JPH0497603A - 誘電体共振器 - Google Patents
誘電体共振器Info
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- JPH0497603A JPH0497603A JP21480390A JP21480390A JPH0497603A JP H0497603 A JPH0497603 A JP H0497603A JP 21480390 A JP21480390 A JP 21480390A JP 21480390 A JP21480390 A JP 21480390A JP H0497603 A JPH0497603 A JP H0497603A
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- shield case
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- metal screw
- approximately
- resonant frequency
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Links
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- NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N (2s)-2-[[4-[2-(2,4-diaminoquinazolin-6-yl)ethyl]benzoyl]amino]-4-methylidenepentanedioic acid Chemical compound C1=CC2=NC(N)=NC(N)=C2C=C1CCC1=CC=C(C(=O)N[C@@H](CC(=C)C(O)=O)C(O)=O)C=C1 NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、例えば自動車電話の基地局における空中線共
用装置の構成素子として好適な誘電体共振器に関するも
のである。
用装置の構成素子として好適な誘電体共振器に関するも
のである。
従来の技術
従来、空中線共用装置を構成するに当って、各通信路毎
に１個のＴＥ０１６モ一ド誘電体共振器を設け、各共振
器を分岐回路に接続して構成するときは、装置全体が大
型となるため、Ｈ１□モードの円形導波管共振器（例え
ば特公昭５４−３３５０９号公報に記載された空洞共振
器、すなわち、円形導波管形空洞共振器の両端壁の周辺
部に、各２個の結合ループを設け、これら各２個の結合
ループと前記各端壁の中心を結ぶ各中心角を直角ならし
めると共に、前記空洞共振器の中心部に、結合孔を有す
る２枚の仕切壁を適宜間隔を隔てて設け、これらの仕切
壁間に共通結合棒を挿入して成る空洞共振器）を２通信
路に共用せしめ、各共振器を分岐回路に接続して構成し
た装置が実用されている。
に１個のＴＥ０１６モ一ド誘電体共振器を設け、各共振
器を分岐回路に接続して構成するときは、装置全体が大
型となるため、Ｈ１□モードの円形導波管共振器（例え
ば特公昭５４−３３５０９号公報に記載された空洞共振
器、すなわち、円形導波管形空洞共振器の両端壁の周辺
部に、各２個の結合ループを設け、これら各２個の結合
ループと前記各端壁の中心を結ぶ各中心角を直角ならし
めると共に、前記空洞共振器の中心部に、結合孔を有す
る２枚の仕切壁を適宜間隔を隔てて設け、これらの仕切
壁間に共通結合棒を挿入して成る空洞共振器）を２通信
路に共用せしめ、各共振器を分岐回路に接続して構成し
た装置が実用されている。
発明が解決しようとする課題
上記従来のＩｌ＋モードの円形導波管共振器は、共振器
自体が比較的大型であるため、これを２通信路に共用せ
しめても空中線共用装置全体が比較的大型となるを免れ
ることができない。
自体が比較的大型であるため、これを２通信路に共用せ
しめても空中線共用装置全体が比較的大型となるを免れ
ることができない。
課題を解決するための手段
本発明は、有底筒状のシールドケースと、前記シールド
ケース内に同軸状に設けられた筒状の誘電体共振素子と
、 前記誘電体共振素子内に同軸状に設けられた可動誘電体
より成る共振周波数粗調整素子と、前記シールドケース
の一方の端壁に設けられ、各ループ面（または各軸方向
）と前記シールドケースの中心軸を結ぶ中心角をほぼ９
０°に形成した第１および第２の入力結合ループ（また
は入力容量結合プローブ）と、 前記シールドケースの側壁に設けられ、軸方向が、前記
第１の入力結合ループのループ面（または入力容量結合
プローブの軸方向）とほぼ平行な第１の共振周波数微調
整用金属螺子と、前記シールドケースの側壁に設けられ
、軸方向が、前記第２の入力結合ループのループ面（ま
たは入力容量結合プローブの軸方向）とほぼ平行な第２
の共振周波数微調整用金属螺子と、前記シールドケース
の側壁に設けられ、軸方向が、前記第１の共振周波数微
調整用金属螺子の軸方向とほぼ４５°またはほぼ２２５
°の角度差を有する第１のモード調整用金属螺子と、 前記シールドケースの側壁に設けられ、軸方向が、前記
第１のモード調整用金属螺子の軸方向とほぼ９０°の角
度差を有する第２のモード調整用金属螺子と、 前記シールドケースの他方の端壁に設けられ、ループ面
（または軸方向）が、前記第１および前記第２の共振周
波数微調整用金属螺子の各軸方向に対してほぼ４５°ま
たはほぼ１３５°の角度差を有する合成出力結合ループ
（または合成出力容量結合プローブ）とを備えた誘電体
共振器を実現することによって従来の欠点を除こうとす
るものである。
ケース内に同軸状に設けられた筒状の誘電体共振素子と
、 前記誘電体共振素子内に同軸状に設けられた可動誘電体
より成る共振周波数粗調整素子と、前記シールドケース
の一方の端壁に設けられ、各ループ面（または各軸方向
）と前記シールドケースの中心軸を結ぶ中心角をほぼ９
０°に形成した第１および第２の入力結合ループ（また
は入力容量結合プローブ）と、 前記シールドケースの側壁に設けられ、軸方向が、前記
第１の入力結合ループのループ面（または入力容量結合
プローブの軸方向）とほぼ平行な第１の共振周波数微調
整用金属螺子と、前記シールドケースの側壁に設けられ
、軸方向が、前記第２の入力結合ループのループ面（ま
たは入力容量結合プローブの軸方向）とほぼ平行な第２
の共振周波数微調整用金属螺子と、前記シールドケース
の側壁に設けられ、軸方向が、前記第１の共振周波数微
調整用金属螺子の軸方向とほぼ４５°またはほぼ２２５
°の角度差を有する第１のモード調整用金属螺子と、 前記シールドケースの側壁に設けられ、軸方向が、前記
第１のモード調整用金属螺子の軸方向とほぼ９０°の角
度差を有する第２のモード調整用金属螺子と、 前記シールドケースの他方の端壁に設けられ、ループ面
（または軸方向）が、前記第１および前記第２の共振周
波数微調整用金属螺子の各軸方向に対してほぼ４５°ま
たはほぼ１３５°の角度差を有する合成出力結合ループ
（または合成出力容量結合プローブ）とを備えた誘電体
共振器を実現することによって従来の欠点を除こうとす
るものである。
作用
第１の入力結合ループ（または入力容量結合プローブ）
および第２の入力結合ループ（または入力容量結合プロ
ーブ）を介して、互いに周波数の異なる第１の波および
第２の波を共振器に加え、第１および第２の共振周波数
微調整用金属螺子、第トおよび第２のモード調整用金属
螺子の各管内挿入長を適当に調整することにより、第１
の波および第２の波が各共振するとともに、両波間の干
渉による合成損失が最小となって第１の波および第２の
波の合成波が形成され、合成出力結合ループ（または合
成出力容量結合プローブ）に結合される。
および第２の入力結合ループ（または入力容量結合プロ
ーブ）を介して、互いに周波数の異なる第１の波および
第２の波を共振器に加え、第１および第２の共振周波数
微調整用金属螺子、第トおよび第２のモード調整用金属
螺子の各管内挿入長を適当に調整することにより、第１
の波および第２の波が各共振するとともに、両波間の干
渉による合成損失が最小となって第１の波および第２の
波の合成波が形成され、合成出力結合ループ（または合
成出力容量結合プローブ）に結合される。
実施例
第１図は、本発明の一実施例を示す断面図（第３図のＢ
−Ｂ断面図）、第２図は、第１図のＡ−Ａ端面図、第３
図は正面図、第４図は背面図で、各図において、１１は
有底筒状のシールドケースの側壁、］２および１３は端
壁で、図にはシールドケースの側壁１、の横断面の輪郭
形状を円形に形成した場合を例示したが、例えば六角形
に形成しても本発明を実施することができる。
−Ｂ断面図）、第２図は、第１図のＡ−Ａ端面図、第３
図は正面図、第４図は背面図で、各図において、１１は
有底筒状のシールドケースの側壁、］２および１３は端
壁で、図にはシールドケースの側壁１、の横断面の輪郭
形状を円形に形成した場合を例示したが、例えば六角形
に形成しても本発明を実施することができる。
２は筒状の誘電体より成るＨＥｕδＥｕ上誘電体共振素
子で、シールドケースの側壁１．と同軸状に設けである
。３は共振素子２の支持部で、共振素子２と一体に形成
された筒状誘電体より成り、その端部に突設された鍔状
の突起部を止め螺子４によってシールドケースの端壁１
□に固定して、共振素子２を所要位置に保持せしめる。
子で、シールドケースの側壁１．と同軸状に設けである
。３は共振素子２の支持部で、共振素子２と一体に形成
された筒状誘電体より成り、その端部に突設された鍔状
の突起部を止め螺子４によってシールドケースの端壁１
□に固定して、共振素子２を所要位置に保持せしめる。
５は共振周波数粗調整素子で、筒状又は柱状の誘電体よ
り成り、共振素子２の中空内部に同軸状に、かつ、軸方
向に移動自在に設けである。６は粗調整素子５の駆動用
送り螺子である。
り成り、共振素子２の中空内部に同軸状に、かつ、軸方
向に移動自在に設けである。６は粗調整素子５の駆動用
送り螺子である。
７Ｈは周波数ｆＨの波（以下、Ｈモード波と称する）の
共振周波数微調整用金属螺子で、その軸方向がシールド
ケースの中心軸方向に向かい、かつ、シール１くケース
の中心軸と直角またはほぼ直角となるようにシールドケ
ースの側壁１□に設けである。７ｖは周波数ｆｖの波（
以下、■モード波と称する）の共振周波数微調整用金属
螺子で、その軸方向がシールドケースの中心軸方向に向
かい、かつ、シールドケースの中心軸と直角またはほぼ
直角となるとともに、Ｈモード波の共振周波数微調整用
金属螺子７Ｈの軸方向と直角又はほぼ直角となるように
シールドケースの側壁１□に設けである。
共振周波数微調整用金属螺子で、その軸方向がシールド
ケースの中心軸方向に向かい、かつ、シール１くケース
の中心軸と直角またはほぼ直角となるようにシールドケ
ースの側壁１□に設けである。７ｖは周波数ｆｖの波（
以下、■モード波と称する）の共振周波数微調整用金属
螺子で、その軸方向がシールドケースの中心軸方向に向
かい、かつ、シールドケースの中心軸と直角またはほぼ
直角となるとともに、Ｈモード波の共振周波数微調整用
金属螺子７Ｈの軸方向と直角又はほぼ直角となるように
シールドケースの側壁１□に設けである。
なお、金属螺子７Ｈおよび７ｖの各軸長、すなわち、各
最大管内挿入長は、シールドケースおよび誘電体共振素
子２の各楕円度に応じて適宜定める。
最大管内挿入長は、シールドケースおよび誘電体共振素
子２の各楕円度に応じて適宜定める。
８４．および８ＶはそれぞれＨモード波と■モード波間
の干渉を除くためのモード調整用金属螺子で、各軸方向
が、シールドケースの中心軸方向に向かい、かつ、シー
ルドケースの中心軸と直角又はほぼ直角となり、モード
調整用金属螺子８７．および８ｖの各軸方向相互が直角
又はほぼ直角となるようにシールドケースの側壁１、に
設け、更に、モード調整用金属螺子８８．の軸方向が、
Ｈモード波の共振周波数微調整用金属螺子７．４の軸方
向に対して４５°またはほぼ４５°となるように形成し
である。
の干渉を除くためのモード調整用金属螺子で、各軸方向
が、シールドケースの中心軸方向に向かい、かつ、シー
ルドケースの中心軸と直角又はほぼ直角となり、モード
調整用金属螺子８７．および８ｖの各軸方向相互が直角
又はほぼ直角となるようにシールドケースの側壁１、に
設け、更に、モード調整用金属螺子８８．の軸方向が、
Ｈモード波の共振周波数微調整用金属螺子７．４の軸方
向に対して４５°またはほぼ４５°となるように形成し
である。
なお、金属螺子８Ｍと７１（の各軸方向の角度差を４５
°またはほぼ４５°に選ぶとともに、金属螺子８ｖと７
Ｖの各軸方向の角度差を４５″またはほぼ４５°に選ぶ
代りに、金属螺子８１．と７Ｈの各軸方向の角度差を４
５６＋１．８０°＝ ２２５’またはほぼ４５°＋ １
８０’＝２２５°に選ぶ（すなわち、金属螺子８ｖの取
付は個所を図示の場合に対してシールドケースの中心軸
に対称の個所に選ぶ）とともに、金属螺子８Ｖと７ｖの
各軸方向の角度差を４５°またはほぼ４５°に選んでも
よく、金属螺子８ｖと７ｖの各軸方向の角度差を４５’
＋ １８０’ ＝ ２２５°またはほぼ４５°＋１８
０゜＝２２５°に選び、金属螺子８Ｈと７Ｈの各軸方向
の角度差を４５°またはほぼ４５°に選ぶようにしても
本発明を実施することができる。
°またはほぼ４５°に選ぶとともに、金属螺子８ｖと７
Ｖの各軸方向の角度差を４５″またはほぼ４５°に選ぶ
代りに、金属螺子８１．と７Ｈの各軸方向の角度差を４
５６＋１．８０°＝ ２２５’またはほぼ４５°＋ １
８０’＝２２５°に選ぶ（すなわち、金属螺子８ｖの取
付は個所を図示の場合に対してシールドケースの中心軸
に対称の個所に選ぶ）とともに、金属螺子８Ｖと７ｖの
各軸方向の角度差を４５°またはほぼ４５°に選んでも
よく、金属螺子８ｖと７ｖの各軸方向の角度差を４５’
＋ １８０’ ＝ ２２５°またはほぼ４５°＋１８
０゜＝２２５°に選び、金属螺子８Ｈと７Ｈの各軸方向
の角度差を４５°またはほぼ４５°に選ぶようにしても
本発明を実施することができる。
図には、金属螺子７Ｈ５７ｖ、８Ｈおよび８ｖを各１個
ずつ設けた場合を例示したが、図示した金属螺子の他に
それぞれシールドケースの中心軸に対称的なシールドケ
ースの側壁個所にも設けるようにしてもよく、任意の一
部の金属螺子は１個、他の金属螺子はシールドケースの
中心軸に対称的に２個を設けるようにしてもよい。
ずつ設けた場合を例示したが、図示した金属螺子の他に
それぞれシールドケースの中心軸に対称的なシールドケ
ースの側壁個所にも設けるようにしてもよく、任意の一
部の金属螺子は１個、他の金属螺子はシールドケースの
中心軸に対称的に２個を設けるようにしてもよい。
また、金属螺子７Ｈ１７ｖ、８Ｈおよび８ｖは、これら
をシールドケースの中心軸の長さのほぼ局に対応する側
壁１．の周面に設ける代りに、中心軸の長さのほぼ局か
ら左右いずれかに適宜偏った点に対応する側壁１、の周
面に設けるようにしてもよい。
をシールドケースの中心軸の長さのほぼ局に対応する側
壁１．の周面に設ける代りに、中心軸の長さのほぼ局か
ら左右いずれかに適宜偏った点に対応する側壁１、の周
面に設けるようにしてもよい。
９ＨはＨモード波の入力端子、９ｖは■モード波の入力
端子で、それぞれ例えば同軸接栓より成る。
端子で、それぞれ例えば同軸接栓より成る。
１０ｖはＶモード波の入力結合ループで、そのループ面
が、■モード波の共振周波数微調整用金属螺子７ｖの軸
方向に一致またはほぼ一致するように設けである。
が、■モード波の共振周波数微調整用金属螺子７ｖの軸
方向に一致またはほぼ一致するように設けである。
図には現われていないが、Ｈモード波の入力端子９Ｈに
接続されるＨモード波の入力結合ループのループ面は、
Ｈモード波の共振周波数微調整用金属螺子７Ｈの軸方向
に一致またはほぼ一致するように設けである。
接続されるＨモード波の入力結合ループのループ面は、
Ｈモード波の共振周波数微調整用金属螺子７Ｈの軸方向
に一致またはほぼ一致するように設けである。
１１ＨＶは合成出力端子、１２ＨＶは合成出力結合ルー
プで、そのループ面が、Ｈモード波およびＶモード波の
共振周波数微調整用金属螺子７Ｈおよび７ｖの各軸方向
との間に４５°またはほぼ４５°あるいは４５°＋９０
°＝１３５°またはほぼ４５’ ＋ １８０°＝１３５
°の角度差を有するように設けである。
プで、そのループ面が、Ｈモード波およびＶモード波の
共振周波数微調整用金属螺子７Ｈおよび７ｖの各軸方向
との間に４５°またはほぼ４５°あるいは４５°＋９０
°＝１３５°またはほぼ４５’ ＋ １８０°＝１３５
°の角度差を有するように設けである。
合成出力結合ループ１２ＨＶ、 Ｖモード波の入力結合
ループ１０ＶおよびＨモード波の入力結合ループの各ル
ープ面積は、本発明Ｈ１ｉ６モード誘電体共振器の負荷
Ｑに応じて定める。
ループ１０ＶおよびＨモード波の入力結合ループの各ル
ープ面積は、本発明Ｈ１ｉ６モード誘電体共振器の負荷
Ｑに応じて定める。
本発明共振器においては、送り螺子６を正方向または逆
方向に回転させて共振周波数粗調整素子５を前進または
後退せしめることによって共振周波数を比較的大幅に変
えることができ、共振周波数微調整用金属螺子７Ｈまた
は７ｖを正方向または逆方向に回転させて管内挿入長を
変化せしめることによりＨモード波またはＶモード波の
共振周波数を微細に調整することができる。
方向に回転させて共振周波数粗調整素子５を前進または
後退せしめることによって共振周波数を比較的大幅に変
えることができ、共振周波数微調整用金属螺子７Ｈまた
は７ｖを正方向または逆方向に回転させて管内挿入長を
変化せしめることによりＨモード波またはＶモード波の
共振周波数を微細に調整することができる。
入力端子９ＨにＨモード波を加えるとともに入力端子９
ｖにＶモード波を加え、共振周波数微調整用金属螺子７
Ｍおよび７ｖの各管内挿入長を適宜調整するとともにモ
ード調整用金属螺子８Ｍおよび島の各管内挿入長を適宜
調整することにより、第５図に略図をもって電磁界分布
を示した入力Ｈモード波の周波数に共振せしめるととも
に第６図に略図をもって電磁界分布を示した入力Ｖモー
ド波の周波数に共振せしめ、Ｈモード波およびＶモード
波相互の干渉を抑え、合成損失を最小ならしめて第７図
に略図をもって電磁界分布を示した合成波を形成せしめ
、この合成波を出力結合ループ１２ｏｖおよび出力端子
１１．９を介して出力せしめることができる。
ｖにＶモード波を加え、共振周波数微調整用金属螺子７
Ｍおよび７ｖの各管内挿入長を適宜調整するとともにモ
ード調整用金属螺子８Ｍおよび島の各管内挿入長を適宜
調整することにより、第５図に略図をもって電磁界分布
を示した入力Ｈモード波の周波数に共振せしめるととも
に第６図に略図をもって電磁界分布を示した入力Ｖモー
ド波の周波数に共振せしめ、Ｈモード波およびＶモード
波相互の干渉を抑え、合成損失を最小ならしめて第７図
に略図をもって電磁界分布を示した合成波を形成せしめ
、この合成波を出力結合ループ１２ｏｖおよび出力端子
１１．９を介して出力せしめることができる。
なお、第８図は、合成されたＨＥｕ６モード波の電磁界
分布の詳細を示す図で、第５図ないし第８図において、
矢印を付した実線は電界を、破線は磁界を示し、ＥＨは
Ｈモード波の電界、ＥｖはＶモード波の電界、Ｅ□７は
合成波の電界である。
分布の詳細を示す図で、第５図ないし第８図において、
矢印を付した実線は電界を、破線は磁界を示し、ＥＨは
Ｈモード波の電界、ＥｖはＶモード波の電界、Ｅ□７は
合成波の電界である。
入力端子９Ｈに周波数ｆｏのＨモード波を加えるととも
に入力端子９ｖに周波数ｆｖのＶモード波を加え、出力
端子１１Ｈｖから両入力波の合成出力を出力せしめた場
合における本発明共振器の等何回路及び基本等価回路を
、第９図及び第１０図に示す。
に入力端子９ｖに周波数ｆｖのＶモード波を加え、出力
端子１１Ｈｖから両入力波の合成出力を出力せしめた場
合における本発明共振器の等何回路及び基本等価回路を
、第９図及び第１０図に示す。
第９図及び第１０図において、Ｔ）ＩはＨモード波の入
力端子、ＴＶはＶモード波の入力端子、ＴＨＶは合成波
の出力端子で、第１０図において、ＲＬは正規化負荷抵
抗、ｘ、およびＸｖは、それぞれＨモード波およびＶモ
ード波の各正規化リアクタンスで、ＱＬＨ：Ｈモード波
の共振回路の負荷Ｑｆｏｏ：Ｈモード波の共振回路の共
振周波数ｆ：任意の周波数 ＱＬｖ：Ｖモード波の共振回路の負荷Ｑｆｖｏ：Ｖモー
ド波の共振回路の共振周波数出力端子ＴＨＶから入力端
子ＴＨ側を見た回路のインピーダンスＺＨは次式で求め
られる。
力端子、ＴＶはＶモード波の入力端子、ＴＨＶは合成波
の出力端子で、第１０図において、ＲＬは正規化負荷抵
抗、ｘ、およびＸｖは、それぞれＨモード波およびＶモ
ード波の各正規化リアクタンスで、ＱＬＨ：Ｈモード波
の共振回路の負荷Ｑｆｏｏ：Ｈモード波の共振回路の共
振周波数ｆ：任意の周波数 ＱＬｖ：Ｖモード波の共振回路の負荷Ｑｆｖｏ：Ｖモー
ド波の共振回路の共振周波数出力端子ＴＨＶから入力端
子ＴＨ側を見た回路のインピーダンスＺＨは次式で求め
られる。
ｚＨ＝１＋ｊ２ｘＨ・・・・（３）
出力端子Ｔ□から入力端子ＴＶ側を見た回路のインピー
ダンスｚｖは次式で求められる。
ダンスｚｖは次式で求められる。
Ｚｖ＝ １ ＋ｊ２ｘｖ ・・・・
（４）出力端子Ｔ□における合成インピーダンスＺＨＶ
は次式で求めることができる。
（４）出力端子Ｔ□における合成インピーダンスＺＨＶ
は次式で求めることができる。
出力端子ＴＨＶ間の各基本マトリクス［＃Ｈ］および［
ＦＶ］は、次の各式で求めることができる。
ＦＶ］は、次の各式で求めることができる。
・・・・ （５）
入力端子ＴＨ１入力端子Ｔｖおよび出力端子ＴＩ（Ｖに
おける各アドミタンス？９、れおよびＹｌ（Ｖは、それ
ぞれ次の各式で示される。
おける各アドミタンス？９、れおよびＹｌ（Ｖは、それ
ぞれ次の各式で示される。
・・・・ （８）
第１０図、（６）式および（７）式から入力端子ＴＨな
いし出力端子ＴＨＶ間および入力端子Ｔｖないしく９）
式および（１０）式における基本マトリクス［ＦＭ］お
よび［ＦＶ］から、入力端子ＴＨないし出力端子ＴＨＶ
間の伝送特性および入力端子ＴＶないし出力端子Ｔ□間
の伝送特性は、次の各式で求めることができる。
いし出力端子ＴＨＶ間および入力端子Ｔｖないしく９）
式および（１０）式における基本マトリクス［ＦＭ］お
よび［ＦＶ］から、入力端子ＴＨないし出力端子ＴＨＶ
間の伝送特性および入力端子ＴＶないし出力端子Ｔ□間
の伝送特性は、次の各式で求めることができる。
ＬＨ：伝送損失
Ｌｖ：伝送損失
Ｈモード波および■モード波の各共振回路の挿入損失り
、ｉｏおよびＬｉｖは、それぞれ次の各式で求めること
ができる。
、ｉｏおよびＬｉｖは、それぞれ次の各式で求めること
ができる。
ＱＵ：共振器の無負荷Ｑ
以上は、Ｈモード波の入力結合素子（図には現われてい
ない）および■モード波の入力結合素子１０ｖをそれぞ
れループをもって形成するとともに、合成出力波の結合
素子１２１４ｖをループをもって形成した場合を例示し
たが、各入力結合素子および合成出力波の結合素子をそ
れぞれ容量結合用プローブをもって形成し、各プローブ
の軸方向の関係を、前記各ループにおけるループ面の関
係と同様ならしめるようにしても本発明を実施すること
ができる。
ない）および■モード波の入力結合素子１０ｖをそれぞ
れループをもって形成するとともに、合成出力波の結合
素子１２１４ｖをループをもって形成した場合を例示し
たが、各入力結合素子および合成出力波の結合素子をそ
れぞれ容量結合用プローブをもって形成し、各プローブ
の軸方向の関係を、前記各ループにおけるループ面の関
係と同様ならしめるようにしても本発明を実施すること
ができる。
発明の効果
本発明共振器は、試作器における各種実測データと計算
値とが極めて良く一致し、第１１図［横軸は伝送周波数
ｆ （ＭＨｚ） 、縦軸は減衰量ＬＨまたは■４、（ｄ
Ｂ） ］に伝送特性の一例を示すように、良好な特性を
有し、共振素子を誘電体をもって形成してあ′るので、
小型に形成し得るとともに、２波に共用可能であるから
、空中線共用装置の構成素子として本発明共振器を用い
るときは、良好な電気的特性を有し、構成が簡潔で小型
な空中線共用装置を実現することができる。
値とが極めて良く一致し、第１１図［横軸は伝送周波数
ｆ （ＭＨｚ） 、縦軸は減衰量ＬＨまたは■４、（ｄ
Ｂ） ］に伝送特性の一例を示すように、良好な特性を
有し、共振素子を誘電体をもって形成してあ′るので、
小型に形成し得るとともに、２波に共用可能であるから
、空中線共用装置の構成素子として本発明共振器を用い
るときは、良好な電気的特性を有し、構成が簡潔で小型
な空中線共用装置を実現することができる。
第１図は、本発明の一実施例を示す断面図、第２図は、
その一部の端面図、第３図は正面図、第４図は背面図、
第５図ないし第８図は、作動説明のための電磁界分布図
、第９図及び第１０図は、等価回路図、第１１図は、伝
送特性の一例を示す曲線図で、１□：シールドケースの
側壁、１□および１３：端壁、２：誘電体共振素子、３
：支持部、４：止め螺子、５：共振周波数粗調整素子、
６：送り螺子、７Ｍおよび７ｖ：共振周波数微調整用金
属螺子、頻および８ｖ：モード調整用金属螺子、９Ｍお
よび９ｖ：入力端子、ｌＯｖ：入力結合ループ、ＩＩＨ
Ｖ ：合成出力端子、１２ＨＶ ：合成出力結合ループ
である。
その一部の端面図、第３図は正面図、第４図は背面図、
第５図ないし第８図は、作動説明のための電磁界分布図
、第９図及び第１０図は、等価回路図、第１１図は、伝
送特性の一例を示す曲線図で、１□：シールドケースの
側壁、１□および１３：端壁、２：誘電体共振素子、３
：支持部、４：止め螺子、５：共振周波数粗調整素子、
６：送り螺子、７Ｍおよび７ｖ：共振周波数微調整用金
属螺子、頻および８ｖ：モード調整用金属螺子、９Ｍお
よび９ｖ：入力端子、ｌＯｖ：入力結合ループ、ＩＩＨ
Ｖ ：合成出力端子、１２ＨＶ ：合成出力結合ループ
である。
Claims (2)
- １．有底筒状のシールドケースと、 前記シールドケース内に同軸状に設けられた筒状の誘電
体共振素子と、 前記誘電体共振素子内に同軸状に設けられた可動誘電体
より成る共振周波数粗調整素子と、前記シールドケース
の一方の端壁に設けられ、各ループ面と前記シールドケ
ースの中心軸を結ぶ中心角をほぼ９０°に形成した第１
および第２の入力結合ループと、 前記シールドケースの側壁に設けられ、軸方向が、前記
第１の入力結合ループのループ面とほぼ平行な第１の共
振周波数微調整用金属螺子と、前記シールドケースの側
壁に設けられ、軸方向が、前記第２の入力結合ループの
ループ面とほぼ平行な第２の共振周波数微調整用金属螺
子と、前記シールドケースの側壁に設けられ、軸方向が
、前記第１の共振周波数微調整用金属螺子の軸方向とほ
ぼ４５゜またはほぼ２２５゜の角度差を有する第１のモ
ード調整用金属螺子と、 前記シールドケースの側壁に設けられ、軸方向が、前記
第１のモード調整用金属螺子の軸方向とほぼ９０゜の角
度差を有する第２のモード調整用金属螺子と、 前記シールドケースの他方の端壁に設けられ、ループ面
が、前記第１および前記第２の共振周波数微調整用金属
螺子の各軸方向に対してほぼ４５゜またはほぼ１３５゜
の角度差を有する合成出力結合ループとを備えたことを
特徴とする誘電体共振器。 - ２．有底筒状のシールドケースと、 前記シールドケース内に同軸状に設けられた筒状の誘電
体共振素子と、 前記誘電体共振素子内に同軸状に設けられた可動誘電体
より成る共振周波数粗調整素子と、前記シールドケース
の一方の端壁に設けられ、各軸方向と前記シールドケー
スの中心軸を結ぶ中心角をほぼ９０゜に形成した第１お
よび第２の入力容量結合プローブと、 前記シールドケースの側壁に設けられ、軸方向が、前記
第１の入力容量結合プローブの軸方向とほぼ平行な第１
の共振周波数微調整用金属螺子と、 前記シールドケースの側壁に設けられ、軸方向が、前記
第２の入力容量結合プローブの軸方向とほぼ平行な第２
の共振周波数微調整用金属螺子と、 前記シールドケースの側壁に設けられ、軸方向が、前記
第１の共振周波数微調整用金属螺子の軸方向とほぼ４５
゜またはほぼ２２５゜の角度差を有する第１のモード調
整用金属螺子と、 前記シールドケースの側壁に設けられ、軸方向が、前記
第１のモード調整用金属螺子の軸方向とほぼ９０゜の角
度差を有する第２のモード調整用金属螺子と、 前記シールドケースの他方の端壁に設けられ、軸方向が
、前記第１および前記第２の共振周波数微調整用金属螺
子の各軸方向に対してほぼ４５゜またはほぼ１３５゜の
角度差を有する合成出力容量結合プローブとを備えたこ
とを特徴とする誘電体共振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21480390A JPH0497603A (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | 誘電体共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21480390A JPH0497603A (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | 誘電体共振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0497603A true JPH0497603A (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=16661786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21480390A Pending JPH0497603A (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | 誘電体共振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0497603A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5311160A (en) * | 1991-11-01 | 1994-05-10 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Mechanism for adjusting resonance frequency of dielectric resonator |
| WO1999010948A1 (en) * | 1997-08-25 | 1999-03-04 | Control Devices, Inc. | Improved dielectric mounting system |
| US6072675A (en) * | 1996-05-28 | 2000-06-06 | Nitto Kohki Co., Ltd. | Control device for boring machine |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57194603A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-30 | Ford Aerospace & Communication | Miniature dual mode dielectric load cavity filter |
| JPS62118605A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-05-30 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体共振器 |
| JPS6337701A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-18 | Nippon Dengiyou Kosaku Kk | 複合形帯域阻止ろ波器 |
| JPH0284801A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-26 | Nippon Dengiyou Kosaku Kk | 空胴共振器 |
-
1990
- 1990-08-14 JP JP21480390A patent/JPH0497603A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57194603A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-30 | Ford Aerospace & Communication | Miniature dual mode dielectric load cavity filter |
| JPS62118605A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-05-30 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体共振器 |
| JPS6337701A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-18 | Nippon Dengiyou Kosaku Kk | 複合形帯域阻止ろ波器 |
| JPH0284801A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-26 | Nippon Dengiyou Kosaku Kk | 空胴共振器 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5311160A (en) * | 1991-11-01 | 1994-05-10 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Mechanism for adjusting resonance frequency of dielectric resonator |
| US6072675A (en) * | 1996-05-28 | 2000-06-06 | Nitto Kohki Co., Ltd. | Control device for boring machine |
| WO1999010948A1 (en) * | 1997-08-25 | 1999-03-04 | Control Devices, Inc. | Improved dielectric mounting system |
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