JPH0450928Y2 - - Google Patents

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JPH0450928Y2
JPH0450928Y2 JP14105785U JP14105785U JPH0450928Y2 JP H0450928 Y2 JPH0450928 Y2 JP H0450928Y2 JP 14105785 U JP14105785 U JP 14105785U JP 14105785 U JP14105785 U JP 14105785U JP H0450928 Y2 JPH0450928 Y2 JP H0450928Y2
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JP
Japan
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support rod
hanging
hose
band
sinking
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JP14105785U
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JPS62126276U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は粒剤を農作物に散布するのに用いら
れる流し多口ホース噴頭の吊り装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
このような流し多口ホース噴頭用吊り装置で
は、流し噴頭が支持竿の先端において吊り下げら
れ、流し多口ホースが支持竿の元部側から支持竿
に沿つて延びて先端において流し噴頭を装着さ
れ、支持竿は元部側の端部において吊りバンドを
介して作業者により担がれる。従来の吊り装置で
は、吊りバンドを支持竿に取付ける吊りバンド取
付金具は支持竿における長手方向位置が固定的で
あり、調整が不可能である。また、支持竿の元部
側の端部は位置を拘束されず、自由な状態となつ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
したがつて作業者の体格によつては吊りバンド
の長さ調整に限界があるため、噴頭角度を適切な
値に保持するのに多大な力が必要となり、作業者
の疲労度が増大している。また、散布中、流し多
口ホース噴頭がたるまないようにするために、作
業者は支持竿を前方へ絶えず押している必要があ
り、これが作業者の苦痛及び疲労感を増大させ、
休息が多くなつて作業能率を低下させている。
〔課題を解決するための手段〕
ここにおいてこの考案は、流し噴頭が支持竿の
先端に吊り下げられ、流し多口ホースが前記支持
竿の元部側から前記支持竿に沿つて延びてその先
端に前記流し噴頭を装着され、前記支持竿が元部
側を吊りバンドを介して作業者により担がれる流
し多口ホース噴頭用吊り装置において、前記吊り
バンドのフツクを引掛ける吊りバンド取付金具は
前記支持竿上の長手方向位置を調整可能に前記支
持竿の外周に嵌着しており、前記流し多口ホース
噴頭を保持しやすくすべく、前記支持竿の元部側
の端と前記作業者との間の距離を一定以下に制限
する制限部材を備えていることを特徴とする流し
多口ホース噴頭用吊り装置を提案し、かつその実
施に当つて前記制限部材が、前記支持竿の元部側
の端を受け止める受け止め部材と、この受け止め
部を前記作業者のウエストベルトに結合する結合
バンドとを有するようにし、又は前記制限部材
が、一対の前記吊りバンドと、これら吊りバンド
を前記支持竿上の長手方向位置を調整可能に前記
支持竿の外周に装着する一対の吊りバンド取付金
具とを有し、前記一対の吊りバンド及び一対の吊
りバンド取付金具により前記支持竿が支持される
ようにするのである。
〔作用〕
上記構成からなるこの考案の流し多口ホース噴
頭用吊り装置において、支持竿の吊りバンド取付
金具の長手方向位置を、作業者の体格に応じて適
当に調整し、適切な噴頭角度を保持しつつ、作業
を行なうものであつて、この際制限部材によつ
て、支持竿の元部側の端が、作業者から離れるの
を防止し、多口ホース噴頭を緊張状態に保持する
と共に、このときの作業者の労力負担を軽減する
ものである。
〔実施例〕
以下、図面についてこの考案の実施例を説明す
る。
第1図において支持竿10はその長手方向へ適
宜間隔でホース振れ止め輪12が取付けられ、流
し多口ホース噴頭14は、その下面に長手方向ヘ
適宜間隔に配設された噴口13を有し、ホース振
れ止め輪12の内側を貫通して支持竿10に沿つ
て延び、先端において止めリング16を介して流
し噴頭18を装着されている。流し噴頭18は支
持竿10の先端において吊り下げられており、作
業者20は粒剤タンクを載設した動力散布機22
を、背負いバンド24を介して背中に背負い、流
し多口ホース噴頭14の元部15は動力散布機2
2からの吐出管26に接続されている。吊りバン
ド取付金具28は支持竿10における長手方向位
置を調整可能に支持竿10の外周に嵌着してい
る。従来の吊り装置では吊りバンド取付金具28
は支持竿10に長手方向位置を調整不可能に固定
されていた。
第2図は吊りバンド取付金具28の詳細を示し
ている。吊りバンド取付金具28は支持竿10の
外周を包囲して端部においてちようボルト30と
ナツト32とにより締付けられる包囲部34と、
この包囲部34の内周に貼付されて支持竿10の
外周面に密着するパツキン36と、包囲部34の
端に取付けられている取付環38とを有してい
る。
第1図に戻つて、吊りバンド40は上端におい
て背負いバンド24に留められ、下端においてフ
ツク41を介して吊りバンド取付金具28の取付
環38に引掛けられる。
第3図は作業者20の背中に背負われる背負子
42の詳細を示している。背負子42には前記動
力散布機22を取付けられ、背負いバンド24
は、上下の両端において背負子42のフレーム4
4に留められ、金具48により長さを調整され
る。吊りバンド40は、上端において作業者20
の左肩部としてのフレーム44の上部左部に、左
側の背負いバンド24と一緒に取付けられ、下端
において前記吊りバンド取付金具28の取付環3
8の引掛けられるフツク41をもつと同時に金具
60により長さを調整される。吊りバンド40
は、更に第6図において作業者の右肩部としての
フレーム44の上部右部にも、右側の背負いバン
ド24と一緒に取付けられてもよく、あるいは背
負いバンド24の中間部に留められてもよい。吊
りバンド40の長さの調整は金具60で行なう。
第1図に戻つて支持竿10の元部側の端は受止
め部材としての有底筒52により受け止められて
いる。
第4図は有底筒52と作業者20の腰に巻かれ
るウエストベルト54との結合関係を示してい
る。結合バンド56は、一端においてウエストベ
ルト54に係止金具58により固定され、中間に
装着されている金具60により結合バンド56の
長さを調整して、作業者との距離を調整できる。
第5図は制限部材の別の構成例を示している。
支持竿10の元部側の端部に取付環64が止め金
具66を介して取付けられており、前述の結合バ
ンド56の他端が取付環64に取付けられる。こ
の制限部材では第4図の有底筒52は省略するこ
とができる。
第6図は、吊りバンド40,40を両方の背負
いバンド24,24にそれぞれ装着し、吊りバン
ド40,40の先端に装着されるフツク41,4
1を引掛ける吊りバンド取付金具28を支持竿1
0の外周に一対貫装し、これらの一体のフツク4
1,41及び一対の吊りバンド取付金具28,2
8を互いに掛止することにより支持竿10を支持
することができる。
実施例の作用について説明する。
流し多口ホース噴頭14の角度を適切なものに
するために、支持竿10における吊りバンド取付
金具28の長手方向位置及び吊りバンド40の長
さが作業者20の体格に応じて調整される。吊り
バンド取付金具28の長手方向位置の調整におい
てはちようボルト30及びナツト32を緩めて支
持竿10の外周上に吊りバンド取付金具28を摺
動させ、吊りバンド取付金具28が所望の位置に
来たらちようボルト30及びナツト32を締付け
て吊りバンド取付金具28を支持竿10に固着す
る。吊りバンド40の長さだけでなく、吊りバン
ド取付金具28の長手方向位置も調整されるの
で、流し多口ホース噴頭14の角度を適切な値に
保持するのに作業者20が支持竿10に加えなけ
ればならない力は減少し、作業者20の苦痛感及
び疲労度を低下させることができる。
支持竿10の元部側の端は有底筒52又は取付
環54と結合バンド56とにより作業者20から
所定の距離に保持され、作業者20から遠去かる
のが防止される。これにより、作業者20は流し
多口ホース噴頭14がたるむのを防止するために
支持竿10を強い力で前方へ押しやる必要がなく
なり、この点に関しても作業者20の苦痛感及び
疲労度を減少させることができる。
〔考案の効果〕
こうして支持竿における吊りバンド取付金具の
長手方向位置は作業者の体格に応じて適切に調整
することができる。したがつて吊りバンド取付金
具の位置と吊りバンドの長さとの調整により支持
竿を作業者に対して任意の位置及び距離において
吊ることができ、適切な噴頭角度を保持すること
が楽となる。
また、制限部材は支持竿の元部側の端が作業者
から離れるのを防止して、この端と作業者との間
の距離を適切な値に保持するので、散布中に流し
多口ホース噴頭がたるむことがなく、従前のよう
に常に作業者が支持竿を前方へ、押す必要がなく
なり、作業者の苦痛及び疲労感を減少させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る吊り装置の構成図、第
2図は吊りバンド取付金具の詳細図、第3図は作
業者に背負われる背負子の詳細図、第4図は支持
竿の元部側の端と作業者との間の距離を制限する
制限部材の構成図、第5図は別の制限部材の取付
環を示す図で、第6図は吊りバンドの他の実施例
を示す構成図である。 図において、10……支持竿、11……多口ホ
ース、14……流し多口ホース噴頭、18……流
し噴頭、20……作業者、28……吊りバンド取
付金具、40……吊りバンド、52……有底筒、
56……結合バンド、64……取付環、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 流し噴頭が支持竿の先端に吊り下げられ、流
    し多口ホースが前記支持竿の元部側から前記支
    持竿に沿つて延びてその先端に前記流し噴頭を
    装着され、前記支持竿が元部側を吊りバンドを
    介して作業者により担がれる流し多口ホース噴
    頭用吊り装置において、前記吊りバンドのフツ
    クを引掛ける吊りバンド取付金具は前記支持竿
    上の長手方向位置を調整可能に前記支持竿の外
    周に嵌着しており、前記流し多口ホース噴頭を
    保持しやすくすべく、前記支持竿の元部側の端
    と前記作業者との間の距離を一定以下に制限す
    る制限部材を備えていることを特徴とする流し
    多口ホース噴頭用吊り装置。 (2) 前記制限部材は、前記支持竿の元部側の端を
    受け止める受け止め部材と、この受け止め部材
    を前記作業者のウエストベルトに結合する結合
    バンドとを有していることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の流し多口ホース
    噴頭用吊り装置。 (3) 前記制限部材は、一対の前記吊りバンドと、
    これら吊りバンドを前記支持竿上の長手方向位
    置を調整可能に前記支持竿の外周に装着する一
    対の吊りバンド取付金具とを有し、前記一対の
    吊りバンド及び一対の吊りバンド取付金具によ
    り前記支持竿が支持されてなることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の流し多
    口ホース噴頭用吊り装置。
JP14105785U 1985-09-14 1985-09-14 Expired JPH0450928Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14105785U JPH0450928Y2 (ja) 1985-09-14 1985-09-14

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JP14105785U JPH0450928Y2 (ja) 1985-09-14 1985-09-14

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JPS62126276U JPS62126276U (ja) 1987-08-11
JPH0450928Y2 true JPH0450928Y2 (ja) 1992-12-01

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