JPH045243B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH045243B2
JPH045243B2 JP61000351A JP35186A JPH045243B2 JP H045243 B2 JPH045243 B2 JP H045243B2 JP 61000351 A JP61000351 A JP 61000351A JP 35186 A JP35186 A JP 35186A JP H045243 B2 JPH045243 B2 JP H045243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
unlatching
main
retainer means
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61000351A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61295604A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JPS61295604A publication Critical patent/JPS61295604A/ja
Publication of JPH045243B2 publication Critical patent/JPH045243B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • H01F7/121Guiding or setting position of armatures, e.g. retaining armatures in their end position
    • H01F7/124Guiding or setting position of armatures, e.g. retaining armatures in their end position by mechanical latch, e.g. detent

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnets (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 多くのソレノイドにおいては、主動作コイルを
励磁すると、戻しばねの偏向力に反して主プラン
ジヤを通常位置、すなわち非作動位置から作動位
置へ駆動する強力な磁界が発生される。ソレノイ
ドの移動方向は、作動位置へ駆動されるときはソ
レノイドの内方へ向かうものであると考えられ
る。あるいは、作動位置へ駆動されるときにプラ
ンジヤがソレノイドハウジングの外方へ移動する
ようにソレノイドを構成しても良い。従来のソレ
ノイドの多くにおいて、主コイルを消磁すること
により、戻しばねはプランジヤを通常位置、すな
わち非作動位置へ復帰させる。
しかし、ソレノイドプランジヤを駆動するため
に使用される補助復旧コイルと、主動作コイルと
を含む別の種類のソレノイドもある。ラツチング
ソレノイドとして知られるこの種のソレノイド
は、主コイルが消磁されたときにソレノイドプラ
ンジヤを作動位置に鎖錠する機構を含む。プラン
ジヤを当初の位置に復帰させるために、補助コイ
ルが励磁されるとラツチ機構は解除され、主プラ
ンジヤ戻しばねの作用により復帰が可能になる。
この解除動作はラツチ機構に含まれるか又はそれ
に結合される小形のラツチ解除プランジヤの移動
によつて行なわれると好都合である。この種のラ
ツチングソレノイドはいくつかの異なる用途、特
に電気系統から独立して動作が継続されるデイー
ゼル機関やタービンに採用される。デイーゼル機
関の燃料ポンプの制御に使用するのに特に適する
ラツチングソレノイドの一例は、1985年1月15日
発行のFuzzellの米国特許第4494096号に記載され
ている。
多くの用途、特に機関制御と関連する用途にお
いては、ラツチングソレノイドの使用条件は厳し
く、たとえば、デイーゼルトラツク機関は使用日
ごとに繰返し始動・停止される。このような場
合、ソレノイドのラツチ機構の耐久性は重大な要
因となる。この点に関して、前記Fuzzell特許に
記載のれるラツチ構成は多くの用途について望ま
れる耐久性を提供しない。このことはその他の多
数の従来公知のソレノイドラツチ機構にも同様に
当てはまる。
機関制御及びその他の用途に適用する場合、電
気的励磁装置の故障の場合にソレノイドを手動操
作できることが必要である。すなわち、そのよう
な故障が発生した場合、機関を始動するためにソ
レノイドを手動操作により鎖錠状態に駆動するこ
と、また、逆に機関を停止するためにソレノイド
を手動操作により通常の非作動状態に駆動するこ
とが必要である。一般に、従来公知のソレノイド
の手動操作構成は多少の技術的問題を抱えてお
り、手動操作の耐久性、便宜及び効率に関して全
く十分であるとは言いがたい。
〔発明の概要〕
従つて、本発明の主な目的は、簡単且つ低コス
トの構成であり、きわめて長い動作寿命を持つラ
ツチ機構を含む新規な改良されたラツチングソレ
ノイドを提供することである。
本発明の別の目的は、ソレノイド又はその励磁
回路の内部の電気的故障の場合にソレノイドを作
動状態又は非作動状態へ手動操作するための耐久
性にすぐれ、効果的で使用しやすい手段を含む新
規な改良されたラツチングソレノイドを提供する
ことである。
従つて、本発明は、非作動位置と作動位置との
間で軸方向に移動することができる主プランジヤ
と、主プランジヤを作動位置へ駆動するために励
磁される主コイルと、主プランジヤを非作動位置
へ駆動する主戻しばねと、主コイルが消磁された
ときに主プランジヤを作動位置に保持するラツチ
機構と、ラツチ機構を解除し、主プランジヤを非
作動位置に復帰させるために通常位置からラツチ
解除位置まで所定の変位距離だけ軸方向に移動す
ることができるラツチ解除プランジヤと、ラツチ
解除プランジヤを通常位置に付勢するラツチばね
と、ラツチ解除プランジヤをラツチ解除位置へ駆
動するために励磁される補助コイルとを含む種類
のラツチングソレノイドに関する。ソレノイド
は、主プランジヤに取付けられ、且つ複数個の周
囲に分散される玉受入れ孔を有する円筒形のレー
スと、レースの玉受入れ孔に配設する相応する複
数個の玉とを具備する改良されたラツチ機構を含
む。互いに軸方向に離間して配設されて、肩部に
より結合される第1及び第2の直径の異なる固定
保持器手段は、主プランジヤの非作動位置及び作
動位置のそれぞれに関して半径方向の一方向への
玉の変位の限界を規定する。互いに軸方向に離間
して配設される第3及び第4の直径の異なる保持
器手段は、玉が第1及び第2の保持器手段と係合
するときに玉の半径方向逆方向への変位の限界を
規定し、第4の保持器手段はラツチ解除プランジ
ヤに結合される可動保持器から構成される。主プ
ランジヤが作動位置に接近するにつれて、玉はラ
ツチ解除プランジヤの所定の変位距離より短い
が、玉が肩部に乗上げて第2の保持器手段と係合
するには十分な軸方向距離だけ第4の保持器手段
を変位させて、第4の保持器手段を当初の位置に
戻し、玉は、ラツチ解除プランジヤがラツチ解除
位置に駆動されるまで主プランジヤを作動位置に
鎖錠するために肩部と係合する。
〔実施例〕
以下、添付の図面を参照して本発明を詳細に説
明する。
第1図から第6図 第1図及び第2図は、本発明によるラツチング
ソレノイドを採用するのが好ましい環境、すなわ
ちデイーゼル機関を簡略化して示す図である。第
1図及び第2図に示されるソレノイド10は主動
作コイルと、補助復旧コイルの2つのコイルを含
む。主動作コイルはソレノイドを第1の非作動状
態から第2の作動状態に動作させるために使用さ
れる。本発明のラツチ機構はソレノイドを作動状
態に保持する。補助復旧コイルは、ソレノイドが
当初の動作状態に戻るようにラツチ機構を解除す
るために利用される。ソレノイド10の2つの内
部コイルは第1図及び第2図には示されておら
ず、第3図及び第4図に示される。
第1図及び第2図に示されるように、ソレノイ
ド10は、一端で取付けフランジ板12に固定さ
れる磁性鋼の管から成る円筒形ハウジング11を
含む。取付けフランジ板12には2つのブツシン
グ13が取付けられる。ブツシング13を貫通す
る2個のボルト14は、デイーゼル機関27の燃
料ポンプ29と関連する支持板15にソレノイド
10を取付けるために使用される。ソレノイド1
0のプランジヤ16は支持板15の開口17から
突出する。
取付けフランジ板12と対向するソレノイド1
0の端部で、ハウジング11は成形樹脂の端部カ
バー18により閉鎖される。防じんカバー19は
端部カバー18に取外し自在に取付けられる。ソ
レノイドの端部カバー18から、接地柱21、始
動接続柱22及び停止接続柱23の3本の電気接
続柱が外方へ突出している。
第1図のソレノイド10について簡略化して示
される電気回路は点火スイツチ・継電器回路24
を含み、始動接続柱22及び停止接続柱23の2
本はこの回路に接続される。接地柱21は、図示
されるように、バツテリー25の負端子に接続さ
れ、バツテリーの正端子は点火スイツチ及び継電
器回路24に接続される。点火スイツチ・継電器
回路24はデイーゼル機関27の始動装置26に
も接続される。燃料は燃料タンク28から燃料ポ
ンプ29によりデイーゼル機関27に供給され
る。燃料ポンプ29はソレノイドのプランジヤ1
6と機械的に係合する。
通常の環境におけるソレノイド10の動作は前
記の米国特許第4494096号に記載される動作と同
じである。ソレノイド10が、当初、非作動状態
にあり、そのプランジヤ16はソレノイドの外方
へ突出して、燃料ポンプ29内に侵入しているも
のと仮定する。この状態ではデイーゼル機関27
は作動していない。デイーゼル機関27を始動す
るために、点火スイツチ・継電器回路24が動作
されて、エンジン始動装置26を始動させる。同
時に、ソレノイド10の主動作コイルは始動接続
柱22への回路接続によつて短時間励磁されるの
で、プランジヤ16は鎖線16Aにより指示され
るような引込まれた動作位置まで引込まれる。こ
れにより、燃料ポンプ29は動作し、燃料タンク
28からデイーゼル機関27に燃料を供給する。
ソレノイド10の主動作コイルが消磁されても、
プランジヤ16は当初の伸張位置に戻らず、後述
するように、内部ラツチ機構により動作位置16
Aに鎖錠される。
デイーゼル機関27の動作を中断したい場合に
は、点火スイツチ・継電器回路24は停止接続柱
23を含む回路を介してソレノイド10の補助復
旧コイルを励磁するように動作される。補助復旧
コイルの励磁によりソレノイド内部のラツチ機構
が解除されるので、主ソレノイドプランジヤは伸
張非作動位置16に復旧する。プランジヤ16が
当初の位置に戻るこの動作によつて燃料ポンプ2
9は遮断される。デイーゼル機関は燃料の供給を
受けられなくなるために停止する。
ソレノイド10の内部の電気回路が故障した場
合、又はソレノイドの外部電気回路の故障の場合
は、ソレノイドをいずれかの動作位置へ手動操作
で動作させることができる。これは、防じんカバ
ー19を取外し、第3図から第6図に関連して説
明するようにソレノイド機構の手動操作のための
好都合な手段を利用することにより行なわれる。
本発明のラツチ機構の好ましい実施例及びその
他の特徴を含むソレノイド10の内部構造は第3
図及び第4図に示され、補足的に第5図及び第6
図にも示されている。第3図及び第4図に示され
るように、主ソレノイドプランジヤ16はソレノ
イド10の内部を軸方向に延出する長い黄銅管3
1の中で摺動自在に位置決めされる。管31は、
取付けフランジ板12に固定される位置決め座金
33とアライメントされる環状の突出部又は膨出
部32を有する。ソレノイド10の主動作コイル
34は管31及びプランジヤ16を包囲するよう
な関係に取付けられる。主動作コイル34の支持
ボビン35の一端は位置決め座金33と係合し、
支持ボビン35の他端は、環状の成形樹脂スペー
サ37と係合する環状の鋼製端板36に当接す
る。スペーサ37はハウジング11の内方へ形成
される2つ以上のきざみ目38によりハウジング
内の固定位置に保持される。スペーサ37と一体
に形成される出張り部39は端板36をハウジン
グ11内部で方向決めするために端板の位置決め
開口の中へ突出する。
第3図及び第4図に示される実施例において、
主ソレノイドプランジヤ16の外端部は、燃料ポ
ンプ29(第1図)への機械的接続を完成するの
に好都合な手段を形成するねじ付開口41を含
む。ねじ付開口41はプランジヤ16の内部軸方
向孔42と連通し、この孔42の左側端部(第3
図及び第4図)は過行程(オーバトラベル)プラ
グ43により閉鎖される。プラグ43は黄銅又は
その他の非磁性材料から形成されるのが好まし
い。
プランジヤ16の内部軸方向孔42は、ソレノ
イド10の全長にわたり軸方向に延出するロツド
45の一端を包囲する。加鉛銅から形成されるの
が好ましいストツパスリーブ46は孔42の内部
でロツド45の端部に固定される。ストツパスリ
ーブ46は、ソレノイドがラツチ状態(第4図)
にあるときにプラグ43と係合する。ロツド45
の一部はストツパスリーブ46からわずかに突出
し、過行程プラグ43のレセプタクル47とアラ
インメントされる。過行程ばね48は孔42の内
部に、ロツド45の他端を包囲するような関係で
配設される。ばね48の一端はストツパスリーブ
46と係合し、ばねの他端は孔42の内径を小さ
くすることにより形成された肩部49と係合す
る。ばね48の内側のスリーブ50はばねの圧縮
を制限する。
環状の非磁性プランジヤブツシング51は主ソ
レノイドプランジヤ16の内端部にロツド45を
包囲するような関係で装着される。プランジヤブ
ツシング51は、端板36に取付けられる固定環
状磁気吸収ブツシング52の内部に配置される。
固定ブツシング52の左側端部は、第4図に示さ
れるように、プランジヤの内方への動きを制限す
るためにプランジヤ16と係合することができ
る。固定ブツシング52の右側端部53はスペー
サ37の中央開口の中へ延出する。固定ブツシン
グ52の右側端部はブツシングの左側部分より直
径が大きく、肩部50により左側部分に接合され
る。
プランジヤブツシング51の右側端部は円筒形
レース54として形成される。レース54は相応
する数の玉軸受55を保持するための3本(又は
4本以上)の周囲に分散された孔56を含む。玉
軸受55の配置は第5図及び第6図に詳細に示さ
れている。
固定ブツシング52の左側部分は、プランジヤ
16が第3図の非作動位置にあるときに玉軸受5
5の半径方向外側への変位の限界を規定する第1
の保持器手段を形成する。固定ブツシング52の
右側端部は、プランジヤ16が第4図の動作位置
にあるときに玉軸受の半径方向外側への変位の限
界を規定する第2の保持器手段を形成する。ロツ
ド45は、玉軸受55が固定ブツシング52の左
側部分である第1の保持器手段と係合するときに
玉軸受の半径方向内側への動きを制限する第3の
保持器手段を形成する。第4の玉保持器手段は後
述する軸66の一端60により形成されるが、こ
の第4の保持器手段は第2の保持器手段(固定ブ
ツシングの右側端部53)と係合するときの玉軸
受55の半径方向内側の限界を規定する。
主プランジヤ戻しばね57は黄銅管の内部に配
設される。戻しばね57の一端はプランジヤ16
の肩部58と係合する。戻しばね57の他端は固
定ブツシング52と係合する。
第3図及び第4図に示されるように、磁性鋼前
方位置決め座金58はハウジング11の内部にお
いてスペーサ37のすぐ右側に取付けられる。前
方位置決め座金58は磁性鋼後方位置決め座金5
9に対して固定され、軸方向に離間する関係で配
置される。環状の補助コイル61はこれら2つの
座金58及び59の間に、黄銅管62を包囲する
ような関係で配設される。磁性材料から成る環状
のラツチ解除プランジヤコア63は黄銅管62の
内部に摺動自在に配置される。ラツチ解除プラン
ジヤ戻しばね64の一端はラツチ解除プランジヤ
コア63と係合する。プランジヤ戻しばね64の
他端は、後方位置決め座金59の中に取付けられ
る固定環状磁気吸引部材65と係合する。
ラツチ解除プランジヤコア63は長い中空の鋼
製ラツチ解除プランジヤ軸66に取付けられる。
ロツド45は中空のプランジヤ軸66の中を軸方
向に延出し、プランジヤ軸はロツドに沿つて自在
に摺動する。成形樹脂スリーブ67はプランジヤ
軸66に、磁気吸引部材65の先まで取付けられ
る。スリーブ67の外端部は、スリーブ67を包
囲するような関係で配設される環状ブツシング6
9の内側フランジ70と係合するように配置され
る径大肩部68を有する。ブツシング69は成形
樹脂部材であるのが好ましく、ロツド45の右側
端部を包囲するような関係で取付けられ且つロツ
ドに沿つて軸方向に摺動自在である別の成形樹脂
ブツシング71に接合される。キヤツプ・ストツ
パ部材72はロツド45の右側端部に取付けられ
る。ブツシング69及び71の組合せはソレノイ
ド10を作動状態から非作動状態へ手動操作する
ためのハンドルを形成し、一方、キヤツプ・スト
ツパ部材72によりソレノイドをラツチ作動状態
へ手動操作することができる。これらのことはい
ずれも以下に説明する。
成形樹脂から形成されるのが好ましい環状の絶
縁支持部73は、第3図及び第4図に示されるよ
うに、ハウジング11の右側端部の中に固定取付
けされる。補助復旧コイル61の電気励磁回路に
含まれる一対の固定電気接点74は絶縁支持部7
3に取付けられる。固定接点74から補助コイル
61への電気接続及びその他の内部電気接続は、
図面を不要に複雑にしないために図示されていな
い。
端壁を貫通する軸方向孔を有するカツプ形可動
接点支持キヤツプ75はスリーブ67に摺動自在
に取付けられる。ラツチ接点ばね76はキヤツプ
75の内部に配置され、このばね67の一端はキ
ヤツプの端壁と係合し、他端は絶縁支持部73と
係合する。2つの可撓性電気接点77は可動接点
支持キヤツプ75に、固定接点74とアラインメ
ントとして取付けられる。ソレノイド10の非作
動状態(第3図)において、可動接点支持キヤツ
プ75の端壁はブツシング69の肩部70と係合
するので、ラツチ接点ばね76は圧縮状態に保持
される。73から77までの構成要素は継電器を
構成することがわかるであろう。この継電器は補
助コイル61の電気的動作回路に含まれる。
第3図及び第4図に示されるように、防じんカ
バー19はソレノイドの端部カバー18の軸方向
に突出する部分に螺合される。防じんカバー19
は保持ストラツプ78を含み、このストラツプの
一端は端部カバー18に螺合される保持リング7
9に構成する。保持ストラツプ78の他端は、防
じんカバー19を端部カバー18に接着したまま
でねじを回し、取外すことができるように、防じ
んカバー19の本体に回転自在に固着される。
電気的動作、第1図から第6図 第3図は、ソレノイド10の動作を説明するた
めの基礎となる。第3図に示されるソレノイドは
非作動状態にあり、プランジヤ16は伸張してい
るので、燃料ポンプ29(第1図)は遮断され
る。過行程ばね48は圧縮され、主プランジヤ戻
しばね57及びラツチ解除プランジヤ戻しばね6
4は共に伸張(解放)され、ラツチ接点ばね76
は圧縮される。補助コイル61の電気回路に含ま
れる継電器の接点74,77は開いている。玉軸
受55は、第1の保持器手段である固定ブツシン
グ52及び第3の保持器手段であるロツド45と
の係合により半径方向に動きを抑制される。
ソレノイド10を第4図に示されるラツチ状態
に動作させるために、主動作コイル34が励磁さ
れる。前述のように、これはエンジン始動装置2
6(第1図)の始動と同時に行なわれる。主動作
コイル34が励磁されると、プランジヤ16と、
プランジヤブツシング51及びレース54は、第
3図に矢印Aにより指示されるように、コイルに
より発生される磁界によつて右へ駆動され、主プ
ランジヤ戻しばね57を圧縮する。磁気回路は位
置決め座金33と、取付けフランジ板12と、プ
ランジヤ16と、固定ブツシング52と、端板3
6と、ハウジング11とを含み、これにより、位
置決め座金33及び取付けフランジ板12へ戻る
磁気回路が完成される。
プランジヤ16が矢印Aの方向に引込まれて、
ソレノイド10の中に入るにつれて、ストツパス
リーブ46と肩部49との間で過行程ばね48が
利用できる空間は広がるので、ばね48は伸張
し、ばね48により加えられ、ロツド45を左へ
偏向する力は弱まる。最終的に過行程ばね48が
十分に弛緩すると、ラツチ接点ばね76は伸張す
るので、ハンドルを構成するブツシング69,7
1と、ロツド45とは第4図の位置のわずかに右
側の位置まで駆動され、継電器の接点74及び7
7は閉成される。さらに、プランジヤ16が矢印
Aの方向へ動き続けると、玉軸受55は、前述の
ように玉軸受55の第4の保持器手段であるラツ
チ解除プランジヤ軸66の左側端部60と係合す
る。その結果、ラツチ解除プランジヤ軸66とラ
ツチ解除プランジヤコア63は矢印Aの方向へわ
ずかに移動する。この移動距離は、後述するよう
に、後続するラツチ解除動作中のプランジヤコア
63及びプランジヤ軸66の変位より実質的に短
い。
ラツチ解除プランジヤ軸66と、その左側端部
60の移動により十分な間隙が形成されるので、
プランジヤ16がさらに動き続けると、玉軸受5
5は外方へカム運動し、肩部50に沿つて動いて
第2の玉保持器手段である固定ブツシング52の
径大右側端部53と渉触する。この接触は、プラ
ンジヤ16とプランジヤブツシング51が行程の
終端付近にあるときに起こる。玉軸受が半径方向
外側へ移動して、右側端部53(第2の保持器手
段)と接触すると、直ちにラツチ解除プランジヤ
コア63、ラツチ解除プランジヤ軸66及び第4
の保持器手段であるプランジヤ軸の左側端部60
はラツチ解除プランジヤ戻しばね64により当初
の通常位置に復帰する。このとき、固定ブツシン
グの右側端部53(第2の保持器手段)及びプラ
ンジヤ軸の左側端部60(第4の保持器手段)は
玉軸受55の半径方向位置を決定する。
プランジヤ16及びプランジヤブツシング51
の内方への移動は、プランジヤ16が固定ブツシ
ング52の左側端部と係合したときに終了する。
これが主ソレノイドプランジヤの作動位置であ
る。この時点で、ソレノイド10は第4図に示さ
れる動作状態にある。続いて主動作コイル10は
消磁されるが、玉軸受55が固定ブツシング52
の肩部50と係合し、プランジヤブツシング51
(すなわちプランジヤ16)を第3図の当初の非
作動位置へ復帰させないため、ソレノイド10は
第4図の状態に鎖錠されたままである。従つて、
プランジヤ16及びプランジヤブツシング51は
第4図に示される作動位置に鎖錠されたままであ
る。ソレノイド10のこの動作状態において、主
プランジヤ戻しばね57は圧縮されているが、残
る全てのばね48,64及び76は弛緩し、伸張
した状態にある。
ソレノイド10を第4図に示される作動鎖錠状
態から第3図の当初の非作動状態に戻すために、
補助コイル61は前述のように閉成されている継
電器接点74及び77を介して短時間励磁され
る。補助コイル61が励磁されると、ラツチ解除
プランジヤコア63はコイルにより発生される磁
界により右へ駆動される。この磁気回路は前方位
置決め座金58と、プランジヤコア63と、磁気
吸引部材65と、後方位置決め座金59と、2つ
の座金58及び59の間にあるハウジング11の
部分とを含む。ラツチ解除プランジヤコア63及
びラツチ解除プランジヤ軸66は、プランジヤコ
アが磁気吸引部材65と係合するまで右へ移動す
る。
第4図の鎖錠作動状態において、玉軸受55は
ラツチ解除プランジヤ軸66の左側端部60によ
り固定磁気吸引ブツシング52の肩部50と係合
する状態に維持されている。しかしながら、前述
のように、ラツチ解除プランジヤコア63が移動
するにつれて、プランジヤコア63が取付けられ
ているラツチ解除プランジヤ軸66も相応して移
動する。その結果、玉軸受55は軸方向内方へ自
在に動くようになる。この動作は、主プランジヤ
16及びプランジヤブツシング51をソレノイド
10の軸方向外方、すなわち矢印Aとは逆の方向
へ駆動する強力な主プランジヤ戻しばね57の力
により得られる。玉軸受はプランジヤ軸の左側端
部60により保持されなくなるので、再び肩部5
0に乗上げる。その結果、プランジヤ16は第3
図に示される伸張した非作動位置に戻る。
プランジヤ16が非作動位置に戻るにつれて過
行程ばね48は圧縮され、最終的には、ロツド4
5を第3図の位置までわずかに左へ引張る。この
移動の間、ロツド45の右側端部にあるブツシン
グ69の肩部70は可動接点支持キヤツプ75と
係合し、支持キヤツプをわずかに左へ移動させて
ラツチ接点ばね76を圧縮し、継電器接点74及
び77を開成する。ロツド45の移動は、可動接
点支持キヤツプ75が第3図に示されるようにス
ペーサ73に当接したときに中断される。継電器
接点の開成によつて補助コイル61は消磁され、
ラツチ解除プランジヤコア63及びラツチ解除プ
ランジヤ軸66から成るラツチ解除プランジヤは
当初の位置に戻る。従つて、補助コイル61が瞬
間的に励磁され、それが継電器接点74及び77
の開成により自動的に中断されることにより、ソ
レノイド10は第4図の鎖鎖作動状態から第3図
の解除非作動状態に戻る。第1図に示されるよう
にソレノイド10がデイーゼル機関に利用される
場合、この動作は燃料ポンプ29を介する燃料の
流れを遮断し、デイーゼル機関27をオフする
(第1図)。
手動操作、第1図から第6図 ソレノイド10の主動作コイル34又は補助コ
イル61の電気的故障、接点74及び77を含む
継電器の故障、もしくはソレノイド10の内部又
は外部の電気回路の他の何らかの故障が発生した
場合には、ソレノイドを手動操作しなければなら
ない。
第1の例として、デイーセル機関27が動作し
ており。機関を停止することが望ましい又は必要
であるときに補助コイル61の励磁回路又はコイ
ル自体に何らかの故障が発生した場合を仮定す
る。このような状況においては、端部カバー18
から防じんカバー19を取外し、ソレノイド10
の手動ラツチ解除のためのハンドルを構成するブ
ツシング69,71を操作できるようにする。第
4図に示されるようにブツシング71が右に引張
られると、これと関連するブツシング69の肩部
70はラツチ解除プランジヤ軸66の端部にある
肩部68と係合する。さらにブツシング71を外
方へ動かし続けると、ラツチ解除プランジヤ軸6
6及びラツチ解除プランジヤコア63は補助コイ
ル61が励磁されたかのように右へ引張られる。
このように、ラツチ機構のプランジヤ軸66の左
側端部60は玉軸受55との係合から解放される
ので、ソレノイドは前述と同じように主プランジ
ヤ戻しばね57の作用により第3図の解除状態に
戻る。
主動作コイル34又はその励磁回路の故障の場
合にも、デイーゼル機関27の始動時に必要とさ
れるのと同様に、ソレノイド10を第3図の非作
動状態から第4図の作動鎖錠状態に操作すること
ができる。防じんカバー19を同様に取外す。こ
の場合、ロツド45に取付けられるキヤツプ・ス
トツパ部材72をペンチ又は同様の把持工具で把
持し、ロツド45を右へ引張る。過行程ばね48
が圧縮されるため、ロツド45の移動によりソレ
ノイドのプランジヤ16とプランジヤブツシング
51も相応して移動する。これは通常の電気的動
作において主動作コイル34の励磁により得られ
るのと同じ基本運動である。このようにして、ソ
レノイド10を第3図の解除状態から第4図の鎖
錠状態に手動操作することができ、主動作コイル
34の励磁による有効動作を阻止する電気的故障
があつてもデイーゼル機関を始動することは可能
になる。
第7図及び第8図 第7図及び第8図は、本発明のソレノイドラツ
チ機構の別の実施例を簡略化して示す。第7図
は、ソレノイドの非作動解除にあるラツチ機構を
示し、第8図はソレノイドの作動鎖錠状態にある
同じラツチ機構を示す。
第7図及び第8図の場合も、主ソレノイドプラ
ンジヤ116は、玉軸受155を受入れる開口1
56を有する円筒形レース153を形成する。第
7図に示される非作動状態においては、玉軸受1
55の半径方向内側への動きは玉と第1の固定保
持器171との係合により制限される。第1の固
定保持器171は、この保持器から軸方向に離間
して設けられる第2の固定保持器172より直径
が大きい。2つの固定保持器171及び172は
傾斜肩部173により互いに結合される。これら
の固定保持器171,172は、共に、非磁性ス
ペーサを構成するか又は図示されるようにソレノ
イドの磁気システムの一部であつても良い固定部
材174の一部を形成する。
第7図及び第8図のラツチ機構は、関連する戻
しばね164を有するラツチ解除プランジヤ16
3をさらに含む。ラツチ解除プランジヤ163は
固定部材174の開口を貫通して突出する複数本
のアーム180を含む。アーム180は玉軸受1
55の玉ごとに1本ずつ設けられる。各アーム1
80の外端部は、玉軸受155の1つと係合し
て、ソレノイドの非作動状態において玉の半径方
向運動の外側限界を規定する第3の保持器183
を形成する(第7図を参照)。各アーム180は、
第3の保持器183より直径が小さい第4の保持
器184をさらに形成する。第4の保持器184
は第8図に示される機構の作動鎖錠状態において
玉軸受155の内方への運動を制限する。前述の
ロツド45に対応するロツド145はラツチ機構
を軸方向に貫通する。
第7図及び第8図のラツチ機構の動作は、電気
的に行なわれても、手動操作であつても、本質的
には第3図から第6図に示される機構について説
明される動作と同じである。主プランジヤ116
は、第7図に示される解除又は非作動状態から始
まつて、矢印Aにより指示されるように右へ駆動
される。プランジヤが移動し続けるにつれて、玉
軸受155は第3の保持器183と第4の保持器
184との間の肩部185と係合する。その結
果、ラツチ解除プランジヤ163は矢印Aの方向
へわずかに駆動される。前述の実施例の場合と同
様に、この移動距離はプランジヤ163の解除変
位より短いが、玉軸受が肩部173及び175に
沿つて移動して、第2の固定保持器172及び第
4の保持器184と係合するには十分な長さであ
る。
これにより、ラツチ機構は第8図に示される作
動鎖錠状態まで移動する。この状態において、玉
軸受155は2つの固定保持器171及び172
の間の肩部173と係合する。その結果、プラン
ジヤ116は当初の非作動状態に戻ることができ
ず、ソレノイドの主動作コイルが消磁されても第
8図の作動状態に鎖錠されたままである。ラツチ
機構を解除し、ソレノイドを当初の動作状態に戻
すために、ラツチ解除プランジヤ163は第8図
に示される位置から右へ移動される。これにより
玉軸受155は自在に半径方向外側へ動き、ソレ
ノイドの主プランジヤ戻しばねは主ソレノイドプ
ランジヤ116を第7図の当初の非作動位置へ戻
す。
結 論 本発明のラツチ機構は比較的低コストで簡単に
製造できる。また、耐久性はきわめてすぐれてお
り、何十万回という動作に耐える動作寿命を有す
る。しかも、鎖錠及び解除の機能は一貫して確実
に達成される。ソレノイド又はその励磁回路の内
部の電気的故障の場合、ラツチ機構は簡単且つ好
都合な手動操作手段を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、デイーゼル機関の通常の動作環境を
概略的に示す。本発明による改良されたラツチ機
構を含むラツチングソレノイドの側面図、第2図
は、第1図に示されるラツチングソレノイドの端
面図、第3図は、ほぼ第2図の線3−3に沿つた
非作動状態にあるラツチングソレノイドの拡大断
面図、第4図は、鎖錠作動状態にあるソレノイド
を示す第3図と同様の断面図、第5図は、ほぼ第
3図の線5−5に沿つた詳細断面図、第6図は、
ほぼ第4図の線6−6に沿つた詳細断面図、第7
図は、非作動状態にあるソレノイドラツチ機構の
別の実施例の、第3図の一部と同様の簡略化され
た詳細断面図、及び第8図は、作動状態にある第
7図のラツチ機構を示す図である。 〔主要部分の符号の説明〕 主プランジヤ……
16、主戻しばね……48、ラツチ機構……5
0,55、解除コイル……61、ラツチバネ……
64、ラツチ解除プランジヤ……63、レース…
…51、玉受け入れ孔……56、玉……55、第
1の固定保持器手段……52、第2の固定保持器
手段……53、肩部……50、第3の保持器手段
……45、第4の保持器手段……60、ロツド…
…45、スリーブ……66、ボア……42、過行
程バネ……48、凹部……42、握り……69,
71。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非作動位置と作動位置との間で軸方向に移動
    することができる主プランジヤと、主プランジヤ
    を非作動位置へ駆動する主戻しばねと、主プラン
    ジヤを作動位置に保持するラツチ機構と、ラツチ
    機構を解除し、主プランジヤを非作動位置に復帰
    させるために通常位置からラツチ解除位置まで所
    定の変位距離だけ軸方向に移動することができる
    ラツチ解除プランジヤと、ラツチ解除プランジヤ
    を通常位置に付勢するラツチばねと、ラツチ解除
    プランジヤをラツチ解除位置へ駆動するために励
    磁される解除コイルとを含む種類のラツチングソ
    レノイドにおいて、 主プランジヤに取付けられ、複数個の周囲に分
    散される玉受入れ孔を有するレースと; レースの玉受入れ孔に配設される複数個の玉
    と; 互いに軸方向に離間して配設されて、肩部によ
    り相互接続され、主プランジヤの非作動位置及び
    作動位置のそれぞれに関して半径方向の一方向へ
    の玉の変位の限界を規定する第1及び第2の直径
    の異なる固定保持器手段と; 互いに軸方向に離間して配設され、玉が第1及
    び第2の保持器手段と係合するときに玉の半径方
    向逆方向への変位の限界を規定する第3及び第4
    の直径の異なる保持器手段を備え、 第3及び第4の保持器手段のうちの一方がラツ
    チ解除プランジヤに結合される可動保持器から構
    成される、 主プランジヤが作動位置に接近するに従つて、
    玉は玉が肩部に乗上げて前記第1の保持器手段よ
    り離れ且つ第2の保持器手段と接触するには十分
    な軸方向間隙距離だけ前記可動保持器手段を変位
    させて、前記ラツチ解除プランジヤを当初の位置
    に戻し、玉は、ラツチ解除プランジヤがラツチ解
    除位置に駆動されまで主プランジヤを作動位置に
    鎖錠するために肩部と係合することを特徴とする
    ラツチングソレノイド。 2 前記第4の保持器手段は、可動保持器手段で
    あり、ラツチ解除プランジヤに固定され、それに
    よつてラツチ解除プランジヤが第4の保持器手段
    の移動に連動して前記ラツチばねの付勢に抗して
    前記間隙距離を通つて移動され、且つ 前記ラツチばねが、ラツチ解除プランジヤ及び
    第4の保持器手段をもとの位置に復帰させ、それ
    によつて前記主プランジヤのラツチングを完全な
    ものとすることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のラツチングソレノイド。 3 前記第3及び第4の保持器手段、及びそれら
    の相互接続肩が、全てラツチ解除プランジヤの一
    体的部分であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載のラツチングソレノイ
    ド。 4 前記第3の保持器手段が、前記主プランジヤ
    を通つて軸方向に伸びる棒、及びラツチ解除プラ
    ンジヤを備え、 前記第4の保持器手段が、前記棒に摺動可能に
    マウントされたスリーブを備え、 前記第3及び第4の保持器手段が前記玉の半径
    方向内側への移動を制限することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項又は第2項に記載のラツチン
    グソレノイド。 5 前記棒が前記主プランジヤ及びラツチ解除プ
    ランジヤを通りそれら摺動可能な状態で伸び、該
    棒の一端が前記主プランジヤに接続した状態で終
    端し、該棒の他端がラツチ解除プランジヤを越え
    て手動付勢できる位置にまで外側に突出し、且つ 前記主プランジヤが非付勢位置からラツチされ
    て付勢された位置まで前記棒を軸方向外側に引く
    ことにより手動操作的に付勢可能であることを特
    徴とする特許請求の範囲の前記各項のいずれか一
    項に記載のラツチングソレノイド。 6 前記棒の外側端部に対して取り囲んだ状態に
    マウントされたハンドル、及び ラツチ解除プランジヤ上に、該ハンドルの一部
    によつて明確に係合するように配置された肩部手
    段を備え、 前記ラツチ解除プランジヤが、通常の位置から
    ラツチ解除位置まで、前記ハンドルを前記ラツチ
    ばねの付勢に抗して外側に引くことによつて手動
    操作的に付勢されることを特徴とする特許請求の
    範囲第5項に記載のラツチングソレノイド。 7 前記棒の一端が前記主プランジヤの穴内で終
    端し、 過行程ばねを有し、前記棒及び主プランジヤを
    主プランジヤのくぼみ内で相互接続させ、それに
    よつて該主プランジヤが非付勢位置にある時に、
    棒と主プランジヤとの間の制限された相対的軸方
    向移動を許容し、且つ 該棒を引くことが中断された時に、該過行程ば
    ねが棒をほぼもとの位置に復帰させることを特徴
    とする特許請求の範囲第5項又は第6項に記載の
    ラツチングソレノイド。 8 前記第3項の保持器手段が、前記棒の一部を
    含み、 前記第4項の保持器手段が、スリーブを有し、
    該スリーブが該棒に摺動可能にマウントされたラ
    ツチ解除プランジヤの一部であり、且つ 前記第3及び第4の保持器手段が、前記玉の半
    径方向内側移動を制限することを特徴とする特許
    請求の範囲第5項乃至第7項のいずれか一項に記
    載のラツチングソレノイド。 9 前記主プランジヤを付勢位置まで駆動するよ
    うに付勢可能な主コイルを更に備えたことを特徴
    とする特許請求の範囲前記各項のいずれか一項に
    記載のラツチングソレノイド。
JP61000351A 1985-06-24 1986-01-07 ラツチングソレノイド Granted JPS61295604A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/747,923 US4623860A (en) 1985-06-24 1985-06-24 Latching solenoid mechanism
US747923 1985-06-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61295604A JPS61295604A (ja) 1986-12-26
JPH045243B2 true JPH045243B2 (ja) 1992-01-30

Family

ID=25007262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61000351A Granted JPS61295604A (ja) 1985-06-24 1986-01-07 ラツチングソレノイド

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4623860A (ja)
EP (1) EP0207428B1 (ja)
JP (1) JPS61295604A (ja)
DE (1) DE3676569D1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4697164A (en) * 1986-08-18 1987-09-29 Eilertsen John L Incrementally indexing linear actuator
US5107237A (en) * 1990-11-16 1992-04-21 Texas Instruments Incorporated Circuit breaker apparatus
DE4132083A1 (de) * 1991-09-26 1993-04-01 Basf Lacke & Farben Verfahren zur elektrophoretischen innenbeschichtung von metallbehaeltern zur aufbewahrung von lebensmitteln und getraenken
CN1133810C (zh) * 2001-02-16 2004-01-07 郗大光 电动燃油喷射装置
US7280019B2 (en) 2003-08-01 2007-10-09 Woodward Governor Company Single coil solenoid having a permanent magnet with bi-directional assist
US8247990B1 (en) 2008-12-05 2012-08-21 Musco Corporation Apparatus, method, and system for improved switching methods for power adjustments in light sources
CN109720957B (zh) * 2017-10-27 2021-11-02 奥的斯电梯公司 促动器,远程触发装置,限速器以及电梯
GB2585338B (en) * 2019-04-02 2023-05-31 Mjr Controls Ltd Release actuator
CN110310797A (zh) * 2019-07-30 2019-10-08 苏州耀德科电磁技术有限公司 一种双线圈结构三分直流电磁铁

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1326359A (en) 1915-12-02 1919-12-30 Westinghouse Electric & Mfg Co Circuit-interrupter.
DE1035771B (de) 1953-08-11 1958-08-07 Magnetschultz Spezialfabrik Fu Betaetigungselektromagnet, insbesondere fuer Gleichstrom, mit automatischer Verriegelung des Ankers
US3235777A (en) 1963-08-23 1966-02-15 Rocker Solenoid Company Solenoid mechanism having two position latching means
US3503021A (en) * 1968-05-28 1970-03-24 Cutler Hammer Inc Direct action latching device with electrical and manual release means
US3893053A (en) 1974-04-25 1975-07-01 Mikhail Alexandrovi Onatsevich Electromagnet latching means for plunger
US4494096A (en) * 1984-05-09 1985-01-15 Caterpillar Tractor Co. Latching solenoid

Also Published As

Publication number Publication date
EP0207428B1 (en) 1990-12-27
DE3676569D1 (de) 1991-02-07
JPS61295604A (ja) 1986-12-26
EP0207428A1 (en) 1987-01-07
US4623860A (en) 1986-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1953774B1 (en) Electromagnetically actuated bistable magnetic latching pin lock
US4679017A (en) Emergency manual actuation mechanism for a solenoid
CN111542901B (zh) 包括软磁体的致动器及方法
JPH045243B2 (ja)
CA1306272C (en) Bistable solenoid actuator
DE102010016239A1 (de) Anlasser, der in einem Fahrzeug mit Leerlauf-Stop-Vorrichtung montiert ist
US4683452A (en) Bi-stable electromagnetic actuator
US4871989A (en) Solenoid with manual actuation mechanism
CN113628768A (zh) 一种电磁锁紧机构及反应堆的运动设备
US4327344A (en) Solenoid with mechanically latchable plunger
SE461864B (sv) Anordning vid ett laas med en med rotor foersedd laascylinder
US4695735A (en) Engine starter drive with integral starter relay
JP2002218713A (ja) モータの組立方法
CN110277215B (zh) 具有中间状态的双稳态螺线管
US5936500A (en) Bi-stable self-adjusting actuator mechanism
USRE32793E (en) Latching solenoid mechanism
US4494096A (en) Latching solenoid
EP1353065A2 (en) Magnet switch for starter
KR900003864B1 (ko) 보조회전식 스타터(Starter)장치
US3364752A (en) Electro-mechanical actuator
JP4132978B2 (ja) ドアのロック装置
US3730005A (en) Electromechanical actuator
US6552638B2 (en) Semi-solid link solenoid
RU2688439C1 (ru) Устройство блокировки привода замка
EP0218880B1 (en) Switch device for starter of internal combustion engine