JPH0436644Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0436644Y2 JPH0436644Y2 JP1987110186U JP11018687U JPH0436644Y2 JP H0436644 Y2 JPH0436644 Y2 JP H0436644Y2 JP 1987110186 U JP1987110186 U JP 1987110186U JP 11018687 U JP11018687 U JP 11018687U JP H0436644 Y2 JPH0436644 Y2 JP H0436644Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- tongue
- tongue piece
- shoes
- shoe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 30
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000386 athletic effect Effects 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この考案は、舌片を有する靴紐緊締式靴の改良
に関する。
に関する。
<従来の技術>
舌片を有する靴紐緊締式靴を履くときの、舌片
の垂れ下がりによる不便を無くするため、従来は
第2図に示すような小さな紐通し片10或はそれ
に代えて、舌片に2条の切込みを入れていた。
の垂れ下がりによる不便を無くするため、従来は
第2図に示すような小さな紐通し片10或はそれ
に代えて、舌片に2条の切込みを入れていた。
<考案が解決しようとする問題点>
このような従来の靴紐緊締式靴には、次のよう
な問題点があつた。
な問題点があつた。
1 靴紐を結んだ儘で着用するときに、舌片のず
れこみを止めようとして、端を摘まんで無理に
足を入れるとき、舌片を引摺りこむ力が強いた
め、摘まみきれずに舌片が靴の中へずりこんで
しまう。
れこみを止めようとして、端を摘まんで無理に
足を入れるとき、舌片を引摺りこむ力が強いた
め、摘まみきれずに舌片が靴の中へずりこんで
しまう。
2 着用して激しい運動等を行つた際の、舌片の
ずれこみを止めることができない。
ずれこみを止めることができない。
3 舌片を用いる靴の前面は、靴紐が必要なた
め、意匠模様を表わす範囲が限られ、せいぜい
織ネーム(第2図8)の部分を利用するか、さ
もなければ舌片を延長して、締付け具を覆うよ
うに折返し、その表面に絵模様などを表わす方
法をとる必要があつた。しかしこの様な構造
は、複雑でコスト高なうえ軽快さがなく、激し
い運動に対する耐久性にも欠けるものであつ
た。
め、意匠模様を表わす範囲が限られ、せいぜい
織ネーム(第2図8)の部分を利用するか、さ
もなければ舌片を延長して、締付け具を覆うよ
うに折返し、その表面に絵模様などを表わす方
法をとる必要があつた。しかしこの様な構造
は、複雑でコスト高なうえ軽快さがなく、激し
い運動に対する耐久性にも欠けるものであつ
た。
<問題点を解決するための手段>
前胛部に相対する緊締部が間隙を置いて設けら
れ、舌片を有し、当該舌片の縦方向に上記相対す
る緊締部の間隙とほぼ等しい巾のベルトを、緊締
状態に於ける靴紐の全部がくぐれる程度に固着し
てなる靴紐緊締式靴である。
れ、舌片を有し、当該舌片の縦方向に上記相対す
る緊締部の間隙とほぼ等しい巾のベルトを、緊締
状態に於ける靴紐の全部がくぐれる程度に固着し
てなる靴紐緊締式靴である。
以下実施例である図面を用いてこの考案を詳細
に説明する。
に説明する。
1は舌片、2はベルトである。ベルトは、汎用
の天然繊維、合成繊維等からなる布テープや、皮
革、擬革、ビニールレザー等の帯状の裁断片、或
はまた編紐(第5図2)等を用いることもでき
る。また、ベルト2には、織地模様(第1図7)
やプリント模様(第4図7)等を必要に応じて施
す ベルト2は、舌片1のほぼ中央縦方向X−Xに
かけ渡し、少なくともその前端4と後端5とは舌
片に固着する。固着には、縫着、接着、ウエルダ
ー加工その他ベルトが舌片から容易に外れないよ
うな手段をとる。
の天然繊維、合成繊維等からなる布テープや、皮
革、擬革、ビニールレザー等の帯状の裁断片、或
はまた編紐(第5図2)等を用いることもでき
る。また、ベルト2には、織地模様(第1図7)
やプリント模様(第4図7)等を必要に応じて施
す ベルト2は、舌片1のほぼ中央縦方向X−Xに
かけ渡し、少なくともその前端4と後端5とは舌
片に固着する。固着には、縫着、接着、ウエルダ
ー加工その他ベルトが舌片から容易に外れないよ
うな手段をとる。
このベルト2と舌片1との隙間6には、靴紐
3,3…(第1図一点鎖線で示す)の全部をくぐ
らすことができる。それがベルトの長さの目安と
なる。ベルト2の巾は、胛前面開放部の左右の鳩
目9,9′の間隔を越えない程度にすることが望
ましい。ベルトの巾が、この間隔より広いと、靴
紐3をくぐらせて締付けたとき、ベルトに皺が寄
つて見苦しくなる恐れがある。
3,3…(第1図一点鎖線で示す)の全部をくぐ
らすことができる。それがベルトの長さの目安と
なる。ベルト2の巾は、胛前面開放部の左右の鳩
目9,9′の間隔を越えない程度にすることが望
ましい。ベルトの巾が、この間隔より広いと、靴
紐3をくぐらせて締付けたとき、ベルトに皺が寄
つて見苦しくなる恐れがある。
ベルトの舌片への止め付けは、靴紐による締付
けの邪魔にならないよう適当な位置さえ選べば、
両端4,5以外の任意の箇所でも止め付けること
ができる(第3図11)。
けの邪魔にならないよう適当な位置さえ選べば、
両端4,5以外の任意の箇所でも止め付けること
ができる(第3図11)。
<考案の効果>
この考案は、以上の構成によるものであるか
ら、次のような作用効果をもたらす。
ら、次のような作用効果をもたらす。
1 靴紐を結んだ儘で、無理に足を入れる時で
も、靴紐の大部分(特に後端5に近い部分)
を、ベルトと舌片との間にくぐらせておけば、
ベルトに指を楽に引掛けて、舌片が靴の中へず
りこむのを容易に食止めることができる。
も、靴紐の大部分(特に後端5に近い部分)
を、ベルトと舌片との間にくぐらせておけば、
ベルトに指を楽に引掛けて、舌片が靴の中へず
りこむのを容易に食止めることができる。
2 着用して激しい運動等を行つた際でも、靴紐
の大部分を、ベルトと舌片との間にくぐらせて
おくことにより、ベルト2の後端5の固着部が
靴紐3に引掛かるため、従来の舌片にみられる
ようなずれこみを完全に食止めることができ
る。
の大部分を、ベルトと舌片との間にくぐらせて
おくことにより、ベルト2の後端5の固着部が
靴紐3に引掛かるため、従来の舌片にみられる
ようなずれこみを完全に食止めることができ
る。
3 洗濯した運動靴の乾燥の際、ベルト2を用い
随所に吊して干すことができる。また、吊した
際に靴の舌片が反転され、且靴が爪先を上にし
て垂下した状態になるから、従来乾きにくかつ
た爪先部等の乾燥がしやすくなるとともに、乾
燥時の靴の変形を防ぐことができる。
随所に吊して干すことができる。また、吊した
際に靴の舌片が反転され、且靴が爪先を上にし
て垂下した状態になるから、従来乾きにくかつ
た爪先部等の乾燥がしやすくなるとともに、乾
燥時の靴の変形を防ぐことができる。
4 舌片のほぼ中央縦方向に、靴紐の大部分がく
ぐれるような広い範囲にベルトをかけ渡したも
のであるから、次のような効果がある。
ぐれるような広い範囲にベルトをかけ渡したも
のであるから、次のような効果がある。
イ ベルトと舌片との隙間に締付け具が大部分
くぐつてしまうと、ベルト2の大半が靴の前
表面に現れるから、そのベルトの存在自体
が、この種の靴には従来見られなかつた斬新
な意匠を表現する(第6図〜第9図)。
くぐつてしまうと、ベルト2の大半が靴の前
表面に現れるから、そのベルトの存在自体
が、この種の靴には従来見られなかつた斬新
な意匠を表現する(第6図〜第9図)。
また、靴紐のくぐらせ方を自由に変えるこ
とができるので、運動競技のように靴紐を特
に強く緊締する必要があるときには、胛高の
部位ではベルトの上に靴紐が位置するように
すれば(例えば第6図−参照)、ベルトの
介在により当該足の胛部に対する紐の食い込
みを緩和することができる。のみならず靴紐
のおどりによる緩みや解けを防ぐことができ
る。また、茂みの中などでの引つ掛けにより
ベルトが千切れる恐れがある場合にも効果が
ある。
とができるので、運動競技のように靴紐を特
に強く緊締する必要があるときには、胛高の
部位ではベルトの上に靴紐が位置するように
すれば(例えば第6図−参照)、ベルトの
介在により当該足の胛部に対する紐の食い込
みを緩和することができる。のみならず靴紐
のおどりによる緩みや解けを防ぐことができ
る。また、茂みの中などでの引つ掛けにより
ベルトが千切れる恐れがある場合にも効果が
ある。
このように、用い方により種々の機能を発
揮させることができることと相俟つて、意匠
の表現に一段と変化を付けることができる
(第6図−〜)。因みに第8図は、ベルト
に編紐を用いたものの使用例で、図中11
は、中程でベルトと舌片とにかしめ止めを施
した状態を示す。
揮させることができることと相俟つて、意匠
の表現に一段と変化を付けることができる
(第6図−〜)。因みに第8図は、ベルト
に編紐を用いたものの使用例で、図中11
は、中程でベルトと舌片とにかしめ止めを施
した状態を示す。
ロ ベルト資材は、一般に長尺で、量産性に富
んだ安価な資材である。そしてそのベルトの
表面には予め、地模様やプリント模様7を連
続的に表わしておくことができる。ところ
で、この考案では、その様なベルト資材をた
だ単に必要長さに切つて用いることができ
る。
んだ安価な資材である。そしてそのベルトの
表面には予め、地模様やプリント模様7を連
続的に表わしておくことができる。ところ
で、この考案では、その様なベルト資材をた
だ単に必要長さに切つて用いることができ
る。
したがつて、従来の例えば舌片自体を延長
して折返し、その表面に模様を表わす構造に
比べると、遥かに変化に富んだ意匠を、単純
で丈夫で且安価に提供することができる。
して折返し、その表面に模様を表わす構造に
比べると、遥かに変化に富んだ意匠を、単純
で丈夫で且安価に提供することができる。
ハ ベルトに無模様のスペースを設けておくこ
とにより、需要者の側で好みの文字、図形、
記号等(第9図7′)を自由に書込むことが
できるようにして靴の商品価値を上げること
ができる。
とにより、需要者の側で好みの文字、図形、
記号等(第9図7′)を自由に書込むことが
できるようにして靴の商品価値を上げること
ができる。
第10図は、この考案の他の実施例を示す
もので、この例はベルトを非連続的に2′,
2′…と配置し舌片1に止め付けたものであ
る。
もので、この例はベルトを非連続的に2′,
2′…と配置し舌片1に止め付けたものであ
る。
第1図及び第3図〜第5図は、いずれもこの考
案の靴に用いる舌片の実施例の平面図、第2図
は、従来の舌片の平面図、第6図−〜及び第
7図〜第8図は、この考案の実施例及至使用状態
を示す平面図、第9図は同斜視図である。なお、
第1図−及び第3図−は、夫々第1図−及
び第3図−のX−X線に沿つた断面図である。 図中1は舌片、2はベルト、3は靴紐、7は模
様である。
案の靴に用いる舌片の実施例の平面図、第2図
は、従来の舌片の平面図、第6図−〜及び第
7図〜第8図は、この考案の実施例及至使用状態
を示す平面図、第9図は同斜視図である。なお、
第1図−及び第3図−は、夫々第1図−及
び第3図−のX−X線に沿つた断面図である。 図中1は舌片、2はベルト、3は靴紐、7は模
様である。
Claims (1)
- 前胛部に相対する緊締部が間隙を置いて設けら
れ、舌片を有し、当該舌片の縦方向に上記相対す
る緊締部の間隙とほぼ等しい巾のベルトを、緊締
状態に於ける靴紐の全部がくぐれる程度に固着し
てなる靴紐緊締式靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987110186U JPH0436644Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987110186U JPH0436644Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6414007U JPS6414007U (ja) | 1989-01-24 |
JPH0436644Y2 true JPH0436644Y2 (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=31347113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987110186U Expired JPH0436644Y2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0436644Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200455285Y1 (ko) | 2011-01-11 | 2011-08-29 | (주)슈추어 | 신발용 설포 커버 |
CN104254260A (zh) * | 2012-02-20 | 2014-12-31 | 耐克创新有限合伙公司 | 具有编织的鞋舌元件的鞋类鞋面 |
KR200475992Y1 (ko) * | 2014-08-21 | 2015-01-16 | 노대석 | 신발의 설포 지지구 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630002B2 (ja) * | 1973-02-21 | 1981-07-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630002U (ja) * | 1979-07-27 | 1981-03-23 |
-
1987
- 1987-07-17 JP JP1987110186U patent/JPH0436644Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5630002B2 (ja) * | 1973-02-21 | 1981-07-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6414007U (ja) | 1989-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6823610B1 (en) | Shoe lace fastener | |
US5416987A (en) | Speed closure for footwear | |
US5170573A (en) | Miniature pouch string lock device for laces and the like | |
US5459947A (en) | Decorative shoe tongue simulating and lace securing device | |
US5778500A (en) | Knot securing device | |
US4414761A (en) | Footwear article with adjustable closure | |
US3345707A (en) | Decorative shoe lace keeper | |
US4553293A (en) | Reusable tying device | |
US5913483A (en) | Shoelace and tied knot securing apparatus | |
US4507882A (en) | Detachable shoe-pocket system | |
US5042119A (en) | Securement, concealment and containment of footwear lace ends | |
US4999888A (en) | Shoelace retainer | |
US6546649B1 (en) | Plush toy for mounting on a shoe | |
US10016019B2 (en) | Storage device for shoelace | |
US4428101A (en) | Fastening device | |
US20090293240A1 (en) | Shoelace holder | |
US20120291310A1 (en) | Fully-Opening Footwear Systems | |
US20100269373A1 (en) | Shoe tying aid and method | |
US9730493B2 (en) | Elastic closure for footwear | |
US6952864B2 (en) | Shoelace retainer | |
US20090100707A1 (en) | Apparatus for fastening a shoe | |
US7003903B2 (en) | Pouch for concealing and containing shoelaces | |
US3037303A (en) | Instep structure for conventional lace stay of shoe | |
JPH0436644Y2 (ja) | ||
US20080110004A1 (en) | Shoelace holder |