JPH0437504Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0437504Y2
JPH0437504Y2 JP1988155059U JP15505988U JPH0437504Y2 JP H0437504 Y2 JPH0437504 Y2 JP H0437504Y2 JP 1988155059 U JP1988155059 U JP 1988155059U JP 15505988 U JP15505988 U JP 15505988U JP H0437504 Y2 JPH0437504 Y2 JP H0437504Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillow
pillows
bag
air
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1988155059U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0274957U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988155059U priority Critical patent/JPH0437504Y2/ja
Publication of JPH0274957U publication Critical patent/JPH0274957U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0437504Y2 publication Critical patent/JPH0437504Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bedding Items (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は就寝時に使用される枕に関する。
〔従来の技術〕
人の健康にとつて、枕の重要性は甚大であり、
適度の通気性や弾力性のある快適な枕として古来
より蕎殻入り枕などが、また、近年においては羽
毛入り枕、スポンジ入れ枕、樹脂パイプ入り枕な
どが毎日の就寝に使用される枕として賞用されて
いる。また、特別の用途の枕として、病人用の水
枕や、携帯用の空気枕が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
蕎殻入り枕や羽毛入り枕などの通常に使用され
る枕は、布製の袋に蕎殻などの枕充填物を適量入
れたもので、このような一般的な枕は弾力性や高
さ、保温性などの機能が決まつており、人は好み
の機能の枕を選び、選んだ枕の機能に慣れて枕を
快適なものとして使用しているが、人は弾力性や
高さなどが異なる枕に替ると、この替つた枕に慣
れるまでに時間を要し、慣れるまで安眠が妨げら
れる等の不快感を覚えるのが通常である。尚、袋
に枕充填物を詰めた枕は、充填物を出し入れして
その量を調整することで、弾力性や高さが調整で
きるが、このような調整は非常に面倒で、事実上
されていないのが現状である。また、人は慣れた
枕であつても、健康状態が変つた場合や、蒲団が
冬用から夏用などと替つた場合などにおいて、枕
の高さや弾力性などが体に合わなくなり、枕が使
い難くなることがあるが、このような場合は仕方
なしとして枕を不便なまま使用するか、別の枕と
取り替えるしかできなかつた。
また、特別用途の空気枕や水枕は、夫々の専用
の用途に有効であるが、機能が単一化しており、
使用者の多様な要求に対応できない不便さがあつ
た。
本考案はかかる枕の使用上の問題点に鑑みてな
されたもので、弾力性や高さ、保温性などが簡単
に調整できる多機能な枕を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を、外袋に、外袋とほぼ同一
サイズで、流体を封入すると共に流体の出し入れ
可能な栓を周縁一部に有する内袋を収納すると共
に、外袋と内袋の一方の間に多数の固形物の枕充
填物を収納した枕において、前記内袋は、ほぼ同
一サイズの2つで構成され、この2つを重ねて外
袋の中に収納してなる枕にて達成するものであ
る。
〔作用〕
外袋に収納される2つの内袋に封入される氷水
或いは空気の流体の種類や量を調整することで、
枕の弾力性や高さ、保温性などの様々な機能が簡
単に調整され、様々な用途に好適に使用される多
機能化された枕が実現される。
〔実施例〕
以下、実施例について説明する。
第1図及び第2図の実施例に示す枕1におい
て、2は布製の矩形の外袋、3,4は外袋2に収
納されたゴム製、又はビニール製の内袋である。
内袋3,4は外袋2とほぼ同一サイズの密閉され
た袋で、一部に栓5,6を有し、この栓5,6か
ら内袋3,4内に空気又は水の流体7,8が注入
され、栓5,6を閉じると流体7,8は内袋3,
4に封じ込められる。各内袋3,4に封入される
流体7,8の量で枕1の全体の高さが調整され、
また、弾力性、柔軟性が調整される。
外袋2は表布2aと裏布2bの周縁を縫合した
もので、表布2aの周縁にはそれぞれに内側に仕
切布10の周縁が縫合されて、表布2aと仕切布
10の間に蕎殻などの枕充填物9の適量が詰め込
まれる。裏布2bと仕切布10の間に2つの内袋
3,4が重ねて収納され、内袋3,4の栓5,6
は外袋2の周縁の非縫合部分により外に導出され
る。内袋3,4は周縁のフランジを外袋2の周縁
部に縫合することで、外袋2から抜け出ることを
防止している。
内袋3,4に栓5,6から流体7,8を注入す
ると内袋3,4の高さが増し、その分、枕1の高
さが増す。逆に流体7,8を抜くと内袋3,4が
薄くなり、その分、枕1の高さは小さくなる。人
はこのような流体7,8の出し入れの調整によつ
て、枕1の高さを好みに応じて調整することがで
きる。また、流体7,8の水や空気は枕充填物9
に比べ格段に流動性が良いので、内袋3,4に封
入される流体7,8の量、圧力の調整で枕1の弾
力性などが調整される。また、充填物9は水枕や
空気枕の如き内袋3,4の良過ぎる弾力性、柔軟
性を抑制して、枕1を頭の座り心地の良い適度な
弾力性、柔軟性のものにする。
以上は、枕1を通常に使用する場合で次に本考
案の特徴とする2つの内袋3,4を使い分ける多
機能枕について説明する。
2つの内袋3,4の両方に空気を入れて、第1
図の枕1を上下逆に使用すると、空気枕として使
用される。この場合、2つの空気枕の内袋3,4
が互いの良過ぎる弾力性、柔軟性を抑制し合つ
て、頭の座り心地の良い空気枕とする。
また、2つの内袋3,4に氷水を入れると、枕
1が水枕として使用される。この場合も、2つの
水枕の内袋3,4が互いの良過ぎる弾力性、柔軟
性を抑制し合つて、頭の座り心地の良い水枕とす
る。
2つの内袋3,4の内側の内袋3に氷水を入
れ、外側の内袋4に空気を入れて、枕1を空気枕
として使用することもできる。この場合、氷水の
入つた内側の内袋3で外側の空気枕である内枕4
が冷やされて、枕1は夏の使用に適した冷たい空
気枕となる。逆に外側の内袋4に氷水を入れ、内
袋3に空気を入れると、内側の空気枕である内袋
3の断熱作用で外側の水枕である内袋4が保冷さ
れ、枕1は長時間にわたり冷たい水枕として使用
される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、枕の内袋に封入される流体の
量の調整や種類の選択で、枕の高さや弾力性など
の様々な機能の調整や選択が簡単にできる他に、
2つの内袋両方を水枕、空気枕として使用した
り、一方を水枕、他方を空気枕として使用するこ
とで、通常の枕以外に、冷たい空気枕や保冷能力
に優れた水枕などと多様な用途に使用でき、使用
者にとつて常に快適に使用できる便利で商品価値
の高い多機能な枕が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部省略部分を
含む平面図、第2図は第1図の枕の部分断面を含
む正面図である。 1……枕、2……外袋、3,4……内袋、5,
6……栓、7,8……流体(空気、水)、9……
枕充填物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外袋に、外袋とほぼ同一サイズで、流体を封入
    すると共に流体の出し入れ可能な栓を周縁一部に
    有する内袋を収納すると共に、外袋と内袋の一方
    の間に多数の固形物の枕充填物を収納した枕にお
    いて、 前記内袋は、ほぼ同一サイズの2つで構成さ
    れ、この2つを重ねて外袋の中に収納したことを
    特徴とする枕。
JP1988155059U 1988-11-28 1988-11-28 Expired JPH0437504Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988155059U JPH0437504Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988155059U JPH0437504Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0274957U JPH0274957U (ja) 1990-06-07
JPH0437504Y2 true JPH0437504Y2 (ja) 1992-09-03

Family

ID=31432343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988155059U Expired JPH0437504Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0437504Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473469U (ja) * 1971-01-29 1972-09-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473469U (ja) * 1971-01-29 1972-09-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0274957U (ja) 1990-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3757365A (en) Therapeutic pillow
US20020050007A1 (en) Cervical pillow for protection of cervical vertebrae
KR101488470B1 (ko) 한방 건강베개
US10051967B2 (en) Adjustable thickness travel pillows
US20120079659A1 (en) Neck support pillow
EP0737433A1 (en) Hydraulic pillow
US20120186022A1 (en) Pillow
JPH0437504Y2 (ja)
CN214387022U (zh) 一种三层组合枕
JP3225439B2 (ja)
CN210407934U (zh) 一种多功能组合枕
CN213282423U (zh) 一种负氧离子蚕丝保健枕
CN211511320U (zh) 睡眠、靠背多用途枕头
JP3050776U (ja)
JP3238913U (ja) 硬さと高さをそれぞれ調整できるチップ枕
JP3059614U (ja)
CN219782154U (zh) 一种婴幼儿锁温防踢被
CN209377223U (zh) 一种六分区高低可调节护颈枕
JP3010651U (ja)
JPH0742368Y2 (ja)
CN2196966Y (zh) 多功能枕
CN206621147U (zh) 一种舒适保健的七孔枕头
KR200259037Y1 (ko) 수면(水眠)베개
KR200373792Y1 (ko) 베개
JP2001128824A (ja) 自在枕