JPH0483544A - 遠心分離機用ロータ - Google Patents
遠心分離機用ロータInfo
- Publication number
- JPH0483544A JPH0483544A JP19939490A JP19939490A JPH0483544A JP H0483544 A JPH0483544 A JP H0483544A JP 19939490 A JP19939490 A JP 19939490A JP 19939490 A JP19939490 A JP 19939490A JP H0483544 A JPH0483544 A JP H0483544A
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- JP
- Japan
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- rotor
- test tube
- metal
- metal member
- density material
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 23
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 abstract description 4
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Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はロータの軽量化と耐久性の向上を図るようにし
た遠心分離機用ロータに関するものである。
た遠心分離機用ロータに関するものである。
従来の高速遠心分離様相ロータは、そのほとんどがアル
ミニウム合金で一体的に製作されているが、以下に示す
如く種々の欠点がある．試験管容量が大きい大容量形ロ
ータは大形となり、ロータ本体の重量も大きくなるため
、ロータの着脱、持ち運びが容易でない。また、慣性モ
ーメントが必然的に大きくなるため、ロータを回転する
際、加速減速時間が長くかかる上、大きなモータパワー
を要する。更に、遠心分離される試料がロータに付着し
てロータ本体が腐食され、ロータ本体の強度低下を起こ
すので、ロータの使用は不可能になる。また、ロータ本
体は金属で一体的に作られているため、腐食したものは
修理ができない。
ミニウム合金で一体的に製作されているが、以下に示す
如く種々の欠点がある．試験管容量が大きい大容量形ロ
ータは大形となり、ロータ本体の重量も大きくなるため
、ロータの着脱、持ち運びが容易でない。また、慣性モ
ーメントが必然的に大きくなるため、ロータを回転する
際、加速減速時間が長くかかる上、大きなモータパワー
を要する。更に、遠心分離される試料がロータに付着し
てロータ本体が腐食され、ロータ本体の強度低下を起こ
すので、ロータの使用は不可能になる。また、ロータ本
体は金属で一体的に作られているため、腐食したものは
修理ができない。
本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなくし、この
種のロータの軽量化を図って操作性を向上すると共に、
耐久性を向上することにある。
種のロータの軽量化を図って操作性を向上すると共に、
耐久性を向上することにある。
本発明は、遠心分離機用ロータの材料に軽量なプラスチ
ックまたは繊維強化複合材料からなる低密度材を金属と
一緒に用いて軽量化を図るもので、金属は分担荷重を大
きくし、前記プラスチック及び繊維強化複合材料は質量
効果の大きい大径部に使用するように工夫したものであ
る。
ックまたは繊維強化複合材料からなる低密度材を金属と
一緒に用いて軽量化を図るもので、金属は分担荷重を大
きくし、前記プラスチック及び繊維強化複合材料は質量
効果の大きい大径部に使用するように工夫したものであ
る。
〔発明の実施例〕
以下実施例図面を参照して本発明を説明する。
第１図は本発明となる遠心分離機用ロータの縦断面図で
あり、第２図は金属とプラスチックまたは繊維強化複合
材料からなる低密度材とを締結する方法を示す図であり
、第３．４図は試験管収納体に働く遠心力の軸方向分力
を受ける構造を示すものである。
あり、第２図は金属とプラスチックまたは繊維強化複合
材料からなる低密度材とを締結する方法を示す図であり
、第３．４図は試験管収納体に働く遠心力の軸方向分力
を受ける構造を示すものである。
第１図において、ロータ本体１は、例えばアルミニウム
等の金属部材２、該金属部材２より小さい密度のプラス
チックまたはＧＦＲＰ等の繊維強化複合材料からなる低
密度材３が積層されている。
等の金属部材２、該金属部材２より小さい密度のプラス
チックまたはＧＦＲＰ等の繊維強化複合材料からなる低
密度材３が積層されている。
ロータ本体１には図示しない回転軸に対して固定角度を
持って傾斜した試験管収納穴４が複数個設けられ、その
中に試験管収納体５が保持されている。試験管保持体５
は上部外周部にフランジ部１５を有し、金属部材２によ
って、軸方向の移動を阻止されている。この状態におい
て、試験管収納体５に働く遠心力は、水平方向の力と、
収納穴４に角度を有することによって生じる軸方向分力
に分かれ、該水平方向の力は金属部材２と低密度材３に
よって分担し、該軸方向分力はフランジ部１５で分担さ
れる。なお、６は翻動軸嵌合穴、７はリッド、８は０リ
ング、９はハンドルである。
持って傾斜した試験管収納穴４が複数個設けられ、その
中に試験管収納体５が保持されている。試験管保持体５
は上部外周部にフランジ部１５を有し、金属部材２によ
って、軸方向の移動を阻止されている。この状態におい
て、試験管収納体５に働く遠心力は、水平方向の力と、
収納穴４に角度を有することによって生じる軸方向分力
に分かれ、該水平方向の力は金属部材２と低密度材３に
よって分担し、該軸方向分力はフランジ部１５で分担さ
れる。なお、６は翻動軸嵌合穴、７はリッド、８は０リ
ング、９はハンドルである。
上記構成において軽量化効果を試算すると、従来のアル
ミ一体形からアルミ＋ＧＦＲＰ２ピース形としたとき、
約２５％〜４０％程度の軽量化が可能になる。
ミ一体形からアルミ＋ＧＦＲＰ２ピース形としたとき、
約２５％〜４０％程度の軽量化が可能になる。
第２図は金属部材２と前記低密度材３を締結する方法の
構造を示している。すなわち、低密度材３に設けられた
貫通穴１１を通して延びたボルト１２の先端部を、金属
部材２に設けられたネジ穴１０にネジ嵌合させることに
より、金属部材２と低密度材３とを締結するものである
。
構造を示している。すなわち、低密度材３に設けられた
貫通穴１１を通して延びたボルト１２の先端部を、金属
部材２に設けられたネジ穴１０にネジ嵌合させることに
より、金属部材２と低密度材３とを締結するものである
。
第３．４図は軸方向分力を受ける部分の面圧を低減する
ための構造を示している。すなわち、第３．４図では、
試験管収納体５の上部にそれぞれテーパ１３、ネジ１４
を設けて、前記軸方向分力の面圧の低減を行っている。
ための構造を示している。すなわち、第３．４図では、
試験管収納体５の上部にそれぞれテーパ１３、ネジ１４
を設けて、前記軸方向分力の面圧の低減を行っている。
本発明によれば、ロータ本体を金属とプラスチックまた
は繊維強化複合材料の２ピース構造としたので大幅な軽
量化が図れる。また、試験管収納体をロータ本体とは別
のピースとしたので、腐食しても該試験管収納体を交換
することで再使用でき、経済的効果を得ることが出来る
。
は繊維強化複合材料の２ピース構造としたので大幅な軽
量化が図れる。また、試験管収納体をロータ本体とは別
のピースとしたので、腐食しても該試験管収納体を交換
することで再使用でき、経済的効果を得ることが出来る
。
第１図は本発明となるロータの一実施例を示す縦断面図
、第２図は金属部材とプラスチックまたは繊維強化複合
材料を締結する手段を示す断面図。 第３．４図は試験管収納体の軸方向分力による面圧を低
減する手段を示す断面図である。 図において、１はロータ本体、２は金属部材、３はプラ
スチックまたは繊維強化複合材料からなる低密度材、４
は試験管収納穴、５は試験管収納体、１０はネジ穴、１
１は貫通穴、１２はボルト、１３はテーパ、１４はネジ
、１５はフランジ部である。 特許出願人の名称 日立工機株式会社葉２ｍ ／＋３図 ！ ｆ４の
、第２図は金属部材とプラスチックまたは繊維強化複合
材料を締結する手段を示す断面図。 第３．４図は試験管収納体の軸方向分力による面圧を低
減する手段を示す断面図である。 図において、１はロータ本体、２は金属部材、３はプラ
スチックまたは繊維強化複合材料からなる低密度材、４
は試験管収納穴、５は試験管収納体、１０はネジ穴、１
１は貫通穴、１２はボルト、１３はテーパ、１４はネジ
、１５はフランジ部である。 特許出願人の名称 日立工機株式会社葉２ｍ ／＋３図 ！ ｆ４の
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 遠心分離機用試験管を収納する試験管収納穴を、回
転軸に対して固定角度で複数個設けた遠心分離機用ロー
タであって、 ロータ本体を、金属と該金属より小さい密度のプラスチ
ックまたは繊維強化複合材料からなる低密度材とを積層
状態に組み合わせて接合したことを特徴とする遠心分離
機用ロータ。 ２ 前記金属でロータの上部、低密度材でロータの下部
を形成したことを特徴とする請求項１記載の遠心分離機
用ロータ。 ３ 前記試験管収納穴に合致する外形々状を有する試験
管収納体を備えたことを特徴とする請求項１記載の遠心
分離機用ロータ。 ４ 前記低密度材を貫通し、金属にネジ嵌合するボルト
により金属と低密度材とを締結したことを特徴とする請
求項２記載の遠心分離機用ロータ。 ５ 前記試験管収納体に働く遠心力の収納体軸方向分力
を、ロータ本体の金属部で受ける構造とし、その形状を
テーパやネジ締結として、軸方向力の受圧面積を増やし
たことを特徴とする請求項３記載の遠心分離機用ロータ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19939490A JPH0483544A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 遠心分離機用ロータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19939490A JPH0483544A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 遠心分離機用ロータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0483544A true JPH0483544A (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=16407054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19939490A Pending JPH0483544A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 遠心分離機用ロータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0483544A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7806819B2 (en) * | 2004-12-23 | 2010-10-05 | Thermo Electron Led Gmbh | Rotor for laboratory centrifuges with hold-down element for centrifugation containers |
| JP2015187202A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-10-29 | 王子ホールディングス株式会社 | 繊維強化複合材、繊維強化複合材の製造方法および繊維強化複合材の固定方法 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP19939490A patent/JPH0483544A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7806819B2 (en) * | 2004-12-23 | 2010-10-05 | Thermo Electron Led Gmbh | Rotor for laboratory centrifuges with hold-down element for centrifugation containers |
| JP2015187202A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-10-29 | 王子ホールディングス株式会社 | 繊維強化複合材、繊維強化複合材の製造方法および繊維強化複合材の固定方法 |
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