JPH04507350A - ルアー保管容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ルアー保管容器 汰商分豆 本発明はルアー保管箱に関するものである。特に、本発明はディスプレイパネル を内蔵したルアー保管箱に係るものである。

五景伎歪 釣用ルアーの保管は多くの釣人を悩ませる継続的な問題を呈している。釣人に使 用される釣用ルアーは多種に及ぶ。典型的な釣人の場合、その釣道具箱内にプラ スチック製の虫の固まり、長い聞忘れていた固いボークリント、はこりまみれに なった他種のルアーの山、その他のいろいろな物の残骸が入っている。ルアーや 釣道具のきれいで効率的な保管の問題はしばしば釣人の注意から外れるものであ る。

釣人が多種類のクランクベイトを使用するときには、ルアーの保管の問題は更に 複雑なものとなる。クランクベイトは一般に三又ハリを２組備えたプラスチック 成形の「魚状」ルアーである。

ハリは磁気を帯びているわけではないが、ハリは絡みあうものである。クランク ベイトを保管室から取り出す際には、これを絡みあいから解くためのややこしい 手順を踏む必要がないことは極めて稀である。毎年釣業界はますます多種多様な りランクベイトを造りだしているため、クランクベイトの保管は釣人が直面する 問題になっている。釣の競技会では競技中に多種のクランクベイトを効率的に使 用できるようにすることが極めて重要である。現在種々の釣道具箱が入手できる が、クランクベイトの垂直保管装置を備えた釣道具箱はない。クランクベイトを そのタイプ、スタイル及び深さに従って効果的に整理するようにしたものはない 。現存の釣道具箱はその大部分が水平保管装置、引出し収納体又は折り畳みスラ イド式の収納体を備えている。前述の如く、これらの釣道具箱はいずれもクラン クベイト用として効果的なものではない。

本発明の目的は、クランクベイトを上下方向に効果的に配列することができるよ うにしたルアー保管容器を提供することにある。

本発明の別の目的は、クランクベイトを効果的に整理することができるようにし たルアー保管容器を提供することにある。

本発明の上記その他の目的及び効果は添付の明細書及び請求の範囲から明らかに なる。

発凱二１酌 本発明は、箱体と、該箱体内に摺動自在に支持されたパネルと、該パネルにおけ る水平方向の溝ないし案内路により摺動自在に支持されたルアー支持部材とから なる釣用ルアーの容器である。箱体は前壁部と後壁部とこれらの壁部間の側壁部 とを備えている。

箱体は一方の側壁部に沿って延びる第一垂直溝を備えている。また、箱体は当該 第一垂直溝に対応しこれと一致する位置において他方の側壁部に沿って延びる第 二垂直溝をも備えている。パネルは該パネルの表面に沿って延びる複数の水平溝 を備えている。パネルは第−垂直溝及び第二垂直溝により支持されている。ルア ー支持部材は水平溝により摺動自在に支持される部材である。ルアー支持部材は 釣用ルアーの一部を着脱自在に支持する。

図面の簡単な説明 図１は本発明の好ましい実施例によるルアー保管容器の斜視図である。

図２は本発明の釣用ルアー容器のパネルを示す正面図である。

図３は図２のパネルの側面図である。

図４は本発明の釣用ルアー容器における箱体の内部形状を示す斜視図である。

図５は三又ハリとルアー支持部材との関係を示す分解図である。

図６はルアー支持部材と水平溝との関係を示す分解図である。

欠匪旦２坦広脱皿 図１において、１０に示すものは本発明の好ましい実施例によるルアー保管容器 である。ルアー保管容器１０は箱体１２とパネル１４とルアー支持部材１６とよ りなる。パネルエ４は箱体１２内に摺動自在に支持されている。ルアー支持部材 １６はパネル１４上に位置する複数の水平溝１８の一つに摺動自在に支持されて いる。

箱体１２は前壁部２０と後壁部２２と側壁部２４．２６とを備えている。側壁Ｒ ２４，２６は前壁部と後壁部との間に延びている。箱体１２はヒンジ３０を介し て後壁部２２に取り付けられている天板部２８を有する。天板部２８は本発明の ルアー保管容器の蓋となる。

図１において、箱体１２は側壁部２４に沿って延びる第一垂直溝３２を備えてい る。第二垂直溝２６は側壁部２６に沿って延びている。溝３２．３４はパネル１ ４を摺動自在に支持するように相互に対応し且つ相互に一致する位置に配設され ている。理想的には、箱体１２は側壁部２４．２６に沿って延びる複数の垂直溝 を備える。

箱体工２は側壁部２４，２Ｂの内面に取り付けられた複数の垂直部材４０を備え ている。これらの垂直部材４０は第一垂直溝３２及び第二垂直溝３４を形成する ように配設されている。図１に示すように、これらの垂直部材３０は箱体１２の 高さに等しい高さを有する。しかしながら、これらの垂直部材４０は、図４に示 すように、箱体１２の高さよりも低い高さを有することが望ましい。また、図４ にも示されるように、各垂直部材４０はパネル１４の下縁を受けるための切欠部 を備えている。

図１において、パネル１４は箱体１２の第一垂直溝３２と第二垂直溝３４とによ り摺動自在に支持されている。パネル１８はパネル１４の前面部５２を横切・っ て延びる複数の水平溝５０を有する。パネル１４は前側と後側とを有するほぼ平 らな部材である。

このパネルは第−及び第二の垂直溝の幅よりも小さな厚みを有する。従って、パ ネル１４は第一垂直溝３２及び第二垂直溝３４内において上下方向に自由に摺動 する。

ルアー支持部材１６はパネル１４における複数の水平溝５０の一つに摺動自在に 支持される。このルアー支持部材１６は釣用ルアー５６を着脱自在に支持するも のである。図１においては、パネル１４は、容器１０の使用者が見やすいように 、箱体１２の内部よりも外側に位置させている。ルアー５６は、容器１０の看者 に充分に見えるように、水平溝１８内に摺動自在に支持されている。図１はパネ ル１４にルアー１個のみを取り付けた状態を示しているが、釣人が所望のルアー を目で容易に選択できるように、パネル１４の前面部５２にスタイルやタイプが 異なる多数のルアーを取り付けるのが望ましい。図１は、ルアー５６がルアー支 持部材１６に取り付けられている状態を示している。特に、ルアー５ｅは、後述 するように、該ルアーにおける三又ハリの軸部によりルアー支持部材１６に取り 付けられている。

図２において、クランクベイト５６を支持するパネル１４が示されている。特に 図２においては、パネル１４がその前面部５２を横切って延びる第一水平溝５０ を備えていることがわかる。溝５０は相互に平行に配設されていることも明らか である。クランクベイト支持部材１６はパネル１４の溝１８に摺動自在に係合し てている。図２に示すように、クランクベイト支持部材１６は三又ハリ６２の軸 部６０に係合している。このように、三又ハリ６２は隣接する三又ハリと絡み合 うことは全くない。クランクベイト５６はパネル１４の表面５２附近の水平溝１ ８から下方に吊り下げられる。本発明の好ましい実施例においては、隣接する水 平溝間におけるパネル１４の表面５２に耐摩耗材６４を接着する。

理想的には、この耐摩耗材はシート杖のコルクとする。パネル１４の表面５２に 耐摩耗材を配設することにより、クランクベイト５６の仕上は容器１０における 反復使用に耐える。クランクベイト５６は時折耐摩耗材６４の表面に当接するこ ともあるが、このような材料はクランクベイトの厚耗を効果的に防止するので、 クランクベイトの仕上が保護される。

図３はパネル１４の側面図である。特に、図３において、パネル１４が前面部５ ２と後面部６４とを備えていることがわかる。

前面部は複数の第一水平溝５０を有する。後面部６６は複数の水平溝６８を存す る。図から明らかなように、パネル１４の前面部５２と後面部６６の両方におい て、水平溝５０．６８は相互に平行に位置している。これらの溝はすべてクラン クベイト５６を支持するものである。

第一水平溝５０と第二水平溝６８はそれぞれ成形棒により構成される。好ましく は、これらの成形棒はプラスチック材料製とし、パネル１４における適宜の面に 且つ適宜の位置に取り付けられる。

しかしながら、これは本発明を限定するものと解釈すべきものではない。これら の成形棒は金属製であってもよいし、また、パネル自体内に一体的に形成しても よい。図示の如く、溝５０１６８は棒の中心を通る通路を備えている。この通路 はクランクベイト支持部材１６を支持するものである。耐摩耗材６４は隣接する 溝５０．６８間に配設する。図３に示すように、クランクベイト５６は耐摩耗材 ６４の表面に近接している。更に、図３においては、クランクベイト５６は該ク ランクベイトの三又ハリ６２によりクランクベイト支持部材１６から吊り下げら れている。

図４は箱体１２の内部を示す斜視図である。まず、箱体１２は前壁部２０と後壁 部２２と側壁部２４．２８とを備えていることが示されている。箱体１２の床部 ７０は略平面状である。好ましくは、床部７０は壁部２０．２２．２４．２６と 防水的に係合する。ヒンジ３０は天板２８を支承するように後壁部２２の上端に 配設される。特に、図４は箱体１２内における垂直部材４０の配役状態を示す。

垂直部材４０は側壁部２４，２８の内面に取り付けられている。これらの垂直部 材４０は壁部２４．２８において相互に一致し、相互に対応している。特に、こ れらの垂直部材４０はパネル１４を支持するための垂直溝３２．３４を形成する ものである。図４は垂直部材４０の高さが箱体１２の高さよりも低くなっている 好ましい実施例を示す。垂直部材４０と箱体１２の上縁との間の部分８０には保 管用トレーを置くこともできる。保管用トレーは内部を区画してもよいし、この 部分に摺動自在に支持させてもよい。この保管用トレーは箱体１２内に適合する 寸法を有する標準型のものであってもよい。

図４において、垂直部材４０は第−及び第二の切欠部８２．８４を備えている。

これらの切欠部８２．８４は垂直部材４０の上端部８６に形成される。第一切欠 部８２は第二切欠部８４と一致している。切欠部８２．８４は角度面８８ををす る。切欠部８２．８４は、パネル１４が釣人に見やすくなるように、パネル１４ の下端縁を支持する。角度８８はパネル１４が見やすい角度になるようにさせる ものである。パネル１４を溝３２．３４から取り出したときには、パネル１４を 位置合せして下方に下げ、切欠部８２内に容易に入れることができる。

図５はルアー支持部材１６にルア一部９０を支持させる技術を示す。ルアー支持 部材１６はパネル１４の水平溝５０に嵌まるに適した寸法の平板部９２を有する 。平板部９２は使用者の欲するままに水平溝内において摺動自在である。平板部 ９２には環状支持部材９４が突設されている。環状支持部材９４はルアー９０に おける三又ハリ９８の軸部９６に係合するに適したものとする。

環状支持部材９２は理想的には開位置と閉位置とを有するクリップとする。開位 置は三又ハリ９８の軸部９６が環状支持部材９４内部１００に入ることを可能に させる。閉位置はルア一部９４を内部１００にロックするに適したものである。

ルアー支持部材ＩＢはｒスーパーク’Ｊ　ッ”ｊＪ　（ｒｓＵＰＥＲＫＬ　Ｉ　 ＰＪ　）（！：呼ばれる製品であってもよい。この製品はニューヨーク、ポリス のスーパーグルーコーポレーシａン（Ｓｕｐｅｒ　Ｇｌｕｅ　Ｃｏｒｐｏｒａｔ ｉｏｎ）が製造したものである。この製品はアメリカ特許第４，２４０，６０４ 号及び同第４．５３１，６３６号に係るものである。この「スーパークリップ」 製品の環状支持部材は第一開位置と第二閉位置との間で動く。このような製品は 三又ハリ９８の軸部９６を支持するのに理想的である。平板部９２の背面から接 着材を除去することにより「スーパークリップ」製品に対する修正が行なわれる 。このようにして、ルアー支持部材１６は水平溝内を摺動するに適したものとな る。

図６はルアー支持部材１６が水平溝５０により支持される様子を示す。図６に示 すように、環状支持部材９４はルアー支持部材１６の平板部９２から外方に突出 している。水平溝５０はルアー支持部材１６の平板部９２背而と面接触する平ら な背面部１０２を有する。水平溝５０の壁部１０４．１０８は、外方に張り出す 環状支持部材９４を開口部１０８から外方に突出させつつ、平板部９２を内包す る。このようにして、ルアー支持部材１６は溝５０内に保持される。ルアー支持 部材１６は該部材１６を端１１０から外方に摺動させることによってのみ溝５０ から取り出すことができる。

クランクベイトは典型的には２本の三又ハリを有するため、２個のルアー支持部 材１６を適宜の間隔（図２に示されている）を置いて水平溝５０内に位置させる のが好ましい。このように、クランクベイトは見やすい適当な位置に保持され、 パネル１４上の隣接するクランクベイトとの接触が防止される。

本発明は、現存するルアー保管装置には見られないいくつかの効果を奏する。最 も重要なことは、本発明によればクランクベイトを効率的に保管することができ るということである。釣人は箱体からパネルを容易に引き出し、該パネルに取り 付けられている各種クランクベイトを見ることができる。箱体に設けられた垂直 部材の切欠部内においてパネルを適当に位置決めすれば、釣人は釣の競技中必要 に応じてクランクベイトを容易に取り出すことができる。前面部と後面部とを有 するパネルを４枚使用すれば、競争する釣人は７２本までのクランクベイトを取 りそろえることができる。水平溝内にクランクベイトを嵌め付けることは釣人に とっては容易なことである。本発明によれば、もはや釣人は隣接するクランクベ イトやルアーに絡んだクランクベイトを取り出すために複雑な手順を踏む必要は なくなる。

本発明は事故が起きやすい場合に特に好ましいものとなる。典型的な保管箱はひ っくり返ってルアーやクランクベイトを散乱させるものである。本発明の場合に は、ひっくり返ってもクランクベイトはパネル上の所定の位置に固定されたまま の状態である。

本発明は、突いたり投げ出したりしたときでも、整理状態を維持する。

本発明は競争する釣人には特に仔用である。釣競争においては時間は極めて重要 な要素である。競争する釣人が所望のルアーを見付けるために種々のルアーをい じりまわらなければならないとすれば、その釣人は時間を損すると共におそらく は賞金をも失うことになるであろう。他方、本発明は競争釣鉤活動のためにルア ーを正しい整理状態に維持する。クランクベイトをパネルの面から取り出すとき には、単にクランクベイト支持部材を開くだけでよい。ルアーが本発明により正 しく固定されている場合には、ルアーのもつれを解く必要は全くない。

本発明の上記の開示と説明は例示的なものであり、本発明の要旨を逸脱すること なく、添付の請求の範囲内において、例示した装置の細部に種々の変更を加える ことができる。本発明は下記の請求の範囲及びその法的な均等物によってのみ限 定されるものである。

Ｆ／Ｇ−ｄ 国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．前壁部と、後壁部と、当該前壁部と後壁部との間に延びる側壁部とを有する 箱体を備え、該箱体は一方の側壁部に沿って延びる第一垂直溝を有すると共に他 方の側壁部に沿って第一垂直溝に対応する位置に延びる第二垂直溝を有し、箱体 の前記第一及び第二垂直溝に摺動自在に支持されるパネルを備え、該パネルは該 パネルの表面を横切って延びる複数の水平溝を有し、 前記複数の水平溝の一つに摺動自在に支持されるルアー支持手段を備え、該ルア ー支持手段は釣用ルアーを着脱自在に支持するようにした釣用ルアーの容器。
2. ２．前記箱体は前記側壁部の内面に取り付けた複数の垂直部材を備え、該垂直部 材が前記第一垂直溝と第二垂直溝を形成するようにした請求項１記載の容器。
3. ３．前記垂直部材は前記箱体の高さよりも低い高さを有するようにした請求項２ 記載の容器。
4. ４．前記パネルは前面部と後面部とを有する平らな部材であり、該パネルは前記 第一及び第二垂直溝の幅よりも小さな厚みを有するようにした請求項１記載の容 器。
5. ５．前記ルアー支持手段は、 前記パネルの水平溝に支持されるのに適した寸法を有する平板部を備え、該平板 部は水平溝内で摺動自在であり、更に、 前記平板部に突設した環状支持部材を備え、該環状支持部材はルアーの一部に係 合するようにした請求項１記載の容器。
6. ６．前記箱体は側壁部に沿って延びる複数の前記第一垂直溝と複数の前記第二垂 直溝とを備え、当該各第一垂直溝は対応する各第二垂直溝と一致するようにした 請求項１記載の容器。
7. ７．前記箱体内に複数のパネルを摺動自在に支持させ、当該複数のパネルは相互 に平行に配設し、各パネルを不透明とした請求項１記載の容器。
8. ８．前面部と後面部とを有する平らな部材を備え、当該平らな部材の前面部を横 切って延びる複数の第一水平溝を備え、該第一水平溝は相互に平行であり、当該 平らな部材の後面部を横切って延びる複数の第二水平溝を備え、該第二水平溝は 相互に平行であり、更に、第一及び第二水平溝内に摺動自在に支持されたクラン クベイト支持手段を備え、該クランクベイト支持手段はクランクベイトの一部を 着脱自在に支持するようにしたクランクベイト支持用パネル。
9. ９．前記第一及び第二水平溝は前記平らな部材の表面に取り付けられた成形棒よ りなり、該成形棒は前記クランクベイト支持手段の通路となるようにした請求項 ８記載のパネル。
10. １０．前記クランクベイト支持手段は、前記第一及び第二水平溝に嵌まるのに適 した寸法の平板部を備え、該平板部は前記第一及び第二水平溝内で摺動自在であ り、更に、 該平板部に突設した環状支持部材を備え、該環状支持部材はクランクベイトの一 部に係合するようにした請求項８記載のパネル。