JPH04501831A

JPH04501831A - コンテナ類断熱用複合体材料およびそれから形成されたコンテナ類

Info

Publication number: JPH04501831A
Application number: JP2513145A
Authority: JP
Inventors: ペイン、スタンリー　ブライアン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-09-20
Filing date: 1990-09-20
Publication date: 1992-04-02
Also published as: FI912429A0; BR9006920A; AU6413290A; WO1991004152A1; EP0448661A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はコンテナ類の断熱に使用するための複合体材料およびこのような複合体材料を取り入れた断熱されたコンテナ類に関する。この複合体材料は、温または冷体の保存に断熱特性を有し、そして、本発明は、輸送時にあって壊れ易いかまたは冷凍、冷蔵または加温されたままであることを必要とする製品の輸送のための包装コンテナ類の形成に特に有用である。

好適には、本発明の複合体材料は、包装および貨物輸送時における衝撃および雑な取扱に弾力性を有するべきであるが、しかし、包装コンテナ内にまたはその周囲におかれたときにそのサイズ力寸大きすぎてはならない；重量が過度に重すぎず、または、製造力１不当に高価であってはならない。さらに、このような複合体材料は、過度の空間を占有せずに貯蔵することができること、そしてコンテナの中、上または上方に配置が可能である保管特性を有するべきであり、および使用の終了時において、汚染を引き起こすことなくすなわち再処理工程または廃物利用に吸収されずに処理することが可能であるべきである。魚のような壊れ易いものまたは冷凍剤の梱包を必要とするかも知れないある農産物を運搬するために必要なコンテナ類に付いて、このようなコンテナ類の断熱を形成するような複合体材料は少なくとも一部が耐水性である材料から形成されることが望ましい。

本発明は、潜在的に有害な副作用を引き起こすことなく実質的に再処理または分解が不可能である発泡ポリスチレンのようなこうした包装の形成に現在使用されている多くの材料の不利な特性を全く有していない一方、全体的にあるいは部分的にこれら全ての要件を満たすことを探求している。

本発明によれば、複合体材料が断熱剤として使用するための１種以上のパネル類に形成され、前記複合体材料は、熱特性材料のコア、前記コアの少なくとも１側面に隣接する補強材料シートおよび前記熱および補強材料が可撓性プラスティクフィルム内部に取り囲まれるように配置された外側可撓性プラスティクフィルムからなる。

本発明の実施例を例示のために次に記載する。

複合体材料からなる異なる材料は、断熱の所望の最終特徴に寄与する個々の特性を有している。本材料のコアは、ロックウール・・・・・・本材料は、十分に証明されているその熱特性の故にさまざまな応用において広く使用されている・・・・・・のような人工鉱物質繊維のスラブであることができる。通常、ロックウールは、硬化尿素増量フェノールアルデヒド樹脂、またはスターチおよび鉱油のようなバインダーを取り込むであろう。

断熱の必要度に適切ないかなる取扱可能サイズであってもまたはいかなる所望厚さであってもよいこのコアに対して、カードのような補強材料が適用され、そして、好適にはこのコアの２つの主面の少なくとも１つに対して積層されている。

補強材料は、中実または必ずしもコアと同一大きさでないいかなる取扱可能なサイズおよび厚さの波形とすることができる。補強材料は、金属化され、印刷され、エンボス加工され、またはラッカー処理されることができ、そしていかなるこれらの実施のためにも、カードは適切な媒体である。カードが使用されそして波形様式に製造されるならば、その時は付加的な熱強化が得られる。さらに、このような波形は、複合体材料が外的包装の付加なしでコンテナ自体として使用される場合、または複合体材料が梱包物周囲に熱的障壁を形成する外的被覆として使用される場合、付加的補強を供与するであろう。

複合体材料が断熱すべき製品およびあらゆる付加的内部包装に対して外的である場合、プラスチックフィルムの外的被覆力５透日月または半透明であるときグラフおよび情報を可視可能であるように表示できるように、およびもし反射性表面で被覆されるならば、太陽光線またはその他の熱源に対する熱的障壁として寄与するように、補強材料は使用することができる。

コアおよび補強材料を単一単位として含有することおよびある特定の外観においてすなわち金属化されたときに断熱に寄与する一方で衝撃に対して付加的保護を提供することのために、コアおよび補強材料を越えるサイズのプラスチックフィルムが、このコアおよび補強材料がプラスチックフィルム内部に含有されそして取り囲まれるような方法で配置される。

このような封入は、シングルシート様式のフィルムを用０てそれがコアおよび補強材料周囲で折り畳まれ、その後このフィルムの３つの端部が次に密封され、そしてこのシートがその他の材料を封入しこの全体がいかなる形態の包装物内部に尤０ても断熱陣の１種以上のこのような組み合わせをプラスチックフィルム材料内部に配置することおよび次にコアおよび補強材料の組み合わせの間および３つの外側端の周囲において密封し、次から次に連結する１連のパネルが得られる。

フィルムの外側端の少なくとも１つが最初非密封のまま残されるならば、プラスチックフィルムが最初に作製されコアおよび補強材料を受け入れることができる。

プラスチックフィルムシートはそれ自体の上に折り畳むことカイ当然でき、プラスチックフィルム以外の材料類に接触することなく冷凍剤を添加することができる断熱ポケットをコアとともに作製することができる。

複合体材料の製造のひとつの方法によれば、必ずしも同一組成でないがしかし包装物の内容に不活性で、無毒および１枚のシートの他どの結合が良好にできる２種以上の別々のプラスチックフィルムシートを用いることによって、コアおよび補強材料の類似の封入を得ることが可能である。もしポケットが必要であれば、それは、１枚または両方のプラスチックフィルムシートに入れられ、そして、包装の目的に、すなわち、この補強材料面上に指示をいれるはずであるか、コア面上に冷凍剤を含有するはずであるならば、コアおよび補強材料の側面のどちらかの最適な方の上に配置される。

もし２つの異なるタイプのプラスチックフィルムを使用するならば、金属化フィルムとカプセル化空気発泡フィルムを組み合わせることのような追加の保護および熱耐性が得られる。組み合わせフィルムは強度および衝撃耐性を付加でき、そして、ある場合には、非透過性かつ透過性のフィルムが複合体パネルの１面に耐水性障壁を付与することができ、一方、他面を介して湿分が通過でき、このことは、複合体材料が、湿分封じ込めと同類の熱の保持を必要とする植物または他の園芸または農作業応用のためのコンテナとして使用される場合に有益であろう。

さらに、コアおよび補強材料を取り囲むプラスチックフィルムは、事前選択された位置においてその長さに沿って貫通線を有し、その結果、もし複数パネル様式で製造されるならば１種以上の複合体材料のパネルが分離でき、または、コアおよび補強材料を添加しないで製造さきる。

この複合体材料の多様性の例として、３つの特殊な応用を下記に示したが、これらは包装技術内での複合体材料の使用に関する一方で、例えば、家屋の断熱、特に屋根／屋根裏被覆、種子および植物の包装および栽培、熱バッグおよび冷凍剤を入れることができる他のパック類、断熱服および付属品、熱カーペット下敷き、テーブルおよび家具表面断熱および保護に関する種々のその他の応用および数多くのその他の用途が付属のクレームによって定義されているように本発明の範囲内にある。

実ＪＬ伝」２各パネル間に密封空間を有する３枚の複合体材料パネルからなりかつさらに別の複合体材料パネルを含む３層パネル部分が、先に述べたようにして前記複合体材料から作られる。シングルパネルを開放先端のコンテナの下部に置き、これに次に壊れ易い製品および冷凍剤を充填し、そして、この３層パネルを、中心パネルを開放コンテナ上端の先端に置き、そして、１枚のパネルをこのコンテナのそれぞれの側面の各面に下降するようにして内容物の上に置く。側壁および端壁を含む別の蓋を次に全体の上に置き、したがって、内部先端、下部および側壁上を断熱した包装物を作る。

実Ｊｌλ スリーブに折り畳み可能な各パネル間に密封空間を有する４つの主要複合体材料パネル類および１種以上の主要パネル類に連結した部分からなる追加の”端”パネルからなる４側面パネル部分を前記複合体材料から作製し、そして、この全体が外部包装を形成するように組み立てられ、゛この包装の中に製品から成る梱包物が挿入される。封入被覆の端パネル類は、内部包装の周囲に熱障壁をカプセル化して作製するために折り畳まれそして主要パネル類に対して密封される。この封入物を基部および蓋からなる２部分最外側部の箱に挿入できる。

笈五透ｌ各パネル間に密封空間を有し両パネルがポケットを包含する２つの複合体材料パネルからなる２層パネル部分。このポケット類は冷凍剤を収容し、そして、使用時にあっては、１パネルがコンテナの基部に置かれ、その結果、パネル間の密封空間がコンテナの１側壁に隣接するように配置される。製品は、コンテナ内に配置されそして前記１パネルの上端に入れられ、その復、他のパネルが製品上に置かれ、したがって、コンテナの内容物周囲に冷凍剤も包めた熱ラップが形成される。

もし複合体材料が例およびコンテナ様外箱を形成することができる前形成および切断された包装材料に結合されているならば、複合体材料および包装材料がひとつの本体として保管されことが・　でき、そして、必要であるときに、１作業で（ｏｎｅ　ｏｐｅｒａｔｉｏｎ）組み立てられる。

このコア材料のサイズおよび厚さに従って、複合体材料は菓子箱からばかでかいカートンまで大きく異なる包装サイズにおいて使用でき、および、航空荷物内およびその他コンテナ類の熱包装にも使用でき、それによって、このようなコンテナ類内部において輸送される壊れ易い製品の封じ込めに使用される専用のカートンの必要性が低下することになる。

圃　匣！　ｔｗ　本　自９４；国際調査報告

Claims

【特許請求の範囲】

（１）１種以上の断熱パネルを形成する複合体材料で、前記複合体材料が少なくともその１側面に補強材料シートが配置されている熱特性材料のコアからなり、かつ熱および補強材料類が可撓性プラスチックフイルム内部に取り囲まれるようにプラスチックフィルム材料が前記熱および補強材料類を被覆する複合体材料。
（２）前記熱特性材料が不活性ガラス質けい酸ウールである請求項（１）記載の複合体材料。
（３）前記熱特性材料が不活性ロックウールである請求項（１）記載の複合体材料。
（４）前記熱特性材料がセルロース繊維である請求項（１）記載の複合体材料。
（５）前記熱特性材料がホウけい酸ガラスである請求項（１）記載の複合体材料。
（６）前記熱特性材料がコトンリンターである請求項（１）記載の複合体材料。
（７）前記熱特性材料が硬質である請求項（１）記載の複合体材料。
（８）前記熱特性材料が可撓性である請求項（１）記載の複合体材料。
（９）前記補強材料がファイバーボードである前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（１０）前記補強材料が波形ボードである請求項（１）から請求項（８）のいずれかに記載の複合体材料。
（１１）前記補強材料がカードである請求項（１）から請求項（８）のいずれかに記載の複合体材料。
（１２）前記補強材料がプラスチック材料である請求項（１）から請求項（８）のいずれかに記載の複合体材料。
（１３）前記補強材料が硬質である前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（１４）前記補強材料が可撓性である請求項（１）から請求項（１２）のいずれかに記載の複合体材料。
（１５）前記補強材料が金属化されている前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（１６）前記補強材料が印刷されている前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（１７）前記補強材料が箔化されている前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（１８）前記補強材料がエンボス加工されている前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（１９）前記補強材料がラッカー処理されている前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（２０）前記プラスチックフイルムがポリエステルである前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（２１）前記プラスチックフイルムがポリプロピレンである請求項（１）から請求項（１９）のいずれかに記載の複合体材料。
（２２）前記プラスチックフィルムがカプセル化された空気発泡体である前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（２３）前記プラスチックフイルムが２種以上のプラスチック類の積層体である前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（２４）前記プラスチックフイルムが透明である前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（２５）前記プラスチックフィルムが半透明である請求項（１）から請求項（２３）のいずれかに記載の複合体材料。
（２６）前記プラスチックフイルムが乳白色である請求項（１）から請求項（３３）のいずれかに記載の複合体材料。
（２７）前記プラスチックフイルムが金属化されている前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（２８）前記プラスチックフィルムが印刷されている前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（２９）前記プラスチックフィルムが箔化されている前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（３０）前記プラスチックフィルムがエンボス加工されている前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（３１）前記プラスチックフィルムがラッカー処理されている前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（３２）前記プラスチックフィルムが熱シーリングによって連結された少なくとも２つの端部を有する前記請求項のいずれかに記載の複合体材料。
（３３）前記プラスチックフィルムが接着によって連結された少なくとも２つの端部を有する請求項（１）から請求項（３２）のいずれかに記載の複合体材料。
（３４）前記請求項のいずれかによる複合体材料から実質的に形成されたかまたはそれからなる断熱コンテナ。
（３５）実施例Ｉ、実施例ＩＩまたは実施例ＩＩＩを参考にして実質的に上記に記載されたような複数パネル複合体材料。