JPH04349279A - 磁気ヘッドのリフトダウン方法 - Google Patents
磁気ヘッドのリフトダウン方法Info
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- JPH04349279A JPH04349279A JP14993991A JP14993991A JPH04349279A JP H04349279 A JPH04349279 A JP H04349279A JP 14993991 A JP14993991 A JP 14993991A JP 14993991 A JP14993991 A JP 14993991A JP H04349279 A JPH04349279 A JP H04349279A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000005339 levitation Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの外部記
録装置等として用いられる磁気ディスク駆動装置などに
おいて、装置停止時に待避位置でリフトアップされてい
る磁気ヘッドを、装置駆動時にリフトダウンさせる方法
に関する。
録装置等として用いられる磁気ディスク駆動装置などに
おいて、装置停止時に待避位置でリフトアップされてい
る磁気ヘッドを、装置駆動時にリフトダウンさせる方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク駆動装置では一般に、記録
媒体である磁気ディスクの損傷を避けるために非接触型
の磁気ヘッドが用いられ、通常は浮動型の磁気ヘッドが
使用されている。この磁気ヘッドは、例えば磁気ディス
ク面に対して揺動可能なフレクシャに磁気ヘッドを取り
付けてアクチュエータを構成し、磁気ヘッドを磁気ディ
スク面に付勢するフレクシャの押圧力と、磁気ディスク
の回転によって生じる空気流による浮上力とのバランス
で微小浮上量を得ている。
媒体である磁気ディスクの損傷を避けるために非接触型
の磁気ヘッドが用いられ、通常は浮動型の磁気ヘッドが
使用されている。この磁気ヘッドは、例えば磁気ディス
ク面に対して揺動可能なフレクシャに磁気ヘッドを取り
付けてアクチュエータを構成し、磁気ヘッドを磁気ディ
スク面に付勢するフレクシャの押圧力と、磁気ディスク
の回転によって生じる空気流による浮上力とのバランス
で微小浮上量を得ている。
【0003】このような浮動型の磁気ヘッドにおいては
、磁気ディスク駆動装置の運転が停止され、磁気ディス
クの回転が停止すると、磁気ヘッドが磁気ディスク上に
着地することになる。このように、磁気ヘッドと磁気デ
ィスクが接触状態のまま起動・停止する方式は、コンタ
クト・スタート・ストップ(CSS)方式と呼ばれてい
る。しかし、CSS方式では、磁気ディスクと磁気ヘッ
ドの着地時の衝撃による損傷等が問題となることから、
停止時に磁気ヘッドを非メモリ部まで移送し、待避位置
で着地させることなく、浮上した状態で磁気ヘッドを支
持すること(リフトアップ)が検討されている。
、磁気ディスク駆動装置の運転が停止され、磁気ディス
クの回転が停止すると、磁気ヘッドが磁気ディスク上に
着地することになる。このように、磁気ヘッドと磁気デ
ィスクが接触状態のまま起動・停止する方式は、コンタ
クト・スタート・ストップ(CSS)方式と呼ばれてい
る。しかし、CSS方式では、磁気ディスクと磁気ヘッ
ドの着地時の衝撃による損傷等が問題となることから、
停止時に磁気ヘッドを非メモリ部まで移送し、待避位置
で着地させることなく、浮上した状態で磁気ヘッドを支
持すること(リフトアップ)が検討されている。
【0004】特公昭63−15671号公報には、電源
停止時にスピンドルモータの逆起電力を利用してアクチ
ュエータを駆動し、磁気ヘッドを磁気ディスクの非メモ
リ部に移送して着地させ、その位置でロックしてアクチ
ュエータの動きを固定し、運搬や外部からの衝撃による
アクチュエータの揺動による、磁気ヘッドおよびディス
クの損傷を防止することが提案されている。
停止時にスピンドルモータの逆起電力を利用してアクチ
ュエータを駆動し、磁気ヘッドを磁気ディスクの非メモ
リ部に移送して着地させ、その位置でロックしてアクチ
ュエータの動きを固定し、運搬や外部からの衝撃による
アクチュエータの揺動による、磁気ヘッドおよびディス
クの損傷を防止することが提案されている。
【0005】また、運転停止時には、磁気ヘッドを磁気
ディスクの外周側に移送し、磁気ディスクのメモリ領域
より外側の位置で、磁気ヘッドをリフタ(支承部材)に
よりリフトアップさせて待避させる方式も知られている
。
ディスクの外周側に移送し、磁気ディスクのメモリ領域
より外側の位置で、磁気ヘッドをリフタ(支承部材)に
よりリフトアップさせて待避させる方式も知られている
。
【0006】上記の場合、待避位置でリフトアップされ
ている磁気ヘッドは、装置の駆動時にリフトダウンさせ
ることが必要となる。このとき一般には、磁気ヘッドを
アクセス駆動するボイスコイルモータを駆動させて、磁
気ヘッドをリフトダウンさせるが、ボイスコイルモータ
に流す電流が適切でないと、リフトダウン動作が行なわ
れなかったり、リフトダウン時に磁気ヘッドが磁気ディ
スクにクラッシュしたりする。
ている磁気ヘッドは、装置の駆動時にリフトダウンさせ
ることが必要となる。このとき一般には、磁気ヘッドを
アクセス駆動するボイスコイルモータを駆動させて、磁
気ヘッドをリフトダウンさせるが、ボイスコイルモータ
に流す電流が適切でないと、リフトダウン動作が行なわ
れなかったり、リフトダウン時に磁気ヘッドが磁気ディ
スクにクラッシュしたりする。
【0007】特に、セクタサーボ方式のボイスコイルモ
ータでは、メディアに書き込まれたサーボ信号で位置・
速度を制御するため、磁気ヘッドのリフトダウン時にボ
イスコイルモータをサーボ信号で制御することは不可能
である。そこで、ボイスコイルモータに一定電流を一定
時間流してリフトダウンをさせることが考えられる。し
かしこの場合は、電流が小さい場合あるいは時間が短い
場合リフトダウンできず、逆に電流が大きすぎたり時間
が長すぎると、リフトダウンしたところから磁気ヘッド
が急激に動き、ストッパとクラッシュしたり、この振動
で磁気ディスクとクラッシュする。さらに、上記の電流
値および時間の設定は、磁気ヘッドをリフトアップして
支持するリフタや各部品の寸法のバラツキにも左右され
、また、経時変化によっても適正値が変動するため、こ
れらを満足させるのは非常に困難である。
ータでは、メディアに書き込まれたサーボ信号で位置・
速度を制御するため、磁気ヘッドのリフトダウン時にボ
イスコイルモータをサーボ信号で制御することは不可能
である。そこで、ボイスコイルモータに一定電流を一定
時間流してリフトダウンをさせることが考えられる。し
かしこの場合は、電流が小さい場合あるいは時間が短い
場合リフトダウンできず、逆に電流が大きすぎたり時間
が長すぎると、リフトダウンしたところから磁気ヘッド
が急激に動き、ストッパとクラッシュしたり、この振動
で磁気ディスクとクラッシュする。さらに、上記の電流
値および時間の設定は、磁気ヘッドをリフトアップして
支持するリフタや各部品の寸法のバラツキにも左右され
、また、経時変化によっても適正値が変動するため、こ
れらを満足させるのは非常に困難である。
【0008】そこで本発明者らは先に、待避位置で記録
媒体から離間せしめ磁気ヘッドをリフトアップし支承す
る支承部材に、摺擦するようにして乗り上げた磁気ヘッ
ドないしはその支持部材を記録媒体上にリフトダウンす
るに際し、短時間のパルス信号により、間欠的に多数回
にわたって磁気ヘッドないしはその支持部材をリフトダ
ウン方向へ駆動し、支承部材と摺擦させながら、支承部
材との摩擦力に打ち勝って徐々に磁気ヘッドをリフトダ
ウンさせることを提案した(特願平2−417068号
)。この方式によれば、磁気ヘッドのクラッシュを防止
して確実に磁気ヘッドをリフトダウンすることができる
。
媒体から離間せしめ磁気ヘッドをリフトアップし支承す
る支承部材に、摺擦するようにして乗り上げた磁気ヘッ
ドないしはその支持部材を記録媒体上にリフトダウンす
るに際し、短時間のパルス信号により、間欠的に多数回
にわたって磁気ヘッドないしはその支持部材をリフトダ
ウン方向へ駆動し、支承部材と摺擦させながら、支承部
材との摩擦力に打ち勝って徐々に磁気ヘッドをリフトダ
ウンさせることを提案した(特願平2−417068号
)。この方式によれば、磁気ヘッドのクラッシュを防止
して確実に磁気ヘッドをリフトダウンすることができる
。
【0009】しかしながら、リフトダウン時のタイミン
グ制御がオープン制御であり、徐々にリフトダウンさせ
るためのリフトダウンパルスの出力時間はカウンタ値に
よって決められ、常に一定時間出力される。そのため、
出力時間の決定に際しては、リフタ等の部品のばらつき
を考慮して十分なマージンが必要となり、リフトダウン
終了までに長時間を要する。また、仮に実際には短時間
でリフトダウン動作が終了してしまった場合、リフトダ
ウン状態となっているにもかかわらずリフトダウンパル
スを出し続けることになり、時間が無駄である。また逆
に部品や組立て精度のばらつきなどで摩擦が大きく、リ
フトダウン途中でパルス出力が終わってしまってもそれ
を検知できないという問題があった。
グ制御がオープン制御であり、徐々にリフトダウンさせ
るためのリフトダウンパルスの出力時間はカウンタ値に
よって決められ、常に一定時間出力される。そのため、
出力時間の決定に際しては、リフタ等の部品のばらつき
を考慮して十分なマージンが必要となり、リフトダウン
終了までに長時間を要する。また、仮に実際には短時間
でリフトダウン動作が終了してしまった場合、リフトダ
ウン状態となっているにもかかわらずリフトダウンパル
スを出し続けることになり、時間が無駄である。また逆
に部品や組立て精度のばらつきなどで摩擦が大きく、リ
フトダウン途中でパルス出力が終わってしまってもそれ
を検知できないという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、磁気ヘッド
のリフトダウン処理においてクローズ制御を採用し、リ
フトダウン時における無駄な時間を失くし、全体として
リフトダウン時間を短縮し、また、製品バラツキによる
エラーの発生を防止することを目的とする。
のリフトダウン処理においてクローズ制御を採用し、リ
フトダウン時における無駄な時間を失くし、全体として
リフトダウン時間を短縮し、また、製品バラツキによる
エラーの発生を防止することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドのリ
フトダウン方法は、待避位置で記録媒体から離間せしめ
て磁気ヘッドをリフトアップし支承する支承部材から、
磁気ヘッドを記録媒体上にリフトダウンする方法におい
て、磁気ヘッドを徐々にリフトダウンするとともに、磁
気ヘッドがリフトダウン状態となったことを検知してリ
フトダウン処理を終了することを特徴とする。
フトダウン方法は、待避位置で記録媒体から離間せしめ
て磁気ヘッドをリフトアップし支承する支承部材から、
磁気ヘッドを記録媒体上にリフトダウンする方法におい
て、磁気ヘッドを徐々にリフトダウンするとともに、磁
気ヘッドがリフトダウン状態となったことを検知してリ
フトダウン処理を終了することを特徴とする。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の実施例を説明する平面図で
あり、磁気ヘッド25のリフトダウン時(装置の駆動時
)を示している。スピンドルモータ11に固定された磁
気ディスク13が回転し、この回転の空気流による浮揚
力と、弾性体から成るフレクシャ23(磁気ヘッド支持
部材)の付勢力とのバランスによって、スライダに搭載
された浮動型の磁気ヘッド25が微小浮上量を得ている
。フレクシャ23はフレクシャ支持部21aを介してア
クチュエータ21に取り付けられている。アクチュエー
タ21には、ボイスコイル27が取り付けられており、
ベースプレートに固定された磁石(図示せず)とボイス
コイルモータを形成している。ボイスコイル27に駆動
電流を流すことにより、アクチュエータ21は軸29を
中心にして回動し、磁気ヘッド25が、一点鎖線13a
と13bとの間のデータ領域A内をアクセス駆動される
。ソレノイド35は、スプリング39に抗してプランジ
ャ37を引き付け、ロックレバー31はロック解除状態
にある。
あり、磁気ヘッド25のリフトダウン時(装置の駆動時
)を示している。スピンドルモータ11に固定された磁
気ディスク13が回転し、この回転の空気流による浮揚
力と、弾性体から成るフレクシャ23(磁気ヘッド支持
部材)の付勢力とのバランスによって、スライダに搭載
された浮動型の磁気ヘッド25が微小浮上量を得ている
。フレクシャ23はフレクシャ支持部21aを介してア
クチュエータ21に取り付けられている。アクチュエー
タ21には、ボイスコイル27が取り付けられており、
ベースプレートに固定された磁石(図示せず)とボイス
コイルモータを形成している。ボイスコイル27に駆動
電流を流すことにより、アクチュエータ21は軸29を
中心にして回動し、磁気ヘッド25が、一点鎖線13a
と13bとの間のデータ領域A内をアクセス駆動される
。ソレノイド35は、スプリング39に抗してプランジ
ャ37を引き付け、ロックレバー31はロック解除状態
にある。
【0013】図2は、磁気ヘッド25のリフトアップ時
を示す説明図である。装置の停止、停電等により磁気デ
ィスク駆動装置の電源がOFFになると、慣性で回転を
続けるスピンドルモータ11によって生じる逆起電圧が
ボイスコイル27に印加されて電流が流れ、アクチュエ
ータ21が図2に示した位置まで回動し、フレクシャ2
3がリフタ15(支承部材)に乗り上げ、パーク側スト
ッパ19に当たって停止する。このように、装置の停止
に伴なって、磁気ヘッド25が磁気ディスク13のパー
クエリアB(非データエリア)上でリフタ15にリフト
アップされて支持される(待避状態)。
を示す説明図である。装置の停止、停電等により磁気デ
ィスク駆動装置の電源がOFFになると、慣性で回転を
続けるスピンドルモータ11によって生じる逆起電圧が
ボイスコイル27に印加されて電流が流れ、アクチュエ
ータ21が図2に示した位置まで回動し、フレクシャ2
3がリフタ15(支承部材)に乗り上げ、パーク側スト
ッパ19に当たって停止する。このように、装置の停止
に伴なって、磁気ヘッド25が磁気ディスク13のパー
クエリアB(非データエリア)上でリフタ15にリフト
アップされて支持される(待避状態)。
【0014】さらに、ソレノイド35がOFFとなり、
スプリング39によりプランジャ37が引き出され、ロ
ックレバー31が軸33を中心に時計回りに回動し、ロ
ックレバー31の係合部31aと、アクチュエータ21
のフレクシャ支持部21aから下側に突設された係合部
とが係合して、アクチュエータ21の回動がロックされ
る。
スプリング39によりプランジャ37が引き出され、ロ
ックレバー31が軸33を中心に時計回りに回動し、ロ
ックレバー31の係合部31aと、アクチュエータ21
のフレクシャ支持部21aから下側に突設された係合部
とが係合して、アクチュエータ21の回動がロックされ
る。
【0015】本発明は図2のようにリフトアップされて
いる磁気ヘッド25を、図1に示した状態にリフトダウ
ンさせるものであり、この実施例では、ボイスコイル2
7(ボイスコイルモータ)に流す電流と時間をソフトウ
エアで設定するとともに、磁気ヘッド25がリフトダウ
ン状態にあるか否かを検知し、リフトダウン状態となっ
た時点でリフトダウン動作を終了し、クローズ制御によ
り短時間でスムーズかつ確実なリフトダウンを行なう。
いる磁気ヘッド25を、図1に示した状態にリフトダウ
ンさせるものであり、この実施例では、ボイスコイル2
7(ボイスコイルモータ)に流す電流と時間をソフトウ
エアで設定するとともに、磁気ヘッド25がリフトダウ
ン状態にあるか否かを検知し、リフトダウン状態となっ
た時点でリフトダウン動作を終了し、クローズ制御によ
り短時間でスムーズかつ確実なリフトダウンを行なう。
【0016】図3は、本発明のリフトダウン方法の実施
例の概略を示すフローチャートである。リフトダウン処
理中に、磁気ヘッド25がリフトダウン状態にあるか否
かをチェックする。このチェックは、リフトダウン処理
のスタート時(リフトダウン動作前)とリフトダウン動
作中の2ケ所で行なう。
例の概略を示すフローチャートである。リフトダウン処
理中に、磁気ヘッド25がリフトダウン状態にあるか否
かをチェックする。このチェックは、リフトダウン処理
のスタート時(リフトダウン動作前)とリフトダウン動
作中の2ケ所で行なう。
【0017】通常は磁気ディスク駆動装置の停止時に磁
気ヘッド25が移送され、リフタ15上で支承される。 しかし、このリフトアップ処理がうまくいかなかった場
合、リフトアップ後に振動などにより磁気ヘッド25が
リフタ15から落下してしまった場合、磁気ディスク駆
動装置の動作中にハードウェアリセットが掛かった場合
などは、磁気ヘッド25は磁気ディスク13上に位置し
ている。このようにCSSを行なわなければならない場
合は、リフトダウン動作の開始前にこれを検知すれば、
リフトダウン動作は省略することができる。
気ヘッド25が移送され、リフタ15上で支承される。 しかし、このリフトアップ処理がうまくいかなかった場
合、リフトアップ後に振動などにより磁気ヘッド25が
リフタ15から落下してしまった場合、磁気ディスク駆
動装置の動作中にハードウェアリセットが掛かった場合
などは、磁気ヘッド25は磁気ディスク13上に位置し
ている。このようにCSSを行なわなければならない場
合は、リフトダウン動作の開始前にこれを検知すれば、
リフトダウン動作は省略することができる。
【0018】また、リフトダウン動作中にリフトダウン
状態となったときはその時点でリフトダウン動作を終了
できるので、無駄なリフトダウン動作を繰り返すことな
く、次の処理に移ることができる。
状態となったときはその時点でリフトダウン動作を終了
できるので、無駄なリフトダウン動作を繰り返すことな
く、次の処理に移ることができる。
【0019】リフトダウン状態になったか否かのチェッ
クは、例えば図4に示したように、同時に実行される2
本の割込処理を利用して行なうことができる。スピンド
ルモータが定常回転状態となった後、割込1の処理をス
ピンドルモータの1回転(例えば16.666ms)毎
に1回行ない、リフトダウン処理とリフトダウン状態の
チェックを行なう。
クは、例えば図4に示したように、同時に実行される2
本の割込処理を利用して行なうことができる。スピンド
ルモータが定常回転状態となった後、割込1の処理をス
ピンドルモータの1回転(例えば16.666ms)毎
に1回行ない、リフトダウン処理とリフトダウン状態の
チェックを行なう。
【0020】割込2の処理では、磁気ヘッド25から読
み込んだセクタパルスがトリガとなり、セクタパルスの
検出処理を行なう。割込み処理でのセクタパルスの検出
処理は、磁気ヘッドより読み込んだセクタパルス間隔の
時間をCPUの内部タイマで測定し、定常状態のセクタ
間隔となっていれば、磁気ヘッド25がリフトダウン状
態にあるとみなすことができ処理を終了する。例えば、
スピンドルモータの1回転が16.666msで、磁気
ディスク13の1トラックが46のセクタに分割されて
いれば、1セクタ長は362μsとなる。
み込んだセクタパルスがトリガとなり、セクタパルスの
検出処理を行なう。割込み処理でのセクタパルスの検出
処理は、磁気ヘッドより読み込んだセクタパルス間隔の
時間をCPUの内部タイマで測定し、定常状態のセクタ
間隔となっていれば、磁気ヘッド25がリフトダウン状
態にあるとみなすことができ処理を終了する。例えば、
スピンドルモータの1回転が16.666msで、磁気
ディスク13の1トラックが46のセクタに分割されて
いれば、1セクタ長は362μsとなる。
【0021】次に、より具体的なフローチャートに沿っ
て本発明の実施例をさらに詳細に説明する。図5は磁気
ヘッド25のリフトダウンについて示す説明図(平面図
)であり、図6は図5の矢視C方向から見た説明図であ
る。 また、図7はリフトダウン処理の動作モードについて示
すタイムチャートであり、図8はその一部拡大図、図9
は、リフトダウン時におけるパルス出力について示す説
明図である。図10はフローチャートであり、図11〜
13は図10の各モードの詳細を記すフローチャートで
ある(図10が大きすぎるため、図面を分割した)。ま
た、図14は、リフトダウン動作について示す概略ブロ
ック図である。
て本発明の実施例をさらに詳細に説明する。図5は磁気
ヘッド25のリフトダウンについて示す説明図(平面図
)であり、図6は図5の矢視C方向から見た説明図であ
る。 また、図7はリフトダウン処理の動作モードについて示
すタイムチャートであり、図8はその一部拡大図、図9
は、リフトダウン時におけるパルス出力について示す説
明図である。図10はフローチャートであり、図11〜
13は図10の各モードの詳細を記すフローチャートで
ある(図10が大きすぎるため、図面を分割した)。ま
た、図14は、リフトダウン動作について示す概略ブロ
ック図である。
【0022】リフトダウン処理は、モード0からモード
7までで成っており、モード7の状態となった時点でリ
フトダウン処理が終了する。
7までで成っており、モード7の状態となった時点でリ
フトダウン処理が終了する。
【0023】(0)モード0:このモード0と次のモー
ド1が本来のリフトダウン処理に先立って、磁気ヘッド
が既にリフトダウン状態にあるか否かをチェックするモ
ードである。何らかの事故により、図5に示すように電
源投入時に磁気ヘッド25が磁気ディスク13上に着地
している場合があり、この場合はそのままCSS方式に
より起動し、リフトダウン処理を省略することができる
。まず、モード0では、セクタパルスを検出する割込み
処理を許可して初期セットし、CPUの内部タイマでセ
クタパルス間隔の時間(マーク検出)の測定の開始を指
示する。
ド1が本来のリフトダウン処理に先立って、磁気ヘッド
が既にリフトダウン状態にあるか否かをチェックするモ
ードである。何らかの事故により、図5に示すように電
源投入時に磁気ヘッド25が磁気ディスク13上に着地
している場合があり、この場合はそのままCSS方式に
より起動し、リフトダウン処理を省略することができる
。まず、モード0では、セクタパルスを検出する割込み
処理を許可して初期セットし、CPUの内部タイマでセ
クタパルス間隔の時間(マーク検出)の測定の開始を指
示する。
【0024】(1)モード1:割込2においてマーク検
出を行ない、定常状態のセクタパルス間隔であれば、回
転数をチェックし、モード7に移行し、リフトダウン処
理(割込処理)を終了し、次の処理に移行する。一方、
定常のセクタパルス間隔が検出されない場合は、リフト
ダウン処理を開始する。このモード1と次のモード2で
は、磁気ヘッドのリフトダウン動作に先立って、磁気ヘ
ッドをリフトアップ方向、すなわち内周側に引き寄せる
。
出を行ない、定常状態のセクタパルス間隔であれば、回
転数をチェックし、モード7に移行し、リフトダウン処
理(割込処理)を終了し、次の処理に移行する。一方、
定常のセクタパルス間隔が検出されない場合は、リフト
ダウン処理を開始する。このモード1と次のモード2で
は、磁気ヘッドのリフトダウン動作に先立って、磁気ヘ
ッドをリフトアップ方向、すなわち内周側に引き寄せる
。
【0025】電源投入時に磁気ヘッドのリフトアップ状
態が不完全な場合(図6の23″の位置)もある。この
ような場合にも、リフトダウン動作が同一条件で行なえ
るように、まず、磁気ヘッドを、正規の(基準となる)
リフトアップ位置(図5,図6の23″′)までリフト
アップする。
態が不完全な場合(図6の23″の位置)もある。この
ような場合にも、リフトダウン動作が同一条件で行なえ
るように、まず、磁気ヘッドを、正規の(基準となる)
リフトアップ位置(図5,図6の23″′)までリフト
アップする。
【0026】モード1では、磁気ヘッドが急激なリフト
アップ動作を起こして、磁気ヘッドや磁気ディスク13
を傷付けないように、小電流をボイスコイルモータ(V
CM)に流して内周側に駆動する。この電流の強さは、
磁気ヘッドを支持するフレクシャ23″が、リフタ15
との摩擦力に打ち勝ってリフタ15を乗り上げていくに
は至らない強さである。モード1ではD/Aコンバータ
(DAC)よりこのような弱電流がVCMに出力され、
また、ソレノイド35のONのタイミングを決めるCP
U内部タイマがセットされる。また、割込2のセクタパ
ルスの検知処理が終了していない場合、割込2をリフト
ダウン動作が開始して所定時間が経過するまで禁止する
。
アップ動作を起こして、磁気ヘッドや磁気ディスク13
を傷付けないように、小電流をボイスコイルモータ(V
CM)に流して内周側に駆動する。この電流の強さは、
磁気ヘッドを支持するフレクシャ23″が、リフタ15
との摩擦力に打ち勝ってリフタ15を乗り上げていくに
は至らない強さである。モード1ではD/Aコンバータ
(DAC)よりこのような弱電流がVCMに出力され、
また、ソレノイド35のONのタイミングを決めるCP
U内部タイマがセットされる。また、割込2のセクタパ
ルスの検知処理が終了していない場合、割込2をリフト
ダウン動作が開始して所定時間が経過するまで禁止する
。
【0027】(2)モード2:大電流により一気にリフ
トアップ動作をするモードである。所定時間経過してモ
ード1終了後、タイマの割込み要求を確認し、DACを
出力して、VCMに大電流を供給し、フレクシャ23″
をリフタ15に一気に乗り上げさせる。フレクシャ23
は、図5の23″′に達する。
トアップ動作をするモードである。所定時間経過してモ
ード1終了後、タイマの割込み要求を確認し、DACを
出力して、VCMに大電流を供給し、フレクシャ23″
をリフタ15に一気に乗り上げさせる。フレクシャ23
は、図5の23″′に達する。
【0028】(3)モード3:ソレノイド35を駆動し
、ロックレバー31を回動せしめ、フレクシャ支持部2
1aとの係合状態を解き、アクチュエータ21のロック
を解除するモードである。
、ロックレバー31を回動せしめ、フレクシャ支持部2
1aとの係合状態を解き、アクチュエータ21のロック
を解除するモードである。
【0029】ソレノイド35に高電圧および低電圧が共
にONされる。このとき、リフトアップ状態となってい
るので、ロックレバー31はフレクシャ支持部21aか
らフリーな状態となっており、ロックレバー31の駆動
時に不要な力が働かず、ロック状態の解除が容易である
。次段のモード4のカウンタをセットする。
にONされる。このとき、リフトアップ状態となってい
るので、ロックレバー31はフレクシャ支持部21aか
らフリーな状態となっており、ロックレバー31の駆動
時に不要な力が働かず、ロック状態の解除が容易である
。次段のモード4のカウンタをセットする。
【0030】(4)モード4:DACの電流出力をOF
Fとし、リフトダウン動作に備えるモードである。 (5)モード5:リフトダウン動作を開始するモードで
ある。
Fとし、リフトダウン動作に備えるモードである。 (5)モード5:リフトダウン動作を開始するモードで
ある。
【0031】リフトダウン動作は、急激にVCMに電流
を流すことにより磁気ヘッド25が飛び出すことを防ぐ
ため、リフタ15との摩擦力にフレクシャ23が打ち勝
って、外周方向に十分に移動できるだけの大きさの電流
を、図9に示すようにごく短時間のパルスとして出力し
、徐々にリフトダウンを行なう。磁気ヘッド25が急激
にリフトダウンすると、ストッパ41に激突し、その振
動で磁気ディスク13とクラッシュする。
を流すことにより磁気ヘッド25が飛び出すことを防ぐ
ため、リフタ15との摩擦力にフレクシャ23が打ち勝
って、外周方向に十分に移動できるだけの大きさの電流
を、図9に示すようにごく短時間のパルスとして出力し
、徐々にリフトダウンを行なう。磁気ヘッド25が急激
にリフトダウンすると、ストッパ41に激突し、その振
動で磁気ディスク13とクラッシュする。
【0032】フレクシャ23は、図5に示すように、2
3″′の位置からリフタ15の斜面にさしかかり(23
″)、ついにはリフタ15と接触する最終点である23
′の位置に達する。
3″′の位置からリフタ15の斜面にさしかかり(23
″)、ついにはリフタ15と接触する最終点である23
′の位置に達する。
【0033】フレクシャ23がリフタ15の斜面にさし
かかると、寸法、摩擦係数等によっては、フレクシャ2
3が自ら滑り落ちるように加速する場合も想定できる。 そこで、図8(図7のD部拡大図)に一例を示したよう
に、外周方向への出力パルスと出力パルスとの間に微小
な逆電流を流して、この滑落を防止する。このとき逆電
流は、リフタ15との摩擦力に打ち勝って、フレクシャ
23が実質上逆戻りしない範囲とする。
かかると、寸法、摩擦係数等によっては、フレクシャ2
3が自ら滑り落ちるように加速する場合も想定できる。 そこで、図8(図7のD部拡大図)に一例を示したよう
に、外周方向への出力パルスと出力パルスとの間に微小
な逆電流を流して、この滑落を防止する。このとき逆電
流は、リフタ15との摩擦力に打ち勝って、フレクシャ
23が実質上逆戻りしない範囲とする。
【0034】リフトダウン動作における一例を挙げれば
、パルス出力;I1=0.28A,t1=500μs、
逆電流;I2=7.7mA,t2=16ms、パルス出
力数200回である。ソレノイド35への高電圧の印加
をOFFとする。ロックレバー31の駆動時には大きな
電圧が必要であるが、その後はスプリング39に抗しう
れば十分であるので、低電圧のみをソレノイドに印加し
、低消費電力化を図る。
、パルス出力;I1=0.28A,t1=500μs、
逆電流;I2=7.7mA,t2=16ms、パルス出
力数200回である。ソレノイド35への高電圧の印加
をOFFとする。ロックレバー31の駆動時には大きな
電圧が必要であるが、その後はスプリング39に抗しう
れば十分であるので、低電圧のみをソレノイドに印加し
、低消費電力化を図る。
【0035】(6)モード6:リフトダウン動作を継続
するモードであり、リフトダウン動作のパルス出力ごと
(スピンドルモータの1回転ごと)にマーク検出し、磁
気ヘッドがリフトダウン状態にあるか否かをチェックす
る。リフトダウン状態にない時は、さらにリフトダウン
動作のためのパルス出力とマーク検出とをリフトダウン
状態となるまで繰り返す。そして、所定のパルス出力後
にもリフトダウン状態とならない場合は、パルス電流出
力をOFFとし、モード7へ移行する。
するモードであり、リフトダウン動作のパルス出力ごと
(スピンドルモータの1回転ごと)にマーク検出し、磁
気ヘッドがリフトダウン状態にあるか否かをチェックす
る。リフトダウン状態にない時は、さらにリフトダウン
動作のためのパルス出力とマーク検出とをリフトダウン
状態となるまで繰り返す。そして、所定のパルス出力後
にもリフトダウン状態とならない場合は、パルス電流出
力をOFFとし、モード7へ移行する。
【0036】リフトダウン状態にある場合は回転数をチ
ェックし、割込2の処理を許可してモード7に移行し、
リフトダウンに関する全処理を終了する。このように上
記実施例によれば、リフトダウン処理はソフトウエア上
の制御のみであり、特別な機械的機構を必要とせず、種
々のリフタ機構に適用できる。
ェックし、割込2の処理を許可してモード7に移行し、
リフトダウンに関する全処理を終了する。このように上
記実施例によれば、リフトダウン処理はソフトウエア上
の制御のみであり、特別な機械的機構を必要とせず、種
々のリフタ機構に適用できる。
【0037】また、リフトアップ、リフトダウン動作の
電流値およびタイミングをソフトウエアにて制御してい
るため、ソフトウエアの変更により電流値および時間を
自由に変えることができる。
電流値およびタイミングをソフトウエアにて制御してい
るため、ソフトウエアの変更により電流値および時間を
自由に変えることができる。
【0038】上記動作モードで、DAC出力タイミング
は、CPU内部タイマおよびソフトウエアタイマにて行
なう(図14参照)。CPUの内部タイマは、CPU内
のハードウエアにて時間をカウントするため、ソフトウ
エア処理を中断せずに時間カウントが可能である。セッ
トした時間となると、CPU内部のRAMのビットが立
ち、ソフトはビットをみることによって時間経過を判断
する。
は、CPU内部タイマおよびソフトウエアタイマにて行
なう(図14参照)。CPUの内部タイマは、CPU内
のハードウエアにて時間をカウントするため、ソフトウ
エア処理を中断せずに時間カウントが可能である。セッ
トした時間となると、CPU内部のRAMのビットが立
ち、ソフトはビットをみることによって時間経過を判断
する。
【0039】ソフトウエアタイマは、プログラム中でカ
ウントするため、プログラムがそのカウント中は中断す
るが、短い時間のカウントにおいてはハードを使用しな
いため有効な手段となる。リフトダウン時のパルス出力
は、スピンドルモータの制御ソフトを利用し、スピンド
ルモータの回転周期を基準として行なえる。CPU内部
タイマとソフトウエアタイマとを組み合わせることによ
り、全体のタイミング的な制約が多い場合でも、問題な
く制御できる。
ウントするため、プログラムがそのカウント中は中断す
るが、短い時間のカウントにおいてはハードを使用しな
いため有効な手段となる。リフトダウン時のパルス出力
は、スピンドルモータの制御ソフトを利用し、スピンド
ルモータの回転周期を基準として行なえる。CPU内部
タイマとソフトウエアタイマとを組み合わせることによ
り、全体のタイミング的な制約が多い場合でも、問題な
く制御できる。
【0040】さらに、リフトダウンのパルス出力毎に、
磁気ヘッドがリフトダウン状態にあるか否かをチェック
し、リフトダウン状態になった時点でリフトダウン処理
を終了できるので、モード6の時間を短縮でき、結局、
リフトダウン処理全体に要する時間を短縮できる。
磁気ヘッドがリフトダウン状態にあるか否かをチェック
し、リフトダウン状態になった時点でリフトダウン処理
を終了できるので、モード6の時間を短縮でき、結局、
リフトダウン処理全体に要する時間を短縮できる。
【0041】また、クローズな制御であるため、仮に1
回のリフトダウン動作、すなわちモード6終了後にリフ
トダウンが終了しなかった場合でも、システムのタイム
アウトを待たずに検知でき、エラー処理と直接結びつけ
ることが可能である。
回のリフトダウン動作、すなわちモード6終了後にリフ
トダウンが終了しなかった場合でも、システムのタイム
アウトを待たずに検知でき、エラー処理と直接結びつけ
ることが可能である。
【0042】なお、上記の実施例は種々の変形が可能で
あり、例えば、磁気ヘッドの外周側で磁気ヘッドをリフ
トアップすることもできる。あるいはモード5において
マーク検出を行ない、磁気ヘッドがリフトダウンの状態
になった時点で、ソレノイドの高電圧をオフとするとと
もに、モード7に移行して、リフトダウン処理を終了す
ることもできる。
あり、例えば、磁気ヘッドの外周側で磁気ヘッドをリフ
トアップすることもできる。あるいはモード5において
マーク検出を行ない、磁気ヘッドがリフトダウンの状態
になった時点で、ソレノイドの高電圧をオフとするとと
もに、モード7に移行して、リフトダウン処理を終了す
ることもできる。
【0043】また、モード1,2のリフトアップ動作を
省略することもできる。さらに、図10〜13に示した
フローチャート以外のリフトダウン処理を実施してもよ
い。
省略することもできる。さらに、図10〜13に示した
フローチャート以外のリフトダウン処理を実施してもよ
い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、リフタ上の磁気ヘッド
を徐々にリフトダウンさせるに際し、リフトダウン状態
か否かを検知しながらリフトダウン動作を行なうことに
より、リフタ等の部品のばらつきを考慮して十分なマー
ジンを取った場合でも、短い時間でリフトダウン処理を
終了することができる。
を徐々にリフトダウンさせるに際し、リフトダウン状態
か否かを検知しながらリフトダウン動作を行なうことに
より、リフタ等の部品のばらつきを考慮して十分なマー
ジンを取った場合でも、短い時間でリフトダウン処理を
終了することができる。
【図1】本発明の実施例を説明する平面図であり、磁気
ヘッドのリフトダウン時(装置駆動時)を示している。
ヘッドのリフトダウン時(装置駆動時)を示している。
【図2】本発明の実施例を示す説明図であり、磁気ヘッ
ドのリフトアップ時を示している。
ドのリフトアップ時を示している。
【図3】本発明のリフトダウン方法の実施例の概略を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図4】割込1および割込2の処理の関係を示す説明図
である。
である。
【図5】リフトダウン(リフトアップ)動作を示す説明
図である。
図である。
【図6】図5の矢印C方向から見た説明図である。
【図7】リフトダウンの動作モードについて示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図8】図7のD部拡大図(概略図)である。
【図9】リフトダウン時におけるパルス出力について示
す説明図である。
す説明図である。
【図10】リフトダウンの動作モードについて示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図11】図10のモード0〜1の詳細を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図12】図10のモード2〜4の詳細を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図13】図10のモード5〜6の詳細を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図14】リフトダウン動作について示す概略ブロック
図である。
図である。
11 スピンドルモータ
13 磁気ディスク
15 リフタ
19 リフト側ストッパ
21 アクチュエータ
21a フレクシャ支持部
23,23′,23″,23″′ フレクシャ25,
25′,25″′ 磁気ヘッド27 ボイスコイル 31 ロックレバー 31a 係合部 33 回動軸 35 ソレノイド 37 プランジャ 39 スプリング 41 ストッパ
25′,25″′ 磁気ヘッド27 ボイスコイル 31 ロックレバー 31a 係合部 33 回動軸 35 ソレノイド 37 プランジャ 39 スプリング 41 ストッパ
Claims (6)
- 【請求項1】 待避位置で記録媒体から離間せしめて
磁気ヘッドをリフトアップし支承する支承部材から、磁
気ヘッドを記録媒体上にリフトダウンする方法において
、磁気ヘッドを徐々にリフトダウンするとともに、磁気
ヘッドがリフトダウン状態となったことを検知してリフ
トダウン処理を終了することを特徴とする磁気ヘッドの
リフトダウン方法。 - 【請求項2】 支承部材と磁気ヘッドまたはその支持
部材と摺擦させながら支承部材との摩擦力に打ち勝って
徐々に磁気ヘッドをリフトダウンさせる請求項1に記載
の磁気ヘッドのリフトダウン方法。 - 【請求項3】 短時間のパルス信号により、間欠的に
多数回にわたって磁気ヘッドないしはその支持部材をリ
フトダウン方向に駆動し、徐々に磁気ヘッドをリフトダ
ウンさせる請求項1または2に記載の磁気ヘッドのリフ
トダウン方法。 - 【請求項4】 上記短時間のパルス信号間に、支承部
材との摩擦力に打ち勝って磁気ヘッドがリフトアップ方
向へ実質上移動しない範囲で、磁気ヘッドないしはその
支持部材にリフトアップ方向への力を与える請求項3に
記載の磁気ヘッドのリフトダウン方法。 - 【請求項5】 リフトダウン動作の開始前およびリフ
トダウン動作中に、磁気ヘッドがリフトダウン状態か否
かを検知する請求項1〜4のいずれか一項に記載のリフ
トダウン方法。 - 【請求項6】 回転する磁気ディスクのセクタパルス
間隔を磁気ヘッドにより検知し、磁気ヘッドがリフトダ
ウン状態であることを検出する請求項1〜5のいずれか
一項に記載の磁気ヘッドのリフトダウン方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14993991A JPH04349279A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 磁気ヘッドのリフトダウン方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14993991A JPH04349279A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 磁気ヘッドのリフトダウン方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04349279A true JPH04349279A (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=15485871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14993991A Pending JPH04349279A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 磁気ヘッドのリフトダウン方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04349279A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5455723A (en) * | 1994-06-02 | 1995-10-03 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for ramp load and unload |
US5828522A (en) * | 1994-09-13 | 1998-10-27 | International Business Machines Corporation | Velocity control of head load/unload mechanism in a disk drive using dither |
US6437935B1 (en) | 1994-11-16 | 2002-08-20 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for a real and positional optimization of a storage disk data zone |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP14993991A patent/JPH04349279A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5455723A (en) * | 1994-06-02 | 1995-10-03 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for ramp load and unload |
US5831786A (en) * | 1994-06-02 | 1998-11-03 | International Business Machines Corporation | Disk drive having position sensor for ramp load and unload, and method for its use |
US5936788A (en) * | 1994-06-02 | 1999-08-10 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for ramp load and unload |
US5828522A (en) * | 1994-09-13 | 1998-10-27 | International Business Machines Corporation | Velocity control of head load/unload mechanism in a disk drive using dither |
US6437935B1 (en) | 1994-11-16 | 2002-08-20 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for a real and positional optimization of a storage disk data zone |
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