JPH0445221Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0445221Y2 JPH0445221Y2 JP1724888U JP1724888U JPH0445221Y2 JP H0445221 Y2 JPH0445221 Y2 JP H0445221Y2 JP 1724888 U JP1724888 U JP 1724888U JP 1724888 U JP1724888 U JP 1724888U JP H0445221 Y2 JPH0445221 Y2 JP H0445221Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- cap
- helical coil
- resonant frequency
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 4
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は、線材をボビンに巻線しλ/4に共
振するヘリカルコイルの構造に関するものであ
る。
振するヘリカルコイルの構造に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術
従来のこの種のヘリカルコイルの構造は、ベー
ス部分から垂直な同径の円筒状ボビンにヘリカル
巻線を施し、その一端をベースの接地端子に接続
し、その他端を開放しボビンに係止し、そのボビ
ンの中空部に共振周波数調整用のネジコアを螺合
させ、そのネジコアの移動によつてその共振周波
数を調整するものや、また金属製のシールドケー
スを被せ、ボビンとシールドケースとの間に外周
ネジ溝をもつ誘電体からなるキヤツプをボビン長
の約半分挿入しその位置の移動によつて共振周波
数を調整する構造のものであつた。
ス部分から垂直な同径の円筒状ボビンにヘリカル
巻線を施し、その一端をベースの接地端子に接続
し、その他端を開放しボビンに係止し、そのボビ
ンの中空部に共振周波数調整用のネジコアを螺合
させ、そのネジコアの移動によつてその共振周波
数を調整するものや、また金属製のシールドケー
スを被せ、ボビンとシールドケースとの間に外周
ネジ溝をもつ誘電体からなるキヤツプをボビン長
の約半分挿入しその位置の移動によつて共振周波
数を調整する構造のものであつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
これらの従来の形状のものは、その共振周波数
を調整する際、その変化が対数的に変化するので
変化の激しい部分の調整の作業が非常にやりにく
い欠点があり、また機械的シヨツク等で特性が変
動する欠点があつた。
を調整する際、その変化が対数的に変化するので
変化の激しい部分の調整の作業が非常にやりにく
い欠点があり、また機械的シヨツク等で特性が変
動する欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案はその共振周波数を調整する際、その変
化が直線的に変化し、その調整作業を容易にし、
且つ機械的シヨツク等に極めて安定なヘリカルコ
イルを提供するものである。
化が直線的に変化し、その調整作業を容易にし、
且つ機械的シヨツク等に極めて安定なヘリカルコ
イルを提供するものである。
本考案について図面にもとずいて説明する。図
面は本考案をわかりやすくるために外側のシール
ドケース7とキヤツプ5を断面に、内部構造を立
面図で示してある。図において1は合成樹脂から
なるボビンで2はそのベース部分でその底面には
端子ピン3が植設されている。このボビン1はベ
ース部分2の基部から先端に向かつてテーパー状
にその外径が順次小さくなつた円錐状となつてい
る。4は比較的太い被覆導線でその一端は端子ピ
ン3に接続され接地端子となつている。5は誘電
体からなるキヤツプでその外周にはネジ溝6が設
けられその回動によつてその位置の移動が可能と
なつている。7はそれら全体を覆う金属製のシー
ルドケースでその内周には上記キヤツプに螺合す
るネジ溝6′が設けられてある。
面は本考案をわかりやすくるために外側のシール
ドケース7とキヤツプ5を断面に、内部構造を立
面図で示してある。図において1は合成樹脂から
なるボビンで2はそのベース部分でその底面には
端子ピン3が植設されている。このボビン1はベ
ース部分2の基部から先端に向かつてテーパー状
にその外径が順次小さくなつた円錐状となつてい
る。4は比較的太い被覆導線でその一端は端子ピ
ン3に接続され接地端子となつている。5は誘電
体からなるキヤツプでその外周にはネジ溝6が設
けられその回動によつてその位置の移動が可能と
なつている。7はそれら全体を覆う金属製のシー
ルドケースでその内周には上記キヤツプに螺合す
るネジ溝6′が設けられてある。
(ホ) 作用
本考案はこのような構造になつているので、そ
の特徴とするボビンの径の小さい部分の巻線され
た被覆導線と金属製のシールドケースとの間隔が
大きいのでその誘電体のキヤツプの回動による誘
電率の変化が緩やかでその共振周波数の調整が容
易となる。そしてボビン基部付近は被覆導線のコ
イルの径が大きいのでインダクタンス成分が大き
くとれるわけである。
の特徴とするボビンの径の小さい部分の巻線され
た被覆導線と金属製のシールドケースとの間隔が
大きいのでその誘電体のキヤツプの回動による誘
電率の変化が緩やかでその共振周波数の調整が容
易となる。そしてボビン基部付近は被覆導線のコ
イルの径が大きいのでインダクタンス成分が大き
くとれるわけである。
(ヘ) 考案の効果
本考案は以上説明した通りの構造になつている
ので誘電体のキヤツプの移動による共振周波数の
調整も緩やかな変化でその作業も容易になり、か
つ機械的シヨツクや環境変化等に極めて安定なヘ
リカルコイルが得られ、その実用上の効果は大な
るものがある。
ので誘電体のキヤツプの移動による共振周波数の
調整も緩やかな変化でその作業も容易になり、か
つ機械的シヨツクや環境変化等に極めて安定なヘ
リカルコイルが得られ、その実用上の効果は大な
るものがある。
図は本考案の1実施例を示し、シールドケース
7とキヤツプ5を断面に、内部構造を立面図で示
してある。 1……ボビン、2……ベース部分、3……端子
ピン、4……被覆導線、5……誘電体のキヤツ
プ、6,6′……ネジ溝、7……シールドケース。
7とキヤツプ5を断面に、内部構造を立面図で示
してある。 1……ボビン、2……ベース部分、3……端子
ピン、4……被覆導線、5……誘電体のキヤツ
プ、6,6′……ネジ溝、7……シールドケース。
Claims (1)
- 線材をボビンに螺旋状に巻き回し、その線材の
一端を開放とし他端を接地してなるヘリカルコイ
ルにおいて、そのボビンの形状をそのベース部分
から遠ざかるに従つてその径を小とした円錐状と
し、そのボビンの先端から調整用誘電体のキヤツ
プをボビン長の約半分の部分に被せその移動によ
つてその共振周波数を調整せしめることを特徴と
するヘリカルコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1724888U JPH0445221Y2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1724888U JPH0445221Y2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01121910U JPH01121910U (ja) | 1989-08-18 |
JPH0445221Y2 true JPH0445221Y2 (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=31230861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1724888U Expired JPH0445221Y2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445221Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-12 JP JP1724888U patent/JPH0445221Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01121910U (ja) | 1989-08-18 |
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