JPH0454477A

JPH0454477A - マルチドロップアンテナ方式による所在地検出システム

Info

Publication number: JPH0454477A
Application number: JP2164434A
Authority: JP
Inventors: Mineichi Kojo; 湖上　峯市; Toshiro Ishihara; 俊郎石原
Original assignee: SANDENSHIYA KK
Current assignee: SANDENSHIYA KK
Priority date: 1990-06-22
Filing date: 1990-06-22
Publication date: 1992-02-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、対象物の所在地をいもづる式に検出できるマ
ルチドロップアンテナ方式の所在地検出システムに関す
る。

（従来の技術）従来の対象物の所在地を検出するシステム、例えば、自
動車工場での生産の混流ラインにおける所在地検出では
、混流ライン上を流れる対象物に固有のＩｄ（アイデン
ティフィケイション）信号を発するＩｄ信号送受信体を
取付け、混流ラインのサイドに、各対象物に対応させた
リーダステーションを独立させて設け、対象物に設けら
れたＩｄ信号及これに対応したリーダステーションによ
り読取り、管理するようにしていた。

また、各リーダステーションは管理コンピュータに接続
され、管理コンピュータにはリーダステーションの数に
応じたリーダ端末がｖｃ続され、これにより各対象物の
泥流ラインにおける管理を行うように構成されている。

（発明が解決しようとする課題）ところが、上述したような従来の所在地検出システムに
よれば、Ｉｄ信号送受信体に対応した数のリーダステー
ションが必要となる上、混流ラインが固定されない場合
には、リーダステーションをどこに配置するかの決定が
困難となる。また、各対象物に取付けられたＩｄ信号送
受信体と、管理データとの交信が可能であっても、その
対象物のロケーション（所在地）がどこであるかを管理
できず、ましてやフリーロケーション（任意に置かれた
所在地）の所在地検出では対応することができないもの
であった。

そこで、本発明では、１アンテナ−１ｉｄ信号送受信体
の独立したステーションから、何種類かのＩｄ信号送受
信体を、信号ラインで接続された複数のアンテナ群によ
って同時に読取るマルチドロップアンテナ方式を用いて
所在地の検出を確実にし、さらにアンテナ固有の地番（
ロケーションナンバー）を信号ラインにより読取ること
により、固定的なラインのロケーションのみならず、フ
リーロケーション上の対象物の所在地の検出を可能とす
るマルチドロップアンテナ方式の所在地検出システムを
提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段及びその作用）第１請求項
に係る所在地検出システムは、移動する検出対象物に取
付けられ、Ｉｄ　（アイデンティフィケイション）読込
み指令信号を受信して自己固有のＩｄ信号及発信するＩ
ｄ信号送受信体と、格子状又は列状に複数配設され、前
記Ｉｄ読込み指令信号を発信するとともに、前記Ｉｄ信
号送受信体から発信する当該Ｉｄ信信号送受信置固有Ｉ
ｄ＠号を読取るリーダアンテナと、前記複数のリーダアンテナにデータラインを通じて接続
され、各リーダアンテナにより読込まれたＩｄ信号及び
各リーダアンテナ固有の地番をデータラインを通じて同
時に受信するロケーションコントローラと、を備え、移動する検出対象物に対し前記リーダアンテナ
からＩｄ読込み指令信号が発せられると、当該検出対象
物のＩｄ信号送受信体から固有のＩｄ信号及発せられ、
このＩｄ信号及当該リーダアンテナに読み込まれて、該
Ｉｄ信号及ともにリーダアンテナの自己の地番がデータ
ラインを通じて前記ロケーションコントローラに送信さ
れ、これにより各リーダアンテナを通じて対象物がいも
づる式にその所在が検出できるマルチドロップアンテナ
方式による所在地検出システムである。

第２請求項に係る所在地検出システムは、前記第１請求
項におけるリーダアンテナに、別のＩｄ信号及読取った
際には、その割込み情報を送出する構成を付加し、また
、ロケーションコントローラに、各リーダアンテナから
割込み情報があった場合には、この割込み情報に対応し
て割込み内容の■ｄ＠号及び該リーダアンテナ固有の地
番を同時に読取る読取り手段を付加したものである。こ
れにより、Ｉｄ信号送受信体が取付けられた複数の検出
対象物の所在地か、リアルタイムで検出できることとな
る。

（実施例）以下に本発明の一実施例を図面に基いて説明する。

第１図は本システムの概略を示し、第１図中、１はロケ
ーションコントローラを示す。このロケーションコント
ローラ１には、多数のデータライン１〜ｎが接続され、
各データライン１〜ｎにはそれぞれ＃１〜＃ｎのリーダ
アンテナが接続され、各検出対象物には、Ｉｄ信号送受
信体がそれぞれ取付けられている。

上記ロケーションコントローラ１は、第２図に示すよう
に、発振器３及び増幅器５と、メモリ７、ＣＰＵ９、Ｉ
ＲＰ（割込み読取り手段）１１、シリアルパラレル変換
部（Ｓ−Ｐ）１３からなる多数のユニット１５とから構
成されている。

上記リーダアンテナ＃１〜＃ｎは、第３図に示すように
、読込みか書込みかをコントロールする読込み／書込み
コントロール部エフ、Ｉｄ信号及読込み指令を発するＩ
ｄ信号読込み指令部１９、位相変換部２１、変調部２３
、増幅部２５、読込み信号を発信したりＩｄ信号及受信
する発受信部２７、受信信号を増幅する増幅部２９、フ
ィルタ３１゜波形整形部３３、検波部３５、Ｉｄ信号及
読込むＩｄ信号用のメモリ３７、ロケーション番号を読
取るメモリ３９、Ｉｄ信号及び地番（ロケーションナン
バー）を記憶するメモリ４１、異なったＩｄ信号及読取
った時にデータが変化したことを検出するデータ変化検
出用の検出部（割込み検出手段）４３、この検出部４３
が反応した時にメモリ４１内のＩｄ信号及びロケーショ
ンＮＯをデータラインにパラレルシリアル変換して送出
するインタフェース４５とにより構成されている。

また、対象物に取付けられる各Ｉｄ信号送受信体４７は
、第４図に示すように、リーダアンテナ＃１〜＃ｎから
の信号を受信したり、Ｉ（］信号を発信する発受信部４
９、増幅部５１、フィルタ５３、波形整形部５５、検波
部５７、前もって固有のＩｄ信号及書込まれたＩｄ信号
用のメモリ５９、受信検知部６１、リーダアンテナ＃１
〜＃ｎからの信号を検知した際に固有のＩｄ信号及位相
変換する位相変換部６３、変調部６５、増幅部６７及び
バッテリ６９などにより構成されている。

次に上記構成のシステムの動作について説明する。

各リーダアンテナ井１〜＃ｎから第２図に示すようにＩ
ｄ信号読込み信号＃１〜＃ｎが発せられると、各対象物
に取付けられたＩｄ信号送受信体４７がこれを受信し、
Ｉｄ信号送受信体４７においては自己のメモリ５９に予
め記録された固有のＩｄ信号及発信する。対象物のある
リーダアンテナ＃１〜＃ｎにおいては、発信されたＩｄ
信号及第２図のＴｈで読取り、自己の地番とともにデー
タラインを通じてロケーションコントローラ１に送信し
、これらの入力情報に基いてロケーションコントローラ
１において対象物の所在地が刻々と管理される。

また、別の対象物のＩｄ信号及読取った場合には、デー
タが変化したことを検出する変化検出部４３が反応して
、その対象物のＩｄ信号及び地番が送信される。この場
合には、■ｄ＠号が変化したことを検出したリーダアン
テナ＃１〜＃ｎより第２図中のＲｅで予めデータ送信の
割込み要求がデータラインに受は渡され、ロケーション
コントローラ１の割込み部１１において割込み要求のあ
るリーダアンテナ＃１〜＃ｎのＩｄ信号及び地番が受は
取られる。

したがって、このようなシステムを予め所在地の定め難
いフリーロケーション管理システムに適用することによ
り、求める検出対象物が今どこに所在するか、どこの所
在地にどの位所在しているのか、さらにはその所在地に
いつ所在していつ移動したか、すなわち、所在地検索、
所在時間及び入退出時間などの情報をリアルタイムで得
ることができる。

また、昨今、ＣＩ　Ｍ　（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　Ｉｎｔｅ
ｇｒａｔｅｄＭａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ）の提言が叫
ばれ、品物の受注から生産までの統括システムにより、
受注製品の個々の工程検索、在庫検索の必要性が要求さ
れ、さらに生産向上による各工程での在庫時間管理、作
業時間管理の重要性を生じているが、本システムによっ
て充分に対応することができる。

この場合、フリーロケーションとしては、例えば、自動
車工場でのリペア−、テストスペース、モータプールス
ペースなどや、機械加工工場でのパーツストックスペー
ス、物流倉庫でのパレットストックスペース、ビル事務
所内において人の移動スペースでの管理システムとして
対応することができる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、リーダアンテナ
をマルチドロップ化することにより、各リーダアンテナ
をデータラインを介してロケーションコントローラに接
続すればよいのて、システムの接続が簡素化できる。ま
た、各リーダアンテナの固有の地番を、Ｉｄ信号及読取
るタイミングで同時に読取ることにより、検出対象物の
所在するロケーションをコントローラにより常時リアル
タイムで監視することが可能となる、さらに、フリーロ
ケーションに対応できるので、求める検出対象物がどこ
に所在するのかの検出が可能となり、また検出対象物の
所定の所在地での入退出時間、待機時間などを管理する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の一実施例を示し、第１図
は本システムの概略斜視図、第２図はロケーションコン
トローラの概略図、第３図はリーダアンテナのブロック
図、第４図はＩｄ＠号送受信体のブロック図である。１・・・ロケーションコントローラ１１・・・割込み読取り手段４３・・・割込み検出手段４７・・・Ｉｄ信号送受信体＃ｌ〜＃ｎ・・・リーダアンテナ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）移動する検出対象物に取付けられ、Ｉｄ（アイデ
ンティフィケイション）読込み指令信号を受信して自己
固有のＩｄ信号を発信するＩｄ信号送受信体と、格子状又は列状に複数配設され、前記Ｉｄ読込み指令信
号を発信するとともに、前記Ｉｄ信号送受信体から発信
する当該Ｉｄ信号送受信体固有のＩｄ信号を読取るリー
ダアンテナと、前記複数のリーダアンテナにデータラインを通じて接続
され、各リーダアンテナにより読込まれたＩｄ信号及び
各リーダアンテナ固有の地番をデータラインを通じて同
時に受信するロケーションコントローラと、を備え、移動する検出対象物に対し前記リーダアンテナ
からＩｄ読込み指令信号が発せられると、当該検出対象
物のＩｄ信号送受信体から固有のＩｄ信号が発せられ、
このＩｄ信号が当該リーダアンテナに読み込まれて、該
Ｉｄ信号とともにリーダアンテナの自己の地番がデータ
ラインを通じて前記ロケーションコントローラに送信さ
れることを特徴とするマルチドロップアンテナ方式によ
る所在地検出システム。
（２）移動する検出対象物に取付けられ、Ｉｄ（アイデ
ンティフィケイション）読込み指令信号を受信して自己
固有のＩｄ信号を発信するＩｄ信号送受信体と、格子状又は列状に複数配設され、前記Ｉｄ読込み指令信
号を発信し、且つ、前記Ｉｄ信号送受信体から発信する
当該Ｉｄ信号送受信体固有のＩｄ信号を読取るとともに
、別のＩｄ信号を読取った際には、その割込み情報を送
出するリーダアンテナと、前記複数のリーダアンテナに
データラインを通じて接続され、各リーダアンテナによ
り読込まれたＩｄ信号及び各リーダアンテナ固有の地番
をデータラインを通じて同時に受信するとともに、各リ
ーダアンテナから割込み情報があった場合には、この割
込み情報に対応して割込み内容のＩｄ信号及び該リーダ
アンテナ固有の地番を同時に読取る読取り手段を有する
ロケーションコントローラと、を備え、移動する検出対象物に対し前記リーダアンテナ
からＩｄ読込み指令信号が発せられると、当該検出対象
物のＩｄ信号送受信体から固有のＩｄ信号が発せられ、
このＩｄ信号が当該リーダアンテナに読み込まれて、該
Ｉｄ信号とともにリーダアンテナの自己の地番がデータ
ラインを通じて前記ロケーションコントローラに送信さ
れることを特徴とするマルチドロップアンテナ方式によ
る所在地検出システム。