JPH0440685Y2 - - Google Patents
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- JPH0440685Y2 JPH0440685Y2 JP1985101295U JP10129585U JPH0440685Y2 JP H0440685 Y2 JPH0440685 Y2 JP H0440685Y2 JP 1985101295 U JP1985101295 U JP 1985101295U JP 10129585 U JP10129585 U JP 10129585U JP H0440685 Y2 JPH0440685 Y2 JP H0440685Y2
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- hand
- finger
- thumb
- paddle
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- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 claims description 19
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Landscapes
- Gloves (AREA)
- Table Equipment (AREA)
- Toys (AREA)
- Rehabilitation Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、両手に各々装着して水中で使用する
もので、水泳者の腕動作の矯正・修得、及び腕力
の強力のための水泳練習用具として、また水中で
行なう柔軟体操やその他の心肺運動のための水中
運動補助用具として用いるハンドパドルに関す
る。
もので、水泳者の腕動作の矯正・修得、及び腕力
の強力のための水泳練習用具として、また水中で
行なう柔軟体操やその他の心肺運動のための水中
運動補助用具として用いるハンドパドルに関す
る。
[従来の技術]
従来のハンドパドルとしては実開昭57−200245
号及び実開昭52−21699号があり、これらは板状
の本体に複数のゴムバンドを取付けた構造である
ため、手を装着するに際しては、手で指をそれぞ
れ各ゴムバンド内に差し込まなければならず、手
の装着をワンタツチで行なうことができず手の装
着に手数を要するという欠点があつた。しかも、
手の甲側面に手を動かす運動は、ゴムバンドが伸
びるために好ましくなく、結局、手の掌側面への
運動しかできないという欠点があつた。
号及び実開昭52−21699号があり、これらは板状
の本体に複数のゴムバンドを取付けた構造である
ため、手を装着するに際しては、手で指をそれぞ
れ各ゴムバンド内に差し込まなければならず、手
の装着をワンタツチで行なうことができず手の装
着に手数を要するという欠点があつた。しかも、
手の甲側面に手を動かす運動は、ゴムバンドが伸
びるために好ましくなく、結局、手の掌側面への
運動しかできないという欠点があつた。
また一方、特開昭57−11664号及び実開昭57−
170767号にみられるように、手の第1指たる親指
を板本体の裏側に位置させると共に、他の4指を
本体の表側に位置させて、これら第1指と他の4
指で板本体を挟む構造のものもあるが、これらは
親指を常に板本体の裏側に押接しておかなければ
ならず、このように親指を自由に可動できないこ
とから、親指が微妙に開閉動作する理想的な腕動
作の訓練に大きな欠点を有していた。その一方
で、近年水中運動(垂直体で手足を動かす運動)
での上半身の筋力強化が注目されている。
170767号にみられるように、手の第1指たる親指
を板本体の裏側に位置させると共に、他の4指を
本体の表側に位置させて、これら第1指と他の4
指で板本体を挟む構造のものもあるが、これらは
親指を常に板本体の裏側に押接しておかなければ
ならず、このように親指を自由に可動できないこ
とから、親指が微妙に開閉動作する理想的な腕動
作の訓練に大きな欠点を有していた。その一方
で、近年水中運動(垂直体で手足を動かす運動)
での上半身の筋力強化が注目されている。
すなわち、水中運動での筋力強化の特徴は、拮
抗筋のバランスを良くすることにある。例えば、
プール内で立体で両手を肩の横へ水平に伸ばし、
両手を前後に動かした場合、両手を前方へ動かす
と手の片側へ水圧がかかり、大胸筋・三角筋など
前面側の大筋群が強化される。逆に両手を後方へ
動かすと、手の甲側に水圧がかかり、広背筋・僧
帽筋など背面側の大筋群が強化される。この前面
側と背面側の大筋群が1回の運動動作で同時に強
化されることによつて拮抗筋のバランスが良くな
ることが水中運動の特徴となる。
抗筋のバランスを良くすることにある。例えば、
プール内で立体で両手を肩の横へ水平に伸ばし、
両手を前後に動かした場合、両手を前方へ動かす
と手の片側へ水圧がかかり、大胸筋・三角筋など
前面側の大筋群が強化される。逆に両手を後方へ
動かすと、手の甲側に水圧がかかり、広背筋・僧
帽筋など背面側の大筋群が強化される。この前面
側と背面側の大筋群が1回の運動動作で同時に強
化されることによつて拮抗筋のバランスが良くな
ることが水中運動の特徴となる。
そしてこの際に手の掌と甲の両面の運動による
強い水圧を耐えることができ、かつその運動動作
も安定して行なうことができるハンドパドルの開
発が望まれていた。
強い水圧を耐えることができ、かつその運動動作
も安定して行なうことができるハンドパドルの開
発が望まれていた。
さらにはまた、従来の平板状のハンドパドルを
手の甲あるいは掌側へ動かすと、平板の周端縁で
流体の剥離現象(物体表面に流れる流体がある点
からはがれ、その後部に逆流部分を生ずること)
が起こり、平板が多少傾くとその影響で平板は左
右に振れ、ハンドパドルは不安定になり、水中運
動用としては適さないといつた欠点があつた。
手の甲あるいは掌側へ動かすと、平板の周端縁で
流体の剥離現象(物体表面に流れる流体がある点
からはがれ、その後部に逆流部分を生ずること)
が起こり、平板が多少傾くとその影響で平板は左
右に振れ、ハンドパドルは不安定になり、水中運
動用としては適さないといつた欠点があつた。
[解決すべき問題点]
本考案のハンドパドルは上記点に鑑みてなされ
たもので、手をワンタツチで装着できるようにし
て装着の容易性を図ると共に、手の掌側面方向の
動作のみならず手の甲側面方向の動作をも可能に
して、手の掌を返えすことなく腕の開閉動作を可
能ならしめ、且つ手の装着の強固性を有した状態
で親指の自由可動を可能ならしめて、理想的な腕
動作に適した水泳訓練をなし得るようにしたハン
ドパドルを提案するものである。
たもので、手をワンタツチで装着できるようにし
て装着の容易性を図ると共に、手の掌側面方向の
動作のみならず手の甲側面方向の動作をも可能に
して、手の掌を返えすことなく腕の開閉動作を可
能ならしめ、且つ手の装着の強固性を有した状態
で親指の自由可動を可能ならしめて、理想的な腕
動作に適した水泳訓練をなし得るようにしたハン
ドパドルを提案するものである。
[問題点の解決手段]
上記問題点を解決するために本考案のハンドパ
ドルは、 (イ) 手よりやや大きい大きさを有する板状の本体
の中央横方向に、本体との間に空間を設けて硬
質の帯板を取付け、 (ロ) 本体と帯板で形成される空間内の長手方向
に、本体と帯板を帯板の掛け渡し方向略中央で
連結する仕切片を設けて二つの指差込部を形成
し、 (ハ) 本体の下端部に親指の基部まで差込み可能な
略楕円状をした指貫通孔を形成し、 (ニ) 本体の先端部に、大きさの異なる複数の孔を
左右対称に配置し、 (ホ) 本体の角部を切り落して、本体を略八角形状
とするようにして 構成されてなる。
ドルは、 (イ) 手よりやや大きい大きさを有する板状の本体
の中央横方向に、本体との間に空間を設けて硬
質の帯板を取付け、 (ロ) 本体と帯板で形成される空間内の長手方向
に、本体と帯板を帯板の掛け渡し方向略中央で
連結する仕切片を設けて二つの指差込部を形成
し、 (ハ) 本体の下端部に親指の基部まで差込み可能な
略楕円状をした指貫通孔を形成し、 (ニ) 本体の先端部に、大きさの異なる複数の孔を
左右対称に配置し、 (ホ) 本体の角部を切り落して、本体を略八角形状
とするようにして 構成されてなる。
[実施例]
以下図面に示す本考案の一実施例を説明する。
第1図は斜視図、第2図は平面図、第3図は縦断
面図、第4図は使用状態説明図である。
第1図は斜視図、第2図は平面図、第3図は縦断
面図、第4図は使用状態説明図である。
第1図乃至第3図において、本実施例のハンド
ルは、基本的に合成樹脂材を用いて成形されるも
ので、1は板状の本体、2は帯板、3は仕切片、
4a,4bは指差込部、5は指貫通孔をそれぞれ
示す。なお、上記実施例は右手用を示してあり、
左手用は指貫通孔5が右端部に位置することとな
る。
ルは、基本的に合成樹脂材を用いて成形されるも
ので、1は板状の本体、2は帯板、3は仕切片、
4a,4bは指差込部、5は指貫通孔をそれぞれ
示す。なお、上記実施例は右手用を示してあり、
左手用は指貫通孔5が右端部に位置することとな
る。
上記本体1は、手よりやや大きい大きさを有す
る薄い板状体よりなり、一例として第2図に示す
ように、縦長さLを約20cmとし、横幅Aを約14cm
として形成してある。
る薄い板状体よりなり、一例として第2図に示す
ように、縦長さLを約20cmとし、横幅Aを約14cm
として形成してある。
上記帯板2は、硬質の材料、例えば硬質プラス
チツクよりなり、本体1の中央横方向に本体1と
の間に空間を設けて取付けるもので、両端部2
a,2aを本体1の両端縁部に固着せしめると共
に、空間高さを手を挿入可能に約2.5cmとしてあ
る。
チツクよりなり、本体1の中央横方向に本体1と
の間に空間を設けて取付けるもので、両端部2
a,2aを本体1の両端縁部に固着せしめると共
に、空間高さを手を挿入可能に約2.5cmとしてあ
る。
なお上記帯板2は、中央部幅を約6cmとすると
共に、端部2aの幅を約10cmとして本体1との固
着の強固性を図つている。もつとも本体1と帯板
2は一体成形も可能である。この本体1と帯板2
とで形成される空間は、手を挿入可能に台形状を
なしている。
共に、端部2aの幅を約10cmとして本体1との固
着の強固性を図つている。もつとも本体1と帯板
2は一体成形も可能である。この本体1と帯板2
とで形成される空間は、手を挿入可能に台形状を
なしている。
上記空間内の長手方向において、その略中央部
に仕切片3を設けて空間を二分してなる二つの指
差込部4a,4bを形成してある。すなわち、仕
切片3は本体1と帯板2を帯板2の掛け渡し方向
略中央で連結するものである。
に仕切片3を設けて空間を二分してなる二つの指
差込部4a,4bを形成してある。すなわち、仕
切片3は本体1と帯板2を帯板2の掛け渡し方向
略中央で連結するものである。
上記空間は手の第1指(親指)以外の4指を挿
入するもので、第1の差込部4aに人差指と中指
の2指が差し込まれ、且つ第2の差込部4bに薬
指と小指の2指が差し込まれるようにしてなり、
使用に際しては、中指と薬指で仕切片3を挟持す
る形となる。
入するもので、第1の差込部4aに人差指と中指
の2指が差し込まれ、且つ第2の差込部4bに薬
指と小指の2指が差し込まれるようにしてなり、
使用に際しては、中指と薬指で仕切片3を挟持す
る形となる。
上記仕切片3は、帯板2の中央部の前半部のみ
に位置して、後半部は第1の指差込部4aと第2
の指差込部4bとが連通状態となつており、手を
空間に挿入したとき、中指と薬指の付け根に仕切
片3の端縁が位置するようにしてなる。
に位置して、後半部は第1の指差込部4aと第2
の指差込部4bとが連通状態となつており、手を
空間に挿入したとき、中指と薬指の付け根に仕切
片3の端縁が位置するようにしてなる。
なお上記仕切片3は、空間部の中央部よりやや
左側に位置せしめることもできる。この場合、左
側の第1指差込部4aには人差指だけが差し込ま
れ、右側の第2指差込部4bに残りの3指が差し
込まれることになる。
左側に位置せしめることもできる。この場合、左
側の第1指差込部4aには人差指だけが差し込ま
れ、右側の第2指差込部4bに残りの3指が差し
込まれることになる。
上記した指貫通孔5は、本体1の下端部左側に
おいて、斜方向に略楕円状の孔を形成することに
よつて設けてある。この孔には親指がその基部ま
で差し込まれることによつて親指の基部たる付け
根が孔の裏側に位置することとなり、その結果、
指貫通孔5を介して本体1の裏側に位置する親指
の付け根と、本体1の表側面に位置する手の掌と
により、本体1を強固に支持することとなる。
おいて、斜方向に略楕円状の孔を形成することに
よつて設けてある。この孔には親指がその基部ま
で差し込まれることによつて親指の基部たる付け
根が孔の裏側に位置することとなり、その結果、
指貫通孔5を介して本体1の裏側に位置する親指
の付け根と、本体1の表側面に位置する手の掌と
により、本体1を強固に支持することとなる。
併せて前記した両指差込部4a,4bに指し込
まれた指同志が仕切片3を挟持することによつ
て、本考案ハンドパドルは、手に強固に密着支持
された状態が得られることになる。
まれた指同志が仕切片3を挟持することによつ
て、本考案ハンドパドルは、手に強固に密着支持
された状態が得られることになる。
上記した指貫通孔5により、親指は、その付け
根で本体1を支持した状態でありながら、第3図
に示す如く第1関節と第2関節とが自由に可動さ
せることができる状態となつている。
根で本体1を支持した状態でありながら、第3図
に示す如く第1関節と第2関節とが自由に可動さ
せることができる状態となつている。
次に本体1の四隅部1a,1aは、適宜な面取
りをすることによつて角部を落としてあり、この
ため水泳訓練中に本体1が人に触れて怪我をさせ
るような事故を未然に防ぐことができる。
りをすることによつて角部を落としてあり、この
ため水泳訓練中に本体1が人に触れて怪我をさせ
るような事故を未然に防ぐことができる。
また本体1の先端部(指先部)には、適数個
(実施例において大小3個)の小孔6a,6aを
対称に配して明けることにより、本体1の先端部
における水抵抗を少なくすると共に、パドルの水
中での傾きを防止し、かつ可動安定性を高めるこ
とができる。すなわち、小孔6a,6aに水が流
れ込むことにより、本体1が傾斜した際に、本体
1周端縁側に流れていく水流の量が少なくなり、
その結果、本体1周端縁の剥離現象が小さくなつ
てハンドパドルの左右の振れを小さくすることが
できる。
(実施例において大小3個)の小孔6a,6aを
対称に配して明けることにより、本体1の先端部
における水抵抗を少なくすると共に、パドルの水
中での傾きを防止し、かつ可動安定性を高めるこ
とができる。すなわち、小孔6a,6aに水が流
れ込むことにより、本体1が傾斜した際に、本体
1周端縁側に流れていく水流の量が少なくなり、
その結果、本体1周端縁の剥離現象が小さくなつ
てハンドパドルの左右の振れを小さくすることが
できる。
[作用]
上記してなる本考案のハンドパドルは、両手に
装着した状態において、第4図aに示す如く通常
の水泳練習用具として使用して、水泳者の腕動作
の矯正・修得や、腕力の強化を図ることができ、
また第4図bに示す如く、水中で腕の開閉運動を
する水中運動補助用具として用いることにより、
腕の筋力及びその他心肺の強化に役立てることが
できる。
装着した状態において、第4図aに示す如く通常
の水泳練習用具として使用して、水泳者の腕動作
の矯正・修得や、腕力の強化を図ることができ、
また第4図bに示す如く、水中で腕の開閉運動を
する水中運動補助用具として用いることにより、
腕の筋力及びその他心肺の強化に役立てることが
できる。
なお、第4図bによれば、手の掌側面方向Pに
腕を閉じる運動をすると共に、その状態で手の掌
を返えすことなく、手の甲側面方向Rに腕を開ら
く運動をする作用状態を示してある。
腕を閉じる運動をすると共に、その状態で手の掌
を返えすことなく、手の甲側面方向Rに腕を開ら
く運動をする作用状態を示してある。
[考案の効果]
本考案は以上のように、本体の中央横方向に帯
板を設けて指差込部を形成すると共に、本体の下
端部に指貫通孔を設けてなるため、指貫通孔には
親指を差し込むと共に、二つの指差込部にはその
他の4指を適宜差し込むことによつてパドルの手
への装着をなし得ることから、パドル装着をワン
タツチでなし得てパドル装着の容易性を図ること
ができる。
板を設けて指差込部を形成すると共に、本体の下
端部に指貫通孔を設けてなるため、指貫通孔には
親指を差し込むと共に、二つの指差込部にはその
他の4指を適宜差し込むことによつてパドルの手
への装着をなし得ることから、パドル装着をワン
タツチでなし得てパドル装着の容易性を図ること
ができる。
しかもパドルの手への装着は、二つの指差込部
に差し込んだ4指が、本体と帯板でなす空間を二
つに仕切る仕切片を挟持すると共に、指貫通孔を
介して本体裏側に位置する親指の付け根と本体表
側に位置する手の掌とによつて本体が挟持される
ことにより、パドルが手に強固に密着支持された
状態において、手の掌側面方向の運動のみなら
ず、手の甲側面方向の運動をもなすことができ
る。
に差し込んだ4指が、本体と帯板でなす空間を二
つに仕切る仕切片を挟持すると共に、指貫通孔を
介して本体裏側に位置する親指の付け根と本体表
側に位置する手の掌とによつて本体が挟持される
ことにより、パドルが手に強固に密着支持された
状態において、手の掌側面方向の運動のみなら
ず、手の甲側面方向の運動をもなすことができ
る。
特に、帯板を硬質とし、仕切片にてその中央部
を本体と連結したことから、ハンドパドル全体が
強固に構成され、従つて差し込んだ手と一体とな
つて水中運動を可能ならしめ、特に手の甲側への
運動を極めて安定的に行なうことができる。
を本体と連結したことから、ハンドパドル全体が
強固に構成され、従つて差し込んだ手と一体とな
つて水中運動を可能ならしめ、特に手の甲側への
運動を極めて安定的に行なうことができる。
更に、本体に設けた指貫通孔によつて、親指は
本体の裏側に貫通されて自由度を有しているた
め、親指の付け根が本体の裏面に押接しているに
拘らず、親指は自由に可動させることができて、
水泳での理想的な腕動作である親指の開閉動作を
自由になさしめることができて、水泳練習用具と
して極めて適切である。
本体の裏側に貫通されて自由度を有しているた
め、親指の付け根が本体の裏面に押接しているに
拘らず、親指は自由に可動させることができて、
水泳での理想的な腕動作である親指の開閉動作を
自由になさしめることができて、水泳練習用具と
して極めて適切である。
また、本体の先端部に大きさの異なる複数の孔
を左右対称に配したため、本体の先端部における
水抵抗を少なくすると共に、パドルの水中での傾
きを防止し、かつ可動安定性を高めることができ
る。すなわち、複数の孔に水が流れ込むことによ
り、本体が傾斜した際に、本体周端縁側に流れて
いく水流の量が少なくなり、その結果、本体周端
縁の剥離現象が小さくなつてハンドパドルの左右
の振れを小さくすることができる。
を左右対称に配したため、本体の先端部における
水抵抗を少なくすると共に、パドルの水中での傾
きを防止し、かつ可動安定性を高めることができ
る。すなわち、複数の孔に水が流れ込むことによ
り、本体が傾斜した際に、本体周端縁側に流れて
いく水流の量が少なくなり、その結果、本体周端
縁の剥離現象が小さくなつてハンドパドルの左右
の振れを小さくすることができる。
更に、本体の角部を切り落して本体を略八角形
状とすることにより、鋭角の角部をなくして水泳
訓練中に本体が人に触れて怪我をするような事故
を未然に防止できる。
状とすることにより、鋭角の角部をなくして水泳
訓練中に本体が人に触れて怪我をするような事故
を未然に防止できる。
第1図は本考案のハンドパドルの斜視図、第2
図は平面図、第3図は縦断面図、第4図a及びb
は使用状態説明図である。 1……本体、2……帯板、3……仕切片、4
a,4b……指差込部、5……指貫通孔。
図は平面図、第3図は縦断面図、第4図a及びb
は使用状態説明図である。 1……本体、2……帯板、3……仕切片、4
a,4b……指差込部、5……指貫通孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 主として合成樹脂材にて成形される下記要件を
備えたことを特徴とするハンドパドル。 (イ) 手よりやや大きい大きさを有する板状の本体
の中央横方向に、本体との間に空間を設けて硬
質の帯板を取付ける。 (ロ) 本体と帯板で形成される空間内の長手方向
に、本体と帯板を帯板の掛け渡し方向略中央で
連結する仕切片を設けて二つの指差込部を形成
する。 (ハ) 本体の下端部に親指の基部まで差込み可能な
略楕円状をした指貫通孔を形成する。 (ニ) 本体の先端部に、大きさの異なる複数の孔を
左右対称に配置する。 (ホ) 本体の角部を切り落して、本体を略八角形状
とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985101295U JPH0440685Y2 (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985101295U JPH0440685Y2 (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS629470U JPS629470U (ja) | 1987-01-21 |
JPH0440685Y2 true JPH0440685Y2 (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=30971906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985101295U Expired JPH0440685Y2 (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440685Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5279700U (ja) * | 1975-12-12 | 1977-06-14 | ||
JPS52112099U (ja) * | 1976-02-23 | 1977-08-25 |
-
1985
- 1985-07-03 JP JP1985101295U patent/JPH0440685Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS629470U (ja) | 1987-01-21 |
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