JPH0455748A - 測定用電極の洗浄方法 - Google Patents

測定用電極の洗浄方法

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JPH0455748A
JPH0455748A JP16570090A JP16570090A JPH0455748A JP H0455748 A JPH0455748 A JP H0455748A JP 16570090 A JP16570090 A JP 16570090A JP 16570090 A JP16570090 A JP 16570090A JP H0455748 A JPH0455748 A JP H0455748A
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JP
Japan
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cleaning
liquid
electrode
chemical
junction part
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Pending
Application number
JP16570090A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Hirai
平井 貞夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH0455748A publication Critical patent/JPH0455748A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、pH測定等の測定用電極の洗浄方法に関する
(従来の技術) 一般に、廃液処理のpH調整はpH計を用い連続的に行
われる。しかし、その中和槽には中和剤や中和生成物が
存在している為、pH等の測定電極を長時間、被測定液
中に浸漬しておくと、それらが測定電極に付着し、感度
が低下してしまう。
この様な問題を解決する為、実開昭62−14364号
には、被測定液中で、繊維(ブラシ)と空気、水、酸、
アルカリなどの洗浄液の吹きつけによって電極の付着物
を除去する洗浄装置が開示されており、また、特開昭5
2−12893号のように、被測定液中で電極の下部に
筒を設け、この中に空気を送り込んで測定液を追出して
から洗浄液を電極に噴射する洗浄方法や、特開昭53−
66783号のように、昇降装置を設けpH検出器を被
測定液外で洗浄する方法や、実開昭59−41756号
のように、pH測定槽に隣接して計測部の洗浄水槽を設
けたpH測定装置などがある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、実開昭62−14364号や特開昭52−12
893号の方法では、いずれも電極が被測定液中にあり
、前者は、洗浄液噴き付は用のノズルを閉塞し、繊維が
スケーリングし、電極を損傷し易く、後者も同様に、空
気送入管やノズルが閉塞して、洗浄能力に持続性がない
又、特開昭53−66783号や実開昭59−4175
6号では電極を被測定液外で洗浄しているが、両者共に
構造が複雑であり、特に後者は、被測定液槽に被測定液
をポンプアンプしなければならず、そのための配管や、
測定液槽がスケーリングしてしまう等の問題があった。
結局、現在の方法では多量の洗浄液が必要であると同時
に、定期的に洗浄装置を洗浄し、さらに測定電極も洗浄
しない限り、良好な感度が維持継続できなく、安定した
洗浄効果が期待できない問題があった。本発明は前記問
題点を解決したpH等の測定用電極の洗浄方法を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の測定用電極の洗浄方法は、洗浄は被測定液外で
行い、電極先端の液絡部を上面になるように、かつ、液
絡部からガラス膜にかけて傾斜状態に保持し、該測定用
電極の液絡部に向けて洗浄液を噴射する工程からなる。
このための装置としては、例えば、測定用の電極を昇降
させる昇降装置に電極ホルダーを取付け、電極洗浄用の
洗浄液を供給するチューブを、電極の液絡部に薬液や水
をスプレーするように配置し、かつ、電極液絡部を洗浄
した洗浄液がガラス膜へ流下するように傾斜して保持し
、洗浄は被測定液外で行うように、薬液洗浄と水洗浄を
繰り返しスプレーできるようにする。このような構成の
装置では、浸漬時間、薬液量、洗浄水量、洗浄の繰り返
し回数等が被測定液の性状に合った任意条件に設定でき
、構造も簡単なことが特徴である。
(作用) pH測定は、pH電極の比較電極の内部液、すなわちガ
ラス膜の内側の溶液(pH既知)と、被検液、すなわち
膜の外側の被測定液(pH未知)との間に、pHの差に
比例した起電力が生じ、これを測定することでpHを算
出するものである。
従って、ガラス膜に中和生成物等が付着すると測定感度
が低下する。又、このガラス膜自体の感度を一定に保つ
為に電極に液絡部が設けてあり、ここから内部液が外部
へ出るようになっている。従って、先の中和生成物によ
りこの液絡部が塞がると正常な測定が出来なくなる。
本発明の洗浄方法により、洗浄液は先の中和性成物が付
着した箇所に有効に作用する。すなわち、液絡部から重
力により落下するときにガラス膜の洗浄を行う、又、洗
浄液に薬液と水を交互に用いることにより、電極表面で
のスケールの薬液に対する溶解度を高め、少量の薬液で
電極表面のスケール除去が可能となる。
(実施例) 以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
第1図は、本発明の実施例を示す装置全体の概略vA図
である。第2図は、装置の動作を説明するための線図で
ある。lは電極ホルダーであり、その先端に2のI)H
電極が接続されている。3は電極ホルダーを上下させる
昇降装置、4は薬液タンク、5は洗浄水タンク、6は薬
液供給バルブ、7は洗浄水供給パルプ、8は薬液供給チ
ューブ、9は洗浄水供給チューブである。
電極ホルダー1は、取付金具12により、昇降装置3と
接続されており、昇降装置3と一緒に上下する。また電
極ホルダー1の先端部はpH電極2の液絡部が上面にな
るよう45@に曲げてあり、各チューブ8.9の先端が
その液絡部を狙っており、その間隔はlOm/+である
。従って、液絡部で使用した洗浄液はガラス膜にも流れ
る。
電極洗浄は水または薬液のみでも効果はあるが、ここで
は薬液(5%HIIJ)と水の洗浄を併用したときの例
を示す。
これらの動作については、第2図に示すように1、下降
、■、浸漬、■、上昇、■、薬液洗浄、■、水洗浄とな
り、洗浄繰り返しカウンター18によって、薬液洗浄と
水洗浄の繰り返しを任意の回数実施した後、下降に戻る
。この一連の動作を行う。
つまり自動ONにするとモーターが作動し、昇降袋W3
にある電動シリンダーが正転し、下り始め、下限リミン
トスイッチ11のところ(LSW−LL)までくると止
まる。次に、測定タイマー14がONになり、pH電極
2は被測定液13中で、任意の時間T、(0〜12時間
)、浸漬測定している。測定タイマー14がOFFにな
ると、モーターが作動し、昇降装置3の電動シリンダー
が逆転し上り始め、上限りミントスイッチ10のところ
(LSW−HL)まで(ると止まる。一定時間T2(0
〜30秒間)後、補助タイマー15がタイムアツプした
後、薬液タイマー16がONになり、薬液供給バルブ6
が開き、一定時間T3(0〜30秒間)薬液洗浄する。
薬液タイマー16がタイムアツプすると、パルプ6が閉
じ(SV−1)、洗浄水タイマー17がONになり、洗
浄水供給パルプ7が開き、水洗浄を行う。一定時間T4
(0〜30秒間)後、バルブ7が閉じる(SV−2)。
洗浄繰り返しカウンター18を3回に設定しておくと、
薬液洗浄と水洗浄を3回実施する。その後、下降の動作
に入る。
実際に、排水処理の中和槽で下記の条件で使用したが、
連続1ケ月以上、人手洗浄なしで感度低下もなく順調に
稼動した。
浸漬時間  6H 薬液洗浄  5%H(j  10sec  (14mf
fi)水洗浄        5sec  (7+d)
洗浄繰り返し回数   3回 被測定液の性状  Total Fe  230〜98
0ppmTotal Ca  1750〜3300pp
m尚、上記実施例では電極の先端を液絡部が上面になる
様に曲げた例を示したが、先端を曲げなくとも洗浄時に
液絡部を上にして傾斜させてもよい。
又、薬液と水の交互洗浄についてはpH計のみでなく、
電極であれば他のものについても適用可能である。
(発明の効果) 以上、述べたことから明らかなように、本発明によれば
、昇降装置に電極ホルダーを取り付け、p)(等の測定
用電極の液絡部に狙いをつけて薬液供給チューブ、洗浄
水チューブを配置し、液絡部で使用された洗浄液がガラ
ス膜にも流れるように電極を傾斜しであるため、使用す
る薬液は少量で十分であり、又、薬液と洗浄水を繰り返
しスプレーするようにすると、薬液の単独使用よりも、
電極表面でのスケールの薬液に対する溶解度が高まる。
従って、従来の方法よりも、かなり少量の洗浄液で、人
手洗浄なしで、かつ簡単な構造で、持続性のあるpH等
の測定用電極の洗浄装置を提供することができるように
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す装置全体の概略線図であ
る。第2図は、装置の動作を説明するための線図である
。 1・・・電極ホルダー    2・・・pH電極3・・
・昇降装置      4・・・薬液タンク5・・・洗
浄水タンク 7・・・洗浄水供給パルプ 9・・・洗浄水供給チューブ 10・・・上限リミントスイッチ 11・・・下限リミントスイッチ 12・・・取付金具 14・・・測定タイマー 16・・・薬液タイマー 18・・・洗浄繰り返しカウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)洗浄液を用いた測定用電極の自動洗浄において、
    洗浄は被測定液外で行い、電極先端の液絡部を上面にな
    るように、かつ、液絡部からガラス膜にかけて傾斜状態
    に保持し、該測定用電極の液絡部に向けて洗浄液を噴射
    する測定用電極の洗浄方法。
  2. (2)電極の洗浄時に薬液と水を交互に用いる測定用電
    極の洗浄方法。
  3. (3)洗浄液を用いた測定用電極の自動洗浄において、
    洗浄は被測定液外で行い、電極先端の液絡部を上面にな
    るように、かつ、液絡部からガラス膜にかけて傾斜状態
    に保持し、該測定用電極の液絡部に向けて洗浄液を噴射
    し、該洗浄液には薬液と水を交互に用いる測定用電極の
    洗浄方法。
JP16570090A 1990-06-26 1990-06-26 測定用電極の洗浄方法 Pending JPH0455748A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012026904A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Meiho Kogyo Kk pH計量槽
US10576484B2 (en) 2011-07-12 2020-03-03 Shinwa Industry Co., Ltd. Axial feed plasma spraying device

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