JPH0449938Y2 - - Google Patents

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JPH0449938Y2
JPH0449938Y2 JP5851989U JP5851989U JPH0449938Y2 JP H0449938 Y2 JPH0449938 Y2 JP H0449938Y2 JP 5851989 U JP5851989 U JP 5851989U JP 5851989 U JP5851989 U JP 5851989U JP H0449938 Y2 JPH0449938 Y2 JP H0449938Y2
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plate
cleaning
shaft
cleaning tool
bodies
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、風呂桶や車等を洗う洗浄具に関し、
詳しくは洗浄摩擦面の略中央が出没自在に構成さ
れた洗浄具に関する。
〈従来の技術〉 出願人は実願昭62−110845号にて、洗浄摩擦面
の略中央が出没自在に構成された洗浄具を提案し
ている。この洗浄具は、第5図に示すように、ブ
ラシB…Bが殖設された径の異なる三枚の板状体
9,10,11を備え、これらの板状体9,1
0,11をコイルスプリング12,13を介在さ
せて山形をなすよう積層し、ブラシB…Bの洗浄
摩擦面の略中央を出没自在に構成したものであ
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、この洗浄具は、板状体10,11を
支持するスプリングを夫々単体のコイルスプリン
グ12,13にて構成している。このため、板状
体10,11をバランスよく支える都合上、これ
らのコイルスプリング12,13は直径が大きく
ならざるを得ず、この直径の大きなスプリング
(製造原価が高い)のために、洗浄具の製造コス
トが高いものとなつていた。
本考案は叙上の点に鑑みてなされたものであ
る。
〈課題を解決するための手段〉 本考案の洗浄具は、上記のように複数の板状体
を、その径が上方に行くにつれ小さくなるよう積
層した洗浄具において、板状体を支持する弾発体
を、一枚の板状体に対して複数用いたことを特徴
とする。
〈作用〉 弾発体を複数にすることにより、板状体を支持
する支点も複数になる。即ち、従来例のように直
径の大きなコイルスプリングを用いてスプリング
の上下の全周面を支点とする必要がなくなる。こ
の結果、弾発体は小さなものですむことになり、
洗浄具の製造コストを低廉に押さえることができ
る。
〈実施例〉 以下に図面を参照して、この考案の好適な実施
例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施
例に記載されている構成部品の寸法、形状、材
質、その相対配置などは、特に特定的な記載がな
いかぎりは、この考案の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎな
い。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。
この洗浄具は、把持部2を備えた本体1と、本
体1の下方に設けられた駆動部3と、本体1の上
方に設けられた回転ブラシ部4とからなる。
駆動部3は、この実施例では電動モーターを用
いており、その回転軸31が洗浄具本体1の中心
を貫いて上方に延びている。
回転ブラシ部4は駆動部3の回転軸31に接続
された第1板状体5と、第1板状体5の上方に設
けられた第2板状体6と、第2板状体の上方に設
けられた第3板状体7とからなる。3つの板状体
5,6,7は、上のものが下のものより直径が小
さくなるよう設けられ、全体として山形を形成す
るように積層されている。
第1板状体5は円盤状の形状をなし、周縁部に
は洗浄用摩擦部材としてのブラシBが殖設されて
いる。また、この第1板状体5の中心には六角形
の第1角筒部51が上方に向かつて延設されてお
り、この第1角筒部51には嵌合部材32を介し
て前述の駆動部3の回転軸31が動力を伝達すべ
く接続されている。そして、第1板状体5の周縁
部から少し内側に寄つた所には、上方に向かつて
軸52…52が、この実施例では等間隔に4本設
けられている。この軸52…52の頂部には、軸
本体より大径の軸頭部53…53が設けられ、ま
た、軸52…52にはコイルスプリング54…5
4が装着されている。
第2板状体6は第1板状体より少し小さな直径
の円形をなし、その周縁部にはやはりブラシBが
殖設されている。そして、この第2板状体6の中
心には第1板状体の第1角筒部51よりやや太め
の六角形の第2角筒部61が設けられており、こ
の第2角筒部61には第1板状体6の第1角筒部
51が挿入されている。即ち、第1角筒部51と
第2角筒部は上下に摺動自在であるが、周方向に
は一体でないと回動できない。尚、この第1角筒
部51、第2角筒部61及び後述する第3板状体
7の第3角筒部71の形状は六角以外に四角や三
角等、上下に摺動可能で周方向には一体に回転す
るものであれば様々なものを採用し得る。
また、第2板状体6には、第1板状体5の軸5
2…52に対応する位置に軸孔65…65が設け
られている。この軸孔65は第2図に示されるよ
うに、軸52よりやや大径の穴65aと、穴65
aの周りに設けられた割り溝65b…65bとか
らなる。この軸孔65の形状であれば、組立時に
軸52の軸頭部53を押し込むだけで第3図に示
されるように軸頭部53の抜け止めの役をなすこ
とができる。然して、第2板状体6は軸頭部53
…53とコイルスプリング54…54の間に挟ま
れて、上方向に付勢されると共に、上下に摺動で
きるように弾支されている。
更に第2板状体6にも軸頭部63を有した軸6
2…62が4本設けられており、この軸62…6
2にはコイルスプリング64…64が夫々嵌挿さ
れている。
一方、第3板状体7は、第2板状体6より少し
小さな直径の円形をなし、その周縁部と後述する
天井部71aにブラシBが殖設されている。そし
て、第3板状体7の中心部にも六角の第3角筒部
71が摺動自在に設けられており、この第3角筒
部はその内側に第2角筒部61が摺動自在に嵌挿
されている。また、第3板状体7にも、第2板状
体6の軸62…62に対応する位置に軸孔75…
75が設けられている。この軸孔75の形状は第
2板状体6の軸孔65と同じであり、ここには第
2板状体6の軸62…62が摺動自在に嵌挿され
ている。即ち、第3板状体7は第2板状体6の軸
頭部63…63とコイルスプリング64…64の
間に挟まれて、上下に摺動可能に弾支されてい
る。
第3板状体7の第3角筒部71には、天井部7
1aが設けられ、この天井部71aの中心には当
たり軸8が設けられている。この当たり軸8は、
洗浄具を壁等に押し当てた際に壁に当接すること
により、第3板状体7のブラシに余り負担をかけ
ずに、コイルスプリング64…64を縮める役割
をなす。
以上の構成を有する実施例の洗浄具は、モータ
ーの回転によつて第1、第2、第3の板状体が一
体になつて回転する。そして、壁等の平らな所を
洗う際には、洗浄具を壁面に強く押し当てれば、
第4図に示されるように第1、第2の板状体がコ
イルスプリングの弾力に抗して押し下げられてブ
ラシの先端が同一平面をなすようになり、洗浄摩
擦面積を最大にして洗浄を行うことができる。
また、風呂桶のコーナー等の凹所を洗う際に
は、第1図の状体で用いれば凹所の隅々まで洗浄
を行うことができる。
このように、実施例の洗浄具は、上述のように
一枚の板状体に対して複数のコイルスプリングを
用いたため、コイルスプリングの直径を小さくす
ることができ、結果洗浄具の製造コストを安くす
ることができた。
尚、この実施例では回転駆動手段にモーターを
用いたが、本体にホースを接続すると共に第1板
状体の下部に水車を設けて、水圧によつて回転す
るようにしてもよい。また、駆動手段を設けない
ようにしても、効率のよい洗浄力を得ることがで
きる。更に、弾発体にはコイルスプリングの外に
板バネ等を用いてもよく、板状体の枚数、形状も
適宜変更が可能である。
〈考案の効果〉 以上、上述の如く本考案の洗浄具は、山形に積
層された複数の板状体の一枚に対し、複数の弾発
体を用い板状体を弾支する構成としたため、弾発
体を小さなものとすることができ、結果洗浄具の
製造コストを低廉にすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は軸孔の拡大図、第3図は軸孔に挿入された軸
を示す断面図、第4図は上記実施例が壁面に押し
当てられた断面図、第5図は従来例を示す断面図
である。 1……本体、2……把持部、3……駆動部、4
……回転ブラシ部、5……第1板状体、6……第
2板状体、7……第3板状体、52,62……
軸、54,64……コイルスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ブラシ等の洗浄用摩擦部材が設けられた径の
    異なる複数の板状体を備え、これらの板状体間
    に弾発体を介在させると共に、上方に行くにつ
    れ順次板状体の径が小さくなるよう積層し、洗
    浄用摩擦部材の洗浄摩擦面の略中央部を出没自
    在に構成した洗浄具において、板状体を支持す
    る弾発体を、一枚の板状体に対して複数用いた
    ことを特徴とする洗浄具。 2 上記板状体が水圧やモーター等の駆動力によ
    り回転することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の洗浄具。
JP5851989U 1989-05-19 1989-05-19 Expired JPH0449938Y2 (ja)

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JP5851989U JPH0449938Y2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19

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JPH02149518U JPH02149518U (ja) 1990-12-20
JPH0449938Y2 true JPH0449938Y2 (ja) 1992-11-25

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