JPH0446984Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0446984Y2 JPH0446984Y2 JP1985095938U JP9593885U JPH0446984Y2 JP H0446984 Y2 JPH0446984 Y2 JP H0446984Y2 JP 1985095938 U JP1985095938 U JP 1985095938U JP 9593885 U JP9593885 U JP 9593885U JP H0446984 Y2 JPH0446984 Y2 JP H0446984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- edge
- opening
- trolley
- duct body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、トロリー線を内部に取付けるトロ
リーダクトに関するものである。
リーダクトに関するものである。
従来、第4図に示すように、略リツプ溝形のト
ロリーダクト20にトロリー線21を取付けてい
る。トロリー線21は、絶縁体22に複数本の導
体23を下部が露出した状態で埋込んだものであ
る。トロリーダクト20の開口24は、走行しな
がら集電する集電装置25を挿入するためのもの
である。集電装置25は、トロリー線21の導体
23に接する集電子26と、トロリーダクト20
のリツプ部上に載せる走行輪27と、トロリーダ
クト20の開口24内に位置する案内輪28とを
有する。
ロリーダクト20にトロリー線21を取付けてい
る。トロリー線21は、絶縁体22に複数本の導
体23を下部が露出した状態で埋込んだものであ
る。トロリーダクト20の開口24は、走行しな
がら集電する集電装置25を挿入するためのもの
である。集電装置25は、トロリー線21の導体
23に接する集電子26と、トロリーダクト20
のリツプ部上に載せる走行輪27と、トロリーダ
クト20の開口24内に位置する案内輪28とを
有する。
しかし、この構造のトロリーダクト20では、
開口24が開いていて、開口24から導体23ま
でが短いため、誤つて人の手がトロリー線21の
導体23に接し、感電する危険性がある。
開口24が開いていて、開口24から導体23ま
でが短いため、誤つて人の手がトロリー線21の
導体23に接し、感電する危険性がある。
この考案は、内部のトロリー線の導体に手が触
れることがなく、安全なトロリーダクトを提供す
るこを目的とする。
れることがなく、安全なトロリーダクトを提供す
るこを目的とする。
この考案のトロリーダクトは、開口の縁部が外
側に延出した略リツプ溝形のダクト本体と、この
ダクト本体に外嵌したコ字形の取付具本体と、こ
の取付具本体の両端に止めねじにより取付けられ
て先端が前記開口の縁部の外面に係合する一対の
受片と、これらの受片の先端に係合するU字状の
折返し部を一側縁部に有して前記受片により前記
ダクト本体の前記縁部に押圧固定される一対の上
カバーと、これらの上カバーの他側縁部に一側縁
部が連結ねじにより連結されて他側縁部が前記ダ
クト本体の開口の両側から外方へ伸びる一対の下
カバーとを備えたものである。
側に延出した略リツプ溝形のダクト本体と、この
ダクト本体に外嵌したコ字形の取付具本体と、こ
の取付具本体の両端に止めねじにより取付けられ
て先端が前記開口の縁部の外面に係合する一対の
受片と、これらの受片の先端に係合するU字状の
折返し部を一側縁部に有して前記受片により前記
ダクト本体の前記縁部に押圧固定される一対の上
カバーと、これらの上カバーの他側縁部に一側縁
部が連結ねじにより連結されて他側縁部が前記ダ
クト本体の開口の両側から外方へ伸びる一対の下
カバーとを備えたものである。
この考案の構成によれば、開口の両側から外方
へ一対の下カバーが延びているので、誤つて手が
下カバー間に挿入されてもトロリー線の導体に手
が届かず、このため感電の心配がなくなる。また
取付具本体をダクト本体に外嵌し、上カバーを係
合した受片を取付具本体に止めねじで取付け、下
カバーを上カバーに連結ねじで取付けるという手
順で下カバーを容易に取付けることができるの
で、組み立て容易になり、既在のダクトに取付け
ることも可能になる。
へ一対の下カバーが延びているので、誤つて手が
下カバー間に挿入されてもトロリー線の導体に手
が届かず、このため感電の心配がなくなる。また
取付具本体をダクト本体に外嵌し、上カバーを係
合した受片を取付具本体に止めねじで取付け、下
カバーを上カバーに連結ねじで取付けるという手
順で下カバーを容易に取付けることができるの
で、組み立て容易になり、既在のダクトに取付け
ることも可能になる。
実施例
この考案の一実施例を第1図ないし第3図に示
す。このトロリーダクトは、略リツプ溝形のダク
ト本体1と、その開口2の両側から外方(A方
向)へ伸びる一対の対面するカバー板3とを備え
たものである。カバー板3は、互いに連結ねじ5
で連結した下カバー板3aと上カバー板3bとか
らなり、カバー板取付具4でダクト本体1に取付
けられている。カバー板3はダクト本体1の全長
にわたつて設けてある。カバー板取付具4は、ダ
クト本体1に外嵌した下向きコ字形の取付具本体
6と、この取付具本体6に止めねじ7で取付けら
れて上カバー板3bをダクト本体1の下面に押付
ける受片8とからなる。取付具本体6は補強リブ
6aを外面に設けてある。上カバー板3bは、U
字状の折返し部17を有し、その間に受片8を挟
んで仮保持可能である。10はトロリー線であ
り、ダクト本体1のウエブ内面に配置される。ト
ロリー線10は絶縁体11に複数本の導体12を
下部が露出した状態に埋込んだものである。
す。このトロリーダクトは、略リツプ溝形のダク
ト本体1と、その開口2の両側から外方(A方
向)へ伸びる一対の対面するカバー板3とを備え
たものである。カバー板3は、互いに連結ねじ5
で連結した下カバー板3aと上カバー板3bとか
らなり、カバー板取付具4でダクト本体1に取付
けられている。カバー板3はダクト本体1の全長
にわたつて設けてある。カバー板取付具4は、ダ
クト本体1に外嵌した下向きコ字形の取付具本体
6と、この取付具本体6に止めねじ7で取付けら
れて上カバー板3bをダクト本体1の下面に押付
ける受片8とからなる。取付具本体6は補強リブ
6aを外面に設けてある。上カバー板3bは、U
字状の折返し部17を有し、その間に受片8を挟
んで仮保持可能である。10はトロリー線であ
り、ダクト本体1のウエブ内面に配置される。ト
ロリー線10は絶縁体11に複数本の導体12を
下部が露出した状態に埋込んだものである。
第2図は集電装置13を設置した状態を示す。
集電装置13は、トロリー線10の導体12に接
する集電子14と、ダクト本体1のリツプ部に載
せる走行輪15と、ダクト本体1の開口2内に位
置する案内輪16とを有する。
集電装置13は、トロリー線10の導体12に接
する集電子14と、ダクト本体1のリツプ部に載
せる走行輪15と、ダクト本体1の開口2内に位
置する案内輪16とを有する。
この構成のトロリーダクトによると、開口2の
両側から外方へ伸びるカバー板3を設けてあるの
で、誤つて手が挿入されてもトロリー線10の導
体12に届かない。そのため感電の心配がなくな
る。また、不用意に器物をダクト本体1に挿入す
ることも防げる。
両側から外方へ伸びるカバー板3を設けてあるの
で、誤つて手が挿入されてもトロリー線10の導
体12に届かない。そのため感電の心配がなくな
る。また、不用意に器物をダクト本体1に挿入す
ることも防げる。
カバー板3の取付けはつぎのように行なう。ま
ず、ダクト本体1の上方から取付具本体6を嵌込
む。そして、ダクト本体1の下面に上カバー板3
bを当てる。このとき、予め上カバー板3bのU
字状折返し部17に受片8を挟み込んで仮保持し
ておく。つぎに、受片8を止めねじ7で止めて上
カバー板3bを固定する。最後に下カバー板3a
を連結ねじ5で上カバー板3bに固定する。この
ように、ダクト本体1には何の加工も施さない
で、カバー板3の取付けが行なえる。
ず、ダクト本体1の上方から取付具本体6を嵌込
む。そして、ダクト本体1の下面に上カバー板3
bを当てる。このとき、予め上カバー板3bのU
字状折返し部17に受片8を挟み込んで仮保持し
ておく。つぎに、受片8を止めねじ7で止めて上
カバー板3bを固定する。最後に下カバー板3a
を連結ねじ5で上カバー板3bに固定する。この
ように、ダクト本体1には何の加工も施さない
で、カバー板3の取付けが行なえる。
なお、前記実施例ではカバー板3をカバー板取
付具4でダクト本体1に取付けたが、溶接等で直
接に固定してもよい。
付具4でダクト本体1に取付けたが、溶接等で直
接に固定してもよい。
この考案のトロリーダクトは、開口の両側から
外方へ一対の下カバーが延びているので、誤つて
手が下カバー間に挿入されてもトロリー線の導体
に手が届かず、このため感電の心配がなくなる。
また取付具本体をダクト本体に外嵌し、上カバー
を係合した受片を取付具本体に止めねじで取付
け、下カバーを上カバーに連結ねじで取付けると
いう手順で下カバーを容易に取付けることができ
るので、組み立て容易になり、既在のダクトに取
付けることも可能になるという効果がある。
外方へ一対の下カバーが延びているので、誤つて
手が下カバー間に挿入されてもトロリー線の導体
に手が届かず、このため感電の心配がなくなる。
また取付具本体をダクト本体に外嵌し、上カバー
を係合した受片を取付具本体に止めねじで取付
け、下カバーを上カバーに連結ねじで取付けると
いう手順で下カバーを容易に取付けることができ
るので、組み立て容易になり、既在のダクトに取
付けることも可能になるという効果がある。
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
はその集電子配置状態の断面図、第3図は同じく
その部分側面図、第4図は従来例の断面図、第5
図はその集電子配置状態の断面図である。 1……ダクト本体、2……開口、3a……下カ
バー、3b……上カバー、5……連結ねじ、6…
…取付具本体、7……止めねじ、8……受片、1
7……折返し部。
はその集電子配置状態の断面図、第3図は同じく
その部分側面図、第4図は従来例の断面図、第5
図はその集電子配置状態の断面図である。 1……ダクト本体、2……開口、3a……下カ
バー、3b……上カバー、5……連結ねじ、6…
…取付具本体、7……止めねじ、8……受片、1
7……折返し部。
Claims (1)
- 開口の縁部が外側に延出した略リツプ溝形のダ
クト本体と、このダクト本体に外嵌したコ字形の
取付具本体と、この取付具本体の両端に止めねじ
により取付けられて先端が前記開口の縁部の外面
に係合する一対の受片と、これらの受片の先端に
係合するU字状の折返し部を一側縁部に有して前
記受片により前記ダクト本体の前記縁部に押圧固
定される一対の上カバーと、これらの上カバーの
他側縁部に一側縁部が連結ねじにより連結されて
他側縁部が前記ダクト本体の開口の両側から外方
へ伸びる一対の下カバーとを備えたトロリーダク
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985095938U JPH0446984Y2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985095938U JPH0446984Y2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS624433U JPS624433U (ja) | 1987-01-12 |
JPH0446984Y2 true JPH0446984Y2 (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=30655223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985095938U Expired JPH0446984Y2 (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0446984Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5653640B2 (ja) * | 1974-05-04 | 1981-12-19 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5653640U (ja) * | 1979-10-01 | 1981-05-11 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP1985095938U patent/JPH0446984Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5653640B2 (ja) * | 1974-05-04 | 1981-12-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS624433U (ja) | 1987-01-12 |
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