JPH0435873Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0435873Y2 JPH0435873Y2 JP1985200654U JP20065485U JPH0435873Y2 JP H0435873 Y2 JPH0435873 Y2 JP H0435873Y2 JP 1985200654 U JP1985200654 U JP 1985200654U JP 20065485 U JP20065485 U JP 20065485U JP H0435873 Y2 JPH0435873 Y2 JP H0435873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera body
- storage chamber
- film
- main body
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 10
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はフイルム移送機構を有したカメラボデ
イに関する。
イに関する。
従来、カメラボデイにフイルム移送機構を取付
けるにあたつては第7図、第8図に示す如き構成
がとられている。すなわち、第7図に示す構成に
おいては、カメラボデイ本体1の、フイルムパト
ローネ収納室Pもしくは巻上フイルム収納室Fを
形成する部分を、断面形状が略コ字状になるよう
に成形し、その下方にフイルム巻上機構、フイル
ム巻戻機構等のフイルム移送機構3を内蔵した下
部カメラボデイ4を組付けるように成されてい
る。一方、第8図に示す構成においては、上記と
同様のカメラボデイ本体1の上方にフイルム移送
機構3を内蔵した上部カメラボデイ4aを組付け
るように成されている。
けるにあたつては第7図、第8図に示す如き構成
がとられている。すなわち、第7図に示す構成に
おいては、カメラボデイ本体1の、フイルムパト
ローネ収納室Pもしくは巻上フイルム収納室Fを
形成する部分を、断面形状が略コ字状になるよう
に成形し、その下方にフイルム巻上機構、フイル
ム巻戻機構等のフイルム移送機構3を内蔵した下
部カメラボデイ4を組付けるように成されてい
る。一方、第8図に示す構成においては、上記と
同様のカメラボデイ本体1の上方にフイルム移送
機構3を内蔵した上部カメラボデイ4aを組付け
るように成されている。
上記従来技術においてはいずれも、カメラボデ
イ本体1自体あらかじめパトローネ収納室Pもし
くは巻上フイルム収納室Fを形成し,これにフイ
ルム移送機構3を内蔵した下部カメラボデイ部4
もしくは上部カメラボデイ4aを組付けるように
しているため、どうしてもカメラボデイ本体1の
底面厚さe1と下部カメラボデイ4の上面厚さe2と
の和もしくはカメラボデイ本体の上面厚さe3と上
部カメラボデイの底面厚さe4との和の寸法が必要
となり、その分、カメラボデイ全体の高さが大き
くなつてしまつていた。一方、この寸法をおさえ
るためにカメラボデイ本体1の下部もしくは上部
に直接フイルム移送機構の各部品を取付けること
も考えられているが、このようにするとフイルム
移送機構自体が正常に作動しているか否かをチエ
ツクするにあたり、上記各部品をカメラボデイ本
体に取付けた状態でないとチエツクできないた
め、非常にチエツクがしずらいものとなつてい
た。また、上記カメラボデイ本体をプラスチツク
モールドで成型しようとすると、その型の抜き方
向が矢印方向に限定されてしまい、ボデイ本体の
形状の設計に大きな制約が課される。
イ本体1自体あらかじめパトローネ収納室Pもし
くは巻上フイルム収納室Fを形成し,これにフイ
ルム移送機構3を内蔵した下部カメラボデイ部4
もしくは上部カメラボデイ4aを組付けるように
しているため、どうしてもカメラボデイ本体1の
底面厚さe1と下部カメラボデイ4の上面厚さe2と
の和もしくはカメラボデイ本体の上面厚さe3と上
部カメラボデイの底面厚さe4との和の寸法が必要
となり、その分、カメラボデイ全体の高さが大き
くなつてしまつていた。一方、この寸法をおさえ
るためにカメラボデイ本体1の下部もしくは上部
に直接フイルム移送機構の各部品を取付けること
も考えられているが、このようにするとフイルム
移送機構自体が正常に作動しているか否かをチエ
ツクするにあたり、上記各部品をカメラボデイ本
体に取付けた状態でないとチエツクできないた
め、非常にチエツクがしずらいものとなつてい
た。また、上記カメラボデイ本体をプラスチツク
モールドで成型しようとすると、その型の抜き方
向が矢印方向に限定されてしまい、ボデイ本体の
形状の設計に大きな制約が課される。
本考案は上記不具合に鑑み成されたものであつ
て、フイルム移送機構単体でその機能チエツクが
できるようにすると共に、高さ寸法も小さくする
ことができるようにしたものである。
て、フイルム移送機構単体でその機能チエツクが
できるようにすると共に、高さ寸法も小さくする
ことができるようにしたものである。
本考案は、カメラボデイ本体にパトローネ収納
室及び巻取フイルム収納室の周壁部を設けると共
にこの収納室の底面を開口させておき、フイルム
移送機構を収納した下部カメラボデイの上面によ
り上記各収納室の底面を形成するようにしたもの
である。
室及び巻取フイルム収納室の周壁部を設けると共
にこの収納室の底面を開口させておき、フイルム
移送機構を収納した下部カメラボデイの上面によ
り上記各収納室の底面を形成するようにしたもの
である。
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示すも
のである。
のである。
第1図においてカメラ10は、カメラボデイ本
体11と、この本体11の上側に配設されたフア
インダ機構等を内蔵した上部カメラボデイ12
と、この本体11の下側に配設されたフイルム移
送機構13を内蔵した下部カメラボデイ14と、
撮影レンズ鏡筒15と前カバー16と後蓋17と
から成つている。この前カバー16には適宜既知
の如き、レンズ鏡筒15の前面を開閉するスライ
ドカバー16aが設けられている。ここで、カメ
ラボデイ本体11は第2図、第3図に示す如くそ
の略中央に露出開口18を有し、その上下に既知
のフイルムガイドレール19a,19bが設けら
れている。さらに、その右方にはパトローネ収納
室Pを形成するため略半円状の周壁20及び上壁
21が設けられており、左方には巻上フイルム収
納室Fを形成するための略半円状の周壁22及び
上壁23が設けられている。上記上壁23にはス
プール軸支用の開口23aが設けられている。ま
た、このパトローネ収納室P及びフイルム収納室
Fの底面は開口している。さらにこのカメラボデ
イ本体11における下側フイルムガイドレール1
9bの反対側の面には凹所24a,24bが設け
られている。(第5図参照) 一方、下部カメラボデイ14は第2図、第4図
に示す如くその上面に、上記パトローネ収納室P
の周壁20の下端が嵌入する形状の嵌合溝25及
び巻上フイルム収納室Fの周壁22の下端が嵌入
する形状の嵌合溝26が設けられている。さらに
上記各嵌合溝25,26の略中心からは、各々パ
トローネの巻軸(図示省略)に係合するフイルム
巻戻し軸27、フイルム(図示省略)を巻上げる
スプール28が回動自在に突出している。このス
プール28にはフイルムのパーフオレーシヨンに
係合する巻上爪28aが設けられてられている。
また、この上記巻戻し軸27及びスプール28は
各々適宜の歯車列290,300、一方向クラツ
チ310,320を介して、モータ330の出力
歯車340に連結されており、このモータの正
転、逆転に応じて択一的に駆動されるようになつ
ている。これら歯車列290,300、一方向ク
ラツチ310,320、出力歯車340でフイル
ム移送機構13を構成している。さらに、この下
部カメラボデイ14の前面には、前記カメラボデ
イ本体11に設けた凹所24a,24bと嵌合す
る突起30a,30bが設けられている。また、
この下部カメラボデイ14の上面角部には慣通孔
31a,31bが設けられており、カメラボデイ
本体11に設けられたネジ孔(図示省略)へこの
慣通孔31a,31bを介してネジ(図示省略)
を螺入することにより、上記両者が一体化される
ようになつている。
体11と、この本体11の上側に配設されたフア
インダ機構等を内蔵した上部カメラボデイ12
と、この本体11の下側に配設されたフイルム移
送機構13を内蔵した下部カメラボデイ14と、
撮影レンズ鏡筒15と前カバー16と後蓋17と
から成つている。この前カバー16には適宜既知
の如き、レンズ鏡筒15の前面を開閉するスライ
ドカバー16aが設けられている。ここで、カメ
ラボデイ本体11は第2図、第3図に示す如くそ
の略中央に露出開口18を有し、その上下に既知
のフイルムガイドレール19a,19bが設けら
れている。さらに、その右方にはパトローネ収納
室Pを形成するため略半円状の周壁20及び上壁
21が設けられており、左方には巻上フイルム収
納室Fを形成するための略半円状の周壁22及び
上壁23が設けられている。上記上壁23にはス
プール軸支用の開口23aが設けられている。ま
た、このパトローネ収納室P及びフイルム収納室
Fの底面は開口している。さらにこのカメラボデ
イ本体11における下側フイルムガイドレール1
9bの反対側の面には凹所24a,24bが設け
られている。(第5図参照) 一方、下部カメラボデイ14は第2図、第4図
に示す如くその上面に、上記パトローネ収納室P
の周壁20の下端が嵌入する形状の嵌合溝25及
び巻上フイルム収納室Fの周壁22の下端が嵌入
する形状の嵌合溝26が設けられている。さらに
上記各嵌合溝25,26の略中心からは、各々パ
トローネの巻軸(図示省略)に係合するフイルム
巻戻し軸27、フイルム(図示省略)を巻上げる
スプール28が回動自在に突出している。このス
プール28にはフイルムのパーフオレーシヨンに
係合する巻上爪28aが設けられてられている。
また、この上記巻戻し軸27及びスプール28は
各々適宜の歯車列290,300、一方向クラツ
チ310,320を介して、モータ330の出力
歯車340に連結されており、このモータの正
転、逆転に応じて択一的に駆動されるようになつ
ている。これら歯車列290,300、一方向ク
ラツチ310,320、出力歯車340でフイル
ム移送機構13を構成している。さらに、この下
部カメラボデイ14の前面には、前記カメラボデ
イ本体11に設けた凹所24a,24bと嵌合す
る突起30a,30bが設けられている。また、
この下部カメラボデイ14の上面角部には慣通孔
31a,31bが設けられており、カメラボデイ
本体11に設けられたネジ孔(図示省略)へこの
慣通孔31a,31bを介してネジ(図示省略)
を螺入することにより、上記両者が一体化される
ようになつている。
また、この下部カメラボデイ14の上面におけ
る嵌合溝25,26に囲まれている部分32,3
3は平坦面とされており、一方の平坦面32の前
端はパトローネ出入れ用に前下りの斜面32aと
されている。
る嵌合溝25,26に囲まれている部分32,3
3は平坦面とされており、一方の平坦面32の前
端はパトローネ出入れ用に前下りの斜面32aと
されている。
上記構成においては、カメラボデイ本体11
を、上記各凹所24a,24bが下部カメラボデ
イ14の突起30a,30bと対向させた状態に
おき、さらに上記各周壁20,22の下端を嵌合
溝25,26に嵌合させることにより、このカメ
ラボデイ本体11と下部カメラボデイ14とを組
付ける。この後慣通孔31a,31bを介して適
宜のネジをカメラボデイ本体11へ螺挿すること
により両者を一体化する。この状態でパトローネ
収納室P及び巻上フイルム収納室Fは各々カメラ
ボデイ本体11の周壁20,22上面21,23
及び下部カメラボデイ14の上面32,33によ
り形成されることとなる。
を、上記各凹所24a,24bが下部カメラボデ
イ14の突起30a,30bと対向させた状態に
おき、さらに上記各周壁20,22の下端を嵌合
溝25,26に嵌合させることにより、このカメ
ラボデイ本体11と下部カメラボデイ14とを組
付ける。この後慣通孔31a,31bを介して適
宜のネジをカメラボデイ本体11へ螺挿すること
により両者を一体化する。この状態でパトローネ
収納室P及び巻上フイルム収納室Fは各々カメラ
ボデイ本体11の周壁20,22上面21,23
及び下部カメラボデイ14の上面32,33によ
り形成されることとなる。
本考案においては、フイルム移送機構を内蔵し
た下部カメラボデイの上面自体をパトローネ収納
室、巻上フイルム収納室の底面とすることにより
カメラの高さを大幅に小さくすることができると
ともに、下部カメラボデイ自体でフイルム移送機
能のチエツクを行なうことができる。
た下部カメラボデイの上面自体をパトローネ収納
室、巻上フイルム収納室の底面とすることにより
カメラの高さを大幅に小さくすることができると
ともに、下部カメラボデイ自体でフイルム移送機
能のチエツクを行なうことができる。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は上記実施例におけるカメラボデイを示す背面
図、第3図は上記実施例におけるカメラボデイ本
体を示す斜視図、第4図は上記実施例における下
部カメラボデイを示す斜視図、第5図と第2図A
−A′における断面図、第6図は第2図B−B′に
おける断面図、第7図及び第8図は従来例を示す
断面図である。 11……カメラボデイ本体、13……フイルム
移送機構、14……下部カメラボデイ、20,2
2……周壁、25,26……嵌合溝、P……パト
ローネ収納室、F……巻上フイルム収納室。
図は上記実施例におけるカメラボデイを示す背面
図、第3図は上記実施例におけるカメラボデイ本
体を示す斜視図、第4図は上記実施例における下
部カメラボデイを示す斜視図、第5図と第2図A
−A′における断面図、第6図は第2図B−B′に
おける断面図、第7図及び第8図は従来例を示す
断面図である。 11……カメラボデイ本体、13……フイルム
移送機構、14……下部カメラボデイ、20,2
2……周壁、25,26……嵌合溝、P……パト
ローネ収納室、F……巻上フイルム収納室。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 フイルム移送機構を有したカメラボデイにおい
て、 露出用開口部と、この開口部を挟んで左右に一
体的に形成され、且つ底面が開口したパトローネ
収納室用周壁と巻上フイルム収納室用周壁とを有
したカメラボデイ本体と、 上記パトローネ収納室用周壁と巻上フイルム収
納室用周壁との底部が各々嵌合する嵌合部と、パ
トローネ収納室用底面及び巻上フイルム収納室用
底面を構成する平坦面とを上面に有し、内部にフ
イルム移送機構を収納した下部カメラボデイと、 上記カメラボデイ本体と下部カメラボデイとを
一体化する結合手段と、 を具備したことを特徴とするカメラボデイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985200654U JPH0435873Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985200654U JPH0435873Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62109151U JPS62109151U (ja) | 1987-07-11 |
JPH0435873Y2 true JPH0435873Y2 (ja) | 1992-08-25 |
Family
ID=31163367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985200654U Expired JPH0435873Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0435873Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0746916Y2 (ja) * | 1988-10-04 | 1995-10-25 | 旭光学工業株式会社 | カメラ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS556977B2 (ja) * | 1976-05-28 | 1980-02-21 | ||
JPS55137515A (en) * | 1978-09-14 | 1980-10-27 | Robot Foto Electr Kg | Photograph camera |
JPS57167017A (en) * | 1981-04-08 | 1982-10-14 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Camera |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS556977U (ja) * | 1978-06-30 | 1980-01-17 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP1985200654U patent/JPH0435873Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS556977B2 (ja) * | 1976-05-28 | 1980-02-21 | ||
JPS55137515A (en) * | 1978-09-14 | 1980-10-27 | Robot Foto Electr Kg | Photograph camera |
JPS57167017A (en) * | 1981-04-08 | 1982-10-14 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Camera |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62109151U (ja) | 1987-07-11 |