JPH0439993B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0439993B2
JPH0439993B2 JP58036388A JP3638883A JPH0439993B2 JP H0439993 B2 JPH0439993 B2 JP H0439993B2 JP 58036388 A JP58036388 A JP 58036388A JP 3638883 A JP3638883 A JP 3638883A JP H0439993 B2 JPH0439993 B2 JP H0439993B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lichen
cells
cell mass
medium
cell
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58036388A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS59162876A (en
Inventor
Yoshikazu Yamamoto
Ryuzo Mizuguchi
Yasuyuki Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
Priority to JP58036388A priority Critical patent/JPS59162876A/en
Publication of JPS59162876A publication Critical patent/JPS59162876A/en
Priority to US06/867,589 priority patent/US4937195A/en
Publication of JPH0439993B2 publication Critical patent/JPH0439993B2/ja
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は地衣植物細胞塊、特に地衣植物細胞を
増殖させるのに適した実質的に雑菌による汚染の
ない地衣植物細胞塊およびその採取方法ならびに
増殖方法に関する。 地衣植物はある種の菌類と藻類とから成立つて
いる共生体であつて、植物学的にも特異な地位を
占める一群の植物である。地衣植物を顕微鏡で観
察すると、その内部構造が皮層(地衣体の最も外
側にあつて地衣体を保護している組織、菌系が集
合して互いに融合してできている)、藻類層(地
衣体を構成している藻類を菌糸が取り囲み保持し
ている組織)、髄層(菌糸がゆるく錯綜し、地衣
体の基本となつている組織)、偽根(下縁の皮層
から突出し、地衣体を基物に固着させる組織)に
分化していることが判る。(ただし、下面の皮層
から偽根が生じていない場合もある。) かかる地衣植物の代謝生産物であるいわゆる地
衣成分は、多くの高等・下等植物の成分とは全く
趣きを異にし、化学的に特殊な限られた一部門を
形成している(朝比奈・柴田著「地衣成分の化
学」河出書房(1948年))。 地衣成分の生理的意義については、地衣植物の
発育が遅いことから、微生物の攻撃や小動物の喰
害に対する防御であるとか、また日向に生育する
ことから、紫外線に対する防御であるとか考えら
れている。そのため古来から地衣成分は、これら
機能から生じた用途に使用されてきた。例えば、
染料、抗生物質、香料などである。 しかし、地衣植物はその生育が遅いことに加え
て、季節・気候・温度・緯度など自然環境や更に
亜硫酸ガス濃度・ばい煙濃度などの人為環境の制
約を受け易いために、天然栽培は非常に難しく、
成功していない。また、地衣植物は外形がよく似
ているにも拘らず成分の全く異なるものが多いの
で、材料の選別に熟練が必要であり、そのため天
然からの大量採集は困難である。 近年におけるバイオテクノロジーの著しい展開
に鑑み、本発明者らは地衣成分の有効利用を究極
的な目的として、地衣植物の人為的な効率のよい
増殖方法の研究に着手した。このためには、ま
ず、地衣菌細胞と地衣藻細胞を縦枠に単離するこ
とが必要と考え、従来、高等植物細胞の単離や微
生物の純粋分離に採用されてきた手段を応用して
そのような細胞の純粋分離を試みた。しかしなが
ら、これら常とう手段ではそのような細胞の純粋
分離は極めて困難であつた。例えば洗浄用殺菌剤
を用いて地衣植物組織に付着している雑菌を除去
する方法では、地衣植物組織が吸水性であるため
該殺菌剤を吸収保持し易く、しかもその菌細胞も
藻細胞も共に雑菌細胞と似ているため、雑菌細胞
を完全に殺そうとすれば、勢い地衣植物細胞も死
滅してしまう。また、適当な培地上で殺菌と共に
地衣植物組織を生育せしめ、地衣植物細胞のみを
拾い出そうとしても、雑菌細胞に比べて地衣植物
細胞の生育が著しく遅いため、実際上不可能であ
る。 地衣植物が子器を作るような種類のものであれ
ば、これから胞子を取り出せば雑菌の汚染はない
筈である。しかしながら、これを実現するには、
極めて精度の高い技術が必要とされる。また、胞
子の生育が必しも順調には行われ得ない。加えて
子器は地衣植物の全てが作るものではなく、その
形成時期も限られているので、上記の方法は普遍
的に応用することができない。 本発明者らは、種々研究を重ねた結果、地衣植
物組織を微細化して複数個の地衣植物細胞の塊と
し、この状態で適宜のフイルターを通すことによ
り、この地衣植物細胞塊を雑菌細胞から分離する
ことによつて、実質的に雑菌を混入していない純
粋状態の地衣植物細胞塊を得ることに成功した。
都合のよいことは、このような細胞塊は単一の菌
細胞や藻細胞に比べて著しく早く生育、増殖する
ことができる。 従来、地衣植物組織を培養することは試みられ
たことはあるが、適当な大きさの組織を採取し、
これをそのまま培養するのが普通であつて、その
ような組織を培養前に微細化することは行われて
いない。これはそのような微細化を行えば地衣植
物細胞が死滅し、増殖の目的に鑑みて好ましくな
いと考えられていたからである。本発明者らが地
衣植物細胞塊の純粋化に成功した一因はそのよう
な常識に反する微細化手段をあえて採用した点に
ある。他方、地衣植物細胞の培養は、上記の如き
植物組織の培養を除けば、むしろ菌細胞や藻細胞
を単一細胞として使用するのが普通であり、これ
を細胞塊として使用することは行われていなかつ
た。従つて、地衣植物の細胞塊が単一細胞よりも
著しく生育が早いという事実はこれまで確認され
たことがなく、本発明によつて初めて確認された
知見ということができる。なお、本発明は、前記
した子器から胞子を採取する方法に比べ、操作が
簡単であり、生育が迅速であり、しかも種類の如
何を問わず普遍的に応用できる点で著しく優れて
いる。 本発明の要旨は、次のとおりである: (1) 雑菌によつて汚染された地衣植物細胞体を少
くとも2個の地衣植物細胞から成る最大径10mm
以下の地衣植物細胞塊が少くとも1個は残るよ
うに微細化し、この微細化物の水性分散体を前
記地衣植物細胞塊は残留するが、それより小さ
い径の地衣植物細胞や雑菌細胞は通過するよう
な少くとも1個のフイルターを通し、フイルタ
ー上に残留した前記地衣植物細胞塊を採集する
ことを特徴とする、2個またはそれ以上の地衣
植物細胞から成り、最大径が10mmを超えない、
実質的に雑菌による汚染のない地衣植物細胞
塊。 本発明は、後記する実施例にも明らかなとお
り、種々の地衣植物に適用することの可能な、普
遍的な発明である。すなわち、本発明は、次に例
示する地衣植物の各科のものについて、一般的に
適用出来るものである:テロスキステス科、ムカ
デゴケ科、スミイボゴケ科、サルオガセ科、アン
チゴケ科、ウメノキゴケ科、ロウソクゴケ科、チ
ヤシブゴケ科、トリハダゴケ科、ホウセンネンゴ
ケ科、ハナゴケ科、センニンゴケ科、キゴケ科、
ヘリトリゴケ科、サラゴケ科、アステロチリア
科、ヨロイゴケ科、ツメゴケ科、ハナビラゴケ
科、カワラゴケ科、クロサビゴケ科、ヘツプゴケ
科、イワノリ科、リキナ科、モジゴケ科、チブサ
ゴケ科、キツコウゴケ科、アナイボゴケ科、サネ
ゴケ科、アオバゴケ科、サンゴゴケ、ピンゴケ
科、ヒヨウモンゴケ科、イワボシゴケ科、キゴウ
ゴケ科、ニセサネゴケ科、ホシゴケ科、ケツトゴ
ケ科、ホウキタケゴケ科、マツタケ科など。 次にレカノラ目サルオガセ科に属するアカセさ
るおがせを例にとり、アカセルオガセ細胞を雑菌
細胞から分離して培養する方法について具体的操
作手順を説明する。他の地衣植物についても実質
的に同様の操作によつて純粋な地衣植物細胞を得
ることが出来る。 先ず、アカサルオガセの天然地衣体を適当な大
きさに切断して小片を流水で充分に洗浄した後、
物理的あるいは化学的な微細化方法により小さな
細胞塊の集団とする。 微細化を物理的に行うには、整理組織を機械的
により小さな組織に分割する常とうの手段が採用
されてよい。例えば、粉砕手段なら乳鉢、乳棒あ
るいはホモジナイザーなどを用いてもよい。ま
た、切断手段ならメス、ハサミ、カミソリ、ミク
ロトームなどを用いてもよい。これら器具を適当
に組合せて使用してもかまわない。 科学的に行うには、細胞間結合を遮断する試薬
を用いればよく、この目的に適う試薬としてはセ
ルラーゼを含有する酸素剤がその代表である。酵
素剤としては例えばドリセラーゼ(協和醗酵社
製)、セルラーゼオノズカ(近畿ヤクルト社製)
などが挙げられる。 得られた細胞塊の集団は単細胞の雑菌とアカサ
ルオガセ細胞、アカサルオガセ細胞塊が混在して
いるので、単一細胞を排除して、雑菌を含まない
かつ生存可能な系、すなわち2細胞以上かつ最大
径10mm以下の細胞塊のみからなる系にする必要が
ある。望むらくは、10細胞以上かつ最大径1mm以
下の細胞塊のみから成る系が雑菌の効率的は排除
とその後の生存・生育の確実性から判断して好ま
しい。ここに最大径とは、細胞塊の最も長いさし
わたしを云う。 単一細胞を排除して所定の大きさの細胞塊を得
る方法としては、マニユピレーターを用いて所定
の大きさの細胞塊のみを選別する方法、セルソー
タを用いる方法、遠心分離を用いる方法が挙げる
ことが出来るが、特定の大きさを有する1個以上
のフイルターを通す方法が大量の細胞塊を迅速に
得ることが出来るので工業的に見て有利であり好
ましい。フイルターの材質は地衣植物細胞に影響
を与えない材質であれば特に限定はないが、例え
ばステンレススチールやナイロンが望ましい。 得られた小さい細胞塊の集団をまず1000μ以下
の大きさを有する網でろ過し、次いで10μ以上の
網でろ過し、網上に残つた細胞塊も無菌水で数回
洗浄する。次いで細胞塊を適宜の培地に置床し、
0〜40℃の一定温度条件下で培養する。かかる培
養により1ケ月目頃にはアカサルオガセの細胞培
養物が肉眼で充分観察されるまでに生育する。 培養は振盪培養、静置培養、攪拌培養などのい
ずれの方法で行つてもよい。培養に用いる培地と
しては、天然または合成、有機または無機の培地
が使用される。例えば、各種既知の無機または有
機の合成培地を基本とし、これに栄養素、炭素
源、各種天然抽出物質などの有機物を添加したも
のであつてもよい。上記無機合成培地としてはホ
ワイト培地、ヒルデブランド培地、リンスマイヤ
ー・スクーグ培地、ムラシゲ・スクーグ培地、リ
リー・バーネツト培地、ハマダNo.118培地等、有
機合成培地としては麦芽・酵母エキス培地、土壌
抽出物培地等が挙げられる。その他これらの培地
を改良したものも使用することが出来る。上記栄
養源としては、チアミン塩酸塩、ピリドキシン塩
酸塩、ニコチン酸等のビタミン類、グリシン、ア
スパラギン等のアミノ酸、イノシツト、ソルビツ
ト等の6価アルコール等が使用されてよい。上記
炭素源としては、炭化水物(シヨ糖、ブドウ糖、
麦芽糖など)、有機酸(酢酸など)、アルコール類
(メタノール、グリセリンなど)が使用可能であ
る。上記各種天然抽出物としてはカゼイン加水分
解物、ココナツツミルク、土壌抽出物等が例示さ
れ、単独または適当に組合わせて使用してもよ
い。 更に、培養培地に抗生物質を添加することによ
り、地衣菌細胞あるいは地衣藻細胞のどちらか所
望の細胞塊を得ることが出来る。抗生物質として
は、地衣菌細胞のみを得たいときには抗藻剤、例
えばカナマイシン(明治製菓社製)、ソルシリン
(武田薬品工業社製)などを使用し、地衣藻細胞
のみを得たいときには抗カビ剤例えばコートサイ
ド(武田薬品工業社製)のようなベンズイミダゾ
ール系物質等を使用すればよい。 なお、このようにして得られたレカノラ目サル
オガセ科アカサルオガセの純粋な菌細胞塊(後記
実施例2)は工業技術院微生物工業技術研究所
(微工研)に受託番号微工研菌寄第6932号として、
アメリカ合衆国メリーランド州アメリカン・タイ
プ・カルチユア・コレクシヨン(ATCC)に寄託
番号ATCC20668として寄託されている。また、
対応する藻細胞塊(後記実施例2)は微工研では
受託対象外のものとして受けつけられなかつた
が、ATCCには寄託番号ATCC20667として寄託
されている。 以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。 実施例 1 京都府京都市にて採集したレカノラ目ヨロイゴ
ケ科ニセキンブチゴケ(子器をつけない)を広さ
0.5cm2程度の小片に切断し、これを充分に水洗し
た後クリーンベンチ内で下記組成の酸素液10ml中
に投じた。酸素液としてはドリセラーゼ(協和醗
酵製)4%(w/v)、0.7Mマンニトール、
20mMモルホリンエタンスルホン酸、5mM塩化
マグネシウムを蒸留水に溶解させ、2500回転/分
で遠心し、上澄液を更に0.22μのミリポアフイル
ターで無菌ろ過させたものを用いた。これを25℃
で6時間70c/s幅5cmで振盪した。反応後、酸
素液を150μのフイルターでろ過し、ろ液を更に
62μのフイルターでろ過し、フイルター上に残つ
た地衣植物細胞塊を無菌水で数回洗浄した。フイ
ルター上の細胞塊から適宜に100個選び、1個つ
づ下記の試験管培地に置床した。培地としては麦
芽エキス(Difco)2%(w/v)、酵母エキス
(Difco)0.2%(w/v)、寒天2%(w/v)を
加え、常法通り殺菌した培地を5mlづつ試験管に
分注したものを用いた。 このような培地に置床したニセキンブチゴケの
細胞塊を培養温度20℃の暗所で培養した。1ケ月
目頃に地衣植物細胞培養物が肉眼でよく観察され
るまでに生育した。非汚染率(非汚染サンプル
数/全サンプル数)は41%、生存率(生存サンプ
ル数/非汚染サンプル数)は100%であつた。な
お、生存した各サンプルは菌細胞のみから成るも
の、藻細胞のみから成るもの、また両方の細胞か
ら成るものの3種類であつた。 実施例 2 京都府京都市にて採集したレカノラ目サルオガ
セ科アカサルオガセ(子器をつけていない)を長
さ1cm程度の小片に切断し、これを充分に水洗し
た後クリーンベンチ内で乳鉢で粉砕した。粉砕液
を500μのフイルターでろ過し、ろ液を150μのフ
イルターでろ過し、フイルター上に残つた細胞塊
を無菌水で数回洗浄した後、実施例1と同様に試
験管培地に置床した。培地は実施例1と同じもの
を用いた。培養も実施例1と同様に行つた。1ケ
月目頃に肉眼で観察されるまでに生長した。非汚
染率は30%、生存率は100%であつた。生存した
各サンプルは実施例1と同様に3種類のものが認
められた。 実施例 3 大阪府枚方市にて採集したレカノラ目トリハダ
ゴケ科モエギトリハダゴケ(子器をつけていな
い)を広さ0.5cm2程度の小片に切断し、実施例2
と同様の方法で試験管培地に置床した。培地は実
施例1に使用した培地にコートサイド0.1%
(w/v)を添加したものと用いた。培養は実施
例1と同様に行つた。1ケ月目頃に肉眼で観察さ
れるまでに生長した。非汚染率は69%、生存率は
97%であつた。生存した各サンプルはいずれも藻
細胞のみから成つていた。 実施例 4 大阪府枚方市にて採集したレカノラ目ウメノキ
ゴケ科キクバゴケモドキ(子器をつけていない)
を広さ0.5cm2程度の小片に切断し、これを充分に
水洗した後、クリーンベンチ内で無菌メスにより
細かく切断した。粉砕物を無菌水に分散した後、
実施例2と同様にフイルターでろ過し、試験管培
地に置床した。培地は実施例1に使用した培地に
サリシリン50ppmとカナマイシン50ppmを添加し
たものを用いた。培養は実施例1と同様に行つ
た。1ケ月目頃に肉眼で観察されるまでに生長し
た。非汚染率は23%、生存率は77%であつた。生
存した各サンプルはいずれも藻細胞のみから成つ
ていた。 実施例 5 実施例2と同様にして得られたアカサルオガセ
細胞培養物50mgをクリーンベンチ内で乳鉢で粉砕
し、実施例2と同様の方法で試験管培地に置床し
た。培地は実施例1と同じものを用いた。培養は
実施例1と同様に行つた。1ケ月目頃に肉眼で観
察されるまでに生長した。生存率は100%であつ
た。生存した各サンプルは実施例2と同様3種類
のものが認められた。 実施例 6〜29 実施例1と同様にして、下記の地衣植物から得
られた小片を処理し、雑菌の混入していない純粋
な菌細胞塊、藻細胞塊および菌細胞と藻細胞から
成る細胞塊を得た。
The present invention relates to a lichen cell mass, particularly to a lichen cell mass suitable for propagating lichen cells and substantially free from contamination with various bacteria, and a method for collecting and propagating the same. Lichens are symbionts made up of certain fungi and algae, and are a group of plants that occupy a botanically unique position. When you observe a lichen under a microscope, you can see that its internal structure consists of a cortical layer (the outermost tissue of the lichen that protects it, made up of fungal systems that aggregate and fuse with each other), an algal layer (lichen A tissue in which hyphae surround and hold the algae that make up the body), a pulp layer (a tissue in which hyphae are loosely intertwined and form the basis of the lichen body), a pseudoroot (a tissue that protrudes from the cortex at the lower edge, and forms the basis of the lichen body) It can be seen that the cells are differentiated into a tissue that fixes the cells to the substrate. (However, in some cases, false roots do not arise from the lower cortex.) The so-called lichen components, which are the metabolic products of such lichen plants, are completely different from those of many higher and lower plants, and are chemically (Asahina and Shibata, "Chemistry of Lichen Components," Kawade Shobo (1948)). Regarding the physiological significance of lichen components, it is thought that because lichens grow slowly, they serve as a defense against attack by microorganisms and from being eaten by small animals, and because they grow in the sun, they serve as a defense against ultraviolet rays. . Therefore, lichen components have been used for purposes derived from these functions since ancient times. for example,
These include dyes, antibiotics, and fragrances. However, in addition to slow growth, lichen plants are subject to constraints from the natural environment such as season, climate, temperature, and latitude, as well as from the human environment such as sulfur dioxide concentration and smoke concentration, making it extremely difficult to cultivate them naturally. ,
Not successful. In addition, many lichens have completely different components even though they have similar external shapes, so skill is required to select materials, which makes it difficult to collect them in large quantities from nature. In view of the remarkable development of biotechnology in recent years, the present inventors have undertaken research on an efficient artificial propagation method for lichen plants, with the ultimate aim of effectively utilizing lichen components. To do this, we first thought it necessary to isolate lichen cells and lichen algae cells in a vertical frame, and we applied methods conventionally used for isolation of higher plant cells and pure isolation of microorganisms. We attempted to isolate pure such cells. However, pure separation of such cells has been extremely difficult using these conventional methods. For example, in the method of removing bacteria attached to lichen tissue using a cleaning disinfectant, the lichen tissue is water-absorbing, so it easily absorbs and retains the disinfectant, and both the bacterial cells and algae cells are Because they are similar to bacterial cells, if you try to completely kill the bacterial cells, the lichen cells will also die. Furthermore, even if one tries to extract only lichen cells by growing lichen tissue on a suitable medium while sterilizing it, it is practically impossible because the growth of lichen cells is significantly slower than that of bacterial cells. If the lichen is a type that produces seedlings, there should be no contamination by bacteria if the spores are extracted from it. However, to achieve this,
Extremely precise technology is required. Furthermore, the growth of spores cannot necessarily be carried out smoothly. In addition, not all lichens produce seed organs, and the period of their formation is limited, so the above method cannot be universally applied. As a result of various researches, the present inventors have found that by micronizing lichen tissue into a mass of multiple lichen cells, and passing this state through an appropriate filter, the lichen cell mass can be separated from undesirable bacterial cells. Through separation, we succeeded in obtaining a pure lichen cell mass that was substantially free from contamination with contaminants.
Advantageously, such cell clusters can grow and proliferate significantly faster than single bacterial or algal cells. In the past, attempts have been made to culture lichen tissue, but it has been difficult to collect tissue of an appropriate size,
It is common to culture this tissue as it is, and such tissues are not micronized before culturing. This is because such miniaturization would kill the lichen cells, which was considered undesirable in view of the purpose of propagation. One of the reasons why the present inventors succeeded in purifying the lichen cell mass is that they dared to adopt such a micronization method that goes against common sense. On the other hand, in the cultivation of lichen plant cells, except for the cultivation of plant tissue as mentioned above, it is common to use bacterial cells or algae cells as single cells, and it is not done to use them as cell clusters. I wasn't there. Therefore, the fact that lichen cell clusters grow significantly faster than single cells has never been confirmed, and can be said to be a finding confirmed for the first time by the present invention. The present invention is significantly superior to the above-mentioned method of collecting spores from offspring organs in that it is easy to operate, grows quickly, and can be universally applied regardless of the type. The gist of the present invention is as follows: (1) A lichen cell body contaminated with contaminants is separated into at least two lichen cells with a maximum diameter of 10 mm.
The lichen cell mass is micronized so that at least one of the following lichen cell masses remains, and the lichen cell mass remains in the aqueous dispersion of this micronized product, but lichen cells and miscellaneous bacterial cells with smaller diameters pass through. consisting of two or more lichen cells and having a maximum diameter not exceeding 10 mm, characterized in that the lichen cell mass remaining on the filter is collected through at least one filter such as
Lichen cell mass with virtually no contamination by bacteria. The present invention is a universal invention that can be applied to various lichen plants, as is clear from the Examples described below. That is, the present invention is generally applicable to each of the following lichen families: Teloscystetheceae, Centipedeaceae, Myriataceae, Myriataceae, Antigulaceae, Amenaceae, Candleliaceae, and Myriataceae. Family, Atricotaceae, Prunustaceae, Prunustaceae, Prunustaceae, Prunustaceae,
Helitoridae, Saragosaceae, Asterotiliaceae, Asterotiliaceae, Aceridae, Amaranthidae, Acarinaceae, Agaricaceae, Asteroidaceae, Alocatidae, Ilanaceae, Lichinaceae, Asteraceae, Alocatidae, Alocatidae, Ananigaceae, Asteraceae, Alocatidae , Coral moss, Pingolaceae, Pygmyaceae, Pingolaceae, Pygmyaceae, Pygmyaceae, Pyrolaceae, Pyrolaceae, Pylophyllaceae, Matsutakeceae, etc. Next, using as an example Akase saru Ogase, which belongs to the order Lecanora and family Salogamaceae, a specific operating procedure will be explained regarding a method for separating and culturing Akase saru Ogase cells from undesirable bacterial cells. Pure lichen cells can be obtained from other lichen plants by substantially similar operations. First, cut the natural lichen of Akasarina lichen into appropriate sizes, wash the small pieces thoroughly with running water, and then
A collection of small cell clusters is formed by physical or chemical miniaturization methods. To physically perform the micronization, conventional means of mechanically dividing the organized structure into smaller structures may be employed. For example, as a crushing means, a mortar, pestle, or homogenizer may be used. Further, as a cutting means, a scalpel, scissors, razor, microtome, etc. may be used. These devices may be used in appropriate combinations. For scientific purposes, reagents that block intercellular connections may be used, and an oxygen agent containing cellulase is a typical example of a reagent suitable for this purpose. Examples of enzyme agents include Driselase (manufactured by Kyowa Hakko Co., Ltd.) and Cellulase Onozuka (manufactured by Kinki Yakult Co., Ltd.).
Examples include. The obtained cell mass is a mixture of single-celled bacteria, A. chinensis cells, and a. It is necessary to create a system consisting only of cell clusters with a maximum diameter of 10 mm or less. Preferably, a system consisting only of cell clusters of 10 cells or more and a maximum diameter of 1 mm or less is preferable, judging from the efficient elimination of contaminants and the certainty of subsequent survival and growth. The maximum diameter here refers to the longest dimension of the cell cluster. Methods for obtaining cell clusters of a predetermined size by eliminating single cells include a method of selecting only cell clusters of a predetermined size using a manipulator, a method of using a cell sorter, and a method of using centrifugation. However, the method of passing through one or more filters having a specific size is advantageous and preferred from an industrial perspective because a large amount of cell aggregates can be obtained quickly. The material of the filter is not particularly limited as long as it does not affect lichen cells, but stainless steel and nylon are preferable, for example. The obtained population of small cell clusters is first filtered through a mesh having a size of 1000 μm or less, and then filtered through a mesh of 10 μm or larger, and the cell clusters remaining on the mesh are also washed several times with sterile water. Next, place the cell mass in an appropriate medium,
Culture under constant temperature conditions of 0 to 40°C. By such culturing, the cell culture of A. chinensis grows to the point where it can be observed with the naked eye in about one month. Cultivation may be carried out by any method such as shaking culture, static culture, or stirring culture. As a culture medium, a natural or synthetic, organic or inorganic medium is used. For example, it may be based on various known inorganic or organic synthetic media, to which organic substances such as nutrients, carbon sources, and various naturally extracted substances are added. Examples of the above inorganic synthetic medium include White medium, Hildebrand medium, Linsmeyer-Skoog medium, Murashige-Skoog medium, Lily-Barnett medium, Hamada No. 118 medium, etc., and organic synthetic medium such as malt/yeast extract medium, soil extract. Examples include culture medium. Other improved versions of these media can also be used. As the nutritional source, vitamins such as thiamine hydrochloride, pyridoxine hydrochloride, and nicotinic acid, amino acids such as glycine and asparagine, and hexahydric alcohols such as inosyte and sorbitol may be used. The above carbon sources include carbohydrates (sucrose, glucose,
(maltose, etc.), organic acids (acetic acid, etc.), and alcohols (methanol, glycerin, etc.) can be used. Examples of the above-mentioned various natural extracts include casein hydrolyzate, coconut milk, soil extract, etc., which may be used alone or in appropriate combinations. Furthermore, by adding an antibiotic to the culture medium, a desired cell mass of either lichen cells or lichen algae cells can be obtained. As for antibiotics, if you want to obtain only lichen cells, use anti-algal agents such as kanamycin (manufactured by Meiji Seika Co., Ltd.) or Sorcillin (manufactured by Takeda Pharmaceutical Company Limited), and if you want to obtain only lichen cells, use anti-algal agents. For example, a benzimidazole-based substance such as Courtside (manufactured by Takeda Pharmaceutical Co., Ltd.) may be used. In addition, the pure bacterial cell mass of Lecanorae, Acerophataceae, Acanthophyllaceae (Example 2 described later) obtained in this way was given accession number to the Institute of Microbial Technology (FEI), Agency of Industrial Science and Technology. As No. 6932,
It has been deposited with the American Type Culture Collection (ATCC), Maryland, USA, under deposit number ATCC20668. Also,
The corresponding algae cell mass (Example 2, described later) was not accepted by the Institute of Fine Technology as it was not subject to consignment, but it has been deposited with the ATCC under deposit number ATCC20667. EXAMPLES The present invention will be explained in more detail with reference to Examples below. Example 1 A large amount of Lecanora, Psyllidaceae (no reproductive organs) collected in Kyoto City, Kyoto Prefecture.
It was cut into small pieces of about 0.5 cm 2 , thoroughly washed with water, and then placed in 10 ml of an oxygen solution having the following composition in a clean bench. The oxygen solution was Driselase (manufactured by Kyowa Hakko) 4% (w/v), 0.7M mannitol,
20mM morpholineethanesulfonic acid and 5mM magnesium chloride were dissolved in distilled water, centrifuged at 2500 rpm, and the supernatant was further sterile filtered through a 0.22μ Millipore filter. This at 25℃
The mixture was shaken at 70c/s with a width of 5cm for 6 hours. After the reaction, the oxygen solution is filtered through a 150μ filter, and the filtrate is further filtered.
It was filtered through a 62μ filter, and the lichen cell mass remaining on the filter was washed several times with sterile water. 100 cells were appropriately selected from the cell mass on the filter and placed one by one in the test tube medium described below. As the medium, malt extract (Difco) 2% (w/v), yeast extract (Difco) 0.2% (w/v), and agar 2% (w/v) were added, and 5 ml of each medium was sterilized as usual and tested. The solution was dispensed into tubes and used. The cell mass of P. moss placed in such a medium was cultured in the dark at a culture temperature of 20°C. At about the first month, the lichen cell culture had grown to the point where it could be clearly observed with the naked eye. The non-contamination rate (number of non-contaminated samples/number of total samples) was 41%, and the survival rate (number of viable samples/number of non-contaminated samples) was 100%. The surviving samples were of three types: one consisting only of bacterial cells, one consisting only of algae cells, and one consisting of both cells. Example 2 A Lecanora, Aphthalidae, Aphragidae (without reproductive organs) collected in Kyoto City, Kyoto Prefecture was cut into small pieces of approximately 1 cm in length, which were thoroughly washed with water and then ground in a mortar in a clean bench. did. The pulverized liquid was filtered through a 500μ filter, the filtrate was filtered through a 150μ filter, the cell mass remaining on the filter was washed several times with sterile water, and then placed in a test tube medium in the same manner as in Example 1. The same medium as in Example 1 was used. Cultivation was also carried out in the same manner as in Example 1. It grew to the point where it could be observed with the naked eye around the first month. The non-contamination rate was 30% and the survival rate was 100%. As in Example 1, three types of surviving samples were observed. Example 3 A Moegitorihadago moss (no reproductive organ) collected in Hirakata City, Osaka Prefecture and belonging to the order Lecanora, family Aconitidae, was cut into small pieces of approximately 0.5 cm 2 in size.
The cells were placed in a test tube culture medium in the same manner as described above. The medium is the medium used in Example 1 plus 0.1% coat side.
(w/v) was used. Cultivation was carried out in the same manner as in Example 1. It grew to the point where it could be observed with the naked eye around the first month. Non-contamination rate is 69%, survival rate is
It was 97%. Each surviving sample consisted solely of algae cells. Example 4 Kikubagomodoki, a member of the order Lecanora, family Prunusidae, collected in Hirakata City, Osaka Prefecture (no reproductive organs)
The mixture was cut into small pieces approximately 0.5 cm 2 in width, thoroughly washed with water, and then finely cut using a sterile scalpel in a clean bench. After dispersing the crushed material in sterile water,
The mixture was filtered using a filter in the same manner as in Example 2, and placed in a test tube culture medium. The medium used was the same as in Example 1 to which 50 ppm of salicillin and 50 ppm of kanamycin were added. Cultivation was carried out in the same manner as in Example 1. It grew to the point where it could be observed with the naked eye around the first month. The non-contamination rate was 23% and the survival rate was 77%. Each surviving sample consisted solely of algae cells. Example 5 50 mg of the cell culture obtained in the same manner as in Example 2 was ground in a mortar in a clean bench, and placed in a test tube medium in the same manner as in Example 2. The same medium as in Example 1 was used. Cultivation was carried out in the same manner as in Example 1. It grew to the point where it could be observed with the naked eye around the first month. The survival rate was 100%. As in Example 2, three types of surviving samples were observed. Examples 6 to 29 In the same manner as in Example 1, small pieces obtained from the following lichen plants were treated to produce pure bacterial cell masses, algal cell masses, and cells consisting of bacterial cells and algal cells. Got a lump.

【表】【table】

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 雑菌によつて汚染された地衣植物細胞体を少
くとも2個の地衣植物細胞から成る最大径10mm以
下の地衣植物細胞塊が少くとも1個は残るように
微細化し、この微細化物の水性分散体を前記地衣
植物細胞塊は残留するが、それより小さい径の地
衣植物細胞や雑菌細胞は通過するような少くとも
1個のフイルターを通し、フイルター上に残留し
た前記地衣植物細胞塊を採集することを特徴とす
る、2個またはそれ以上の地衣植物細胞から成
り、最大径が10mmを超えない、実質的に雑菌によ
る汚染のない地衣植物細胞塊。 2 微細化が物理的方法または/および化学的方
法で行われる第1項記載の地衣植物細胞塊。
[Scope of Claims] 1. A lichen cell body contaminated with germs is micronized so that at least one lichen cell mass consisting of at least two lichen cells and having a maximum diameter of 10 mm or less remains, This aqueous dispersion of the fine particles is passed through at least one filter that allows the lichen cell mass to remain, but lichen cells with a smaller diameter and miscellaneous bacteria cells to pass through. A lichen cell mass consisting of two or more lichen cells, having a maximum diameter not exceeding 10 mm, and substantially free from contamination by bacteria, characterized by collecting a plant cell mass. 2. The lichen cell mass according to item 1, wherein the micronization is performed by a physical method and/or a chemical method.
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