JPH04364372A - 系統連系型太陽光発電装置 - Google Patents
系統連系型太陽光発電装置Info
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- JPH04364372A JPH04364372A JP3208182A JP20818291A JPH04364372A JP H04364372 A JPH04364372 A JP H04364372A JP 3208182 A JP3208182 A JP 3208182A JP 20818291 A JP20818291 A JP 20818291A JP H04364372 A JPH04364372 A JP H04364372A
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は太陽電池から得られる電
力と既存の商用電力との系統との協調を取って、エネル
ギ−の有効利用を図る系統連系型太陽光発電装置に関す
る。
力と既存の商用電力との系統との協調を取って、エネル
ギ−の有効利用を図る系統連系型太陽光発電装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】昨今、太陽電池の発電電力と、既存の商
用電力系統の電力とを並列に運転することによって一般
家庭内の負荷機器に双方の電力を供給する系統連系型太
陽光発電装置が多数提案されている。
用電力系統の電力とを並列に運転することによって一般
家庭内の負荷機器に双方の電力を供給する系統連系型太
陽光発電装置が多数提案されている。
【0003】例えば、図4は従来のこの種系統連系型太
陽光発電装置のシステム構成図を示したものである。こ
の図において1は一般家庭に供給されている交流100
Vの商用電源、2は直流電力を発電する太陽電池、3は
前記商用電源1及び太陽電池2を連系接続するためのイ
ンバ−タ、4は前記商用電源1及び太陽電池2から共に
電力の供給を受ける交流仕様の家庭内負荷機器である。
陽光発電装置のシステム構成図を示したものである。こ
の図において1は一般家庭に供給されている交流100
Vの商用電源、2は直流電力を発電する太陽電池、3は
前記商用電源1及び太陽電池2を連系接続するためのイ
ンバ−タ、4は前記商用電源1及び太陽電池2から共に
電力の供給を受ける交流仕様の家庭内負荷機器である。
【0004】ここで前記インバ−タ3は太陽電池2の直
流電力を交流に変換して商用電力1に回生し、あるいは
家庭内負荷機器4に電力を供給する。また前記家庭内負
荷機器4は、例えば空気調和機、照明機器、冷蔵庫、洗
濯機、テレビ、掃除機等を含み、前記太陽電池2の発電
電力とは関係なく夫々個別に動作する。
流電力を交流に変換して商用電力1に回生し、あるいは
家庭内負荷機器4に電力を供給する。また前記家庭内負
荷機器4は、例えば空気調和機、照明機器、冷蔵庫、洗
濯機、テレビ、掃除機等を含み、前記太陽電池2の発電
電力とは関係なく夫々個別に動作する。
【0005】今、前記商用電源1から家庭内負荷機器4
に供給される電力をPC、前記インバ−タ3から家庭内
負荷機器4あるいは商用電源1に供給される電力をPS
、前記家庭内負荷機器4にて消費される電力をPLとす
ると、
に供給される電力をPC、前記インバ−タ3から家庭内
負荷機器4あるいは商用電源1に供給される電力をPS
、前記家庭内負荷機器4にて消費される電力をPLとす
ると、
【0006】
【数1】
【0007】が成立する。
【0008】斯かる数1は、仮にある時点において式中
のPLが一定であるとすると、前記太陽電池2の発電電
力が日射量との関係により変動すると、PSが変動し、
PCも同様に変動することを示している。
のPLが一定であるとすると、前記太陽電池2の発電電
力が日射量との関係により変動すると、PSが変動し、
PCも同様に変動することを示している。
【0009】ところで従来の家庭内負荷機器4は普通電
力調節機能をもっていないため上記数1のPLを制御し
てPSの変動分を吸収することができないので、PCの
急激な変動が生じるのを阻止できないという問題点があ
った。
力調節機能をもっていないため上記数1のPLを制御し
てPSの変動分を吸収することができないので、PCの
急激な変動が生じるのを阻止できないという問題点があ
った。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上記の家庭内負荷機器の内、空気調和機に
インバ−タを採用したものを用いて太陽電池の発電電力
の変動分を吸収させることによって商用電力の急激な変
動を最小限に抑えるとともに、この結果起こる室内温度
の変化を同時に抑制することである。
する課題は、上記の家庭内負荷機器の内、空気調和機に
インバ−タを採用したものを用いて太陽電池の発電電力
の変動分を吸収させることによって商用電力の急激な変
動を最小限に抑えるとともに、この結果起こる室内温度
の変化を同時に抑制することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、商用電源と、
太陽電池と、該太陽電池を前記商用電源に連系接続する
第1のインバ−タと、前記商用電源及び太陽電池の電力
の供給を受けてコンプレッサモ−タに該電力を供給する
第2のインバ−タを有する空気調和機と、前記太陽電池
の発電電力を検出する電力検出器と、室温を検出する温
度センサと、該温度センサの検出値と予め設定された温
度基準とを比較する比較器とよりなり、前記電力検出器
の検出値及び前記比較器の出力値によって前記第2イン
バ−タの出力を調整するものである。
太陽電池と、該太陽電池を前記商用電源に連系接続する
第1のインバ−タと、前記商用電源及び太陽電池の電力
の供給を受けてコンプレッサモ−タに該電力を供給する
第2のインバ−タを有する空気調和機と、前記太陽電池
の発電電力を検出する電力検出器と、室温を検出する温
度センサと、該温度センサの検出値と予め設定された温
度基準とを比較する比較器とよりなり、前記電力検出器
の検出値及び前記比較器の出力値によって前記第2イン
バ−タの出力を調整するものである。
【0012】尚、具体的には前記第2インバ−タの出力
は前記電力検出器の検出値が100W位悪の変動を示す
ときには変動せず、300W以上の変動を示すときには
瞬時に対応してその出力を調整するとともに、検出値が
これら以外の変動を示すときにはその値に応じて出力を
徐々に追従させ、また前記温度センサの検出値と予め設
定された温度基準とが一致している時にのみ前記電力検
出器の検出値に基づいて前記第2インバ−タの出力を調
整し、それ以外の時は温度センサの検出値に基づいて前
記第2インバ−タの出力を調整する。
は前記電力検出器の検出値が100W位悪の変動を示す
ときには変動せず、300W以上の変動を示すときには
瞬時に対応してその出力を調整するとともに、検出値が
これら以外の変動を示すときにはその値に応じて出力を
徐々に追従させ、また前記温度センサの検出値と予め設
定された温度基準とが一致している時にのみ前記電力検
出器の検出値に基づいて前記第2インバ−タの出力を調
整し、それ以外の時は温度センサの検出値に基づいて前
記第2インバ−タの出力を調整する。
【0013】
【作用】太陽電池の発電電力が変動するとき、商用電源
の急激な変動を抑えるために空気調和機に内蔵の第2イ
ンバ−タの出力が変動する。またこの第2インバ−タ出
力は室温の変動をも抑制するように調整される。
の急激な変動を抑えるために空気調和機に内蔵の第2イ
ンバ−タの出力が変動する。またこの第2インバ−タ出
力は室温の変動をも抑制するように調整される。
【0014】
【実施例】以下本発明の系統連系型太陽光発電装置の一
実施例を図面に沿って詳細に説明する。
実施例を図面に沿って詳細に説明する。
【0015】図1は系統連系型太陽光発電装置の構成を
示すブロック回路図であり、前記図4と同じ構成要素に
ついては同じ符号をつけて示す。
示すブロック回路図であり、前記図4と同じ構成要素に
ついては同じ符号をつけて示す。
【0016】同図において5は空気調和機としてのイン
バ−タエアコンであり、内部に交流入力を直流に変換す
る整流器51と、該整流器51の直流出力を入力としこ
れを所望の周波数の交流に変換する第2のインバ−タ5
2と、該第2インバ−タ52の交流出力の供給により駆
動して室内の冷房に必要な冷風を作るコンプレッサ用の
モ−タ53が内蔵されている。
バ−タエアコンであり、内部に交流入力を直流に変換す
る整流器51と、該整流器51の直流出力を入力としこ
れを所望の周波数の交流に変換する第2のインバ−タ5
2と、該第2インバ−タ52の交流出力の供給により駆
動して室内の冷房に必要な冷風を作るコンプレッサ用の
モ−タ53が内蔵されている。
【0017】この例では前記整流器51は家庭内負荷4
と第1インバ−タ3との連結点に接続され、前記太陽電
池2の発電電力は該整流器51、家庭内負荷4及び商用
電源1に供給可能とされている。
と第1インバ−タ3との連結点に接続され、前記太陽電
池2の発電電力は該整流器51、家庭内負荷4及び商用
電源1に供給可能とされている。
【0018】6は前記第1インバ−タ3の出力側に接続
されて前記太陽電池2の発電電力の変動を検出する電力
検出器であり、該電力検出器6の検出値によって前記第
2インバータ52の交流出力(出力周波数)が調整され
る。
されて前記太陽電池2の発電電力の変動を検出する電力
検出器であり、該電力検出器6の検出値によって前記第
2インバータ52の交流出力(出力周波数)が調整され
る。
【0019】7は前記エアコン5の設置された部屋にお
かれた温度センサ、8はマニュアル操作で設定可能な温
度基準、9はこれら温度センサ7の検出温度と温度基準
8の設定温度とを比較し比較結果に応じて前記第2イン
バ−タ52の交流出力を調整する比較器である。
かれた温度センサ、8はマニュアル操作で設定可能な温
度基準、9はこれら温度センサ7の検出温度と温度基準
8の設定温度とを比較し比較結果に応じて前記第2イン
バ−タ52の交流出力を調整する比較器である。
【0020】斯かる構成において前記コンプレッサ用モ
ータ53は前記第2インバ−タ52から供給される交流
の周波数を変化させることによりインバ−タエアコン5
としての消費電力の調整がなされる。
ータ53は前記第2インバ−タ52から供給される交流
の周波数を変化させることによりインバ−タエアコン5
としての消費電力の調整がなされる。
【0021】また通常は前記第1インバ−タ3は力率1
にて運転されるから、前記電力検出器6によって検出さ
れる電力は無効電力を含まない有効電力のみのものとな
る。
にて運転されるから、前記電力検出器6によって検出さ
れる電力は無効電力を含まない有効電力のみのものとな
る。
【0022】そしてこの電力検出器6によって検出され
た前記太陽電池2の発電電力の変動は検出信号として前
記第2インバ−タ52内の図示しない制御回路に入力さ
れる。
た前記太陽電池2の発電電力の変動は検出信号として前
記第2インバ−タ52内の図示しない制御回路に入力さ
れる。
【0023】前記第2インバ−タ52は前記温度センサ
7の検出値と温度基準8とが略一致しているときに前記
太陽電池2の発電電力が増大した場合、前記電力検出器
6の検出値によってその出力周波数を高め、エアコン5
での消費電力を増大させて前記太陽電池2の発電電力の
増大分を消費し、結果として商用電源1の電力変動を少
なくするように制御する。
7の検出値と温度基準8とが略一致しているときに前記
太陽電池2の発電電力が増大した場合、前記電力検出器
6の検出値によってその出力周波数を高め、エアコン5
での消費電力を増大させて前記太陽電池2の発電電力の
増大分を消費し、結果として商用電源1の電力変動を少
なくするように制御する。
【0024】一方前記第2インバータ52は、前記温度
センサ7の検出値と温度基準8とが略一致しているとき
に前記太陽電池2の発電電力が減少した場合、前記電力
検出器6の検出値によってその周波数を低減し、エアコ
ン5での消費電力を減少させて前記太陽電池2の発電電
力の減少分を補い、結果として商用電源1の電力変動を
少なくするように制御する。
センサ7の検出値と温度基準8とが略一致しているとき
に前記太陽電池2の発電電力が減少した場合、前記電力
検出器6の検出値によってその周波数を低減し、エアコ
ン5での消費電力を減少させて前記太陽電池2の発電電
力の減少分を補い、結果として商用電源1の電力変動を
少なくするように制御する。
【0025】上記の制御をより具体的に説明すると、前
記太陽電池2の最大発電電力に対して、(1)100W
以下の増減ならば無視し、第2インバ−タ52の出力を
調整しない。これは100W以下の変動は商用電源1の
電力に大きな影響を及ぼさないためである。
記太陽電池2の最大発電電力に対して、(1)100W
以下の増減ならば無視し、第2インバ−タ52の出力を
調整しない。これは100W以下の変動は商用電源1の
電力に大きな影響を及ぼさないためである。
【0026】(2)300W以上の増減の場合には、瞬
時に第2インバ−タ52の出力を調整して、エアコン5
での消費電力を増減させる。これは300W以上の変動
は商用電源1の電力に大きく影響するため、瞬時に対応
しないとシステムに損傷が生じる恐れがあるためである
。
時に第2インバ−タ52の出力を調整して、エアコン5
での消費電力を増減させる。これは300W以上の変動
は商用電源1の電力に大きく影響するため、瞬時に対応
しないとシステムに損傷が生じる恐れがあるためである
。
【0027】(3)上記(1)(2)以外の増減量の場
合は、徐々に第2インバ−タ52の出力を調整して、エ
アコン5での消費電力を緩やかに増減させる。という制
御である。
合は、徐々に第2インバ−タ52の出力を調整して、エ
アコン5での消費電力を緩やかに増減させる。という制
御である。
【0028】これによって、例えば太陽電池2の最大発
電電力を500Wとすると、100W以下の発電電力の
変動は無視し、100〜300Wの間の変動は第2イン
バ−タ52の出力を対応する値にまでゆっくりと変動さ
せ、300W以上の変動では瞬時に第2インバ−タ52
を瞬時に対応する値に変動させるような制御が行われる
。
電電力を500Wとすると、100W以下の発電電力の
変動は無視し、100〜300Wの間の変動は第2イン
バ−タ52の出力を対応する値にまでゆっくりと変動さ
せ、300W以上の変動では瞬時に第2インバ−タ52
を瞬時に対応する値に変動させるような制御が行われる
。
【0029】前記第2インバ−タ52の制御中室内の温
度は前記温度センサ7によって検出され、予め設定され
た前記温度基準8と比較器9によって比較され、略一致
している場合は上述のように太陽電池2の発電電力の増
減量の大きさによって前記第2インバ−タ52を調節す
るが、一致していないときにはこの比較器11の出力が
優先され、前記第2インバ−タ52は温度センサ7の検
出温度と温度基準8とが一致するようにその出力を増減
する。
度は前記温度センサ7によって検出され、予め設定され
た前記温度基準8と比較器9によって比較され、略一致
している場合は上述のように太陽電池2の発電電力の増
減量の大きさによって前記第2インバ−タ52を調節す
るが、一致していないときにはこの比較器11の出力が
優先され、前記第2インバ−タ52は温度センサ7の検
出温度と温度基準8とが一致するようにその出力を増減
する。
【0030】これらいずれの場合においても前記商用電
源1の急激な電力変動が起こらないように制御を行う。
源1の急激な電力変動が起こらないように制御を行う。
【0031】図2は図1のブロック図において、冷房時
の各部の電力及び室内温度の推移を示したものであり、
上から前記太陽電池2の発電電力PS、インバ−タエア
コン5の消費する電力PL’、商用電源1の出力電力P
C、室内温度T、時刻を示したものである。
の各部の電力及び室内温度の推移を示したものであり、
上から前記太陽電池2の発電電力PS、インバ−タエア
コン5の消費する電力PL’、商用電源1の出力電力P
C、室内温度T、時刻を示したものである。
【0032】なおこの図に示した期間内では前記家庭内
負荷機器4で消費する電力PLは変化しないものとする
。またT0は温度基準8の設定温度とする。
負荷機器4で消費する電力PLは変化しないものとする
。またT0は温度基準8の設定温度とする。
【0033】時刻t1の時点で前記太陽電池2の発電電
力PSが減少した場合を想定する。この時点では室内温
度Tと設定温度T0とが一致しているから電力検出器6
の検出値によって第2インバ−タ52は制御される。
力PSが減少した場合を想定する。この時点では室内温
度Tと設定温度T0とが一致しているから電力検出器6
の検出値によって第2インバ−タ52は制御される。
【0034】即ち前記インバ−タエアコン5の消費電力
PL’をその第2インバ−タ52の出力周波数を減少さ
せることによって減少させて商用電源1の出力電力PC
の増加を抑える。
PL’をその第2インバ−タ52の出力周波数を減少さ
せることによって減少させて商用電源1の出力電力PC
の増加を抑える。
【0035】前記エアコン5の消費電力PL’が減少す
ると室内温度Tは上昇し、設定温度T0との差が大きく
なる。この時比較器9の出力が前記検出器6よりも優先
され、第2インバ−タ52の出力周波数を徐々に増大さ
せることによりインバ−タエアコン5の消費電力PL’
を徐々に増加させてこの差がなくなるように制御する。
ると室内温度Tは上昇し、設定温度T0との差が大きく
なる。この時比較器9の出力が前記検出器6よりも優先
され、第2インバ−タ52の出力周波数を徐々に増大さ
せることによりインバ−タエアコン5の消費電力PL’
を徐々に増加させてこの差がなくなるように制御する。
【0036】一方時刻t2の時点で太陽電池2の発電電
力PSが増加した場合を想定する。この時点では室内温
度Tと設定温度T0とが一致しているから電力検出器6
の検出値によって第2インバ−タ52は制御される。
力PSが増加した場合を想定する。この時点では室内温
度Tと設定温度T0とが一致しているから電力検出器6
の検出値によって第2インバ−タ52は制御される。
【0037】即ち前記インバ−タエアコン5の消費電力
PL’をその第2インバ−タ52の出力周波数を増大さ
せることによって増大させて商用電源1の出力電力PC
の減少を抑える。
PL’をその第2インバ−タ52の出力周波数を増大さ
せることによって増大させて商用電源1の出力電力PC
の減少を抑える。
【0038】前記エアコン5の消費電力PL’が増加す
ると室内温度Tは下降し、設定温度T0との差が大きく
なる。この時比較器9の出力が前記検出器6よりも優先
され、第2インバ−タ52の出力周波数を徐々に減少さ
せることによりインバ−タエアコン5の消費電力PL’
を徐々に減少させてこの差がなくなるように制御する。
ると室内温度Tは下降し、設定温度T0との差が大きく
なる。この時比較器9の出力が前記検出器6よりも優先
され、第2インバ−タ52の出力周波数を徐々に減少さ
せることによりインバ−タエアコン5の消費電力PL’
を徐々に減少させてこの差がなくなるように制御する。
【0039】図3は上記図2の時刻t1において室内温
度Tと設定温度T0が不一致のときの冷房時の各部の電
力及び室内温度の推移を示したものであり、上から前記
太陽電池2の発電電力PS、インバ−タエアコン5の消
費する電力PL’、商用電源1の出力電力PC、室内温
度T、時刻を示したものである。
度Tと設定温度T0が不一致のときの冷房時の各部の電
力及び室内温度の推移を示したものであり、上から前記
太陽電池2の発電電力PS、インバ−タエアコン5の消
費する電力PL’、商用電源1の出力電力PC、室内温
度T、時刻を示したものである。
【0040】なおこの図に示した期間内でも前記家庭内
負荷機器4で消費する電力PLは変化しないものとする
。またT0は温度基準8の設定温度とする。
負荷機器4で消費する電力PLは変化しないものとする
。またT0は温度基準8の設定温度とする。
【0041】時刻t1の時点で前記太陽電池2の発電電
力PSが減少した場合を想定する。この時点では室内温
度Tと設定温度T0との間に差があるから比較器9の出
力に第2インバ−タ52は制御される。
力PSが減少した場合を想定する。この時点では室内温
度Tと設定温度T0との間に差があるから比較器9の出
力に第2インバ−タ52は制御される。
【0042】即ち太陽電池2の発電電力の減少分はこの
場合商用電源1の出力で補い、エアコン5の消費電力は
そのままで室内温度Tが設定温度T0になるまで運転を
続ける。
場合商用電源1の出力で補い、エアコン5の消費電力は
そのままで室内温度Tが設定温度T0になるまで運転を
続ける。
【0043】一方時刻t2の時点で太陽電池2の発電電
力PSが増加した場合を想定する。このとき室内温度T
と設定温度T0とはほぼ一致しているため電力検出器6
の検出値によって第2インバ−タ52がその周波数を徐
々に減少させることによりインバ−タエアコン5の消費
電力PL’を徐々に減少させて商用電源1の出力を徐々
に減少させる。
力PSが増加した場合を想定する。このとき室内温度T
と設定温度T0とはほぼ一致しているため電力検出器6
の検出値によって第2インバ−タ52がその周波数を徐
々に減少させることによりインバ−タエアコン5の消費
電力PL’を徐々に減少させて商用電源1の出力を徐々
に減少させる。
【0044】
【発明の効果】本発明は、商用電源と、太陽電池と、該
太陽電池を前記商用電源に連系接続する第1のインバ−
タと、前記商用電源及び太陽電池の電力の供給を受けて
コンプレッサモ−タに該電力を供給する第2のインバ−
タを有する空気調和機と、前記太陽電池の発電電力を検
出する電力検出器と、室温を検出する温度センサと、該
温度センサの検出値と予め設定された温度基準とを比較
する比較器とよりなり、前記電力検出器の検出値及び前
記比較器の出力値によって前記第2インバ−タの出力を
調整するものであるから、太陽電池の発電電力の変動分
を抑制し、商用電源の急激な減少を最小限に抑えるとと
もに、室内温度の変化を少なくできる系統連系型太陽光
発電による空気調和機の運転が実現できる。
太陽電池を前記商用電源に連系接続する第1のインバ−
タと、前記商用電源及び太陽電池の電力の供給を受けて
コンプレッサモ−タに該電力を供給する第2のインバ−
タを有する空気調和機と、前記太陽電池の発電電力を検
出する電力検出器と、室温を検出する温度センサと、該
温度センサの検出値と予め設定された温度基準とを比較
する比較器とよりなり、前記電力検出器の検出値及び前
記比較器の出力値によって前記第2インバ−タの出力を
調整するものであるから、太陽電池の発電電力の変動分
を抑制し、商用電源の急激な減少を最小限に抑えるとと
もに、室内温度の変化を少なくできる系統連系型太陽光
発電による空気調和機の運転が実現できる。
【0045】また前記第2インバ−タの出力は前記電力
検出器の検出値が100W以下の変動を示すときには変
動せず、300W以上の変動を示すときには瞬時に対応
してその出力を調整するとともに、検出値がこれら以外
の変動を示すときにはその値に応じて出力を徐々に追従
させるようにすることにより太陽電池の発電電力の変動
が商用電源に与える電圧変動等の悪影響を軽減し、且つ
室内温度の変化をできるだけ少なくして快適性を損なわ
ない効果が生まれる。
検出器の検出値が100W以下の変動を示すときには変
動せず、300W以上の変動を示すときには瞬時に対応
してその出力を調整するとともに、検出値がこれら以外
の変動を示すときにはその値に応じて出力を徐々に追従
させるようにすることにより太陽電池の発電電力の変動
が商用電源に与える電圧変動等の悪影響を軽減し、且つ
室内温度の変化をできるだけ少なくして快適性を損なわ
ない効果が生まれる。
【0046】さらに前記温度センサの検出値と予め設定
された温度基準とが一致している時にのみ前記電力検出
器の検出値に基づいて前記第2インバ−タの出力を調整
し、それ以外の時は温度センサの検出値に基づいて前記
第2インバ−タの出力を調整するようにすることにより
、商用電源への悪影響の低減及び快適性の向上が期待で
きる。
された温度基準とが一致している時にのみ前記電力検出
器の検出値に基づいて前記第2インバ−タの出力を調整
し、それ以外の時は温度センサの検出値に基づいて前記
第2インバ−タの出力を調整するようにすることにより
、商用電源への悪影響の低減及び快適性の向上が期待で
きる。
【図1】本発明系統連系型太陽光発電装置のシステム構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】図1において時刻t1で室内温度と設定温度と
が一致しているときの各部の電力及び室温の推移を示す
図である。
が一致しているときの各部の電力及び室温の推移を示す
図である。
【図3】図1において時刻t1で室内温度と設定温度と
が不一致のときの各部の電力及び室温の推移を示す図で
ある。
が不一致のときの各部の電力及び室温の推移を示す図で
ある。
【図4】図1に相当する従来のシステム構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1 商用電源
2 太陽電池
3 第1インバ−タ
5 インバ−タエアコン52
第2インバ−タ 6 電力検出器 7 温度センサ
第2インバ−タ 6 電力検出器 7 温度センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 商用電源と、太陽電池と、該太陽電池
を前記商用電源に連系接続する第1のインバ−タと、前
記商用電源及び太陽電池の電力の供給を受けてコンプレ
ッサモ−タに該電力を供給する第2のインバ−タを有す
る空気調和機と、前記太陽電池の発電電力を検出する電
力検出器と、室温を検出する温度センサと、該温度セン
サの検出値と予め設定された温度基準とを比較する比較
器とよりなり、前記電力検出器の検出値及び前記比較器
の出力値によって前記第2インバ−タの出力を調整する
系統連系型太陽光発電装置。 - 【請求項2】 前記第2インバ−タの出力は前記電力
検出器の検出値が100W以下の変動を示すときには変
動せず、300W以上の変動を示すときには瞬時に対応
してその出力を調整するとともに、検出値がこれら以外
の変動を示すときにはその値に応じて出力を徐々に追従
させることを特徴とする上記請求項1記載の系統連系型
太陽光発電装置。 - 【請求項3】 前記温度センサの検出値と予め設定さ
れた温度基準とが一致している時にのみ前記電力検出器
の検出値に基づいて前記第2インバ−タの出力を調整し
、それ以外の時は温度センサの検出値に基づいて前記第
2インバ−タの出力を調整することを特徴とする上記請
求項1または2記載の系統連系型太陽光発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3208182A JP3030133B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-08-20 | 系統連系型太陽光発電装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-71130 | 1991-04-03 | ||
JP7113091 | 1991-04-03 | ||
JP3208182A JP3030133B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-08-20 | 系統連系型太陽光発電装置 |
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---|---|
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JP3030133B2 JP3030133B2 (ja) | 2000-04-10 |
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ID=26412256
Family Applications (1)
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JP3208182A Expired - Fee Related JP3030133B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-08-20 | 系統連系型太陽光発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3030133B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7040106B1 (en) * | 2004-07-29 | 2006-05-09 | Jerry Hamel | Air conditioning system with secondary compressor drive |
US8193660B2 (en) | 2009-07-27 | 2012-06-05 | Rocky Research | HVAC/R system having power back-up system with a DC-DC converter |
US8278778B2 (en) | 2009-07-27 | 2012-10-02 | Rocky Research | HVAC/R battery back-up power supply system having a variable frequency drive (VFD) power supply |
US8302416B2 (en) | 2009-03-02 | 2012-11-06 | Rocky Research | Liquid refrigerant composite cooling system |
JP2014105942A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Osaka Gas Co Ltd | 空調設備 |
US9071078B2 (en) | 2011-01-24 | 2015-06-30 | Rocky Research | Enclosure housing electronic components having hybrid HVAC/R system with power back-up |
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CN113483461A (zh) * | 2021-09-07 | 2021-10-08 | 湖南大学 | 一种光伏直驱空调控制方法及装置 |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP3208182A patent/JP3030133B2/ja not_active Expired - Fee Related
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