JPH0435147Y2 - - Google Patents

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JPH0435147Y2
JPH0435147Y2 JP8120787U JP8120787U JPH0435147Y2 JP H0435147 Y2 JPH0435147 Y2 JP H0435147Y2 JP 8120787 U JP8120787 U JP 8120787U JP 8120787 U JP8120787 U JP 8120787U JP H0435147 Y2 JPH0435147 Y2 JP H0435147Y2
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injection
cylinder
switching valve
screw
port
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は射出成形装置における射出用油圧回路
に係り、更に詳細には、スクリユが回転して樹脂
圧により後退する際にインジエクシヨン用シリン
ダのシリンダ室に発生する負圧をなくするように
した射出用油圧回路に関する。
(従来の技術) 従来、射出成形装置に於ける射出装置は、射出
ノズルを先端に備えた射出ユニツトと、その射出
ユニツト内に材料を溶融し射出ノズルへ送る回転
可能なスクリユを備えた射出ラムなどからなつて
いる。そして射出ユニツトを射出ラムを別々に前
進後退せしめるために射出ユニツト用シリンダと
インジエクシヨン用シリンダは別々のポンプやア
キユームレータで行なつている。
そのインジエクシヨン用シリンダを作動させて
射出ラムに取付けられたスクリユを前進させて射
出を行なつた後、スクリユを回転駆動部により回
転させて溶融した樹脂を前送りすると共に計量が
行なわれている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、スクリユが回転されて溶融した樹脂
を前送りし計量が行なわれると、スクリユは樹脂
圧により後退する。そのスクリユの後退時にイン
ジエクシヨン用シリンダにおける一方のシリンダ
室が負圧となりキヤビテイーシヨンが発生する恐
れがある。このキヤビテイーシヨンの発生を防止
するために、管路の径を大きくしたり、あるいは
切換弁の容量の大きいものを使用して対処してい
た。
しかしながら、従来の対処手段では油圧回路の
製作がコスト高となると共に、スペース的にも大
きくしなければならないという問題がある。
本考案の目的は、上記問題点を改善するため、
インジエクシヨン用シリンダにおける一方のシリ
ンダ室が負圧となり、キヤビテイーシヨンが発生
しないようにせしめた射出成形装置における射出
油圧回路を提供することにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、射出成形
装置に射出ユニツトを前進後退せしめる射出ユニ
ツト用シリンダと、材料を送給するための回転可
能なスクリユを備えた射出ラムを前進後退せしめ
るインジエクシヨン用シリンダを設け、その射出
ユニツト用シリンダとインジエクシヨン用シリン
ダを作動せしめる油圧ポンプによる油圧回路中に
インジエクシヨン用シリンダの前進を制御し、か
つスクリユ回転用の油圧モータの回転を制御する
第1切換弁と、インジエクシヨン用シリンダの後
退を制御する第2切換弁を設け、前記油圧モータ
の排出回路と前記第2切換弁を介して前記インジ
エクシヨン用シリンダの第1のシリンダ室に接続
される排出回路とを、絞り弁を備えた管路を介し
て接続して射出成形装置における射出用油圧回路
を構成した。
(作用) 本考案を採用することにより、射出した後に第
1切換弁を切換えて油圧モータを作動せしめてス
クリユを回転させると、溶融した樹脂が前送りさ
れると共に計量が行なわれてスクリユは後退され
る。そのスクリユ後退時にインジエクシヨン用シ
リンダにおける一方のシリンダ室が負圧になろう
とするが、油圧モータの排出回路と第2切換弁を
介してインジエクシヨン用シリンダの第1シリン
ダ室に接続される排出回路とを、絞り弁を備えた
管路を介して接続されているから、その絞り弁の
作用によりインジエクシヨン用シリンダにおける
一方のシリンダ室の負圧がおさえられる。したが
つてキヤビテイーシヨンの発生が容易に防止され
る。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図を参照するに、射出成形装置1における
箱型形状のベース3上の左側には金型の開閉、射
出時の金型圧締、製品の突出しを行なう型締め装
置5が設けられている。また、ベース3上の右側
には材料を送給するスクリユ回転機能、溶融した
材料を押し出す射出機能、射出ユニツトを前進さ
せノズルタツチをさせる機能を備えた射出装置7
が設けられている。
前記型締め装置5内には金型9が設けられてお
り、その金型9の型締め、型開きを行なう駆動部
としての型締め用油圧シリンダ11が金型9に連
結されている。
前記射出装置7において、ベース3上に取付け
られた複数のブラケツト13に複数のガイドバー
15が左右方向に延伸して支承されている。その
ガイドバー15に案内されて第1図において左右
方向(前進後退方向)に移動する射出ユニツト1
7が支承されている。その射出ユニツト17は射
出ユニツト用シリンダ19によつて前進後退され
るようになつている。
前記射出用ユニツト17の前部にはペレツトホ
ツパー21と材料を溶融する加熱筒23と、射出
ノズル25などが備えられている。射出用ユニツ
ト17の後部には射出ラム27が設けられてお
り、その射出ラム27の後端部には材料を送給す
るスクリユScを回転させるスクリユ回転駆動部
29が設けられている。また、射出ラム27内に
はスクリユScを前進後退せしめるインジエクシ
ヨン用シリンダ31が設けられている。
前記射出装置7には射出ユニツト17を前進後
退せしめる射出ユニツト用シリンダ19と射出ラ
ム27を前進後退せしめるインジエクシヨン用シ
リンダ31が設けてある。
インジエクシヨン用シリンダ31には、2つの
ピストンロツド51A,51Bが装着されてお
り、そのピストンロツド51A,51Bの前後端
第2図において左右両端は支持部53A,53B
に支承されている。
前記インジエクシヨン用シリンダ31には第1
シリンダ室55と第2シリンダ室57が形成され
ている。しかも前記ピストンロツド51A,51
Bには射出ラム27が装着されており、その射出
ラム27の先端第2図において左側には回転可能
なスクリユScが取付けられている。
前記第2シリンダ室57には主管路59の一端
が接続され、主管路59の他端は4ポート3位置
切換弁CV6のAポートに接続されている。4ポ
ート3位置切換弁CV6にはソレノイドAY,ソ
レノイドIDが備えられている。
4ポート3位置切換弁CV6のPポートには主
管路61の一端が接続され、主管路61の他端は
主管路43に接続されている。4ポート3位置切
換弁CV6のTポートに主管路65の一端が接続
され、主管路65の他端は油圧タンクTに連通さ
れている。
前記第1シリンダ室55には主管路67の一端
が接続され、主管路67の他端は4ポート3位置
切換弁CV7のAポートに接続されている。その
4ポート3位置切換弁CV7にはソレノイドIFと
ソレノイドSRが備えられている。
前記4ポート3位置切換弁CV6のBポートに
は主管路69の一端が接続され、主管路69の他
端は前記主管路67の途中に分岐して接続されて
いる。
4ポート3位置切換弁CV7のPポートには、
主管路71の一端が接続され、主管路71の他端
は前記主管路61に分岐して接続されている。4
ポート3位置切換弁CV7のBポートには主管路
73の一端が接続され、主管路73の他端はスク
リユ回転駆動部29としての油圧モータ29Mの
一端に接続されている。その油圧モータ29Mの
他端には主管路75の一端が接続され、主管路7
5の他端は主管路49に分岐して接続されてい
る。
前記主管路75の途中には、主管路77の一端
が接続され、主管路7の他端は前記主管路65の
途中に分岐して接続されている。しかも、主管路
7の途中には絞り弁Xが配設されている。前記4
ポート3位置切換弁CV7のTポートには主管路
79の一端が接続され、主管路79の他端は前記
油タンクTに連通されている。
上記構成により、電動機のごとき駆動モータM
を駆動させ、油圧ポンプPを作動させると、油圧
タンクT内の油がフイルタF、主管路45を介し
て主管路43に吐き出される。
4ポート3位置切換弁CV6のソレノイドIDを
ONにして4ポート3位置切換弁CV7のソレノ
イドSRをONにしてPポートとBポートとを連
通させると、主管路43内の圧油が主管路61,
主管路71を経て主管路73に送られる。主管路
73に送られた圧油は油圧モータ29Mを作動さ
せスクリユScが回転される。スクリユScが回転
されることにより、ペレツトホツパー21から供
給された材料例えば樹脂が加熱されて溶解されな
がら射出ノズル25の方へ前送りされる。樹脂が
溶解物として送られると、スクリユScはその樹
脂圧により自然に後退して樹脂の計量が終了す
る。
その際、油圧モータ29Mに流れた圧油は主管
路75,主管路49を経て油タンクTに戻される
が、インジエクシヨン用シリンダ31の第2シリ
ンダ室57は油タンクTから主管路65,69を
経て吸い込まれるが、負圧となるため、主管路7
5と主管路65との間に主管路77を接続し、そ
の主管路77を配設して、負圧の発生をわずかな
ものに防止している。したがつて、第2シリンダ
室57内における負圧の発生が極力おさえられて
支障をきたすことがなくなる。絞り弁Xは負圧を
越えて正圧が出過ぎないようにしている。
なお、スクリユScを必要に応じて後退させる
際には、4ポート3位置切換弁CV6のソレノイ
ドAYをONにしてPポートとAポートとを連通
させることにより、主管路43の圧油は主管路6
1および主管路59を経てインジエクシヨン用シ
リンダ31の第2シリンダ室57内に送られて後
退第2図において右方向に移動されることにな
る。
ところで、本考案は前述した実施例に限定され
ることなく、適宜な変更を行なうことにより、そ
の他の態様で実施し得るものである。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、本考案によれば、射出した後に第1切換弁を
切換えて油圧モータを作動せしめてスクリユを回
転させる。その結果溶融した樹脂が前送りされる
と共に計量が行なわれてスクリユは後退される。
そのスクリユ後退時にインジエクシヨン用シリン
ダにおける第1のシリンダ室に接続される排出回
路中に設けた絞り弁の作用により負圧の発生がお
さえられる。したがつて、キヤビテイーシヨンの
発生が容易に防止される。油圧管路中に絞り弁を
設けるだけであるから、油圧回路の製作はコスト
ダウンされると共にスペースもとらないですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した一実施例の射出成形
装置の概略正面図、第2図は射出成形装置におけ
る射出用油圧回路の概略図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
射出成形装置、7……射出装置、17……射出ユ
ニツト、25……射出ノズル、27……射出ラ
ム、29M……油圧モータ、CV6,CV7……4
ポート3位置切換弁、X……絞り弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 射出成形装置に射出ユニツトを前進後退せしめ
    る射出ユニツト用シリンダと、材料を給送するた
    めの回転可能なスクリユを備えた射出ラムを前進
    後退せしめるインジエクシヨン用シリンダを設
    け、その射出ユニツト用シリンダとインジエクシ
    ヨン用シリンダを作動せしめる油圧ポンプによる
    油圧回路中にインジエクシヨン用シリンダの前進
    を制御し、かつスクリユ回転用の油圧モータの回
    転を制御する第1切換弁と、インジエクシヨン用
    シリンダの後退を制御する第2切換弁を設け、前
    記油圧モータの排出回路と前記第2切換弁を介し
    て前記インジエクシヨン用シリンダの第1のシリ
    ンダ室に接続される排出回路とを、絞り弁を備え
    た管路を介して接続してなることを特徴とする射
    出成形装置における射出用油圧回路。
JP8120787U 1987-05-29 1987-05-29 Expired JPH0435147Y2 (ja)

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JP8120787U JPH0435147Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JPS63189621U JPS63189621U (ja) 1988-12-06
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