JPH04506309A - 女性用尿失調防止人工装具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 女性川原失調防止人工装具 この発明は女性川原失調防止人工装具に関するものである。

男性の尿道と異なり、女性の尿道は括約筋を有していない。そのかわり、膀胱か ら出発し、筋繊維でカバーされている。年令や病気によって膀胱が下降した場合 −これは特に尿道アタッチメントの近（で主に発生する一筋繊維はストレス、例 えばせきをする時のストレス等が発生するともはやしっかりと閉鎖することがで きなくなる。そのようなストレス性失調を防止するため、再度尿道アタッチメン トを上昇させて尿道と膀胱の間を本来の角度位置に戻す必要がある。

この目的のためにいわゆる糸状帯縫合が形成され、これによって内因性筋膜が尿 道アタッチメントの近くで尿道の背後に係合され、またこれは腹腔の高い領域に 固定される。

このような糸状帯縫合は大きな手術を必要とし、筋膜長さの設定が不適当であっ たり膀胱の位置が後で変わったりした時に修正するのが非常に困難である。

ＧＢ−Ａ−２１８９９９９は重量のほぼ９０％の水を含む三日月形ヒドロゲル形 式の失調用人工装具を開示している。この人工装具は固定目的で近隣組織に縫い 付けられる。

この場合にも修正は不可能であるか又は相当な骨折りを必特表平４−５０６３０ ９　（２） 要とする。

さらに、いわゆるバルーンプレスが知られている、これは尿道のまわりに配置さ れ人工括約筋を構成する。しかしながら、そのようなプレスは扱かいづらく、又 、後で尿道を手術できなくなる。尿道アタッチメントの下にボディプラスチック として用いられるようなプラスチック材料を注入することも提案されている。し かしながらこの方法にも問題がある。

この発明の課題は、大手術をする必要がなく、ストレス性失調の防止に利用でき る有効な手段を提供することである。

この課題は次の人工装具、すなわち、スペーサとして腟と尿道アタッチメントの 間に移植可能なプレハブ式形成物によって解決される。この形成物は、膀胱降下 の度合及び患者のサイズに応じたサイズを持つように前もって製造することが可 能であり、その形状は解剖学的状況によって調整できる。移植目的で大きな手術 は必要ない。そのかわりこれは、腟壁頂部の小さな切口を通して尿道アタッチメ ントと腟との間のギャップに挿入でき、このために通常は部分麻酔で充分である 。腹腔を外側から切開する必要はない。

少なくともその頂部から尿道がアクセス可能に保たれるので、後での手術が妨げ られない。後でスペーサを取外したり交換することは容易にできる。

本発明の好ましい態様ではスペーサは調整可能である。

この目的のために、人工装具は少なくともスペーサのスペーシングを決定するサ イズに関しては調整可能であって、特に移植の後で修正可能に構成されている。

人工装具はこのように構成可能であるので、その全体のサイズを修正することが 可能である。しかしながら、一般にスペーサを形成する領域のサイズを変化させ れば充分であって、他の部分のサイズは変化しないままである。好ましくは人工 装具は少なくとも部分的にゴム弾性材料で形成され、これは特に柔軟な伸縮性を もち少なくとも部分的に弾性がある。従って、人工装具は異物障害感を与えず、 一方間時にサイズの適合は容易にできる。人工装具を中空ボディとして形成する と特に有利である。好ましくはキャビティが、例えば食塩等張液のような液体で 満され、望ましくは完全に充填される。しかしながら、ガス、特に不活性ガスを 充填することも可能である。

スペーサのスペーシングを調整又は修正するために、中空ボディの容量は好まし くは小さなカウンタプレッシャーに抗して可変である。それが、腹腔内圧力を幾 分超える程度であると有利である。好適な実施例では、この容量可変性は中空ボ ディの弾性壁によって形成可能である。好適には壁材料の弾性及び／又は壁厚は 中空ボディの異なる部分では異なっていて、従って、容量の変化を伴うサイズの 変更は、人工装具の異なる部分によって異なる効果を与える。

このように、中空ボディ壁は、好ましくはスペーサのスペーシングを決定する壁 部分において他の部分よりもより柔軟な伸縮性をもち又は大きな弾性をもつので 、好ましくは容量の変化によってスペーシングの修正が行われるのである。しか しながら、人工装具の他の部分特に尿道の近くの部分をさらに伸縮可能に形成で き、従って、好ましくはそこにおいて容量変化が効果を与えるようになる、この 点に関して次に説明する。

人工装具形成物は好ましくは、尿道と腟の間のスペーサとして用いられるばかり でなく、そこで支持されてその位置にとどまるのである。このため特別の固定手 段、例えば特定の器官や組織部分への固定手段等、が必要ない。人工装具は好ま しくは、断面が全長で実質的に均一なプロファイルとなるように構成される。固 定のため及び尿道を受け入れるために、人工装具の頂部には好ましくは実質的に Ｕ型の溝が設けられ、その内径は尿道の外径よりも大きく、従って尿道は通常の 状態では締めつけられない。Ｕ型溝の底部すなわち事実上の尿道支持面は、好ま しくは平たんである。Ｕ型溝の長手方向足は、尿道の周囲の２／３又はそれ以上 を囲む程度に上方に伸ばすことができる。しかしながら、□溝の長手方向エツジ 又は断面プロファイルの上方に突出した足がその端部で交差しないこと、また、 特にそれらが頂部領域で互いに向き合うならば弾性的に拡大可能なこと、が重要 である。その結果、尿道は後での手術のために上方からアクセス可能に保たれる 。また、尿道はＵ型溝内に容易に配置可能である。

Ｕ型溝の長手方向エツジも好ましくは中空ボディの一部であって、良好な弾性を 有する。中空ボディの容量を変えることによってその位置と厚さを修正すること も可能である。好ましくは、長手方向エツジの内壁が、長手方向エツジの他の壁 部分よりも圧力変化に対して大きく伸縮するようになっている。中空ボディを押 圧することによって、長手方向エツジの間の内側空間を減少させることが可能で あり、従って尿道が圧縮されて閉鎖力が増大し、せきの時等のストレス状況時に 助けとなる。

中空ボディのキャビティの容量変化は、好ましくは弾性中空ボディの充填程度の 調整によって行うことができる。

この目的のため、中空ボディが充填媒体の導入又は排出用のバルブを有すること も可能である。少なくともアクセス可能な領域そして好ましくは全領域において 、中空ボディの壁が望ましくは次のような材料、すなわち注射針で刺すことがで き針を抜き去った後で自動的に自己シール可能な材料、で形成される。そのよう な材料は医学分野で周知である。針を挿入して充填媒体を供給又は取り去ること によって、容量そして特に人工装具によって創出されるスペーシングを調整又は 修正できる。移植後にもこれは可能である、なぜなら、その構成によって人工装 具は腟壁に穴をあけることによってその底部からアクセス可能であるからである 。従って、人工装具はその底部壁に同様のシール材料からなる領域を持つことが 望ましい。

いかなる拡散及び他の変化をさけるため、中空ボディは、例えばシリコンゴム及 び／又は天然ゴム及び／又は他の合成ゴムを組み合せた異種材料で形成される多 層構造にする特表平４−５０６３０９　（３） こともでき、一方では望ましい強度、他方ではタイトネスそして特にシール性を 得ることができる。

人工装具の底部は好ましくは腟の頂部にフラットに当接するように構成され、こ のために、それは実質的に平たんに形成できる。望ましくはそれは凹状の溝とし て構成され、その長手方向は頂部のＵ型溝と実質的に平行である。この溝によっ て形成される通路は好ましくは頂部のＵ型溝よりも広くかつ平たんである。人工 装具の長手方向エツジの底部も好ましくは柔軟な弾性を有する。それらは好適に は中空ボディの一部として、望ましくは二重構造に構成される。

人工装具のサイズは解剖学的状態の関数とする。これは、患者のボディサイズ及 び尿道アタッチメントを持ち上げるのに必要な程度の関数として異なる基本サイ ズに予備組立て可能であり、そしてスペーシングの調整によって中間サイズを得 ることができる。通常１５から４０閣である尿道の長手方向長さに平行な長さ、 特に大体２０■の長さがあれば充分である。スペーサの高さ、すなわち腟の頂部 に静置されるための下方支持面と尿道を受けるための上部支持面の間の距離は、 通常１５から３０ｍであり、特に大体２０■であってこれは好ましくは可変であ る。人工装具の全幅と金高は好ましくは２５と５０ｍ＋、特に３０と４０ｍの間 である。

膀胱に面している人工装具の面は好ましくは傾斜していて特に凹状になっている 。そのため人工装具の前記面が尿道アタッチメントの近くで部分的に膀胱の背後 に当接し、このため尿道アタッチメントが良好にサポートされ、また人工装具が しっかりと固定される。

本発明の好適な態様によれば、人工装具は次のようなプロファイル断面、すなわ ち全体的にＨ型であってＨ型の下方ウェブが好ましくは側方外側に大幅に又は少 々類いている断面を持つ。シンプルなケースでは人工装具はＵ聖断面であっても よく、Ｕ型のクロスウェブ又はベースは下面が平たん又は凹状であってもよい。

いずれにせよりロスウェブの高さが、尿道アタッチメントを上げるため及び尿道 と膀胱の間を本来の角度にするための実質的なスペーサを形成する。

本発明の別の特徴、詳細、効果は図面及びサブクレームと関係づけて以下の好適 な実施例の記述から明らかとなる。

個々の特徴は個々に又はサブコンビネーションの形で実現できる。図面において ： 図１　本発明の好適な実施例の断面図であって、移植した状態が図式的に示しで ある。

図２　図１の実施例の側面図。

図３　他の実施例の断面図。

図１及び図２に示した実施例の場合には、尿失調用人工装具１は柔らかい弾性材 料で形成された中空ボディ２を有していて、これは例えばキャビティーインジェ クション又はブローイングによって製造される。中空ボディ２はほぼＨ型の断面 に構成され、約２０１１Ｉ１１の長さをもつ。中空ボディ２のキャビティ３には 生理食塩溶液が満たされている。

他の互換生理溶液、特に液体を用いることも可能である。

人工装具１は手術によって膀胱６に取付けた尿道アタ、ツチメント５の近くの尿 道４と腟７の間に配置され、そして年令や病気によって尿道アタッチメント５が 下った時にこれを上げることによって尿道アタッチメント５を戻して、それが解 剖学的に正しい出口角度をとるようにするために用いられる。

Ｈ型プロファイルのクロスウェブ８はスペーサを形成していて、これは移植した 状態では下面が腟７の頂部に静置され、その頂部が尿道アタッチメント５の近く で尿道を支持する。クロスウェブ８は二重壁構造になっている。頂部壁９と底部 壁１０の間の空間は中空キャビティ２の充填容量を関数として調整又は変更可能 である。Ｈ型プロファイルの上方に突出したウェブ１１はクロスウェブ８と共に 、好ましくは底部が平らで実質的にＵ型の溝を形成していて、これは尿道４の収 容に寄与すると同時に人工装具１をその使用位置に固定する。上方に突出したウ ェブ１１の断面はその内側でクロスウェブ８の頂部壁９と実質的に鋭角にな道４ の外径のほぼ１．５倍になっている。円弧の直径はもっと太き（でもよく、好ま しくは尿道外径の１．５〜３倍とする。Ｈ型プロファイルの上方突出ウェブ１１ も二重壁構造であって中空ボディ２の一部になっている。例えばせきをする時に 人工装具が押圧されると、ウェブ１１がふくらんで、その間の内側空間が減少し 、尿道４を含む緊縮が起きる。その結果、望ましくないいかなる尿の排出に対し ても尿道４の閉鎖力が増大する。この内側空間の減少は、Ｕ型溝の内壁が中空ボ ディ２の外壁よりも幾分か余計に伸縮自在である場合に太き（なる。

Ｈ型プロファイルの下方に突出したウェブ１２はクロスウェブ８の底壁１０と共 に、実質的にＵ型の溝を形成していて、これは頂部の溝よりも平たんで浅い。底 部の溝は腟７の頂部で人工装具１を支えるように働き、ウェブ１２は側方外側に 傾斜していて実質的に平たんな支え面を備えまた側方へのスライドに対する安定 性も提供している。下方に突出しているウエブエ２も柔軟な弾性を有する。図示 した実施例ではこれらが二重壁構造になっていて、中空ボディ２の一部となって いる。

腕上に静置するために少なくとも下面１３の近（では人工装具の壁は刺すことの できる材料で形成され、これは注射針で貫通することができて針を取去ると自己 シール動作を行う。このため移植前にクロスウェブ８の頂部壁９と底部壁１０の 間のスペーシングのサイズを調整することができる。この構成によって、人工装 具を手術で取出す必要がなく、前記空間を後から矯正することもできる、なぜな ら、注射針を用いることによって腟壁頂部及び人工装具の下面を通して人工装具 のキャビティ３にアクセス可能だからである。クロスウェブ８の頂壁９は人工装 具の他の部分の壁よりも伸縮自在であって、好ましくはウェブ１１の側方内壁も そうである。この結果、容量の変化及び特に圧力の増特表平４−５０６３０９　 （４） 大は主にスペーサの近くに影響を及ぼす。かなり大きな圧力の場合にはＵ型溝が 緊縮する。

本発明による人工装具はシンプルな方法で使用位置に配置できる。そのためには 腟の頂部壁に小さな切込みを形成するだけでよく、それを通して人工装具を導入 して所定位置に配置するのである。人工装具の膀胱側の面１４は好ましくは頂部 から底部に向って傾斜していて、人工装具が尿道アタッチメント５の近（で膀胱 の背後に当接するようになっている。

人工装具のサイズは解剖学的コンディションによって調整する。人工装具はプロ ファイルの長手方向が高さ及び幅よりも短かい、なぜなら尿道アタッチメント５ を支えることが主要な問題だからである。必要ならば人工装具はプロファイルの 長手方向を長くできる。

図３は本発明のシンプルな態様を示していて、人工装具１５はほぼ台形に似た外 形をもつプロファイル１６で形成され、頂部１７が長手方向で平らにえぐられて Ｕ型溝１８を形成している。人工装具１５の底部１９は実質的に平たく、好まし くはわずかに凹状にする。人工装具の他の部分と同じように、底部１９の長手方 向エツジ２ｏも例えばシリコンゴム等の柔軟な弾性材料で形成される、しかし、 人工装具の中空ボディ２２の壁２１は、図１，２に示した実施例と違って、実質 的に均一な厚さになっていない。そのかわり、ここでのもつき顕著な違いとして は、再びＵ型溝頂部の内壁２３が最大の伸縮性を有する。

本発明は前述の実施例に限定されない。本発明の範囲を逸脱せずに様々な修正と 変形が可能である。このように本発明による人工装具は予備組立て可能であり、 ３つの異なるサイズでストックしておくことができる。充填の程度によってキャ ビティを増大させて装具を拡張することによって、スペーサの望ましい全ての中 間サイズを得ることができ、そのサイズは解剖学的要求及び患者のボディサイズ の関数として決められる。図１及び図３かられかるように、人工装具を刺すため に、十分な底部からのスペースが存在し針刺し挿入深さが確保されている。この ため、人工装具の側壁や頂壁を誤って貫通するのをさけることができる。

中空ボディ内の液体を着色すれば刺す際に付加的コントロールが得られる。注射 器のプランジャを引き戻すことにより注射器に入る液体の色によって、注射針先 端が正しいポイントにあるかをチェックできるのである。中空ボディを刺すポイ ントは、人工装具の凸状外面ではなく好ましくは凹状の平たんな面の近くである 。このことは、数度刺した後でも人工装具がタイトネスを維持する助けとなる、 なぜなら、これらの壁部は人工装具内の圧力が増大した場合にもほとんど又はわ ずかじか広がらないからである。人工装置の壁厚は、強度とゴム弾性材料の弾性 の関数として、０゜５と５１の間にすることができ、全体的には１〜２冨が適当 である。刺しポイント近くに壁補強材を設けることも可能である。

前述したように体内に特別の固定用人工装具を設ける必要はない、なぜなら、そ の形状、サイズ、及び腟の頂部と尿道の底部の間におけるスペーサ作用によって これは自己支持されるからである。人工装具の頂部の側方エツジ、例えば図１に おける実施例ではウェブ１１、が同時に恥骨の上昇している分枝の背部に当接可 能であり、すなわちその前方側部が実質的に恥骨分枝の背部に当接可能であって 、人工装具は軸方向にも膀胱と恥骨の間で固定されるのである。これは実質的に 解剖学的割合とは関係なく、人工装具の頂部エツジを側方に広がるように外側に バスさせることで実現できる。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の７第１項）平成３年１２月２４日

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．膣（７）と尿道アタッチメント（５）の間にスペーサとして移植可能なプレ ハブ式形成物（２，２２）として構成されている女性用尿失調防止人工装具。
2. ２．少なくともスペーシングを決定するサイズ（９，１０）が調整可能であって 、好ましくは移植後にも変更可能である請求の範囲１に記載の人工装具。
3. ３．ゴム弾性材料で形成される請求の範囲１又は２に記載の人工装具。
4. ４．好ましくはゴム弾性壁（９，１０）を有する中空ボディ（２）として構成さ れる請求の範囲１〜３の１つに記載の人工装具。
5. ５．そのサイズを変えるために中空ボディ（２，２２）の容量を、特に中空ボデ ィ（２，２２）の壁（９，１０；１８，２１）の弾性に抗して修正することがで きる請求の範囲４に記載の人工装具。
6. ６．中空ボディ（２，２２）のキャビティ（３）に液体が充填されているか又は 充填可能である請求の範囲４又は５に記載の人工装具。
7. ７．中空ボディ（２，２２）が、針で刺すことができてその針穴が自己シールさ れる壁領域又は壁（１０，１９）を有する請求の範囲４〜６の１つに記載の人工 装具。
8. ８．中空ボディ（２，２２）の壁（９，１０；２１）が多層形式で、特に異なる 弾性材料で構成される請求の範囲４〜７に記載の人工装具。
9. ９．頂部に尿道（４）を受けるための実質的なＵ型溝（９，１１，１８）を有す る前記請求の範囲のいずれか１つに記載の人工装具。
10. １０．Ｕ型溝（９，１１，１８）が尿道（４）の外径の少なくとも大体１．５倍 の内径を有する請求の範囲９に記載の人工装具。
11. １１．底部（１３，１９）が膣（７）の頂部を支える支持面として形成される前 記請求の範囲の１つに記載の人工装具。
12. １２．底部（１３）が凹状溝として構成され、これが実質的に頂部のＵ型溝（９ ，１１）に相応し、好ましくは後者よりも浅くなっている請求の範囲１１に記載 の人工装具。
13. １３．底部（１３，１９）特に凹状溝が伸縮弾性のある長手方向ウエブ（１２， ２０）を有する請求の範囲１１又は１２に記載の人工装具。
14. １４．膀胱側の面（１４）が実質的に凹状に形成され少なくとも部分的に膀胱の 下に当接する前記請求の範囲の１つに記載の人工装具。