JPH04350001A

JPH04350001A - 家庭廃棄物を初め各種物質の選別廃棄すなわち仕分け用器具

Info

Publication number: JPH04350001A
Application number: JP3305302A
Authority: JP
Inventors: Rita Falter; リタ　ファルター; Hartmut E Fehr; ハルトマット　イー．　ファー
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1990-10-24
Filing date: 1991-10-24
Publication date: 1992-12-04
Also published as: US5259514A; EP0482597A1; DK0482597T3; DE9014722U1; ATE116621T1; ES2096611T3; DE59104142D1; EP0482597B1; GR3015572T3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は家庭廃棄物を初め各種
物質の選別廃棄すなわち仕分け用器具に係り、特に様々
な物質、特に、プラスチックやガラスあるいは混合物な
どの家庭廃棄物に含まれる種々の物質を選別して廃棄す
る、すなわち、仕分けするための器具に関する。

【０００２】

【従来の技術】廃物に含まれる各物質を選別するにあた
り、経費節減および再利用を必要とする場合、様々な物
質の仕分け、すなわち、選別廃棄が比較的容易になり、
かつ、場所を取らずに配置することができる簡単で費用
効果の良い器具がなければならない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の各種
物質の選別廃棄すなわち仕分け用器具においては、種々
の物質を収納する役目を果たすべく一体装備に形成した
際に、それぞれ各容器を空にするためにこの装備から取
外すことができず、使い勝手が悪いという不都合がある
。

【０００４】

【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、相補的形状の多数の容器を
備え、これらの容器を、多数の容器から構成される省ス
ペースの一体装備を形成するように配置することを特徴
とする。

【０００５】

【作用】上述の如く発明したことにより、種々の物質を
収納する役目を果たすべく多数の容器から構成される省
スペースの一体装備を形成した際に、それぞれ各容器を
空にするためにこの装備から取外すことができ、使い勝
手を向上させている。

【０００６】

【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。

【０００７】図１は容器１の側面図である。この図では
、前記容器１は、長方形すなわち台形を形成し、図２に
示す如く、直交する三角形の形を成す底輪郭を有し、後
部側面は２と明示され、前部先細側面は３と明示されて
いる。図３による実施例では、前記容器１の側面図は同
一であるが、前記底輪郭は、広がった端面４が前部に来
て後部側面が５で先細るように作られている（図４参照
）。この側面図では、図１及び図２と図３及び図４とに
よる各容器は直線部位６と６’を有し、これら部位は後
部側面２または５から伸び、かつ、傾斜状に前方へ集束
する部位７と７’に接している。各容器とも前記部位６
と７の頂部側が開口、または、蓋が設けているが、同時
に前記部位６’と７’は容器の底を形成している。

【０００８】図３及び図４では、湾曲、つまり、部分的
に丸くなっている容器の前方壁を破線４’で示している
が、但し、底輪郭を多角形の形状にすることもできる。

【０００９】図１及び図２と図３及び図４とによると、
各容器は、プラスチック、特に、再利用によって再処理
された物質で作られたものが好ましいが、木製や金属あ
るいはその他適切な物質で構成することもできる。各容
器は、断面または底輪郭が相補的形状なので、多種多様
な方法で横方向に並設して一体装備を形成することがで
きる。

【００１０】図５〜図８は、図１及び図２と図３及び図
４とによる前記容器の蓋９の夫々側面図と平面図である
。点線８は前記部位６と７の間の曲点を示し、したがっ
て、同時に、前記容器上で接合された蓋９の接合軸を形
成する。図５及び図６の実施例では、接合軸８は、後部
側面２から前記蓋の全奥行きのほぼ５分の１から４分の
１のところにあるのに対して、図７及び図８の実施例で
は、接合軸８は、前部側面４から蓋の奥行きのほぼ３分
の２のところにある。湾曲した前壁４’を設けた前記容
器の実施例では、蓋９は、それに応じた形状を成してい
る。

【００１１】蓋９は、図５〜図８に示すように、閉口位
置において前部側面３または４から多少突出しているの
で、指で簡単に持ち上げることができる。蓋９の上向き
に角度を付けた部位１０は、図５〜図８では閉口位置に
おいて前記容器の略平行部位６から上方に、また、前記
蓋の平面に対してそれぞれ突出しており、蓋９を開ける
と前記容器の略平行部位６上で静止するので容器の前記
部位６と蓋の前記部位１０との間の角度は、蓋の開口角
度になる。

【００１２】また、図５〜図８の水平閉口部位を設けた
蓋９は、この閉口部位上で湾曲したり、あるいは、グリ
ップバテンを設けることができる。

【００１３】図５〜図８で概略的に示された釣合重り１
１は、前記閉口部位に対して働き、かつ、前設定された
蓋９の開口角度でこの蓋を均衡位置で支持し、あるいは
、さらに開口角度が大きい場合は前記蓋を前記開口位置
で支持するが、これは接合軸８に対して釣合重り１１の
レバーアームによって生じるトルクが、接合軸８に対す
る蓋９の閉口部位の重心よりも強いためである。前記閉
口位置の範囲では、前記閉口部位によってこの閉口位置
方向に、すなわち、下方に力を加えられたトルクが圧倒
している。また、釣合重り１１は、前記蓋そのものを形
削りすることによって形成することができる。

【００１４】図９では、一方の容器上に他方を配置し、
前記部位６と６’が近設された各容器１の概略図である
。この配置では、８で接合した蓋１２は、前記容器１の
傾斜部位７に付設される一方で前記部位６を開口状態に
保つことができる簡単な板として設計することができる
。対称軸１３に対して前記部位７の傾斜角度αは、ほぼ
３０度から４０度になるので、上部容器の上向きに傾斜
した底部位７’を併用してほぼ６０度から９５度までの
全開口角度が得られる。

【００１５】前記蓋の開口角度の限度である前記部位７
’の傾斜角度は、前設定された大きさの品目だけを前記
容器中に投入できるようにあらかじめ仕分けするために
利用することができる。

【００１６】図５〜図８による各蓋が図９にしたがって
配置されていれば、２７で示すように前記容器の底には
凹部があり、この中に蓋９の前記部位１０を閉口位置で
嵌挿することができる。

【００１７】図１０〜図１２は容器１用の懸架手段の概
略図である。この手段は、対向するように角度を付けた
フック１５と１６が壁または板あるいはバテン１４上に
あり、上部フック１５の支持部位は下部フック１６より
も長く、したがって、図１０及び図１１で矢印で示すよ
うに、まず容器１の頂部を上部フック１５の下に押し込
んだあと、この容器の底面を下部フック１６に当接させ
て吊るす。上部フック１５の長目の支持部位は、この嵌
挿位置で前記容器を壁１４に対してほぼ垂直に支持する
。前記フック１５と１６が嵌挿できるのに適した凹部や
くぼみは、前記容器の頂部側および底面上、あるいは、
この容器の後部側面領域中に設けることができる。対向する各フックの間隔は、前記容器の高さよりも小さ
い。

【００１８】図１３及び図１４に示す複数の角要素１７
は、交互にそれぞれの上に配置されているので連設角バ
テンとして設計することもでき、さらに、例えば、ネジ
を使って固定するための複数の穴を設けている。これら
要素１７の２個の脚の各自由端は、前方へ湾曲した部位
１８によって互いに連結され、その前部側面には容器を
懸架するためのフック１５と１６が固定されている。

【００１９】また、この型の懸架要素は、例えば１８０
度からさらに３６０度まで、９０度よりも大きな角度範
囲にわたって広げることができるが、後者の場合、前記
懸架要素を例えば図２１のように柱上に設置する必要が
ある。

【００２０】図１５は、前記懸架要素１７を修正した実
施例を示し、この要素の湾曲した連結部位１８には上下
方向へ突出した支持部位１９と２０が平面上に形成され
ている。下部支持部位２０は前記上部フック１５の長目
の支持部位に相当し、短目の支持部位１９は前記フック
１６の短目の支持部位に相当する。したがって、図１５
による懸架要素１７は、一方を他方の上に配置した２個
の容器を取付ける場合に同時に使用することができる。

【００２１】図１６及び図１７は、戸板２３上に懸架す
るために角度を付けた横方向支持バテン２２の概略図で
ある。このバテン２２には下方に延びたバテン２１が取
付けられ、このバテン２１には複数の容器を互いの上部
に配置したり、また、場合によっては、並設したりでき
るように懸架要素２４が設けられている。前記バテン２
１及び２２は、伸縮自在にすることができる。

【００２２】前記懸架手段は、特に台所の戸に設けるこ
とができるので、家庭廃棄物の様々な中身を選別して前
記容器中に廃棄することができる。各容器は、これらを
空にするために前記懸架手段から別々に取外すことがで
きる。

【００２３】図１８及び図１９は、３個の容器１を配置
した概略正面図および側面図である。これら容器は、並
設されて互いに嵌入し、かつ、台形側面を有し、各容器
は、この容器列の水平方向の上下においてそれぞれ図１
６及び図１７による懸架手段で吊られている。

【００２４】ただし、前述の器具は家庭用途だけに限ら
ず、前記容器を対応するように大型化すれば産業分野で
も使用することができるが、この場合、例えば、手が近
づくと光バリヤや他のセンサが電気式または機械式駆動
装置を経て蓋の開口を駆動するような、容器蓋の自動開
口が可能である。また、この容器配置は、例えば、多数
の容器をある柱の周辺に並設することによってバス停留
所などの公共の分野にも採用することができる。さらに
、許可された人以外は前記器具を構成する各容器または
要素を取外しすることができないロック機構も利用する
ことができる。

【００２５】プラスチックフォィルや紙などの袋は、前
記容器中に挿入することができるので中身と共に処分さ
れる。したがって、容器を空にするためにこの容器を外
す必要はない。内側の袋の自由端を吊るすための突起部
または同等のものは、容器の受口の端部上に形成するこ
とができる。また、取外し自在な支持部、すなわち、枠
２８を前記容器１の上部端部上に取付けることもでき、
図２２で概略的に示したように、この枠を使って前記容
器中に挿入した袋２７をクランプで堅く固定することが
できるので、枠２８には接合された蓋９を設けることが
できる。

【００２６】一体装備を形成するために、例えば、クリ
ップあるいは接続要素など複数の連結要素を使って連結
したり、差込みソケット機構やネジ固定で連結したりし
て、各容器間を多様な方法で連結することができる。前
記容器は、壁、戸板、収納戸棚の側面などに直接設置し
たり、あるいは、複数の容器用に独立した１つの台を設
けることもできる。

【００２７】さらに、複数の前記容器は、例えば、円弧
の形をした底輪郭、または、多角形の底輪郭のように、
前述したものとは別の形状を取ることができる。できれ
ば、これら容器の底輪郭は、ほぼ三角形あるいは台形の
方が良いので、図２０及び図２１（この図では、２５で
示した適切な懸架手段上、または、柱２６上に並設させ
て吊るしたり、あるいは、別の方法で取外し自在に取付
けすることができる、台形の底輪郭を有する複数の容器
１を表している）に示されるように、複数の前記容器を
それぞれ相補的に配置してほぼ一直線の列を形成したり
、あるいは、同一方向に隣接配置させて１つの円を作っ
たりすることができる。

【００２８】前記容器の各側面壁は、これら容器が互い
に場所を取らずに積み重なるように垂直面に対して斜め
に傾斜させた方が好ましい。凹部、すなわち、懸架用フ
ック要素は、前記容器の各側面壁上に複数形成すること
ができる。

【００２９】１個の容器上に１個の蓋を設けている限り
、これはキャッチデバイスを使って適切に接合される。また、前記蓋の接合された台を前記容器に取付けること
もできる。これら容器の使用目的に応じて、ペダルを駆
動させると多数の容器の各蓋を同時に開口することがで
きるような装置を利用することができる。また、このた
めセンサを併用して作動する別の駆動装置も利用するこ
とができる。

【００３０】図９では、細長い検査窓２９が示されてい
る。

【００３１】図２３及び図２４は、２つの空洞部位３０
と３１の斜視図である。これらの部位は、押出しなどに
よってプラスチックから作られ、その断面は台形と三角
形を成し、これら部位から破線３２で示すように複数の
相補的容器１を材料を無駄にせずに切断することができ
る。底部は、差込みソケット接続、または、溶接で、こ
のように切断された容器１に取付けることができる。蓋
は、図５〜図８の接合軸８に示すように、各容器の後方
端部上、あるいは、この後方端部からある程度離れた箇
所に接合することができる。

【００３２】

【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、相補的形状の多数の容器を備え、これらの容器を、
多数の容器から構成される省スペースの一体装備を形成
するように配置したので、種々の物質を収納する役目を
果たし、かつ、一体装備を形成し、それぞれ各容器を空
にするためにこの装備から取外すことが、取外し自在に
連結された多数の容器を用いることによって実現し得る
。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例を示す容器の側面図である。

【図２】容器の断面図である。

【図３】底の輪郭形状を修正した容器の側面図である。

【図４】底の輪郭形状を修正した容器の断面図である。

【図５】図１による容器の蓋の側面図である。

【図６】図１による容器の蓋の平面図である。

【図７】図２による容器の蓋の側面図である。

【図８】図２による容器の蓋の平面図である。

【図９】一方の容器上に他方の容器を配置した容器の側
面図である。

【図１０】懸架手段の概略説明図である。

【図１１】懸架手段の概略説明図である。

【図１２】懸架手段の概略説明図である。

【図１３】隅に取付けるための懸架手段の上部斜視図で
ある。

【図１４】隅に取付けるための懸架手段の下部斜視図で
ある。

【図１５】懸架手段を修正した図である。

【図１６】戸板に当接する懸垂手段の台の概略正面図で
ある。

【図１７】戸板に当接する懸垂手段の台の概略側面図で
ある。

【図１８】戸板に当接する多数の容器の考えられる正面
図である。

【図１９】戸板に当接する多数の容器の考えられる側面
図である。

【図２０】底の輪郭を修正した複数の容器の第１の配置
平面図である。

【図２１】底の輪郭を修正した複数の容器の第２の配置
平面図である。

【図２２】内側の袋の支持手段の断面図である。

【図２３】容器の第１の製作例を示す図である。

【図２４】容器の第２の製作例を示す図である。

【符号の説明】

１　　容器２　　後部側面３　　前部先細側面４　　端面６　　直線部位９　　蓋

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　相補的形状の多数の容器を備え、これ
らの容器を、多数の容器から構成される省スペースの一
体装備を形成するように配置することを特徴とする家庭
廃棄物を初め各種物質の選別廃棄すなわち仕分け用器具
。
【請求項２】　　前記容器が三角形あるいは台形の底輪
郭、または、円弧状の底輪郭を有する、請求項１に記載
の家庭廃棄物を初め各種物質の選別廃棄すなわち仕分け
用器具。
【請求項３】　　前記容器（１）の側面図が台形である
、請求項１および請求項２に記載の家庭廃棄物を初め各
種物質の選別廃棄すなわち仕分け用器具。
【請求項４】　　前記容器（１）の側面図が長方形であ
り、傾斜した頂部側と底面（７および７’）が前方へ集
束する、請求項１および請求項２に記載の家庭廃棄物を
初め各種物質の選別廃棄すなわち仕分け用器具。
【請求項５】　　蓋（９および１２）を接合した、請求
項１から請求項４までに記載の家庭廃棄物を初め各種物
質の選別廃棄すなわち仕分け用器具。
【請求項６】　　前記蓋（９）に接合軸（８）を具備し
、前記蓋が開口位置で保持され安定した閉口位置を定め
る、請求項５に記載の家庭廃棄物を初め各種物質の選別
廃棄すなわち仕分け用器具。
【請求項７】　　前記容器を取外し可能に連結するため
に、壁または戸板上に取付けることができ、かつ、多数
の容器を取外し自在に留める懸架手段を有する、前記請
求項に記載の家庭廃棄物を初め各種物質の選別廃棄すな
わち仕分け用器具。
【請求項８】　　容器（１）を懸架するために対向する
フック（１５および１６）を具備する、請求項７に記載
の家庭廃棄物を初め各種物質の選別廃棄すなわち仕分け
用器具。
【請求項９】　　断面がほぼＵ字型を成す、内側袋（２
７）用の支持体または枠（２８）を前記容器の口に具備
し、前記蓋（９）を前記支持体あるいは枠（２８）上に
接合した、前記請求項に記載の家庭廃棄物を初め各種物
質の選別廃棄すなわち仕分け用器具。