JPH0477532B2 - - Google Patents

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JPH0477532B2
JPH0477532B2 JP2851081A JP2851081A JPH0477532B2 JP H0477532 B2 JPH0477532 B2 JP H0477532B2 JP 2851081 A JP2851081 A JP 2851081A JP 2851081 A JP2851081 A JP 2851081A JP H0477532 B2 JPH0477532 B2 JP H0477532B2
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platelet
carbon black
micrometers
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JP2851081A
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Nitsuku Neruson Hooru
Keeru Deietaa
Bieburantsu Manfuretsudo
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication of JPH0477532B2 publication Critical patent/JPH0477532B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 本発明は、高圧電力ケーブルの接合部に伴われ
る電場に好影響を与えるための高誘電率弾性体組
成物に関するものである。本組成物は、カーボン
ブラツク、小板状導電性粒子、高誘電率無機質充
填剤、小板状無機質誘電性充填剤、および弾性体
から成る。代表的には、組成物は接合部形成用と
しての最終的用途のため管の形に成型または押出
され、そして低誘電率をもつケーブル絶縁材料と
一緒になつて、電場に対し、それを屈折させる形
で作用を及ぼす。 上に示した一般的種類すなわち高い誘電率が求
められる種類の組成物は、例えば米国特許第
3258522号及び第3287489号、並びに英国特許第
1394272号から知られており、これら特許はすべ
て、高誘電率弾性体組成物の開発にカーボンブラ
ツク使用することを開示している。さらに、組成
物中にセラミツクまたは高誘電率無機質充填剤を
使用することが米国特許第3585274号;第3673305
号;第3816639号;第3823334号;第3828115号;
並びに第4053702号に於て開示されている。極性
の高い有機ポリマー基材中にカーボンブラツクと
平面状に配向した導電性小板状物と薄膜状にした
組合わせは、米国特許第3349164号に開示されて
いる通り、高絶縁耐力とともに高誘電率を与える
ことが示されてきた。その他の知られている形態
には、低誘電率の熱収縮性ポリマーカバーから成
る多層熱収縮性製品が含まれ、このカバーは主と
してシリコンカーバイト粒子を混入することによ
つて高誘電率を与える弾性体層で内面が被覆され
ているが、導電性粒状充填剤も含めることができ
る。例えば米国特許第3950604号を見られたい。
電気伝導性フレークと絶縁性フレークの組合わせ
も、米国特許第4234439号に示されているとおり、
既知である。 屈折による電気的衝撃制御作用を有するかまた
は示す組成物のための高誘電率成分として、チタ
ン酸バリウム及び二酸化チタンのような無機質粒
状物質が有用であることは長い間知られてきた
が、しかし望ましい弾性体的性質は看過されてき
た;例えば米国特許第3673305号及び第3823334号
を見られたい。この点についていえば、きわめて
高い誘電率をもつ無機質物質、例えばほぼ6000か
ら10000の誘電率をもつチタン酸バリウム、を用
いたとき、弾性体組成物の誘電率は、もしその組
成物が基礎物質の所望の弾性体的性質を保持すべ
き場合には、約20を越えて増すことができないこ
とが見出されている。換言すれば、満足すべき誘
電率を与えるためには、無機物質の割合は、電力
ケーブルと間〓のない接触を与えるのに適切な弾
性体的特性をもつた実際的な電気的衝撃制御部材
を製造できなくするほど高くなつてしまう。 本発明は非常に改善された衝撃強さをもつ高圧
電力ケーブル端末のための高誘電率の電気的衝撃
制御を提供するものであつて、小型で一層経済的
な管状型のものを使用できるようにするものであ
る。さらに、本発明は、十分な機械的強度と大き
な弾性を有する記憶部材を提供するものであつ
て、適用中にPST(あとで定義する通り、予め延
伸した管)送出装置を使用できるようにするもの
である。 さらに、抵抗体的な仕方で主として働く材料を
含むその他の電気的衝撃制御構造体が存在してい
る。そのような材料は負荷が過剰な条件下では抵
抗が増加して材料の過熱及び老化の促進という結
果を招き、最終的に電気的破壊を起こす固有の欠
点をもつている。これに反し、本発明の組成物は
低誘電率のケーブル絶縁材料と一緒になつて、電
場に対して屈折させる形の作用を及ぼすものであ
る。 ここで、「屈折」とは、絶縁破壊力が分散され
緩和される現象を意味する言葉である。誘電率の
異なる2種類の材料を組み合わせた材料に電圧を
かけた場合には絶縁破壊を起こす力のベクトルは
分散、緩和されるが、この現象はちようど密度の
異なる2種類の物質の境界を光が通過する際にお
こる屈折現象によく似た、力のベクトルの屈折に
起因する。本願発明はこの作用を応用したもので
ある。 更に詳しく述べる。電力ケーブルは中心導体の
周りに遮蔽(シールド)が適用されているため、
等電位面は中心導体と遮蔽との間に緊密かつ均一
に(中心導体の同心円柱表面状に)存在するた
め、電力ケーブルの周囲の電場を乱すことはな
い。しかし、電力ケーブルの接合部分では中心導
体の周りの遮蔽(シールド)が存在しないため、
中心導体の周囲の等電位面は中心導体に対して放
射状に開いた形となり、周囲の電場が不均一にな
る。これは中心導体を流れる電気が大地(アー
ス)に逃げようとするためである。その結果、電
力ケーブル接合部分では等電位面が中心導体に対
して広がり、近くにある良導体との間で絶縁破壊
が起こりやすくなる。このとき、電力ケーブル接
合部分の遮蔽除去部分にケーブルの絶縁体と異な
る誘電率をもつ被覆を適用すると、ケーブルの絶
縁体と誘電性被覆の間の誘電率の差により、等電
位面(あるいは電気力線)が屈折を起こし、等電
位面と中心導体の角度が小さくなる。この結果、
接合部分の周囲の電場は当該被覆がない場合に比
べ、安定化し、周囲の良導体との間で絶縁破壊が
起こりにくくなる。 本願発明は誘電性被覆のこの作用に着目し、更
に改良するため当該被覆の中に特定の良導体、例
えば、カーボンブラツク、金属薄片等を一定の割
合で配合することにより更に屈折効果を増大せし
めたものである。更に本願発明では前期良導体の
他に一定の無機質充填剤を配合することにより、
組成物自体の特性を改良することを見いだして完
成したものである。 具体的に言えば、従来の組成物では150KVの
負荷をかけた時に耐絶縁破壊性を維持しうるもの
は存在しなかつた。本願発明はかかる構成を採用
したことにより、電力ケーブルに求められる
150KV以上の耐絶縁破壊性(最大衝撃抵抗)を
与えるものである。 管状の高誘電率の電気的衝撃制御部材の適用に
は、他の応力制御構造体、例えば導電性電気的衝
撃制御円錐体の取り付け、電気的衝撃制御テープ
の巻き付け、設置場所で後で硬化する電気的衝撃
制御性をもつた流動可能または成形可能な物質の
成型などの場合よりも少ない知識及び熟練です
む。また、管状の末端設計物は使用材料が少な
く、最終的直径が小さく、導体と地面との間には
わせる距離が短縮され、それによつて設置場所に
於ける所要空間を減らすことができるので、供給
者と使用者の両者にとつて好都合な経済性を与え
る。 発明の要約 本発明によれば、組成物の2.5から25体積%の
カーボンブラツク、0.8から7.0体積%の小板状導
電性粒子、0から8.0体積%の高誘電率無機質充
填剤、0から12.0体積%の小板状無機質誘電性充
填剤、および残余が配合弾性体からなる、弾性体
組成物が提供される。 この組成物は電力ケーブルの接合及び末端処理
に利用できる便利な管状物品へ成型または押出す
ことができる。 本発明の詳細な記述 本発明の組成物は管状形状物へ押出し又は成型
することができ、そして一つの好ましい態様とし
て、後の適用のために芯の上にひろげることもで
きる。このような装置は、代表的には「PST」
と命名され、これは予め延伸した管のことをい
う。この予め延伸した管(PST)とは、ケーブ
ルの接合に用いる物品であり、予め機械的に延伸
加工が施された周知の管状物品である。米国特許
第3515798号に示されるように、芯は、外側すな
わち、チユーブの外側にあつてもよく、或いは、
チユーブの内側にあつてもよい。好ましくは、芯
は内側にあり、緊密な螺旋状に隣接コイルを連結
させた一体的な堅い螺線状な芯である。 このPST技術を利用することによつて、完全
絶縁された接合部を一段操作で形成することがで
きる適用物は、耐アーク/耐トラツキング並びに
耐候性の絶縁物によつて被覆された高誘電率の管
から本質的に成り、これは芯の除去と同時に、用
意されたケーブルへ適用される。これによつて完
全に絶縁された接合を与えることができ、その場
合、電気力線(あるいは等電位面)が高誘電率管
により、ケーブル絶縁物とその高誘電率管との間
の界面で電束線(電気力線あるいは等電位面)の
屈折が起きるため、効果的に制御される。PST
のもう一つの特徴は、適用方法に一層直接的に関
係するものであるが、冷間収縮することである。
このことは暗に、このような構造体は、従来熱収
縮管の場合に用いられていたような熱源を用いる
必要なく、ケーブルへ適用できることを意味す
る。むしろ、収縮性挙動の特徴は、この組成物の
すぐれた弾力性記憶特性の一つの機能である。 もちろん、この組成物は慣用的挿入装置
(Slide−on)法に従つて利用できるように配合す
ることができる。 この弾性体組成物は約2.5から約25体積%のカ
ーボンブラツクを含むべきである。カーボンブラ
ツクは、導電性カーボンブラツクとよばれる材料
も含めて、大粒径の熱分解型のものから微細な補
強用フアーネスブラツク級まで、任意の商業的等
級のものから本質的に成つていてもよい。好まし
いカーボンブラツクは、時にPST用としては、
粗粒フアーネスブラツク級のものである(すなわ
ち、約40から約100ナノメートルの平均粒径をも
ち、この材料と約10から約20体積%の組成物が好
ましい)。カーボンブラツクは接合部処理構造体
で電束線の効果的な屈折を達成するのに必要であ
り、しかも所望水準の弾性を維持させるのに必要
である。代表的には、カーボンブラツクの粒径が
大きく、かつその構造が疎であるほど、その体積
割合が大きいことが必要である。カーボンブラツ
クのほかに、約0.8から約7体積%の弾性体組成
物が小板状導電性粒子、代表的には金属薄片から
なつていなければならないことが決定されてい
る。このような薄片は、弾性体基礎材料中に容易
かつ均一に分散するのに十分な細かさをもち、加
硫工程(もしこれが必要ならば)中に過度のガス
を発生する原因となることなく、また得られる弾
性体管の物理的性質を著しく損じることのないも
のでなければならない。 アルミニウムの小板状物はもつとも好ましく、
そして例えば銅の小板状物のような他の金属粒子
も利用できる。挿入装置用に対しては、濃度は約
0.8から約7.0体積%にすることができ、PSTのた
めの条件では好ましいアルミニウム小板について
は約0.8から約3.0体積%の範囲で約1.2から約1.8
体積%が好ましいことが判明している。 このような小板状物の最小量は所望の衝撃強度
性能を達成するために存在していなければならな
いことが決定されている。この性能とは接合部が
高圧電気系統上のいなずま衝撃波あるいはその他
の一時的大波によつておこる電位損傷効果
(potential damaging effect)に耐える能力のこ
とをいう。 本発明の機能に対して絶対的に必須であるとい
うわけではないが、高誘電率無機質充填剤の混入
は組成物に好ましい結果を与えることができるこ
とが決定された。このような物質の例には、チタ
ン酸バリウム、二酸化チタニウム、チタン酸スト
ロンチウムなどが含まれる。このような材料の使
用はある範囲の電気的衝撃に対してすぐれた誘電
率安定性を与え、そしてある一定の誘電率水準で
電気的損失の発生を低下するのに役立つことがで
きる。約8.0体積%までのこれらの充填剤を含有
させることでき、約5.0より少ないのが好ましい。 さらに、この場合も機能に対して本質的なもの
ではないが、誘電的特性をもつ小板状無機質充填
剤の混入により、本発明の電気的強度を改善する
ことができる。例えば、約8から約40マイクロメ
ートルの粒径と約0.5から約1.0マイクロメートル
の厚みをもつ雲母を使用すると、弾性体組成物の
耐電圧を著しく増加し、これがこんどは電気的端
末の優れたAC耐電圧に関係する。この成分は約
12体積%まで存在することができ、約5体積%よ
り少ないものが好ましい。 カーボンブラツクに関しては、十分な屈折の程
度を確保するために、その体積の限定が必要であ
り、かくして最小限は2.5体積%となる。一方、
望ましい弾性水準を維持するため最大限の25体積
%が定められる。 小板状導電性粒子に関しては、最小限たる約
0.8体積パーセントは、望ましい耐衝撃特性を得
るために必要であり、最大限たる約7.0体積パー
セントは最終組成物に十分な弾性を維持する観点
から定められる。 高誘電率無機質充填剤に関しては、上限たる約
8.0体積%は最終組成物の弾性を維持する観点か
ら定められる。 材料自体は電気的ストレスの範囲より大きい誘
電率の安定性を与えるものである。 更に、小板状無機質充填剤は最終生成物の誘電
強度を増加し、そしてその上限たる約12.0体積%
は適度の弾性を維持する観点から定められる。 組成物の残りの部分は配合弾性体成分を含む。
「配合」という用語は、弾性体構造物の所要の加
工特性と物理的性質を付与するために諸成分が添
加される通常の慣習的操作を意味する。加工は開
放ミルまたは内部混合、押し出し、水蒸気オート
クレーブ、または連続的加硫、あるいは成型の諸
技術を必要とする。このような弾性体物質の慣習
的製造のやり方に合わせて、代表的加工助剤、加
工油、カツプリング剤、及び加硫剤(もし必要な
らば)をこの配合弾性体成分中に含有させる。 シリコーン、スチレン−ブタジエンゴム
(SBR)ポリブタジエンゴム(BR)、天然又は合
成のポリイソプレン、エチレン−プロピレン−ジ
エン ターポリマー(EPDM)、及びエチレン−
プロピレンコポリマー(EPM)のような弾性体
を利用することができる。PSTの製造について
は、エチレン−プロピレン−ジエン ターポリマ
ー(EPDM)とエチレン−プロピレン−コポリ
マー(EPM)の弾性体のみがこの用途に対する
必要な物理的特性を与えることが決定されてい
る。 前述の通り、接合部について鍵となる特性の一
つは衝撃強度であり、これは基礎衝撃絶縁レベル
(Basic Impulse Insulation Level)(BIL)によ
つて試験される。BILは、接合部が電気的フラツ
シユオーバーまたは破壊を起こさずに耐えなけれ
ばならない、ケーブル等級に応じた、衝撃波
(1.2×50マイクロ秒)と最小電圧水準として定義
される(IEEE規格4−1978)。330ミリメートル
のカツトバツク(すなわち、露出された導体から
ケーブルシールドまたは接地電位に至る距離)を
もつ20KV接合部に対する所望の性能は次の通り
である: 最大衝撃抵抗(正及び負) 150KVより大 100%衝撃フラツシユオーバー水準(正及び負)
160KVより大 平均のACフラツシユオーバー 80KVより大 AC耐電圧 100KVより大 AC耐電圧は、電力系統の絶縁機構の目的のた
め並びに接合部構造体の安全性に余裕を与えるた
めに、少なくとも20KV、ACフラツシユオーバ
ー水準を越えるべきである。 管状の電気的衝撃制御接合部構造体に体する前
出の電気的基準に加えて、その構造体がPST形
のものであれば、それに適切な物理的性能基準は
次の通りである。
【表】 より大
【表】 永久歪は加硫弾性体の弾力性記憶の尺度であ
る。予め延伸した物品の場合には、すぐれた弾力
性記憶は、典型的には、ケーブルまたは作業片の
広い範囲の直径を大きさについて最小の数の種類
の予め延伸した物品で網羅することを可能にす
る。適切な密封性と製品の最適な融通性のために
は、永久歪は約30%をこえてはならない。永久歪
を確かめるには、特定の温度に於てある時間の間
予め選んだ歪を試料にかけ、そして、開放し、そ
の際に回復しない距離(直径、流さ、など)をは
かる。ここでの条件は試片を100℃で22時間100%
延伸し、それに続いて試料を1時間室温で平衡化
させることを含む。試料を次に開放し、30分の回
復時間ののちに測定する。次式を次に永久歪の計
算に利用する。 永久歪=L30−Li/Ls−Li×100 この式に於て、Liは基準印間の初期長さで代表
的には1インチであり;Lsは、基準印間の延伸時
の長さであり、例えば100%延伸時の長さで、こ
れは2インチになり、L30は30分の回復時間後の
基準印間の長さである。 本発明は以下の、制約を意味するものではない
実施例の助けによつてより具体的に規定されるで
あろうが、それら実施例中、部はすべて特記しな
いかぎり重量による。 実施例 1 弾性体材料を次の組成を用いてつくつた: 重量部 ノーデル1470(デユポンから商業的に人手できる
エチレン/プロピレン/ジエンモノマーゴムに対
する商標名) 50 ノーデル1440(デユポンから商業的に人手できる
エチレン/プロピレン/ジエンモノマーゴムに対
する商標名) 50 酸化亜鉛 5.0 N754カーボンブラツク(コロンビアン ケミカ
ルから商業的に人手できる粗粒級) 74.1 4232新CTffアルミニウムフレーク(エツカート
−ヴエルケから商業的に利用できる平均粒径25マ
イクロメートル(325メツシユ通過90%の非葉状
アルミニウム薄片)についての商標名) 8.7 サイレンD(ピツツバーグ プレート グラスか
らの無定形シリカに対する商標名) 15 サンパー2280(サン カンパニーから人手できる
パラフイン系油についての商標名) 30 D−148(ヴエントロンから人手できる加工助剤に
ついての商標名) 2.5 SR297(サルトマー カンパニーから人手できる
1.3ブチレンジメタクリレートについての商標名)
5.0 シランA−172(ダウケミカルから人手できるビニ
ルシランカツプリング剤についての商標名) 1.0 ヴアル・カツプ40KE(ハーキユレスから人手でき
る2官能性パーオキサイドの商標名) 4.2 これはカーボンブラツクについて18.7、アルミ
ニウム薄片について1.5の体積%の濃度を与える。
(濃度水準は電気的特性が充填剤粒子の空間的配
置に依存するものであるので体積%で規定されて
いる)。 本組成物を慣用の冷間供給押出器を用いて高誘
電率管として押出し、水蒸気オートクレーブの中
で加硫した。この管を330ミリメートルのシール
ドカツトバツク(露出された導体からケーブルシ
ールドまたは接地電位までの距離)をもつ20kV
の管状接合部構造体を用いて電気的に試験した。
試験の結果、この管は正側で176kV、負側で
192kVの最大衝撃に耐えることができ;100%衝
撃フラツシユオーバー水準は正側で189kV、負側
で204kVであり;平均AC耐電圧は125kVである
ことが示された。 この管状試料の物理的性質に関しては、100%
モジユラスは241PSI;極限抗張力は1454PSI;極
限伸びは643%;ダイC引裂強度は241PLI;永久
歪は16.4%;誘電率すなわち比誘導容量(SIC)
は、半径方向に60%引張り、軸方向に測定して
37.6;であることがわかつた。 実施例 2 次の成分を用いて実施例1と同様に弾性体組成
物をつくつた:
【表】
【表】
【表】
【表】 本実施例は、カーボンブラツクと金属薄片の他
にチタン酸バリウムが存在する場合に、適切な電
気的及び物理的性質が維持されることを例示して
いる。 実施例 3 次の成分を用いて実施例1と同様にして弾性体
組成物をつくつた:
【表】
【表】
【表】
【表】 この実施例は絶縁性小板状物質である雲母を含
み、満足すべき結果が得られた。 実施例 4 次の成分を用いて実施例1と同様に弾性体組成
物をつくつた:
【表】
【表】
【表】
【表】 上記組成物はアルミニウムの代わりに銅を用い
ており、満足すべき結果が得られている。 実施例 5 次の成分を用いて実施例1と同様に弾性体組成
物をつくつた:
【表】
【表】
【表】
【表】 上記組成物は箔型のアルミニウム小板体を用い
て性能要件を満たしている。 実施例 6 次の成分を用いて実施例1と同様に弾性体組成
物をつくつた:
【表】
【表】
【表】
【表】 上記組成物は粒径がより大きい非葉状のアルミ
ニウム薄片を用いて要件を満たしている。 実施例 7 次の組成物を加工することによつて弾性体材料
をつくつた:
【表】 ン ケミカルから入手できる粗粒級
【表】 ウム ピグメントから入手できるア
ルミニウム薄片の商標名
ダイカツプ40C 1.4
【表】 本組成物を電気的衝撃制御管状物品に成形し、
シリコーン弾性体絶縁物をそれに重ねて成型する
ことによつて接合部構造体の形に形成すると、電
気的性質は満足すべきものであつた。 実施例 8 次の組成物を加工して弾性体組成物をつくつ
た:
【表】
【表】 この組成物を実施例7と同様に試験すると、類
似の結果が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 組成物の2.5から25体積%のカーボンブラツ
    ク、0.8から7.0体積%の小板状導電性粒子、0か
    ら8.0体積%の高誘電率無機質充填剤、0から
    12.0体積%の小板状無機質誘電性充填剤、および
    残余が配合弾性体からなる、弾性体組成物。 2 カーボンブラツクが10から20体積%から成
    る、特許請求の範囲1の弾性体組成物。 3 カーボンブラツクが40から100ナノメートル
    の平均粒径をもつ粗いフアーネスブラツク級のも
    のである、特許請求の範囲1の弾性体組成物。 4 小板状無機質誘電性充填剤が5体積%未満で
    ある、特許請求の範囲1の弾性体組成物。 5 小板状無機質誘電性充填剤が雲母である、特
    許請求の範囲1の弾性体組成物。 6 雲母が8から40マイクロメートルの平均粒径
    と0.5から1.0マイクロメートルの粒子厚みをも
    つ、特許請求の範囲5の弾性体組成物。 7 配合弾性体がEPDM、EPM、SBR、BR、
    シリコーン及び天然または合成のポリイソプレン
    から成る群から選ばれる、特許請求の範囲1の弾
    性体組成物。 8 導電性粒子がアルミニウムである、特許請求
    の範囲1の弾性体組成物。 9 アルミニウム粒子が25マイクロメートルの平
    均粒径をもつ、特許請求の範囲8の弾性体組成
    物。 10 組成物の2.5から25体積%のカーボンブラ
    ツク、0.8から7.0体積%の小板状導電性粒子、0
    から8.0体積%の高誘電率無機質充填剤、0から
    12.0体積%の小板状無機質誘電性充填剤、および
    残余が配合弾性体から成る、電力ケーブルの接合
    部処理に使用するための管状弾性体物品。 11 カーボンブラツクが10から20体積%から成
    る、特許請求の範囲10の物品。 12 カーボンブラツクが40から100ナノメート
    ルの平均粒径をもつ粗いフアーネスブラツク級の
    ものである、特許請求の範囲10の物品。 13 小板状無機質誘電性充填剤が5体積%から
    成る、特許請求の範囲10の物品。 14 小板状無機質誘電性充填剤が雲母である、
    特許請求の範囲10の物品。 15 雲母が8から40マイクロメートルの平均粒
    径と0.5から1.0マイクロメートルの粒子厚みを有
    する、特許請求の範囲14の物品。 16 配合弾性体がEPDM、EPM、SBR、BR、
    シリコーン及び天然又は合成のポリイソプレンか
    ら成る群から選ばれる、特許請求の範囲10の物
    品。 17 導電性粒子がアルミニウムである、特許請
    求の範囲10の物品。 18 アルミニウム粒子が25マイクロメートルの
    平均径をもつ、特許請求の範囲17の物品。 19 容易に除きうる芯の上に延伸状態で支持さ
    れた弾性体管状部材からなる電力ケーブルの接合
    部処理に使用する物品であつて;該管状部材が
    2.5から25体積%のカーボンブラツク、0.8から3.0
    体積%の小板状導電性粒子、0から8.0体積%の
    高誘電率無機質充填剤、0から12.0体積%の小板
    状無機質誘電性充填剤、および残余がEPDMと
    EPMから成る群から選ばれる配合弾性体からな
    る上記物品。 20 カーボンブラツクが40から100ナノメート
    ルの平均粒子径をもつ粗いフアーネスブラツク級
    である、特許請求の範囲19の物品。 21 カーボンブラツクが10から20体積%から成
    る、特許請求の範囲20の物品。 22 小板状無機質誘電性充填剤が5体積%未満
    である、特許請求の範囲19の物品。 23 小板状無機質誘電性充填剤が雲母である、
    特許請求の範囲19の物品。 24 雲母が8から40マイクロメートルの平均粒
    径と0.5から1.0マイクロメートルの粒子厚みをも
    つ、特許請求の範囲23の物品。 25 導電性粒子がアルミニウムである、特許請
    求の範囲19の物品。 26 アルミニウム粒子が25マイクロメートルの
    平均径をもつ、特許請求の範囲25の物品。 27 導電性粒子が1.2から1.8体積%で存在す
    る、特許請求の範囲19の物品。 28 芯が閉鎖螺旋の形に隣接コイルを接合させ
    た一体の堅い螺旋芯である、特許請求の範囲19
    の物品。
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