JPH0469309A - 歯科用補填剤 - Google Patents
歯科用補填剤Info
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- JPH0469309A JPH0469309A JP2179936A JP17993690A JPH0469309A JP H0469309 A JPH0469309 A JP H0469309A JP 2179936 A JP2179936 A JP 2179936A JP 17993690 A JP17993690 A JP 17993690A JP H0469309 A JPH0469309 A JP H0469309A
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- Pending
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Landscapes
- Dental Preparations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は歯科用補填剤、さらに詳しくは、歯科領域にお
いて義歯を補填する場合、歯の神経を抜く場合、歯根の
治療を行う場合等において、歯の切削部分に充填して仮
封するためのいわゆる仮封剤に主として適用され、その
他、歯槽膿漏、歯肉炎等の歯周病の術後において歯と歯
茎の間に一定期間介装される歯周病包帯剤や、入れ歯の
裏面側に設けられる接着緩衝材等１．歯科領域において
広く補填を目的として使用される歯科用補填剤に関する
。
いて義歯を補填する場合、歯の神経を抜く場合、歯根の
治療を行う場合等において、歯の切削部分に充填して仮
封するためのいわゆる仮封剤に主として適用され、その
他、歯槽膿漏、歯肉炎等の歯周病の術後において歯と歯
茎の間に一定期間介装される歯周病包帯剤や、入れ歯の
裏面側に設けられる接着緩衝材等１．歯科領域において
広く補填を目的として使用される歯科用補填剤に関する
。
（従来の技術）
一般に、上記のような歯科領域における仮封剤等の補填
剤としては、錬って充填されるコム類のものや、充填後
に硬化するセメント類のものか使用されている。
剤としては、錬って充填されるコム類のものや、充填後
に硬化するセメント類のものか使用されている。
（発明か解決しようとする課題）
しかし、上記のような仮封剤を使用する場合には、一般
には治療用の薬剤と併用されるため、その薬剤の臭気に
よって患者に不快感を与えるという問題点かあった。
には治療用の薬剤と併用されるため、その薬剤の臭気に
よって患者に不快感を与えるという問題点かあった。
また、このような薬剤は一般に苫みかあり、特に亢奮に
とっては苦痛である。
とっては苦痛である。
一方、このような薬剤の使用の有無を問わず、歯を切削
して歯の神経の治療や歯根の治療を行うと、その切削部
分か、口腔内に臭気を生しさせる要因ともなっている。
して歯の神経の治療や歯根の治療を行うと、その切削部
分か、口腔内に臭気を生しさせる要因ともなっている。
本発明は、このような問題点をすべて解決するためにな
されたもので、上記のような要因によって発生する臭気
を除去するとともに口腔内に芳香を付与し、或いは併用
される薬剤の苦みを消去することを課題とするものであ
る。
されたもので、上記のような要因によって発生する臭気
を除去するとともに口腔内に芳香を付与し、或いは併用
される薬剤の苦みを消去することを課題とするものであ
る。
（課題を解決するための手段）
本発明は、このような課題を解決するためになされたも
ので、その課題を解決するための手段は、仮封剤等の補
填剤に芳香剤又は味付剤を含有することにある。
ので、その課題を解決するための手段は、仮封剤等の補
填剤に芳香剤又は味付剤を含有することにある。
（作用）
すなわち、補填剤に芳香剤又は味付剤が含有されてなる
ために、補填剤に芳香剤か含有されている場合には、そ
の補填剤を歯の切削部分等の口腔内の所定位置に補填す
ると、口腔内に発生する臭気や薬剤の臭気か、補填剤に
含有された芳香剤によって消去されることとなり、さら
に口腔内に芳香を付与することとなるのである。
ために、補填剤に芳香剤か含有されている場合には、そ
の補填剤を歯の切削部分等の口腔内の所定位置に補填す
ると、口腔内に発生する臭気や薬剤の臭気か、補填剤に
含有された芳香剤によって消去されることとなり、さら
に口腔内に芳香を付与することとなるのである。
又、味付剤か含有されている場合には、併用される薬剤
の苦みは味付剤によって消去されることとなる。
の苦みは味付剤によって消去されることとなる。
（実施例）
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例１
本実施例は歯科用補填剤の一例としての仮封剤に関する
ものである。そして、本実施例の仮封剤は、水硬性セメ
ントを基剤とし、それに芳香剤としてのハーブエキスを
含有したものである。
ものである。そして、本実施例の仮封剤は、水硬性セメ
ントを基剤とし、それに芳香剤としてのハーブエキスを
含有したものである。
このような仮封剤を歯の切削部分に充填すると、水硬性
セメントの硬化により上記切削部分か仮封されるととも
に、その仮封後においてはハーブエキスの芳香が口腔内
に付与され、さらに併用される薬剤の臭気や歯の切削が
要因となって口腔内に発生する臭気等が除去されること
となる。
セメントの硬化により上記切削部分か仮封されるととも
に、その仮封後においてはハーブエキスの芳香が口腔内
に付与され、さらに併用される薬剤の臭気や歯の切削が
要因となって口腔内に発生する臭気等が除去されること
となる。
実施例２
本実施例の歯科用仮封剤は、上記実施例１と同様に水硬
性セメントを基剤とし、それに味付剤としての甘味料で
あるパラチノースを含有したものである。
性セメントを基剤とし、それに味付剤としての甘味料で
あるパラチノースを含有したものである。
このような仮封剤を用いれば、仮封後においては甘味料
の味か付与されるとともに、併用される薬剤の苦みが消
去されることとなる。
の味か付与されるとともに、併用される薬剤の苦みが消
去されることとなる。
従って、患者か児童等の場合にも苦痛を与えることがな
いのである。
いのである。
しかも、甘味料としてパラチノースが使用されているた
め、カリエスになるおそれもなく、歯科領域の使用に適
したものとなる。
め、カリエスになるおそれもなく、歯科領域の使用に適
したものとなる。
実施例３
本実施例の歯科用仮封剤は、ガタパーチャー等のコムを
基剤とし、それに味付兼用芳香剤としてのバニラエキス
を含有したものである。
基剤とし、それに味付兼用芳香剤としてのバニラエキス
を含有したものである。
このような仮封剤を用いれば、仮封後においてはバニラ
の芳香が口腔内に付与され、臭気等が除去されるととも
に、バニラの味が付与されて薬剤の苦みが消去され、芳
香と味との両効果が生ずるのである。
の芳香が口腔内に付与され、臭気等が除去されるととも
に、バニラの味が付与されて薬剤の苦みが消去され、芳
香と味との両効果が生ずるのである。
その他の実施例
尚、基剤に含有される芳香剤の種類も上記実施例のハー
ブエキスやバニラエキスに限らず、たとえばストロへリ
ーエキス、バナナエキス、メントール、漢方エキス等、
種々のものを使用することが可能である。
ブエキスやバニラエキスに限らず、たとえばストロへリ
ーエキス、バナナエキス、メントール、漢方エキス等、
種々のものを使用することが可能である。
さらに、上記実施例２においては、味付剤としてパラチ
ノースを用いたため、上述のような好ましい効果か得ら
れたが、味付剤の種類も上記実施例に限定されず、他の
甘味料であってもよく、さらには甘味料以外の味付剤を
用いることも可能である。
ノースを用いたため、上述のような好ましい効果か得ら
れたが、味付剤の種類も上記実施例に限定されず、他の
甘味料であってもよく、さらには甘味料以外の味付剤を
用いることも可能である。
尚、芳香剤と味付剤は、いずれか一方か含有されていれ
ばよく、また双方か含有されていてもよい。また、実施
例３のように芳香と味との双方を付与するものであって
もよい。
ばよく、また双方か含有されていてもよい。また、実施
例３のように芳香と味との双方を付与するものであって
もよい。
さらに、基剤の種類も上記実施例の水硬性セメントやゴ
ム製のものに限らず、たとえば合成樹脂製のものであっ
てもよく、基剤の材質は問うものではない。
ム製のものに限らず、たとえば合成樹脂製のものであっ
てもよく、基剤の材質は問うものではない。
さらに、本発明の仮封剤は、液状のものであってもよく
、この場合には、一般に補填剤として使用されるセメン
ト製のものやゴム製のもの等を補填する前に予めこれら
と混疎し、或いは補填と同時に滴下する等して併用され
ることとなる。すなわち、本発明にいう補填剤とは、発
明の切削部分等に直接充填されて仮封を行うものの他、
直接仮封機能を有する基剤とともに併用されて芳香や味
を付与する液状のものをも含む広い概念である。
、この場合には、一般に補填剤として使用されるセメン
ト製のものやゴム製のもの等を補填する前に予めこれら
と混疎し、或いは補填と同時に滴下する等して併用され
ることとなる。すなわち、本発明にいう補填剤とは、発
明の切削部分等に直接充填されて仮封を行うものの他、
直接仮封機能を有する基剤とともに併用されて芳香や味
を付与する液状のものをも含む広い概念である。
尚、仮封後には、歯の治療の程度等によって直ちに食事
をできない場合や、このような影響のない場合があるた
め、補填剤に含有される芳香剤や味付剤の口腔内での効
果持続時間は、このような事情に応じて調整されるのか
好ましい。従って、芳香剤や味付剤の種類や含有量も、
これに応じて調整する必要がある。
をできない場合や、このような影響のない場合があるた
め、補填剤に含有される芳香剤や味付剤の口腔内での効
果持続時間は、このような事情に応じて調整されるのか
好ましい。従って、芳香剤や味付剤の種類や含有量も、
これに応じて調整する必要がある。
さらに、仮封剤としての用途も、義歯を補填する場合、
歯の神経を抜く場合、歯根の治療を行う場合の他、軽い
虫歯の場合に使用することもでき、歯科領域の仮封用と
して広く適用することが可能である。
歯の神経を抜く場合、歯根の治療を行う場合の他、軽い
虫歯の場合に使用することもでき、歯科領域の仮封用と
して広く適用することが可能である。
尚、本発明の対象は、上記のような仮封剤を主眼とする
ものではあるが、仮封剤取外にたとえば歯檀腸漏、歯肉
炎等の歯周病の術後において歯と歯茎の間に一定期間介
装される歯周病包帯剤や、入れ歯の裏面側に設けられる
接着糧衝剤等に適用することも可能であり、歯科領域に
おいて補填を目的として使用する補填剤に広く適用する
ことが可能である。
ものではあるが、仮封剤取外にたとえば歯檀腸漏、歯肉
炎等の歯周病の術後において歯と歯茎の間に一定期間介
装される歯周病包帯剤や、入れ歯の裏面側に設けられる
接着糧衝剤等に適用することも可能であり、歯科領域に
おいて補填を目的として使用する補填剤に広く適用する
ことが可能である。
（発明の効果）
叙上のように、本発明は補填剤に芳香剤又は味付剤が含
有されてなるために、芳香剤を含有する仮封剤を用いた
場合には、口腔内に発生する臭気や薬剤の臭気が消去さ
れるとともに、口腔内に芳香か付与され、その結果、従
来のように患者に不快憾を与えることもなく、また周囲
の人間に不快感を与えることもない。
有されてなるために、芳香剤を含有する仮封剤を用いた
場合には、口腔内に発生する臭気や薬剤の臭気が消去さ
れるとともに、口腔内に芳香か付与され、その結果、従
来のように患者に不快憾を与えることもなく、また周囲
の人間に不快感を与えることもない。
また、芳香剤に味付剤が含有されている場合には、併用
される薬剤の苦みは味付剤によって消去されることとな
る。従って、患者、特に児童等の患者に苦痛を与えるこ
ともない。
される薬剤の苦みは味付剤によって消去されることとな
る。従って、患者、特に児童等の患者に苦痛を与えるこ
ともない。
いずれにしても、本発明では上記のような芳香や味を口
腔内に付与することにより、一般に歯科領域での治療時
において患者に与える不快感等を除去しうるとともに、
患者には新たな興趣を与える等、従来にはない全く新規
な仮封剤等の補填剤を提供しうるに至ったのである。
腔内に付与することにより、一般に歯科領域での治療時
において患者に与える不快感等を除去しうるとともに、
患者には新たな興趣を与える等、従来にはない全く新規
な仮封剤等の補填剤を提供しうるに至ったのである。
Claims (1)
- 芳香剤又は味付剤が含有されてなることを特徴とする歯
科用補填剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2179936A JPH0469309A (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 歯科用補填剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2179936A JPH0469309A (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 歯科用補填剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0469309A true JPH0469309A (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=16074529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2179936A Pending JPH0469309A (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 歯科用補填剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0469309A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5376591A (en) * | 1976-12-18 | 1978-07-07 | Shionogi Seiyaku Kk | False tooth stabilizing composite material |
| JPS54162094A (en) * | 1978-06-14 | 1979-12-22 | Toshiba Corp | Fuel pool cooling and cleaning device |
| JPS57169411A (en) * | 1981-03-25 | 1982-10-19 | Sybron Corp | Catalyst composition for dental impression |
-
1990
- 1990-07-06 JP JP2179936A patent/JPH0469309A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5376591A (en) * | 1976-12-18 | 1978-07-07 | Shionogi Seiyaku Kk | False tooth stabilizing composite material |
| JPS54162094A (en) * | 1978-06-14 | 1979-12-22 | Toshiba Corp | Fuel pool cooling and cleaning device |
| JPS57169411A (en) * | 1981-03-25 | 1982-10-19 | Sybron Corp | Catalyst composition for dental impression |
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