JPH0442884A - 膨張パーライトを含有するエマルジョン爆薬組成物 - Google Patents

膨張パーライトを含有するエマルジョン爆薬組成物

Info

Publication number
JPH0442884A
JPH0442884A JP14638690A JP14638690A JPH0442884A JP H0442884 A JPH0442884 A JP H0442884A JP 14638690 A JP14638690 A JP 14638690A JP 14638690 A JP14638690 A JP 14638690A JP H0442884 A JPH0442884 A JP H0442884A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
density
composition according
group
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14638690A
Other languages
English (en)
Inventor
Rollina Van Omarin Cathleen
キャスァリン、ロリーナ、ヴァンオマリン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atlas Powder Co
Original Assignee
Atlas Powder Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atlas Powder Co filed Critical Atlas Powder Co
Priority to JP14638690A priority Critical patent/JPH0442884A/ja
Publication of JPH0442884A publication Critical patent/JPH0442884A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は油中水型エマルジョン爆薬組成物に関し、更に
特別には、取扱い、使用、熟成、ポンプ輸送、出荷など
に際し、密度の制御を可能とする膨張パーライトからな
るガス保持剤を含有する油中水型エマルジョン爆薬組成
物に関する。
〔発明の背景〕
爆薬工業界においては、製造ならびに取扱いに、高性能
爆薬より安全なスラリー爆薬が知られていて、使用され
て来た。このスラリー爆薬には爆どうを保証するための
化学的または爆発性鋭感剤と内蔵ガス泡とを必要とする
続いて油中水型エマルジョン爆薬が開発され、そこでは
無機酸化剤塩の水溶液の不連続相が炭素質燃料の連続相
中に分散されている。詳しくは米国特許第3,447,
978号に記載されている。
前記のスラリー爆薬は、爆発性能を維持させるため、化
学的または爆発性鋭感剤例えば硝酸モノメチルアミン、
エチレングリコールモノニトラート、モノ硝酸エタノー
ルアミン、エチレンジアミンモノニトラート、アルミニ
ウム粉、PETN、 TN”Tおよび無煙火薬を用いて
いる。油中水型エマルジョン爆薬は化学的または爆発性
鋭感剤の使用を必要としない。しかし、油中水型エマル
ジョン爆薬は、爆発性能を得るため、ガス泡または空隙
提供剤により提供される、均一に分散された空隙空間を
必要とする。従ってその油中水型エマルジョン爆薬中に
均一に分散された空隙空間を維持することが、良好な爆
発性能と良好な貯蔵寿命とを達成するのに重要である。
更に空隙空間を処理する方法によりそのエマルジョン爆
発性能に影響を及ぼすことがある。
空隙空間はエマルジョン爆薬中に機械的または物理的に
混合または吹込まれたガス泡で提供することができる。
また空隙は化学的気体発生剤によりエマルジョン爆薬中
に形成させることもでき、あるいは空隙提供剤例えば中
空微小球、膨張パーライトまたはスチロフオームビーズ
によりエマルジョン爆薬中に混合することもできる。ガ
ス泡またはガス発生剤の使用は、その爆薬の貯蔵中にガ
ス泡がもれたり合体して、爆発感度が低下するので、余
り望ましくない。他の不利な点は、静水圧の下では気泡
は爆発感度と性能とに影響する密度制御をより効果的で
なくすることにある。
密度制御剤例えば膨張パーライトの使用は、エマルジョ
ン爆薬工業においては長年に亘り知られていることであ
る。例えばそのような密度制御剤はWade  の米国
特許第3,715,247号に記載されている。更に、
パーライトの特定の寸法例えば爆発組成物に使用する場
合の好ましい粒径範囲の使用に関しての特許例えばSu
dweek米国特許第4,231゜821号がある。現
在−船釣な商業的業務では貯蔵されそして(または)バ
ルクの形で取扱われる、例えば多数回のポンプ輸送が行
われるであろうエマルジョンには中空ガラス微小球(例
えば、3MまたはPQで提供されているような)が用い
られている。
ガラス微小球はパーライトとは異る。主な差異は、パー
ライトは元来が多孔性であるのに対し、中空ガラス微小
球は非多孔性であることである。物理的構造におけるこ
の差異が制限されたパーライトの使用をもたらした。そ
れは、多孔性の粒子は最終エマルジョン爆薬製品の適当
な密度制御を長時間に亘っては維持できないからである
。特に、ポンプ輸送および他の形で加えられる仕事/圧
力は不可逆的な密度上昇を生み、それはその爆薬組成物
の性能の低下をもたらす典型的な製品取扱い、例えば出
荷およびポンプ輸送あるいは製品使用、即ち静水頭圧が
存在する湿った穿孔中での使用でも不利に影響されない
密度制御剤の使用が望ましい。
更に今日のバーライl[関しては長期間の貯蔵に亘って
の密度制御は不可能である。在来のパーライトに関して
はエマルジョン爆薬の振動および運動がその爆薬に工事
を加えることになるバルク容器中の製品の路上運搬取扱
いから生ずる攪拌または振動に爆発製品がさらされる場
合、密度制御は維持されない。在来のパーライトを使用
する場合、密度上昇がみられ、時間と共に悪化し続ける
。更に以前には、取扱い、特にポンプ輸送に不利に影響
し受入れ難い粘度上昇があった。
エマルジョン爆薬に望ましい特徴と技術的有利さとを与
える膨張パーライトが発見された。膨張パーライトがエ
マルジョン爆薬組成物に与える特に望ましい特徴は次の
ものである。(1)新規のツク−ライトを含有する熱ま
たは冷エマルジョンの多数回のポンプ輸送後でも密度制
御が維持される。
(2)新規のパーライトを含有するエマルジョンを、試
験中の製品に最小限の粘度上昇をもたらす路上運搬扱い
に曝した後でも密度制御が維持される。
(3)静水圧下でもポンプ輸送されていないかあるいは
されている膨張パーライト試料を用いて、孔径4インチ
で、薬包対薬包圧力爆発試験・において少くとも600
0 ft/sec、好ましくは15,000−16,0
00ft/sec  の爆速をもつ爆発性能が得られる
。(4)低めた温度で雰囲気圧力で、ポンプ輸送されて
ないかあるいはされている爆薬製品について、孔径3イ
ンチで、薬包対薬包試験において少くとも6.000f
t/sec、好ましくは15,000〜16,000 
ft/sec の爆速度をもつ爆発性能が得られる。
〔発明の要約〕
本発明は取扱い、使用、熟成およびポンプ輸送に対し密
度制御を可能にする、ガス−保持剤を含有する油中水型
エマルジョン爆薬組成物を提供する。
本発明に従えば、炭素質燃料の連続相と乳化剤と無機酸
化剤の水溶液の不連続相と空隙提供剤とを包含するエマ
ルジョン爆薬組成物が提供される。
本発明により、空隙提供剤あるいは空隙提供剤の1部と
して膨張パーライトを持つエマルジョン爆薬組成物が提
供される。本発明に使用されるパーライトは0.60 
?/cc またはそれよシ小さい密度、好ましくは約0
.1〜約o、5r、’ccの範囲内にある密度、更に好
ましくは0.23〜約0.45 g/ccの密度により
特徴づけられる。更に、本発明に従えば、多数回のポン
プ輸送または貯蔵の後でも、所望の爆発性能を維持しな
がら密度制御を維持するエマルジョン爆薬組成物が提供
される。
〔詳細な説明〕
本発明のエマルジョン爆薬は炭素質燃料成分よりなる連
続相と乳化剤と無機酸化剤塩の水溶液よりなる分散相と
空隙提供剤とを包含する。
分散相の水溶液は、凡てまたは主として硝酸アンモニウ
ムよりなり、そしてこの工業界で既知の他の無機酸化剤
塩を含有できる、無機酸化剤塩よりなる。例えば硝酸ア
ンモニウムに加えて、無機酸化剤塩の水性溶液はアルカ
リ金属またはアルカリ土金属の硝酸塩、塩素酸塩あるい
は過塩素酸塩も包含することができる。硝酸アンモニウ
ムは得られる爆薬組成物の全重量に対して46〜95 
wt%存在すべきである。ここにおける凡ての百分率は
他に指示がなければ重量百分率である。硝酸アンモニウ
ムと組合せて他の酸化剤塩を用いるならば、そのエマル
ジョンの水性相中の全無機酸化剤塩がエマルジョンの4
6〜95チであるように、この酸化剤塩の量は硝酸アン
モニウムと他の無機酸化剤塩との混合物の40%より多
量であるべきではない。
好ましい態様においては、そのエマルジョン組成物は硝
酸アンモニウムである酸化剤塩約76チを包含する。
水性の無機酸化剤塩溶液を形成するために存在する水の
量は、一般には約5〜約25チの範囲にある。好ましく
はその組成物は本釣14〜約20チを包含する。
連続相は炭素質燃料成分よりなる。本発明において用い
られる炭素質燃料成分は従来から知られている炭化水素
燃料例えば燃料油および(または)ワックスの任意のも
のでよい。炭化水素燃料には例えばディーゼル燃料油、
パラフィン系炭化水素、オレフィン系炭化水素、ナフテ
ン系炭化水素、芳香族系炭化水素、ガス油、重油、潤滑
油、液状パラフィン、等が含まれる。ワックスには石油
から誘導されるミクロクリスタリンワックス、鉱物ワッ
クス、動物ワックス、昆虫ワックス等が含まれる。これ
らの炭素質燃料は単独または混合して用いることができ
る。一般に、その組成物は約1.0〜約10%の炭素質
燃料を包含する。好ましい態様においては、その組成物
は約5〜約10チの炭素質燃料を包含する。
炭素質燃料成分に加えて、連続相は乳化剤を含有する。
本発明に用いられる乳化剤には油中水型エマルジョン爆
薬を製造するための、本工業界において用いられる任意
の既知乳化剤が含まれる。
例えばソルビタンの脂肪酸エステル、脂肪酸のモノ−ま
たはジ−グリセリド、ポリグリコールエーテル、オキサ
ゾリン誘導体、イミダシリン誘導体、脂肪酸のアルカリ
金属またはアルカリ出金属塩、ヒドロカルビル置換カル
ボン酸または酸無水物の塩、ポリイソプテニルコ・・り
酸無水物の誘導体。
乳化剤は単独または混合して用いることができる。
組成物は一般に0.1〜10%の乳化剤を包含する。
適当な乳化剤は従来からよく知られていて、多くの米国
特許例えば第3,449,978号、第4 、920 
、340号および第4,708,753号に記載されて
いる。
本発明の空隙提供剤は全体または部分的に、密度が帆5
 g/ccまたはそれ以下にある膨張パーライトよりな
る。膨張パーライトは熱に曝されると閉じ込められてい
る水の存在により膨張する鉱物の高温加熱によって得ら
れる。本発明の空隙提供剤は今まで知られているパーラ
イトよシ多孔性ではないと信じられていて、多数回のポ
ンプ輸送および(!iたけ)攪拌後も密度制御が維持さ
れる。本発明に有用な膨張パーライトは空気対照比重瓶
により測定して、0.6 g/ccまたはそれ以下の範
囲の、更に好ましくは約0.1〜約0.5 y/ccの
、そして更に好ましくは約0.23〜約0.45り/c
cの公称密度または真密度を持つ。密度はBeckma
n Model 930空気対照比重瓶で測定できる。
本発明に用いられるパーライトの嵩密度は約5〜121
b/ftである。嵩密度は用いられる容器中の空気量を
含む物理的測定値である。一方、公称密度は粒子間の空
気量を含んでいない。
得られる爆薬組成物中に存在する膨張パーライト景は約
0.5〜約10%の間にあることができる。
好ましくはその組成物は約1.0〜約3.0チの膨張パ
ーライトを包含する。用いられるパーライトの量は所望
の油中水型エマルジョンの最終的密度にに左右される。
典型的にはそのようなエマルジョン組成物は約1.0〜
約1.349.ACの範囲の密度にされる。
表IAは路上運送取扱いを模した試験の前後のエマルジ
ョン爆薬の密度と粘度に関するデータを示す。試験は標
準のペンキ振盪機上の1バインドの試料に就いて4時間
行った。密度と粘度とを監視し、対照試料と比較した。
表IA 、 [、llおよびIV Kおける乳化物は、
100℃において羽−招S、U、Sの粘度をもつ石油ベ
ース散油(試料2り74と297とが45−50 S、
U、S、の粘度をもつ石油ベース散油を用いて製造され
たのを除き)7部とポリイソブテニルコハク酸無水物の
誘導体1部との連続相と、A N 76.4部とH2O
15,6部との不連続相とを持つエマルジョンからつく
られた。列挙した部は凡て重量部である。このエマルジ
ョンに、表に示した如き種種の量のパーライトを添加す
る。
エマルジョンはパーライト呼称により識別される。
表Vはパーライトの特性を報告している。
表IA  K関して言えば、在来のパーライト、Gre
fco Ine、 f販売されティるHP212とHP
512を含有するエマルジョンは試験波即刻劇的な密度
および粘度増加を示しているが、一方、本発明のパーラ
イトを含有する乳化物はより大きい品質制御を示し、即
ち密度と粘度とに対し非常に小さい影響しか与えない。
空気比重瓶で測定した場合、試料の在来のパーライトは
0.8 y/cc以上の密度を持っている。他の先行技
術のパーライトは典型的には0.7〜1.2り/CCの
範囲の密度を持っている。
更に、表IBは、前記の如く製造されたが、羽=43の
粘度を持つ油とコハク酸無水物乳化剤の代りにソルビタ
ンモノオレート乳化剤とを用いたエマルジョンを使用し
た試験を示している。
表■は表IAのエマルジョンによる組成物の加圧爆発試
験における爆発結果を説明している。その爆発試験は6
時間に亘る、3Qpsiの静水圧を模したものである。
ポンプ輸送しないあるいはしたエマルジョン爆薬組成物
の試料は、新規のパーライトを用いた場合、多数回のポ
ンプ輸送後でさえも、加圧下の爆発感度において劇的な
改良を示している。直径は何ら製品の有用な限界を示す
ものではなく、単に比較のだめのものである。試料は容
積式ポンプを用いて、直径2インチ、長さ25フイート
のホースを通じてポンプ輸送される。ポンプ輸送を繰返
すだめ、試料は樽中にポンプ輸送され、そして他の樽に
再びポンプ輸送される。
表■は表IAに従って作られた組成物の爆どう結果と低
温感度試験を示している。第2の薬包の爆速は直径3イ
ンチの拘束を受けていない試料について低めた温度で薬
包対薬包発破で測定された。
この試験は低温および伝播の感度を表わしている。
表IVはポンプ輸送に対応した表IAのエマルジョンに
よるが如く製造された組成物の密度を示す。
在来のパーライト例えばHP212  をポンプ輸送す
ると即刻相当大きい密度上昇が起ることは明らかである
。新規のパーライトは多数回のポンプ輸送においてさえ
良好な密度制御を示している。事実密度低下を記録して
いる。この事はこれらのパーライトの、更に有利な点で
ある空気閉じ込めを助長する能力を示している。この事
は新規のパーライト含有製品の幾つかの示した、密度低
下を記録した振盪様試験に対する密度の対応によって支
持される。この事は今まで、在来のパーライト、ガラス
微小球、プラスチック微小球、浮動フライアッシュおよ
び(または)この工業界で普通知られている他の密度低
下剤の何れに関しても聞かれていなかったことである。
表■は新規のパーライトの特性を示す。低い空気比重瓶
値は新規のパーライトの多孔性の減少を表示する。
表 ■ 加圧爆発試験 (爆走 ft/1nin) 新規のパー ライト試料 条   件 直径 ポンプ輸送せず      4″ 雰囲気温度で4回ポンプ輸送4“ 5“ ポンプ輸送せず       4″ 雰囲気温度で4回ポンプ輸送 4“ 5″ 雰囲気温度で4回ポンプ輸送 4“ 5″ 高めた温度で4回ポンプ輸送 4“ 0D 17860″16 130 *** 65〜85″Fの雰囲気温度  約140〜212″F
″の高めた温度試験装薬の直径、装薬の長さは直径の少
くとも3倍である。
VODはf t7fn i nで表わした爆発速度であ
り、Fは不発を示す。
1、括弧中KFiエマルジョン中に用いられたパーライ
トの重量パーセントが示されている。
2、′ポンプ輸送せず”はポンプ輸送されていない試料
を示す。“熱時4回ポンプ輸送”とは60〜100℃の
温度で作った後すぐにポンプ輸送し、直に再輸送された
試料を示し、従って試料は各再輸送後には再加熱しない
故に幾分の温度低下が起る。゛雰囲気温度でポンプ輸送
″とはポンプ輸送前に約20°CK放冷したエマルジョ
ンを示す。
3、ポンプ輸送されていない材料または表示回数ポンプ
輸送した後の材料の試料は表示した期間貯蔵される。そ
れから表示した温度(°F)での爆どう性試験を行った
表 ■ P212 熱時4回ポンプ輸送 前 1.20 後 1.25 後 1.27 雰囲気温度で4回ポンプ輸送 前 1.235 後 1.25 雰囲気温度で2回ポンプ輸送 前 1.195 後 1.24 雰囲気温度で4回ポンプ輸送 前 1.195 後 1.26 温 度 (下) 表■脚註2中の記載を参照 ”前″とは初回のポンプ輸送前の密度測定値である。
“後″とは表示回数ポンプ輸送径測定した密度である。
熟成は貯蔵前に表示回数ポンプ輸送した製品に対してで
ある。
新鮮 1.230 新鮮 1.210 新鮮 新鮮 1.2f50 1.200 新鮮 1.210 本発明の油中水型エマルジョン爆薬組成物は次の方法で
製造できる。(1)硝酸アンモニウム(またけ他の無機
固形酸化剤塩と組合せて)を温度約60〜100℃(1
40〜212°F)で水に溶解し無機酸化剤塩の水溶液
を作る。次に乳化剤を炭素質燃料成分に添加し、加熱し
て連続相を作る。乳化剤と炭素質燃料とを混合し、約4
0〜約806C(104〜176’F)[加熱する。そ
れから無機酸化剤塩の水溶液を、温度を約60〜100
℃に維持しながら攪拌して、燃料と乳化剤との混合物に
除徐に添加する。2つの相を混合後、膨張パーライトの
ガス保持剤を単独または他の知られているガス保持剤と
組合せてその混合物に添加し、本発明のエマルジョン爆
薬組成物を形成させる。
本発明のエマルジョンは粒状硝酸アンモニウムまたはA
MFOと混合させることもできる。ANFOは硝酸アン
モニア粒とディーゼル燃料油との混合物である。rR素
バランスがとられているANFOは硝酸アンモニウム約
94%と燃料約6%である。
ANFO組成物は通常、ANFOが、酸素バランスがと
れている混合物のプラスマイナス10%以内であるよう
に混合される。粒状硝酸アンモニウムを添加する場合エ
マルジョンの燃料相には添加された粒状硝酸アンモニウ
ムの量にほぼ酸素バランスが取られる追加の油を含有さ
せる。硝酸アンモニウムと本発明のエマルジョンとのそ
のような混合物はエマルジョン10チまたはそれ以上と
粒状硝酸アンモニウムまたはANFO90チまたはそれ
以下を含有する。好ましくは、そのような混合物はエマ
ルジョン約50%またはそれ以上と粒状硝酸アンモニウ
ムまたはANFO約50%またはそれ以下を含有する。
以上本発明をその特定の実施態様について説明したが、
当業者にとってこれら実施態様の種種の変化変形が可能
であり本発明は決して上記実施態様にのみ限定されるも
のでないことは、明らかである。
手続補正書(旅) 平成 2年 9月13日

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素質燃料成分と乳化剤とからなる連続相と無機
    酸化剤塩の水溶液からなる分散相と 密度が0.60g/ccより小さい膨張パーライトから
    なる空隙提供剤と を包含する油中水型エマルジョン爆薬組成物。
  2. (2)連続相の炭素質燃料成分が、ディーゼル燃料油、
    パラフィン系炭化水素、オレフィン系炭化水素、ナフテ
    ン系炭化水素、芳香族系炭化水素、ガス油、重油、潤滑
    油および液状パラフインから成る群から選んだものであ
    る、前項(1)に記載の組成物。
  3. (3)連続相の乳化剤が、ソルビタンの脂肪酸エステル
    、脂肪酸のモノ−またはジ−グリセリド、ポリグリコー
    ルエーテル、オキサゾリン誘導体、イミドゾリン誘導体
    、脂肪酸のアルカリ金属またはアルカリ土金属塩、ヒド
    ロカルビル置換カルボン酸または酸無水物の塩およびポ
    リイソブテニルコハク酸無水物の誘導体から成る群から
    選んだものである、前項(1)に記載の組成物。
  4. (4)分散相の無機酸化剤塩溶液が、硝酸アンモニウム
    、アルカリ金属硝酸塩、アルカリ土金属硝酸塩、塩素酸
    塩および過塩素酸塩から成る群から選んだものである、
    前項(1)に記載の組成物。
  5. (5)分散相の無機酸化剤塩溶液が約5〜25%の水を
    含んで成る、前項(4)に記載の組成物。
  6. (6)更に、同伴ガス泡、化学的ガス発生剤、O.7g
    /ccより大きい密度をもつ膨張パーライト、フェノー
    ル−ホルムアルデヒド、尿素−ホルムアルデヒド、中空
    微小球または中空ガラス微小球およびスチロフオームビ
    ーズから成る群から選んだ1つまたはそれ以上の追加の
    空隙提供剤を包含する前項(1)に記載の組成物。
  7. (7)約1.0〜約10.0%の炭素質燃料成分と乳化
    剤とからなる連続相と 水約5〜約25%を含む水溶液からなる分散相と約46
    〜95%の無機酸化剤塩からなる分散相と密度が0.6
    0g/ccより小さい膨張パーライト0.5〜10%か
    らなる空隙提供剤と を包含する油中水型エマルジョン爆薬組成物。
  8. (8)連続相の炭素質燃料成分が、ディーゼル燃料油、
    パラフィン系炭化水素、オレフィン系炭化水素、ナフテ
    ン系炭化水素、芳香族系炭化水素、ガス油、重油、潤滑
    油または液状パラフィンから成る群から選んだものであ
    る、前項(7)に記載の組成物。
  9. (9)連続相の乳化剤が、ソルビタンの脂肪酸エステル
    、脂肪酸のモノ−またはジ−グリセリド、ポリグリコー
    ルエーテル、オキサゾリン誘導体、イミドゾリン誘導体
    、脂肪酸のアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩、ヒ
    ドロカルビル置換カルボン酸または酸無水物の塩ならび
    にポリイソブテニルコハク酸無水物の誘導体から成る群
    から選んだものである、前項(7)に記載の組成物。
  10. (10)分散相の無機酸化剤塩溶液が、硝酸アンモニウ
    ム、アルカリ金属硝酸塩、アルカリ土金属硝酸塩、塩素
    酸塩および過塩素酸塩から成る群から選んだものである
    、前項(7)に記載の組成物。
  11. (11)分散相の無機酸化剤塩溶液が水約6〜約20%
    を含んで成る前項(10)に記載の組成物。
  12. (12)更に、同伴ガス泡、化学的ガス発生剤、密度が
    0.8g/ccより大きい膨張パーライト、フェノール
    −ホルムアルデヒド、尿素−ホルムアルデヒド、中空微
    小球、または中空ガラス微小球およびスチロフオームビ
    ーズからなる群から選んだ1つまたはそれ以上の追加の
    空隙提供剤を包含する、前項(7)に記載の組成物。
  13. (13)約1.0〜約10.0%の炭素質燃料成分と乳
    化剤とからなる連続相と 約5〜約25%の水からなる分散相と 約46〜95%の無機酸化剤塩からなる分散相と密度約
    0.23〜約0.45g/ccの膨張パーライト約0.
    5〜約3.0%とからなる空隙提供剤とを包含する油中
    水型エマルジョン爆薬組成物。
  14. (14)連続相の炭素質燃料成分が、ディーゼル燃料油
    、パラフィン系炭化水素、オレフィン系炭化水素、ナフ
    テン系炭化水素、芳香族系炭化水素、ガス油、重油、潤
    滑油および液状パラフィンから成る群から選んだもので
    ある、前項(13)に記載の組成物。
  15. (15)連続相の乳化剤が、ソルビタンの脂肪酸エステ
    ル、脂肪酸のモノ−またはジ−グリセリド、ポリグリコ
    ールエーテル、オキサゾリン誘導体、イミドゾリン誘導
    体、脂肪酸のアルカリ金属またはアルカリ土金属塩、ヒ
    ドロカルビル置換カルボン酸または酸無水物の塩および
    ポリイソブテニルコハク酸無水物の誘導体から成る群か
    ら選んだものである、前項(13)に記載の組成物。
  16. (16)分散相の無機酸化剤塩溶液が、硝酸アンモニウ
    ム、アルカリ金属硝酸塩、アルカリ土金属硝酸塩、塩素
    酸塩および過塩素酸塩から成る群から選んだものである
    、前項(13)に記載の組成物。
  17. (17)(a)(i)無機塩溶液の不連続水性相と(i
    i)連続の炭素質燃料相と (iii)油中水型エマルジョンの形成に有効な乳化剤
    と (iv)密度0.6g/cc以下の膨張パーライトとを
    包含する油中水型エマルジョン少くとも50%と (b)主として無機酸化剤塩である固形成分50%以下
    と を包含する爆薬組成物。
  18. (18)固形成分が硝酸アンモニウムである、前項(1
    7)に記載の組成物。
  19. (19)固形成分が、約+10%〜約−10%の範囲に
    ある酸素バランスをもつ、硝酸アンモニウムと燃料油と
    の混合物である、前項(17)に記載の組成物。
  20. (20)(a)(i)無機塩溶液の不連続水性相と(i
    i)連続の炭素質燃料相と (iii)油中水型エマルジョンの形成に有効な乳化剤
    と (iv)密度0.6g/cc以下の膨張パーライトとを
    包含する油中水型エマルジョン少くとも10%(b)主
    として無機酸化剤塩である固形成分90%以下と を包含する爆薬組成物。
JP14638690A 1990-06-06 1990-06-06 膨張パーライトを含有するエマルジョン爆薬組成物 Pending JPH0442884A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14638690A JPH0442884A (ja) 1990-06-06 1990-06-06 膨張パーライトを含有するエマルジョン爆薬組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14638690A JPH0442884A (ja) 1990-06-06 1990-06-06 膨張パーライトを含有するエマルジョン爆薬組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0442884A true JPH0442884A (ja) 1992-02-13

Family

ID=15406532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14638690A Pending JPH0442884A (ja) 1990-06-06 1990-06-06 膨張パーライトを含有するエマルジョン爆薬組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0442884A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1102138A (en) Emulsion blasting agent and method of preparation thereof
US4940497A (en) Emulsion explosive composition containing expanded perlite
US4543136A (en) Water-in-oil emulsion explosive composition
JPS6214518B2 (ja)
US4149917A (en) Cap sensitive emulsions without any sensitizer other than occluded air
US3242019A (en) Solid emulsion blasting agents comprising nitric acid, inorganic nitrates, and fuels
JPS6366799B2 (ja)
US4554032A (en) Water-in-oil emulsion explosive composition
US4356044A (en) Emulsion explosives containing high concentrations of calcium nitrate
JPS649279B2 (ja)
AU3823002A (en) Reduced energy blasting agent and method
CA2276375C (en) Method for forming an emulsion explosive composition
CA2045757C (en) Chemically gassed emulsion explosive
US3282754A (en) Nitric acid blasting composition
US4936931A (en) Nitroalkane-based emulsion explosive composition
US4428784A (en) Blasting compositions containing sodium nitrate
AU690398B2 (en) Method of reducing nitrogen oxide fumes in blasting
US4547232A (en) Sensitization of water-in-oil emulsion explosives
US4664729A (en) Water-in-oil explosive emulsion composition
CA1096173A (en) Water-in -oil emulsion blasting agent
AU635335B2 (en) Rheology controlled emulsion
US4908079A (en) Water in oil type emulsion explosive
JPH0442884A (ja) 膨張パーライトを含有するエマルジョン爆薬組成物
US5431757A (en) Water in oil emulsion explosives containing a nitrate salt with an untamped density of 0.30-0.75 g/cm3
US4933028A (en) High emulsifier content explosives