4は外周面の軸芯方向にC型止メ輪
5が嵌入する溝8を複数個有する断面円形の軸である。
なお、該両溝8の間隔は輪体1の孔に設けたすべり軸受
2のフランジ7に当接している両座金3の外側面間より
も若干長く設けている。
【0009】つぎに、その作用について説明する。先
ず、C型止メ輪5を軸4に装着してから座金3を軸4に
挿通する。そして、輪体1の孔の両方からすべり軸受2
を挿入してフランジ7を輪体1の側面に当てる。つぎ
に、輪体1を有するすべり軸受2の軸受孔を軸4に挿通
してフランジ7を座金3の一側面に当接する。つづい
て、別の座金3を軸4に挿通して反対側に位置するすべ
り軸受2のフランジ7に当接してからC型止メ輪5を軸
4の溝8に装着する。
ず、C型止メ輪5を軸4に装着してから座金3を軸4に
挿通する。そして、輪体1の孔の両方からすべり軸受2
を挿入してフランジ7を輪体1の側面に当てる。つぎ
に、輪体1を有するすべり軸受2の軸受孔を軸4に挿通
してフランジ7を座金3の一側面に当接する。つづい
て、別の座金3を軸4に挿通して反対側に位置するすべ
り軸受2のフランジ7に当接してからC型止メ輪5を軸
4の溝8に装着する。
【0010】そして、回転動力を受けた輪体1はすべり
軸受2と一体に回転する。この時、スラスト荷重は軸芯
方向に働くが、座金3及びC型止メ輪5はこの荷重を受
け止める。また、すべり軸受2が回転するとき、座金3
の突起6はC型止メ輪5の外周面に当って回転しない。
従って、フランジ7の側面は座金5の側面に対してスム
ーズに摺動するので、輪体1の回転もスムーズになり伝
動効率の向上を図れる。
軸受2と一体に回転する。この時、スラスト荷重は軸芯
方向に働くが、座金3及びC型止メ輪5はこの荷重を受
け止める。また、すべり軸受2が回転するとき、座金3
の突起6はC型止メ輪5の外周面に当って回転しない。
従って、フランジ7の側面は座金5の側面に対してスム
ーズに摺動するので、輪体1の回転もスムーズになり伝
動効率の向上を図れる。
【図1】断面図である。
【図2】座金の断面図である。
【図3】軸から座金とC型止メ輪を取り外した斜視図で
ある。
ある。
1 輪体 2 軸受 3 座金 4 軸 5 C型止メ輪 6 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 外周面に輪体1を設けたすべり軸受2と
座金3とを軸4に挿通し、C型止メ輪5でこのすべり軸
受2及び座金3を軸4から脱落しないように構成してな
る回転輪体において、該座金3にC型止メ輪5と引っ掛
る突起6を設けた回転輪体における座金回転防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26760791A JPH05106622A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 回転輪体における座金回転防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26760791A JPH05106622A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 回転輪体における座金回転防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05106622A true JPH05106622A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17447074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26760791A Pending JPH05106622A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 回転輪体における座金回転防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05106622A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030073638A (ko) * | 2002-03-12 | 2003-09-19 | 한국항공우주산업 주식회사 | 구조물 보호패드 결합장치 |
EP1686290A1 (de) * | 2005-02-01 | 2006-08-02 | Zf Friedrichshafen Ag | Planetengetriebe mit Anlaufscheibe für einen Planeten |
-
1991
- 1991-10-16 JP JP26760791A patent/JPH05106622A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030073638A (ko) * | 2002-03-12 | 2003-09-19 | 한국항공우주산업 주식회사 | 구조물 보호패드 결합장치 |
EP1686290A1 (de) * | 2005-02-01 | 2006-08-02 | Zf Friedrichshafen Ag | Planetengetriebe mit Anlaufscheibe für einen Planeten |
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