JPH04367627A - タイルカーペット施工用シート - Google Patents

タイルカーペット施工用シート

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Publication number
JPH04367627A
JPH04367627A JP17058691A JP17058691A JPH04367627A JP H04367627 A JPH04367627 A JP H04367627A JP 17058691 A JP17058691 A JP 17058691A JP 17058691 A JP17058691 A JP 17058691A JP H04367627 A JPH04367627 A JP H04367627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
carpet
layer
unvulcanized rubber
tile
Prior art date
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Pending
Application number
JP17058691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Takara
高良 寛人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tigers Polymer Corp
Original Assignee
Tigers Polymer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tigers Polymer Corp filed Critical Tigers Polymer Corp
Priority to JP17058691A priority Critical patent/JPH04367627A/ja
Publication of JPH04367627A publication Critical patent/JPH04367627A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Carpets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイル状のカーペット
が施工されるタイルカーペット施工用シートに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】家庭、ビ
ルや店舗などの床面には、ポリ塩化ビニル製のフローリ
ング材やロール状カーペットなどの床材が施工されてい
る。しかし、これらの床材は、重く面積が大きいため、
運搬性や床面への施工性に難点がある。そこで、近年、
タイル状のカーペット(以下、タイルカーペットと言う
)が使用されている。
【0003】図3は従来のタイルカーペットの施工状態
を示す概略断面図である。このタイルカーペット11は
、面積が小さな、ポリ塩化ビニルなどの基材12と、こ
の基材12に形成されたパイル13や起毛とで構成され
ている。
【0004】前記タイルカーペットは、パイル13とは
反対側の基材12の面に接着剤14を部分的に塗布し、
タイルカーペット11をモルタルなどの床面15に順次
縦横方向に接着させ施工している。
【0005】しかしながら、このような施工では、多数
のタイルカーペット11毎に接着剤14を塗布する必要
があるので、作業が煩雑で施工に長時間を要する。しか
も、接着剤14を用いてタイルカーペット11を床面1
5に接着するので、一旦タイルカーペット11を施工し
た後、リフォームする場合、タイルカーペット11を床
面15から剥離するのが困難であったり、剥離に長時間
を要する。さらには、床面15に接着剤14の跡が凹凸
状に残り、その後のタイルカーペット11の施工を妨げ
たり、美観を損なうだけでなく、床面15を清浄化でき
ない。
【0006】従って、本発明の目的は、接着剤を使用す
ることなく、タイルカーペットを効率よく、しかも繰返
し施工できるタイルカーペット施工用シートを提供する
ことにある。
【0007】
【発明の構成】本発明者らは、上記目的を達成するため
、鋭意検討した結果、未加硫ゴムの粘着性を利用すると
、接着剤を使用することなく、タイルカーペットを円滑
に施工できると共に、施工したタイルカーペットを容易
に剥離でき、繰返しタイルカーペットを施工できること
を見いだし、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、床面に固定可能であ
り、かつタイルカーペットが施工されるシートであって
、少なくとも表層が未加硫ゴムで形成されているタイル
カーペット施工用シートを提供する。
【0009】なお、本明細書において、「表層」とは、
タイルカーペットを施工するときの施工面側の表層を意
味する。従って、表層が剥離可能なシートなどで被覆さ
れていても、施工時に前記シートなどを剥離し、タイル
カーペットを表層に施工する場合には、本発明の「表層
」および「施工」の概念に含まれる。
【0010】以下に、添付図面を参照しつつ、本発明を
より詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一例によるシートの断面斜
視図、図2はタイルカーペットの施工状態を説明するた
めの概略断面図である。
【0012】シート1は、基材層2の一方の面、すなわ
ちタイルカーペット7の施工面に積層された未加硫ゴム
層3と、他方の面に積層された粘着剤層4と、この粘着
剤層4に積層された剥離シート5とで構成されている。
【0013】前記粘着剤層4と剥離シート5は、剥離シ
ート間に粘着剤層4が介在する両面粘着テープの一方の
剥離シートを剥離し、前記基材層2に積層することによ
り形成できる。また、前記剥離シート5を剥離し、粘着
剤層4を床面6に貼着することにより、シート1を床面
6に固定できる。
【0014】なお、小片状のタイルカーペット7は、正
方形状、長方形状、多角形状などの適宜の形状に形成で
きる。タイルカーペット7は、前記と同様に、ポリ塩化
ビニルなどで形成された基材8と、この基材8に形成さ
れたパイル9や起毛とで構成されている。また、前記基
材8には、通常、前記基材中でパイル9や起毛と一体化
した補強繊維が含有されている。
【0015】前記基材層2は、可撓性を有し、前記未加
硫ゴム層3を補強するものであればよい。このような基
材層2としては、例えば、ポリプロピレンなどのオレフ
ィン系ポリマー、ポリエチレンテレフタレートなどのポ
リエステル、ナイロン、ポリ塩化ビニルなどの種々のポ
リマーからなるフィルムやシート;基布などが挙げられ
る。
【0016】未加硫ゴム層3は、粘着性を有する種々の
未加硫ゴムで形成できる。未加硫ゴムとしては、例えば
、天然ゴム、塩化ゴム、塩酸ゴム、ブタジエンゴム、イ
ソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニ
トリル−ブタジエンゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴ
ム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン
−非共役ジエンゴム、エチレン−アクリルゴム、アクリ
ルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、シリコー
ンゴム、ウレタンゴムなどが挙げられる。これらのゴム
は一種または二種以上使用される。未加硫ゴム層3は、
シート1の少なくとも表層に形成されていればよく、そ
の厚みは特に制限されないが、例えば、0.1〜5mm
程度の厚みに形成できる。
【0017】前記未加硫ゴム層3は、粘着力を調整する
ため、必要に応じて、粘着付与剤を含んでいてもよい。 粘着付与剤としては、例えば、アルキルフェノール系樹
脂、クマロン−インデン樹脂、ロジン誘導体(水添ロジ
ン類、ロジンエステル類など)、石油樹脂、ポリブテン
、ポリテルペンなどが挙げられる。この粘着付与剤の添
加量は、タイルカーペット7の基材8の種類、所望する
粘着力に応じて、例えば、未加硫ゴム100重量部に対
して、1〜100重量部、好ましくは5〜50重量部程
度の範囲で選択できる。
【0018】未加硫ゴム層3は、種々の添加剤、例えば
、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの老化防止剤;カーボ
ンブラック、無水ケイ酸、ケイ酸カルシウム、ケイ酸ア
ルミニウム、クレーや、レーヨン、ナイロン、ポリエス
テル、芳香族ポリアミドなどの合成繊維、炭素繊維、ガ
ラス繊維などの無機繊維からなる補強剤;炭酸カルシウ
ム、タルク、硫酸バリウム、硫酸アルミナ、リトポン、
スチレン樹脂、フェノール樹脂、石油樹脂、再生ゴムな
どの充填剤または増量剤;リノール酸、オレイン酸、ト
ール油などの植物系、ナフテン系、芳香族系などの軟化
剤;フタル酸エステル、セバシン酸エステル、アジピン
酸エステルなどの可塑剤;ステアリン酸、ステアリン酸
金属石鹸、ワックスなどの加工助剤;着色剤などを含有
していてもよい。これらの添加剤は、未加硫ゴム層3の
粘着性を損わない範囲で、一種又は二種以上使用できる
【0019】未加硫ゴム層3の粘着力は、タイルカーペ
ット7の基材8の種類に応じて、タイルカーペット7を
固定でき、かつタイルカーペット7が剥離可能な粘着力
の範囲で選択できる。未加硫ゴム層3の粘着力が小さい
と、タイルカーペット7を確実に固定できず、歩行によ
りタイルカーペット7の施工位置がずれる場合がある。 一方、粘着力が大きいと、施工後、リフォームする場合
、タイルカーペット7の剥離作業性が低下したり、剥離
したタイルカーペット7に未加硫ゴム層が付着する場合
がある。さらには、剥離後の未加硫ゴム層3の表面を清
浄化できない場合がある。
【0020】前記未加硫ゴム層3を有するシート1は、
種々の利点をもたらす。すなわち、剥離シート5を剥離
して、粘着剤層4により床面5に貼着したシート1に、
接着剤を使用することなく、タイルカーペット7を順次
載置するだけで、タイルカーペット1を施工できるので
、施工作業性が著しく向上する。また、未加硫ゴム層3
の粘着性と小さな剪断弾性率により、施工したタイルカ
ーペット7が、歩行などにより床面6から剥離すること
なく、固定される。しかも、タイルカーペット7と床面
6との間には、弾性率の小さな未加硫ゴム層3が介在す
るので、防音ないし消音効果が高い。
【0021】さらに、リフォーム時には、シート1の未
加硫ゴム層3からタイルカーペット7を容易に剥離でき
ると共に、新たなタイルカーペットを未加硫ゴム層3上
に載置するだけで、再度施工することができる。従って
、前記シート1をタイルカーペット7の施工に繰返し利
用できる。また、リフォームに際しては、未加硫ゴム層
3の表面に付着していた塵芥も容易に除去できる。
【0022】なお、本発明において、シートの少なくと
も表層が未加硫ゴムで構成されていばよく、前記基材層
2は必ずしも必要ではない。また、未加硫ゴム層3に前
記粘着剤層4及び剥離シート5が直接積層されていても
よい。
【0023】前記シートは、モルタルなどの床面に対し
て固定できればよい。シートの床面に対する固定手段は
、前記粘着剤層4による粘着に限らず、例えば、接着剤
による接着、床面5とシートに形成した凹凸部による機
械的な固定手段などであってもよい。
【0024】さらには、前記未加硫ゴム層3には、剥離
可能な保護シートが積層されていてもよい。
【0025】本発明のシートは、運搬性及び床面への施
工性の点から、ロール状に巻回されているのが好ましい
。また、床面へのシートの施工は、目的および用途に応
じて、床面全体に対する全面施工であってもよく、部分
的な施工であってもよい。
【0026】本発明のシートは、カレンダー加工などの
慣用の方法で製造できる。例えば、図1に示すシートは
、基材フィルムやシートに未加硫ゴム層を貼り合わせる
トッピング加工などにより得ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明のシートは、未加硫ゴム層の粘着
性を利用するので、接着剤を使用することなく、タイル
カーペットを効率よく、しかも繰返し施工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例によるシートの断面斜視図である
【図2】タイルカーペットの施工状態を説明するための
概略断面図である。
【図3】従来のタイルカーペットの施工状態を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
1…シート 2…基材層 3…未加硫ゴム層 4…粘着剤層 6…床面 7…タイルカーペット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  床面に固定可能であり、かつタイルカ
    ーペットが施工されるシートであって、少なくとも表層
    が未加硫ゴムで形成されているタイルカーペット施工用
    シート。
JP17058691A 1991-06-14 1991-06-14 タイルカーペット施工用シート Pending JPH04367627A (ja)

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JP17058691A JPH04367627A (ja) 1991-06-14 1991-06-14 タイルカーペット施工用シート

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Cited By (5)

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