JPH04505253A - 血液中のニューモシスティスカリニ抗原の存在を検出する方法およびシステム - Google Patents

血液中のニューモシスティスカリニ抗原の存在を検出する方法およびシステム

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JPH04505253A JP50760990A JP50760990A JPH04505253A JP H04505253 A JPH04505253 A JP H04505253A JP 50760990 A JP50760990 A JP 50760990A JP 50760990 A JP50760990 A JP 50760990A JP H04505253 A JPH04505253 A JP H04505253A
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ホッフマン ジョン ダブリュー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は血液中のニューモジステイスカリニ抗原の存在を検出する診断法に関す るものである。
は一般に無症状的に健康な個人に感染し、かつ発育不良の幼児および他の免疫障 害患者、例えば移植または種々の悪性腫瘍の治療を受けている患者およびAID Sまたは先天性異常に冒されている人々に重度の感染を引き起こす。
一般に、肺炎の決定的診断は肺組織におけるP、カリニシストの存在を調べるこ とにより行われる。しかしながら、肺組織の試料を得るのに使用する様々な手続 きに関連する大きな危険があり、またこの関連する危険性は呼吸困難を伴う患者 に対しては一層大きくなる。侵入性の低い免疫診断法が報告されており、この方 法ではP、カリニ抗原と免疫反応する抗体(抗−P、カリニ抗体)を使用して、 痰、ホモジナイズ肺試料または気管支吸引試料中のP、力仄三抗原の存在を検出 している。これについては、リム(Lim)の米国特許第3.992.516号 およびA、ピッチェニク(Pitchenik)等の論文、Am、 Rev、  Re5pir、 Dis、、 1986.133. pp、 226−229を 参照のこと。
患者の血清中の抗−P、カリニ抗体またはP、カリニ抗原の何れかもしくはその 両者の検出にもとず<P、カリニ肺炎の診断の多数の試みが報告されている。間 質性形質細胞性肺炎に関する最近の血清学的診断法の研究では、間接的免疫螢光 法(IIF)および酵素結合抗体免疫吸着アッセイ法(IELISA)両者を利 用して患者の血清中(Hughes )の論文、−ニーモジステイスカリニ肺炎 (P、 cariniiPneumonitis)、 CRCプレス、フロリダ 州、ポカラトン(BocaRaton)、 1987.第1I巻を参照のこと。
しかしながら、P、カリニに対する抗体の検出は、正常な多くの個人がP、カリ ニ抗原に対する抗体をもつとされている疾患の指標として信頼できるものではな く、かつ免疫異常患者はP9カリニ抗原に対する抗体を検知し得る濃度で生成す る十分な免疫機能をもたない可能性がある。L、ピッy−(Pjfer)等のP ediatrics、 1978.61. pp、 35−41における論文を 参照のこと。
血液(抗原面)中のP、カリニ抗原を検出することを試みたいくつかのアッセイ が報告されているが、そのいずれもどの抗原を見出したかを明確にしていない。
S、マディスン(Maddison)等の論文、Journ、 C11nica l Microbiol、、 1982. 15. pp、 1036−104 3およびり、ピファー等の論文、C11nical Microbiol、、  1984.20. pp、 887−890を参照のこと。これらの研究は、肺 組織からの部分的に精製されたP、カリニシストに対するポリクローナル抗血清 を使用して、血液中の不特定の抗原を検出している。しかしながら、P、カリニ 肺炎の検出におけるこれらのアッセイの信頼性はその低い特異性のために批判さ れている。ヒユーズ(Hughes)の論文、Chest、 1985゜ト結果 を示し、結果としてP、カリニ肺炎の診断におけるポリクローナル抗体にもとず くテストが不精確であることを立証している。
メイヤーズ(Meyers )等の論文、Amer、 Review of R e5p、 Dis、。
1979、120. pp、 1283−1287; 7デイスン(Maddi son)等の論文、Diag、 Micro、 Infect、 Dis、、  1984.2. pp、 69−73;およびピア7−等の論文、Chest、  1985.87. pp、 698−699を参照のこと。
このP、カリニの抗原特性はポリクローナルおよびモノクローナル抗体両者を使 用して探究された。見掛は上の分子量45.50および116キロダルトン(K D)を有する3種の主なラットP、カリニ抗原がポリクローナル抗血清を使用し たウェスタンプロット法により同定された。ポリクローナル抗血清を使用したウ ェスタンプロット法により検出し得る主なラットのP、カリニ抗原とヒトのP、 カリニ抗原との直接比較がP、ワルツアー(Walzer)等の論文、J。
Immunology、 1987. 138. pp、2257−2267に 報告されている。同定されたヒトP、カリニ抗原は見掛は上の分子量40.66 および116KDの抗原を含んでいた。ポリクローナル抗血清を使用した研究に 加えて、ラットの肺から分子量35.55.90.110および116 KDの P、カリニ抗原を単離したことが、D、グレープズ(Graves )により報 告された(Infection and Immunity、 1986.匪p p、 125−133) 。
P、カリニにより引き起こされる疾病は、殆ど完全に感染したラットに限定され ている。感染の決定的な診断は肺組織、痰、肺吸引物または呼吸気管吸引物中の P、カリニ微生物の検出に依存している。P、カリニ微生物は咽頭の塗抹標本、 気管吸引物、痰、胃の吸引物、気管支肺の洗浄液および稀な場合には骨髄に検出 されている。しかしながら、上記のポリクローナル血清または抗−P9カ発明の 概要 今や、臨床的にP、カリニに感染した個体の血液中には、P、カリニ栄養型関連 抗原か存在することが見出された。
本発明は、従って、哺乳動物における臨床的P、カリニ感染の存在を検出するの に有用なアッセイ法およびキット形状の診断システムを提供する。
一態様において、本発明は哺乳動物における臨床的P、カリニ感染の存在を検出 するアッセイ法を意図し、該方法は哺乳動物から得た脈管流体試料を、116  KDのP、カリニ抗原あるいは抗原的に交叉反応性のそのフラグメントに対して 免疫特異性の抗体と混合することにり免疫反応混合物を形成する工程を含む。こ の混合物を、該血液試料中に存在する該116 KDのP、カリニ抗原の何れか と抗−116KD抗体とを免疫反応させて、116 KDP、カリニ抗原含有免 疫反応生成物を形成するのに十分な時間維持する。これにより形成される任意の 116 KDP、カリニ抗原含有免疫反応生成物の検出は該哺乳動物中における P、カリニ感染の存在の尺度を与える。
本発明は、更に上記のアッセイ法を実施するのに有用なキット形状の診断システ ムを意図する。このシステムはパッケージを含み、該パッケージは約116 K Dの還元した見掛は上の分子量を有するP、カリニ抗原および見掛は上の分子量 23および56 KDを有する該抗原の抗原的に交叉反応性のフラグメントに対 して免疫特異性のモノクローナル抗体、ca−3を含む。
か(して、本発明はいくつかの利点をもたらす。本発明の診断法およびシステム によりもたらされる一つの利点は、臨床的P、カリニ感染の存在について各個体 を血清学的にスクリーニングして、肺生検などの侵入性の手続きを実施する必要 性を排除できることにある。
図面の簡単な説明 本発明の開示の一部をなす添付図において、第1図は実施例3に従って血清中の P、カリニ抗原を検出した結果を示す。P、カリニ肺炎に罹患した患者の血清に は明確なバンドが観測された(レーンI)。P、カリニ抗原はP、カリニ肺炎に 罹患していない患者の血清中には存在しない(レーン2)。
出された116 KDP、カリニ抗原および2種の23KDの抗原的に交叉反応 性のフラグメントを示す。
発明の詳細な説明 臨床的および潜伏的P、カリニ感染を識別するのに有用である。ここで使用する 「臨床的感染」なる用語は、個体の肺上またはその中にかなりの数のP、カリニ 微生物が存在することによる、臨床的に検知し得る症状、例えば呼吸困難、発熱 、咳、チアノーゼおよび散在性両側性浸潤物(diffuse bilater al 1nfiltrate)などが存在することを意味する。P、カリニ誘発 性疾病の臨床的かつ組織学的証拠の詳細については、Pneumocystis  carinii Pneumonitis。
第7.8および10章、 CRCブレス社、フロリダ州ポカラトン(BocaR aton)、 1987を参照のこと。(ここで引用する文献を本発明の参考文 献とする)。これとは逆に、ここで使用する「潜伏的感染(latent 1n fection)Jなる用語は無症状のP、カリニ感染、即ち少数の微生物の存 在または疾病の顕著な臨床的かつ組織学的証拠がないことを意味する。
広い意味で言えば、本発明の方法並びにシステムは、脈管流体試料、例えば血液 、血清、血漿等に存在するP、カリニ抗原の存在を検出し、臨床的P、カリニ感 染の存在を決定する。臨床的感染に対する血液起原のマーカーとして機能する好 ましいP、カリニ抗原は、P、カリニ栄養体により表現される116 KD蛋白 および抗原的に交叉反応性のそのフラグメントである。
ここで使用するrl16 KDP、カリニ抗原」または「P、カリニ116KD 抗原」なる用語はP、カリニ栄養体の表面に存在し、および温和な還元条件下、 例えば約0.2M以下の2−メルカプトエタノールを使用した、ドデシル硫酸ナ トリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)により測定され た見掛けの分子量116 KDを有する蛋白抗原を意味する。
ここで使用する「抗原的に交叉反応性(antigenically cros sreactive) Jなる用語は全体的なアミノ酸残基配列の異なる2種の ポリペプチドを意味し、このポリペプチドは1つの抗原決定基(エピトープ)の 実質的な部分を有し、その結果競争的阻害により明らかにされている所定の抗体 と免疫反応し得る。
蛋白の抗原的に交叉反応性のフラグメントの生成法は当分野で公知であり、酵素 開裂、化学的開裂、化学的合成などを含む。有用な蛋白分解酵素はトリプシン、 キモトリプシンなどを包含する。
蛋白を化学的に開裂するのに有用な試薬は臭化シアンなどを含む。
該蛋白の一部のアミノ酸残基配列が公知である場合、この部分は、例えばメリフ ィールド(Merrif 1eld)の固相法などにより合成することができる 。J、M、スチュワード(Steward)およびJ、 D、ヤング(Youn g)の論文(Solid Phase Peptide 5ynthesis、  1969. W、H,フリーマン社(Freeman Co、 )、サンフラ ンシスコ)を参照のこと。
従って、本発明は抗体、即ちポリクローナルまたはモノクローナル抗体の何れか を使用して、試料中の116 KD抗原の存在に直接または間接的に関連する免 疫反応生成物を形成することによる、116 KDP、カリニ抗原を免疫的にア ッセイする方法を意図する。当業者は、免疫反応生成物を形成するのに抗体が利 用できるような多数の周知の臨床的化学的診断法があり、該生成物の存在が脈管 流体試料中の116 KDP、カリニ抗原の存在に関連することを理解している であろう。かくして、例示的なアッセイ法をここに記載するが、本発明はこれに より限定されない。
本発明のアッセイ法を実施するには、種々の競争的または非競争的な、不均一な および均一なプロトコールを使用することが可能である。と(に好ましいプロト コールは米国特許第4.233.401号;同第4.233.401号;同第4 .376、110号;同第3.654.090号;同第3.850.752号お よび同第4.233.402号に記載されている。例えば、−態様においては、 本発明は以下の諸工程を含む免疫アッセイ法を意図する。
(a)脈管流体試料と、P、カリニ116 KD抗原または抗原的に交叉反応性 のそのフラグメントにより表現されるエピトープに対して免疫特異性の抗体、好 ましくはモノクローナル抗体とを混合することにより免疫反応混合物を形成する 工程。このような抗体の製法は当分野で周知である。好ましくは、該脈管流体試 料は既知量の血液由来の生成物、例えば血清または血漿として与えられる。
(b)該免疫反応混合物を、該試料中に存在するP、カリニ116 KD抗原の いずれかがP、カリニ116 KD抗原含有免疫反応生成物を形成するのに十分 な時間、生物学的アッセイ条件下に維持する工程。該生物学的アッセイ条件とは 、本発明の免疫化学試薬およびアッセ〜約9のI)H1蒸溜水のイオン強度乃至 約1モルの塩化ナトリウムのイオン強度までの範囲内のイオン強度を含む。これ らの条件を最適化する方法は当分野で周知である。このような生物学的条件の下 での典型的な維持時間は、約4〜約45°Cの範囲の温度の下で、約10分〜約 16−20時間の範囲内である。
物の存在の測定法は当分野において周知である。これらの方法は典型的には、標 識物質を付着させて、該標識物質の存在を検出することを含む。標識の例は本明 細書の診断システムの部分において、標識を必要としない「検出手段」として議 論される。
好ましい態様においては、該第−の免疫反応生成物は上記工程(C)の前に以下 の如く更に処理、即ち標識する。
(d)標識抗−116KD抗体、好ましくは上記の第一の抗体とは異なるエピト ープ特異性を有する抗体を混合して、第二の免疫反応生成物を形成する工程。
(e)か(して形成した該第二の混合物を、該標識抗体が第二の標識免疫反応生 成物を形成するのに十分な所定の時間、生物学的アッセイ条件下に維持する工程 。(f)該標識免疫反応生成物の存在を測定する工程。
もう一つの態様では、本発明は以下のような工程を含む二重抗体即ち「サンドウ ィッチ」免疫アッセイを意図する。
(a)脈管流体試料と、第一の抗体、好ましくはモノクローナル抗体とを混合す ることにより第一の免疫反応混合物を形成する工程。
ここで、該試料中に存在する該抗体と任意のP、カリニ116 KD抗原は第一 の免疫反応生成物を形成することができ、該生成物は第二の抗体、好ましくはモ ノクローナル抗体およびより好ましくはMAB Ca−3と免疫反応することが できる。好ましくは、該第−の抗体は機能可能に固体マトリックスに結合されて いる。
(b)該免疫反応混合物を、該試料中に存在するP、カリニ116 KD抗原の いずれかが存在する抗−116KD抗体結合サイトの一部と免疫反応(免疫学的 に結合)するのに十分な時間生物学的アッセイ条件下に維持して、P、カリニ1 16 KD抗原含有免疫反応生成物を形成する工程。好ましくは、該第−免疫反 応生成物を、次いで該試料から分離する。
(C)該第−の免疫反応生成物と、該第−の抗体と結合した場合に、該P、カリ ニ116 KD抗原と結合することのできる第二の抗体、好ましくは標識した第 二の抗体とを混合することにより、第二の免疫反応混合物を形成する工程。好ま しくは、該第二の抗体はモノクローナル抗体であり、更に好ましくは該第−の抗 体がMAB Ca−3ではない場合には、MAB Ca−3である。
(d)該工程(C)で形成された第二の免疫反応生成物を、第二のまたは「サン ドウィッチ」型の免疫反応生成物を形成するのに十分な時間生物学的アッセイ条 件下に維持する工程。
(e)形成される第二の免疫反応生成物の量を測定し、結果として該試料中のP 、カリニ116 KD抗原の量を測定する工程。
好ましくは、工程(C)の該第二の抗体は、好ましくは酵素で標識され、その結 果形成される該第二の免疫反応生成物は標識生成物である。
好ましい二抗体アッセイ法では、工程(e)で測定される免疫反応生成物の量は 、同様に形成され、かつ脈管流体試料の代わりに対照試料を使用して測定した免 疫反応生成物の量に関連する。ここで、該対照試料は既知の量のP、カリニ11 6 KD抗原を含む。
もう一つの好ましい不均一プロトコールでは、本発明は以下の工程を含む免疫ア ッセイ法を意図する。
(a)脈管流体試料中に存在するアルブミンから、標準的還元条件下での5DS −PAGEにより測定した見掛けの分子量約110 KD〜約120KDを有す る蛋白を単離する工程。この蛋白の単離法は当分野で周知であり、5DS−PA GEなどのゲル電気泳動技術、濾過およびクロマトグラフィー技術、例えば高速 液体クロマトグラフィー法などを含む。
(b)吸着、化学的結合などにより、該単離蛋白を固体マトリックスに固定する 工程。有用な固体マトリックスはセルロース誘導体、プラスチックなどを含む。
(C)固体マトリックスに固定された、任意のP、カリニ11.6KD抗原また は抗原的に交叉反応性のそのフラグメントと免疫反応し得る抗体を混合して、免 疫反応混合物を形成する工程。
(d)工程(C)の該免疫反応混合物を、任意の固体マトリックスに固定された P、カリニ116 KD抗原または抗原的に交叉反応性のそのフラグメントが該 抗体と免疫反応するのに十分な時間、生物学的アッセイ条件下に維持する工程。
に交叉反応性のフラグメントの存在を検出する工程。
直接または間接的なP、カリニ116 KD抗原含有免疫反応生成物の存在の検 出は当分野で周知のアッセイ法により達成でき、典型的には使用する指示手段の 形式に依存する。
B、 抗体およびモノクローナル抗体 用語、「抗体」および種々のその文法的な変形は免疫グロブリン分子および/ま たは免疫グロブリン分子の免疫学的に活性な部分、即ち抗体結合サイトまたはパ ラトープを含む分子を含む組成物を意味する。
「抗体結合サイトjとは、特異的に抗原に結合する、重鎮および軽鎖可変および 高度可変領域を含む抗体分子の構造部分を意味する。
ここで使用する用語、「抗体分子Jおよび種々のその文法的な変形は、完全な免 疫グロブリン分子および免疫グロブリン分子の免疫学的に活性な部分を意味する ものとする。
抗体分子の例は、完全な免疫グロブリン分子、実質的に完全な免疫グロブリン分 子および当分野においてFab 、 Fab’、F(ab’ )zおよびF(v )として公知の部分を包含する、該パラトープを含む免疫グロブリン分子の部分 である。
抗体のFabおよびF(ab’ )2部分は、周知の方法により、実質的に完全 な抗体上でのそれぞれパパインおよびペプシンの蛋白分解反応により調製される 。例えば、チオフィロポラス(Theofilopolous )およびディク ソン([)ixon)に付与された米国特許第4.342.566号を参照のこ と。Fab’抗体部分も周知であり、メルカプトエタノールなどで2個の重鎮部 分を結合しているジスルフィド結合を還元し、次いで生成する蛋白メルカプタン をインドアセタミドなどの試薬でアルキル化することにより、p(ab’ L部 分から形成される。完全な抗体分子を含む抗体が好ましく、またここに例示する ように使用される。
本発明のポリクローナル抗体は見掛けの分子量約116 KDを有するP6カリ ニ抗原またはその抗原的に交叉反応性のフラグメントに対して免疫特異性である 。
ここで使用する用語、「モノクローナル抗体」および種々のその文法的な変形は 、特定の抗原と免疫反応できる抗体結合サイトを一種のみもつ組成物を含む抗体 分子を意味する。かくして、モツクローナル抗体は、典型的には免疫反応する抗 原に対して唯一つの結合親和性を示す。従って、モノクローナル抗体は、それぞ れ異なる抗原に対して免疫特異性の複数の抗体結合サイトを有する抗体分子、例 えば二重特異性モノクローナル抗体を含むことができる。
本発明のモノクローナル抗体(MAB;課題のMAR)は、そのイディオタイプ により、およびP、カリニ116 KD抗原またはその抗原的に交叉反応性のフ ラグメントにより表現されるエピトープに対して免疫特異性であることにより特 徴ずけられる。好ましいMARはハイブリドーマCa−3により生成されるMA Rと同様にして、P、カリニ116KD抗原と免疫反応し、即ちこれに対する免 疫反応性を示す。
本明細書で使用する用語「免疫反応性」および種々のその文法的な変形は、所定 量の該抗体と所定量の116 KDP、カリニ抗原との間の免疫反応の50%阻 害を達成するのに必要な抗原の濃度を意味する。即ち、免疫反応性とは、0.5 な−るB/BOを達成するのに必要とされる抗原の濃度であり、ここで、Boは 競合抗原の不在下で結合する抗体の最大量であり、Bは競合抗原の存在下で結合 する抗体の量であり、BoおよびBは両者共にバックグラウンドに対して調節さ れている。これについては、例えばロッドバード(Rodbard)。
Cl1n、 Chem、、 1974.20. pp、 1255−1270を 参照のこと。
典型的には全抗体分子を含む課題のモノクローナル抗体は、Antibodie s A Laboratory Manual、 バーロウ及レーン(Harl ow andLane )編、コールドスプリングハーバ−ラボラトリ−(Co ld SpringHarbor Laboratory)、 NY、 198 8 (この文献を本発明の参考文献とする)に記載のハイブリドーマ技術を利用 して調製することができる。簡単に言えば、該モノクローナル抗体組成物を生産 するハイブリドーマを形成するために、ミエローマまたは他の自己保全性セルラ インを、P、カリニに感染した肺から得た部分的に精製したP、カリニ微生物で 高度に免疫化した哺乳動物の牌臓から得たリンパ細胞と融合する。
このミエローマセルラインは該リンパ細胞と同種の哺乳動物由来のものであるこ とが好ましい。典型的には、129 GIX“種のマウスが好ましい哺乳動物で ある。本発明で使用するのに適したマウスミエローマ細胞はハイポキサンチン− アミノプテリン−チミジン感受性(HAT)セルラインP3X63−Ag8.6 53およびSp210−Ag14を包含し、これらはそれぞれ寄託番号CRL  1580およびCRL 1581の下でメリーランド州ロックビル(Rockv ille)のアメリカンタイプカルチャーコレクション(Americal T ype Cu1ture Co11ection)から入手できる。
牌細胞は、典型的にはポリエチレングリコール(PEG) 6000を使用して ミエローマ細胞と融合される。融合されたハイブリッドをHATに対する感度に もとずいて選別する。本発明のモノクローナル抗体を生産するハイブリドーマを 、実施例2で記載するラジオイムノアッセイ(RIA)を利用して同定する。
本発明のモノクローナル抗体は、適当な抗原特異性を有する抗体分子を分泌する ハイブリドーマ含有栄養培地を含むモノクローナルハイブリドーマ培養物から出 発して製造することができる。
この培養物を、該ハイブリドーマが該培地中に抗体分子を分泌する条件下に、該 分泌のために十分な時間維持する。次いで、この抗体含有培地を集める。次に、 該抗体分子を周知の方法で単離する。
これらの組成物を調製するのに有用な培地は周知であり、かつ市販品として入手 でき、合成培地、近親交配のマウスなどを包含する。合成培地の例は、4.5g /lのグルコース、20mMのグルタミンおよび20%の子牛血清を補充したド ゥルベコ(Dulbecco)の最小基本培地(DMEM; Dulbecco 等、 Virol、、 1959.8. l)、 396)である。
近親交配マウス種の例はBa1b/cマウスである。
上記の方法で精製されるモノクローナル抗体は、例えばP、カリ丑116 KD 抗原含有免疫反応生成物の形成が望まれる診断形式において利用し得る。
課題とするモノクローナル抗体を生産するのに有用なハイブリドーマ、即ちMA B Ca−3はハイブリドーマCa−3であり、該ハイブリドーマはブタペスト 条約の要求に従って1989年5月lO日付けで寄託番号HB 10139の下 でATCCに寄託されている。当分野で周知の如く、ハイブリドーマCa−3は 、課題のモノクローナル抗体を生産する他の安定なセルラインを生産するために 利用することができ、かくして課題のモノクローナル抗体の生産はハイブリドー マCa−3自体の培養に依存するものではない。欧州特許庁公開WO39100 999を参照のこと。
ここで、用語「抗−116KD抗体」および様々な文法的なその表現形態は、免 疫グロブリン分子および/または還元した116 KDP。
カリニ抗原または該抗原の抗原的に交叉反応性のフラグメント上で表現されるエ ピトープに対して免疫特異性の免疫グロブリン分子の免疫的に活性な部分を含む 組成物を意味する。
ここで使用する用語「免疫特異性」および様々な文法的なその表現形態は、P、 カリニ116 KD抗原により表現される特定のエピトープまたは該エピトープ の実質的な部分と免疫学的に結合するが、他の無関係のエピトープとは免疫学的 に結合しない抗体分子を意味するものとする。
ここで使用する用語[エピトープJおよび様々な文法的なその表現形態は、抗体 結合サイトにより特異的に認識される抗原の部分を意味する。これは、また決定 基もしくは抗原決定基とも呼ばれる。
ここで使用する「還元(reduced) Jなる用語は、還元剤、例えば2− メルカプトエタノールを蛋白に添加し、かつドデシル硫酸ナトリウム(SO3) の存在下で沸騰することにより開裂もしくは還元されたペプチド内またはペプチ ド間ジスルフィド結合を有する該蛋白を意味する。
ここで使用する「見掛けの分子量」とは、Gel Electrophores isof Proteins、ハーネス&リックウッド(Hanes and  Rickwood)i!、IRLブレス、ワシントンD、C,,1981に記載 されているように、分離系、例えば5DS−PAGE中での該蛋白の移動度を、 キロダルトンで表した既知の大きさの他の蛋白の移動度と比較することにより決 定されるキロダルトン(KD)で表した蛋白の大きさを意味する。
C1・診断システム 本発明のキット形状の診断システムは、少なくとも一回のアッセイに対して十分 な量で、抗−116KD抗体を、別々に包装された免疫化学試薬として含む。こ の診断システムは、典型的には該包装された免疫化学試薬の使用上の指針をも含 むものである。
ここで使用する用語「包装またはパッケージ」とは、定められた限界内で本発明 のポリクローナル抗体またはモノクローナル抗体を支持することのできる固体マ トリックスまたは材料、例えばガラス、プラスチック、紙、箔などを意味する。
かくして、例えばmg径程度量で意図する抗体を包むのに使用するガラスバイア ルであり得、またはμg程度の量の意図した抗体を機能可能に固定した、即ち免 疫学的に抗原を結合し得るように結合させたマイクロタイタープレートであって もよい。
使用上の指針は、典型的には試薬の濃度または少なくとも−回のアッセイのパラ メータ、例えば混合すべき試薬と試料との相対的な量、試薬/試料混合物の維持 時間、温度、緩衝条件などを記載する明瞭な表現を含む。
一態様において、本発明の診断システムは更に116 KDP、カリニ抗原およ ′び/または抗116 KD抗体分子を含む錯体の形成を信号化できる検出手段 をも含む。
ここで使用する用語「検出手段」とは、いかなる標識も必要としない116 K DP、カリニ抗原含有錯体の存在を検出する任意の方法を意味する。このような 検出手段は臨床的診断化学においてはそれ自体周知であり、新規な蛋白、方法お よびシステムを利用する限りにおいてのみ本発明の一部を構成する。検出手段の 例はバイオセンサーとして知られる方法を含み、表面の反射率の変化、光ファイ バによる一過性の波の吸収における変化または表面音響波の伝播における変化を 検出することにもとすくバイオ検知法を含む。
好ましい態様において、本発明の診断システムは、更に116 KDP、カリニ 抗原または抗116 KD抗体分子を含む錯体の形成を信号化できる標識または 指示手段をも含む。
ここで使用する用語「錯体」とは、特定の結合反応、例えば抗体−抗原またはレ セプターリガンド形成反応の生成物を意味する。
錯体の例は免疫反応生成物である。
ここで使用する用語「標識」および「指示手段」並びに様々な文法的なその表現 形態は、錯体の存在を示す検知可能な信号の形成に直接または間接的に関与する 単一の原子および分子を意味する。任意の標識または指示手段は、本発明の抗体 またはモノクローナル抗体組成物の一部と結合またはこれに配合することができ 、あるいは別々に使用することができ、これらの原子または分子は単独でまたは 付随的な試薬と組み合わせて使用することができる。
このような標識は臨床的診断化学において、それ自体周知であり、新規な蛋白、 方法および/またはシステムと共に使用する限引こおいて本発明の一部を構成す る。
この標識は、変性を起こすことなしに抗体または抗原と化学的に結合して、免疫 螢光トレーサとして有用な螢光色素(色素)を形成する螢光標識剤であり得る。
適当な螢光標識剤の例は螢光色素、例えばフルオレセインイソシアネート(FI C) 、フルオレセインイソチオシアネート(FITC)、5−ジメチルアミン −1−ナフタ、レンスルフォニルクロリド(DANSC) 、テトラメチルロー ダミンイソチオシアネート(TRITC)、リサミンローダミン8200スルフ ォニルクロリド 力(DeLuca)、 Immunofluorescence Analys is (道具としての抗体: Antibody As a Tool)、 ? ルカロニス(Marchalonis)等線、ジョンウィリー&サンズ、198 2, pp. 189−231に見られる。これを本発明の参考文献とする。
好ましい態様において、該指示手段は酵素、例えζfホースラディツシュペルオ キシダーゼ(HRP) 、グルコースオキシダーゼ、アルカリンフォスファター ゼなどである。主な指示手段力(酵素、例えばHRPまたはグルコースオキシダ ーゼであるような場合、付随的な試薬は抗体−抗原錯体(免疫反応生成物)が形 成されたとG1つ事実を可視化するものである必要がある。HRP用の力1力) る付随的試薬は過酸化水素および酸化染料プリカーサ、例えばジアミノベンジジ ンなどを含む。HRPと共に使用するのに有用な付随的試薬は2,2°−アジ八 ジー(3−エチル−ベンズチア゛ノリンー6ースルフォン酸) (ABTS)で ある。
放射性元素も有用な標識剤であり、ここでの説明に使用する。
放射性標識剤の例はγ−線を放出する放射性元素である。γ−線を放出する元素 、例えば124■、!15I, +!#[、132Iおよび”Crlt7−線放 出放射性元素標識群の一組を表す。特に好ましいの1よ、…Iである。有用な標 識手段のもう一つの群はそれ自体ポジトロンを放出する元素、例えばIIc 、  Imp 、 +5□および13Nなどである。かくして放出されるポジトロン は動物体内に存在する電子と遭遇した場合にγ−線を放出する。β−線放出体、 例えif”HのIllIn化合物も有用である。
標識の結合、即ちポリペプチドおよび蛋白の標識は当分野で周知である。例えば 、ハイブリドーマにより生成された抗体分子(よ、培地中の一成分として与えら れる放射性同位元素含有アミノ酸を代謝系に組み込むことにより標識できる。例 えば、ガルフレ(Galfre)等の論文、Meth. Enzymol.、  1981, 73. pp. 3−46を参照のこと。特に、活性化官能基を介 しての蛋白複合化またはカップIJング法を利用することができる。例えば、オ ーラメアス(Aurameas )等の論文、Scand. J. Immun ol.、 1978, 8.(別冊?)、 pl)、 7−23;ロッドウェル (Rodwell)等の論文、Biotech.、 1984, 3, pp.  889−894お米国特許第4, 493, 795号を参照のこと。
本発明の診断システムはまた、好ましくは別々のツク・ソケージとして、特定の 結合剤を含む。「特定の結合剤」とは、本発明の試薬種またはかかる種を含む錯 体と選択的に結合し得るが、それ自体は本発明の抗体分子組成ではない分子部分 である。特定の結合剤の例は第二の抗体分子、補体蛋白またはそのフラグメント 、S。
オーレウス(aureus )蛋白Aなどを含む。好ましくは、該特定の結合試 薬は上記の試薬種が錯体の一部として存在する場合を二it、該試薬種と結合す る。
好ましい態様において、該特定の結合試薬は標識される。し力)しながら、該診 断システムが標識されていない特定の結合試薬を含む場合には、該試薬は典型的 には増幅手段または試薬として使用される。これらの態様において、標識された 特定の結合試薬(ま、該増幅手段が試薬種−含有錯体に結合している場合、該増 幅手段と特異的に結合できる。
本発明の診断キットは、“ELISA”フォーマットで使用して、血液、血清ま たは血漿中の116 KDP.カリニ抗原の量を測定することができる。“EL ISA”とは酵素結合免疫吸着ア・ソセイ法を意味し、このアッセイは固相に結 合された抗体または抗原並びに酵素−抗原または酵素−抗体結合体を使用して、 試料中に存在する抗原を検出しかつその量を定量することからなる。このELI SA法の説明は、D. P.サイプ(Sites)等のBasic and C linical Immunology.第4版、第22章、ランジメディカル 社(Lange Medical Publications)、カリフォルニ ア州、ロスアルトス(Log Altos)、 1982および米国特許第3.  654, 090号;同第3. 850, 752号および同第4. 016 , 043号に記載されている。これらを本発明の参考文献とする。
かくして、好ましい態様においては、本発明の抗−116 KD抗体は固体マト リックスに固定して、課題の診断システムにおける,<ッケージを構成する固体 担体を形成することができる。
典型的には、試薬は水性媒質からの吸着により固体マトリックスに固定されるが 、当業者には周知の蛋白および抗体に適用し得る他の固定様式を利用することも 可能である。
有用な固体マトリックスも当分野で周知である。このような材料は水−不溶性で あり、商標セフアゾ・ソクス(SBPHADBX )の下でファルマシア7フイ ンケミカル(Pharmacia Fine Chemical; 二. −シ ャーシー州、ビス力タウエイ(Piscataway, NJ))力λら入手で きる架橋デキストラン、アガロース、イリノイ州ノースジカゴのアポットラボラ トリーズ(Abbott Laboratories)から入手できる径約1〜 5μmのポリスチレンビーズ、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、架橋ポリアクリ ルアミド、ニトロセルロースまたはナイロンを主成分とするウェブ、例えばシー ト、ストリップまたはパドル、あるいはチューブ、プレートまたはポリスチレン またはポリ塩化ビニル製のものなどのマイクロリッタープレートの壁などを含む 。
ここに記載する任意の診断システムの上記反応試薬、標識された特定の結合試薬 または増幅試薬は溶液、液状分散体、または実質的に乾燥した粉末形状、例えば 凍結乾燥品として与えることができる。指示手段が酵素である場合、該酵素の基 質もシステムの別のパッケージとして与えることができる。固体担体、例えば上 記のマイクロリッタープレートおよび一種以上の緩衝液も、本発明の診断アッセ イシステムの別途にパッケージされた要素として含むことができる。
診断システムに関連してここで議論する包装材料は、一般に診断システムで利用 されているものである。かかる材料はガラス、プラスチック(例えば、ポリエチ レン、ポリプロピレンおよびポリカーボネート)、ビン、バイアル、プラスチッ クおよびプラスチック−箔をラミネートした包封体などを含む。
実施例 1、P、カリニシスト抗原の調製 ギグリオッティ(Gigliotti)等の方法(Journ、 Infect 、 Dis、。
1.986.154. pp、 315−322)を利用して、但し、唯一の変 更点として該組織をホモジナイズするためにストマツカー(Stomacher )(チクマールプロダクツ(Tech Marr Products、オハイオ 州、シンシナティー)製)を使用して、P、カリニ微生物を感染したヒトの肺組 織から精製した。簡単にいえば、該感染した肺組織をストマ、ツか−によりホモ ジナイズした。該ホモジネートを綿ガーゼに通して、あらゆる粗大な組織の塊を 除去し、次いで12μフイルター2(ヌクレボア(Nuclepore)、カリ フォルニア州、プレサントン(Pleasanton))を通した。濾過したこ のホモジネートを室温にて、400gで30分間遠心処理した。生成する上澄を 捨て、ペレットを、0.01Mの燐酸ナトリウム、0.15Mの塩化ナトリウム を含み、かつあらゆる細菌および真菌の育成を阻害するための20007m1の ペニシリン、200mg/mlのストレプトマイシン(ギブコラボラトリーズ( GIBCOLaboratories)、グランドアイランド(Grand l 5land)、 NY)および4mg/m lのアンフォテリシンBを補充した pH7,2の燐酸緩衝塩水(PBS)約5倍答中に再懸濁した。存在するP、カ リニ微生物の数をピッ7−(pifer)等の方法(Pediatr、 Res 、、 1977、11. pp、 305−316)に従って決定した。単離し たP、カリニ微生物を少量のアリコートとして一70°Cにて保存した。
ory Manual、 1988. バー0つ&ロウエ(Harlow an d Lowe) ii、コールドスプリングハーバ−(Cold Spring  Harbor)、 NYに記載の方法を利用して生成した。簡単にいえば、粗 製の未感染のヒトの肺組織のホモジネートとシクロフォスフアミド−水和物(シ グマケミカル社(Sigma Chemical Company)、ミズーリ ー州、セントルイス)とを2倍容の完全70インドアジユバントと共に混合し、 ギグリオッティ(Gigliotti)等の方法(Journ、 Infect 、 Dis、、 1986゜154、 pp、 315−322)に従って雌B a1b/cマウスに注射した。この最初の誘発後、該マウスを更に2倍容の不完 全フロインドアジュバントと混合したP、カリニ感染ヒト肺組織ホモジネートで 誘発した。
かくして免疫化した牌細胞を、デセントゲロス(De St、 Groth)等 の方法(Immun、 Methods、 1980.1−2)およびホフマン (Hoffman)等の方法(IX International Congr ess for Human Mycology、 P3−1.1985)に従 って、二十日ネズミミエローマP3−X63A68. ATCCNo、 TIB −9と融合した。得られたハイブリッドをELISAアッセイを利用して抗体産 生につきスクリーニングした。抗体産生ハイブリッドを、更にウェスタンプロッ ト法に従ってP、カリニ特異的モノクローナル抗体産生につきスクリーニングし た。P、カリニ特異的モノクローナル抗体産生ハイブリッドを、限界希釈法に従 って2回継代培養し、クローンセルラインを得た。これらのセルラインにより生 成された抗体のイソタイプは標準的な方法を使用して決定した。これらのセルラ インをBa1b/cマウス内に注入して抗体に富む腹水を得た。この抗体を、硫 酸アンモニウム分別を利用して該腹水から精製し、次いでファンブナキス(Va n Vunakis)&ランボン(Langone)編のMeth、 Enzy mol、、 1980.70. pp、 1−525の免疫化学的技術(Im[ [lunochemical Techniques)に従ってアルカリフォス ファターゼに結合した。
上記方法により生成されたモノクローナル抗体Ca−3は、ウェスタンプロット 法を利用して、温和な還元条件下での見掛けの分子量116 KD、即ち約0. 14 M 2MBを有するP、カリニ抗原に対して特異性であることが示された 。簡単にいえば、実施例Iに従って調製されたP、カリニ微生物はドデシル硫酸 ナトリウムを含む10%のポリアクリルアミドゲルを通して電気泳動した(SD S−PAGE )。これについては、蛋白のゲル電気泳動(Get Elect rophoresis of Proteilii)、ハーネス(lanes  )およびリックウッド(Ri ckwood )編、IRLブレス、ワシントン D、C,,1981に記載されている。この電気泳動した蛋白を、次いでサリノ ビツチ(Salinovich)等の論文、Anal。
Biochem、、 1986.156. pp、 341−347に記載の方 法に従って、標準的なウェスタンプロット法により、改良したニトロセルロース にトロプラス(Nitro Plus) 2000.ミクロセパレーションズ社 (Micro 5eparations Inc、 ))のシートに転写(固定 )した。転写した蛋白を含有する該改良ニトロセルロースは実施例2で記載する ように処理して、免疫反応生成物を形成しかつ検出した。該モノクローナル抗体 Ca−3は見掛けの分子量約116 KDを有する単一の蛋白種と免疫反応した 。
上記の結果は、モノクローナル抗体Ca−3が見掛けの分子量約116 KDを 有するP、カリニ抗原上に表現されたエピトープに対して特異性であることを示 している。
3、 血液試料中のP、カリニ116 KD抗原の検出血液試料中におけるP、 カリニ116 KD抗原の存在を以下の方法で検出した。
血液試料をP、カリニ肺炎を患う患者から収集した。該血液試料の血清画分を当 分野で周知の方法により分離した。4μlの該血清試料を0.5xアガロースゲ ル(ベックマン(Beckman、カリフォルニア州、ブレア(Brea))に 適用した。該血清試料を含有するゲルを室温にて5分間維持し、次いで10mM の5.5−ジエチルバルビッル酸および50mMの5,5−ジエチルバルビッル 酸のナトリウム塩を含むpH8,6のバルビタール緩衝液含有電気泳動系(ベッ クマン(Beckman、カリフォルニア州、ブレア(Brea))に置いた。
この血清試料を含むゲルを100vにて25分間電気泳動じた。次いで、このゲ ルを該電気泳動系から除去し、0.45mMの孔径を変更したニトロセルロース 、ニトロプラス(Nitro Plus)2000 (ミクロセパレーションズ 社(Micro 5eparations Inc、)、 7サーチユセ・ソツ 州、ウエストボロ(Westboro))のシート上に載せた。該シートは予め 転写バッフy−(0,4M トリス、0.35M塩化マグネシウム、および0. 052Mのグリシンを含むDH8,0の27%メタノール溶液)中に漬けておい た。次いで、該ゲルおよび変性ニトロセルロースシートを、転写バッファーに予 め浸漬したファツトマン(Whatman)の3 MM濾紙(バイオラドラボラ トリーズ(Bio Rad Laboratories)、カリフォルニア州、 リッチモンド)2枚の間に挟み、かくして転写パックを形成した。この転写パッ クを室温にて約0.5〜約18時間、あるいは全ての蛋白が該ゲルから該変性ニ トロセルロースシートに転写されるまで、即ち該ニトロセルロースに固定される まで維持した。次いで、この転写パックを分解して、該変性ニトロセルロースシ ートを、ベリー(Berry)等のJourn、 1mm、 Methods、  1985゜76、 p、 299に記載の方法に従って、l OmMの燐酸ナ トリウム、0.35Mの塩化ナトリウム、0.05%のツイーン(Tween) −20および0、025%のカゼインを含有する溶液中に入れた。該変性ニトロ セルロースシートを室温にて15分間この溶液中に維持した。この変性ニトロセ ルロースシートを、10mMの燐酸ナトリウムと0.35Mの塩化ナトリウムを 含むpH7,4の溶液で2度洗浄した。次いで、この変性ニトロセルロースシー トを、ファンブナキス(Van Vunakis)およびランボン(Lango ne)編のMeth、 Enzymol、、 1980.70. pp。
1−525に記載の論文、Immunochemical Technique sに記載された方法に従って、10mMの燐酸ナトリウムと0.35Mの塩化ナ トリウムとアルカリホスファターゼ(AP) (バイオラドラボラトリーズ(B i。
Rad Laboratories)、カリフォルニア州、リッチモンド)と結 合した抗−116KDモノクローナル抗体、MAB Ca−3の1−1000希 釈液とを含むpH7,4の溶液に入れた。該変性ニトロセルロースシートを室温 にて2時間、該AP−結合結合クツクローナル抗体む溶液に維持した。この期間 中に、該変性ニトロセルロースシートに固定1.02%の2−アミノ−2−メチ ル−1,3−プロパンジオール、0.1%の塩度性ニトロセルロースシートを水 道水で2回すすぎ、全ての未反116 KD抗原が該血液試料中に存在すること を示した(第1図、しに交叉反応性のフラグメントがP、カリニ肺炎に罹ってい る患者の血清中に検出できることを示している。
下に置いた。該2MBで処理した試料をPBSで1:20(v/v)に希釈して 、該2MBを該試料から除去した。次いで、この希薄溶液を500×gにて10 分間遠心処理して、ペレット化した物質を回収した。
このペレット化した物質を、ハーネス(Hanes )&リックウッド(Rjc kwood)編のGel Electrophoresis of Prote ins、 1981. IRLプレス刊、ワシントンD、 C,に記載の方法に 従って、標準的な量(約0.14M)の2MEを含む、SDSを添加したバッフ ァー中に再懸濁した。この試料を、10%のポリアクリルアミドゲルを含有する 標準的なドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル中で電気泳動した(S DS−PAGE)。この電気泳動した試料を、次いでサリノビッチ(Salin ovich)等の論文、Anal、 Biochem、、 1986.156.  pp、 341−347に記載された標準的なウェスタンプロット法を利用し て、変性ニトロセルロースにトロプラス(Nitro Plus) 2000; マイクロセパレーションズ社(Micro 5eparations Inc、  ))のシート上に転写した。
該転写した蛋白を含有する該変性ニトロセルロースシートを実施酸物と免疫反応 し、かつ見掛けの分子量約56KDの還元生成物とも2MEで処理すると、実施 例2で記載した116 KD蛋白と同様の抗原決定基を有するいくつかのP、カ リニ由来の変種蛋白を生成することを示している。従って、これらの変種蛋白、 即ち23KDの2種および56KDの1種、は付随的なP、カリニに特異的な蛋 白を表し、これらは該116 KDP、カリニ抗原の交叉反応性のフラグメント である。
ピッチェニック(Pitchenik)等のAm、 Rev、 Re5pir、  Dis、、 1986゜泌させた。1mlの痰試料を500 μlのスプトリ シン(sputolysin;べ−リングダイアグノスティックス(Behri ng Diagnostics)、カリフォルニア州、サンジエゴ)と混合した 。次いで、この混合物を15m1の遠心管に入れ、等体積のスプトリシンをその 上に載せた。
この混合物を含む鎖管を10分間35°Cに維持した。等体積の、67シントン D、 C,に記載の方法に従って、10%のポリアクリルアミドゲルを含有する ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル中で電気泳動した。次いで、こ のゲルをクーマシーブリリアントブルー(Coomassie Br1llia nt Blue) Rで、Current Protocols inMole cular Biology、ジョンウィリー&サンズ、NY、 1987に記 載の方法に従って染色した。116 KDの蛋白および/または2種の23中に 、116 KDの蛋白および/または2種の23KDの蛋白が検出できることを 示している。
特定の実施例および態様を含む上記の明細書の記載は、本発明多数の他の変更並 びに改良力呵能である。
国際調査報告 リカ合衆国 カリフォルニア州 92037 ラ ジヨウ エルレア マリヨー 力 8430

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.哺乳動物中の臨床的P.カリニ感染の存在のアッセイ方法であって、以下の 工程: (a)該哺乳動物の脈管流体試料と、116KDP.カリニ抗原または抗原的に 交叉反応性のそのフラグメントに対して免疫特異性の抗体とを混合することによ り免疫反応混合物を形成する工程、(b)該免疫反応混合物を、該試料中に存在 する該116KDP.カリニ抗原のいずれかが該抗体と免疫反応して、116K DP.カリニ抗原含有免疫反応生成物を形成するのに十分な時間、生物学的アッ セイ条件下に維持する工程、および (c)形成された任意のP.カリニ116KD抗原含有免疫反応生成物の存在を 検出し、結果として該哺乳動物におけるP.カリニ感染の存在を検出する工程、 を含む上記アッセイ法。
  2. 2.該抗体がモノクローナル抗体である請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.該モノクローナル抗体が免疫反応性を示し、かつ該免疫反応性を有するモノ クローナル抗体がハイブリドーマCa−3により産生される請求の範囲第2項記 載の方法。
  4. 4.該116KDP.カリニ抗原含有免疫反応生成物が上記工程(c)で検出さ れるように、該生成物を以下の工程:(i)該116KDP.カリニ抗原含有免 疫反応生成物と、該生成物に特異的に結合し得る標識された特異的な結合試薬と 混合することにより、標識反応混合物を形成する工程、(ii)かくして形成し た該標識反応混合物を、該標識された特異的な結合試薬が存在する任意の該11 6KDP.カリニ抗原含有免疫反応生成物と結合するのに十分な時間、生物学的 アッセイ条件下に維持して、標識錯体を形成する工程、(iii)該標識錯体の 存在およびその結果としてのP.カリニ感染の存在を検出する工程、 により処理する請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 5.上記工程(a)の抗体が固体マトリックスに固定されている請求の範囲第1 項記載の方法。
  6. 6.該工程(a)で該混合物を形成する前に、該P.カリニ抗原を単離し、固体 マトリックスに固定する請求の範囲第1項記載の方法。
  7. 7.該抗原的に交叉反応性のフラグメントが、分子量約23KDおよび約56K Dを有する、該116KD抗原の還元生成物である請求の範囲第1項記載の方法 。
  8. 8.哺乳動物中の臨床的P.カリニ感染の存在につきアッセイするためのキット 型の診断システムであって、モノクローナル抗体Ca−3を含むパッケージを含 み、該抗体が還元された見掛けの分子量約116KDを有するP.カリニ抗原に より表現されるエピトープに対して免疫特異性であることを特徴とする上記診断 システム。
  9. 9.更に、別のパッケージとして、P.カリニ抗原含有免疫反応生成物の存在を 信号化するための標識された特異性結合試薬をも含む請求の範囲第8項記載の診 断システム。
  10. 10.該モノクローナル抗体が固体マトリックスに固定されている請求の範囲第 8項記載の診断システム。
  11. 11.ハイブリドーマCa−3により産生されたモノクローナル抗体の免疫特異 性および免疫反応性を有し、該ハイブリドーマかATCC寄託番号HB1013 9を有することを特徴とする単一特異性抗体。
  12. 12.哺乳動物中の臨床的P.カリニ感染の存在につきアッセイするる方法であ って、以下の工程: (a)116KDP.カリニ抗原に対する異種抗体分子を含まない体液試料にサ イズ分画媒体を適用する工程、(b)該媒体中で、該試料をサイズ分画する工程 、(c)該媒体中のサイズ分画された116KD蛋白の存在およびその結果とし ての臨床的P.カリニ感染の存在を検出する工程、を含むことを特徴とする上記 アッセイ法。
  13. 13.該サイズ分画媒体がアガロースまたは架橋ポリアクリルアミドのゲルであ り、該サイズ分画が該ゲル中での電気泳動により行われる請求の範囲第12項記 載の方法。
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