JPH0436644Y2 - - Google Patents

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JPH0436644Y2
JPH0436644Y2 JP1987110186U JP11018687U JPH0436644Y2 JP H0436644 Y2 JPH0436644 Y2 JP H0436644Y2 JP 1987110186 U JP1987110186 U JP 1987110186U JP 11018687 U JP11018687 U JP 11018687U JP H0436644 Y2 JPH0436644 Y2 JP H0436644Y2
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JP
Japan
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belt
tongue
tongue piece
shoes
shoe
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JP1987110186U
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JPS6414007U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、舌片を有する靴紐緊締式靴の改良
に関する。
<従来の技術> 舌片を有する靴紐緊締式靴を履くときの、舌片
の垂れ下がりによる不便を無くするため、従来は
第2図に示すような小さな紐通し片10或はそれ
に代えて、舌片に2条の切込みを入れていた。
<考案が解決しようとする問題点> このような従来の靴紐緊締式靴には、次のよう
な問題点があつた。
1 靴紐を結んだ儘で着用するときに、舌片のず
れこみを止めようとして、端を摘まんで無理に
足を入れるとき、舌片を引摺りこむ力が強いた
め、摘まみきれずに舌片が靴の中へずりこんで
しまう。
2 着用して激しい運動等を行つた際の、舌片の
ずれこみを止めることができない。
3 舌片を用いる靴の前面は、靴紐が必要なた
め、意匠模様を表わす範囲が限られ、せいぜい
織ネーム(第2図8)の部分を利用するか、さ
もなければ舌片を延長して、締付け具を覆うよ
うに折返し、その表面に絵模様などを表わす方
法をとる必要があつた。しかしこの様な構造
は、複雑でコスト高なうえ軽快さがなく、激し
い運動に対する耐久性にも欠けるものであつ
た。
<問題点を解決するための手段> 前胛部に相対する緊締部が間隙を置いて設けら
れ、舌片を有し、当該舌片の縦方向に上記相対す
る緊締部の間隙とほぼ等しい巾のベルトを、緊締
状態に於ける靴紐の全部がくぐれる程度に固着し
てなる靴紐緊締式靴である。
以下実施例である図面を用いてこの考案を詳細
に説明する。
1は舌片、2はベルトである。ベルトは、汎用
の天然繊維、合成繊維等からなる布テープや、皮
革、擬革、ビニールレザー等の帯状の裁断片、或
はまた編紐(第5図2)等を用いることもでき
る。また、ベルト2には、織地模様(第1図7)
やプリント模様(第4図7)等を必要に応じて施
す ベルト2は、舌片1のほぼ中央縦方向X−Xに
かけ渡し、少なくともその前端4と後端5とは舌
片に固着する。固着には、縫着、接着、ウエルダ
ー加工その他ベルトが舌片から容易に外れないよ
うな手段をとる。
このベルト2と舌片1との隙間6には、靴紐
3,3…(第1図一点鎖線で示す)の全部をくぐ
らすことができる。それがベルトの長さの目安と
なる。ベルト2の巾は、胛前面開放部の左右の鳩
目9,9′の間隔を越えない程度にすることが望
ましい。ベルトの巾が、この間隔より広いと、靴
紐3をくぐらせて締付けたとき、ベルトに皺が寄
つて見苦しくなる恐れがある。
ベルトの舌片への止め付けは、靴紐による締付
けの邪魔にならないよう適当な位置さえ選べば、
両端4,5以外の任意の箇所でも止め付けること
ができる(第3図11)。
<考案の効果> この考案は、以上の構成によるものであるか
ら、次のような作用効果をもたらす。
1 靴紐を結んだ儘で、無理に足を入れる時で
も、靴紐の大部分(特に後端5に近い部分)
を、ベルトと舌片との間にくぐらせておけば、
ベルトに指を楽に引掛けて、舌片が靴の中へず
りこむのを容易に食止めることができる。
2 着用して激しい運動等を行つた際でも、靴紐
の大部分を、ベルトと舌片との間にくぐらせて
おくことにより、ベルト2の後端5の固着部が
靴紐3に引掛かるため、従来の舌片にみられる
ようなずれこみを完全に食止めることができ
る。
3 洗濯した運動靴の乾燥の際、ベルト2を用い
随所に吊して干すことができる。また、吊した
際に靴の舌片が反転され、且靴が爪先を上にし
て垂下した状態になるから、従来乾きにくかつ
た爪先部等の乾燥がしやすくなるとともに、乾
燥時の靴の変形を防ぐことができる。
4 舌片のほぼ中央縦方向に、靴紐の大部分がく
ぐれるような広い範囲にベルトをかけ渡したも
のであるから、次のような効果がある。
イ ベルトと舌片との隙間に締付け具が大部分
くぐつてしまうと、ベルト2の大半が靴の前
表面に現れるから、そのベルトの存在自体
が、この種の靴には従来見られなかつた斬新
な意匠を表現する(第6図〜第9図)。
また、靴紐のくぐらせ方を自由に変えるこ
とができるので、運動競技のように靴紐を特
に強く緊締する必要があるときには、胛高の
部位ではベルトの上に靴紐が位置するように
すれば(例えば第6図−参照)、ベルトの
介在により当該足の胛部に対する紐の食い込
みを緩和することができる。のみならず靴紐
のおどりによる緩みや解けを防ぐことができ
る。また、茂みの中などでの引つ掛けにより
ベルトが千切れる恐れがある場合にも効果が
ある。
このように、用い方により種々の機能を発
揮させることができることと相俟つて、意匠
の表現に一段と変化を付けることができる
(第6図−〜)。因みに第8図は、ベルト
に編紐を用いたものの使用例で、図中11
は、中程でベルトと舌片とにかしめ止めを施
した状態を示す。
ロ ベルト資材は、一般に長尺で、量産性に富
んだ安価な資材である。そしてそのベルトの
表面には予め、地模様やプリント模様7を連
続的に表わしておくことができる。ところ
で、この考案では、その様なベルト資材をた
だ単に必要長さに切つて用いることができ
る。
したがつて、従来の例えば舌片自体を延長
して折返し、その表面に模様を表わす構造に
比べると、遥かに変化に富んだ意匠を、単純
で丈夫で且安価に提供することができる。
ハ ベルトに無模様のスペースを設けておくこ
とにより、需要者の側で好みの文字、図形、
記号等(第9図7′)を自由に書込むことが
できるようにして靴の商品価値を上げること
ができる。
第10図は、この考案の他の実施例を示す
もので、この例はベルトを非連続的に2′,
2′…と配置し舌片1に止め付けたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図〜第5図は、いずれもこの考
案の靴に用いる舌片の実施例の平面図、第2図
は、従来の舌片の平面図、第6図−〜及び第
7図〜第8図は、この考案の実施例及至使用状態
を示す平面図、第9図は同斜視図である。なお、
第1図−及び第3図−は、夫々第1図−及
び第3図−のX−X線に沿つた断面図である。 図中1は舌片、2はベルト、3は靴紐、7は模
様である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前胛部に相対する緊締部が間隙を置いて設けら
    れ、舌片を有し、当該舌片の縦方向に上記相対す
    る緊締部の間隙とほぼ等しい巾のベルトを、緊締
    状態に於ける靴紐の全部がくぐれる程度に固着し
    てなる靴紐緊締式靴。
JP1987110186U 1987-07-17 1987-07-17 Expired JPH0436644Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987110186U JPH0436644Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987110186U JPH0436644Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

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Publication Number Publication Date
JPS6414007U JPS6414007U (ja) 1989-01-24
JPH0436644Y2 true JPH0436644Y2 (ja) 1992-08-28

Family

ID=31347113

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JP1987110186U Expired JPH0436644Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

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KR200455285Y1 (ko) 2011-01-11 2011-08-29 (주)슈추어 신발용 설포 커버
CN104254260A (zh) * 2012-02-20 2014-12-31 耐克创新有限合伙公司 具有编织的鞋舌元件的鞋类鞋面
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JPS5630002B2 (ja) * 1973-02-21 1981-07-11

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JPS5630002B2 (ja) * 1973-02-21 1981-07-11

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JPS6414007U (ja) 1989-01-24

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