JPH04500101A - 打撃―回転さく孔工具 - Google Patents
打撃―回転さく孔工具Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
打撃一回転さく化工具
技術の分野
本発明は、さく孔装置に関し、特に打撃一回転さく化工具(percussio
n−rotary drilling tool)に関する。
本発明による工具は、高度に研摩性の硬い岩石中に爆破及び試掘孔(blast
and prospectiB holes)及び油井を掘るのに最も有利に
使用することができる。
背景の技術
打撃一回転装置(percussion−rotary device)と相互
作用するように設計された本体とスリーブの形態のケーシングを備える打撃一回
転さく化工具が知られている(SO,^、284,918参照)。
該ケーシングは、複数の同心の輪を描き、それらの軸方向の移動を可能にするよ
うに配置された複数の岩石−粉砕要素(rock−erushingele+n
ents)を収容する。該要素は、前記本体と相互作用するシャンクを含む。前
記ケーシングは、前記本体に対する該ケーシングの軸方向の移動を可能にする手
段を備える。前記本体及びケーシングの両者は、試錐孔から鉱泥(s l i+
*e)を除くために使用される作業媒体(tuorking medium)を
通過させる少なくとも一つの貫通路を有する。
前記公知の工具は、低位に及び中位に研摩性の岩石に孔を掘るのに適している。
しかし、高度に研摩性の岩石についてのこのような工具の使用は、岩石−粉砕要
素について、その摩滅し得る部分(wearable portion)の制限
された長さのため及び該岩石−粉砕要素の摩滅を補償するのに必要な手段がない
ため、急速に摩滅する難事を示し、この欠点は、該工具の低い耐久度をもたらす
。
発明の開示
本発明の目的は、複数の岩石−粉砕要素の構造と本体に対するケーシングの軸方
向移動の適した長さが、さく孔中の岩石−粉砕要素の摩滅し得る部分の長大な長
さを確実にでき、事実上、提案した工具の耐久度と効率を高めることができる打
撃一回転さく化工具を創作することである。
この目的は、打撃一回転装置と相互作用するように設計され、試錐孔から鉱泥を
除去するために使用される作業媒体を通過させるための少なくとも一つの貫通通
路を有する本体と、スリーブとして形作られ、且つ複数の同心の輪を描き、そし
てその軸方向の移動を可能にするように配置された複数の岩石−粉砕要素を収容
するケーシングを備えており、前記岩石−粉砕要素は、前記本体と相互作用する
シャンクを有し、前記ケーシングは、前記本体に対するその軸方向移動用の手段
を含み、且つ試錐孔から鉱泥を除去するために使用される作業媒体を通過させる
ための少なくとも一つの貫通通路を有する打撃一回転さく化工具において、本発
明により、周辺の輪をなすような各岩石−粉砕要素がそれをケーシングに固定す
るための手段を備えており、本体に対するケーシングの軸方向の移動の長さが岩
石−粉砕要素の摩滅し得る部分の長さに少なくとも等しいことによって達成され
る。
有利に、複数の環状溝が、周辺の輪をなすような各岩石−粉砕要素のシャンクの
側面に設けられており、一方該岩石一粉砕要素を固定させるための手段は、前記
岩石−粉砕要素を収容する周辺溝に通じる、ケーシング内の盲穴内に配置され、
前記環状溝と相互作用するばね荷重式の固定要素を備える。
これは、周辺の輪をなすような複数の岩石−粉砕要素が、該工具を試錐孔の中に
及び外へ動かすときに、摩滅し得る部分の全長さまで抜は落ちることを妨げる。
従って提案した工具は、試錐孔内で動かなくなることはない。
岩石−粉砕要素の側面と隣接する環状溝間の距離が次の関係を相当に考慮して選
択されるのが望ましい。
上式において、
R1は打撃回転さく化工具の半径、mであり、R2はケーシングの半径、mであ
り、またαは周辺の輪をなすような各岩石−粉砕要素の、粉砕される岩石の側の
ケーシングの端面の方への傾斜の角度であり、α=45乃至89゛である。
周辺の輪をなすような岩石−粉砕要素の傾斜の角度αの上限(α=89°)は、
工具が試錐孔内で動かなくなることがないように試錐孔壁と提案した工具間の所
望の間隔を得るように選択される。下限(α=45°)は、岩石−粉砕要素を通
しての岩石への衝撃エネルギーの最大の伝達を可能にする設計上の考慮ずべき事
柄と条件を相当に考慮して選択される。
各岩石−粉砕要素の摩滅し得る部分の長さが、次の間係:H=(n−1)L
を考慮に入れて選択されるのが更に好ましい。
上式において、
Lは岩石−粉砕要素のシャンクの側面の隣接する環状溝間の距離、mであり、ま
た
n≧2は岩石−粉砕要素のシャンクの側面の環状溝の数である。
周辺の輪をなすような各岩石−粉砕要素をケーシングに対して固定させるための
該手段が、弾性材料製のブシュとして作られ、該岩石−粉砕要素を取巻き、ケー
シングと本体間の空間に通じるケーシング内の盲穴の中に配置されることもまた
有利なことである。
該固定手段のこのような設計は、工具の構造をかなり簡単にし、また工具を試錐
孔の中に及び外に動かすときに、工具が動かなくなることを排除する。
高度に研摩性の岩石内に深い孔が掘られるとき、該工具は、粉砕される岩石の側
のケーシングの端面に固定された複数の支持要素を備え、該支持要素の高さは該
端面を越える岩石−粉砕要素の飛び出し部(sweep )に等しく、一方本体
に対するケーシングの軸方向移動用手段が、本質的にスプライン付き継手(sp
lined joint>であることが得策である。
これは、支持要素に対する試錐孔の底部の反力により、岩石−粉砕要素が摩滅す
ると、岩石−粉砕要素が露出する迄、上方ヘケーシングの移動を与える。云い換
れば、さく孔中の岩石−粉砕要素の摩滅は自動的に補償される。
さく孔中に、周辺の輪をなすような岩石−粉砕要素のシャンクと相互作用する本
体の端面の各部分は、該岩石−粉砕要素の軸線(longitudinal a
xis)に対して直線的であり、且つ垂直であると更に有利である。
これは、提案した工具の本体から岩石−粉砕要素に、そして該岩石−粉砕要素を
通して岩石へ衝撃エネルギーを伝達する最大効率を確保する。
さく孔中に、周辺の輪をなすような岩石−粉砕要素と相互作用する本体の端面の
部分の長さが、該本体の部分と相互作用する該岩石−粉砕要素のシャンクの端面
の部分の長さを越えることもまた望ましい。
結果として、周辺の輪をなす該岩石−粉砕要素は、該岩石−粉砕要素が摩滅する
とき、ケーシングの上方への運動中に工具の周辺の方へ自由に移動でき、それは
また、一定の工具の直径を確保し、結果として、一定の試錐孔の直径を確保する
。
ケーシング内に配置され作業媒体を通過させる該貫通通路の流れ断面(flow
5ection)の総面積は、作業媒体を通過させるための本体内の該貫通路
の流れ断面の総面積よりも小さい。
該ケーシング内の該通路の総面積が該本体内の通路の総面積よりも小さいことに
より、作業媒体が本体とケーシング間の空間を通過せしめられると、過剰の圧力
が生ぜしめられる。この圧力は、ケーシングを本体から移動させ、工具を試錐孔
の中へ又は外へ動かすとき、試錐孔壁とケーシング間に摩擦が生ずる場合の工具
の自然圧壊を妨げる。
図面の簡単な説明
次に、本発明が、添付の図面と共に、示される、提案した打撃一回転さく孔工具
の特別の実施態様を参照してより詳細に説明される。
図面において、
第1図は、本発明による打撃一回転さく孔工具を示し、第2図は、拡大した第1
図のAの図であり、第3図は、ゲージングと本体の間にスプライン付き継手を有
する本発明に従った打撃一回転さく孔工具を描き、また第4図は、周辺の輪を描
くような岩石−粉砕要素を固定するための手段として使用される弾性材料製ブシ
ュを有する提案した打撃一回転さく孔工具の部分図である。
発明の実施の最良の態様
第1図について説明すると、本発明による打撃一回転さく孔工具は、打撃一回転
装置と相互作用するように設計された本体1(図面に示されていない)とスリー
ブとして作られたケーシング2を備える。該ケーシング2は複数の同心輪を描く
ような複数の中央通路3と複数の周辺通路4を備えている。前記通路3及び4に
は、夫々岩石−粉砕要素5及び6が入っている。総ての岩石−粉砕要素5及び6
は、夫々シャンク7及び8を有する。該シャンクは本体1の端面と相互作用する
。
該ケーシング2は、本体1に対するケーシングの軸方向移動用手段9を備える。
掘られるべき孔が深くないとき、該手段9は本質的にねじ込み継手であり、ねじ
山10の一つは本体1の外側側面に設けられており、一方もう一つのねし山11
はケーシング2の壁の内面に設けられている。
作業媒体の通過を可能にするために、本体1は、一端側で、作業媒体源(図面に
示されていない)に連絡し、他端側で本体1の端面とケーシング2の内面間の空
間13に連絡している少なくとも一つの貫通通路12を有する。
同様に、該ケーシング2は、前記空間13から試錐孔15の方へ前記作業媒体を
通過させるために使用される少なくとも一つの貫通通路14を備える。
周辺の輪をなすような複数の岩石−粉砕要素6が、工具をを試錐孔の中に及び外
へ動かすとき、工具が試錐孔15内で動かなくなることのないように摩滅し得る
部分の全長さまで、抜は落ちることを妨げるために、周辺の輪を描くような各岩
石−粉砕要素6は、ケーシング2内における該岩石−粉砕要素の固定を可能にす
る手段16(第2図)を備える。該固定手段16は、ばね18を有し、ケーシン
グ2に設けられ、周辺路通路4に連終する盲穴19内に配置された保持要素17
によって形成されている。該保持要素17は、シャンク8の側面に設けられた各
環状溝20と相互作用する。
隣接する環状の渭20間の距離りは、閲俤に基づいて選択される。
上式において、
R,(第1図)は、本発明による打撃一回転さく孔工具の半径、mであり(R,
は、工具の軸線から周辺の輪を描くような岩石−粉砕要素が試錐孔壁と接触する
点迄の距離である。)、R2はケーシングの半径、mであり、またαは周辺の輪
を描くような各岩石−粉砕要素6の粉砕される岩石の側のケーシング2の端面2
1の方への傾斜の角度である。
この角度αは、試錐孔内で提案された工具が動かなくなることを防止するために
、即ち試錐孔15の壁と工具間の所望の間隙を与えるように、有利に、45°乃
至89°以内であるべきである6該角度(α=45°)の下限は、岩石−粉砕要
素8を通しての岩石への衝撃エネルギーの最大の伝達を確保するように選択され
る。
上記関係における0、8乃至1.0の範囲は、次の考慮すべき事柄により選択さ
れる。上限(1,0>は岩石−粉砕要素6の摩滅を補償したのち、その後の孔を
掘るときの工具の直径に対する試錐孔15の最大直径を制限する。下限(0,8
)は、その値が08未満であるとき、保持要素17(第2図)が隣接する環状f
fi 20の中に動がされ、あまりにもしばしば補償されなければならないこと
を考慮に入れて選択される。
提案された工具が保持要素を備えるとき、岩石−粉砕要素5及び6の摩滅し得る
部分の長さH(第1図)は、関係H=(n−1)L
から選択される。
上式において
n≧2はシャンク8の側面の環状溝2oの数である。
云い換れば、岩石−粉砕要素5及び6の摩滅し得る部分の長さHは、隣接する環
状?1120間の距離りに比例し、該ill 20の数に依存し、それに対して
保持要素17(第2図)のないとき、岩石−粉砕要素5及び6の摩滅し得る部分
の最大長さくH)(第1図)は、式
から決定される値によって決定される。
上記の限定は、工具を試錐孔の中に及び外へ動かすときに工具が動かなくなるこ
とを避けることが必要である。
岩石−粉砕要素5の耐久度が許すだけ工具の充分な利用を可能にするために、岩
石−粉砕要素5の摩滅し得る部分の長さHは、本体1に対するケーシング2の軸
方向の移動に対応するように決められる。
本発明の主体を形成する打撃一回転さく孔工具は次のように働く。
工具が試錐孔15が掘られるべきところに取付けられる。空気圧又は液圧の打撃
装置(図面に示されていない。)が回転及び衝撃モーメントを該工具に伝達する
ように工具の上に置かれる。軸方向の力が、シャンク7及び8が本体1の端面に
よって支持されて、試錐孔15の底で支持された岩石−粉砕要素5及び6に、本
体1を通して伝達される。工具は、さく凡作′業の完了時に試錐孔から取り出さ
れる。周辺路4内に配置された岩石−粉砕要素6は、保持要素17により、摩滅
し得る部分の全長まで抜は落ちないように保持され、それは、試錐孔の中に及び
その外へ工具を動かすとき、試錐孔15内で工具が動かなくなるのを排除する。
試錐孔15が掘られている間に生ずる岩石−粉砕要素5及び6の摩滅は、本体1
に対してケーシング2を移動することによって補償され、これはねじ山10を使
用して本体1内にケーシング2をねじ込むことによって行なわれる。保持要素1
7(第2図)は、摩滅を補償し、ケーシング2に対する一定の飛び出し部を得る
ように、岩石−粉砕要素6のシャンク8の側面の隣接する環状71120の中に
移動せしめられる。隣接する環状溝20間の距ML(第2図)が上記の関係を相
当に考慮して選択されることにより、提案した工具によって掘られる各その後の
孔の直径が本質的に一定であり、工具を出し入れして動かずとき、岩石−粉砕要
素6の摩滅し得る部分の長さHにかかわらず、試錐孔15(第1図)内で工具が
動かなくことが、防止される。
提案された工具を使用して、深い孔が高度に研摩性の岩石に掘られるとき、ケー
シング2の端面21には、その高さが端面21の上の岩石−粉砕要素5及び6の
飛び出し部に等しい支持要素22が備えられる。岩石−粉砕要素5及び6が摩滅
するとき、支持要素22に対する試錐孔底部の反力により、ケーシング2の上方
への移動を確保するために、本体1に対するケーシング2の軸方向移動手段9が
使用され、該手段は、ケースの外側側面の複数のスロット23とケーシング2の
壁の内面の複数の突起24によって形成されたスプライン付き継手である。
さく孔中に周辺の輪を描くような夫々の岩石−粉砕要素6のシャンク8と相互作
用する本体1の端面の各部分25は岩石−粉砕要素6の軸線に対して直線的であ
り、且つ垂直である。このような本体1の端面は、本体1から岩石−粉砕要素5
及び6へ、また該岩石−粉砕要素を介して岩石への衝撃エネルギーの伝達の最大
効率を得ることを可能にする。各部分25は、岩石−粉砕要素6のシャンク8の
端面の部分の長さdを越える長さ!を有する。したがって、周辺の輪を描くよう
な岩石−粉砕要素6は、岩石−粉砕要素5及び6が摩滅するとき、ケーシング2
の上方への移動中に工具の周辺の方へ自由に移動でき、それはまた、工具の一定
の直径を確保し、事実上、試錐孔15の一定の直径を確保する。本体1とケーシ
ング2間の空間13への作業媒体の均一な供給に備えるために、本体1は、一端
側で通路27を経て、作業媒体源(図面に示されていない)に連絡し、他端側で
本体1とケーシング2間の空間13に連絡する若干数の周辺路26を備える。ケ
ーシング2が本体1から移動するように、空間13の過剰圧力を作り出すために
、通路26の流れ断面の総面積は、ケーシング2内の貫通通路14の流れ断面の
総面積を越えるように選択される。該過剰圧力の作用は、工具を試錐孔の内外に
動かすとき、試錐孔15の壁とケーシング2間の壁間の摩擦の場合の工具の自然
圧壊を防止する。
打撃一回転さく化工具の望ましい実施態様の動作は次の通りである。
さく孔作業が始まる前に、ケーシング2が重力によって或いは、過剰の圧力の作
用下で、最大長さまで、本体1から移動する。中央の環を描いて配列され、ケー
シング2への固定手段16を何ら有しない岩石−粉砕要素5は、摩滅し得る部分
の全長さまでケーシングの外方へ移動する。工具が試錐孔の底部に配置されると
き、岩石−粉砕要素は、それらのシャンク7が本体1の端面と接触する迄沈めら
れ、またケーシング2はその支持要素22により底部に支えられる。このような
位置で、すべての岩石−粉砕要素5及び6の飛び出し部(swaeep)は支持
要素22の高さに等しい。工具は、その上に配置された空気圧又は液圧の打撃装
置り図面に示されていない)から軸方向の力、トルク及び衝撃モーメントを受け
る。上記の負荷の作用下に、岩石−粉砕要素5及び6は試錐孔15が掘られると
き破壊される岩石を突き進む。さく孔が進むにつれて、岩石−粉砕要素5及び6
の高さが摩滅する。結果として、ケーシング2の支持要素22に対する試錐孔底
部の反力が増し、ケーシング2が上方に移動し、そのため、岩石−粉砕要素が露
出せしめられる。ケーシングの上方への移動中に、岩石−粉砕要素6は工具の周
囲の方へ移動され、それは工具の一定の直径を確保し、事実上試錐孔15の一定
の直径を確保する。したがって、ケーシング2と本体間のスフブライン付き継手
は、さく孔中に岩石−粉砕要素5及び6の摩滅の自動的補償を提供し、この特色
は作業中の工具の有効性を高める。
提案した工具の構造を簡単にし、試錐孔15の内外にそれを動かすとき、工具が
動かなくことを防止するために、有利に、適当な弾性材料製ブシュ28(第4図
)によって形成された、周辺の輪をなすような各岩石−粉砕要素6をケーシング
2に対して固定させるための手段16が使用される。岩石−粉砕要素6を取り囲
むブシュ28は、ケーシング2内で、ケーシング2と本体1間の空間13に通じ
る盲の環状の穴29内に配置される。ブシュ28を備える工具は上記した方法と
同様な方法で働く。
従って、本発明による打撃一回転さく化工具は、岩石−粉砕要素の京滅し得る部
分の長さまで本体に対するケーシングの軸方向の移動を可能にし、この利点は、
認め得るほど該長さと工具の耐久度を増す。
更に、提案した工具においては、ケーシングと本体間の可動継手は、さく孔中の
岩石−粉砕要素の摩滅の自動的に補償し、この特色は打撃一回転さく化工具の動
作の有効性を高める。
産業上の適用の可能性
本発明による工具は爆破及び試掘孔及び油井を高度に研摩性の硬い岩石に掘るの
に最も有利に使用される。
国際調査報告
■出 願 人 クラスノヤルスキイ フイリアル ナウチノープロイズヴオド
ストヴエンノゴ オビエデイネ
ニア ポ ストロイテルノム
イ ドロジノム マシノストロ
エニュ
ソヴイエト社会主義共和国連邦 660079 クラスノヤルスク ウリツア
(イ)−レテイア オクトヤヴルヤ デー 105
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.打撃一回転装置と相互作用するように設計され、且つ試錐孔(15)から鉱 泥を除くために使用される作業媒体を通す少なくとも一つの貫通通路(12)を 有する本体(1)と、複数の同心の輪を描き、その軸方向の移動を可能にするよ うに配置され、前記本体(1)と相互作用するシャンク(8,7)を有する複数 の岩石−粉砕要素(5,6)を収容し、スリーブとして形づくられる、ケーシン グ(2)を備えており、前記ケーシングは、前記本体(1)に対する前記岩石− 粉砕要素の軸方向移動用手段(9)を含み、且つ試錐孔(15)から鉱泥を除く ために使用される作業媒体を通す少なくとも一つの貫通通路(14)を有してい る打撃−回転さく孔工具において、周辺の輪をなすような各岩石−粉砕要素はそ れを前記ケーシング(2)に固定する手段(16)を備えており、前記本体(1 )に対する前記ケーシングの軸方向の移動の長さが少なくとも岩石−粉砕要素( 5,6)の摩滅し得る部分の長さ(H)に等しいことを特徴とする打撃−回転さ く孔工具。 2.周辺の輪をなすような各岩石−粉砕要素(6)のシャンク(8)の側面に複 数の環状溝(20)が設けられており、一方該岩石−粉砕要素(6)を固定する 手段(16)は、前記ケーシング(2)に形成され、該岩石−粉砕要素(6)を 収容する周辺路(4)に通じている盲穴(19)内に配置され、前記環状溝(2 0)と相互作用する、本質的に、ばね押し保持要素(17)であることを特徴と する請求の範囲第1項に記載の工具。 3.前記岩石−粉砕要素(6)のシャンク(8)の側面の複数の隣接する溝(2 0)間の距離(L)が式L=(0.8乃至1.0)R1−R2/COSαに基づ いて選択され、 上式において、 R1は提案した打撃−回転さく孔工具の半径、mであり、R2はケーシングの半 径、mであり、またαは周辺の輪をなすような各岩石−粉砕要素の、破壊される 岩石の側のケーシングの端面の方への傾斜の角度(α=45〜89°)であるこ とを特徴とする請求の範囲第2項に記載の工具。 4.各岩石−粉砕要素(5,6)の摩滅し得る部分の長さ(H)が式 H=(n−1)L に基づいて選択され、 上式において、 しは岩石−粉砕要素のシャンクの側面の隣接する環状溝間の距離、mであり、ま た n≧2は岩石−粉砕要素の側面の環状溝の数であることを特徴とする請求の範囲 第3項に記載の工具。 5.ケーシング(2)に対して周辺の輪をなすような岩石−粉砕要素(6)の固 定手段(16)が適当な弾性材料製のブシュ(28)で形成されており、該ブシ ュは前記岩石−粉砕要素(6)を取り囲み、ケーシング(2)内で、ケーシング (2)と本体(1)間の空間(13)に通じる盲の環状穴(29)の中に入って いることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の工具。 6.ケーシング(2)の端面(21)が粉砕される岩石の側で複数の支持要素( 22)を備えており、該支持要素の高さが該端面(21)を越える岩石−粉砕要 素(5,6)の飛び出し部(sweep)に等しく、一方前記本体(1)に対し てケーシング(2)の軸方向移動用手段(9)が、本質的に、スプライン付き継 手(splin−edjoint)であることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の工具。 7.さく孔中に、周辺の輪をなすような岩石−粉砕要素(6)のシャンク(8) と相互作用する本体(1)の端面が岩石−粉砕要素(6)の軸線(longit udinalaxis)に対して直線的及び垂直であることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の工具。 8.さく孔中に、周辺の輪をなすような岩石−粉砕要素(6)と相互作用する本 体(1)の端面の部分(25)の長さ(l)が、本体の部分(25)と相互作用 する岩石−粉砕要素(6)のシャンク(8)の端面の部分の長さ(d)を越える ことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の工具。 9.作業媒体を通すように設計され、且つケーシング(2)に設けられた複数の 貫通通路(14)の流れ断面の総面積が、本体(1)に設けられ、作業媒体を通 すように設計され、且つ前記本体(1)に設けられた複数の貫通通路の流れ断面 の総面積よりも小さいことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
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SU4429566 | 1988-05-23 |
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