JPH0459141A - 二重管の製造方法 - Google Patents

二重管の製造方法

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JPH0459141A
JPH0459141A JP2169066A JP16906690A JPH0459141A JP H0459141 A JPH0459141 A JP H0459141A JP 2169066 A JP2169066 A JP 2169066A JP 16906690 A JP16906690 A JP 16906690A JP H0459141 A JPH0459141 A JP H0459141A
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JP
Japan
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tube
steel
pipe
steel tube
steel pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP2169066A
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English (en)
Inventor
Yoshisada Inaba
良貞 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinsei KK
Shinsei Co Ltd
Original Assignee
Shinsei KK
Shinsei Co Ltd
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Publication date
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、二重管の製造方法に係り、特に、外管内に
防錆、耐腐食等のために内管が挿入された二重管の製造
方法に関する。
〔従来の技術〕
従来から水、温水、生活排水等を流す鋼管については長
期間、特に地中埋設型の鋼管にあっては、50年以上の
耐久性が要求されてきている。そこで、鋼管内の発錆、
腐食を防止するため、各種の鋼管内部への表面処理が行
われている。このような表面処理として、溶融亜鉛メツ
キ、粉体塗装。
流動浸漬等が存在する。
しかしながら、細く長い鋼管にあっては、鋼管内に均一
で厚い表面処理膜を形成することは困難であり、長期間
の防錆、耐腐食性に優れた効果がある鋼管を得ることが
できなかった。
そこで、鋼管内にプラスチックまたは防錆非鉄金属等の
内管を挿入して防錆、耐腐食性の二重管を製造する従来
例が存在する。
〔発明が解決しようとする課題) しかしながら、この従来例では、鋼管内部とプラスチッ
クの内管との接着が不十分となり易く、鋼管とプラスチ
ックとの熱膨張率との差によりプラスチックに亀裂や鋼
管とプラスチック管との剥離が生じて防錆能力、耐腐食
性等を急速に失うという課題があった。
そこで、この発明は、長期間の防錆、耐腐食性等に有効
な二重管の製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この発明はかかる目的を達成して前記課題を解
決するために、大径の外管内に内管を挿入し、当該挿入
後前記外管を外側から圧縮することにより、前記外管と
内管とを固着したことを特徴とする二重管の製造方法を
内容とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、大径の外管内に内管を挿入した後、こ
の外管を絞り加工することにより外管と内管とを固着し
、もって外管と内管との密着性を向上することができる
〔実施例〕
次に本発明の実施例について説明する。
第1図は、この二重管の連続製造プロセスを示すもので
あり、このプロセスは、複数の横軸ロール群1を使用し
て常温の帯鋼を鋼管にまで連続的に成形してこれを外管
とするものであり、公知のトルーエツジ成形法に準拠し
ている。
成形ラインの下部には、各横軸ロールにおける鋼管軸方
向の断面図A−Iがラインと対応して示されている。そ
して、第2図は、鋼管の断面の成形状態がB、C,E、
Gにある時の鋼管への成形状態を示す鋼管軸方向の断面
図である。
帯鋼3が図面右方向から左方向に向かって搬送されると
複数の横軸ロール群1乙こより連続的に断面円形の鋼管
2にまで成形される。
最終の横軸ロールIAを出ると帯鋼は、その上部が開口
した断面の成形状態がGの鋼管にまで成形されている。
成形ラインの上方には、鋼管2より小径の内管4が連続
的に搬送され、図示しないガイドロールにより案内され
て鋼管の上部の開口部12から鋼管内にこの内管が導入
される。次いで縦軸ロール5により内部に内管4を有す
る鋼管2を強圧成形して鋼管の開口12を閉塞するよう
にする。この結果、鋼管の軸方向の断面Hに示すように
、鋼管は合せ目20が上になった状態で閉管され、内部
に内管が挿入された二重管となる。
次いで、この初期の二重管は、横軸ロール6により、絞
り圧延されて断面Iに示すように、さらに小径化され、
鋼管の内壁と内管の外壁とを物理的に固着する。
そして、次の溶接工程では、誘導加熱装置7を使用して
、鋼管の継目を誘導加熱することにより、当該継目を溶
接する。この誘導加熱について説明すると次のようにな
る。
鋼管の継目に近接してインダクタと称するコイル8を置
き、それに普通4万サイクルの高周波電流を通じて継目
部に誘導電流を発生させて鋼管を加熱する。この時、鋼
管の継目が鍛着温度に達した際に縦ロール9で鋼管の継
目を圧着接合する。
ここで、溶解点の低いプラスチック等を内管として使用
する場合、内管と外管の間に高圧水を注入し、継目溶接
時の熱により内管が溶解するのを防止するのが好適であ
る。
この溶接工程が終了すると、切削バイト2oを使用して
、継目の圧着接合により発生したビートを除去する。
なお、好ましくは、この後に2重管を超硬合金等からな
るダイス中に通して更に絞り、内外管をより確実に一体
化するとともに2重管の真円度、真直度を得るようにす
るのが良い。
ところで、−巻の帯鋼の最終端は、次の帯鋼の端に溶接
され、連続した長い帯鋼となるので、成形の最終段にお
いては、この鋼管を所定の長さに切断する必要がある。
そこで、前記溶接工程を終了した後に鋼管の切断工程に
移行する。
この鋼管の切断工程では、モータ11を有することによ
り成形ラインに平行に敷設されたレール21上を進退し
、熱鋸15を有するスライディングソー10により、鋼
管(二重管)を所定の長さに切断する。
以上により、外管である鋼管の内壁に、防錆用。
耐腐食用の内管が物理的に密着することにより両者が固
着される。この結果、外管である鋼管と内管とが剥離す
ることなく密着する。しかも、二重管を連続して製造す
ることができる。
内管としては例えば、防錆、耐腐食性を有するものなら
ばいかなるものでも使用することができ、プラスチック
管、ステンレス管、鉛管、チタン管。
アルミ管を使用することができる。但し、鋼管の継目を
圧着接合する際内管が溶融しないものを選択する必要が
あり、特にプラスチックの内管を挿入する際には注意を
有する。また、この時、電気イオンの発生による腐食の
おそれがない内管を選択することが望ましい。
また、外管としては、鋼管の他、希望に応じて鋼管以外
の金属管ないしはプラスチック管を使用することもでき
る。
この実施例では、帯鋼から鋼管を成形する方法として、
成形ロール機成形法を使用したが、公知の曲げロール機
成形法、らせん成形法を使用することもできる。そして
、成形ロール機形成法の中でも、公知のモディファイド
エツジ法、シングルエツジ成形法、ラジアスクラスター
成形法を使用することもできる。
また、前記誘導加熱法に代えて、電気抵抗溶接法、アー
ク溶接法、ガス溶接法を使用しても良い。
またさらに、前記実施例では常温の帯鋼を使用して銅帯
の継目を溶接したものについて説明したが、帯鋼を加熱
した状態で成形し、成形後の鋼管の継目をそのまま鍛接
することもできる。
この実施例では、二重管を連続製造するプロセスについ
て示したが、連続製造である必要はない。
製品長さが予め規格で定まっている場合や、鋼管の継目
にビートないしその切削跡も無いものを得ようとする場
合等では、鋼管を予めドローペンチ等で拡径したり、又
は予め大きめの径を有する鋼管を用意し、この鋼管に内
管を挿入後絞り成形するものであっても良い。
その他、外管である鋼管と内管とを接着剤により接合す
るものであっても良い。
この場合、先ず、予め内管より径の大きい外管である鋼
管を準備するか、又は拡径した鋼管を準備する。次いで
、この鋼管を斜めに配置し、その一端から接着剤を流し
込みつつ鋼管をその中心軸に沿って回転させ鋼管の内壁
全てに接着剤が行き渡るようにする。さらに、この鋼管
内にプラスチックの内管(金属であって良い)を挿入し
た後、絞り圧延機により絞り圧延する。この結果、鋼管
は絞られて小径化すると同時に、鋼管と内管とは接着剤
により接着されることに加えて、物理的にも密着するこ
とにより両者が固着される。この結果、プラスチック管
と鋼管とが単に接着されている従来の二重管に比較して
外管と内管とが剥離のおそれのない二重管を製造するこ
とができる。
その他、鋼管内への接着剤との塗工を、前記第2の実施
例のように鋼管を斜め配置してその一端から接着剤を流
し込むことにより行うものではなく、鋼管内に接着剤の
噴射ノズルを回転させて挿入後これを引き抜くことによ
り行っても良い。そして、これによっても、外管と内管
とが剥離のおそれのない二重管を製造することができる
尚、内管としてプラスチックを使用する場合は、このプ
ラスチック管は次の特性を有することが望ましい。
100°Cの熱水を通過させるため、軟化温度が120
°C以上であること、溶解温度が280°C以上である
こと、温水に長期間曝されても、人体有害な成分が溶出
しないこと、温水に長期間曝されてもプラスチックの脆
化の進行が著しく遅いこと、外管との熱膨張率の差が僅
かであること。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は、大径の外管内に内管
を挿入した後、この外管を絞り加工することにより外管
と内管とを固着し、もって外管と内管との密着性を向上
することができるので、長期間の防錆、耐腐食性等に有
効な二重管を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る二重管の連続製造
プロセスの構成図、第2図は、この実施例における鋼管
の成形状態を示す断面図である。 図中、■は横軸ロール群、IA、6は横軸ロール、2は
鋼管(外管)、3は帯鋼、4は内管、5は縦軸ロールを
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大径の外管内に内管を挿入し、当該挿入後前記外
    管を外側から圧縮することにより、前記外管と内管とを
    固着したことを特徴とする二重管の製造方法。
JP2169066A 1990-06-27 1990-06-27 二重管の製造方法 Pending JPH0459141A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997032152A1 (fr) * 1996-03-01 1997-09-04 Osaka Bosui Construction Co., Ltd. Procede pour reparer un tuyau enfoui grace a l'utilisation d'un tuyau metallique et procede de fabrication de tuyaux metalliques utilises dans ce procede de reparation
JP2017523047A (ja) * 2014-06-10 2017-08-17 アイゼンバウ クレーマー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングEisenbau Kraemer GmbH 多層の大径管を製造する方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6427716A (en) * 1987-07-21 1989-01-30 Nippon Steel Corp Manufacture of corrosion resistant duplex tube

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