JPH0495097A - シアル酸誘導体の新規な製造法 - Google Patents

シアル酸誘導体の新規な製造法

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JPH0495097A
JPH0495097A JP21340590A JP21340590A JPH0495097A JP H0495097 A JPH0495097 A JP H0495097A JP 21340590 A JP21340590 A JP 21340590A JP 21340590 A JP21340590 A JP 21340590A JP H0495097 A JPH0495097 A JP H0495097A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、例えばガングリオシドやその類縁体を始めと
する各種医薬品、生化学試薬等の原料、中間体として有
用な、シアル酸の2−α−0−グリコシド化合物の選択
的製造方法に関する。
[発明の背景コ 細胞膜中に存在する糖蛋白質や糖脂質のような生物シス
テムに於て重要な役割を担っている天然由来のシアル酸
誘導体は、周知の如くシチジン1リン酸−N−アセチル
ノイラミン酸を除いて、全てシアル酸がα−0−グリコ
シド結合により糖鎖等に結合しているものである。従っ
て、シアル酸のα−0−グリコシド化合物を容易に且つ
選択的に製造することは、シアロ複合糖質を合成する上
で極めて重要なことである。
近時、N−アセチルノイラミン酸のα−グリコシド化合
物合成に向けての新しい試みがいくつか成されているが
、いずれも、収率の点、位置及び立体選択性の点、並び
に大量生産という点で未だ改良の余地がψなからず残さ
れている。
本発明者らは、先に、グリコジル供与体としてシアル酸
のメチルα−2−チオグリコシドを用い、これをアセト
ニトリル等の極性溶媒中、ジメチル(メチルチオ)スル
ホニウムトリフレート等の如きルイス酸の存在下、適当
な保護基を有する受容体と低温で反応させることによる
位置及び立体選択性に優れたシアル酸のグリコシド化方
法を開発し、これにより種々のガングリオシド類及びそ
の類縁体を合成している(特開平2−49794号公報
、特開平2−49795号公報、Carbohydr、
Res、、200,269−285(1990)、J、
Carbohydr、Chem、、9.181−199
(1990)等)。しかしながら、この方法に於て用い
られる重要なグリコジル供与体であるシアル酸のメチル
α−2−チオグリコシドはN−アシルノイラミン酸から
6エ程を経て合成しなければならず、操作が煩雑なため
、小スケールでの製造には良いが、大量生産には必ずし
も適さない。
それ故、例えばガングリオシドやその類縁体を始めとす
る各種医薬品、生化学試薬等の原料、中間体として極め
て有用な、シアル酸の2−α−0−グリコシド化合物を
容易に、選択的に、収率良く、且つ大量に製造し得る製
造方法の出現が待ち望まれている現状にある。
[発明の目的コ 本発明は上記した如き状況に鑑みなされたもので、例え
ば糖蛋白質や糖脂質等の天然のシアル酸誘導体の有する
生理活性とその化学構造との関係を調べる上で、また、
例えば、ガングリオシドやその類縁体等を始めとする各
種医薬品、生化学試薬等の原料、中間体として極めて有
用なシアル酸の2−α−0−グリコシド化合物を容易に
、選択的に、収率良く、且つ大量に製造する方法を提供
することを目的とする。
[発明の構成] 本発明は、一般式[■コ (式中、R及びR′は夫々独立してアシル基を表わし、
R1は低級アルキル基を表わす。)で示されるシアル酸
誘導体のアノマー混合物を、パーフルオロアルカンスル
ホン酸トリアルキルシリルエステルの存在下、(アルキ
ルチオ)トリアルキルシランと反応させて、一般式[I
I] (式中、R2は低級アルキル基本表わし、R及びR′は
前記と同じ。)で示されるアルキルチオシアル酸誘導体
のアノマー混合物とした後、これを、水酸基を有さない
極性溶媒中、メチルトリフレート、トリメチルシリルト
リフレート、ジメチル(メチルチオ)スルホニウムトリ
フレート(以下、DMTSTと略記する。)等の如きル
イス酸の存在下、低温でアルコール性の水酸基を有する
化合物と反応させることを特徴とする、シアル酸の2−
α−0−グリコシド化合物の製造方法の発明である。
また、本発明は一般式[■コ (式中、R,R’及びl(lは前記と同じ。)で示され
るシアル酸誘導体のアノマー混合物を、パーフルオロア
ルカンスルホン酸トリアルキルシリルエステルの存在下
、(アルキルチオ)トリアルキルシランと反応させるこ
とを特徴とする、一般式(式中、R,R’及びR2は前
記と同じ)で示されるアルキルチオシアル酸誘導体のア
ノマー混合物の製造法の発明である。
更に、本発明は一般式[■コ (式中、R,R’及びR2は前記と同じ)で示されるア
ルキルチオシアル酸誘導体のアノマー混合物を、水酸基
を有さない極性溶媒中、メチルトリフレート、トリメチ
ルシリルトリフレー) 、 DMTST等の如きルイス
酸の存在下、低温でアルコール性の水酸基を有する化合
物と反応させることを特徴とする、シアル酸の2−α−
0−グリコシド化合物の製造方法の発明である。
一般式[I]及び[II]に於けるR並びに一般式[1
]に於けるR′としては、例えばアセチル基、プロピオ
ニル基、ブタノイル基等のアシル基が挙げられ、一般式
[I]及び[II]に於けるR′及び一般式[11]に
於けるR2としては、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基等の低級アルキル基が挙げられる。
本発明に係るシアル酸の2−α−0−グリコシド化合物
の製造法は、大略以下の如くして実施される。
即ち、先ず、Carbohydr、Res、、110,
1l−18(1982)等に記載の方法に準じてシアル
酸を例えばメタノール等の低級アルコール中、例えばア
ンバーライ)IR−120(オルガノ社商品名、H+型
)等の陽イオン交換樹脂で処理してエステル体とした後
、これをアシル化すれば、一般式[I]で示されるシア
ル酸誘導体のアノマー混合物(以下、化合物[I]と略
記する。)がほぼ定量的に得られる。
尚、この化合物のアノマー比(α:β)はNMRスペク
トルに於けるエステル基の強度比から3:8であること
が確認された。
次に、このようにして得られた化合物[I]を例えば、
1,2−ジクロルエタン、四塩化炭素、アセトニトリル
等の溶媒(充分乾燥したものが好ましい)中、パーフル
オロアルカンスルホン酸トリアルキルシリルエステル、
例えばトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル
エステル(以下、TMS−トリフレートと略記すること
もある。)の存在下、(アルキルチオ)トリアルキルシ
ラン例えば(メチルチオ)トリメチルシランと加熱反応
させれば一般式[II]で示されるアルキルチオシアル
酸誘導体のアノマー混合物(α:β=1:1、以下、化
合物[II]と略記する。)が高収率で得られる。
本発明に於て用いられるパーフルオロアルカンスルホン
酸トリアルキルシリルエステルとしては、TMS−)リ
フレートの他に、例えばトリフルオロメタンスルホン酸
トリエチルシリルエステル、トリフルオロメタンスルホ
ン酸トリイソプロピルシリルエステル、ペンタフルオロ
エタンスルホン酸トリメチルシリルエステル、ヘプタフ
ルオロプロパンスルホン酸トリメチルシリルエステル、
ペンタフルオロエタンスルホン酸トリエチルシリルエス
テル、トリフルオロメタンスルホン酸ジメチルし一ブチ
ルシリルエステル、ペンタフルオロエタンスルホン酸ジ
メチル し−ブチルシリルエステル、ヘプタフルオロプ
ロパンスルホン酸ジメチル し−ブチルシリルエステル
等が挙げられる。また、(アルキルチオ)トリアルキル
シランとしては、(メチルチオ)トリメチルシランの他
に、例えば(メチルチオ)トリエチルシラン、(エチル
チオ)トリメチルシラン、(エチルチオ)トリエチルシ
ラン、(メチルチオ)トリブチルシラン等が挙げられる
。本反応の反応温度は、使用する溶媒により若干異なる
が、通常40〜100℃好ましくは50〜60℃であり
、また、反応時間は使用する溶媒及び反応温度により若
干異なるが、通常1〜10時間程度である。
本発明に係るこのアシルオキシ基からアルキルチオ基へ
の交換反応は、驚くべきことに大スケールの製造に於て
も副反応が全く認められない。
方、本反応に於て、TMS−)リフレート等の代わりに
BF3−エーテル複合物を用いた場合には目的物が殆ど
得られない。
かくして得られたアルキルチオシアル酸誘導体のアノマ
ー混合物(化合物[nl)をグリコシド化の糖供与体と
して用い、これを例えばアセトニトリル、プロピオニト
リル、ブチロニトリル、ニトロメタン等の水酸基を有さ
ない極性溶媒(充分乾燥したものが望ましい。)中で、
メチルトリフレート(トリフルオロメタンスルホン酸メ
チル)やトリメチルシリルトリフレート(トリフルオロ
メタンスルホン酸トリメチルシリル)やDMTST等の
如きルイス酸の存在下、低温、例えば室温以下、好まし
くは一5℃以下、より好ましくは一10℃以下でアルコ
ール性の水酸基を有する化合物と0.5時間乃至数十時
間(受容体の種類により、また、その他の反応条件によ
り反応時間は自ら異なる。)反応させれば目的とするα
−〇−グリコシドが選択的に得られる。糖供与体である
化合物[■]の使用量は受容体であるアルコール性水酸
基を有する化合物に対し2倍当量程度、また、DMTS
T等のルイス酸は糖供与体である化合物[Illに対し
、3倍当量程度用いるのが通常であるが、特にこれに限
定されるものではない。尚、DMTSTは公知文献J 
、 Chem、soc、、Perkin Trans、
 II 、1569(1982)に記載の方法に従い、
二硫化ジメチルとトリフルオロメタンスルホン酸メチル
とから用時m製し、使用に供する。反応後は、例えば不
溶物を濾去して濾液を濃縮する等の常法に従って後処理
を行なえばよく、必要に応じてカラムクロマトグラフィ
等により精製する等は任意である。この方法によればβ
−グリコシド化合物は全く副生しない。本発明で用いら
れるアルコール性の水酸基を有する化合物としては、例
えば下記一般式[ml、 [IV]、 [V]、又は[
VI]で示される化合物等が挙げられるが、これらに限
定されるものではなく、−級又は二級の水酸基を有する
化合物であれば何れにてもよい。
[式中、R3は−OH,−NO3,−OR’又は−NH
Ro(但し、Roはアシル基を表わす。)を表わし、R
4は水酸基の保護基を表わし、R5とR6は何れか一方
が水酸基を表わし、他方は水素原子を表わす。また、T
ASはトリアルキルシリル基を表わす。コで示される化
合物。
(式中、R7はアシル基を表わし、R3,R5,R6及
びTASは前記と同じ。)で示される化合物。
(式中−R8はアシル基を表わし、R11とBsoは何
れか一方が水酸基を表わし、他方は水素原子を表わす。
TASは前記と同じ。)で示される化合物。
R目OH[VI] (式中、Illはアルキル基を表わす。)で示される脂
肪族アルコール。
一般式[ml及び[IV]に於けるR3としては、例え
ば−OR,−NO3−−OR’又は−NHRoが挙げら
れ、Roとしては、例えばアセチル基、プロピオニル基
、ブタノイル基、ベンゾイル基等のアシル基が挙げられ
る。一般式[mlに於けるR4としては、例えばアセチ
ル基、プロピオニル基、ブタノイル基、ベンゾイル基、
ベンジル基等、この分野で一般によく用いられる水酸基
の保護基が挙げられる。また、膜袋[II[]に於ける
R5. R6は何れか一方が水酸基を表わし、他方は水
素原子を表わす。一般式[IV]に於けるR7としては
、例えばアセチル基、プロピオニル基、ブタノイル基、
ベンゾイル基等のアシル基が挙げられる。一般式[I[
[]、 [IV]及び[V]に於けるTASは、例えば
トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリイソプ
ロピルシリル基、ジメチルt−ブチルシリル基等のトリ
アルキルシリル基を表わす。一般式[V]に於けるR8
としては、例えばアセチル基、プロピオニル基、ブタノ
イル基。
ベンゾイル基等のアシル基が挙げられ、一般式[V]に
於けるR9. HIOは何れか一方が水酸基を表わし、
他方は水素原子を表わす。一般式[VI]に於けるR1
1としては、例えばメチル基、エチル基。
プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基。
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基。
ドデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基。
オクタデシル基等のアルキル基が挙げられ、直鎖状、分
枝状何れにてもよいが、一般式[W]で示されるアルコ
ールが第三級アルコールとなるような分枝状のアルキル
基はこれを除く。尚、上記一般式[I[[]、 [IV
]又は[V]で示されるアルコール性の水酸基を有する
化合物は、例えば特開平2−49794号公報及びJ、
Carbohydr、Chem、8,265−283(
1989)等にその合成法が開示されているので、その
方法に準じて適宜合成したものを用いればよい。
本発明の方法によればシアル酸の2〜α−〇−グリコシ
ドが極めて高収率で得られ、且つ2−β−O−グリコシ
ドの生成は殆ど認められない。また、本発明の方法によ
れば、受容体の水酸基は一級、二級の何れにてもよい。
特開平2−49794号公報及びJ、Carbohyd
r、Chem、8゜265−283(1989)等の記
載によりα−アルキルチオシアル酸誘導体からα−0−
グリコシドが高収率で得られることは既に知られていた
が、本発明の如くアルキルチオシアル酸誘導体のアノマ
ー混合物(α:β=1:1)を用いた場合でも、同様に
α−0−グリコシドのみが選択的に且つ高収率で得られ
ると言うことは極めて意外なことであった。
以下に実施例及び参考例を挙げるが本発明はこれら実施
例、参考例により何ら限定されるものではない。
[実施例] 参考例 1 、1−[2−()リメチルシリル)エチル
]−2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーβ−D−
ガラクトピラノシドの合成 1.2,3,4.6−ペンタ−0−アセチル−O−ガラ
クトピラノシド10.08gを充分に脱水したジクロル
メタン100m1に溶解し、0℃にて臭化水素の301
89溶液50gを加えた後、室温で1.5時間攪拌下に
反応させた。反応終了後、減圧濃縮してシラツブ状物を
得、これをジクロルメタン50m1に溶解し、モレキュ
ラーシーブス4A 10gを加えて5時間攪拌下に反応
させた(反応液−1)。一方、Ag2CO314g、A
gC10,5,4g、トリメチルシリルエタノール7.
32m1及びモレキュラーシーブス4A 10gを充分
に脱水したジクロルメタン50m1に懸濁し、5時間攪
拌下に反応させた(反応液−2)。次いで反応液−1と
反応液−2を混合して、攪拌下に一夜反応させた。反応
終了後、反応液をセライト濾過し、濾液を減圧濃縮して
、得られたシラツブ状物をカラムクロマトグラフィ[充
填剤:ワコーゲルC−200(和光純薬工業(株)社商
品名)、溶出液二〇〇2C12コにより精製して、1−
[2−()リメチルシリル)エチルコー2.3,4.6
−チトラー0−アセチル−β−D−ガラクトピラノシド
のシラツブ8.4にを得た。収率72.5%、 [α]
D=  9.496(C=1.O]、、 CHCl3)
参考例 2 、1−[2−()リメチルシリル)エチル
コーβ−Fガラクトピラノシドの合成 参考例1で得られた1−[2−()リメチルシリル)エ
チル]−2.3,4.6−チトラー0−アセチル−β−
D−ガラクトピラノシド8゜06gを充分に脱水したメ
タノール30m1に溶解し、触媒量のナトリウムメチラ
ートを加え1時間攪拌した。反応終了後、アンバーライ
トIR−120(オルガノ社商品名、H+型)にて反応
液を中和し、濾別して得た濾液を減圧濃縮して、 1−
[2−()リメチルシリル)エチルコーβ−D−ガラク
トピラノシドの結晶を定量的に得た。
[αコ。=−22,06@  (C=1.012.CH
30H)  。
参考例 3.2−()リメチルシリル)エチル3−0ベ
ンゾイル−β−D−ガラクトピラノシド(一般式[II
I]に於て、R’=−Of(、R’=ベンゾイル基、R
5=−OH,R6=H,TAS= )リメチルシリル基
の化合物。
以下、化合物[malと略記する。)の合成1−[2−
()リメチルシリル)エチル]−β−D−ガラクトピラ
ノシド1.5gをピリジン15m1に溶解し、−50℃
に冷却した。これに、塩化ベンゾイル905IIIKを
ジクロルメタン15m1に溶解して一50℃に冷却した
溶液を12分を要して滴下した。3時間攪拌反応後、メ
タノールを加え濃縮した。残渣にジクロルメタンを加え
て抽出し、ジクロルメタン層を水洗、無水Na2SO4
乾燥後、濃縮して得られたシラツブをカラムクロマトグ
ラフィ[充填剤:ワコーゲルC−200(和光純薬工業
(株)社商品名)、溶出液:CH2Cl2/CH30H
=40/1]により精製して、目的の化合物[IIIa
l 1.38gを得た。収率 67%。
[α]o” +30.50° (C=1.20. CH
Cl3)。
IR及びNMRのデータは標品のそれと一致した。
参考例 4.2−()リメチルシリル)エチル3−〇−
ベンゾイルーβ−D−ガラクトピラノシド(一般式[■
コに於て、R3=−OH,R’=ベンジル基、 R5=
−OH。
R’=H,TAS= )リメチルシリル基の化合物。以
下、化合物[mb]と略記する。)の合成 1−[2−()リメチルシリル)エチル]−β−D−ガ
ラクトピラノシド4.56gをベンゼン100m1に懸
濁させ、(n−C4Hs)2sn06.10gを加えて
80℃で5時間攪拌した後、これに(n−C4Hs)a
NBr 2.64gと臭化ベンジル28.8=Hを加え
て更に3時間攪拌反応させた。反応終了後減圧濃縮し、
残液にn−ヘキサンを加えて傾斜法テ過剰の臭化ベンジ
ルを除去し、得られたシラツブをカラムクロマトグラフ
ィ[充填剤:ワコーゲルC−200(和光純薬工業(株
)社商品名)。
溶出液: CH2Cl2/CH30H=125/1コに
供して化合物[mbコ4.63gを得た。収$  76
.6%。
[α]D=+5.6° (c=o、so、 CH2Cl
2)IR及びNMRのデータは標品のそれと一致した。
参考例 5.2−()リメチルシリル)エチル6−0−
ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシド(一般式%式
% ンゾイル基、 TAS= )リメチルシリル基の化合物
以下、化合物[IValと略記する。)の合成(1)2
−()リメチルシリル)エチル6−0−ベンゾイル−3
−〇−ベンジルーβ−D−ガラクトピラノシド(以下、
化合物[IVb]と略記する。)の合成化合物[I[I
b] 4.2gをピリジン12m1−ジクロルメタン4
8+++1の混合溶媒に溶解し、−50℃に冷却した後
、塩化ベンゾイル2.18gをジクロルメタン25m1
に溶解した溶液を滴下し、1時間攪拌反応させた。反応
終了後、メタノールを加えて更に30分間攪拌し、然る
後、これを減圧濃縮した。残渣にジクロルメタンを加え
て抽出し、ジクロルメタン層を水洗、無水Na2SO4
乾燥後、減圧濃縮した。得られたシラツブをカラムクロ
マトグラフィ[充填剤:ワコーゲルC−200(和光純
薬工業(株)社商品名)、溶出液: CH2Cl。/C
H30H=150/1コに供し、化合物[IVb13.
79gを得た。収率 70.5%。
[αlo”  1.55@(C=0.900. CHC
l5)。
IR及びNMRのデータは標品のそれと一致した。
(2)化合物[IV a ]の合成 化合物[IVb] 3.50gをメタノール150m1
に溶解し、10%パラジウム−炭素6gとギ酸2.5=
Hを加えて60℃で1時間攪拌反応させた。反応後、反
応液を濾過して不溶物を除き、濾液を減圧濃縮して得ら
れたシラツブをカラムクロマトグラフィ[充填剤:ワコ
ーゲルC−200(和光純薬工業(株)社商品名)、溶
出液: CH2Cl2/CH30H=40/11に供し
、化合物[IVal 1.90gを得た。収率 67%
[α]D=−3.69@(C=0.92. CHCl3
)。
IR及びNMRのデータは標品のそれと一致した。
参考例 6.2−()リメチルシリル)エチル0−(6
−0−ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシル)−(
1→4)−2,6−ジー0−ベンゾイル−β−D−グル
コピラノシド(一般式[V]に於て、u8=ベンゾイル
基、R9=−OH,R10=H,TAS= )リメチル
シリル基の化合物。
以下、化合物[Va]と略記する。)の合成(1)2−
()リメチルシリル)エチル0−(3−0−ベンジル−
β−D−ガラクトピラノシル)−(1→4)−β−D−
グルコピラノシド(以下、化合物[Vblと略記する。
)の合成 2−(トリメチルシリル)エチルβ−ローラクトシトロ
、59gをメタノール100m1に溶解し、これに(n
−CaHs)2SnO4,92gを加えて加熱還流下、
3時間攪拌反応させた。反応後、反応液を減圧濃縮し、
充分乾燥させた後、ベンゼン200m1を加えてこれを
溶解し、(n−C4Hs)aNBr 4−80gおよび
臭化ベンジル14.2=Hを加えて加熱還流下3時間攪
拌反応させた。
反応終了後、反応液を減圧濃縮し、残渣にn−ヘキサン
を加えて傾斜法で過剰の臭化ベンジルを除去し、得られ
たシラツブをカラムクロマトグラフィ[充填剤:ワコー
ゲルC−200(和光純薬工業(株)社商品名)、溶出
液:酢酸エチルIn−ヘキサン=4/1]に供して化合
物[vb] 5.96gを得た。収率75.2%。 n
+、p、  164〜167℃。
[α]D=  0.14@(C= 1.48. CH2
Cl2)。
IR及びNMRのデータは標品のそれと一致した。
(2)2−()リメチルシリル)エチルO−(6−0−
ベンゾイル−3−〇−ベンジルーβ−D−ガラクトピラ
ノシル)−(1→4)−2,6−ジー0−ベンゾイル−
β−D−グルコピラノシド(以下、化合物[Valと略
記する。)の合成 化合物[Vb13.96gをピリジン24m1とジクロ
ルメタン60m1の混合溶媒に溶解し、−50℃に冷却
した後、これに、塩化ベンゾイル3.6mlをジクロル
メタン45m1に溶解した溶液を滴下し、30分間攪拌
反応させた。反応終了後、メタノールを加えて過剰の塩
化ベンゾイルを分解し、然る後、反応液を減圧濃縮した
。残漬にジクロルメタンを加えて抽呂し、ジクロルメタ
ン層を塩酸及び水で洗浄後、無水Na25O,で乾燥し
、減圧濃縮した。得られたシラツブをカラムクロマトグ
ラフィ[充填剤:ワコーゲルC−200(和光純薬工業
(株)社商品名)。
溶出液: CH2Cl2/CLO)l = 200/l
 ]に供し、化合物[Val 4.20gを得た。収率
 67%。
[αコ。= + 14.01″ (C=0.856.C
HCl3)。
IR及びNMRのデータは標品のそれと一致した。
(3)化合物[Valの合成 化合物[Val 3.36gをメタノール100m1に
溶解し、10%パラジウム−炭素2.4gとギ112.
4mlを加えて60℃で2時間攪拌反応させた。反応終
了後、反応液を濾過して不溶物を除き、濾液を減圧濃縮
して得られたシラツブをカラムクロマトグラフィ[充填
剤:ワコーゲルC−200(和光純薬工業(株)社商品
名)、溶出液: CH2Cl2/CHsOH= 50/
1コに供し、化合物[Val 2.11gを得た。収率
 70%。
[αコ。= +11.03@ (c=o、sa、  C
I(C1s)。
IR及びNMRのデータは標品のそれと一致した。
実施例 1.メチル(メチル5−アセトアミド−4,7
,8,9−テトラ−0−アセチル−3,5−ジデオキシ
−2−チオーD−グリセロー〇−ガラクト−2−ノヌロ
ビラノシド)オネート(一般式[11]に於て、R=ニ
アセチル R1=メチル基、R2=メチル基の化合物。
以下、化合物[ITa]と略記する。)の合成 公知文献[Carbohydr、Res、、110,1
l−18(1982)]に記載の方法に準じてドアセチ
ル−テトラ−〇−アセチルノイラミン酸の2位のカルボ
ン酸のメチルエステル化と、2位の水酸基のアセチル化
を行ない、メチル5−アセトアミド−2,4,7,8,
9−ペンタ−0−アセチル−3,5−ジデオキシ−D−
グリセロ−D−ガラクト−2−ノヌロピラノソネート(
以下、化合物[1aコと略記する。)をほぼ定量的に得
た。次いで、この化合物r I a] 40g(61m
mol)を乾ml、2−ジクロルエタン800m1に溶
解し、攪拌下、この溶液に(メチルチオ)トリメチルシ
ラン27g (225mmol )、TMS−トリフレ
ート13.5g(61mmol)及びモレキュラーシー
ブス4A 10gを加え、50℃で6時間攪拌反応させ
た。薄層クロマトグラフィーで反応の終了を確認した後
、攪拌、冷却し、これにIM炭酸ソーダ水溶液500m
1を加えて油層を分取した。油層を水洗し、無水Na2
SO4で乾燥した後、濃縮してシラツブを得た。これを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー[充填剤:ワコー
ゲルC−200(和光純薬工業(株)商品名)、溶離液
: CH2Cl2→CH2CIJCHaOH= 200
/1→CH2Cl2/CH30)1 = 50/11に
供し、CH2Cl。/CI(30H= 50/1の溶離
液を濃縮して化合物[IIa] 37.7gを無定逸品
として得た。収率 96%。この化合物のアノマー比(
α:β)はNMRスペクトルに於けるメチルエステル基
の強度比から1:1であることが確認された。
実施例 2.2−()リメチルシリル)エチル0−(メ
チル5−アセトアミド−4,7,8,9−テトラ−0−
アセチル−3,5−ジデオキシ−D−グリセロ−α−D
−ガラクトー2−ノヌロピラノシルオネート)−(2→
3)−6−0−ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシ
ド(以下、化合物[■a]と略記する。)の合成 乾燥アセトニトリル20m1中に実施例1で得られた化
合物[IIa] 2.7g(5,2mmol)及び参考
例5で得られた化合物[IVa] 1.0g(2,6m
mol)を溶解し、これにモレキュラーシーブス3A(
以下、MS−3Aと略記する。) 3gを加えて室温で
5時間攪拌した後、混金物を一40℃に冷却した。これ
に冷却、攪拌下、DMTST (化合物[na]に対し
て3倍当量使用)とMS3^の混合物(DMTSTを6
1.7重量%含む。)  6.53gを加え、−15℃
で17時間攪拌反応させた。反応後、反応液にメタノー
ル1mlを加え、次いでトリエチルアミンを加えて反応
液を中和した。沈澱を濾取し、ジクロルメタンで洗浄し
た後、濾液と洗浄液を合わせ濃縮した。残液をジクロル
メタンに溶解し、これを1M炭酸ソーダ水溶液及び水で
順次洗浄し、無水Na2SO4で乾燥した後、濃縮して
シラツブを得た。このシラツブをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー[充填剤:ワコーゲルC−200(和光
純薬工業(株)商品名)、溶離液:酢酸エチル/n−ヘ
キサン=1/1コに付し、化合物[■a] 1.16g
を無定逸品として得た。
[■a] (Bz:ベンゾイル基、TMS: )リメチルシリル基
)収率 52%。 [a ]o=  6.0” (C=
 2.0. CI(C13)。
IR及びNMRのデータは標品のそれと一致した。
尚、本実施例に於てはシアル酸のβ−グリコシド体は全
く得られなかった。
実施例 3.2−()リメチルシリル)エチル0−(メ
チル5−アセトアミド−4,7,8,9−テトラ−0−
アセチル−3,5−ジデオキシ−D−グリセロ−α−D
−ガラクトー2ノヌロビラノシロネート)−(2→6)
−3−0−ベンゾイル−β−D−ガラクトピラノシド(
以下、化合物[■aコと略記する。)の合成 乾燥アセトニトリル15m1中に実施例1で得られた化
合物[naコ2.7g(5,2mmol)及び参考例3
で得られた化合物[I[Ia] 1.0g(2,6mm
ol)を溶解し、これにMS−3A 3gを加えて室温
で6時間攪拌した後、混合物を一40℃に冷却した。こ
れに冷却、攪拌下、DMTST (化合物[naコに対
して3倍当jl)とMS−3Aの混合物(DMTSTを
61.7重量%含む。)  6.53gを加え、−15
℃で17時間攪拌反応させた。以下、実施例2と同様に
して後処理を行ない、カラムクロマトグラフィーにより
精製して酢酸エチル/n−ヘキサン=171の溶離液か
ら化合物[■a] 1.56gを無定逸品として得た。
実施例3に於て化合物[IIIa] 1.Olの代りに
参考例6で得られた化合物[Val 1.9gを使用し
、それ以外は実施例3と全く同様にして反応及び後処理
を行ない、カラムクロマトグラフィーにより精製して酢
酸エチル/n−ヘキ号ン=4/1の溶離液から化合物[
Val 1.47gを無定逸品として得た。
(Bz:ベンゾイル基、1MSニトリメチルシリル基)
収率 70%、、[α]o=  6.4’ (C=0.
4. CHCIg)。
IR及びNMRのデータは標品のそれと一致した。
尚、本実施例に於てもシアル酸のβ−グリコシド体は全
く得られなった。
実施例 4.2−()リメチルシリル)エチル0−(メ
チル5−アセトアミド−4,7,8,9−テトラ−0−
アセチル−3,5−ジデオキシ−D−グリセロ−α−D
−ガラクトー2−ノヌロビラノシルオネート)−(2→
3)−0−(6−0〜ベンゾイル−β−D−ガラクトピ
ラノシル)−(1→4)−2,6−ジーO−ベンゾイル
−β〜D−グルコピラノシド(以下、化合物[IX a
 ]と略記する。)の合成[IXaコ (Bz:ベンゾイル基、1MSニトリメチルシリル基)
収率 48%。 [αコ、 = +10.8” (C=
1.74. CHCIg)−IR及びNMRのデータは
標品のそれと一致した。
尚、本実施例に於てもシアル酸のβ−グリコシド体は全
く得られなった。
[発明の効果] 本発明は、ガングリオシドやその類縁体を始めとする各
種医薬品、生化学試薬等の原料、中間体として有用な、
シアル酸の2−α−0−グリコシド化金物を容易に、選
択的に、取率良く且つ大量に得る方法を初めて提供する
ものである点に顕著な効果を奏するものであり、斯業に
貢献するところ大なる発明である。
特許出願人−和光純薬工業株式会社

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R及びR′は夫々独立してアシル基を表わし、
    R^1は低級アルキル基を表わす。)で示されるシアル
    酸誘導体のアノマー混合物を、パーフルオロアルカンス
    ルホン酸トリアルキルシリルエステルの存在下、(アル
    キルチオ)トリアルキルシランと反応させて、一般式[
    II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、R^2は低級アルキル基を表わし、R及びR′
    は前記と同じ。)で示されるアルキルチオシアル酸誘導
    体のアノマー混合物とした後、これを、水酸基を有さな
    い極性溶媒中、メチルトリフレート、トリメチルシリル
    トリフレート、ジメチル(メチルチオ)スルホニウムト
    リフレート等の如きルイス酸の存在下、低温でアルコー
    ル性の水酸基を有する化合物と反応させることを特徴と
    する、シアル酸の2−α−0−グリコシド化合物の製造
    方法。
  2. (2)アルコール性の水酸基を有する化合物が一般式[
    III] ▲数式、化学式、表等があります▼[III] [式中、R^3は−OH、−NH_2、−OR^0又は
    −NHR^0(但し、R^0はアシル基を表わす。)を
    表わし、R^4は水酸基の保護基を表わし、R^5とR
    ^6は何れか一方が水酸基を表わし、他方は水素原子を
    表わす。また、TASはトリアルキルシリル基を表わす
    。]で示される化合物である請求項1に記載の製造方法
  3. (3)アルコール性の水酸基を有する化合物が、一般式
    [IV] ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] (式中、R^7はアシル基を表わし、R^3、R^5、
    R^6及びTASは前記と同じ。)で示される化合物で
    ある請求項1に記載の製造方法。
  4. (4)アルコール性の水酸基を有する化合物が、一般式
    [V] ▲数式、化学式、表等があります▼[V] (式中、R^8はアシル基を表わし、R^9とR^1^
    0は何れか一方が水酸基を表わし、他方は水素原子を表
    わす、TASは前記と同じ。)で示される化合物である
    請求項1に記載の製造方法。
  5. (5)アルコール性の水酸基を有する化合物が、一般式
    [VI] R^1^1OH[VI] (式中、R^1^1はアルキル基を表わす。)で示され
    る脂肪族アルコールである請求項1に記載の製造方法。
  6. (6)一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R、R′及びR^1は前記と同じ。)で示され
    るシアル酸誘導体のアノマー混合物を、パーフルオロア
    ルカンスルホン酸トリアルキルシリルエステルの存在下
    、(アルキルチオ)トリアルキルシランと反応させるこ
    とを特徴とする、一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、R、R^1及びR^2は前記と同じ)で示され
    るアルキルチオシアル酸誘導体のアノマー混合物の製造
    法。
  7. (7)一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、R、R^1及びR^2は前記と同じ)で示され
    るアルキルチオシアル酸誘導体のアノマー混合物を、水
    酸基を有さない極性溶媒中、メチルトリフレート、トリ
    メチルシリルトリフレート、ジメチル(メチルチオ)ス
    ルホニウムトリフレート等の如きルイス酸の存在下、低
    温でアルコール性の水酸基を有する化合物と反応させる
    ことを特徴とする、シアル酸の2−α−0−グリコシド
    化合物の製造方法。
  8. (8)アルコール性の水酸基を有する化合物が、一般式
    [III] ▲数式、化学式、表等があります▼[III] (式中、R^3、R^4、R^5、R^6及びTASは
    前記と同じ。 )で示される化合物である請求項7に記載の製造方法。
  9. (9)アルコール性の水酸基を有する化合物が、一般式
    [IV] ▲数式、化学式、表等があります▼[IV] (式中、R^3、R^5、R^6、R^7及びTASは
    前記と同じ。 )で示される化合物である請求項7に記載の製造方法。
  10. (10)アルコール性の水酸基を有する化合物が、一般
    式[V] ▲数式、化学式、表等があります▼[V] (式中、R^8、R^9、R^1^0及びTASは前記
    と同じ。)で示される化合物である請求項7に記載の製
    造方法。
  11. (11)アルコール性の水酸基を有する化合物が、一般
    式[VI] R^1^1OH[VI] (式中、R^1^1は前記と同じ。)で示される脂肪族
    アルコールである請求項7に記載の製造方法。
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