JPH04506614A - 磁気共鳴作像装置 - Google Patents

磁気共鳴作像装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 磁気共鳴像−成装置 本発明は、磁気共鳴像作成(MRI)方法における改良及び磁気共鳴像作成方法 に関し、特に、電子スピン共鳴により増幅された磁気共鳴像作成装置及びその作 成方法(ESREMRI)に関する。
本出願人によりEP−A−296833に記述されたESREMRIは、核磁気 共鳴信号即ち自由誘導減衰信号(F I D)の増幅を、作像されつつある対象 物内に存在する常磁性物質の電子スピン共鳴遷移を励起することにより達成する 、という磁気共鳴像作成方法である。
ESR遷移の励起は、対象物の磁気共鳴(MR)作像を発生する為のFID信号 の原因となる核スピン系の分極に繋がる。この所謂る動的核分極は、実際には、 平衡値に対して励起核スピン状態が過剰になった状態を言い、FID信号が優に 100倍以上に増幅されるほど大きくなれる。
この技術を用いれば従来の作像処理によりMR像を発生することが可能であり、 斯かる従来の作像処理とは、例えば、(F I D信号の増幅による)一層大き な信号/ノイズ比(SN比)、及び/或いは、(核スピン系は、例えば1秒間は どの、スピン−格子緩和時間T1に匹敵する時間に亙り平衡に向けて緩和される 必要が無いことによる)一層短い像獲得時間、及び/或いは、MRIにおいて従 来用いられていた一次磁場より低い、例えば0.002T乃至0.IT或いはそ れより低い強度における、2次元及び3次元フーリエ変換である。
ESREMRIでは、ESR及びNMR遷移が励起される様に選択された周波数 を有する電磁波のパルスに対して対象物が晒される。
これらの周波数が作像装置の一次磁場の強度に依存することは勿論であるが、M RIにおいて従来用いられている磁場強度においてESR及びNMRを励起する 電磁波は極超短波(MW)及び無線周波(RF)であることから、以下において は便宜的に、ESR及びNMRを励起する電磁波を夫々MW放射線及びRF放射 線と称する。
ESREMRIにおいてFID信号の増幅を最大化する為には、作像される対象 物内に自然にも存在するが対比物質として該対象物に更に加えられた常磁性物質 のESR遷移が、飽和レベル或いはその近傍において、MR像獲得処理における RFパルス/F r D信号検出サイクルの最初のRFパルスに至るまで励起さ れなければならない。
(従来にてMW或いはRFと考えられていたものよりも低いが、上述の定義によ り本明細書ではMW或いはRFに包含されるものを含め、)RF周波数或いはM W周波数の電磁波に対する生体対象物の露出は、該対象物の組織の不都合な加熱 を引き起こす可能性があり、且つ、MRI(及びESREMRI)の如き診断用 技術においては、組織内の温度上昇を許容レベルに抑えることが重要なことは明 らかである。
過剰なRF加熱を回避すべく、従来のMRIに関する作像処理の間における最大 の放射線露出、即ち、固有の吸収速度(SAR)は、略1〜8 W / k g 体重でなければならないと勧告されている。もしこの勧告に従ってMRIが行な われたならば、たとえ作像時間が引き延ばされても、組織の温度上昇は、例えば 1℃以下の許容し得る程度の低いものとなる。
但し、これらの勧告値よりもかなり上のバワーレベtDの照射であっても、放射 線のパルス持続時間が短ければ、容認され得るものである。実際、露出期間の全 体に亙って平均したSARが相当に高くても、RF或いはMWをパルスで印加し たときの加熱効果は連続的に印加したときよりも低い。従って、幾つかのMR作 像器は、パルスの各々に関する算出SARが勧告最大値を遥かに越えてい乍らも 露出期間の全体に亙って平均したSARが斯かる最大値より低くなる様に、RF パルスを用いて作動する。
上述した如<、ESREMRIにおいては、作像対象物が、MRIにおいて常用 である如く核磁気共鳴を励起するRF放射線だけでなく、電子スピン共鳴を励起 するMW放射線にも晒される。従ってp E S RE M RIにおいては、 MW放射線に対する対象物の過度の露出を避けることにより対象物組織の過度の 加熱を回避することが特に重要である。
MWへの露出を許容レベルに抑える為に、本出願人は、MWにより励起されるE SR遷移の源として使用される常磁性対比物質のESRスペクトルにおいては、 励起遷移が1ガウス以下の線幅を有さなければならないことを上記EP−A−2 96833にて示唆した。これにより、従来のMRIにおいては有効なT1対比 物質であるとされた例えばキレート、塩などの常磁性金属化合物は、最初から考 慮の対象外とされた。その代わり、該EP−A−296833は、ESREMR I対比物質として、例えばニトロキシドの如き種々の安定なフリーラジカルの適 応性に注目した。しかし乍ら、そのESR線幅が1ガウス以下であるニトロキシ ドの安定フリーラジカルはMRIにおけるTユ対比物質としての有効性は低く、 特に、斯かるフリーラジカルは、T1対比物質を含む常磁性金属物質が有する緩 和性或いは固有緩和速度(1/ T l)よりも低い固有緩和速度を有している のが一般的である。従って、これ迄は、作像技術としてESREMRIを選択す ることは、緩和性が比較的低い対比物質を用いるとともに該対比物質の投与量が 多くなければならないことを意味していた。
本出願人はMansfieldにより開発された従来のMRIに関する共鳴平坦 作像(EPI)技術(Mansfield P、J、Phys、C,10:L5 5〜58 (1977)参照)を忠実に再現した作像技術を用いてESREMR Iを実行することにより、MW露出が許容レベル内に減少或いは維持され得、且 つ、適切な対比物質の選択の幅が広がることを見出した。
本発明に係る新たな技術は更に、EPIを実施する上での改良をも実現するもの である、と言うのも、ESREMRIは、MRIにおいて用いられる一次磁場よ りも低い磁場強度の一次磁場を用いて実施され得、従って、低い一次磁場強度に ての作動に依る利点の全てを得ることが可能だからである。
故に、背景映写並びに2次元及び3次元フーリエ変換の如きMRI技術において は、単一の作像を発生する為に多くのRF励起/F I D信号検出サイクルが 必要とされるのに反し、EPIにおいては、単一のRF励起/FID信号検出サ イクルが必要とされるのみである。これは、読み取り勾配の極性の切り換えを急 激に繰り返し、FID信号の共鳴を刷新することにより可能となる。この急激な 切り換えの結果、作像対象物が受ける磁場変化(aG/dt)は大きくなる。磁 場の急激な変化は生体対象物にとっては好ましく無いと考えられるが、−次磁場 の強度を例えば、ESREMRIに用いられる500ガウス以下、特に、200 ガウス以下に低くして操作した場合には、MRTにて音用のものよりも小さい磁 場勾配を用いることが可能となり、その結果、EPIにおける磁場変化dG/d tは減少し、或いは、勾配極性を更に急激に切り換えることによりFID信号の 活用範囲が広がる。
従って、ひとつの見地からは、本発明は、作像が共鳴平坦作像技術を用いて行な われることを特徴とする、電子スピン共鳴により増幅された磁気共鳴像作成方法 を提供する。
別の見地からは、本発明は、人体対象物或いは人体以外の動物対象物へ磁場読み 取り勾配を掛ける或いは賦掛する間に自由誘導減衰信号が検出される、人体対象 物或いは人体以外の動物対象物の、電子スピン共鳴により増幅された磁気共鳴像 作成方法であって、上記読み取り勾配の極性が繰り返し反転されることを特徴と する磁気共鳴像作成方法を提供する。
従って、“単発”作像技術として実施される本発明の方法は、例えば、 (a)必要であれば、対象物中に常磁性対比物質を取入れる段階と、 (b)必要であれば、−次磁場を上記対象物に賦掛する段階と、 (C)例えば上記対象物内の上記常磁性対比物質の様な常磁性核種内において電 子スピン共鳴遷移を励起すべく選択された周波数の第1放射線に上記対象物を晒 す段階と、 (d)上記対象物内の選択された原子核内において核スピン遷移を励起すべく選 択された周波数の第2放射線の少なくとも1個のパルスに上記対象物を晒す段階 と、(e)少なくとも1種類の空間的情報をコード化する磁場勾配を上記対象物 に賦掛する段階と、(f)極性を交互に変える一連の磁場読み取り勾配パルスを 上記対象物に賦掛する段階と、 (g)上記読み取り勾配が賦掛される時間の少なくとも一部において、上記選択 された原子核から自由誘導減衰信号を検出する段階と、 (h)上記検出された信号から上記対象物の少なくとも部分的な像を発生する段 階とを備えて成る。
本発明の方法の段階(b)に関する限り、該方法は、−次磁場として、極めて低 い磁場強度の一次磁石を用い、或いは、たとえ地球の環境磁場を用いたとしても 実施され得るものである。ESREMRIの低磁場作動は、上記EP−A−29 6833及びWO−A−09102345にて論じられている。
本発明の方法において、動的核分極段階、即ち段階(C)は、RF励起/F I  D信号検出サイクルのRF放射線の最初のパルスに対して先行しなければなら ず、但し、該パルスと重なり合ってもよい。好適には、MWパルスの終了とRF パルスの開始との間における遅延は回避され或いは最小限に抑えられる。
本発明の方法の読み取り勾配献身段階、即ち段階(f)における連続的な勾配パ ルスは、その強度及び/或いは持続時間を変化させても良い。
本発明における読み取り勾配の(例えばGxなどの)時的変化、及び、実に他の 磁場勾配の時的変化は、如何なる手法であっても、−切の種類の共鳴平坦作像に おいて用いられるに適している。従って、例えばGxの極性を単純に繰り返し反 転しても良く、或いは、より好適には、該極性を例えば略波状的にして連続的に 変化させたり、或いは、例えば反転する極性の不連続部分(discrete  blips)として生ずる様に不連続的にしても良い。EPIに関する文献は広 範囲に亙るが、特に、Mansfield及びRzedzian及びその協力者 達の刊行物を勧める。特に、EP−A=270320(Rzedzian)、U S−A−4628264(Rzedz tan)、US−A−4165479( Rzedz tan)、GB−A−2056078(Young) 、US−A −4384255(You−ng) 、US−A−4509015(Ordig de)、GB−A−2128339(Mansf 1eld)、EP−A−29 1282(Mansfield)、Rzedzian及びPyke t tの放 射線学、161 (P):333 (1986)、Bangert及びMans fieldの雑誌Phys、E、旦:235−239 (1982)、Mans field及びMorrisの“磁気共鳴における進歩:生物医学におけるNM R作像” (J、S、Waugh編)Suppl。
2、Academic Press、NY、1982.246−254 (19 77) 、及び、Mansfie−1d及びPyke t tの雑誌磁気共鳴且 :355−373 (1978)に注意されたい。(これらの文献、及び、他の 全ての文献は、言及することにより本明細書中に取入れたものとする。) 従来のMRI技術においては、RF励起/FID信号検出サイクルの種々の段階 で、例えばxly及び2方向に異なる勾配を賦掛して、−次磁場に一連の磁場勾 配を賦掛することにより、例えば空間情報などの2次元フーリエ変換はFID信 号にコード化される。通常は、勾配、即ち読み取り勾配は、FID信号の検出が 行なわれる間に賦掛される。しかし乍ら、この様にした場合、FID信号は読み 取り勾配が賦掛されなかったときよりも相当に急激に減衰し、実際、検体中のT 2が2〜20×10−2秒のオーダーであったとしても、FID信号は10−4 秒のオーダーの時間だけ容易に検出されるに十分なだけの強度を有するに過ぎな い(FID信号の包絡線は5ine関数に類似しており、普通、略10マイクロ 秒において初めてゼロを通過する)。上記EPI技術は、読み取り勾配の非同期 効果が反転するとともにFID信号が逆側に再び現われる様に読み取り勾配の極 性を繰り返して反転する段階を含んでいる。従って、FID信号の全体包絡線に 対する特性減衰時間は7111となり、故に、FID信号は一層効果的に活用さ れる。もしFID信号が消失した後に勾配の反転が行なわれたならば、“共鳴” 信号が現われることになる。代りに、もしFID信号が消失する前に例えば略1 0kHzの速度で勾配反転が行なわれたならば、信号強度は完全に減衰する前に 再び現われるー。その様な急激な勾配反転はFID信号の効果的な活用に繋がる が、非常に大きな値の磁場変化(dG/dt)にも繋がり、従って、磁場変化の 値を許容限度内に収め乍ら、適切な空間的分解能を提供するに十分な通常の一次 磁場強度及び勾配強度を用いて操作するには困難さが生じる可能性もある。
空間的情報をFID信号にコード化する為の読み取り勾配に関し、フーリエ変換 データ抽出技術により課される制限に加え、体積の大きな要素の各々と交わる勾 配は、例えばコイル巻線及び幾何的配置の欠陥並びに/又は磁石のコイル電流の 変化に拠る一次磁場の固有の不均等性より大きくないとしても、該不均等性に匹 敵しなければならない。
上記EP−A−296833にて説明した如く、ESREMRI技術を用いるこ とにより得られるFID信号の100倍もの増幅により、−次磁場の強度が極め て低いときでも満足の行<SN比のFID信号が得られる。従って、ESREM RIとEPIとを組合わせたならば、低強度の一次磁場であり従フて読み取り磁 場の反転が一層高い周波数のEPrにおいて、低強度の読み取り勾配と高い不均 等性の(従って一層安価な)磁石とを使用することが可能となる。
より小さな読み取り勾配を用いることにより、二重の利点が得られる、と言うの も、反転時の磁場変化が小さくなるだけでなく、FID信号を減少する勾配の効 果が小さくなるからである。
従って、本発明の特に好適な実施例において、−次磁場の強度は、ITより小さ く、好適には0.8Tより小さく、特に好適には0.1Tより小さく、更に好適 には0.087 (800ガウス)より小さく、一層特に好適には、200ガウ ス以下、例えば20乃至200ガウスである。
勾配を反転させることにより、検出されるFID信号の全てのSN比をN e  ””のオーダーの係数で単純に増幅することが可能である(此処で、Neを反転 回数、2τをFID共鳴の間隔とし、NeX2τがT2より小さい或いは相当に 小さいものとする)。ここまでは、2次元フーリエ変換等の如き従来のMR作像 処理の単なる変更としてEPIが用いられるだけである。
但し、EPIの主な魅力は、該技術を用いた場合には、画素がNXNの像を発生 するに必要なRF励起/FID信号検出サイクルの回数を略N(一般的には64 乃至1024)から1までもの低い回数に減少し得ることである。但し、これを 行なう為には、献身される(例えば読み取り勾配及びフェーズコード化勾配の様 な)コード化勾配を、ひとつのサイクル内或いは各サイクルて、従来のMRIに おいて斯かるサイクルは、核スピン系が平衡状態に向けて緩和するのを許容すべ く略1秒の間隔を空けなければならなかったのに反し、像獲得時間、即ち、ひと つの像を発生するのに必要なデータの全てを収集するのに必要とされる合計時間 は、上述の如くすれば、10〜30分もの長時間から、T2のオーダー、例えば 0.1秒までも短縮される。
ESREMRIに関する限り、EPI技術を使用した場合には、この様に単一の 像を得る為に必要とされるRF励起/FID信号検出サイクルの回数、従って、 MW露出期間の回数、を減少することにより、対象物をMWに晒す合計時間を減 少する機会が与えられる。従って、最も好適には、本発明の方法は、検出FID 信号の原因となる原子核の核スピン系内での所望の動的核分極を生じせしめる為 に、対象物が只一度の期間内だけMW放射線に晒される、という所謂る単発作像 技術とされる。
この期間内におけるMW露出は連続的でもよく或いは不連続的でも良い。
EPI技術は、像獲得時間の各々に対するMW露出期間の回数を減少すべく用い られ得ることから、一度の(或いは各)MW露出期間においてMW露出を長くし たとしても容認され得るものである。この事は、像発生の為に対象物をMW放射 線に対して、普通は10乃至10’ms、好適には200乃至10’ms、特に 好適には500乃至2000m5に亙る、只一度の動的核分極(DNP)発生期 間の間だけ露出することが必要とされる本発明の方法に係る単発作像において特 に顕著である。
従って、本発明の方法を用いた場合、DNP期間の間に一層高いレベルのMWを 使用することによりESR遷移の飽和度を高めるとともに常磁性物質のDNP度 合を高めることが可能となり、或いは、上記EP−A−296833において示 唆された値よりも広いESR線幅を有する常磁性物質を対比物質として用いるこ とが可能となる。
特に、本発明の方法を用いた場合、常磁性の対比物質として、2ガウス迄、例え ば0.OL乃至2ガウス、好適には1.5ガウス迄、特に好適には1.Oガウス と1.5ガウスとの間、のESR線幅を有する物質を用いることが可能である。
従って、本発明に依れば、ESREMRI対比物質として用いられる常磁性物質 の範囲が大幅に広げられる。又、Gd DTPA、Gd−DTPA−Bisme thylamide、GADOTA、Gd DO3A等の、ガドリニウムを含む 好適な従来のMRI T2対比物質の線幅は、これらの化合物に対しては大き過 ぎ、故に、ESREMRIFID信号を増幅する対比物質としては有効に機能し ないのに反し、本発明は、比較的狭いESR遷移線幅を有する物質の内の成る物 質を、ESREMRI FID信号を増幅する対比物質として用いることを可能 とする。
従って、更なる見地からは、本発明は、少なくとも1種類の担体或いは結合剤と 共に、そのESRスペクトル中に1乃至2ガウスの線幅の遷移を有する生理学的 に容認され得る常磁性材料を備えて成る、ESREMRIFID信号を増幅する 対比媒体を提供する。
別の更なる見地からは、本発明は、斯かる常磁性材料を人体対象物或いは非人体 動物対象物のESREMRI作像方法において用いられる診断用物質の調製に対 して用いる方法を提供する。
既述した如く、本発明の利点の内で最も重要なもののひとつは、緩和性の高い常 磁性材料を、ESREMRIにおいてFED信号を増幅する対比物質として用い ることを可能とすることである。緩和性が増大すれば普通はESR線幅が増大す るが、このことは、必要とされる投与量に関する対比物質の効率も増大すること を意味することから、緩和性の増大は望ましいものである。従って、本発明の方 法を用いれば、R1をmM””s−’単位のT□緩相和性し且つLWをガウス単 位のESR遷移線幅として、Q=R工/ (LW) 2 と品質係数Qを定義した場合、少なくとも1、好適には少なくとも1.3、特に 好適には少なくとも1.4の品質係数(Q)を有する常磁性材料を使用すること が可能となり、又、実際に望ましいものである。これらの目的の為に、Xを常磁 性材料のmM単位の濃度、yを、1/T□。(see−’単位であり、T’to は常磁性材料を含む溶液に対するスピン−格子緩和時間T□とする)、且つ、A を(例えば37℃における(体積比で17:8の)水/グリセリンの基準混合物 内における)常磁性物質無しの1/T1の値(see’−1単位)としたとき、 緩和性は、 y=A+Bx という式における退行係数或いは傾きBとして測定される。
更なる見地からは、本発明は、少なくとも1種類の生理学的に容認される担体或 いは結合剤と共に、少なくとも1、好適には少なくとも1.5の品質係数を有す る、生理学的に容認され得る常磁性材料を備えて成る、診断用合成物を提供する 。
本明細書で言及されるESR線幅とは、例えば作像位置などの作像条件における 吸収スペクトルの最大値の半分における最大幅である。但し、特に好適には、線 幅の規範は、以下に述べる局所的濃度規制にて満足されることとする。
上記対比媒体は、常磁性材料のほかにも、人間医学或いは獣医学において音用で ある如き、治療用合成物及び診断用合成物の形成助剤を含んでも良い。従って、 該媒体は、例えば可溶化剤、乳化剤、増粘剤、緩衝剤等を含んでも良い。又、該 媒体は、(例えば静脈注射の様な)腸管外用法、或いは、例えば(消化管、膀胱 、及び、子宮の如き)外部に繋がる導管を有する体腔内への直接的な用法の如き (例えば経口的な)腸管内用法、或いは、血管系統への注入或いは点滴、に適し た形態としても良い。但し、概略的には、生理学的に容認され得る媒体における 溶液、懸濁液及び分散液が好適である。
目盗潰診断用作像に用いる→に、好適には略等強性とされる上記対比媒体は、作 像領域において濃度が1マイクロモルから10mMの常磁性物質を得るに十分な 濃度で投与されれば望ましいが、正確な濃度及び投与量が、毒性、対比物質の目 的器官到達性、及び、投与経路の如、き一連の要因に依存することは勿論である 。常磁性物質に最適な濃度は、種々の要因間のバランスを意味する。
概略的に述べれば、0,02Tの磁場を発生する一次磁石を用いて作動する場合 の最適な濃度は、1乃至10mM5特に3乃至9 m M 、更に特に4乃至8 mM。
詳細には4,5乃至6.5mM、の範囲内に在る。
静脈注射を介した投与の為の合成物は、濃度が10乃至1 、OOOmM、特に 好適には50乃至500mMの常磁性材料を含めば望ましい。但し、尿管或いは 青系統の作像の為には、例えば濃度が10乃至200mMの合成物が用いられよ う。更に、丸薬として注入する場合には、1乃至10mM、好適には3乃至9m Mの濃度が好都合であろう。
更なる見地において、本発明は、無菌の生理学的に容認され得る液体担体内にお いて50乃至500mMの濃度とされた、例えばニトロキシドの如き安定なフリ ーラジカルの如き生理学的に容認され得る常磁性材料を備えて成る対比媒体であ って、少なくとも1ガウスから2ガウス迄、好適には1.5ガウス迄、特に好適 には1.2乃至1.5ガウスの線幅のESR遷移を有する対比媒体を提供する。
本発明の対比媒体における常磁性材料は、10mM迄、特に1或いは2mM迄の 濃度、或いはこれより幾らか高い濃度において、2ガウス、特に好適には1.5 ガウス以下のESR線幅を示すものである。
本発明に係る新規な対比媒体の外にも、例えば上記EP−A−296833に記 載された先行技術のESREMRI対比媒体もまた、本発明の方法に使用し得る ことは勿論である。
そして更なる見地からは、本発明は、ESREMRIを実施する為に配置された 磁気共鳴作像器であって、該作像器内の検体に少なくともひとつの磁場勾配を献 身する勾配賦掛手段と、上記検体からFID信号を検出する検出手段と、上記勾 配賦掛手段を制御する第1制御手段と、上記検出手段の作動を制御する第2検出 手段とを備えて成る磁気共鳴作像器において、上記第1制御手段は、上記検体に 対して極性が反転する磁場読み取り勾配を献身すべく配置され、且つ、上記第2 制御手段は、上記読み取り勾配が献身される間の少なくとも部分的な期間だけ、 上記検出手段を作動せしめるべく配置されていることを特徴とする、磁気共鳴作 像器を提供する。
本発明の装置における制御手段は、好適には、第1制御手段及び第2制御手段の 両者として機能し得るコンピュータから成る。好適には、この制御手段は、他の 磁場勾配の献身をも制御し、特に好適には、例えば像獲得処理の間に発せられる MWパルス及びRFパルスの周波数帯域及び中央周波数を選択すべく、MW源及 びRF源をも制御する。更に、上記コンピュータは、対象物のひとつ或いはそれ 以上のMR像を発生すべく、検出されたFID信号を操作する様に配置されるの が好適である。
本発明の方法は特に、(作像装置内の検体用開口の径が20cm迄、好適にはL oam迄で十分に間に合う、例えば実験用動物、人の手足、及び、他の対象物の 様な)比較的小径の検体の作像に適しており、且つ、静的系ではなく、空間的解 像度よりも即時性が比較的重要となる機能作用の研究にも適している。
以下、単に例示的なものとして、添付図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する が、 第1図は、本発明に係るESREMRT作像器の梗概図であり、且つ、 第2図及び第3図は、本発明に係る方法に拠り行なわれる単発作像処理における 、MWパルス及びRFパルス、読み取り勾配献身、FID信号及びFID信号検 出のタイミングシーケンスの一覧図である。
第1図ニハ、(例エバ、PROXYL D%PRO−XYL H,4−アミノT EMPO1TEMPOL、或いは、他の市販のニトロキシドの安定なフリーラジ カルの様な常磁性対比物質が0.5mmo l/に、gだけ投与された30gの マウスの様な、)常磁性対比物質が投与されるとともに電磁石3のコイルの軸心 上に対象物2が載置されたESREMRI装置1が示されている。DC電源4か ら電磁石3への電力により、例えば200ガウスの一次磁場が発生される。
該装置は更に、第2放射線(RF)及び第1放射線(MW)を夫々発する為の共 振器5及び6を備えて成る。
共振器5は、電源8により動かされるRF受信器7に接続され、且つ、共振器6 は、例えば導波管を介して、電源10により動かされる例えば極超短波発生器9 に接続されている。これらの共振器、特に共振器6、は所謂る環状間隙(loo p−gap)共振器としても良い。
極超短波発生器9は、ひとつ以上のESR遷移を励起する為にひとつ以上の極大 周波数を有するMW放射線を発すべく配置される。
共振器5及び6により発せられる第2放射線の周波数選択、帯域幅、パルス持続 時間及びパルスタイミングは、制御用コンピュータ11及びインターフェースモ ジュール18により制御される。
コンピュータ11はまた、電源12.13及び14から、3つのへルムホルツコ イル対15.16及び17への電力供給を制御する。コイル対15のコイルは、 電磁石3のコイルと同軸心的である。又、コイル対16及び17のサドルコイル 自身の軸心は上記軸心、即ちZ軸心、に対して両者ともに直交して配置され乍ら 、これらのコイル対16.17はZ軸心の回りに対称的に配置されている。コイ ル対15、】、6及び17は、作像処理の種々の段階にて一次磁場に重畳献身さ れる磁場勾配を発生すべく用いられ、且つ、これらのコイル対の作動、及び、M W発生器及びRF受信器の作動のタイミングシーケンスは、コンピュータ1.1 及びインターフェースモジュール18により制御される。
そのESRスペクトル中に多重線を有する対比物質が用いられるべきものとすれ ば、当該装置は、(不図示の)RF送信器及び電源に接続されるとともにコンピ ュータ11により制御される(破線で示した)更なるRF共振器19から成るデ カップラを備えても良い。このデカツブラは、対比物質中の非ゼロスピン原子核 内の核スピン遷移を励起すべく選択された周波数の第3放射線を発すべく作動さ れる。
MRIの作動においては、電磁石3への電源が投入され、該電磁石のコイルのキ ャビティ内に、本質的に一様な一次磁場が発生される。電磁石3による該−次磁 場の強度は、作像処理期間を通し、基本的に一定に維持される。
例えば患者などの対象物2は、コイルキャビティ内に載置され、それから例えば 数秒間だけ僅かに遅れて、作像処理が開始される。
例えば、共振器5からのRF放射線への対象物2の露出、コイル対15.16及 び17による磁場勾配の鉱山、及び、受信器7によるFID信号の検出などのシ ーケンス等の作像処理は(例えば」二連したMansfield及びRzedz ianの文献に記述された如き)従来のEPI技術におけるものと実質的に同様 であり、但し、RF励起/F I D信号検出サイクルの成るサイクルまたは各 々のサイクルの始期において、DNPを発生させる為にMWに露出する期間を含 んでいる。他のサイクル或いは各サイクルにおいて、DNPを発生させる為のM W露出の期間は、概略的には、所望のDNP度合を発生する為に必要な最小限の 値に維持されなければならない(Pex及びPgsを、夫々、励起核スピン状態 密度及び基底核スピン状態密度とし、且つ、Pgs、及びPex、を、夫々、熱 平衡状態における基底核スピン状態密度及び励起核スピン状態密度としたとき、 D N P度合= (Pex−Pgs)/ (Pgso−Pex、)である。) 従って、RF照射期間とMW照射期間とは成る程度型なることもあるが、基本的 に、MW照射期間とFID信号検出期間とは重ならない。
第2図及び第3図には、単発作像のタイミングシーケンスの例が示されている。
第2図のシーケンスにおいては、読み取り勾配の反転速度は、反転と再出現との 間で、FID信号が反転後の共鳴として完全に減衰する様に、例えば0.5ms 程度の十分にゆっくりした間隔とされ・ る。一方、第3図のシーケンスにては 、読み取り勾配の反転は、例えば50マイクロ秒で極めて短い間隔で行なわれて おり、従って、反転と反転との間において信号は完全には減衰していない。
第2図及び第3図には、フェーズコード化勾配(Gy)及び断面選択勾配(9z )のタイミングも示されている。
EPI技術において音用である如く、勾配献身及び検出のシーケンス中に勾配の 強度を変化させ、完全な像の発生の為の空間情報をFID信号及び共鳴へとコー ド化しても良い。
本発明の方法及び装置を用いることによりESRE−MRIにおけるMW露出を 相当に減少せしめることが出来、且つ、ESREMRrにおいて使用される対比 物質の範囲が広げられる。
巨 巨 11、少なくとも1種類の生理学的に容認され得る担体或いは結合剤と共に、少 なくとも1の品質係数を有する生理学的に容認され得る常磁性材料から成り、上 記品質係数は、上記材料のESR遷移のガウス単位の線幅の二乗に対する、37 ℃における体積比で17:8の水/グリセリンの混合物内における上記材料のm M’−1s−1単位のT1緩和性の比率である、請求項1乃至6のいずれかのE SREMRI作像方法に用いられる診断用物質。
12、請求項1乃至6のいずれかの人体対象物或いは人体以外の動物対象物のE  S R,E M RI像作成方法に用いられる診断用物質の調製の為に、請求 項11にて定義された品質係数が少なくとも1の生理学的に容認され得る常磁性 材料、を使用する方法。
13、無菌の生理学的に容認され得る液体担体内において50乃至500mMの 濃度とされるとともに、少なくとも1ガウスから2ガウス迄の線幅のESR遷移 を有する生理学的に容認され得る常磁性材料を備えて成る、請求項1乃至6のい ずれかのESREMRI作像法に用いられる、診断用合成物。
14、ESR,EMRIを実施する為に配置された磁気共鳴作像器であって、該 作像器内の検体に少なくともひとつの磁場勾配を賦掛する勾配賦掛手段と、上記 検体がらFED信号を検出する検出手段と、上記勾配賦掛手段を制御する第1制 御手段と、上記検出手段の作動を制御する第2検出手段とを備えて成る磁気共鳴 作像器において、上記第1制御手段は、上記検体に対して極性が反転する磁場読 み取り勾配を賦掛すべく配置され、且つ、上記第2制御手段は、上記読み取り勾 配が賦掛される間の少なくとも部分的な期間だけ、上記検出手段を作動せしめる べく配置されていることを特徴とする、磁気共鳴作像器。
15、前記第1制御手段及び前記第2制御手段として機能すべく配置されたコン ピュータを備えて成る、請求項14の作像器。
国際調査報告 1mannllaAIlムーa=c、1.−t、 PCT/EP 901006 04国際調査報告

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.作像が共鳴平坦作像技術により行なわれることを特徴とする、電子スピン共 鳴により増幅された磁気共鳴像作成方法。
  2. 2.自由誘導減衰信号の検出が、対象物への磁場読み取り勾配の賦掛の間に行な われる、人体対象物或いは人体以外の動物対象物の、電子スピン共鳴により増幅 された磁気共鳴像作成方法において、上記読み取り勾配の極性が繰り返して反転 されることを特徴とする、電子スピン共鳴により増幅された磁気共鳴像作成方法 。
  3. 3.(a)必要であれば、対象物中に常磁性対比物質を取入れる段階と、 (b)必要であれば、一次磁場を上記対象物に賦掛する段階と、 (c)上記対象物内の常磁性核種内において電子スピン共鳴遷移を励起すべく選 択された周波数の第1放射線に上記対象物を晒す段階と、 (d)上記対象物内の選択された原子核内において核スピン遷移を励起すべく選 択された周波数の第2放射線の少なくとも1個のパルスに上記対象物を晒す段階 と、(e)少なくとも1種類の空間的情報をコード化する磁場勾配を上記対象物 に賦掛する段階と、(f)極性を交互に変える一連の磁場読み取り勾配パルスを 上記対象物に賦掛する段階と、 (g)上記読み取り勾配が賦掛される時間の少なくとも一部において、上記選択 された原子核から自由誘導減衰信号を検出する段階と、 (h)上記検出された信号から上記対象物の少なくとも部分的な像を発生する段 階とを備えて成る、請求項2記載の方法。
  4. 4.強度が1T以下の一次磁場を用いて作像を行なう、先行請求項のいずれかの 方法。
  5. 5.強度が0.1T以下の一次磁場を用いて作像を行なう、先行請求項のいずれ かの方法。
  6. 6.強度が20乃至200ガウスの一次磁場を用いて作像を行なう、先行請求項 のいずれかの方法。
  7. 7.2ガウスまでのESR線幅を有する、生理学的に容認され得る常磁性核種を 対象物内に取入れる段階を備えて成る、先行請求項のいずれかの方法。
  8. 8.前記常磁性核種は1.5ガウスまでのESR線幅を有する、先行請求項のい ずれかの方法。
  9. 9.少なくとも1種類の生理学的に容認され得る担体或いは結合剤と共に、その ESRスペクトル中に1乃至2ガウスの線幅の遷移を有する生理学的に容認され 得る常磁性材料を備えて成る、ESREMRIFID信号を増幅する対比媒体。
  10. 10.そのESRスペクトル中に1乃至2ガウスの線幅の遷移を有する生理学的 に容認され得る常磁性材料を、人体対象物或いは非人体動物対象物のESREM RI作像方法において用いられる診断用物質の調製に対して用いる方法。
  11. 11.少なくとも1種類の生理学的に容認され得る担体或いは結合剤と共に、少 なくとも1の品質係数を有する生理学的に容認され得る常磁性材料から成り、上 記品質係数は、上記材料のESR遷移のガウス単位の線幅の二乗に対する、37 ℃における体積比で17:8の水/グリセリンの混合物内における上記材料のm M−1s−1単位のT1緩和性の比率である、診断用物質。
  12. 12.人体対象物或いは人体以外の動物対象物のESREMRI像作成方法に用 いられる診断用物質の調製の為に、請求項11にて定義された品質係数が少なく とも1の生理学的に容認され得る常磁性材料、を使用する方法。
  13. 13.無菌の生理学的に容認され得る液体担体内において50乃至500mMの 濃度とされるとともに、少なくとも1ガウスから2ガウス迄の線幅のESR遷移 を有する生理学的に容認され得る常磁性材料を備えて成る、診断用合成物。
  14. 14.ESREMRIを実施する為に配置された磁気共鳴作像器であって、該作 像器内の検体に少なくともひとつの磁場勾配を賦掛する勾配賦掛手段と、上記検 体からFID信号を検出する検出手段と、上記勾配賦掛手段を制御する第1制御 手段と、上記検出手段の作動を制御する第2検出手段とを備えて成る磁気共鳴作 像器において、上記第1制御手段は、上記検体に対して極性が反転する磁場読み 取り勾配を賦掛すべく配置され、且つ、上記第2制御手段は、上記読み取り勾配 が賦掛される間の少なくとも部分的な期間だけ、上記検出手段を作動せしめるべ く配置されていることを特徴とする、磁気共鳴作像器。
  15. 15.前記第1制御手段及び前記第2制御手段として機能すべく配置されたコン ピュータを備えて成る、請求項14の作像器。
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