JPH0465510A - Production of antibacterial rayon material - Google Patents

Production of antibacterial rayon material

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JPH0465510A
JPH0465510A JP17273890A JP17273890A JPH0465510A JP H0465510 A JPH0465510 A JP H0465510A JP 17273890 A JP17273890 A JP 17273890A JP 17273890 A JP17273890 A JP 17273890A JP H0465510 A JPH0465510 A JP H0465510A
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JP
Japan
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viscose
rayon
rayon material
cellulose
degree
Prior art date
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Application number
JP17273890A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Nobuo Sumida
修生 澄田
Akira Yamada
暁 山田
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BIO GIKEN KK
Original Assignee
BIO GIKEN KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0465510A publication Critical patent/JPH0465510A/en
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Abstract

PURPOSE:To obtain the subject rayon material suitable for dish-cloth, food- packaging material, fruit-protection bag for cultivation of fruit,filter, backing material for clothes, nonwoven cloth for insole material, clothes, etc., by adding a specific compound such as Mg compound to a solution of a rayon material. CONSTITUTION:The objective rayon material is obtained from a solution produced by adding a compound of Mg, Ca or Zn [e.g. MgO, Ca(OH)2 and ZnSO4] and/or tetrachloroisophthalonitrile to a solution of a rayon material.

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention] 【産業上の利用分野】[Industrial application field]

本発明は、例えば布巾、食品包材、果物栽培時における
果物の保護袋材、フィルター、服の裏材や靴の内材とし
て用いられる不織布、あるいは衣料、カーテンや靴下な
どに用いられる抗菌性レーヨン材の製造方法に間するも
のである。
The present invention is applicable to, for example, cloth towels, food packaging materials, protective bag materials for fruits during fruit cultivation, filters, nonwoven fabrics used as lining materials for clothes and inner materials of shoes, and antibacterial rayon used for clothing, curtains, socks, etc. This method is related to the manufacturing method of the material.

【発明の背景】[Background of the invention]

これまでレーヨン材は合成繊維に押されてその使用量は
減少の一途を辿っていたが、最近に至り、吸湿性の特長
に注目が注がれ、例えば布巾、食品包材、果物栽培時に
おける果物の保護袋材、フィルター、服の裏材や靴の内
材として用いられる不織布、あるいは衣料、カーテンや
靴下などの繊維材料として見立されつつある。 ところで、吸湿性の特長に注目が集まっている訳である
が、この特性は、逆に、カビや細菌が繁殖しやすい欠点
にもなっている。 この為、カビや細菌が繁殖しにくいレーヨン材の開発が
求められている。
Until now, the amount of rayon used has been steadily decreasing as it has been overtaken by synthetic fibers, but recently, attention has been focused on its hygroscopic properties, and it is used, for example, in dish towels, food packaging, and during fruit cultivation. It is becoming popular as a nonwoven fabric used as protective bag material for fruit, as a filter, as a lining material for clothes, as an inner material for shoes, and as a textile material for clothing, curtains, socks, etc. Incidentally, although attention is being focused on its hygroscopic feature, this property also has the disadvantage of making it easy for mold and bacteria to grow. For this reason, there is a need to develop a rayon material that is resistant to the growth of mold and bacteria.

【発明の開示】[Disclosure of the invention]

本発明の目的は、カビや細菌が繁殖しにくいレーヨン材
を提供することである。 この本発明の目的は、抗菌性レーヨン材の製造方法であ
って、レーヨン材の溶液中にMg、Ca及びZnの群の
中から選ばれる化合物及び/又はテトラクロロイソフタ
ロニトリル(TPN)を添加し、これよりレーヨン材を
製造することを特徴とする抗菌性レーヨン材の製造方法
によって達成される。 上記の発明において、Mg、Ca及びZnの群の中から
選ばれる化合物としては、例えばMgO1Cab、Zn
O1Mg(OH)z、 Ca(0H)2 、Zn(0H)z 、Zn5O,、Z
n (CH3Coo)z 、ZnC12、ZnC0z、
Z n (NOx ) zなどが存る。 以下、本発明を具体的に説明する。 〔アルカリ繊維素の製造〕 繊維素は濃度12.5%〜19%の苛性ソーダ溶液中に
おいてアルカリ繊維素(C6HI。0.・NaOH・3
H20なる抱水化合物)となる。製造条件の一例を示す
と、NaOH18%溶液中にてバルブを浸漬した後、過
剰の苛性ソーダ溶液を除去し、最後にバルブ100kg
に対し270kgになるまで、すなわち圧搾比2.7に
なる迄圧搾する。この工程から次の破砕工程に移す迄が
浸漬室の作業である。 バルブ中のヘミ繊維素を出来る限り?登山しようとする
場合には、温度は低い方が好ましい、しかしながら、低
温ではバルブが膨大なる為、1回の仕込み量が減少し、
圧搾が困難になる傾同がある。 そして、比較的高温を使用すれば、ヘミ繊維素の?登山
量が少なく、アルカリの回収による損失も少なくなる。 アルカリ繊維素を製造する為の浸漬圧搾は大型のものが
使用されている。1回の仕込み量は、浸漬圧搾機の大き
さを決するのみならず、それ以後の操業の単位となって
各機の容積を決する基準となる。 圧搾バルブの取り出し法には、底部開閉式と前扉開閉式
とが一般に使用されている。底部開閉式の特徴は、取出
口を開いて後退するとバルブは自然に落下排出され、ラ
ムの後退と共に仕切り板が後退して自動的に一定ピッチ
に配置される点である。 〔破砕工程、老成工程〕 破砕工程は、アルカリ繊維素を老成及び硫化を容易にす
る為、細片状に砕く工程である。但し、過度に粉砕しな
いようにする。破砕程度は1Nをメスシリンダにとった
場合、その重量が180gを標準とすればよい。 破砕に要する動力は最初に最高負荷を示すから供給はな
るべく徐々に行う、250kg仕込みで30〜35馬力
を要す。破砕条件の一例は破砕完了後の取り出し温度5
0゛C5破砕時間3hrである。これは所謂高温老成で
破砕中に老成を完了させ、別に老成工程を行わない場合
であり、破砕時間が長いのは破砕度を充分ならしめる為
というより老成時間をこの内に入れたものと考えられる
。 単に、破砕のみの為ならば1.5〜2hrにて充分であ
る。 破砕機は、俗に、ツェルファーザー或いはフライグーと
称され、一種の攪拌機である2本の撹拌用Z軸と底の鞍
形の部分に歯を有し、攪拌軸の回転により破砕を行うも
のである。 1バッチ250kgに対しては約30001の破砕機を
使用する。大量を一定温度にて老成させる場合には、数
個の小箱に分割するか、攪拌しつつ老成すれば良い。 高温老成が実施されても、硫化開始時にはアルカリ繊維
素、俗に言うクラムは約20℃に低下していることが好
ましい。 〔硫化工程、溶解工程〕 アルカリ繊維素と二硫化炭素が作用すれば、工業的には
グルコース残基100モルに比しC8245〜65モル
が化合している。すなわち、重量比にて繊維素100に
対しC3,23,6となる。 繊維素100モルに結合するC S 2のモル数をγ価
と称し、硫化度を表す数値としている。1価は硫化直後
に於いて50は必要である。 クラムの圧搾を強化する程硫化によるクラムの容積の減
少する副台が少ない。その理由は、圧搾度が少ない時は
、生成されたザンテートがアルカリにより膨潤一部溶解
する為と考えられる。よって、クラムの圧搾を大にした
ものは、C3よとの反応も均一に進行し易く、副生成物
の量も少なく、かつ、生成したザンテートも溶解し易い
利点がある。 硫化はチャーンにて行い、溶解は溶解機にて行う方式が
あり、化学的には両者を随意コントロールし得る点に於
いて理想的であるが、今日では、両反応を同時に1機中
にて行うニーダ−が一般に使用されている。 チャーンは円形又は六角の断面のドラムで、100kg
パルプに対して約2160!!の容積を必要とする。二
硫化炭素は各機側に設けた計量器より中心のパイプの多
数の孔を通してスプレー状に注入され、ドラムは0.5
rev/minの速度で回転する。 溶解機はバルブ100kgに対し約14001の内容を
有する横又は縦型タンクにして計算量の水及び濃厚苛性
ソーダ溶液を添加したる中に2パンチ分を仕込むのが普
通である。内部をプロペラにて攪拌すると同時に底部よ
りヴイスコースをギアーポンプにて引き、グラインダー
を通し上部に送り循環さる。機は二重壁によりプライン
にて冷却し、次の熟成室に送る適温を作る。 〔熟成、濾過、脱泡工程〕 スフのヴイスコースは、人絹に比し成分上繊維素%が高
く、NaOH%が低い、又、紡糸ヴイスコースは熟成度
、粘度が人絹に比し高いのが普通である。 ヴイスコースの成分は繊維素粒子の分散度が最大となり
、従って安定性の最高を目標とする。アルカリ濃度が5
〜8%の範囲に於いてはアルカリ濃度が高くなる程粘度
は減少し、熟成度及び安定度が高くなる。約8%濃度に
て粘度は最小となり、安定度は最大となる。すなわち、
この濃度において繊維素粒子の分散度が最大となる。繊
維素%は大となる程熟成度及び安定度は低下し、粘度は
上昇する。このことより、繊維素8%が最高限界、Na
OH6%が最低限界と考えるのが至当である。 然るに繊維素%高く、NaOH%低ければパルプ、苛性
ソーダ、硫酸等の主要薬品が節約せられ、直接生産費が
低廉になる為、スフ製造にては繊維素8.2〜8.3%
、NaOH5,6〜5.7%位、両者共限界を多少超え
ている場合が多い、しかしながら、この為に熟成は進行
し易く、安定度は低下する傾向があるから、製造条件を
厳守し、熟成の温度、時間等に変化を来さないように充
分注意しなければならない。 粘度の高いのはアルカリ繊維素の老成を短縮した為で、
繊維素の重合度を或限度以下に下げないことを目的とす
る。熟成度を高くしたのは、凝固分解に時間的余裕を与
えて、其の間に糸に充分なる張力を与え、ミセル配列を
良好ならしめんとする為である。 粘度が過度に高いと濾過困難となり、脱泡にも長時間を
要するのみならず、成る限度以上に重合度が高くても、
製品の強度には殆ど影響を及ぼさない、従って、工場の
実際例にては、防糸ヴイスコース粘度はBF40±2.
5程度である。特に強力を望む時は、BF60以上にす
ることもある。 ヴイスコース熟成度は過度に高いと凝固分解が遅すぎ、
糸に緊張を与えても張力が充分出す、逆に、低すぎれば
緊張を与える時間の余裕がなくなるから、適当に保たな
ければならない、但し、熟成度と紡糸浴の成分とは相関
的なものであるから、両者は一定範囲内で規定値に保た
なければならない。 熟成度は5T14位が普通であるが、特に強度を望む場
合には20〜25の範囲にすることもある。 熟成度を大とする為ヴイスコースの熟成時間を短縮する
には自ら限度がある。すなわち、濾過と脱泡に要する時
間が熟成の最短時間であり、高粘度のもの程時間がかか
る。防糸タンクに入るまでの時間、すなわち3回濾過機
を通る時間と混合時間とで約10hrを要し、脱泡には
18〜20hrを要するから、全塾成時間は約35hr
となる。 受入ヴイスコース温度を16°Cとし、室温を16〜1
7°Cの範囲内の一定温度を保たしめる。 ヴイスコースの混合は混合機にてニーグー34機分を混
合する。その最大役目は、溶解を補助的に行い、ニーダ
−の負担を軽くするにある。従って、混合機はジャケン
トを有し、ブライン又は冷水にて冷却しつつ10〜18
rev/minの攪拌翼にて攪拌する。同時に、底部よ
りギヤーポンプによりヴイスコースを引き出し、グライ
ンダーを通し上部より挿入しヴイスコースを循環する。 溶解、混合、温度調節が完了すると、熟成タンりに送液
する。 艶消剤、亜硫酸ソーダ等を添加する場合にはニーダ−或
いは混合機中にて行う。亜硫酸ソーダはヴイスコースの
熟成を遅延し、酸化を防止する効果があるが、一般には
使用されない。 艶消剤たる酸化チタニウムは予め石川式措砕機にてモノ
ボール油を持って泥状としてヴイスコースに添加すれば
分散均一で良結果を得られるが、酸化チタニウムを硫化
機の溶解時あるいは混合機に直接投入することが多い。 ヴイスコース濾過の目的は各種夾雑物の除去にあるが、
不溶解・繊維残渣の濾過性に及ぼす影響は僅かである。 最も濾過困難の原因となるものはヴイスコース中に高度
に膨潤して、ゲル状に分散している繊維素ザンテートで
ある。普通のザンテートは溶解容易であるが、重合度7
00以上の高分子量の繊維素ザンテートは不溶解ゲルの
原因となり易い。 濾過は3〜4回行う、第4フイルタープレスは防糸機に
接近して防糸タンクと防糸機との間に1く。第4濾過が
完全に行われれば防糸機のキャンドル・フィルターは不
要になると考えられる。 濾過に圧搾空気を使用すると圧力が変化し易く、ヴイス
コースの流量に変動を生しやすいから、ギヤーポンプに
よる方がよい。濾過布の取り替えは圧力或いは濾過量を
見て行う。 フィルタープレスの寸法は使用濾過布の寸法によって略
決定され、740mmx740mm、枠とプレート合計
51枚位が標準寸法である。プレートはピラミッド型の
放射線型が最も能率が良い。 プレート及び伜の周辺は充分平滑に仕上げて、ヴイスコ
ース漏洩はないようにする。 脱泡は表面積が大なる程有効であるから稍傾斜せるタン
クに6.7割ヴイスコースをいれたものが都合がよい、
真空度500〜700mmにて15〜20hr脱泡を行
う。室温17℃、熟成時間35hrのうち、半分ば脱泡
時間である。 熟成室内のヴイスコースの通路は直線的に最短距離にな
るように混合後、熟成タンク、フィルタープレスを配置
することが必要である。特に防糸タンクより防糸機に至
るパイプは最短にして、パイプ中にヴイスコースが停滞
することなく、常に同一流動状態に至るようにする。 防糸タンクより防糸機までまヴイスコース・バイブは引
き抜鋼管、黒ガス管等を使用するが、硫化鉄を生じ、防
糸孔を閉塞する原因となる為、他の特殊の材料、例えば
合成樹脂、特殊硝子製のものが提案されている。少なく
とも防糸タンク及び防糸機に至る下請銅製たるべきもの
である。ヴイスコースの粘性は甚だ大であるから摩擦に
よる圧力損失が甚だ大である。従って、l防糸タンク多
数の奉糸機にヴイスコースを供給するときは、遠近によ
り圧力に差を招じるから、防糸機を数セクションに分け
、別々のタンクより送液する。1防糸セクシヨンは日産
約5〜10屯とする。 防糸開始に際し圧搾空気に切り換える。空気圧は7 k
 g 7cm”であるが、防糸機付属のヴイスコース管
にては3〜4kg/cmに低下する。 ヴイスコースの熟成は粘度を降下し、熟成度を適度にす
ることにより防糸を容易ならしむるにあるが、高重合度
の場合には粘度が相当高くなるのはやむを得ない。熟成
前半には化学的にはキサントゲン酸基が分離し、ココロ
イド的には脱水作用等による粘度の降下が起こる。超音
波は一般に脱水作用に効果のあることが知られているか
ら、これをヴイスコースに応用すると、粘度降下に役立
つ。すなわち、粘度最小を示す時期を超音波照射により
早め得る。又、適当な時期を選定することにより、鎖状
分子を破壊することなくヴイスコース粘度の低下、熟成
時間の短縮を計り得る。 紡糸に際しては、通常、硫酸などが添加され、溶液はア
ルカリ領域のものから酸性領域のものとされている。 このような工程を経てレーヨン材が製造されている訳で
あるが、レーヨン材に抗菌性を付与する為には、上記工
程中におけるレーヨン材の溶液中に抗菌剤を添加してお
けば良いのではないかとの技術思想が得られる。 ところが、実際にこの技術思想を実施しても、抗菌剤に
よっては抗菌特性が得られないことが判って来た。 例えば、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム
、ソルビン酸カリウム、チアベンダゾール、オルトフェ
ニルフェノール等の薬剤を添加していても、得られたレ
ーヨン材には抗菌性がなかったのである。 そして、さらなる研究開発が押し進められて行った結果
、MgO1CaO1ZnO。 Mg(0H)t 、Ca(0H)z、 Zn(OH)* 、Zn5Oa、 Zn (CH3Coo)z 、ZnCIt、ZnCO5
、’Zn (NOx )tなどのMg、Ca及びZnの
群の中から選ばれる化合物及びTPNの群の中から選ば
れる抗菌剤が、例えばフィルムや紡糸前(硫酸などの凝
固剤が添加されて酸性領域となる前のアルカリ領域の段
階)の段階でレーヨン材の溶液中に添加され、これらの
抗菌剤を含有するレーヨン材の溶液から得たフィルムや
糸は抗菌特性に優れていたのである。
An object of the present invention is to provide a rayon material that is resistant to the growth of mold and bacteria. The object of the present invention is to provide a method for producing an antibacterial rayon material, which comprises adding a compound selected from the group of Mg, Ca and Zn and/or tetrachloroisophthalonitrile (TPN) to a solution of rayon material. This is achieved by a method for producing an antibacterial rayon material, which is characterized by producing a rayon material from this material. In the above invention, examples of the compound selected from the group of Mg, Ca and Zn include MgO1Cab, Zn
O1Mg(OH)z, Ca(0H)2, Zn(0H)z, Zn5O,, Z
n (CH3Coo)z, ZnC12, ZnC0z,
Examples include Z n (NOx) z. The present invention will be explained in detail below. [Manufacture of alkaline cellulose] Cellulose is alkali cellulose (C6HI.0..NaOH.3) in a caustic soda solution with a concentration of 12.5% to 19%.
A hydrated compound called H20). An example of manufacturing conditions is that after immersing a bulb in 18% NaOH solution, excess caustic soda solution is removed, and finally 100 kg of bulbs are immersed in 18% NaOH solution.
270 kg, that is, until the compression ratio becomes 2.7. The work in the dipping chamber is from this step to the next crushing step. As much as possible of hemicellulose in the bulb? When trying to climb a mountain, lower temperatures are preferable; however, at low temperatures, the number of valves becomes enormous, so the amount of preparation per batch decreases.
It tends to be difficult to squeeze. And if you use a relatively high temperature, what about hemicellulose? There is less climbing involved, and there is less loss due to alkali recovery. A large immersion press is used to produce alkaline cellulose. The amount charged at one time not only determines the size of the immersion press, but also becomes the unit of subsequent operation and becomes the standard for determining the capacity of each machine. The bottom opening/closing method and the front door opening/closing method are generally used to take out the squeeze valve. The feature of the bottom opening/closing type is that when the outlet is opened and retracted, the valve will naturally fall and be discharged, and as the ram retracts, the partition plates will retract and be automatically arranged at a constant pitch. [Crushing process, aging process] The crushing process is a process of crushing the alkali cellulose into small pieces in order to facilitate aging and sulfidation. However, be careful not to crush it excessively. As for the degree of crushing, if 1N is taken in a measuring cylinder, the standard weight should be 180g. Since the power required for crushing shows the highest load at the beginning, supply should be done as gradually as possible, and 30 to 35 horsepower is required for 250 kg. An example of crushing conditions is removal temperature 5 after crushing is completed.
0゛C5 crushing time is 3 hr. This is so-called high-temperature aging, where aging is completed during crushing and no separate aging process is performed, and the reason for the long crushing time is that the aging time is included in this time rather than to ensure a sufficient degree of crushing. It will be done. If it is only for crushing, 1.5 to 2 hours is sufficient. The crusher is commonly called a Zellfather or a Flygoo, and has two Z-shafts for stirring, which are a type of stirrer, and teeth on the saddle-shaped part at the bottom, and crushes by rotating the stirring shafts. be. Approximately 30,001 crushers are used for one batch of 250 kg. When aging a large amount at a constant temperature, it may be divided into several small boxes or aged while stirring. Even if high-temperature aging is carried out, it is preferable that the alkali cellulose, commonly called crumb, has decreased to about 20° C. at the start of sulfurization. [Sulfurization step, dissolution step] When alkali cellulose and carbon disulfide act, industrially, 8245 to 65 moles of C8 are combined with 100 moles of glucose residue. That is, the weight ratio is C3, 23, and 6 to 100 cellulose. The number of moles of C S 2 bonded to 100 moles of cellulose is called the γ value, and is a value representing the degree of sulfidity. A monovalent value of 50 is required immediately after sulfurization. The more the crumb compression is strengthened, the less the volume of the crumb decreases due to sulfurization. The reason for this is thought to be that when the degree of compression is low, the generated xanthate swells and partially dissolves due to the alkali. Therefore, when the crumb is compressed to a large extent, the reaction with C3 tends to proceed uniformly, the amount of by-products is small, and the generated xanthate is easily dissolved. There is a method in which sulfidation is carried out in a churn and dissolution is carried out in a dissolver, which is chemically ideal in that both can be controlled at will, but today it is possible to carry out both reactions simultaneously in one machine. A kneader that performs this process is commonly used. The churn is a drum with a circular or hexagonal cross section and a capacity of 100 kg.
Approximately 2160 for pulp! ! requires a volume of Carbon disulfide is injected in a spray form from a measuring device installed on each machine side through many holes in the central pipe, and the drum is filled with 0.5
Rotates at a speed of rev/min. The dissolver is usually a horizontal or vertical tank with a content of about 14,000 kg per 100 kg of bulb, and two punches are charged into the tank to which calculated amounts of water and concentrated caustic soda solution are added. While the interior is stirred by a propeller, viscose is drawn from the bottom by a gear pump and sent through a grinder to the top where it is circulated. The machine uses a double-walled prine to cool the product and create the appropriate temperature for sending it to the next ripening room. [Aging, filtration, defoaming process] Compared to human silk, spun viscose has a higher content of cellulose and lower NaOH%, and spun viscose has a higher degree of ripening and viscosity than human silk. It's normal. The viscose component provides maximum dispersion of the cellulose particles and therefore targets the highest stability. Alkaline concentration is 5
In the range of ~8%, the higher the alkali concentration, the lower the viscosity and the higher the degree of ripening and stability. At about 8% concentration the viscosity is at a minimum and the stability is at a maximum. That is,
At this concentration, the degree of dispersion of cellulose particles is maximum. As the percentage of cellulose increases, the degree of maturity and stability decrease, and the viscosity increases. From this, 8% cellulose is the highest limit, Na
It is reasonable to consider 6% OH as the minimum limit. However, if the percentage of cellulose is high and the percentage of NaOH is low, main chemicals such as pulp, caustic soda, and sulfuric acid can be saved, and direct production costs will be lower.
, NaOH 5.6 to 5.7%, both of which are often slightly over the limit. However, this tends to cause ripening to proceed more easily and the stability to decrease, so the manufacturing conditions must be strictly adhered to. Care must be taken not to change the temperature, time, etc. of ripening. The high viscosity is due to shortened aging of alkaline cellulose.
The purpose is not to lower the degree of polymerization of cellulose below a certain limit. The reason for increasing the degree of ripening is to provide time for coagulation and decomposition, during which time sufficient tension is applied to the threads, and the aim is to improve the alignment of the micelles. If the viscosity is too high, filtration becomes difficult and defoaming takes a long time, and even if the degree of polymerization is higher than the limit,
It has almost no effect on the strength of the product, so in actual factory practice, the thread-proof viscose viscosity is BF40±2.
It is about 5. If you want something particularly powerful, you may want to increase your BF to 60 or higher. If the degree of viscose maturation is too high, coagulation and decomposition will be too slow;
Even if tension is applied to the yarn, sufficient tension will be produced.On the other hand, if it is too low, there will not be enough time to apply tension, so it must be maintained at an appropriate level.However, the degree of ripening and the components of the spinning bath are correlated. Therefore, both must be maintained at specified values within a certain range. The degree of ripeness is usually 5T14, but if particularly strong is desired, it may be in the range of 20 to 25. Since the degree of ripening is high, there is a limit to shortening the ripening time of Viscose. That is, the time required for filtration and defoaming is the shortest time for ripening, and the higher the viscosity, the longer it takes. It takes about 10 hours to enter the anti-fiber tank, that is, the time to pass through the filter three times and the mixing time, and 18 to 20 hours for defoaming, so the total preparation time is about 35 hours.
becomes. The receiving viscose temperature is 16°C, and the room temperature is 16-1
Maintain a constant temperature within 7°C. To mix the viscose, use a mixer to mix 34 pieces of Nigu. Its main role is to assist in melting and lighten the load on the kneader. Therefore, the mixer has a Jaquent, and while cooling with brine or cold water, 10 to 18
Stir with a stirring blade at rev/min. At the same time, the gear pump pulls out the viscose from the bottom, inserts it through the grinder from the top, and circulates the viscose. Once dissolution, mixing, and temperature control are complete, the liquid is sent to the aging tank. When adding a matting agent, sodium sulfite, etc., it is done in a kneader or mixer. Sodium sulfite has the effect of delaying the ripening of viscose and preventing oxidation, but is generally not used. Titanium oxide, which is a matting agent, can be dispersed uniformly and good results can be obtained by adding it to viscose in the form of slurry with monoball oil in an Ishikawa-type crusher in advance. Often used directly. The purpose of viscose filtration is to remove various impurities.
The influence of undissolved fiber residue on filterability is slight. The substance that causes the most difficulty in filtration is cellulose xanthate, which is highly swollen and dispersed in the form of a gel in viscose. Ordinary xanthate is easily dissolved, but the degree of polymerization is 7.
Cellulose xanthate with a high molecular weight of 0.00 or more tends to cause insoluble gel. Filtration is carried out 3 to 4 times, and the fourth filter press is placed close to the thread-protecting machine and between the thread-protecting tank and the thread-protecting machine. If the fourth filtration is completed completely, it is thought that the candle filter of the thread preventer will be unnecessary. If compressed air is used for filtration, the pressure tends to change and the flow rate of viscose tends to fluctuate, so it is better to use a gear pump. Replace the filter cloth by checking the pressure or filtration rate. The dimensions of the filter press are approximately determined by the dimensions of the filter cloth used, and the standard dimensions are 740 mm x 740 mm, with a total of 51 frames and plates. Pyramid-shaped radiation type plates are the most efficient. Finish the plate and the surrounding area sufficiently smooth to prevent viscose leakage. Since degassing is more effective as the surface area increases, it is convenient to use a slightly tilted tank containing 6.7% Viscose.
Defoaming is performed for 15 to 20 hours at a vacuum degree of 500 to 700 mm. The room temperature was 17° C., and the aging time was 35 hours, half of which was the defoaming time. After mixing, it is necessary to arrange the aging tank and filter press so that the viscose passage in the aging room is the shortest straight path. In particular, the pipe from the thread protection tank to the thread protection machine should be made as short as possible so that viscose does not stagnate in the pipe and always reaches the same flow state. From the thread protection tank to the thread protection machine, Viscose Vibe uses drawn steel pipes, black gas pipes, etc., but since iron sulfide is generated and causes blockage of the thread protection holes, other special materials, such as synthetic materials, are used. Materials made of resin and special glass have been proposed. At least the thread protection tank and thread protection machine should be made of subcontracted copper. Since the viscosity of viscose is extremely high, the pressure loss due to friction is extremely large. Therefore, when viscose is supplied to a thread-protecting machine with a large number of thread-protecting tanks, the pressure varies depending on distance, so the thread-protecting machine is divided into several sections and the liquid is fed from separate tanks. One anti-thread section is approximately 5 to 10 tons per day. Switch to compressed air when starting yarn protection. Air pressure is 7k
g 7cm", but it decreases to 3-4 kg/cm in the viscose tube attached to the thread protection machine. Aging of viscose lowers the viscosity, and by adjusting the degree of ripening, thread protection becomes easier. However, when the degree of polymerization is high, it is unavoidable that the viscosity becomes considerably high.In the first half of ripening, the xanthate groups chemically separate, and the viscosity of the cocolloid decreases due to dehydration. It is generally known that sound waves are effective for dehydration, so applying this to viscose will help lower the viscosity.In other words, the time when the viscosity reaches its minimum can be brought forward by ultrasonic irradiation. By selecting the appropriate solution, it is possible to lower the viscose viscosity and shorten the maturation time without destroying the chain molecules. During spinning, sulfuric acid etc. are usually added, and the solution ranges from an alkaline range to an acidic range. Rayon material is manufactured through such a process, but in order to impart antibacterial properties to rayon material, an antibacterial agent is added to the rayon material solution during the above process. However, even if this technical idea was actually put into practice, it was found that some antibacterial agents did not have antibacterial properties.For example, sodium benzoate, Even with the addition of chemicals such as sodium dehydroacetate, potassium sorbate, thiabendazole, and ortho-phenylphenol, the resulting rayon material had no antibacterial properties. , MgO1CaO1ZnO. Mg(0H)t, Ca(0H)z, Zn(OH)*, Zn5Oa, Zn(CH3Coo)z, ZnCIt, ZnCO5
, a compound selected from the group of Mg, Ca and Zn, such as 'Zn(NOx)t, and an antibacterial agent selected from the group of TPN. Films and threads obtained from rayon solutions containing these antibacterial agents had excellent antibacterial properties.

【実施例】【Example】

上記したのと同しレーヨン製造工程における熟成工程と
紡糸工程(又はフィルム成形工程)との間において、各
種の薬剤を添加し、これよりレーヨン材を得た。 上記のようにして得たレーヨン材の抗菌試験を行ったの
で、その結果を表に示す。 尚、抗菌試験は、生理的食塩水に黴や細菌を分散し、こ
の分散液を培地に塗布し、そして上記のレーヨン材を培
地の上に置き、蓋をし、培養器に入れて28°Cで2週
間培養し、黴や細菌の成育具合を観察した。 使用した菌は、アスペルギルスニガー(A、n)、ペニ
シリウムシトリナム(P、c)、クラドスポリウムクラ
ドスポリオイデス(C,c)、トリコデルマビイリイテ
ィ(T、v)、ケトミウムグロボサム(C,g)、リゾ
プスストロニファ(Rs)、大腸菌(E、C)、尿素分
解菌(Pro、)である。
Various chemicals were added between the ripening step and the spinning step (or film forming step) in the same rayon manufacturing process as described above, thereby obtaining a rayon material. The rayon material obtained as described above was subjected to an antibacterial test, and the results are shown in the table. In the antibacterial test, mold and bacteria are dispersed in physiological saline, this dispersion is applied to the culture medium, the above rayon material is placed on the culture medium, the lid is covered, and the incubator is heated at 28°C. After culturing in C for 2 weeks, the growth of mold and bacteria was observed. The bacteria used were Aspergillus niger (A, n), Penicillium citrinum (P, c), Cladosporium cladosporioides (C, c), Trichodermabilitii (T, v), Chaetomium globosum ( C, g), Rhizopus stroniphae (Rs), Escherichia coli (E, C), and urea-degrading bacteria (Pro, ).

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 抗菌性レーヨン材の製造方法であって、レーヨン材の溶
液中にMg、Ca及びZnの群の中から選ばれる化合物
及び/又はテトラクロロイソフタロニトリルを添加し、
これよりレーヨン材を製造することを特徴とする抗菌性
レーヨン材の製造方法。
A method for producing an antibacterial rayon material, the method comprising adding a compound selected from the group of Mg, Ca and Zn and/or tetrachloroisophthalonitrile to a solution of rayon material,
A method for producing an antibacterial rayon material, the method comprising producing a rayon material from this.
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241627A (en) * 2005-03-02 2006-09-14 Jogan:Kk Antibacterial fiber, method for producing the same and antibacterial textile product
WO2008003243A1 (en) * 2006-06-29 2008-01-10 Fu Jian Zhonghe Co., Ltd Calamine viscose fiber, its process for preparing and application

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