JPH0452979Y2 - - Google Patents

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JPH0452979Y2
JPH0452979Y2 JP6273687U JP6273687U JPH0452979Y2 JP H0452979 Y2 JPH0452979 Y2 JP H0452979Y2 JP 6273687 U JP6273687 U JP 6273687U JP 6273687 U JP6273687 U JP 6273687U JP H0452979 Y2 JPH0452979 Y2 JP H0452979Y2
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JP
Japan
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coil
lever
jig
pin terminal
flat plate
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JP6273687U
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English (en)
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JPS63170921U (ja
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はコイルにワニス含浸及び乾燥処理を施
す際にそのコイルをつり下げる為に用いられる治
具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、コイルの自動含浸機において含浸を行う
際、板ばねのクリツプでコイル用ボビンピン端子
を保持して含浸及び乾燥を行うが一般である。
〔考案が解決すべき問題点〕 しかしながらコイル用ボビンのピン端子は、2つ
(偶数)の場合は重心を通るものが無いので、そ
の1つを上記のような板ばね式のクリツプで保持
する場合には含浸液面に対し平行にならなくな
り、又、クリツプの上部を固定棒の下端に固定し
ても、板ばねの保持は線状であるので、重いコイ
ルをつり下げた場合には含浸液面に対してコイル
用ボビンが平行にならなくなり、コイル用ボビン
のピン端子に含浸液が付着するという欠点があつ
た。
したがつて本考案の目的は、従来の欠点を除去
して、重いコイルの場合でもコイル用ボビンが液
面に対して平行になるようにしたコイル用含浸液
治具を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によれば、コイルにワニス含浸処理を施
すために該コイル用ボビンのピン端子を吊り下げ
るための治具であつて、互いに平行な平板状部分
が上部で連結し該上部で吊り下げるようにした下
向きに開口したコの字状のベースと、平板上のレ
バーと、下向きに開口したU字状の中央部がばね
特性を有し、一方の端部が前記平板状部分側面の
下端から離れた部位に固定され、他方の端部が前
記レバーの下端から離れた部位に固定され、該ば
ね特性により該レバーの下端部を該平板状部分側
面の下端に比較的に近い部分を圧するように構成
した板ばねとを有し、前記レバーの上端部に押圧
力を加え該レバーの下端部を前記平板状部分から
離して前記ピン端子を挿入し、該押圧力を解除す
ることにより前記ピン端子を前記平板状部分の側
面に面で保持されるようにしたことを特徴とする
コイル用含浸治具が得られる。
〔実施例〕
以下図面を参照しながら本考案の実施例を説明
する。
第1図は本考案のコイル用含浸治具の斜視図で
あり、また第2図はコイル用含浸治具にコイルを
つるした状態の側面図である。断面形状が下向き
に開口したコの字型のベース1の互いに平行であ
る平板状の側面に、中央部が下向きに開口したU
字型に曲げられた板ばね2の一方の端部がねじ4
で固定されており、そして板ばね2の他方の端部
にはレバー3が溶接されている。レバー3の下端
部は平板状部分の下端よりずに示す程度に若干上
方に離れている。ベース1の上面には、含浸装置
及び乾燥炉等につり下げる為のU字型の突起が設
けられている。
上記の構成において、レバー3の上端をベース
1側に押してレバー3の下端部とベース1の間隔
を開き、そこにコイル用ボビンのピン端子5を挿
入してからレバー3の押圧力を解除する。これに
より板ばね2の中央部のばね特性すなわち自己復
元力によつてコイル用ボビンのピン端子5をベー
ス1とレバー3によつてはさみ込んでコイル6を
つるす。その際ピン端子5はベース1には面で保
持され、レバー3には線で保持される為、ピン端
子5はベース1の側面に必ず沿うようになる。従
つてベース1の側面が含浸液面A−A′に対して
垂直になるようにすることによつて、コイル6の
重さやピン端子5の太さに関係なくコイル6の下
端面は常に含浸液面A−A′と平行に保たれる。
なお、ベース1の側面を含浸液面に対し垂直に成
るように固定をしなくても、ベース1は図示して
ない数多くのボビンを保持出来るように相当大き
く従つて重量が大であり、又、ボビンの取り付け
に大小を適当に配分して均衡をとるようにすれ
ば、ベース1を吊るすだけでコイル6の下端面は
含浸液面にほぼ平行に保たれる。この場合仮に均
衡が十分でなくピン端子の根元の部分の一部が含
浸液で汚されることがあつても、汚れが僅かであ
つて端子としての機能を阻害しない程度であれば
実用上差し支えない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によればコイルの大
きさ、重さ、ピン端子の太さに左右されずに、ピ
ン端子を含浸液で汚すことなく必要十分に含浸作
業を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコイル用含浸治具の斜視図、
第2図は本考案のコイル用含浸治具にボビンのピ
ン端子を保持させ、コイルをつるした状態の側面
図である。 記号の説明、1はベース、2は板ばね、3はレ
バー、4はねじ、5はピン端子、6はコイルをそ
れぞれあらわしている。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルにワニス含浸処理を施すために該コイル
    用ボビンのピン端子を吊り下げるための治具であ
    つて、互いに平行な平板状部分が上部で連結し該
    上部で吊り下げるようにした下向きに開口したコ
    の字状のベースと、平板上のレバーと、下向きに
    開口したU字状の中央部がばね特性を有し、一方
    の端部が前記平板状部分側面の下端から離れた部
    位に固定され、他方の端部が前記レバーの下端か
    ら離れた部位に固定され、該ばね特性により該レ
    バーの下端部を該平板状部分側面の下端に比較的
    に近い部分を圧するように構成した板ばねとを有
    し、前記レバーの上端部に押圧力を加え該レバー
    の下端部を前記平板状部分から離して前記ピン端
    子を挿入し、該押圧力を解除することにより前記
    ピン端子を前記平板状部分の側面に面で保持され
    るようにしたことを特徴とするコイル用含浸治
    具。
JP6273687U 1987-04-27 1987-04-27 Expired JPH0452979Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6273687U JPH0452979Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

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JP6273687U JPH0452979Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

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Publication Number Publication Date
JPS63170921U JPS63170921U (ja) 1988-11-07
JPH0452979Y2 true JPH0452979Y2 (ja) 1992-12-14

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ID=30897293

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JP6273687U Expired JPH0452979Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

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JPS63170921U (ja) 1988-11-07

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