JPH04357732A - 複合ローカルエリアネットワークにおける通信方法お            よび端末装置 - Google Patents

複合ローカルエリアネットワークにおける通信方法お            よび端末装置

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JPH04357732A
JPH04357732A JP3131075A JP13107591A JPH04357732A JP H04357732 A JPH04357732 A JP H04357732A JP 3131075 A JP3131075 A JP 3131075A JP 13107591 A JP13107591 A JP 13107591A JP H04357732 A JPH04357732 A JP H04357732A
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JP
Japan
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data length
terminal device
test frame
frame
test
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Withdrawn
Application number
JP3131075A
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English (en)
Inventor
Satoru Nagata
永田 悟
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は異なる制御方式のローカ
ルエリアネットワークを中継装置によって複数接続して
いる通信システムにおいて、通信相手のデータを認識し
て通信を行う複合ローカルエリアネットワークにおける
通信方法および端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LAN(ローカルエリアネットワ
ーク)の普及に伴い、複数の支線LANを、より高速の
幹線LANに接続・統合して大規模なLANシステムが
構築されるようになった。このようなシステムにおいて
は、異なる方式のLANがシステム内に複数混在するた
め、効率的な通信を実現するには、LAN方式ごとに許
容される最大データ長の違いを考慮するための対策が必
要となる。
【0003】例えばルータと呼ばれるOSI(Open
 Systems Interconnection)
基本参照モデルのネットワーク層に相当するところで中
継する装置などのように、異なる方式のLAN間をすべ
てフレーム分割/結合機能を持つ中継装置で接続するよ
うなシステムでは、中継装置によって、送信されてきた
フレームが受信側LANの最大データ長よりも大きい場
合には受信側の最大データ長以下に分割して送信し、逆
に、受信側よりも送信側LANの最大データ長の方が大
きい場合には分割されて送信されてきた複数フレームを
送信側の最大データ長の範囲内で結合して送信すること
が可能である。しかし、この方式は、フレームの分割・
結合機能を持たないプロトコル(通信規約)で通信する
場合には適用できない。LANの環境においては、多く
のプロトコルが使用されており、フレームの分割・結合
機能を持たないプロトコルも多く存在するのが現状であ
る。特に、大規模なLANシステムにおいては、複数の
プロトコルが混在するのが一般的であるため、プロトコ
ルに依存しない方式で中継することも必要となる。この
ような中継装置としてMAC(Media Acces
sControl)ブリッジというものがある。 これはOSIのデータリンク層の下位副層であるMAC
副層で中継する方式であり、これより上位層のプロトコ
ルに依存しない。この方式は、複数のプロトコルが混在
する場合には、簡便な方法である。しかし、この方式で
は、上述のようなフレームの分割・結合機能を持たない
ため、効率を犠牲にして最大データ長の最も小さいLA
Nに合わせて送信データを分割して送信するか、予め送
信相手ごとに可能な最大データ長を設定しておくといっ
た煩雑な対策が必要であった。なお、最近、上記ルータ
機能とブリッジ機能を併せ持ち、プロトコル対応にルー
タとして機能したり、ブリッジとして機能できる複合中
継装置(ブルータと呼ばれる)が考案されているが、こ
れにおいてもブリッジとして機能するプロトコルの場合
には従来と同様の問題があることにかわりはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、LAN間通信の実施は最大データ長の最も小さい
LANに合わせて送信データを分割し送信することによ
り、効率を犠牲にして制御を簡単にするか、そうでなけ
れば、予め送信相手ごとに可能な最大データ長を設定す
るような煩雑な手順を追加する必要があるという問題点
があった。
【0005】本発明は上記従来の技術における問題点を
解消するためのものであり、通信相手ごとに許容される
最大データ長を自動的に認識し、その最大データ長を考
慮した許容最大データ長に変えて通信を実行し、通信線
路上のLANの最大データ長まで有効に活用できる効率
の良い通信を実現できる複合ローカルエリアネットワー
クにおける通信方法および端末装置について提供するこ
とを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は送信信号のデー
タ長を通信相手の最大データ長に合わせたデータ長に変
化させて通信できるようにするため、図1に示すように
、複合ローカルエリアネットワークにおける通信方法に
おいては、送信側端末装置10aが接続されたローカル
エリアネットワーク1から中継装置13を介して受信側
端末装置10bが接続された他のローカルエリアネット
ワーク2へ通信可能に接続した、異なる制御方式のロー
カルエリアネットワークを複数接続しているネットワー
クシステムにおいて、送信側端末装置10aから受信側
端末装置10bへのテストフレームを、始めに自端末装
置の接続するローカルエリアネットワーク1の最大許容
データ長に設定して送信し、前記受信側端末装置10b
により受信されなければ、受信されるまでデータ長を減
縮したテストフレームの再送信を繰り返し、前記受信側
端末装置10bにより受信されたテストフレームのデー
タ長を通信可能な最大データ長として登録することを特
徴とする。
【0007】また、この通信方法においては、送信側端
末装置10aは通信に先立ち自端末装置が接続されたロ
ーカルエリアネットワーク1における最大許容データ長
のテストフレームを送出して受信側端末装置10bから
の応答を待ち、所定時間内に応答信号を受信できない場
合にはネットワークシステムにおける次に長い最大許容
データ長を送信すべきテストフレームのデータ長に設定
して再送信し、応答信号を受信できるようになるまで順
にデータ長を短くしてテストフレームの送信を繰り返し
、応答信号を受けた場合には前記テストフレームのデー
タ長を通信用データ長として記憶し、中継装置13は前
記テストフレームが前記送信側端末装置10aの接続す
るローカルエリアネットワーク1以外のネットワークへ
の送信であればデータ長をチェックし、そのデータ長が
受信側ネットワーク2の許容最大データ長を超える場合
には前記テストフレームを廃棄して中継を中止し、また
前記データ長が受信側ネットワーク2の許容最大データ
長以下であれば前記テストフレームを前記受信側端末装
置10bへ伝送し、前記受信側端末装置10bは前記テ
ストフレームを受信した場合に前記テストフレームのデ
ータ部を残しLAN制御部を入れ換えた応答フレームを
返信することを特徴とする。
【0008】さらに、端末装置としては、情報処理部4
1の指令により送受信インタフェース42を介して送信
するテストフレームを生成するテストフレーム生成部4
3と、受信したテストフレームまたは応答フレームを解
析するテストフレーム解析部44と、受信したテストフ
レームのデータ部を有する応答フレームを生成する応答
フレーム生成部45と、テストフレームまたは応答フレ
ームのデータ部から通信相手装置ごとの許容最大データ
長を記憶するデータ長記憶部46と、テストフレーム送
信後に応答フレームの受信を待つための時間を設定し計
時するテスト応答タイマ47とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】このように構成した複合ローカルエリアネット
ワークの通信方法では、制御方式の異なる他のローカル
エリアネットワークに接続されている端末装置に対して
通信を実行するに先立ち、送信側端末装置10aが接続
されているローカルエリアネットワーク1の最大許容デ
ータ長を有するテストフレームを受信側端末装置10b
へ向けて送信する。テストフレームのデータ長が受信側
端末装置10bの接続されたローカルエリアネットワー
ク2の最大許容データ長を超えていれば、送信側端末装
置10aへの返信がなく、返信が得られない送信側端末
装置10aではテストフレームのデータ長を短く変更し
て再送信し、受信側端末装置10bからの返信が得られ
るまでデータ長を短くしたテストフレームの送信を繰り
返す。テストフレームのデータ長が受信側端末装置10
bの接続されたローカルエリアネットワーク2の最大許
容データ長になり、受信側端末装置10bからの返信が
得られた場合には、送信側端末装置10aは送信したテ
ストフレームのデータ長を受信側端末装置10bとの通
信における許容最大データ長として登録し、受信側端末
装置10bでは受信したテストフレームのデータ長を送
信側端末装置10aとの通信における許容最大データ長
として登録し、以後の端末装置10aと端末装置10b
との通信には登録したデータ長を許容最大データ長とみ
なして通信する。
【0010】この通信方法において、送信側端末装置1
0aからテストフレームが送信されると、中継装置13
がテストフレームを受信し、送信側端末装置10aが接
続されているローカルエリアネットワーク1から他のロ
ーカルエリアネットワーク2への送信であれば、受信側
端末装置10bが接続されたローカルエリアネットワー
ク2における最大許容データ長以下のデータ長を有する
テストフレーム以外は廃棄して中継を中止し、ローカル
エリアネットワーク2における最大許容データ長以下の
データ長を有するテストフレームのみ受信側端末装置1
0bへ送信する。受信側端末装置10bではテストフレ
ームが受信された場合に、受信したテストフレームのデ
ータ長を端末装置10aとの通信用として登録するとと
もに、テストフレームのデータ部を用いて応答フレーム
を生成し、送信側端末装置10aへ生成した応答フレー
ムを返信する。応答フレームを受信した送信側端末装置
10aでは、送信したテストフレームのデータ長を端末
装置10bとの通信用として登録する。
【0011】さらに端末装置においては、通信に先立ち
、情報処理部41の指令によりテストフレーム生成部4
3がテストフレームを生成して送受信インタフェース4
2を介して送信し、テスト応答タイマ47を起動する。 テストフレームまたは応答フレームが受信されると、送
受信インタフェース42により受信したフレーム形式か
らテストフレームまたは応答フレームのいずれかを識別
してテストフレーム解析部44に転送し、テストフレー
ム解析部44は受信した信号が応答フレームであれば、
テスト応答タイマ47を停止し、データ長をデータ長記
憶部46に格納し、通信用のデータ長を確定して通信に
移行させ、また、受信した信号がテストフレームであれ
ば、データ長をデータ長記憶部46に格納して通信用の
データ長を確定するとともに、応答フレーム生成部45
にテストフレームのデータ部を転送して応答フレームを
生成させ、送受信インタフェース42を介して応答フレ
ームを返信させる。テストフレームが送信された後、テ
スト応答タイマ47で設定された時間が経過しても返信
がなければ、テスト応答タイマ47からの指令によりテ
ストフレーム生成部43が各ローカルエリアネットワー
クの最大許容データ長のうちで返信がなかったテストフ
レームのデータ長の次に長い最大許容データ長を新たな
データ長とするテストフレームを生成して送信させ、テ
スト応答タイマ47を再起動する。
【0012】
【実施例】本発明における以下の実施例では、支線LA
Nによって2種類のデータ長がある場合について説明す
る。
【0013】図2は一実施例のLANシステムを表す構
成図である。ここに、1は最大データ長が4500バイ
トになる第1のLAN伝送路(ケーブル)で、2は最大
データ長が1500バイトになる第2のLAN伝送路(
ケーブル)、3は最大データ長が1500バイトになる
第3のLAN伝送路(ケーブル)である。11,12は
第1のLAN伝送路1に接続されて通信をする端末装置
である。13,14は第1のLAN伝送路1に接続され
、それぞれ第2,第3LAN伝送路2,3との間でデー
タを中継する中継装置(ブリッジ)である。21,22
は第2のLAN伝送路2に接続されて通信をする端末装
置である。31は第3のLAN伝送路3に接続されて通
信をする端末装置である。図中、■は同じLAN伝送路
1の中で端末装置11と端末装置12との間の通信を、
■はLAN伝送路1の端末装置11とLAN伝送路2の
端末装置21とが中継装置13を介して通信を、■は同
じLAN伝送路2の中で端末装置21と端末装置22と
の間の通信を、■はLAN伝送路2の端末装置21とL
AN伝送路3の端末装置31とが中継装置13と中継装
置14とを介して通信を実行する場合を示す。この通信
形態によって、他の組合せによる端末装置間の通信が■
〜■のいずれかに該当するので省略する。これらの通信
において、通信可能な許容最大データ長は下記のように
なる。 ■端末装置11〜端末装置12間の通信最大データ長は
、4500バイト ■端末装置11〜端末装置21間の通信最大データ長は
、1500バイト ■端末装置21〜端末装置22間の通信最大データ長は
、1500バイト ■端末装置22〜端末装置31間の通信最大データ長は
、1500バイト
【0014】端末装置11,12,21,22,31は
、図3に示すように、これらを代表させた装置10によ
り、その構成を示す。ここに、101は送信データを発
生し、受信データを利用する情報処理部、102は情報
処理部101からのデータより送信データフレームを生
成するデータフレーム生成部、103は送信フレームを
処理する送信部、104は受信フレームを処理する受信
部、105は受信フレームよりデータ部を取り出して情
報処理部101に転送するデータフレーム解析部、10
6は送受信フレームを信号レベルで制御する信号制御部
、107は送信するテストフレームおよび応答フレーム
を生成するテストフレーム生成部、108は受信したテ
ストフレームおよび応答フレームを解析するテストフレ
ーム解析部、109はテストフレームまたは応答フレー
ムの受信信号から通信相手装置ごとの許容最大データ長
を記憶するデータ長記憶部、110はテストフレーム送
信後に応答フレームの受信を待つための時間を設定し、
計時するとともに、応答フレームの受信がなくタイムア
ウトした場合にはテストフレーム生成部107へ次のテ
ストフレームの生成指示を出すテスト応答タイマである
【0015】LAN上を往来するフレームの形式は、図
4に示すように、LAN伝送路1用のフレーム41には
、フレーム制御部FCと、宛先アドレスDAと、発信元
アドレスSAと、誤り検査符号FCSをLAN制御部と
して有し、発信元アドレスSAと誤り検査符号FCSと
の間にデータ部を設ける。LAN伝送路2,3用のフレ
ーム42には、宛先アドレスDAと、発信元アドレスS
Aと、長さ表示部Lと、誤り検査符号FCSをLAN制
御部として有し、長さ表示部Lと誤り検査符号FCSと
の間にデータ部を設ける。中継装置13,14では、L
ANの制御方式によってLAN制御部が異なるため、受
信したフレームのLAN制御部を、送信すべき端末装置
が接続されているLANに合わせて置き換える。
【0016】このように構成した実施例においては、通
信■,■,■では、各々端末装置11と端末装置12,
端末装置21と端末装置22,端末装置22と端末装置
31の間で同じ許容最大データ長となるLAN伝送路1
,2,2および3を仲介して通信するため、それぞれ送
信側が4500バイト,1500バイト,1500バイ
トのテストフレームを送信することによって、受信側が
応答フレームを一定時間内に返信して、データ長に変更
なく通信可能となる。通信■では、例えば端末装置11
から端末装置21へ通信する場合、データ通信の開始に
先立ちテストフレームの送信による許容最大データ長の
試験手順が実行される。端末装置11が接続されている
LAN伝送路1の許容最大データ長である4500バイ
トのテストフレームを生成して送信する。中継装置13
がテストフレームを受信して、テストフレームのLAN
制御部を置き換え、LAN伝送路2側へ中継しようとす
るが、LAN伝送路2の最大データ長が1500バイト
であるため、中継することができない。このため中継装
置13では受信したテストフレームを廃棄する。端末装
置11では、テストフレームを送信後、応答フレームを
待つが、テスト応答タイマ110の設定時間が経過して
も応答フレームを受信することができない。応答フレー
ムを受信できない端末装置11は、システム内における
LAN伝送路の中で次に小さいと想定される最大データ
長(この例ではLAN伝送路2または3の1500バイ
ト)のテストフレームを生成し、再度送信して、応答フ
レームを待つ。再送信されたテストフレームを受信した
中継装置13は、テストフレームの最大データ長がLA
N伝送路2の最大データ長に一致するため、LAN制御
部を置き換えたテストフレームをLAN伝送路2を介し
て端末装置21へ中継することができる。テストフレー
ムを受信した端末装置21では、テストフレームを解析
し、受信したテストフレームのデータ長である1500
バイトを端末装置21との通信における許容最大データ
長とみなしてデータ長を記憶し、その後、応答フレーム
を生成して返信する。応答フレームを返信した端末装置
21では、以後の端末装置11との通信では1500バ
イトまでのフレームを送信可能とする。テストフレーム
を再送信した端末装置11は、テスト応答タイマ110
の設定時間内に応答フレームを受信するので、生成した
テストフレームのデータ長である1500バイトを端末
装置21との通信における許容最大データ長とみなして
記憶し、以後の端末装置21との通信では1500バイ
トまでのフレームを送信可能とする。また逆に、端末装
置21から端末装置11へ通信する場合では、まず、デ
ータ通信の開始に先立ち、テストフレームの送信による
許容最大データ長の試験手順が実行される。端末装置2
1から1500バイトのテストフレームが送信されると
、中継装置13を介して端末装置11に受信され、端末
装置11から応答フレームが端末装置21に返信されて
、許容最大データ長1500バイトで通信可能となる。
【0017】この通信開始時におけるテストフレームま
たは応答フレームの送受信についての詳細は、送信側の
端末装置11(または21)において、通信要求が発生
すると、情報処理部101の指示により通信相手装置毎
に実行されるテストフレームの送信による許容最大デー
タ長の試験手順を開始する。端末装置11の情報処理部
101からの指示により、テストフレーム生成部107
は想定される許容最大データ長を持つテストフレームを
生成する。想定する許容最大データ長としては、まず、
自装置が直接接続されているLAN伝送路1の許容最大
データ長である4500バイトから始める。生成された
テストフレームは送信部103でLAN制御部を付加さ
れ、フレーム形式に整えられて、信号制御部106から
信号レベルに変換されて順次LAN伝送路1上に送信さ
れる。その後、テスト応答タイマ110を起動し、応答
フレームの受信を待つ。4500バイトの許容最大デー
タ長では、中継装置13によりLAN伝送路2の許容最
大データ長を超えるため送信されずに廃棄され、テスト
フレームが相手装置21に到達せず、応答フレームが受
信されないため、テスト応答タイマ110がタイムアウ
トする。テスト応答タイマ110がタイムアウトしたこ
とにより、テストフレーム生成部107では、次に小さ
いと想定されるLAN伝送路2,3の許容最大データ長
1500バイトに設定してテストフレームを送信する。 その後、テスト応答タイマ110を起動し、応答フレー
ムの受信を待つと、今度はLAN伝送路2の許容最大デ
ータ長になっているため、中継装置13によりLAN伝
送路2のフレームフォーマットに置き換えられて端末装
置21に送信され、端末装置21から応答フレームが返
信されてくるようになり、テスト応答タイマ110の設
定時間内に応答フレームが受信できるようになる。応答
フレームが受信されると、信号制御部106から受信部
104へ転送されて受信部104でLAN制御部が解析
される。受信フレームが応答フレームと認識されるとテ
ストフレーム解析部108に転送される。テストフレー
ム解析部108では応答フレームとしての解析が行われ
る。そしてテストフレーム送信時に起動したテスト応答
タイマ110を停止するとともに、通信相手装置に対応
したデータ長を許容最大データ長としてデータ長記憶部
109に格納する。データ長が格納されると、以後、情
報処理部101からデータフレーム生成部102に転送
される送信データが、データ長記憶部109に記憶され
た通信相手ごとの最大許容データ長を基にして分割され
て、送信部103にてデータフレームを形成し、信号制
御部106から端末装置21側へ送信されるようになる
。端末装置21では、テストフレームを受信した場合、
信号制御部106から受信部104へテストフレームが
転送され、受信部104ではテストフレームのLAN制
御部が解析され、テストフレームと認識されると、テス
トフレーム解析部108へ転送される。テストフレーム
解析部108では、テストフレームとしての解析が行わ
れ、テストフレームのデータ長を通信相手装置に対応し
た許容最大データ長としてデータ長記憶部109に格納
し、テストフレーム生成部107に応答フレームを生成
するようデータ部を転送する。テストフレーム生成部1
07では、転送されたデータ部を基にして応答フレーム
を生成し、送信部103へ転送する。送信部103では
転送された応答フレームにLAN制御部を付加してフレ
ーム形式を整え信号制御部106に転送する。信号制御
部106ではフレーム形式を整えた応答フレームを信号
レベルに変換してLAN伝送路2上へ送信し、テストフ
レームとは逆に中継装置13を介してLAN伝送路1の
端末装置11へ返信させる。
【0018】テストフレームの送信が端末装置21であ
り、応答フレームの返信が端末装置11の場合には、最
初に送信するテストフレームの許容最大フレーム長によ
って応答が返される。
【0019】このように実施例では、許容最大フレーム
長が異なる複数のLANの間にまたがる通信において、
予め通信相手ごとに許容最大データ長を設定するような
煩雑な手順を追加せずに、各LANに許容される最大デ
ータ長まで、有効に活用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明による通信方法では
、各ローカルエリアネットワークによって制御方式が異
なる複数のローカルエリアネットワークを接続したネッ
トワークシステムにおいて、送信側と受信側との間にお
ける接続ローカルエリアネットワークの最大許容データ
長が異なる場合に、通信に先立ち、送信側端末装置10
aからデータ長を特定するためのテストフレームを、接
続されている各ローカルエリアネットワークの最大許容
データ長のうち長い方から順に設定して、受信側端末装
置10bへ向けて送信し、受信側端末装置10bに受信
されてその返信が戻るまでデータ長を短くして送信を繰
り返し、受信側端末装置10bからの返信があった場合
のテストフレームのデータ長を、送信側端末装置10a
と受信側端末装置10bとの通信に用いる許容最大デー
タ長として記憶させることができるようにしたことによ
り、それぞれ通信相手に接続するローカルエリアネット
ワークの最大許容データ長のうち小さいデータ長の方を
通信用の最大許容データ長として設定できるようになり
、各ローカルエリアネットワークのデータ長を最大限有
効に活用できて通信効率を向上させることができる。 また、予め送信相手ごとに可能な最大データ長を設定す
るような煩雑な手順をなくすことができる。
【0021】また、この通信方法においては、送信側端
末装置10aからのテストフレームを受信した受信側端
末装置10bでは、テストフレームのデータ部を有する
応答フレームを生成して送信側端末装置10aへ返信さ
せたことにより、送信側端末装置10aではテストフレ
ームに対する返信があればそのテストフレームのデータ
長として応答フレームのデータ長を登録すれば良く、受
信したフレームの解析およびデータ長の登録処理が容易
となって、データ長確定処理の処理効率を向上させるこ
とができる。
【0022】さらにまた、この通信方法に用いられる端
末装置では、送信側の端末装置は通信に先立ち、テスト
フレーム生成部43が生成したテストフレームを送信し
、テスト応答タイマ47に設定された時間が経過する以
前に、応答フレームの返信があれば、テストフレーム解
析部44が受信した信号が応答フレームであれば、デー
タ長をデータ長記憶部46に格納し、通信用の許容最大
データ長を確定して通信に移行させ、テスト応答タイマ
47に設定された時間が経過しても返信がなかった場合
には、テストフレーム生成部43がデータ長の減縮され
たテストフレームを生成して再度送信させて、データ長
の減縮されたテストフレームの再送信を返信があるまで
繰り返させ、また、受信側の端末装置は、テストフレー
ムが受信されると、データ長をデータ長記憶部46に格
納して通信用の許容最大データ長を確定するとともに、
応答フレーム生成部45にテストフレームのデータ部を
有する応答フレームを生成させて返信させるようにした
ことによって、自装置または相手装置における許容最大
データ長のうちいずれか小さい方に合わせて通信用の最
大データ長を設定することができ、通信相手装置ごとに
通信用許容最大データ長を自動的に求めることができて
、各ローカルエリアネットワークに許容される最大デー
タ長までを有効に活用することができるとともに、予め
通信相手ごとに許容最大データ長を設定するような煩雑
な手順を追加することが避けられて、通信手順が簡略化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成説明図である。
【図2】実施例のLANシステムを示す構成説明図であ
る。
【図3】実施例の端末装置を示す構成図である。
【図4】実施例のデータフレームを示すフレーム形式説
明図であり、(1)はLAN伝送路1用フレーム、(2
)はLAN伝送路2,3用フレームである。
【符号の説明】
1  (送信側)LAN 2  (受信側)LAN 10a  (送信側)端末装置 10b  (受信側)端末装置 13  中継装置 41  情報処理部 42  送受信インタフェース 43  テストフレーム生成部 44  テストフレーム解析部 45  応答フレーム生成部 46  データ長記憶部 47  テスト応答タイマ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  送信側端末装置(10a)が接続され
    たローカルエリアネットワーク(1)から中継装置(1
    3)を介して受信側端末装置(10b)が接続された他
    のローカルエリアネットワーク(2)へ通信可能に接続
    した、異なる制御方式のローカルエリアネットワークを
    複数接続しているネットワークシステムにおいて、送信
    側端末装置(10a)から受信側端末装置(10b)へ
    のテストフレームを、始めに自端末装置の接続するロー
    カルエリアネットワーク(1)の最大許容データ長に設
    定して送信し、前記受信側端末装置(10b)により受
    信されなければ、受信されるまでデータ長を減縮したテ
    ストフレームの再送信を繰り返し、前記受信側端末装置
    (10b)により受信されたテストフレームのデータ長
    を通信可能な最大データ長として登録することを特徴と
    する複合ローカルエリアネットワークにおける通信方法
  2. 【請求項2】  送信側端末装置(10a)は通信に先
    立ち自端末装置が接続されたローカルエリアネットワー
    ク(1)における最大許容データ長のテストフレームを
    送出して受信側端末装置(10b)からの応答を待ち、
    所定時間内に応答信号を受信できない場合にはネットワ
    ークシステムにおける次に長い最大許容データ長を送信
    すべきテストフレームのデータ長に設定して再送信し、
    応答信号を受信できるようになるまで順にデータ長を短
    くしてテストフレームの送信を繰り返し、応答信号を受
    けた場合には前記テストフレームのデータ長を通信用デ
    ータ長として記憶し、中継装置(13)は前記テストフ
    レームが前記送信側端末装置(10a)の接続するロー
    カルエリアネットワーク(1)以外のネットワークへの
    送信であればデータ長をチェックし、そのデータ長が受
    信側ネットワーク(2)の許容最大データ長を超える場
    合には前記テストフレームを廃棄して中継を中止し、ま
    た前記データ長が受信側ネットワーク(2)の許容最大
    データ長以下であれば前記テストフレームを前記受信側
    端末装置(10b)へ伝送し、前記受信側端末装置(1
    0b)は前記テストフレームを受信した場合に前記テス
    トフレームのデータ部を残しLAN制御部を入れ換えた
    応答フレームを返信することを特徴とする請求項1記載
    の複合ローカルエリアネットワークにおける通信方法。
  3. 【請求項3】  情報処理部(41)の指令により送受
    信インタフェース(42)を介して送信するテストフレ
    ームを生成するテストフレーム生成部(43)と、受信
    したテストフレームまたは応答フレームを解析するテス
    トフレーム解析部(44)と、受信したテストフレーム
    のデータ部を有する応答フレームを生成する応答フレー
    ム生成部(45)と、テストフレームまたは応答フレー
    ムのデータ部から通信相手装置ごとの許容最大データ長
    を記憶するデータ長記憶部(46)と、テストフレーム
    送信後に応答フレームの受信を待つための時間を設定し
    計時するテスト応答タイマ(47)を備えたことを特徴
    とする複合ローカルエリアネットワークにおける端末装
    置。
JP3131075A 1991-06-03 1991-06-03 複合ローカルエリアネットワークにおける通信方法お            よび端末装置 Withdrawn JPH04357732A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014049997A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Ricoh Co Ltd 機器連携プログラム、機器連携システム、機器連携方法、及び携帯端末

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