JPH04547B2 - - Google Patents
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- JPH04547B2 JPH04547B2 JP60273403A JP27340385A JPH04547B2 JP H04547 B2 JPH04547 B2 JP H04547B2 JP 60273403 A JP60273403 A JP 60273403A JP 27340385 A JP27340385 A JP 27340385A JP H04547 B2 JPH04547 B2 JP H04547B2
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- thermal resistance
- soil
- resistance value
- measured
- probe
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は省仮説トンネル工法等における砂質
地盤の含水量を定量的に監視可能な計測方法に関
するものである。 (従来の技術) 省仮説トンネル工法を砂質系の地盤で施工する
場合その地盤の含水量管理が重要となる。即ち、
含水量の変化に伴い地盤の支持力が大きく左右す
る現象が起る。 従つてこのトンネル工法においては第4図に示
すように、掘削するトンネルイの切刃部ロを中心
に前後20m周囲の水位をウエルポイント工法によ
り一時的に下降させ砂地盤の支持力が安定する含
水量(含水比11〜12%)まで地盤改質を行つてい
る。従つて地盤の含水量を常時監視することが重
要なフエクターとなつているが、従来は砂地盤の
含水状態を目視で監視するほかトンネルのルート
脇に10m間隔ごとに観測井を設置し、水位の変化
を調査している。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら砂地盤の含水状態を目視で監視す
るのは熟練を要し、誰にでもできるものではな
い。また観測井を設置し水位の変化を調査するの
も大がかりとなり手間がかかり、また常時定量的
に砂地盤の含水量を測定できない等の問題があ
る。 また従来の一般的な水分測定法は電気抵抗法、
静電容量法ならびに熱電導率測定法等がある。そ
の中で熱伝導率測定法は土壌中に発熱体及び温度
測定数を埋め土の熱伝導率、熱容量から水分を知
る方法のため土壌の水分測定に適している。反面
ヒーターの加熱により水分の移動を起しやすく、
かつ土壌の密度による影響が大きい等測定精度に
問題がある。 (問題点を解決するための手段) この発明は以上の点に鑑みて為されたものであ
り、土中にセンサーを入れてこの土壌の熱抵抗値
(熱伝導率の逆数)を測り、予め作成したこの土
壌の熱抵抗値−含水比特性グラフから含水量を求
めるものである。 即ち、予め各種の土質の試料を採集し、この各
土質試料の一定含水量毎に熱抵抗値を測定し、こ
れらのものから各種土質試料の熱抵抗値−含水比
特性グラフを作成し、現場にて土壌にセンサーを
挿入してこの土壌の飽和度100%時の土壌の熱抵
抗値からその数値に等しい土壌に適合する特性グ
ラフを選定し、この特性グラフを基にして現場の
土壌で測定した熱抵抗値に対応する含水比を求め
るものである。 そして現場での土壌の熱抵抗値の測定は、ヒー
ターと二つの示差型熱電対とをプローブの中に挿
入して一つの熱電対は上記ヒーターと対向させ、
他の熱電対はヒーターと熱絶縁して成るプローブ
を2本設け、一方は熱抵抗値既知の基準試料に、
他方の上記センサーとなるプローブは被測定土壌
にそれぞれ埋込み、各プローブの二つの熱電対相
互の温度が平衡してから上記各プローブのヒータ
ーを同一に加熱し、上記各プローブ毎の各熱電対
の温度差により温度上昇分を求め、さらに各プロ
ーブ間の温度上昇差分を検出してこれから熱抵抗
値差を求め、その数値を基準試料の既知の熱抵抗
値に加算して被測定土壌の熱抵抗値を算出するも
のである。 (作用) この発明の現場での土壌の熱抵抗値の測定原理
は次の如くなる。 これらの基準試料の熱抵抗値Gs及び被測定試
料の熱抵抗値Ggは一般式から Gs=4πls・△SH/Ws・ln(t2/t1)s ……(1) Gg=4πlg・△gH/Wg・ln(t2/t1)g ……(2) 但し、△SH及び△gHは夫々t1時とt2時との温
度差を表す。 そして 4πls=4πlg、Ws=Wg、ln(t2/t1)s=ln(t2/t1)
g とし、また基準試料の熱抵抗値と被測定試料の熱
抵抗値の間には Gs−Gg=△G ……(3) (但し△Gは熱抵抗値差を示す。) が成り立ち、この(3)式に(1)、(2)式を代入すると、 △G=△SH−△gH ……(4) となる。 従つて基準試料と未知試料とを同時に加熱し、
温度上昇差分を検出することにより、熱抵抗値差
を求め、これを基準試料の既知の熱抵抗値に加算
すれば被測定試料の熱抵抗値が算出できる。 しかしながらこの方法では被測定試料と基準試
料の初期温度を平衡させなければならず、これに
は時間と手間がかかる。 そこでこの発明の熱抵抗値の測定法では第1図
に示す如く被測定土壌及び基準試料に入れるセン
サーたる二つのプローブP1,P2内に二つの示差
型熱電対Tg1,Tg2,Ts1,Ts2、を夫々設け、
Tg1及びTs1をヒーターhに相対向して、Ts2,
Tg2を、各ヒーターhから熱絶縁させて示差回路
を設けることにより初期温度を容易に平衡させる
ことができる。 Ts2及びTg2は各ヒーターhから熱絶縁され、
測定の初めから終了まで各々外部の固定された温
度を測定している。 従つて各プローブP1,P2を夫々第1図に示す
如くセツトした後各プローブP1,P2と外部温度
が一様になじんだ時Ts1−Ts2=0でありTg1−
Tg2=0となる。従つて第1図の開路では△SH
−△gH=0となり、容易に△G=0の状態がで
きる。この状態で測定開始する〔ヒータ(h)を
ONにする〕とTs1及びTg1だけが温度上昇する。
このヒーターhをONにして一定時間後△SH=
Ts1−Ts2、△gH=Tg1−Tg2となり、これを上
記(4)式に代入すると、 △G=(Ts1−Ts2)−(Tg1−Tg2)となり、Ts2
及びTg2はヒーター通電開始前に存在した固定的
温度差であり、熱抵抗値算出には不要であるから
温度変化分だけを指示させることができる。 (実施例) 以下この発明の実施例を説明する。 (1) まず熱抵抗値の測定装置及び方法について説
明する。 第1図はこの熱抵抗値の測定装置を示し、ヒ
ーター1と、二つの示差型熱電対2,3とをプ
ローブ4の中に挿入して一つの熱電対2は該ヒ
ーター1と対向させ、他の熱電対はヒーター1
と熱絶縁して成るプローブ4を二本設け、これ
らの各プローブ4のヒーター1を加熱する直流
電源5を設け、またこれらの各プローブ4の示
差型熱電対2,3を直列接続した示差回路の出
力電圧を検出、表示する電圧表示部6、上記出
力電圧を温度変換する温度変換器7、この温度
変換器7の出力を熱抵抗値差にしかつ基準試料
の熱抵抗値にこの熱抵抗値差を加算する熱抵抗
演算回路8及びこの熱抵抗演算回路8の出力を
表示する表示部9が装置本体10に夫々設けら
れている。 そしてこの測定装置を使つて熱抵抗値を測定
するには一方のプローブ4を基準試料(1%ゲ
ル寒天)11内に入れ、他方のプローブ4を被
測定試料12にそれぞれ埋込み、各プローブ4
が各試料に一様になじむと、各プローブ4の熱
電対2,3が同一温度となり、電圧表示部6の
電圧が0となる。これにより二つのプローブの
初期温度が平衡したことが分り、その後直流電
源5をオンにしたヒーター1を同時加熱する。
そして一定時間後基準試料11に入れたプロー
ブ4の熱電対2と3の差分、即ち温度上昇分
と、被測定試料12に入れたプローブ4の熱電
対2と3との差分、即ち温度上昇分の差が電圧
として出力され、これを温度変換器7で温度変
換し、この出力を熱抵抗演算回路8で熱抵抗値
差とし、これを予め設定された、基準試料10
の熱抵抗値に加算し、表示部9には被測定試料
の熱抵抗値が直に表示される。 (2) 次に熱抵抗値−含水比特性グラフ作成方法に
ついて説明する。 まず現場より採集した各種試料について乾燥
密度を測定し、各種試料は含水比0%から飽和
度100%での含水比(試料によつて異なる)と
するため水分重量管理のもとに突固めを行う。
室内試験で使用する容器は第2図に示す形状で
ある。適宜数の高さ調整台13を数段重ねた上
にモールド容器14を載せこの中に試料15を
入れて突固めを行う。この突固め法はJIS規格
により2.5Kgの重り16を300m/m落下させ5
回/周の突きで行う。 以下に各含水比の試料作成手順表を示す。 (ア) 含水比0%試料の作成
地盤の含水量を定量的に監視可能な計測方法に関
するものである。 (従来の技術) 省仮説トンネル工法を砂質系の地盤で施工する
場合その地盤の含水量管理が重要となる。即ち、
含水量の変化に伴い地盤の支持力が大きく左右す
る現象が起る。 従つてこのトンネル工法においては第4図に示
すように、掘削するトンネルイの切刃部ロを中心
に前後20m周囲の水位をウエルポイント工法によ
り一時的に下降させ砂地盤の支持力が安定する含
水量(含水比11〜12%)まで地盤改質を行つてい
る。従つて地盤の含水量を常時監視することが重
要なフエクターとなつているが、従来は砂地盤の
含水状態を目視で監視するほかトンネルのルート
脇に10m間隔ごとに観測井を設置し、水位の変化
を調査している。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら砂地盤の含水状態を目視で監視す
るのは熟練を要し、誰にでもできるものではな
い。また観測井を設置し水位の変化を調査するの
も大がかりとなり手間がかかり、また常時定量的
に砂地盤の含水量を測定できない等の問題があ
る。 また従来の一般的な水分測定法は電気抵抗法、
静電容量法ならびに熱電導率測定法等がある。そ
の中で熱伝導率測定法は土壌中に発熱体及び温度
測定数を埋め土の熱伝導率、熱容量から水分を知
る方法のため土壌の水分測定に適している。反面
ヒーターの加熱により水分の移動を起しやすく、
かつ土壌の密度による影響が大きい等測定精度に
問題がある。 (問題点を解決するための手段) この発明は以上の点に鑑みて為されたものであ
り、土中にセンサーを入れてこの土壌の熱抵抗値
(熱伝導率の逆数)を測り、予め作成したこの土
壌の熱抵抗値−含水比特性グラフから含水量を求
めるものである。 即ち、予め各種の土質の試料を採集し、この各
土質試料の一定含水量毎に熱抵抗値を測定し、こ
れらのものから各種土質試料の熱抵抗値−含水比
特性グラフを作成し、現場にて土壌にセンサーを
挿入してこの土壌の飽和度100%時の土壌の熱抵
抗値からその数値に等しい土壌に適合する特性グ
ラフを選定し、この特性グラフを基にして現場の
土壌で測定した熱抵抗値に対応する含水比を求め
るものである。 そして現場での土壌の熱抵抗値の測定は、ヒー
ターと二つの示差型熱電対とをプローブの中に挿
入して一つの熱電対は上記ヒーターと対向させ、
他の熱電対はヒーターと熱絶縁して成るプローブ
を2本設け、一方は熱抵抗値既知の基準試料に、
他方の上記センサーとなるプローブは被測定土壌
にそれぞれ埋込み、各プローブの二つの熱電対相
互の温度が平衡してから上記各プローブのヒータ
ーを同一に加熱し、上記各プローブ毎の各熱電対
の温度差により温度上昇分を求め、さらに各プロ
ーブ間の温度上昇差分を検出してこれから熱抵抗
値差を求め、その数値を基準試料の既知の熱抵抗
値に加算して被測定土壌の熱抵抗値を算出するも
のである。 (作用) この発明の現場での土壌の熱抵抗値の測定原理
は次の如くなる。 これらの基準試料の熱抵抗値Gs及び被測定試
料の熱抵抗値Ggは一般式から Gs=4πls・△SH/Ws・ln(t2/t1)s ……(1) Gg=4πlg・△gH/Wg・ln(t2/t1)g ……(2) 但し、△SH及び△gHは夫々t1時とt2時との温
度差を表す。 そして 4πls=4πlg、Ws=Wg、ln(t2/t1)s=ln(t2/t1)
g とし、また基準試料の熱抵抗値と被測定試料の熱
抵抗値の間には Gs−Gg=△G ……(3) (但し△Gは熱抵抗値差を示す。) が成り立ち、この(3)式に(1)、(2)式を代入すると、 △G=△SH−△gH ……(4) となる。 従つて基準試料と未知試料とを同時に加熱し、
温度上昇差分を検出することにより、熱抵抗値差
を求め、これを基準試料の既知の熱抵抗値に加算
すれば被測定試料の熱抵抗値が算出できる。 しかしながらこの方法では被測定試料と基準試
料の初期温度を平衡させなければならず、これに
は時間と手間がかかる。 そこでこの発明の熱抵抗値の測定法では第1図
に示す如く被測定土壌及び基準試料に入れるセン
サーたる二つのプローブP1,P2内に二つの示差
型熱電対Tg1,Tg2,Ts1,Ts2、を夫々設け、
Tg1及びTs1をヒーターhに相対向して、Ts2,
Tg2を、各ヒーターhから熱絶縁させて示差回路
を設けることにより初期温度を容易に平衡させる
ことができる。 Ts2及びTg2は各ヒーターhから熱絶縁され、
測定の初めから終了まで各々外部の固定された温
度を測定している。 従つて各プローブP1,P2を夫々第1図に示す
如くセツトした後各プローブP1,P2と外部温度
が一様になじんだ時Ts1−Ts2=0でありTg1−
Tg2=0となる。従つて第1図の開路では△SH
−△gH=0となり、容易に△G=0の状態がで
きる。この状態で測定開始する〔ヒータ(h)を
ONにする〕とTs1及びTg1だけが温度上昇する。
このヒーターhをONにして一定時間後△SH=
Ts1−Ts2、△gH=Tg1−Tg2となり、これを上
記(4)式に代入すると、 △G=(Ts1−Ts2)−(Tg1−Tg2)となり、Ts2
及びTg2はヒーター通電開始前に存在した固定的
温度差であり、熱抵抗値算出には不要であるから
温度変化分だけを指示させることができる。 (実施例) 以下この発明の実施例を説明する。 (1) まず熱抵抗値の測定装置及び方法について説
明する。 第1図はこの熱抵抗値の測定装置を示し、ヒ
ーター1と、二つの示差型熱電対2,3とをプ
ローブ4の中に挿入して一つの熱電対2は該ヒ
ーター1と対向させ、他の熱電対はヒーター1
と熱絶縁して成るプローブ4を二本設け、これ
らの各プローブ4のヒーター1を加熱する直流
電源5を設け、またこれらの各プローブ4の示
差型熱電対2,3を直列接続した示差回路の出
力電圧を検出、表示する電圧表示部6、上記出
力電圧を温度変換する温度変換器7、この温度
変換器7の出力を熱抵抗値差にしかつ基準試料
の熱抵抗値にこの熱抵抗値差を加算する熱抵抗
演算回路8及びこの熱抵抗演算回路8の出力を
表示する表示部9が装置本体10に夫々設けら
れている。 そしてこの測定装置を使つて熱抵抗値を測定
するには一方のプローブ4を基準試料(1%ゲ
ル寒天)11内に入れ、他方のプローブ4を被
測定試料12にそれぞれ埋込み、各プローブ4
が各試料に一様になじむと、各プローブ4の熱
電対2,3が同一温度となり、電圧表示部6の
電圧が0となる。これにより二つのプローブの
初期温度が平衡したことが分り、その後直流電
源5をオンにしたヒーター1を同時加熱する。
そして一定時間後基準試料11に入れたプロー
ブ4の熱電対2と3の差分、即ち温度上昇分
と、被測定試料12に入れたプローブ4の熱電
対2と3との差分、即ち温度上昇分の差が電圧
として出力され、これを温度変換器7で温度変
換し、この出力を熱抵抗演算回路8で熱抵抗値
差とし、これを予め設定された、基準試料10
の熱抵抗値に加算し、表示部9には被測定試料
の熱抵抗値が直に表示される。 (2) 次に熱抵抗値−含水比特性グラフ作成方法に
ついて説明する。 まず現場より採集した各種試料について乾燥
密度を測定し、各種試料は含水比0%から飽和
度100%での含水比(試料によつて異なる)と
するため水分重量管理のもとに突固めを行う。
室内試験で使用する容器は第2図に示す形状で
ある。適宜数の高さ調整台13を数段重ねた上
にモールド容器14を載せこの中に試料15を
入れて突固めを行う。この突固め法はJIS規格
により2.5Kgの重り16を300m/m落下させ5
回/周の突きで行う。 以下に各含水比の試料作成手順表を示す。 (ア) 含水比0%試料の作成
【表】
↓ 〓験 〓
Claims (1)
- 1 測定する土質試料を予め採集し、この土質試
料の一定含水量毎に熱抵抗値を測定し、これらの
ものからこの土質の熱抵抗値と含水比の相関関係
を示す熱抵抗値−含水比特性グラフを作成し、現
場の被測定土壌内にセンサーを挿入してこの被測
定土壌の熱抵抗値を測定し、上記特性グラフから
この熱抵抗値に対応する含水比を求める方法であ
つて、上記現場の被測定土壌内にセンサーを挿入
して被測定土壌の熱抵抗値を測定する方法は、ヒ
ーターと二つの示差型熱電対とをプローブの中に
挿入して一つの熱電対は上記ヒーターと対向さ
せ、他の熱電対はヒーターと熱絶縁して成るプロ
ーブを2本設け、一方は熱抵抗値既知の基準試料
に、他方の上記センサーとなるプローブは被測定
土壌にそれぞれ埋込み、各プローブの二つの熱電
対相互の温度が平衡してから上記各プローブのヒ
ーターを同一に加熱し、上記各プローブ毎の各熱
電対の温度差により温度上昇分を求め、さらに各
プローブ間の温度上昇差分を検出してこれから熱
抵抗値差を求め、その数値を基準試料の既知の熱
抵抗値に加算して被測定土壌の熱抵抗値を算出す
ることを特徴とする、地盤の含水量測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27340385A JPS62133343A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 地盤の含水量測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27340385A JPS62133343A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 地盤の含水量測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133343A JPS62133343A (ja) | 1987-06-16 |
JPH04547B2 true JPH04547B2 (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=17527406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27340385A Granted JPS62133343A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 地盤の含水量測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62133343A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07119722B2 (ja) * | 1989-10-24 | 1995-12-20 | 矢崎総業株式会社 | 水分検知方法 |
JP5698467B2 (ja) * | 2009-05-20 | 2015-04-08 | 一般財団法人電力中央研究所 | 土壌の固有熱抵抗の測定方法、測定装置および測定用プログラム |
KR101334918B1 (ko) * | 2011-12-20 | 2013-12-02 | 한국건설기술연구원 | 하중과 건도 밀도의 변화에 따른 세립토의 열전도계수 측정 장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4835838U (ja) * | 1971-09-01 | 1973-04-28 |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP27340385A patent/JPS62133343A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4835838U (ja) * | 1971-09-01 | 1973-04-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62133343A (ja) | 1987-06-16 |
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